08/05/07 14:45:17
>>439
ジェレミー・マイクル・ボーダ提督じゃないかな
1939-1996
16歳で家出して海軍に入隊、士官学校どころか大学すら出ずに(後に学士を取得)一般兵士から叩き上げ、20代で駆逐艦艦長(史上最年少)となりベトナムで活躍する
91年(52歳)に在欧米国海軍総司令官兼NATOヨーロッパ連合コマンド南ヨーロッパ連合軍総司令官に就任
ユーゴ内戦で実力を見せ、94年には第25代米海軍作戦部長という海軍のトップにまで上り詰める(55歳、勿論史上最年少)
士官学校を出ていないため同期と呼べる存在が無く、派閥争いの激しい米海軍に於いてここまで出世したのは特筆すべき事ではあるが
本人は派閥や官僚論理とは縁遠く、米海軍のスキャンダル事件でも部下を庇い、もみ消しを図る勢力に健全と対抗するなど
高潔で常に一般兵士の気持ちを考える人物であったとされる。
そのためか敵は多く、経歴詐称疑惑をふっかけられたりベトナム戦功記章の授与に疑いをもたれるなど、かえって米海軍の闇を浮かばせるエピソードが残っている。
最後は自らの名誉を守るため(と言われている)に自殺。享年57歳であった
提督を良く知る人物は、彼にとって海軍こそが家族であり、彼程見も心も海軍に捧げた人物はいない、と評した。
因みにあのアーレイバーグが死去した際作戦部長の職に就いており「「海軍将校とはいかなる存在なのかを定義した人物」とバーグを評した