08/10/03 00:21:14
小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』
左遷され田舎村に派遣された騎士ルドガー。
泉の精レーズの願いに共感し、中州に街を建設することを決意する。
初っぱなから歴史の大物が出てきて掴みはグー。
レーズのサポートも、大きすぎず小さすぎず、適度な具合。
てっきり時砂や、導きのようにエピソードの連続で近代まで歴史が進むのかと思ったが、
大して時間は進まなかった。これ興亡記?
雰囲気は、「惑星ノ鐘」に近い。SF要素はオマケなので、ライトな中世を楽しみたい人にはお勧め。
てかこれ続くよな? 売り上げ次第だと思うけど。
7/10