07/10/30 11:14:47
誰かも言ってたが、貴族連合の兵力が全部私兵とは思えないな
私兵と一口に言っても色々あるけど一から十まで貴族が組織した兵隊ではないと思うよ
内戦勃発時の帝国軍の高級士官は殆んど貴族なんだから
ラインハルト隷下の部隊でも中央の部隊やラインハルト子飼いの部下ならいざ知らず
地方艦隊や辺境艦隊の指揮官なら離脱して貴族側に走ると思う
双壁戦でもそうだが、下士官がどう思おうと、とりあえず部下達はその時の上司についていくしだろうしね
銀英に直接関係ないけど、所謂「常備軍」と「絶対王政」の関係は
武器、戦闘が高度化するにつれて諸候はいよいよその負担に耐えられなくなるから
国王が権力を中央集権化し官僚制、税制を整え初めて組織的な軍隊が出来あがっていく過程がある
騎士階級が没落していって一般の兵が小銃や大砲もって活躍していく訳だ。
そう考えると銀河帝国の貴族の権力財力がどの程度かは分からないけど
艦隊の維持なんて莫大な費用が掛かるんだから、兵の錬成、補給、運用なんかのプロセスを全部私費で賄う事は困難かなと思うよ
例えば、○○伯領方面艦隊司令官○○伯とか、あるいはその方面の司令官が非常に貴族と癒着していれば、
(守○次官みたいに、装備調達に大貴族が便宜をはかる関係)
内戦勃発時にはそういった正規軍も、正規の指揮を離れ貴族側になだれ込む可能性はあるよね
ここで言う貴族連合の兵力と言うのは
極め私的に使用された正規軍なんではないかな
それを「私兵」というなら私兵かもしれないけどね