09/03/28 15:45:04
そういえば、昨日調べた信じるに足りるある資料によると、
ヤン・ウェンリーなる人物はアル中に近かったそうだ。
同盟が存命の時も、さらに革命軍となった後も、
ブランデーないしはワインを飲みながら戦闘を続けており、
片時も手から離すことはなかったそうだ。
当時の軍務義務の医師の診断書ではそこが改竄されていたそうだが、
彼が手記が近年発見され、そこに書かれていたそうだ。
さらに言えばお酒に関しては少々感情・粗野的になることもあったらしく、
ユリアン氏、次にヤン夫人も機嫌を損ねないように必死だったらしい。
一度機嫌を損ねれば手が出ることもあり、かのシェーンコップをしても取り押さえるのに必死だったとか。
ここからは推測だが、周囲にはシェーンコップ、ポプランといった大酒飲みがいたために
13艦隊が増設されてからはその傾向が強くなったと思われ、
常々その自分勝手な姿勢は注意を受けていたそうだ。
酒乱と軍部批判が絶えなかったらしく、とてもじゃないが後世で聞き見るような英雄には程遠かったらしいね。
彼らを含め当時の軍部がそれを嫌い帝国軍に対して油断させるつもりもあり、
イゼルローン方面軍という名ばかりの前線に軍部の規律を乱す連中を追いやったらしい。
そしてここからが未遂に終わったらしいが、当時の経済状況はかなり緊迫しつつあり、
フェザーンの影響力も増していたらしくそれを疎んでいた当時のトリューニヒト閥と軍部は起死回生策として
ヤン・ウェンリーをおとりにしてイゼルローン奪取計画が行われている間にフェザーン回廊を占領、
そこに完成しつつあったイゼルローン級要塞を設置する予定だったらしい。
これはこれまで公表されずにきた初代獅子帝の軍務尚書への報告書から明らかになったことであり、
これらのことから推察するにヤン・ウェンリーはそこまで大人しい人物じゃなかったそうだ。
また、この案が成功していたら銀河の歴史もまた変っていただろうし、最低獅子帝の銀河統一も遅れていただろうね。