08/06/07 01:26:11
>>168
全く矛盾していない。
MRJの燃費改善は以下の要素による。
・空力改善:機体断面積だけでなく、主翼形状、胴体前部・尾部及び主脚カバーの形状の最適化も大きく関係する
・システム改善:空調、照明、操縦系等の電動化、効率改善による所要エンジン出力の削減
・軽量化:炭素系複合材の多用だけでなく、在来構造部の設計最適化も大きい
・エンジン:GTFによる燃費改善
これらの要素は概ね12%、5%、3%、10%以上の割合で燃費改善に貢献するとされる。
昨年のパリショーあたりでは、エンジンにも軽量化にも大きな期待をせずに、トータル20%程度の燃費改善を謳っていたが、現在はGTFにより30%前後の改善を謳う様になっている。
それでもエンジンよりも機体の方が経済性への貢献度は大きい。
>>169
上記の数値は全てE-190比となっている。これでMHIがどこをライバル視しているかがよく判る。