09/04/24 01:56:51
近年出版されるファンタジーはハリーポッターの影響を受けているか、
あるいは氷と炎の歌の影響を受けているか
そのどちらかだと言ってもいいくらい両者のフォロワーは多い。
単なるまねではなく、オリジナリティをどう発揮できるか
という意味で成功していると思うのが
ハリーポッタータイプなら
Patrick RothfussのThe Name Of The Wind(翻訳あり)
で、氷と炎の歌タイプは
Joe AbercrombieのThe First Law三部作
Brent WeeksのThe Night Angel三部作
Brandon SandersonkのMistborn三部作 (エラントリスの作者ですね)
が文句なくお勧めできる。
それぞれ、影響を受けた元の作品を10点として比較すると
12点:The Name Of The Wind
7点:The First Law
8点:The Night Angel
8点:Mistborn
くらい。
マーチンは偉大であるという結論だ。
ちなみに、別路線のファンタジーでお勧めは
Paul ParkのA Princess Of Roumaniaからはじまる四部作
これは並行世界ものの佳作だと思う。
個人的な趣味で、作中に恋愛がでてくると途端につまらなくなってしまうのだが、
そういう意味で、この作品も三巻あたりから辛くなってきた。
それにもかかわらずお勧め 7点