05/10/10 11:30:04
>>68
経由地多すぎないか?
>>72
藤田日出男さんの『あの航空機事故はこうして起きた』には
スーシティーDC10の事故の日米の新聞報道の比較がされていますが、
『USA・トゥデイ』紙のように「パイロットは勇気ある行動を示した。航空の歴史に名を残してたたえるべきだ」
などとパイロットも高い評価を受けた。『ワシントンポスト』紙は「訓練と早い対応そして幸運が犠牲者を少なくした」
との見出しで、犠牲者が非常に少なかった事故として報道し、「2年前にスーシティが行った
訓練に酷似した事故」と2年前の救難訓練を紹介した上で、「空の経験豊かな優れたパイロットたちと、
地上の救助チームが事故機DC10のために30分で空港に集まったことによる」と犠牲者が少なかった理由を結論付けていた。
これを日本の新聞報道と対比させると際立つ違いに一驚させられる。
7月20日付の各紙は、この事故を「エンジン爆発、緊急着陸に失敗 150名以上が死亡」
「緊急着陸に失敗180名死亡、生存は110名」とトップ記事でネガティブに報じている。
この事故は少しでも航空機に関心のあるものならば、全員死亡でもおかしくなかったと
考えるのが普通であろう。186名の命を救った「奇跡の着陸」と正当な評価を前面に
押し出したアメリカの報道は航空関係者には納得のいくものだった。
とあります。