08/01/24 11:24:13
>>195 >新ターミナルに高速船
そう遠くない将来、北側にもう一本連絡誘導路ができる。2つの連絡誘導路に挟まれる形になる
新ターミナルに船が着くためには、北側の連絡誘導路は下を船が通れる構造にする必要がある。
これがそう簡単なことではなかったりする。
連絡誘導路は既存の1期島と新しい2期島を繋いでいる。1期島はもうほとんど沈下しないのに対し、
2期島はまだまだ沈下が進む。今、B滑走路はA滑走路より10mほど高いところにあるけど、この
差は今後縮まってくる。
連絡誘導路の下を船が通るためには水面から一定のクリアランスを確保する必要があるけど、
供用時にぎりぎりで作っちゃうとすぐに沈下して船が通れなくなる。一方で誘導路の縦断勾配は
ICAOの規定で1.5%より急にはできないから、既存の南端のスポット辺りから最大勾配で擦り
付けるにしてもそんなに高く作ることはできない。どの程度のクリアランスを確保する(どのクラスの
船を想定する)かにもよるけど、確保できる余裕はせいぜい1~2m程度。
つまり、誘導路勾配と船が通れるクリアランスを両立しようとすれば沈下に応じてどこかで誘導路を
嵩上げする必要がある。結構なコストが余分にかかることになるけど、そこまでして船を通して果たして
それに見合う便益があるのかってこと。そもそも需要が(以下略)