08/11/27 23:18:53
極超音速機エンジンは吸入区と超音速燃焼機、ノズルなど3つの部分
に大きく分けられる。研究チームはこのうち吸入口と
超音速燃焼機を開発した。日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)
で40回試験をした結果、これまでの技術に比べて17%も性能
がすぐれていることがわかった。
吸入口は空気を吸いこむ所であり、燃焼機は内部に1.5キロ
の超音速の風が吹く状況で火花を起こし、燃料を燃やす所として
先端技術を要する。
スクラムジェットはジェットエンジンの中でも強力な
ターボエンジンやターボファンエンジンより構造は簡単
ながらも力ははるかに強いもので、世界的に開発が盛んだ。
航空機だけではなく衛星打ち上げ用ロケット、
次世代地対空誘導ミサイルなどに応用することができる。
この分野で最も先をいく米国は来年にマッハ6.5エンジン
を試験飛行に適用する計画だ。