08/11/26 03:39:04
ニール・スティーヴンスン『スノウ・クラッシュ』
雑多なフランチャイズ等によって分割されている北米。
「最後のフリーランス・ハッカー」「世界最高の剣士」であるヒロアキ・プロタゴニストは、
友人が「スノウ・クラッシュ」により昏睡に陥ったことから、ある陰謀に巻き込まれる。
なるほど、これは確かにポストサイバーパンクだ。
仮想現実の典型的アイテムの有効活用だけでなく、現実方面でも魅力的なガジェットが登場し、
さらに両者において有効な太古からの……
もっと早くに読んでおくべきだった、古本屋にはどこでもハードカバーの方が置いてあるから。
でも文庫版の表紙も中々グッド。
9/10。
> 『スノウ・クラッシュ』は走る小説だ。
は真。疾走から始まり、疾走にて終わる。ラストの疾走は素晴らしい。