08/06/03 16:14:12
>>61
国交省の場合は、経産省/MHIに振り回されたというのがあるのでしょう。
元々の50席クラスの環境航空機PJ(MJ)は、2010年と想定された羽田再拡張に間に合うスケジュールで開発が進行していた。
ところが、「こんな小さいのが世界に売れるわけねぇ」と、MHIが勝手に90席級に拡大、エンジン捨てて開発を仕切りなおしたので、
羽田再拡張とそれに伴う国内航空行政の再編には全く間に合わなくなった。
この段階で、国交省や国内航空会社が「国内に売る気なし、我らに合わせる気なし」とMRJを見捨ててもおかしくない。
実際、JALの社長は羽田に間に合わないと公式の場で不平を漏らし、エンブラ導入に奔った。
海保も、MJを待って我慢してYS等を使ってたのに、機体大型化と3年遅れでしびれ切らしてしまった。実際MRJは海保には大き過ぎる。
海外マーケットの大きさを考えれば、MHIの判断は当然だと思うけどね。