10/02/14 21:09:33
>>640 作者が違います。豊田有恒「異聞・ミッドウェー海戦」中、「ミッドウェー異聞」だ。
戦国自衛隊(日本映画)-ファイナル・カウントダウン(米映画)-ミッドウェー異聞(日本短編)-大逆転・ミッドウェー海戦(日本長編) と来て、
いまの自衛艦タイムスリップもの架空戦記の根幹を築いた記念碑的作品です。すっかり忘れられてるけど。
・アメリカ人もわかるように英語で会議をして、日本人同士で英語を話すのを見てアメリカ人が驚くシーンがある
このシーンがあるなら間違いない。日本国の海上自衛官として、現代の米軍を同盟軍として認識しているんで、
1942年の(大日本帝国の敵たる)米軍士官に対しても無意識な心遣いを入れてるって話でした、確か。
あと余談ながら、もしこの本を読んで、名古屋の話でケインズ経済学に興味を持ったら(27年前の私がそうでした)、
現在なら、ポール・クルーグマン「クルーグマン教授の経済入門」という名著が出てるのでどうぞ。
ノーベル経済学賞受賞者でもとからのSFファン、アシモフのファウンデーション・シリーズ作中の心理歴史学に、
現実世界で一番近い学問として経済学を選んだという人が、まったくの素人向きの入門書として書いた本です。
あの頃にこれが出てればなあ…母上にも一応伺ってみて下さい。