07/10/29 17:40:11
信憑性のある一次資料にはカーテローゼ・フォン・クロイツェルなどという
婦人下士官の名前は見出しえない。
思うに、ユリアン・ミンツの少年時代に、初恋の相手役がいれば面白くなるなと、
作者が創造した、いわゆる小説的ロマンスのための架空のキャラだろう。
ましてワルター・フォン・シェ―ンコップの娘などという設定は
小説的想像そのものである。
これは数千年前、地球時代の歴史小説家、リョータロー・シヴァの作品「リョーマがゆく」で、
勝手に「オタヅ様」なる実在しない姫を出して、リョーマと恋仲にしたのと同じ手法である。