10/03/05 20:58:29
少なく見積もっても20年は前の短編集だと思います。
日本人作家の本です。
憶えているだけのエピソードを列挙してみます。
1)宇宙船でクルーが次々と死亡。生き残った女性が主人公。
擬似人格を持った船のコンピュータを相手に試行錯誤で地球へ帰る。
本人はコンピュータと心を通わせたと確信しているが、
周りは孤独にさいなまれて幻覚を見たのではと認識するような終わり方。
2)「レベッカ」っぽい設定で、ダンヴァース夫人みたいな女にそそのかされて
主人公が開かずの間に入っていく。そこには罠があって、というような感じ。
3)家庭的で暖かい雰囲気の飲み屋を見つけて常連になった男。
でも、友達を一緒に連れて行くとその店は見つからない。
男は薄々その飲み屋がどういう場所なのか察しつつ通い続ける…
最後はなんとなく男が死ぬのを匂わせていたような。
こんなところまでしか憶えていませんが、お願いします。