07/11/11 14:24:47
盛り上がってるところすまんが、ちょっとSAN値を上げさせてくれ。
昔、何スレか前に、御大が使っていた万年筆について質問した者だけど、調査の結果、いろいろわかったので書いてみるぜ。
結論を書くと、御大が(一時的にせよ)愛用してたのは、ウォーターマンでした。
このスレにいろいろ情報が載ってました。
The Fountain Pen Network > The FP of H.P. Lovecraft
URLリンク(www.fountainpennetwork.com)
関連部分を訳してみる。
「あなたは、私が昨年の10月に、ソニアと私のために1.28ドルで購入したペンを思い出すことでしょう。私たちは、まだ販売が継続されていて、セールスマンは交換をしても構わないと思っていることを突き止めました。(なんか粗悪品をつかまれたらしい?)
本当に満足の行く一本を得ようとするのであれば、本当のWatermanに投資せねばなりません。
6.25ドルのWatermanを私のポケットに安置するそのときまで、私は百貨店から逃れることができませんでした。(御大らしい台詞まわし)
それは、1906年に購入し、その17年後、1923年の夏にマーブルヘッドの砂浜で失った大昔の6.00ドルのタイプに対応する、より近代的なインク充填機構つきのものです。
確かに、このインクの供給方式は、いくつもの粗雑な間に合わせ品を使い続けざるをえなかった私にとっての救済足り得ます。
個人的には、明日、この特別なモデルのペン先をわずかに太いものに交換したいと思っています、下書き用紙に引っかかりにくいものに。
再びWatermansに戻れたことは、確かに良いことです。」
1926年1月30日、ニューヨークからLillian Clark*へ宛てた書簡より。
Joshi & Schultz, 2005.
*たしか、ラヴクラフトの叔母。当時はプロヴィデンスのカレッジ・ヒル在住?
-続く-