銀河英雄伝説素朴な疑問 Vol.32at SF
銀河英雄伝説素朴な疑問 Vol.32 - 暇つぶし2ch200:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 11:24:56
赤毛死後、ラインハルトの機能不全を埋めて
リヒテンラーデを排除したのが義眼、色目、早漏の三人だから、だろ

オベが提案しそれにゴーサインを出したのが双璧二人

201:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 12:41:22
>>オフレッサー相手に白兵戦を挑んだあたりかな。

挑んでないでしょ。
あれはミッターマイヤー共々距離を置いて挑発し、
オフレッサーを落とし穴に誘い込んだだけだよ。

ちなみに、あの局面での自爆は二重の意味でありえない。
オフレッサーは金髪の小僧とその部下たちを常々見下し
実際通路での白兵戦でラインハルト軍を圧倒し優位に立っていた。
選民意識を持つ門閥貴族が「平民共(下級貴族も含めて)との相打ち」
の可能性など考慮するだけで恥と思うだろうから選択肢に入らない。
また、戦略面で重要な通路だから敵味方共「破壊せず確保」する必要があり、
ゼッフル粒子散布下での白兵戦が展開されていたのだ。
だからこそオフレッサーは敵の銃撃を気にせず最前線で
戦斧を振り回していられた。でなけりゃ平民共の銃撃で蜂の巣だよ。
当然オフレッサー自身爆発物なんぞ身に帯びているはずもなく、
穴に落ちたからといって自爆したくてもできないよ。

202:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 12:47:13
>当然オフレッサー自身爆発物なんぞ身に帯びているはずもなく、 .

拳銃一丁で自爆できるから身に帯びていても不思議ではない。
あの時点でオフレッサー側には勝機は無いのであり、後は意地の問題でしか無かった。
敵が自暴自棄になりかねない状況下でゼッフル粒子に満ちた空間に指揮官自ら
出撃するのは無用なリスクでしかない。

203:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 13:14:28
>191・194
帝国本土に比して艦艇・人員が不足しているので純軍事的にグリルパルツァー
の兵力は喉から手が出るほど欲しいというのが一つ。
さらに、自らの正義を世に示さねばならないロイエンタールとしては、
自ら志願して馳せ参じたグリルパルツァーを政治宣伝の具として
重用する必要もある。
彼自身部下に説明しているが、胡散臭さを感じたくらいで逮捕・拘禁しようものなら
他の部下達が萎縮してロイエンタールへの信頼が失われかねない。
グリルパルツァーを信頼していた訳では無いが
当時は他の選択肢が無かったのだ。



204:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 13:33:05
あの時点もどの時点も、罠きまるまではオフレッサー側圧倒的優位で
その原動力たるオフレッサーが思いもよらぬ方法でつかまったのに行きなり自爆なん考慮しても可能性としてははるかに低い

自爆なんて発想は追い詰められた側が考える様な戦法で
圧倒的優位なオフレッサーがあの段階で自爆するように考えてるんだったら
そもそも、通路確保の為に白兵戦をオフレッサーが選んだ意味がなくなる

戦争なんてどの策にしても多かれ少なかれリスクが伴う
あそこで、可能性の低い自爆なんかに怯えてオフレッサー自由にさせる方を選んだらその方がよっぽどの凡将
敵が実施困難な策とも見抜けず、それに怯えて可断の指揮を欠くなんてね話になんないよ

オフレッサー側が圧倒的に不利な状況なら高級指揮官道ずれなんてのも可能性として出てくるが
オフレッサー圧倒的優位を罠で一瞬で逆転させるから、余計な策をされることなく確保できるんだよ

オフレッサーが自爆なんざ、何処読めばそういう発想になるんだか
後だしで、仮定だすなんざ誰でも出来るぞ
もう一回よく読み直すことをすすめるよ

205:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 14:08:26
>>172
でかい外壁傷つけるのやっとで、ピンポイトでゲート狙えるんだったら
イゼルローンの外壁ともどもどんだけ防御ざるなんだか

弾薬使えばなくるが、使い方しだい
まさか、艦隊のみで弾つきるほど撃ってりゃべつだがね
だから要塞火力は健在なんだって、要塞艦隊が補給のこと忘れて会戦してくれるといいな

混戦ってのは彼我の距離が相当近づいて表れるもんで要塞火力の外に出なきゃ発生しないよ
圏外で団子になって帰ってくるから「味方打ち」まで話でくるの
波状攻撃、彼我の距離が開いてたらただの的
艦隊なくなるまで波状攻撃できるといいな

永遠にゲート攻撃してれば、そりゃ艦隊も補給できないわ
攻撃できればね

占領する気ないならそれこそガイエぶつけるとかって話になるんじゃないの


206:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 14:28:00
>>201
一応、細かい突っ込みをば。
オフレッサーは貴族連合に身を置く上級大将ではあるが、
本人は下級貴族出身で大したコネもなく、
流した敵の血だけでのし上がった叩き上げの武人。
必要とあらば相打ちだって狙うだろう。
ただしそれはあくまで皇帝陛下の御為にであって、
門閥貴族の為にって事は無いだろうがな。
ま、あの場に金髪がやって来た場合には自爆の選択肢もあり得るが、
それ以外の枝葉相手にする事は無いと思う。
ただしオフレッサーの部下までは知らない。
オフレッサーが劣勢と見れば諸共自爆、という可能性は捨て切れないだろう。

207:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 14:34:30
>>206
 可能性だけ言えば、なんだってあり得るよ。
 重要なのは、それがその状況でどれほどの現実的かという蓋然性。現実的でない可能性まで考慮することを杞憂という。

 君の意見は、既に反論のための反論になっているから、そろそろ諦めたまえ。

208:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 14:43:06
>>207
諦めるも何も、>>206が初めてなんだが?
何を独りで興奮しているの??
で、こっちが取り上げたのはオフレッサーは選民思想など持たない武人だって事と、
姉と揃って皇帝陛下を誑かした金髪を殺す為なら手段は選ばんだろうって事だ。
オフレッサーの忠誠の対象は貴族でなく皇帝だからな。

209:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 14:59:07
>177
 ローエングラム朝初期だと、憲兵=国家警察でもあるので、国内治安維持責任者。
 そういう意味で尚書級でないと「釣り合いが取れない」のだよ、組織的に。

 ついでに、日本では警察庁長官は事務次官相当だが、それはさらにその上に「国家公安委員会」
があって、その長が国務大臣だからだ。
 憲兵総監の上にそういう組織があるなら次官相当でも問題はないが、そうでないなら(この場合
軍務尚書が上というのは、軍内部における独立性を維持するためには問題になる)、少なくとも
通常の次官よりは上としないと駄目ですな。

210:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 15:19:09
>>206
横槍レスを入れるときは、そう明記しないと
IDなしのスレでは、カリカリしてる人にいらん誤解を与える事がある。


211:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 16:11:57
>あの時点もどの時点も、罠きまるまではオフレッサー側圧倒的優位で

戦術的優位と戦略的優位の区別がついてないな。
そもそも要塞の心臓部に入り込まれた時点で戦略的にはほぼ負けが決まっている。
要塞全域に入り込んだラインハルト軍を一人で全滅させられない以上。
後は兵糧攻めでも力押しでも何とでもなる。

オフレッサーに残された選択枝なんぞ「どれだけ道連れにするか」だけ。
ゼッフル粒子が立ち込めているんだから自爆を選ぶのは当然あり得る選択肢だ。
そして落とし穴なんて方策では自爆を止めることもできん。

艦隊戦において数万数十万の兵を犠牲にしている将官が
多寡が数百人程度の陸戦隊の命を惜しんで危険地帯に身を晒す。
匹夫の勇であり愚行でしかない。


212:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 17:32:38
オフレッサーは斧一本で一番下から上がってきた強者であって、「家名のためにも自爆して果てる」などという考えはカケラも持っていないでしょう。
根本的に「自分が(白兵戦で)敗れる」とは思っていないので、どれほど数的に不利になっても「自分が(一人で)敵全員をぶち殺せばいい」と考えるでしょう。
とうぜん、死ぬ気はない。

213:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 17:34:53
ケスラーの「格」を論じる際に役職の格で決論づけるのはおかしいと思う。
例えば大蔵官僚が他省の格上の役人に対して大きな顔するように、
権力(金・軍事力etc)の後ろ盾、というものを考慮すべきではないだろうか。
リップシュタット戦役以降の銀河帝国において法とはすなわちラインハルトに他ならない。
リヒテンラーデ侯の末路を見ればわかるとおり、ひとたび彼がGOサインを出せば
現職の宰相閣下に言いがかりをつけて「自殺をお勧め」できるのだ。
そのような体制下にあって、ラインハルトの「お気に入り」である元帥府時代からの提督達は、
本人が望むと望まざるとに関わらず周囲から一目置かれる存在たり得る。
その才覚故に憲兵総監・首都防衛司令官を任されるケスラーの「格」は額面どおりに受け取るべきではないと思う。
少なくとも、銀河帝国の臣民・文官は読者のような視点でケスラーを論じられないと思う。


214:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 17:39:00
>>208
>オフレッサーは選民思想など持たない武人だって
思い切り好意的な表現だなw
 あれは単に脳まで筋肉タイプの野蛮人なだけ。選民思想なんて上等なもんとは無縁(なんでそんなもんが出てくるか
分からんが)。武人と言えば武人だが、誤解を招く表現なのでお奨めしない。
 皇帝に対する忠誠心はあるだろうが、基本は自分の腕前を買ってくれた親分に従っているヤクザ・用心棒と大差ない。
 その親分や主流派に背く立場なんてものを、是非に関係なく認められないだけ。

>>209
 >戦術的優位と戦略的優位の区別がついてないな。
オフレッサー自身つけられないタイプ。
 自分が暴れて、目の前の敵をブチ殺すことが勝利―て脳筋人間は、そこまで冷静に先読みしない。
また、生きてる限り負けを認めない典型的ヤクザタイプでもあり、自爆罠を用意なんてのはアウト・オブ・眼中(する
なら、腹に爆弾巻いて脅しかけるか、自分だけちゃっかり逃げるよw)。何より、このタイプは自分の格を対外的に高く
誇示したい見え張りだから、刺し違えるにしてもラインハルト以外は選択外(そのラインハルト自体、見下していたん
だから、刺し違える以前に苦戦することすら考えない)。
 ゼッフル粒子散布で白兵戦を強いるというのは、この世界の白兵戦の基本で、彼の能力・立場で選択できる
手段だったからやっただけだろさ。
 

>多寡が数百人程度の陸戦隊の命を惜しんで危険地帯に身を晒す。
>匹夫の勇であり愚行でしかない。
なんだ。そもそもの状況や前提条件すら理解してなかったのか…… 原作嫁
 要塞を奪取したかったから、動力室を確保したかったんだがな。オフレッサーもそれぐらいは理解していたから、
あそこに立て篭もっていた。
 


215:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 18:02:34
>オフレッサーは斧一本で一番下から上がってきた強者であって、「家名のためにも自爆して果てる」などという考えはカケラも持っていないでしょう。

>自分が暴れて、目の前の敵をブチ殺すことが勝利―て脳筋人間は、そこまで冷静に先読みしない

全て、希望的観測に過ぎない。
オフレッサー自身には自爆と言う選択が残っており、それを実行する手段がある以上
それはリスクファクターとして考慮に入れるべきだ。現場の最高責任者二人が雁首そろえるなど論外。


>要塞を奪取したかったから、動力室を確保したかったんだがな。オフレッサーもそれぐらいは理解していたから、
>あそこに立て篭もっていた。

それがどうかしたのか?
陸戦隊を数千人投入して波状攻撃すればそのうちオフレッサーも落ちるだろ。
その過程で数百人死ぬかも知れないが、それは計算できるリスクでしかない。

216:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 18:05:54
>>211
戦略レベルの不利を地の理で戦術的に挽回してるだよ

オフレッサーの場合戦略的な不利を戦場を通路の白兵戦に限定させることによって
相手の戦略を限定させ、とれる戦術の幅を狭め
不利を一気になくしてしまったところにある
なぜラインハルト達が通路の早期確保に拘ったっか考えないよね
内戦の長期間を恐れるラインハルト達が時間のかかる兵糧攻め?
それこそラインハルト達の戦略を理解していない

では、晩年のイゼルローンにこもったヤン艦隊が戦略的に有利だったとでも?

狭い回廊で、戦略的劣勢のヤンが数の不利を補って互角に戦ったことしかり
白兵戦に限定させたオフレッサーしかり

そういう、少数の戦略、戦術を理解してないよ
それを無視して自分に都合よくラインハルトやオフレッサーの戦略を解釈し戦局を判断して、オフレッサーが不利とかいってるなら
それこそ戦略戦術を分かってないよ

217:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 18:31:37
>>215
自爆するというのも貴方希望的観測にすぎないですよ

言ってるでしょ指揮官の性格、置かれてる状況からして自爆の可能性は少ない
だから、簡単な罠であっさりオフレッサーを捕獲して自爆の隙間すら与えなかったのだと

それこそ、あそこでオフレッサーに時間を掛けていたら戦いは長期化しますよ
時間の掛かる兵糧攻めをしてもいいでしょう、そして得意の白兵戦の不利を悟ったオフレッサーはいよいよ自爆が視野に入るわけです
多大な時間をかけて、要塞爆破されて貴重な時間を浪費した、随分な話ですね

何故ラインハルトは早期確保を目指したか考えてください

〉それがどうかしたのか?
戦略目的も分からず、リスクだ戦略だと言うのですか
それすら理解しないで戦略戦術をどうこう言ってってるから理論が破綻してるんですよ

貴方の言う優秀な指揮官をそう行った状況判断も出来ずリスクを恐れ、
挙げ句味方に過大な犠牲を出させるような人物ですか?
控え目に言ってもそっちが匹夫の愚行です

218:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 18:41:22
>>215
>全て、希望的観測に過ぎない。
原作の地の文で書かれている「事実」他から容易に導きだせるんだが……君の方が、とにかくケチをつけようと
余計なことまで言い立ているにようにしか見えない。

>現場の最高責任者二人が雁首そろえるなど論外。
だから、原作読めよ。漢字が読めないなら、アニメでもいいからさ。
 双璧が言ってるように、罠には出来るだけ美味しいエサを仕掛けなきゃ、獲物は確実に食いついてこないだろ。
 たしかに、本来なら双璧自ら出るのはどうかと思うが(普通は美味しすぎて疑問に思うだろう)、それは銀英伝
が「英雄物語」だからで説明十分だな。

>陸戦隊を数千人投入して波状攻撃すればそのうちオフレッサーも落ちるだろ。
だから、原作……(ry
 大通路とは言え、一度に投入できる人数は知れている。そして、それぐらいではオフレッサーの敵ではないのは
描写済み。それに、数千人生贄に討ち死できるなら、オフレッサーも望むところだろう。ラインハルトに彼を嬉しが
らせてやる義理はない。
 大体、士気が下がるのが目に見えてる上に大して益のない戦場に数千人兵士投入するぐらいなら、要塞攻略を
諦めるさ。やらなきゃいけないことはいっぱいあるんだし。
 



219:uaa
07/10/28 19:25:12
>>209
憲兵=国家警察だからって国内治安維持責任者ではないだろ?
憲兵(名を冠しただけのもあるが)を国家警察として使ってる国は多いが(イタリア・フランス等)、
内務警察や地方警察の手に負えないテロや大きな組織犯罪への対処がその任務。
ケスラ-憲兵隊もローエングラム朝になってからも安全保障局と争ってたんだから、
内務警察の指揮権までは持ってなかったはず。

>軍内部における独立性を維持するためには問題になる
???
”軍内部での独立”と言うことは、軍務尚書直轄ってことだよね?
”軍に対して独立”ならわかるが・・・
ケスラーはオーべルシュタインの配下であって、軍から独立なんてしてない。

>>213
そう言うことなんだよね。
軍務省の、どう高く見てもNo.3以下の奴が内務省のNo.2より格上になってる。
中将・大将クラスの役職に階級の大安売りで上級大将になった奴が就いて、他省庁の高官を”下司”呼ばわり。
それでも、ケスラーや下司”呼ばわりした奴は、あの戦バカ集団の中ではましな方だとは思うが・・・

ローエングラム朝の組織の不健全さを表してると思う。


220:uaa
07/10/28 19:33:09
ところで、オフレッサーの死後、装甲擲弾兵総監のポストはどうなったんだろう?

装甲擲弾兵総監=海兵隊司令官と考えると、立派な上級大将ポストだと思うんだが・・・
憲兵総監や中将が務めていた艦隊司令官のポストに居座る上級大将閣下がゴロゴロいるんだから、
誰か一人なればいいのに。

221:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 19:52:47
>>220
 廃止だろ。あれはオフレッサー限りの名誉職みたいなもんやん。
 独立して活動することが求められる海兵隊と一緒にしたらあかん。大体、アメリカみたいに独立している方が
珍しいのに……
>誰か一人なればいいのに。
あの野蛮人の二代目になるみたいな役職受けたがるヤツがいるとも思えんが。

222:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 19:53:38
上級大将連中に陸戦の専門家としての素養はあんのかね
何でも出来ちゃうのはせいぜいロイ、ミッターどまりで
みんなあくまで艦隊戦の専門家だから

あとは戦闘が対テロにうつって主担当が今話題の憲兵と内務省の
管轄になった事もあって
大規模な軍同士の陸戦がない訳だしあっという間に
存在が軽くなったのではないかな。

将来的には独自性をなくして全部宇宙艦隊に組み込む気なんじゃねーのー
その辺の詳しいことは知識ないけどさー

223:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 20:07:16
>>222
 得手不得手はあるだろうが、あの世界の軍人(特に帝国軍人)は優秀=一通り何でもできるがデフォだから、
まるっきりダメってのはオーベルシュタインやフェルナーぐらいだろさ。
 でも、白兵専門のシェーンコップと互角ってのは、やはり双璧辺りまでだろうな。

224:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 20:32:39
よそでは海軍の下部組織であることが多いね海兵隊

俺も
陸戦の適任者がいないため、目立たない誰かがなった
陸戦の重要性が減り、総監のポスト自体がなくなった
艦隊隷下とかになったとかね

オフレッサーだから上級大将格だったのかもね
実際は中将程度なのかも
海兵隊が下部組織だと中将格が司令ってのがあるね

225:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 21:04:29
ラインハルトのオフレッサーの評は酷すぎね?
石器時代はねーだろ。
せめて青銅器時代といってやれw
鉄器時代となると微妙だが。

226:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 21:05:57
>>215

お前、もしかしてオフレッサーが一人で戦ってるとか思ってる?w

227:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 21:17:23
貴族領に私兵が多く存在してクロプシュトックやカストロプの
様な事件が起こるあの時代じゃ
「強力な陸戦部隊だけの組織」があって
「それをとびきり凶悪な男が率いてます」ってのは
結構意味があったんだろうと思うよ

228:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 21:31:28
>>225
 客観的事務的評価の言葉じゃなくて、アンネローゼを侮辱されたことへの怒りと仕返しの意味が濃い「悪口」だから
酷すぎるくらいでちょうどいい。

229:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 21:55:39
旧帝国は、いくら貴族特権が認められているとはいえ、

単純に兵力数(リップシュタット役以前)で、

∑[貴族の私設軍(私兵)]>帝国正規軍

の状態になることが銀英のストーリーでは許されてたのでしょうが、
そんなに貴族に甘かったの?普通の国家でそんなこと許す??

230:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 22:06:17
すみません。
教えてください。

最近初めてコミックを読みました。
でも漫画喫茶やブックオフで探しても11巻までしか見あたりません。(表紙の黒いヤツ)
違う出版社で全巻出ているのかな?
11巻までしか出ていないのでしょうか?
続きを読みたいのですがどうすればよいのでしょうか?
メルカッツ提督が同盟に亡命してからやヤン対ラインハルトがどうなるのか漫画で読みたいです。
TUTAYAに行けばDVDがありますが声のイメージが違うし自分のスピードで読めないのでやっぱり漫画の方がいいのです。
初心者丸出しですが教えてください。


231:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 22:10:05
ここで聞かなくても調べられることだが
11巻までしか出ていない。続きは少量原稿があるが
刊行するまで溜まるのは絶望的であると思ってもらっていい
作者はキルヒアイス萌えだったのだな


結論としてつまり諦めろ。

232:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 22:24:48
>230
つか、ここアニメ板じゃないんだから、素直に小説原作嫁よw
声も入ってないからイメージも違わないだろうし、栞挟めば自分のペースで読めるだろ。
一番最初に出た新書版は古本屋で100均の常連だから入手は容易いはずだ。

漫画版の連載は最近コミックリュウでやってる。
が、不定期連載っぽいしエピソードの順列が原作通りじゃないので
(毎号読んでないから読み飛ばした可能性があるんだけど、要塞対要塞やったっけ?)
11巻までのような「普通の漫画」ではなくなってる。
原作知らないとやってられん構成だと思う。

233:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 22:26:40
>>229
 普通に考えて許すとは思えん。けど、銀河規模の帝国だからな、集権化では不都合もあるだろうからないとは
言えない。正規軍の一部(警備部隊など)を委託して(帝国直管は外征用の宇宙艦隊のみ)、周辺治安の維持を
させるとかやってるうちに、軍閥化→貴族に取り込まれで、私兵化したとかかもね。
 或いは、古の制度を踏まえ、戦時には貴族は自前戦力もってはせ参じ、正規軍に編入されるってなってれば、
家柄なりに戦力持っているのはあり得る。

>∑[貴族の私設軍(私兵)]>帝国正規軍
 せいぜい一個艦隊くらいならという話だろう。
 


234:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 22:33:38
>>232

ありがとうございます。
親切ついでにもう少し教えてください。
コミックの11巻以降のストーリーだけでよいのですが原作は何巻から読めば続きになるか判ったら教えてくださると助かります。

orz


235:uaa
07/10/28 22:34:45
>>229
>普通の国家でそんなこと許す??

そんな状態いくらでもあるよ。
日本でも平安時代後期には貴族の私兵であった侍が正規軍を凌ぐ力を付けて、江戸時代まで政治の実権を握っていた。
第一次大戦の頃のドイツ帝国なんて軍隊は各国王の軍隊だった。

しかし、皇帝は絶対君主であるはずなので、許すかな?とも思う。
銀河帝国の成立過程を見ると、有力領主が皇帝の下に付いたのではなく、政権奪取に協力した連中に領土を与えた訳だから。
500年の間に皇帝の力が弱まったって言うことじゃないかな?


236:uaa
07/10/28 22:42:22
>>230
コッミック版にはドミニクたんが出ないからいやだ!

237:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 22:44:01
そういやルビンスキー女だったな
あとホアン・ルイも女だかすげー美形

238:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 22:45:31
>>234
漫画版は原作2巻まで。だから原作は3巻から読めばいい。
ユリアンの「初陣」で始まってる奴から読み始めよう。

しかし漫画版は原作から改変されている部分があるので
(ルビンスカヤは原作ではルビンスキーと言う男性であり、彼が男だからこそ…てな展開がある)
もう原作は1巻から読み直した方が良いと思うよ。

239:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 22:47:37
>>235
上段
 その頃には正規軍って概念自体ないからなぁ。比較にしてもどうかと思うが。
 集権国家での正規軍前提であり得るかと言えば、中国で何度も(今も懸念されている)あったように、方面軍に
権限譲渡したら軍閥化して国滅ぶって話ぐらいしかないし。

240:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 22:48:24
>>233
門閥貴族は、
公爵=元帥(ブラウンシュバイク)
侯爵=上級大将(リッテンハイム)
伯爵・子爵・男爵=中将~少将(フレーゲル)

で、その階級相当の私設軍隊まで保有していたんでしょうね?

ラインハルトは元帥になったとき、
宇宙艦隊の半分を指揮下にせよという勅命を受けたみたいだから、

ブラウンシュバイク元帥は一人で帝国軍の半分くらいの規模の私設軍隊を持ってたということか?

241:230
07/10/28 22:49:28
>>238

ご親切にありがとうございました。
ちゃんと教えてくださる方が居て助かりました。
明日、仕事帰りにブックオフに行ってみます。


242:uaa
07/10/28 22:52:25
>>222-224

そこで疑問なんだが、何で白兵戦部隊の隊長達は皆強いの?
っていうか、強い奴が隊長になってるよね?
普通、司令官や指揮官には腕っ節の強さは要求されないはずだが・・・・

将軍が敵兵をバッタバタと薙ぎ倒し、なんて中国の戦国時代や三国志じゃあるまいしwww


243:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 22:56:24
>>242
単に、部下は荒くれ者だらけだろうから、
単純に、上司がその延長上で優れていることが上下関係を堅持するにはいいんでね~の?

244:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 23:03:26
>>240
階級っつーより貯金だろうと思うよ。細かい決まりはなさそう
傭兵に近いでしょう

リップシュタットは正規兵でも貴族が司令官の部隊が
多くが半ラインハルトに回って
大多数が敵になっただけで

245:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 23:05:02
>>223
フェルナーは白兵戦がまるっきりダメじゃないと思うよ。

でなきゃ、手勢300人引き連れてシュワルツェンの館を奇襲したりできないw

246:uaa
07/10/28 23:06:44
>>239
今でも中国軍は方面軍単位で共産党幹部の私兵なのかな?
一昔前、中国ウォッチャーが「○軍は●●(党幹部)の部隊で、××は△軍を掌握している」なんて解説してたよね。


247:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 23:08:07
>>244
めるかっつ、とファーレンハイトはそうでしょうけど。

248:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 23:11:08
>>244
ブラウンシュバイクの旗艦(ベルリン)と
リッテンハイムの旗艦(オストマルク)は
どう見ても個人所有におもえますけど。
ゆえに、配下の艦隊も個人所有の私兵っぽい。

249:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 23:12:00
オフレッサーと装甲テキダン兵は典型的な流れ
ファーレンハイトはそっちのほうが数が多いし安定して食えそうだから
メルカッツは脅されて

250:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 23:17:19
>>244
リッテンハイムVSキルヒアイス(ルッツ+ワーレン)、のとき

「数」だけの比較では、
リッテンハイムの艦隊>[帝国軍上級大将+中将2人の正規軍]

251:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 23:20:55
>>248 >>250
それ全部が本人だけの私兵だと主張するのは無理があるだろ
分家筋の爵位持ちやそれぞれ次の利益を考えて着いた専門家達も
合わせての数字じゃん、普通考えれば

252:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 23:22:20
>>251
ホントのところは原作者にでも聞かないとわからん。

253:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 23:23:03
作者はその辺はなんも考えてないと思うぜ、マジメな話

254:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 23:23:08
>>240
正規軍半分というラインハルトの戦力を上回ったのは、貴族連合合計。
多くをブラ派リッテン派でそれぞれで占めていたとしても、ブラ個人の戦力はせいぜいその半分弱=正規軍の半分程度。

255:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 23:27:50
1巻2巻は敵と味方の数が明らかにおかしい訳で
そこをつつくと「あっちの記述じゃ」「でもこっちの話じゃ」で
無限ループな訳で

256:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 23:39:15
>>254
ラインハルとが元帥になりたてのときの宇宙艦隊副司令官で宇宙艦隊の半分。
リップ戦役のときは帝国軍最高司令官で帝国軍全部が配下。

257:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 23:43:05
なりたてで、ラインハルト派の艦隊は結局副司令長官の時のままだろう。
アムリッツアとメンツがほとんど変わってない。

258:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/28 23:43:34
最高司令官は勃発後、それまでは艦隊司令長官

そういう肩書きの話じゃなくて
あんな餓鬼の言うこと聞けるかーって連中が一杯居たという話

259:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/29 01:32:12
>上級大将連中に陸戦の専門家としての素養はあんのかね
何でも出来ちゃうのはせいぜいロイ、ミッターどまりで
みんなあくまで艦隊戦の専門家だから

ラインハルトもキルヒアイスも陸戦やったことが外伝3巻であったけど
帝国軍の士官は一応、陸戦、艦隊勤務、後方勤務一通り経験するみたいだから
有能な高級士官は陸戦もある程度はこなせると思う。

260:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/29 03:17:42
流れを読まずに書くが

>>240
軍人としての階級と、貴族としての爵位とは全く別物だよ。
ブラウンシュヴァイク公爵はたまたまクロプシュトック事件で元帥号を得たが、
所詮予備役だし、公爵の全員が元帥号を得てるわけじゃない。
平民ながら上級大将になったオフレッサーみたいな奴もいるし。

>>246
中国軍は基本的には「中華人民共和国」ではなく「中国共産党」の軍隊。
その意味では私兵集団だね。一応体裁を整えるため、
党中央軍事委員会と並列させる形で共和国中央軍事委員会って組織を作ってはいるが。


261:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/29 04:23:35
陸戦隊をそれなりに独立した組織にすれば功績を挙げたヤツにその階級を与えて報いるって手もあったのにねー。
この小説軍隊は統合軍だけど、陸戦隊は海兵隊みたいな感じで除外ってことで。
そうしておいてレンネンカンプなんて上級大将にさせず、大将のままで、
陸戦隊少将なんて名誉階級を与えておけばよかったんだよ。
なまじ昇進させたから、相応の責任を負わされて、哀れな末路に・・・・

もちろん提督が、この階級を貰うのは非常に名誉なことであり、
多大な功績を挙げたという権威付けを、あらかじめする必要があるが。
特別年金はつけないとだめだろうな。
どっかでよんだな。明治時代の日本人で功績を挙げたヤツには勲章(年金付)を与えておけばよいのです。
地位で報いてはいけません、と言ってたやつがいた。

これは現代ではピーターの法則として知られている笑い話が現実にあるから気をつけろってことなんだろうな。


262:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/29 14:09:08
独逸の話を見ても、基本的に功績に対しては勲章で報いているな。
352機撃墜のハルトマンは90機程落とした時点で中隊長(中尉)に昇進したが、
その後は300機を超え飛行隊長(大尉)になるまで勲章で済まされてる。
あれに比べると銀英伝の連中は階級上がり過ぎ。
一空戦隊長止まりで幕僚入りなどできなかったポプランなんかは大尉で十分だよなぁ。

263:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/29 14:28:07
 昇進させ、権限を広げるってのは功績から能力を見込んでの話で、ご褒美にするもんじゃないしな。
 まあ、ラインハルトを短期間で出世させるために功績=昇進としたから、他のキャラもそうせざる得なかったんだろうなぁ。

 同盟側はリボンバーつけてる将官もいるから、勲章出しているはずなんだけどねぇ。ヤンなんか、准将になるまでの
功績でずいぶん貰ってそうだ。

264:uaa
07/10/29 14:34:14
>>262
それでもナチスドイツの空軍と武装親衛隊は戦功上げると簡単に昇進させた方なんだよね。
他の軍隊はもっと厳しい。
日本なんて昇進どころか金鵄勲章も戦争が終わってからだし。
手柄立てる度に昇進するなんて”のらくろ”みたいだwww

銀英伝では勲章ってあまり出て来ないよな。キルヒアイス勲章が制定されたってくらいで。
ナチスドイツみたいに何等級も作っておけば階級の大安売りをしないですむのに。

265:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/29 18:28:06
メタ的な話としてはそっちの方が分かりやすいというのはあったろうし
帝国側は上を占めてた貴族層がガラ空きだから、という理屈を捏ねれるだろう

同盟側はヤン幕僚を昇進させないために勲章ばら撒いてたんじゃなかったか

266:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/29 23:24:44
>>264
>銀英伝では勲章ってあまり出て来ないよな

帝国では、キルヒアイスが、金色燦然たる「双頭鷲武勲章」だかを貰っている。
同盟でも、ヤンもめっさ貰っていて、
売り飛ばして酒代にする積りだろうとユリアンに見透かされたり、
パーティーに出た折、それを付けていない理由をご婦人方に問われ、
「重すぎで腰が曲がる」とか下手な冗談の種にしたり、
まあそういう記述が、2、3、有った。

金髪が部下達を早々と昇進させたのは、元帥府開設時はもとより、
その後も、派閥と組織を固める為と思われる。
内乱当時、金髪の部下で、鉄壁たちと同格の中将だった人間が、
その後、大将にはなり損ねている事例も有るし、
金髪も無差別に昇進させている訳でもなかろう。
内乱以後、義眼以外にも、前線指揮官以外の軍官僚を、
1、2名くらいは最高幹部にするべきとは思ったが。

267:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/29 23:27:14
>>260
>予備役だし

ブ公は、予備役とか明記はされていない。名目上は現役かもしれないし、
退役させられたかもしれない。どうでもいいが。

>平民ながら上級大将になったオフレッサーみたいな奴もいるし。

奴は下級貴族出身。


268:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 00:12:46
人事バランス上の問題だな。
ラインハルトが元帥時代と、皇帝になった後でまんま1ランクあがってるし。
空席を埋めるために、適格者をガンガン引き上げただけなんだろう

269:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 03:31:52
なぜ貴族の私兵があれほど巨大な勢力になりえたのかって話だが・・・
あんだけ数が多いと、大貴族には領内における軍権まで含めた全権が与えられてたとしか思えんな。
貴族の領内では領主は小型の皇帝みたいなもんで、おそらく中央権力に対しては極少額の納税の
義務がある程度で、ほとんど全権を持つ君主だったんだろう。

つまりゴールデンバウム王朝は、絶対君主制では無かった。
むしろ封建制に近い形態であった、と考えられる。
無論、皇帝直轄地が最大勢力であったはずだがね。

そもそもルドルフ本人はともかく二代目を考えてみればわかる。
その時期に実権を握っていたのはルドルフの娘婿であるノイエ・シュタウフェン公であり、
つまり二代目の時期にすでに、皇帝に匹敵するほどの大貴族が成立してるのだ。

絶対君主制を志して果たせず、大貴族による合議制として継続したのが
ゴールデンバウム朝の実質だったのではないだろうか。
ラインハルトの革命は、実質的な封建制から、絶対君主制の確立というものだったわけで、
これは確かに実際の歴史の流れに沿っている。

270:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 06:29:52
しかしリップシュッタット戦役で動いた帝国軍の総兵力を考えると
同盟の侵攻計画はラインハルトの存在を抜きにしても、ありえないよなw
フォークの誇大妄想凄すぎ。
つか、情報部は何をしていたんでしょう?

271:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 06:45:19
>>270
史実でも、アメリカ軍の上層部と政府はCIAの報告した北ベトナム軍の情報
(これはかなり正確だった)を”政治上の理由”で無視しまくってた。
議会に呼ばれて「ベトナムで勝つにはどのくらいの兵が必要かね?」と訊かれて
勇敢にも「今の時点で50万人派遣してますが、倍にしたって不可能です」と正直に
答えてその後の出世の道を潰された将軍がいたりするが、軍の上層部が政治家と
結託すると「正しい情報」なんてなんの意味ももたない。

「前線から遠く離れると、楽観主義が現実認識にとって換わる。
 そして、最高意思決定の段階では、”現実”、なるものはしばしば存在しない。
 戦争に負けてるときは特にそうだ」

272:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 08:06:02
>>267
ブラ公はクロプシュトック討伐軍を率いたいと希望した時点で予備役
皇帝と嬬子との会話で明記されてたはず

273:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 11:14:47
誰かも言ってたが、貴族連合の兵力が全部私兵とは思えないな

私兵と一口に言っても色々あるけど一から十まで貴族が組織した兵隊ではないと思うよ

内戦勃発時の帝国軍の高級士官は殆んど貴族なんだから
ラインハルト隷下の部隊でも中央の部隊やラインハルト子飼いの部下ならいざ知らず
地方艦隊や辺境艦隊の指揮官なら離脱して貴族側に走ると思う
双壁戦でもそうだが、下士官がどう思おうと、とりあえず部下達はその時の上司についていくしだろうしね

銀英に直接関係ないけど、所謂「常備軍」と「絶対王政」の関係は
武器、戦闘が高度化するにつれて諸候はいよいよその負担に耐えられなくなるから
国王が権力を中央集権化し官僚制、税制を整え初めて組織的な軍隊が出来あがっていく過程がある
騎士階級が没落していって一般の兵が小銃や大砲もって活躍していく訳だ。

そう考えると銀河帝国の貴族の権力財力がどの程度かは分からないけど
艦隊の維持なんて莫大な費用が掛かるんだから、兵の錬成、補給、運用なんかのプロセスを全部私費で賄う事は困難かなと思うよ

例えば、○○伯領方面艦隊司令官○○伯とか、あるいはその方面の司令官が非常に貴族と癒着していれば、
(守○次官みたいに、装備調達に大貴族が便宜をはかる関係)
内戦勃発時にはそういった正規軍も、正規の指揮を離れ貴族側になだれ込む可能性はあるよね

ここで言う貴族連合の兵力と言うのは
極め私的に使用された正規軍なんではないかな
それを「私兵」というなら私兵かもしれないけどね

274:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 14:02:02
>>273
でも、帝国の正規軍の所有権は皇帝でしょ?
兵士も司令官も、命令系統のトップ(統帥権?)は皇帝でしょ?
すべて、簡単に裏切るのかね?
まあ、話で作ってしまえばそれっきりなんだけどね。

275:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 14:15:44
>>274
貴族連合の建前は皇帝陛下の周りの奸臣を討ち取ることだが?
メルカッツは
「仮にも皇帝陛下に弓引くが如き所業・・・」
と言って断ろうとしたけど他の有象無象には無理だろ

276:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 15:59:09
>>274
そうそう、>275も言ってるが建前上は君側の奸を討つことだから
その辺は問題ないのではないかと

むしろ、国家規模の艦隊を整備運用できるぐらい貴族の財産がある方が危険なんじゃないかな

277:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 16:26:44
つまり帝国の国力は同盟を余りにも圧倒していた、と。

何で同盟はさっさと滅ぼされなかったんだろうな。

278:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 17:27:44
>>272
あの時点では予備役上級大将。その後、クロ討伐時、現役となった。
帝国元帥号を得てからは不明。
「元帥」ってのは、実際には大概が、現役か退役しかなく、
予備役元帥は、ロシアくらいしか存在しない
よって、もし金樹朝銀河帝国もそうなら、ブラの場合、
元帥号を得た後、退役させられた可能性が高いと推察される
(大体あんなのに、実質は名誉称号とは言え、現役の元帥はもとより、
或いはいつでも現役復帰可能な予備役の元帥なんぞさせたら、
仮にも軍のトップなんだし、軍事にどうこうと
トンチンカンな口出しをしてきかねないし、傍迷惑な事この上無い)

>>277
図体がでかいだけで腐敗しきっていたから。

279:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 18:10:12
>>270

フォーク(同盟)的には、或る程度怖いのは帝国中央の兵力だけで、
貴族率いる私兵など烏合の衆と見ていたのでないか
(その判断自体は、概ね間違いではない)。

それに、帝国も地方を空にしてまで最初から全軍有りっ丈動員する訳も無いし、
短期間にそんなことが出来る訳も無い。
だから、帝国中央の18個艦隊約20万隻に匹敵する兵力を揃えれば、
帝国が中央の全艦隊を繰り出してきても互角に戦えると、
そう胸算用して、地方から引き抜いてまで20万隻を動員したのだろうし、
同盟の20万隻を迎撃するなら、これまでの会戦のほとんどの前例から言っても、
同数前後の兵力を動員するだろうから、帝国の貴族私兵は
当座は計算に入れなくて良いと、そんな判断をしたのだろう。

実際は、ラインハルト率いる9個艦隊・10万~12万隻程度にボコられた訳だが。

280:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 18:37:41
>>278
軍隊を持っている貴族と軍隊を持っていない貴族はいたのですか?
軍隊を持ってる公爵や侯爵が元帥や上級大将になって、
軍隊を持っていない公爵や侯爵は軍人としての階級をもたない、
という風に。

281:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 18:41:13
>>275
でも、勅命はラインハルトが受けることができるので正当でしょ。

282:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 18:43:22
>>277
原作ではラインハルトの登場で時代が大きく動いたが、長年内紛や足の引っ張り合いで
同盟など殆ど放置された事が多かったのでは。
公式には敵とすら認められてないし、大軍を持ってたかだが辺境でブルブル震えてる反乱軍を
討伐なんて事をやるより貴族内での争いの方が重要で、「世襲で自動的になれる貴族が能力と関係なく指揮権を持って大軍を率いている状態」
でわざわざ先頭切って辺境まで遠征なんかしたら、誰に足をすくわれるか分からないとか。

史実だと、日露戦争でグリッペンベルグが成功すると、それまで手をこまねいていた自分の立場が怪しくなるので
わざと足を引っ張ったクロパトキンの様な状態か。


でも、時々指導力のある皇帝が現れて反乱軍の一掃を企図するけど、それを挫いたのがアッシュビーであり
リン・パオ&ユースフ・トパロウル(だっけ?)であったりする。


283:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 18:46:57
>>279
だね。
後、イゼルローンを手に入れているので、どんな自体になっても同盟は安泰と考えていたんだろう。
(いままで要塞一個に散々悩まされていた反動で、要塞一個あれば絶対的安全が得られると思いこんだ)
つまり、後方の作戦立案者にとって見ればノーリスクハイリターン。


284:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 18:55:11
>>281
結局はお互いが正当性と正義を(そして利を)主張して
その主張に説得力を持たせてピラミッドの下の物を動かすかという事。

貴族連合の主張もそれなりに正当性と正義(貴族にとっての)があるので
後は有象無象のピラミッドのてっぺんが利によってブラウンシュバイクに付いたと言うだけ
後、ラインハルトが嫌われていたというのもある。

ブラウンシュバイク達が徳川家康、ラインハルトが石田三成と考えると分かり易い
(能力や権限は違うだろうが)

それと皇帝が健在で自らの声で勅命を発せられるならともかく、そうでない状態なら
やはり有象無象にとっては皇帝よりブラウンシュバイク達の方が怖い(バスに乗り遅れるなという真理もある)
それが分かっているからこそ、ブラウンシュバイクも皇帝を認めず反旗を翻した。

285:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 19:18:41
>>280
>軍隊を持っている貴族と軍隊を持っていない貴族はいたのですか?

そりゃ当然、それぞれ居た筈。
特に爵位でも下の方の連中は、領地など持っていない、
有っても荘園一つ程度って貴族も居たんじゃないか。
広大な領地(惑星丸ごととか星系丸ごととか)が有れば、
そこの警備・制宙権確保の責任と必要も出てくるので、
警備隊という事で私兵を抱える貴族も居たろう(中央に派遣してもらうのも
居たかも知れないが)。

>軍隊を持ってる公爵や侯爵が元帥や上級大将になって、
作中、それはブラ公以外には確認されていない。
彼にしても中央で軍の高位に就いたと言う記述は無い。
私兵を抱える、貴族が、元帥や上級大将の階級を貰ったとしても、
実質、飾りのような物だろう。

金樹朝帝国では、貴族・官僚・軍部の三勢力が上手く機能して国を支えたとか
有ったので、これらは、或る程度対立し相互監視する状況だったと思われる。
よって、ブラ公のような貴族の大立者が、官界や軍部でもトップを牛耳る状況は、
無いではなかったろうけど、なるべく避けられた(官界や軍部が忌避した)のではないか。

>軍隊を持っていない公爵や侯爵は軍人としての階級をもたない、
という風に。

領地も私兵も持たない貴族が軍人になって出世するってのは、
普通に有ったろうよ。
そうでなければ「××星系警備隊司令官」とかの名目も無いし、
軍の階級を貰う理由も無い。

286:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 19:24:39
>>280
私は278氏ではありませんが、横から失礼します。
私設軍の所有と、貴族(当主)自身の軍における階級とは別問題と思われます。
本編に明記されてないので推測の範囲ですが、メルカッツ提督などは
「私設軍隊を持たない上級大将」といえます。
根拠としては、ブラウンシュバイク公の脅迫を受けたメルカッツ提督が、
なりたくもない貴族連合軍の司令官に就任させられた件があげられます。
もし、最低限の私設軍を所有していたなら、メルカッツ提督の手腕をもって
皇帝派と門閥貴族派の内戦時に中立を保っていられるでしょうから。
唯々諾々として公の脅迫に屈した所から、提督は最低限自衛できる軍勢すら
所有していないと思われます。


287:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 19:40:56
同盟軍も、アムリッアで大敗した段階でも辺境警備の艦隊糾合すれば
10万隻近くの戦力になったみたいだから
銀河帝国の辺境艦隊もその程度はいただろうしね

対外戦争しているとは言え辺境の警備はしなきゃいけないし、
潜在的な反乱、クーデターの危険でいえば帝国軍の方が高そうなきがするから
全力戦力を同盟にぶつける訳にもいかないいじゃないかな

>>281
皇帝になったラインハルトにさえ、ロイエンタールが叛旗を翻せるんだから
ブラウンシュバイク公達に取っては、ラインハルトの言う勅命なんかは
捏造された「偽物」とかだって言えるんじゃないかな
要は利害の一致する仲間を糾合して説得できる程度の正当性があれば十分なんだろう

結局、貴族側は利益と打算でくっついいるんだから、建前は奸臣討つだけど
本音で言えば現皇帝の勅命なんての無視してもいいぐらいだろう
内戦に勝利したあかつきには、新帝でも擁立して改めて賊軍はラインハルトの方だと言ってしまえばそれで済みそう

理由さえ適当なものがあれば、正規軍とて反乱に加担できるのだから
門閥貴族側の戦力が全部自前ということは無いのかな
結局、建前上は銀河帝国内の軍事力は全て「陛下から御預した軍隊」なんでしょう

288:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 20:03:22
アムリッツアで敗北した同盟の残存兵力は、不参加だった二個艦隊の他は、
10、13艦隊(合計一個)の他はすべて過半数を喪失(全滅状態)。
その後内戦で11Fが文字通り壊滅した。

ケンプによる要塞攻略戦では領内に残った警備隊、巡視隊など約5000が動員され、
同盟は勝利したものの、深追いした5000が壊滅している。

ラグナロック時には無傷の1Fを除くと、小艦隊と新造艦や予備役の老朽艦を
かき集めてようやく2万。

8F所属のユリシーズが要塞配備になっていたりと、アムリッツア参加の他艦隊
残存艦艇がすべて要塞に集められたと仮定しても、警備隊、巡視隊は25000以下
の艦艇しか無かったことになる.。

289:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 20:04:53
そういえばアニメの設定資料に、アニメで銀河帝国軍の提督たちが乗っている
カスタムメイドの旗艦は、
「皇帝から各提督に下賜されたもので、根本的な所有権は帝室にあるため
 軍が独断で取り上げたり他人に使わせたりすることはできない」
って書いてあったなぁ。

 なんかよくわからん設定だ・・・。

290:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 20:13:24
>>280
>軍隊を持っている貴族と軍隊を持っていない貴族はいたのですか?

私的には
>軍隊(の実権)を持っている貴族と軍隊(の実権)を持っていない貴族はいたのか
という感覚ですね

やはり、さすがに大貴族とは言え全て私財で艦隊クラスの戦力を整備、運用するの困難と思います
私個人の感覚では貴族所有の軍事力というのは、領内での領民の反乱などに備えて
若干の陸戦隊や警備艇の様なものを所有している感じです

爵位は軍隊に置ける地位というより、社会的地位なのだから
むしろ、自分の財力を駆使して軍上層部と密接な癒着をすれば、自然と帝国軍内部でも貴族の発言権は上がります
むろん自ら軍隊内部でちゃんとした?(コネとかなんでしょうが)階級を得て、
指揮官クラスになればかなり自由に軍隊を動かせるでしょう
これならば、所有せずともかなり私的に帝国軍を使えそうです

内戦時は対ラインハルトで団結はしましたが、平時ならおそらくお互いに利害は対立し牽制しあっているライバル関係
当然、財力の強い大貴族は軍と結びつきが強いのですか軍隊内での自分の発言権、実権は高いはずです
そうなれば、軍隊内で実権のある貴族、無い貴族とは存在するではないでしょう



291:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 20:20:50
>>287
>銀河帝国の辺境艦隊もその程度はいただろうしね

リッテン派の私兵が5万隻。
リッテン派に対抗するブラ派も5、6万は居たのでないか。
合計10万隻以上になる。

>>288
同盟アムリッツァ遠征時、20万隻が動員された。
うち中央の艦隊が8個、多くて12万隻。
残り8万隻は、警備隊・巡視隊などの地方警備兵力から
「重装備部隊」が引き抜かれ、そしてアム敗戦で消滅したと思われる。

同盟領内の基地や物資集積所が80数箇所。
がら空きにしている訳は無いので、平均して、
少なくとも1000隻を駐留させているとしたら(首都周辺や前線近く、
主要航路沿いや経済的に繁栄した所はもっと多いだろうし、
重要でない辺境はもっと少ないだろうけど)、
それだけで、合計8万隻以上が必要と言う事になる。

292:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 20:24:06
>>285
いちおう、爵位や軍の階級も皇帝から授けられるものですよね。
飾りでも権威はあったのでしょうね。
リヒテンラーデみたいに、皇帝に直接仕えるのは軍隊無しでも
地位や爵位が実績とともに上がっていくだろうし。

293:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 20:26:47
>>290
>むろん自ら軍隊内部でちゃんとした?(コネとかなんでしょうが)階級を得て、
指揮官クラスになればかなり自由に軍隊を動かせるでしょう
これならば、所有せずともかなり私的に帝国軍を使えそうです

貴族連合軍の総兵力が、推定約17万隻。
うち、貴族の私兵が10~11万隻。
残り6~7万隻は、中央の全軍18個艦隊(約20万隻?)を指揮下に置いた筈のラインハルトが
内戦時に率いた総兵力が10万~13万5千隻だった点を見ても、元は中央の兵力の筈。
よって、貴族連合軍における私兵以外の6~7万隻は、
貴族出身の指揮官が引き連れて貴族連合運に加わった物と思われる。

294:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 20:29:11
>>293
メルカッツ艦隊とファーレンハイト艦隊は、
帝国の正規軍から離れて、貴族連合に加わったと見なしていいのですよね?

295:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 20:30:47
>>292
>リヒテンラーデ

ベーネミュンデ侯爵夫人がまだ美少女で唯一の寵姫だった頃は、
彼は確かまだ閣僚の一人程度で、数居る政治家の一人に
過ぎなかったって感じの記述が有った。
その後、政治力だの実績だので、国務尚書にまでなったのだろう
(爵位については、彼が国務尚書・侯爵から帝国宰相・公爵になった時以外は、
どうだったか不明だが)。

296:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 20:34:25
>>294
>メルカッツ艦隊とファーレンハイト艦隊

不明。
艦隊については、そうかも知れないし、そうでないかも知れない。
エルウィン・ヨーゼフ即位後の両者のポストがどうだったかが、
具体的な記述が無いので、なんとも。
地方の基地司令官にでもさせられたとか、
中央で軍務次官でもやらされていたとか、
可能性だけはどうとでも考えられる。

297:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 21:05:34
>>289
原作だと「個人の旗艦が貰えるのは大将、あくまで所有は軍だが使用者の同意無しに動かせない」だっけ。

アニメだとカスタム旗艦がカッコよくて絵的に重要で、色々設定もこねくり回してるけど
帝国側の連中が中将時代から基本的に乗り換えていない
同盟側もユリシーズやレダⅡでも普通に艦隊を指揮してる
などなど考えるとあくまでステータスなんだろな

298:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 21:29:01
>291
ああ、アムリッツアで壊滅する直前の見積もりなのね。

最大で要塞までしか進出したことがなく、基本的に防衛型の軍隊である同盟軍が
正規艦隊以外に動員したであろう8万隻の内訳はほどんどが支援艦艇と見るのが自然。
治安や補給などで最大限の動員がされている旨の描写はあるが、独立の戦闘部隊(機動戦力)
が参加してるとは一言も無い(参加してないとは思えないが)

まあ、8万が戦闘艦艇というのは絶対にない。

299:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 22:24:52
仮に帝国軍18個艦隊が全軍遠征してきても互角の勝負が出来るだけの兵力は絶対要るので、
絶対にそれと同数の兵力は用意していた筈。

艦隊ってのは、最初から、戦闘部隊と補給船団とがセットになっている。
中央の1個艦隊1万2千~5千隻が、全部戦闘部隊な訳は無い。
何%か何割かは、後方支援用の艦艇。
地方から動員された部隊もそれぞれ同様の筈。
20万隻のうち、8個艦隊12万隻が全部戦闘部隊、8万隻は後方支援用艦艇、
そういう歪でマヌケな構成である訳は断じて無い。
12万隻も8万隻も、相応の割合で戦闘部隊と後方支援部隊を含んでいたと思われる。

300:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 22:34:21
動員されたのは占領用の陸上用の頭数と
その輸送船が主だろ、あとは物資の移動用か。
20万隻兵員3000万といっても
戦闘艦隊じゃラインハルト以下だよ絶対

301:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 22:35:27
何より、アムリッツァで地方警備部隊が大半壊滅としたら、
その後の同盟軍の陣容の薄さが、綺麗に説明がつくのだな。

最初から、帝国軍中央18個艦隊約20万隻+貴族私兵10万隻
VS 同盟軍中央12個艦隊15~18万隻+地方警備兵力約3万隻、
これほどの兵力差が有ったら、150年、普通に互角の戦況を続けているだけで、
帝国は同盟は衰弱死させられる。

帝国の遠征を迎撃する側の同盟にとって、領内の制宙権確保は、
帝国にとっての領内の事情以上に極めて重要なので、
手薄に出来た訳も無い。
中央の兵力を多少削ってでも地方を充実させ、
防御力と回復力の高い防衛線を構築していたと思われる。

302:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 22:38:36
>>300

アムリッツァ星域の決戦時は、けっこう減っていたかもな。

政治的効果を狙った鳴り物入りの大遠征で、
最初から敵より少ない実戦兵力にした訳も無い。
なら、最初から、多くて3、4個艦隊程度の動員にして、
イゼルローン回廊の帝国側出口付近の星系一つ程度を狙えば良い。

303:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 22:40:55
>>301 6行目 訂正

誤 帝国は同盟は

正 帝国は同盟を

304:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 22:41:25
同盟は意外にしぶといぞ、少なくとも回復力はハンパじゃない
ランテマリオ、バーミリオンと転戦し、「もう銅貨一枚残ってない」状態で
三千余まで減らされた所から
マル・アデッタ25000隻、最終的にイゼルローン革命軍22000隻まで復活してる

305:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 22:43:46
だからさ、内地での防衛作戦を専らとする同盟は艦隊の編制上支援兵科が
帝国に比して薄いと考えるのは絶対ではないにしろ自然と言えるんじゃないかと思うわけよ

それまでの戦いなんかだと、同盟に「余分」の動員艦艇なんて出てこないっしょ?
それと毎回が敵地に踏み込む遠征になる帝国軍の方もね。

これまでは自国領の拠点を利用しつつ、限られた国力を正面戦力に振り向けて
帝国軍に対抗っていうことで正規艦隊のリソースは長期の遠征を行うようには出来て
いないんじゃないかね。だからこその大量動員、と。

306:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 22:49:48
同盟は、内地での防衛作戦を専らとする故に、
その地方警備兵力は相応の大兵力が要るのだってば。

キーワードは

「制 宙 権」 だ。


>内地での防衛作戦を専らとする同盟は艦隊の編制上支援兵科が
帝国に比して薄いと考えるのは
>長期の遠征

同盟中央からイゼルローンまでの遠征も、
結構な距離で相当な負担なんじゃないかね。
外伝再読のこと。

307:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 22:52:27
>>294
ファーレンハイトがガイエスブルク要塞駐留機動艦隊分艦隊司令をやってて、
そこへ貴族連合がノコノコと接収した、だったりしたら笑うw

308:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 22:55:19
>>304
>「もう銅貨一枚残ってない」状態

やや誇張的な表現だな。
バーミリオンの時点でも、地方警備兵力は
まだ幾ばくかは残っていたのではと思われるし、
ランテマリオ会戦で損傷した艦艇の修理が
間に合わなかったのも有ったのだろう。
新造艦も1年も有れば相応に出来たのだろうけど、
乗り込むスタッフの育成が、1年程度で間に合う訳は無い。

309:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 23:22:59
>>299
このアムリッアの同盟艦隊の戦力の話はここでは何回も出てくるけど

最悪、作者の・・・、というか目を細めて読むしかないが
やはり、理論的にいうなら正規の8個艦隊12万隻以外の8万隻は
延べや、その他支援艦艇と考えて方が自然ではないだろうか

実際描写としては正規艦隊同士の激突しか描かれていないが
同盟の地方艦隊が人知れず壊滅していないのであれば、正規の艦隊に組み込まれている訳だから
各艦隊の定数が2万隻近くになる、帝国軍が編成いじっていないのなら1万2~3千隻で
数の上では同盟軍圧倒的有利。
そうなると、倍の戦力で負けるのだからどれだけ補給線が致命傷になったったことだね
しかし、各艦隊の定数が2万隻近くになった描写がないので、同盟軍の主戦闘力は正規8個艦隊12万隻
残りは8万隻は>305氏の言うような、非正面戦力や支援艦艇なのではないのだろうか

確かに、帝国側の辺境部隊などの全力反撃はあるだろうが、全軍が一度に集結するのは不可能でしょう

同盟軍としては、まず正規8個艦隊で決戦を挑んでくるであろう帝国の主力艦隊を撃破したのち、
辺境艦隊を各個撃破していくという目論見があったのではないだろうか
少なくともこう考えれば、帝国軍推定18個艦隊を一度に相手にしなくてもすむだろう

実際、逆の立場で同盟側は何度も艦隊壊滅の憂き目を見ているがその度に、次の会戦時に
>304氏のいう、マル・アデッタ25000隻、最終的にイゼルローン革命軍22000隻まで復活してる
となる、この回復力はその会戦に間に合わなかった辺境艦隊が次の会戦には参加したからではないだろうか
おそらく同盟もありったけの辺境部隊をかき集めて会戦に挑んでいたのだろうと推測される
逆の形での各個撃破でラインハルトは同盟を撃破していると言えるのでは

310:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/30 23:32:03
横やりですが>>306
>同盟中央からイゼルローンまでの遠征も、
結構な距離で相当な負担なんじゃないかね。

同じ距離を行くにしても自国の領内を通過するのと
敵国の領内を征服(解放?)しながら行くのでは負担は桁違いだと思います

同盟軍とてイゼルローン方面が絶えず決戦の舞台となるのだから
そちらの方面に兵站基地を多数持っていても不思議ではありませんよね
しかし、帝国領内は完全に未開の地
そういった補給基地を望めないのだから、通常より補助艦艇が増えるのは自然かと思います

311:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/31 02:30:39
どんな王朝でも、実力を持つ貴族と、中央政府の間に微妙な均衡と競争があるもんだ。
貴族が強くなりすぎたら、中央は貴族派の勢力を弱めて、中央直属の官僚を優遇して
実権を持たせ、貴族と対抗させる。

リヒテンラーデ公は、明らかに中央集権派の官僚出身実力者。
ブラウンシュバイク公は、もちろん外戚の地位を利用して実権を握ろうとする地方貴族派。

普通の王朝なら、地方の豪族に等しい大貴族に、中央では実権を与えず名誉のみ与える。
ブラ公には軍隊における元帥待遇などの名誉を与えるが、決して正規軍の指揮を実際にさせることはないはず。
皇帝の股肱となって実務を行うのは中級~下級貴族出身の官僚たちだろう。

大貴族には巨大な経済力があり、コネがあり、政治力があり、おそらく独立兵力もあるはず。
正規軍の中にも、貴族派の人間と、中央派の人間の派閥が存在したと考えるのが自然かな。
正規軍の中の貴族派勢力がブラ公に従ったとすれば、あの数も納得いくか。

312:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/31 17:47:25
なんで帝国軍はたかがニ、三回負けたぐらいで
同盟侵攻を諦めていたんだろうな。

同盟はイゼルローン攻略に6回ぐらい掛けていたのに。
イゼルローンを拠点とし物資を集積すれば出撃も楽だろ?
実際ヤン艦隊がそうだったんだし。

313:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/31 17:58:08
三国志の魏と蜀の関係に似てるんじゃね?
山奥に篭ってるのをまともに相手すると消耗が激しいから、
適当に追っ払うだけで済まし文化を熟成させる魏。
魏を討伐するという名目が形骸化すると国(孔明を筆頭とした荊州派閥)が崩壊するので、
国力を削りながらも無謀な出兵を繰り返す蜀。

ついでに、魏に臣従しつつも両者の様子を見てバランスを取る呉。

314:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/31 18:20:56
>>312
別に諦めはいなんじゃないか?
中規模な戦力は定期的に同盟に侵攻してるよね

大艦隊編成して送り込んだこともある、第二次ティアマト会戦だったかな?
だが、その都度同盟側の迎撃にあって追い払われているだけで
そこで機動戦力が消耗すれば、充電期間をもうけ再度侵攻と

実際、大艦隊で侵攻しても国力拮抗してたら同程度の戦力の迎撃はくるし
毎回大艦隊を編成したくても、大艦隊ってだけでかなり国力を喰うしね

お互い決定打を欠いた戦いが150年近く続いてたんでしょ

315:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/31 19:54:38
アスターテも同盟領侵攻作戦だね

316:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/31 20:06:04
>>312
帝国ではイゼルローン軍が要塞司令官と駐留艦隊司令官、二人に指揮系統が分かれていて、
足並みが揃わなかったことを忘れてはならない。

317:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/31 22:12:42
>>307
いちおう、ファーレンハイトが捕虜になったとき、
ラインハルトが「ブラウンシュバイクに組したのは卿らしからぬ失敗」
といってるので、自発的に貴族連合に加わったのは確実では。

318:素朴な疑問
07/10/31 22:58:15
宇宙戦で有効な艦隊戦の作戦ってもう確立してるの?

319:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/31 22:59:27
あたまだいじょうぶ?


320:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/31 23:15:02
>中規模な戦力は定期的に同盟に侵攻してるよね

これ、同盟の迎撃艦隊に勝ったらどうしてたんだろうな。
そのまま帰ったんだろうか。

321:名無しは無慈悲な夜の女王
07/10/31 23:47:49
叛徒どもに占拠された惑星を”解放”するに決まっとる

322:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 00:20:15
帝国側の政治的な本音は、帝国内部の貴族同士の権力闘争のほうが大事だったってことだろ。
同盟侵攻が少しでも滞れば、待ってましたとばかりに足を引っ張られて失脚させられるだろし。
貴族だけでなく皇帝でも、自分が主導して同盟侵攻して失敗したら政治的に安定を保てるかどうか。

そう簡単にできることではないだろね、同盟侵攻。

323:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 00:22:56
だから本格的な全面侵攻ではなく、敵艦隊と一戦交えて軍功を手にするために戦う訳だな。
勝てば星系をひとつ、一時的に支配下におさめることが出来る、と。

324:uaa
07/11/01 01:00:26
>>312
外敵がいた方が国内はまとまりやすい。
敵がいることで膨張した軍隊をリストラするのは大変だし。

325:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 01:03:36
漫画版のオリジナルだったか原作にもあったかは忘れたけど、帝国軍乗組員の台詞で
「奴等も懲りねぇ連中だぜ。なぜ負けるとわかって攻めて来るんだろ」
「きっと”センキョ”が近いんだよ」
「何だ、それ?」
「よく知らんが、奴らはそれが近づくとやたら好戦的になりやがる」
ってのがあったなぁ。

結局あぁやって睨み合って、何か求めるところがあるときだけ適当に戦争する、と
いうのが両国の支配者層にとってはベストな状態だったのかも。


326:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 03:24:40
>>325
「黄金の翼」だな。
元々ガイエが道原漫画版のためにプロット書いた奴を後に小説化してる奴だから、公式設定と見ていいだろう。

327:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 06:28:50
エルファシルなんかは、典型的な例かな

両軍とも大きな目標は「お互いの征服(解放)」だったんだろうけど
それを実現する戦略ビジョンに乏しかったんだね
艦隊決戦を繰り返し、その戦術的勝利の積み重ねで戦略目標を達成するとかなんだろう
イゼルローンに固執してしまった同盟や
帝国も回廊周辺の星系落とすまでが視野で、それを継続していけば首都に行けると

その内、そういう膠着が目的を忘れさせ(刑骸化して)「手段の目的化」になってしまったんだろうね
目的が同盟は「センキョ」の為の戦争
帝国は「ポイント稼ぎ」の戦争にとって変わってしまった訳だ

328:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 06:49:27
>>317
あそこは貴族連合側が兵力が多いから勝つ、勝った後は返す刀で貴族どもをぶった切れば
俺様が皇帝というファーレンハイトのヨミと俺は思った。

329:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 09:08:00
>>318
具体的にはどんなのが有効な作戦だと思うの?
必勝の戦法みたいな事を言ってるのかな?

そういうのは舞台が宇宙に上がっても現代と変わらないと思うよ

戦術面では、おかれてる状況次第でそういったのは刻々と変化するのだからそんなものは無いし
戦略面なら
相手より大兵力を準備する
補給を確保する
兵を適切に運用する
あたりがセオリーなのでは?

330:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 11:17:42
>>312
別に諦めてはいないんだろうけど

軍事的勝利によって艇庫区内での地位を高めようと同盟侵攻計画を立案

失敗して、逆にそこを対立勢力に付かれ混乱同盟侵攻どころじゃないことに

つまり、同盟など帝国内の権力争いに比べたらかませ犬程度にしか思われてなかったと

後フェザーンや帝国内フェザーン派の走狗達の妨害工作もあったかも知れない
まあ、それでも何百年にもわたって、イゼルローンに逆侵攻をかけてくるような連中を放置して来たというのは
多少の疑問は残るが。それより、何故フェザーンを放置してきたのかの方が疑問だな。
ラインハルトにフェザーンの通行権を要求されてフェザーン側が驚愕するシーンがあったけど
イゼルローンから侵攻すればそれだけで数百万単為で戦死者は出るのは必至だし、フェザーン回廊が通行できないことによって
その戦死者が出ると考えれば、フェザーンは立派な同盟の味方、帝国軍将兵数百万を間接的に殺すのはフェザーンだと
普通は認識される。


331:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 15:00:57
>>330
まさにフェザーンの走狗によってイゼルローン方面が主戦場にされていたんでしょ

フェザーンの目的は
フェザーン回廊を主戦場にさせない
同盟、帝国を焚き付けて戦争を継続させ、漁夫の利を得るなんだから

フェザーンに矛先が向かなかったとすれば
それはフェザーンの工作の成果だろう

征服こそできなかったが、寧ろ帝国の方が戦いのイニシアチブをとっていた感じじゃないかな
逆侵攻とは言ってもイゼルローン要塞より先の帝国領まで侵攻できたのはちょっとしたのを除けばアムリッア戦役が初めてじゃないか?
実際、戦闘の殆んどはイゼルローン要塞から同盟側に至る回廊周辺が戦場であったことが多い

原作の描写から、一度征服した同盟領を再奪回された等を入れなければ
神聖にして不可侵の帝国領が同盟に犯されたのはヤンのイゼルローン要塞奪取が初めてようだしね

そう考えると帝国上層部としては、ある程度の成果を上げていると判断してもおかしくはなんじゃないか

そうすると、対外戦争としての帝国軍の面子は立つし
同盟も水際で食い止めいるのだから初期目標は達成している
そうなると、お互い現在戦局で満足してしまい
国力にゆとりがでれば、時々大艦隊編成して侵攻したり、イゼルローン攻略を試みたりと
だらだらと150年戦争を継続してしまったんではないだろうか

332:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 15:18:57
>>72
わたしもそうおもう。
上級大将はおろか大将の器ですらない
少将で十分だ

333:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 16:21:28
むしろ准尉あたりで十分
どんだけ人事が糞なんだ

334:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 16:24:27
貴族が画イエスぶる具に逃げ込んだけど
先にあの要塞おさえておけばもっと楽勝だっただろう
びってん以外の提督を配置しておけば楽勝で撃退できたし
どんだけ無能なんだ


335:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 16:27:40
自由同盟の英雄が帝国を倒すのがこの話のテーマだからね
あんまり有能すぎては倒せないからしょうがない

336:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 17:50:44
>>334
ガイエスブルグは別に無人だったわけじゃないぞ

「ジオン軍が逃げ込む前にソロモン抑えればいーじゃん」とか
「南山要塞守備隊が逃げ込む前に旅順を抑えればいいじゃん」とか言ってるようなもんだw


337:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 21:50:41
その前の段階で、じゃないのか。


338:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 21:57:49
リップシュタット戦役直前のガイエスブルク、レンテンベルク、ガルミッシュ各要塞の司令官は門閥貴族派だったんだろう。
こういう日のためにブラとリッテンが根回しでもしてたんじゃね?

339:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 22:29:45
>338に同意
基地司令が門閥貴族派なら、疑問の余地はない
門閥貴族とてガイエは帝国内ではイゼルローンに次ぐ大要塞なのだから
事前にライハルト傘下の部隊が展開していたらわざわざ目指さないでしょう
やはり根回しをしていたからこそガイエを拠点に構えたんではないかな

名目上はラインハルトが全軍のトップだとしても、現実は数的には劣性だったのだから
実際、中央を抑えるのがやっとだったんだろう、下手に戦力分散するのは逆効果って場合もあるだろうしね

逆に貴族派の拠点全部ライハルトが押さえるくらい戦力もっていたら内戦にすらなんないしね



340:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 22:43:32
にしても、気前がいいよなあ。要塞ぽこぽこあげちゃって。
イゼルローンには劣るとはいえ、攻めるのも大変だろうに・・・
一個くらい自分たち用の拠点として掌握しとけばいいのに。

兵力分散になるからやめたほうがいいのか
回廊内部のような特殊な状況じゃなければ要塞の脅威はあまりないのか・・・
要塞押さえられまくられたら戦いは長引きそうだと思うんだけどな。

341:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 23:07:15
結局のところ、ラインハルトはオーディン周辺を掌握するので精一杯で、
その他の宙域はマリーンドルフ伯領その他少数を除いてことごとく貴族のもの
だったのだろう。

342:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 23:30:53
>>340
 予想外に皇帝が早死にしたが故の内戦だからな。いろいろと手際が悪かったり、準備不足でも仕方ない。
 本来のラインハルト構想なら、しかるべき時期にガイエぐらいは確保しといたんじゃね?

 逆に、ブラ公らもそれなりの準備していたかもしれんけど。

343:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/01 23:40:15
各要塞を貴族派が抑えた場合、守備のために兵力を割かねばならんね。
するとせっかく優勢な機動戦力をみすみす分散させることになる。

それならばと各要塞を放置して、今度は主戦線以外の方面ではまったく戦局に関与できない罠

344:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/02 04:19:02
>>339
逆にラインハルトは優秀な艦隊司令官と精鋭艦隊さえそろえておけば、動かない要塞などどうにでもなる、
と考えていたとすれば辻褄は合う。
この辺は宇宙艦隊司令長官(もう三長官兼任だったっけか?)だからやりたい放題だろう。
要塞を拠点としてくれれば、要塞を見張っているだけで敵艦隊の動向も掴めるしね。

それと各要塞の地理関係がオーディンさえ確保しておけば兵站、連絡他OKという状態だったのかもしれない。
実際、ガイエスブルクを本格的に攻めたはレンテンベルク、ガルミッシュを落としてからだし。

>逆に貴族派の拠点全部ライハルトが押さえるくらい戦力もっていたら内戦にすらなんないしね

ということだと思う。
ラインハルトも万能というわけじゃなくて、諸々の事情を秤にかけてみて、あれが最善と判断したんだろう。
つか門閥貴族派のオーディン脱出ってありえないよな。
クーデターやるなら、意地でも首都だけは押さえなければなあ。
それに失敗した時点で、手持ちの艦隊の力を背景にラインハルトに頭を下げれば命ぐらいは助かったろうにw
資産がどれだけ残るかは交渉しだいだろうな。


345:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/02 04:55:10
>>344
>つか門閥貴族派のオーディン脱出ってありえないよな
あれだ。「表へ出ろ。決着つけてやる」ってヤツのつもりだったんだろうw

346:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/02 07:50:47
>>342同意
ラインハルト達は先立ってアムリッア戦役に懸かりきりの時の皇帝崩御だから
内戦までの準備はろくにできなかったんだろうしね

ラインハルトとしては子飼いの艦隊掌握して、首都、皇帝確保してればまずは十分だったんじゃないのだろうか

下手に貴族を首都に置いて、クーデターなり皇帝奪取されたら
数が劣勢のラインハルトの方が窮地にたたされるしね

実際、内戦の推移からしても結局貴族側はガイエスブルグを有効に活用できなかったしね
ファーレンハイトかな?持久戦主張しても聞き入れなかったし

そう言うの考えるとラインハルトとしては数で劣勢でも純軍事的な事や艦隊決戦では負けると思ってないだろうし
要塞等を確保する時間も兵力もなかったのだから、寧ろそのまま
ガイエスブルグを貴族側に委ね中央から追い出した方が都合がよかったのかもね
首都、皇帝さえ押さえていれば十分と

347:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/02 08:53:43
帝国は、貴族・官僚・軍隊の三位一体によりシステムが成り立ってたそうだから。
貴族とは財力に優れ、政治力も持ち、各方面への強い影響力を持つ存在で。
官僚とは皇帝に直属する具体的な統治機構で、ここは基本的に皇帝派の牙城だろう。
軍隊は、名目的には皇帝直属だが、内部に貴族派と皇帝派の派閥が存在すると思われる。

帝国の歴史は、自分の政治力を極大化しようとする大貴族と、それを適当に削ごうとする
官僚たちとの絶え間ない争いであったと思われる。
実際、ブラ公の政治力は圧倒的で、ほとんどすべての貴族と、軍隊の多数を自分の味方に
することに成功したわけだ。皇帝の権威よりも大貴族の政治力が上回った実例であり、これは
政治上の大問題である。

金髪は直属の部下を中心として軍隊の1/3程度を掌握できただけだろし。
リヒテンラーデ公は官僚組織を掌握してただろうが、貴族多数を集結させる政治力は無かった。
ローエングラム・リヒテンラーデ枢軸は、宮廷における多数派では無かったよね、確実に。

金髪は、客観的に見れば、それほど有利な体制ではなかった。
特に帝国の一般庶民から見れば、やはりブラ公の方が強そうに見えたのではないかな。
実際、辺境はほとんどブラ公側で、赤毛が討伐して回らなくてはいけなかったわけだし。
オーディンだけが孤立し、後の部分は圧倒的にブラ公側だったんだろうなあ。

348:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/02 09:26:44
>>340
あげるというか、貴族制度が残っている時点で、門閥貴族は地方でかなりの自治権を持っているわけで
皇帝が崩御して裏切りそうだから、というだけ理由で要塞の明け渡しなんか要求したら、それこそ藪蛇というか
相手に大義名分を与えるだけだろう。
大体、関ヶ原前夜のように各貴族を取り崩してる最中にそんな事やるわけがないし(ラインハルト側は貴族を
殆ど取り込めないまでも相手の結束を強くする)、皇帝が崩御して最高に不安定な時期にそんな事をやるのは
自殺行為。


349:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/02 09:40:47
>>344-345
数の上でも勝っているし、絶対に勝てると思ったんだろうな。
クーデターとかで騙し討ちするより、正々堂々と正面から決着を付けようと考えててもおかしくないし
何より彼ら門閥貴族はの地盤は自領にあるのであってオーディンではクーデターを起こせるほどの基盤がないんだろう。
艦隊だってさすがに三長官や首都防衛艦隊長を向こうに回しては首都星に近づくことすら出来ないだろうし。

350:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/02 19:23:13
>>349
そういえばシュトライトとフェルナーがブにラインハルトの暗殺を進言したら
「わしはあの小僧を正面から正々堂々と打ち破ってやるのだ」と逆ギレされて、投獄されたなw

351:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/02 19:29:07
確か、どちらも投獄はされていない。
シュトライトは置いてけぼりにされた
(ブは、別に悪気が有った訳ではなく、忘れていた)。
フェルナーは、独断でテロを試み警戒厳重なので諦めて行方を晦まし、
のち、自ら出頭して寝返った。

352:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/02 21:25:35
その程度で投獄されたらな~
シュトライトも「決して暗愚な人ではない」なんていえないよな。

353:350
07/11/03 05:23:24
>>351
スマン、今、読み直したらシュトライトはラインハルトにブのところに送り返さないでくれ、
裏切り者と邪推されて投獄されちまうからだった。
どうもブというと部下を投獄というイメージが抜けん。

354:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/03 06:51:15

>>312

アニメ版しか見てナイけど・・・

そもそも帝国は孺子が『神々の黄昏』で
黒狐ンとこの航路局を押さえるまでは
回廊出口付近の航路データしか持って無かった!

リューネブルグを筆頭とする
歴代の逆亡命者が持ち出せなかった位なので
軍法会議⇒即決銃殺級のトップシークレットだったのだろう。

355:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/03 13:42:57
アスターテ星域ってどの辺なんだろうな。

356:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/03 14:12:04
ボーステックによるゲーム版の星図は信用していいのかなあ?
あれ、ハゲの監修入っていたっけ?

357:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/03 15:21:19
>>355
イゼルローン回廊の同盟側出口付近。
エル・ファシル星系の近所。

358:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/03 17:13:23
エルファシル、ティアマト、アスターテはご近所さんか。
同じ回廊出口付近で戦場があちこち変わるのも航路情報が不正確な為なのかな。

359:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/03 18:05:25
厳密には、ティアマトはエル・ファシルなどとは違い、
イゼルローン回廊内の星系。惑星カプチェランカやレグニツァがここ所属。
イゼルローン要塞から6、7光年の距離だったか。

戦場は回廊とその出入り口付近周辺に限定されていたとは言っても、
いつも同じ所にだけ攻め込んだり、
同じ所にだけ防備を固めていてもしょうがない。
相応に膨大な体積を持った空間だろうし、
航路設定も、回廊内と違って色々有り得るだろうし、
各星系、どこにも重要性が有ったということだ。
ヴァンフリート星系とかは、そうでもないようだったが。

360:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/03 20:20:53
第二次ティアマト会戦から半世紀も会戦がなかったのに、
いきなり同じ年に2回も会戦が起こっているんだよな。

361:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/03 21:11:30
>>360

第二次ティアマト会戦は確かアッシュビーの戦死した会戦だが、
その後も、会戦はあれこれ行われているが。
同盟側は、アッシュビー戦死後も長いことマフィア達が率いていて、
彼らは勝ったり負けたり戦死したりしている。

362:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/03 21:14:29
>>360

ああ、ティアマト星系での話か。
会戦と呼ぶに値しないような小競り合いは、
結構有ったんじゃなかろうか。

363:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 10:35:29
>>328

500年にわたって熟成された帝国人民の臣民意識故に
ゴールデンバウム王朝を転覆させて自ら取って代わろう
などといった発想の転換はロイエンタールですら思いもよらなかった。
これを「偉人と凡庸の徒」の差とロイエンタールは独白している。
この一件から推測して、「食うために軍人になった」と公言するような
志の低い一介の職業軍人に過ぎないファーレンハイトに
簒奪の意思があるとは思えないな。




364:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 14:06:12
ラインハルトのとんでもなさは、
幼年学校時代に既に簒奪の意思が有った所だ。
下手するとただの誇大妄想。

言うなれば、何の実績も無い高校1年生の野球部補欠が、
地区予選に出る前から、「甲子園で優勝してオリンピックで金メダル」
とか言うようなものだ。
甲子園でベスト4まで来たチームの主力選手なら、
優勝してオリンピック出場くらい言っても良いだろうけど。

華氏も色目も、中将・大将級になってくれば、
嫌でも政争に巻き込まれる立場だから、
自然と政治的野心も芽生えたかも知れんよ。

365:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 14:23:07
はぁ?
ガキの頃の夢を実現した、ってなんで素直に言えないんだ?

366:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 14:30:26
公言したらただの馬鹿だが、ラインハルトは馬鹿じゃないから
キルヒアイスにしか言ってない。「下手するとただの誇大妄想」
はまさにその通りだけどな。

367:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 15:21:16
>>364>>363へのレスであって、その要点は、
「ラインハルトのとんでもなさは、
幼年学校時代に既に簒奪の意思が有った所だ。」と、
「華氏も色目も、中将・大将級になってくれば、
嫌でも政争に巻き込まれる立場だから、
自然と政治的野心も芽生えたかも知れんよ。」
だぞ。

368:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 15:43:11
>>364
確かに野心は芽生えたかもしれない。だがその野心を成就させる為の手段が
「皇帝の娘を嫁に取り、生まれた子を帝位に就けて外戚として権勢をふるう」
とかいった常識的(?)な発想にしかならない。
それが凡庸の徒の発想の限界で、500年に及ぶ王朝の存在そのものを
なくしてしまうという発想にはいたらない。
363の主張って、そういうことだろ?

369:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 17:01:16
軍人がクーデターで独裁者ってのは、古今東西腐るほど有るパターンだぜ?

370:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 18:19:28
いくつもの国が並存してきた現実世界の「古今東西」と
500年に渡り銀河帝国のみが国家であった銀英伝の銀河帝国を
同一視するのがそもそもの間違い。


371:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 19:22:02
まあ金髪には皇帝になってからのビジョンが欠片も無いからな。
長生きしていたらとんでもない暴君になっていたかも知れん。

372:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 19:38:17
善政も戦争継続のためだからなあ。
オーベルシュタインまで長生きしていたら、謀殺されなかねんw

373:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 19:49:40
(ほぼ)平定したとたん、ひまひま光線を出しまくって戦争を煽りたててるしな

374:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 21:07:12
>>370
>500年に渡り銀河帝国のみが国家であった

お前なら、そう認識するんだろうな

375:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 21:10:44
>>371

起さなくて済む戦争強行している辺りで暴君だよ。
代替わりについても「それを望む者が実力でそうすればいい」とか
なんだよアレは。
アレクが生まれなかったら本気でそうさせる積りだったのか。
そうでないなら、皇帝の禅譲制度の青写真くらい見せておくべきだろう
(最低限、それを監視・施行する組織の権力の独立とその法での保証が要るから、
どのみち、立憲制への以降ってことだが…)

376:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 21:20:52
>>370は明らかに帝国側の視点での解釈だから、そう考えるのは当たり前だな。

何を>>374は煽りたいのか知らんがね。

377:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 21:22:59
同盟ファンなんじゃない?

378:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 21:24:08
権力闘争にしろ戦争にしろ白兵戦にしろ、何でも他人を叩きのめすものが好きなんだよな。
だから平和になった後の事とか恋愛とかには全くの無関心。

379:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 21:27:45
天才だからちょっとおかしい人なのは仕方が無い

380:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 22:19:10
ヤンが死んだ後は内政に集中して他に趣味見つけようとしてたから、「ライバル」さえ居なくなれば割とまともなんじゃないか?
9巻以降は叛乱起こされたり共和政府に小競り合い仕掛けられたりしたから戦おうとしただけであって。

381:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 22:19:46
>>376

現場で戦い抜いているプロの帝国軍人なら、
建前はともかく、相手が国家だって実体は認識できていて当然と思うぜ?

将官以上に偉いなら、通常、検閲されていて、
公刊どころか閲覧も出来ないような情報にも触れられるだろうしな。

382:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 22:28:58
>380
趣味っつーか、あれは必死すぎて笑える状況だったけどな。

383:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 22:29:16
>>380

9巻以降だって、どの会戦も殆どは、
阻止しようと思えば出来たんじゃないか?
色目のは、義眼とラングを使者として差し向ければ良いし
(それでも尚、色目が叛乱を強行したって、
付いていく連中は激減したんでないか)、
共和勢力相手のは、まず同盟併呑が不要であるから、
マル・アデッタ会戦も回避できた。
回廊の戦いなど論外だし、ヤンの死後も、
改めて成立したての八月新政府と講和しとけば、
丸く済んだんでないか。
最低限、シヴァ星域会戦なんぞは、
どうとでも回避できた筈だな。

384:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 23:25:33
きっと戦争が終わって軍の大リストラが必要になったけど
まともに解雇するとランボーみたいなことになるんで戦争で処理したかったのと
元同盟の不穏分子を一箇所に集め纏めて纏めて処理したいと言う
高度に政治的な考えがあったんだよ。

義眼辺りには。

385:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 23:30:58
幹部は死んでいいけど、兵隊はちょっとアレだな。

386:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 23:39:01
兵隊の方が問題なんだよ。
戦時体制の解除やフェザーン併合による経済的大混乱によって
今後の帝国が大不況に陥るのは間違いない。
そんなところに数十万数百万と言う、戦闘しか能の無い奴等が
軍を放逐されてなだれ込んでくる訳だ。
再就職できるかって言うとまず無理。
「俺たちは命を賭けて戦ってきたのにこの仕打ちか」
となってテロに走るのは目に見えている。

だったらその前に同盟残党との戦いですり減らした方がいいだろう。
どうせ残党の方も放って置けばテロリストになるんだろうし。

387:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/04 23:56:49
大部分は数年間でおさらばの徴兵された素人さんたちだろうけど。
士官と下士官がアレだ

388:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 00:31:16
>>381

自由惑星同盟が「叛徒ども」でなく「国家」であると認識し得たとしても、
現場の軍人風情には共和政治の何たるかなど、一定以上知りえない。
「閲覧も出来ないような情報にも触れられる」…と気安く言うが
共和主義に関して社会秩序維持局が常に目を光らせてる中、
一介の軍人に、高いリスクを犯してまで閲覧する価値など無いよ。
普通は、ね。



389:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 05:31:57
>>382
ビッテンフェルトをお供に古典バレエを見に行って、詩の朗読会はルッツを同伴しようとしたんだっけ?
そしてミュラーは前衛音楽を拝聴するハメにw
まさかとは思うがこの前衛音楽がプログレッシブ・ロックだったら、ちょwwww
ミュラーはマジで和からなさそうだが、ラインハルトは気に入るかもしれん。

390:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 05:36:14
>>384
>義眼辺りには

お前、さりげなく酷いこというな。
俺にもその視点はなかったぞ。

391:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 06:01:34
>>370ちょっと横やりだけど
>369の「古今東西」にかけてるんだよね
単一国家だと、クーデターが起きないってこと?

そうだとするならちと違うよ
国家の終焉は外からの要因の征服されるか
内からの要因のクーデター、革命、内乱とかになるけど

内からの要因は周りに国家の有無はほとんど関係ない

確かに地球に単一の国家は誕生したことはないけど、交通の関係でほぼその地域を
単独で支配する地域大国局地大国的な、地域を統一した国家は誕生している、(欧州や中国の大きな帝国ね)
そういった単一国家が終焉に向かって行く過程は、内からの要因であるのが殆どだよ

国家の最後は腐敗や自浄作用が働くなり国家が機能不全を起こし始めてきた時に
もし、周りに強力な「外国」がいれば征服される可能性が出てくるし
逆に周りに「外国」が居なければ内部の有力者が簒奪を企図する場合が出てくる

変な話、外に強力な「外国」があると国家として団結する可能性が高くなるよ

銀英伝でも帝国が単一というなら、むしろクーデターの可能性が高いと思うが

392:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 10:40:03
>>370までの流れで焦点になってるのって、ファーレンハイトの野心だよね。
黄金樹王朝の500年の歴史の中でもクーデターを起こしたのは金髪しかいなかった。
しかも理由は「最愛の姉を老皇帝に奪われた」から。
そんな特異な理由も野望も無いのに、
ちょっとだけ有利なポジションにファーレンハイトがいたからって、
職業軍人を自認してる男がクーデター起こすかよって話。

なのに若干名、変な方向に誘導してるのがいる。

393:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 13:26:46
金髪は赤毛が死んだ後、あきらかに「起こさなくても良い」戦争をムリクリ起こしてる。
赤毛だけがブレーキとして機能できたのであり、義眼もヒルダもブレーキになることは
できなかったってことだ。

金髪死亡後は軍事費の削減と肥大した軍隊の解体が大きな政治的課題になることは間違いないね。
まあ国務尚書の疾風が出す命令なら軍隊に逆らえるやつなんていないだろが。

394:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 13:54:32
>>393
キルヒアイスですらブレーキになっていたか、すこーし疑問だが……。

元々そういう性質だったのが、「姉の奪還」という理由で帝国簒奪→銀河統一に適度に費やされていた―か
 皇帝を打倒して「姉の奪還」を成すには、そこまで過剰な性質が必要だった―か、いずれにしろ、
 目標を達成(一応)した後は、ぶつける相手もいないから暴走するわな。
 皇帝がもっと生きていて、帝国簒奪が一番最後だったら、もう少しマシになったかな?

395:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 14:19:40
>>388
将官以上の軍幹部を、内保風情が完全に監視下に置けていたと?
せめて憲兵隊と言ってくれやww

まー、軍部の高官は、「普通」じゃない立場だしな。
捕虜とかも居るし、だいたい、フェザーン経由で入ってくる情報も有るしな。

396:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 14:22:08
>>392
記述に無い脳内設定前提でよくそこまで語れるな
妄想乙

397:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 14:39:20
>>393

マジレスすると、金髪死後、軍縮が有るかどうかは疑問だ。
旧同盟領各地を警備していた軍隊が、当然ほとんどすっからかんになっているから、
治安上、極めて頼りない状態になっている。
そして帝国軍中央の兵力も、回廊だの色目叛乱だので相応に減っている。
回廊後で、15万隻だったのが11万隻に減り、色目叛乱後は7万隻に減ったとする。
バーラト自治区警備は、或る程度は旧イゼルローン革命軍に委任するとしても、
帝都やその前後の新造の2要塞、ウルヴァシーの基地やイゼルローン要塞や
旧帝都などに、相応の兵力は駐留させないとならない。
各5000隻ずつとしても計3万隻必要。
旧同盟領各地(旧同盟軍の基地・物資集積所の数から見て少なくとも80数箇所)に
警備兵力を分散するとなると、4万を80で割ったら500隻程度。
それぞれの任地(星系一つは膨大な体積だ)を3交代制で巡回するとして170隻弱。
航路を手分けして巡視しないとならないから、10隻弱の部隊に分けたら20部隊程度。
平和な状況ならともかく、戦後まもなくってことで宇宙海賊が増える脅威を考えたら、
むしろ足りないのでは思われる。
人員的には、軍縮などする余裕は無いのではないか。
旧同盟軍の後方勤務要員を新規にスカウトする必要性すら有るくらいだ。

398:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 14:52:55
両国の内乱以降で、講和して平和になったら、
「新領土」など存在せず、帝国軍中央の15万隻は健在なままで
軍縮が必要な状況になったかもな。

帝国の民間でも、人手不足が余程深刻なら、失業問題は無いとは思うが
(貴族私兵がほぼ消滅した事によって、各地の警備が手薄になったってことも有るだろうし)、
どうなったろう。

399:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 14:54:08
>>397
 とりあえず戦争する必要はなくなったのだから、軍組織の治安維持主体への再編と軍官僚のスリム化は必要
だろう。
>旧同盟軍の後方勤務要員を新規にスカウトする必要性すら有るくらいだ。
それはむしろ当然かと。占領初期の混乱が収まったら、地元の人間に委任していくのは占領政策の基本だ。
 新領土は、基幹を本国からの人員で固め、あとは旧同盟の人間で埋めていく形になるだろう。

400:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 17:51:01
>>398
外伝で大卒が徴兵されたってシーンあったからそれなりに
人的資源も枯渇してたんじゃね?

401:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 18:40:25
500年も戦争してりゃねえ

402:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 18:43:33
>>401
何言ってんの?

403:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 18:45:19
人手不足の話

404:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 19:24:02
遠征だけでも12万以上動員し、帝国領防衛に地方の艦隊だけで10万ちょい
直近のシヴァ星域会戦でもイゼルローン要塞を視野に入れていた
としてもヤン亡き後の革命軍9千に4万以上を動員してる
100万はないにしても余剰は相当健在あると思うぜ。
戦艦と空母を減らす所からはじめようぜ

405:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 20:35:26
>>402
突っ込んで欲しいんだろう。

406:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 20:39:33
自由惑星同盟との戦争は150年

407:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 20:42:57
海賊がいるから軍縮もそう大々的には出来ないはず

408:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 21:21:32
>>404
>ヤン亡き後の革命軍9千に4万以上を動員してる
>余剰

余剰など無い。
シヴァでの5万隻は、むしろその程度が、
当時の帝国にとって、留守番を新帝都などに置いた上で
遠征に出せる兵力の精一杯だったってことだ。
帝国の地方警備10万隻は、以前は居た貴族の私兵が居なくなっている訳で、
むしろ各地で手薄になっている。出来れば艦艇一隻も割きたくない筈。

戦艦はともかく、空母は、単座式に変えて、偵察艇や連絡艇を載せ換えれば
戦後も活用できるのでないか。

409:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 21:26:06
>>397
要するに、色目のおかげでいい感じに軍縮できたというわけだとwww


410:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 21:28:21
10万以上いるのはローエングラム朝になってからだよぅ
平定しきって不安分子はことごとく殺しまわったあとでも
こんだけあるんだよぅ、危機感はなかったのか指示系統はまったく
整理してなかったみたいだけどさぁ

4万の内訳はミュラー、ワーレン、ビッテンフェルトの艦隊で
残りはお留守番。普通考えてまだまだいるべ

内乱で4万も減るかタコ。お互い4万同士動かして、
ロイ軍は撤退後自壊してんだからあの内乱で1万もへってねーよ

411:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 21:42:04
外敵が居なくなった以上、軍縮は必然だし
莫大な軍事力は国家予算を圧迫する以上可能な限り縮小は目指していくだろうね

敵が居ない以上、軍事力の目的は治安維持に割かれてくる訳だが
お互い戦時下の際、両国とも辺境に延べ10万隻近い戦力を割いていたが
帝国側の場合、当然治安維持としての役割もそうだが
アムリッアでも分かる通り貴族の権力闘争の形、あるいは内乱の未然の防止といった面も強い
しかし、ラインハルトの改革によって貴族の勢力が削がれた以上地方に割いていた
「治安維持としての最低限の戦力+α」の「α」分は削減は可能だろう

同盟側も、純粋に10万隻が辺境警備に必要な数とういより、中央の艦隊を補完する
予備戦力として「治安維持としての最低限の戦力+α」で10万隻だったのではないだろうか

実際、ロイエンタールが「新領土」に赴任した際、率いていた戦力は3万隻程度だった思う
確かに敵主戦力が存在しなくなったとは言えかつての敵国領の治安維持に、過小な戦力は派遣はしないだろう
最悪3万隻あれば多少の治安出動は可能と考えたのでは
そうすると、治安維持の最低限のラインは3万隻からでもよいと判断しても差し支えないのではないだろうか

軍のあり方も「軍事力」から「警察力」へと転換していくのだから
相手が宇宙戦艦をもっていいるなら、当然こちらも宇宙戦艦となるが、
さすがに海賊退治に何万隻もの主力艦艇は必要ないだろう、そういった大型の主力は削減していけるかな
だからこそ治安維持には過剰と思われたから、宇宙戦艦や宇宙空母は廃棄されようとしていたしね

数字自体に根拠は無いが両領域に5~6万隻程度で中央の戦力に5~6万隻程度
まぁ、総力で20万隻もあれば十分ではないだろうか

旧同盟側の協力も仰げると考えれば、400億近い新銀河帝国の規模からすれば
20万隻でもかなりの軍縮と言える気がする
最悪、対外戦争の主戦力として徴兵で賄っていた両国の人材は民間に還元してもいいだろう


412:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 21:45:02
猪艦隊が攻勢耐えられて押されたり
バイエルライン艦隊がボコボコにされたり
グリルパルツァー艦隊が裏切った後本隊+クナップシュタイン残艦隊に
猛攻受けたり
分艦隊が色目逃がすのに殿軍になったりした
第二次ランテマリオ会戦の両軍合わせた損害率が13%以下とはいかに

413:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 21:49:55
まぁそんなもんだろ。結局は手詰まり千日手で
メックリンガーが着たから後退して、
裏切られて打ち合ってたのも一瞬だし

414:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 21:56:36
>>413
さすがに10日以上戦って13%の損害率は低く杉じゃね?

415:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 22:00:27
お互い決定打は打ててないじゃん
引き立て役がやられあっただけで

あとは反乱軍が撤退→内輪揉めで崩壊していった訳だろ

416:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 22:04:39
あと、「回復」も考えてな
大破ならともかく小破・損傷の場合数日で戦線復帰だ。



417:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 22:17:10
軍縮の話でいうと、帝国が同盟と接触したとき帝国は軍を持っていた。
つまり海賊とかいう小規模なものでなく対応する軍を持っているのは地方領主が軍らしきものを
保有しているから軍がある。
ローエングラム王朝が貴族制度を廃止して固有武力がなくなれば警察的なものだけが必要で軍は不要。
と考えてみたが全人類を統一した政体はローエングラム王朝以外知らないから軍を廃止するかは不明。


418:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 22:23:37
> 全人類を統一した政体はローエングラム王朝以外知らないから軍を廃止するかは不明。
銀英伝の中にも何回か出現してるが・・・

419:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 22:27:56
>>418
ないよ。統一した政体ではなくって連邦形式だろ。
しいて言えばゴールデンバウム王朝が統一してるが、それも貴族制度による私兵がある。


420:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 22:30:09
>>419
何回かは間違いだったが地球統一政府は?

421:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 22:31:48
>>410
>10万以上

帝国の広さは多分同盟の倍以上。
基地の数も倍以上として、160箇所以上に10万隻を割り振ったら
相当に少なくなる。

帝国の地方警備兵力は、内乱前、貴族指揮下の兵力が健在だった頃は、
内乱後の帝国軍中央の兵力が15万隻程度ってところから見ても、
もっと多かったと推定できる。

>4万の内訳はミュラー、ワーレン、ビッテンフェルトの艦隊で
残りはお留守番。

4万じゃなくて5万。
参考
URLリンク(web.joetsu.ne.jp)
帝国軍側で参加したのは、1個艦隊12000隻強として4個艦隊と思われる
(疾風は、ラインハルトの側で補佐と代行)。
留守番は居たろうけど、そう無闇には居なかったろう。

>内乱
ロイエンタール軍は、艦艇の9割を失って、と有るのだがな。
色目側で、降伏した連中や逃げた連中も居たろうが、
疾風側にも相応の被害は出ていたろうし、
合計して少なくとも2、3万の被害は出ているんじゃないか。

422:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 22:36:31
>>420
地球統一政府?

423:名無しは無慈悲な夜の女王
07/11/05 22:46:28
>>421
それでも平均500だろ、私兵による反乱は心配の仕様がない状態で。
海賊でスポンサーもなく数千の規模になるなんてのも想像しがたいんだけど
1000も置いたら置きすぎじゃねー。どうでもいい場所なら二桁でもおkだぜ

留守番はいくらいるかのデータは出てこないからまぁ居ないでもいいか

内乱はロイエンタールにしたがってハイネセンまで戻ったのが1割だろ。
グリルパルツァー自身もそうであるように
殆どは本道に戻って義理を果たしたから降伏してるでしょ
一万はともかく2万には届かないょー


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