08/06/27 13:08:09
>>750
まだ通信社も海外報道の追随もなく、どうも、昨日のMHI株主総会をベースにしたっぽいが…。
とりあえず、これまで出た周辺情報を(ソースの有無はともかくとして)まとめておく。
・先の事業説明会での今後20年での目標事業規模を見ると、MRJより上のクラス機材開発は必然といえる。
URLリンク(www.mhi.co.jp)
・既にMA社長が、「将来は130席クラスを目指す。ただしB社の737後継機との兼ね合いを見ながら」と発言している。
・B社は先月、2010年ローンチ、2015年就航としてきた737後継機を、経済的改善が見込める新技術の熟成を待つとして3-5年先送りする決断をした。
・その737後継機は、大型、長距離化した787の下の穴を埋めるため大型化すると予想されていた。
したがって、B社にすればほぼ間違いなく737後継機は150席以上の機材となると想定されていた。
一方、
・現在開発中のATD-Xの試験終了が2013-15年ごろに予想され、場合によっては次期戦闘機に開発が移行する可能性がある。
そうなるとMHIは、決定的に旅客機に対する開発リソースが不足する事態が想定される。
・一方B社も、737後継機を大小2種同時開発できるか判らない。
こう考えると、110-130席クラスについては、B社とMAが共同開発しても全く不思議ではない。
むしろ、このクラスを共同開発するのは既定路線として、BとMAどちらが主導権を握るかの駆け引きが始まっており、先にMAが仕掛けたと考えたほうがわかりやすい。
今後焦点となるのは
・開発主導権を握るのはMAか?Bか?
・既にKP125を検討している経産省、SJAC、KHIはこの動きをどう捉えるか?
・この段階でC-Seriesガチンコを表明したことによるボンバルの対応と、MRJへの営業上の影響は?
ということになる。
特にガン無視されたKHIと、「今から芽のうちに徹底的につぶす」事が明らかなボンバルの動きが要注意、かな。