09/03/27 18:48:54
>>703
あれだよね。
ちゃんと見ている、能力を評価している人がいて、
その人が何かしら便宜を図るって感じかも。
こういっちゃ身も蓋もないけど、
たまたまアンネローゼが皇帝に後宮に入り寵愛を受け、
たまたまキルヒアイスが引っ越してこないだけでも歴史は変わるわけで。
物語の中に出てくる事象が1秒ずれただけでもラインハルトはしんでいる可能性は高い。
逆を言えば現実は小説よりも奇なりとは言うが、
それくらい現実も小説も細い一本の線の上を歩いているようなものなのかもね。
で、その上でいえば、
さらにミュッケンベルガーの性格や外伝に出てくるラインハルトの上官たちも含め、
少なからずラインハルトの栄達に寄与し、支えている。
目に見える強固な基盤はなくともそういった小さな手の積み重ねと、
機会と、ラインハルトの実力が彼を天下人にさせたんじゃない?
そう考えると木下秀吉に近いものを感じたりもする。