09/07/23 01:57:28
>>386
SFでもファンタジーでもないけど、漫画なら心当たりがある。
骨董屋の孫が不可思議な体験をする連作短編漫画の一話。
舞台は明言されてないけど大正か明治くらい。
雨柳堂夢咄の16話「月の花影」がそんな話。
コミックだと3巻、文庫では2巻に収録されている。
93年の作品。
骨董好きの男性が花瓶に庭の梅を生けると、梅の精が現れて一夜を共にする。
数年後、主人公がいる骨董屋に女が訪ねてくる。
女は梅の精で、男性の死後に売られた花瓶を追ってやってきた。
今年で枯れてしまうので最後に思い出の花瓶に花を生けたかった…
と花を生けて去っていく。
って話だけど違うかな?