08/01/07 12:36:46
実際のところ、金さえ掛ければ100年でも200年でも空港機能を維持
することは可能。やり方はいくらでもある。1期島に関しては全週を
取り囲む止水壁が完成しているので内側はポンプを動かし続けている
限り冠水の心配はない。止水壁の外側、特に2期島に面した側の護岸際
は何もしなければあと10年程度で冠水する。第2ターミナル建設に併せて
何らかの対策を取ることになると思われる。
冠水の心配が無くても、第1滑走路は早晩大規模な改修が必要。第2
滑走路完成を受け、部分閉鎖で今年から着手するが、本当のところは
全面閉鎖で2mくらい盛り上げておきたいところ。実は、周辺空域の制限
表面を決めている滑走路標高がそれくらい下がってしまっている。本当なら
制限表面も下げないといけないのだが、今のところはそのまま。
2期島については、今後50年は護岸を何度か嵩上げする程度で大規模な
改修なしに空港機能を維持できる予定。100年程度までは止水壁も必要
ないだろう。設計では50年まで考慮している。
1期島建設での沈下実績を基にした現在のFEMによる沈下予測プログラム
は今までのところ非常に高い精度で沈下をシミュレートできている。