今日読んだSF/FT/HRの感想 10冊目at SF
今日読んだSF/FT/HRの感想 10冊目 - 暇つぶし2ch755:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/17 01:14:31
俺のは初版だったが('83)『大魔王作戦』、今でも挿絵は一緒なんかな?
ミッキーマウスが出てきたんだが(P227)ww

んで感想を。…エログロなき『エスパイ』とかwww
それと、前三作に十年送れて書かれたオペレーション・チェンジリング
(19章から)、ポールの保守っぷり全開なのがちーとならずキツかった。
つうかでやっぱね、どうしたって親和性高い思うわSFファン。もろ軍需
だもんな、だって、宇宙開発。何を云おうが結局のところはってやつ。

756:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/17 09:48:30
>>751
エルフは戦場描写がいいな。
マスケット銃ところとかさすがに歴史を知ってる作家だけある

757:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/17 16:13:57
マスケット銃ファンタジーっつうとWiz7を思い出す。

758:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/19 01:37:07
>>755
日本語でおk
あとP217な

759:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/19 22:55:46
反逆者の月、あれでシリーズ終わりか?

ダハクが全然活躍しなかったじゃないか!
・・・と、感想ね。
今ミリタリーづいてるので評価は激甘だけど、
こういうのすごく好きなんで満足。

ただ、宗教国家が出てくるとダメだな。
グレイソンとかもそうだったけど、
そこの人物がどうしても作者の意図通りの魅力的人物に見えない。
てことで、7/10ってとこか。

760:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/20 12:22:50
そういえば、 レインボーズ・エンド(創元SF文庫、ヴァーナー・ヴィンジ)
読了した。面白かったよ。
割と違和感のない近未来テクノロジーの描写とか、ヴィンジだからシンギュラリティ
との関わりとか、あるいはウサギの正体なんかを読み込んで楽しむ
人もいるんだろうね。

けど、シンプルかつ直線的なストーリーで、アルツハイマーから復活した
主人公が事件を通して家族と和解あるいは折り合いを付ける、ほろりとさせられる
ラストが良かった。ヴィンジはスペオペしか読んだことがなかったので、
こういうほのぼの(?)系近未来小説も書けるのね~という新鮮さもあったな。
最近出たSFのなかでは一押し、噂の続編も期待したいところ。

761:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/20 13:41:12
J.G.バラードが逝去したな。追悼で1冊読んでみるか(´・ω・`)

762:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/20 16:01:59
小松左京 飢えなかった男 短編集
表題作は、あるきっかけで光合成できるようになって飢えなくなった男の話だけど、
計算では普通の光合成だけではエネルギーが足りない。では
どうやって補うか?ってアイディアがちょっと面白かった。

小松左京 おれの死体を捜せ
探偵と秘書が相変わらずいちゃいちゃしてる探偵事務所にお金持ちの
幽霊が自分の死体を捜してくれと頼みにくるファンタジー短編集。
莫大な報酬で事務所を改造して、エロい気分になったらベッドが
トランスフォームして出てくるとかくだらない話にばかり力をいれてる。
解説で、さよならジュピターのために事務所を開いた小松さんのところも
社長の小松さんと秘書さんの二人だけだがこっちはまじめなんだよ、なんてフォロー
が入ってたりする。

763:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/23 20:34:24
スターシップ―反乱 (ハヤカワ文庫SF) マイク レズニック

読了した。ミリタリSF。
想定どおりの主人公と想定どおりのキャラクタが想定どおりのストーリーを
繰り広げるという、水戸黄門なんかに通じる小説。ご都合主義と
後出しじゃんけんが全編を貫きはずしがない。
「赫々たる功績をあげながらもときとして軍や上官の命令にしたがわない
ヒーロー中佐。軍に疎まれた彼は辺境を警備するボロ船に配属されるが…」
という出だしからストーリーを想像すると、たぶんそんな外れない。
なんで、読まなくても表紙だけで読書体験が満喫できるという快作。

反乱の以降の下りは外したつもりかもしれないがオチは予想通りとだし。
ある意味安心して読めるという人もいそうだけど俺は途中で何度か放り出して
何も読むものが無いときに飛ばし読みしてしまった。

あまり七面倒くさいもんを読みたくないときとか、ちゃんと読めば数時間で
読み通せるんで近距離の出張のお供にはいいかもね。毒にも薬にも
ならないし得るものもないから邪魔になったら捨てても惜しくない。10点中2点。

764:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/24 01:56:51
近年出版されるファンタジーはハリーポッターの影響を受けているか、
あるいは氷と炎の歌の影響を受けているか
そのどちらかだと言ってもいいくらい両者のフォロワーは多い。

単なるまねではなく、オリジナリティをどう発揮できるか
という意味で成功していると思うのが

ハリーポッタータイプなら
Patrick RothfussのThe Name Of The Wind(翻訳あり)

で、氷と炎の歌タイプは
Joe AbercrombieのThe First Law三部作
Brent WeeksのThe Night Angel三部作
Brandon SandersonkのMistborn三部作 (エラントリスの作者ですね)
が文句なくお勧めできる。

それぞれ、影響を受けた元の作品を10点として比較すると
12点:The Name Of The Wind
7点:The First Law
8点:The Night Angel
8点:Mistborn
くらい。
マーチンは偉大であるという結論だ。

ちなみに、別路線のファンタジーでお勧めは
Paul ParkのA Princess Of Roumaniaからはじまる四部作
これは並行世界ものの佳作だと思う。
個人的な趣味で、作中に恋愛がでてくると途端につまらなくなってしまうのだが、
そういう意味で、この作品も三巻あたりから辛くなってきた。
それにもかかわらずお勧め 7点

765:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/24 01:58:24
翻訳出てる奴はカナ表記でええやろ

766:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/24 03:12:04
ミストボーンは来月早川から出るな。エラントリス大好きだったんで期待。

767:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/24 03:25:52
エラントリスの人の新刊出るのか、こりゃ買わざるを得ないな
調べたらエラントリスの続刊も存在するみたいなんで、これの翻訳もして欲しいねえ

768:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/24 16:01:13
月は無慈悲な夜の女王 ハインライン
内容は普通に面白かったんだが
ところどころ校正漏れなのか原著の味を活かそうとしたのか
判断がつかない部分が多くて読み辛かった

769:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/25 00:31:37
まだ全部読み終わってないけど途中までで。

「拷問者の影」「調停者の鉤爪」「警士の剣」ジーン・ウルフ

最初の方の徒弟時代はダルく感じて読み終えられるかどうか不安だったが、剣舞の塔を追放されて以降は、ユニークな事物が
奔流のように登場して、ぐいぐい読み進められた。
物凄く仕掛けの多い小説ということだけど、エンジンサマーみたいに、露骨に「さあ読み解いてくれ!」的な感じではなかった。
とりあえず1週目は普通にSFファンタジーとして楽しめばいいのかな。

あと、主人公セヴェリアンの設定や言動が、なんか調教系のエロゲーの主人公みたいだなーとか。

8/10

770:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/26 00:12:41
エラントリスの人はたしか
Wheel of time の完結編(?)を書いてるね

771:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/27 00:27:28
エラントリスの人が時の車輪の続き書くのか。
俺は途中で読むの止めたが頑張ってほしいね。

>>764
海外じゃハリポタと氷と炎の歌の影響が大きいのか。
ハリポタはエブリディマジックで学園ものとか思春期とかの要素かな?
氷と炎の歌は群像劇な戦記とかまあ主役が視点じゃないのは新鮮ではあるな。

英語ができるのは羨ましいかぎりだ

772:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/27 00:38:51
エラントリスの人エラントリスの人って、誰も名前知らんのな


773:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/27 00:55:29
ブランドン・サンダースン

774:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/28 21:17:21
ハムの人みたいだな。

775:名無しは無慈悲な夜の女王
09/04/28 22:14:14
エラントリス
このスレで話題になってたので読んでみたが、登場人物達が全員ポジティブ。
シャオドに見まわれた王子ラオデンも、悲観に溺れることなく、テキパキと街を
再建しようとしてて好感が持てる。最後の超人バトルはドラゴンボールみたいなイメーシで
読んでた。一応きちんと終ってるけど続編へつながるネタ多数。サレーネの
セリフじゃないけどエラントリス人との初夜はどんな感じなんかね。

アルファオメガ 小林泰三
エラントリスを借りにいった図書館で「腕一本から蘇った主人公」の惹句にひかれて
借りた1冊。主人公が諸星隼人って名前で気づくべきだったんだけど、最初は
飛行機事故でバラバラ死体が散乱してる描写が延々とつづくんで
物語がどう進むのかイマイチみえなかった。が、光の生命体「ガ」がとりついて生き返った
主人公が変身・巨大化して影の生命体怪獣とジュワとかいいながら戦うに及んで
これはギャグなんだろうか?と。毎回戦うたびに、街が半壊、多数の住人も巻きこ
まれて肉片に変えられてる。R指定のウルトラマンができたらこんな感じなんかな?
義妹との関係はもっとひっぱるかと思ったが・・・
途中からの展開はちょっと諸星大二郎の生物都市みたいな感じ。


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