08/03/31 22:47:23
ベストセレクションの件は、この辺で、一応、結論を出してまとめておきましょう。
SF長編に関しては、(つまりファンタジー、ホラー系統のものは除く)
「幼年期の終り」(「地球幼年期の終り」)
「ソラリスの陽のもとに」(当時はこの邦題のバージョンのみ刊行)
「果しなき流れの果に」
前記したとおり、俺は「あの熱い夏」にこの3冊を手にし、
読後、ウインドーを全開にして、
「これがサイエンティフィック・フィクションだーーーーーーーーーー!!」
と絶叫する日々であった。(いわゆる「高級住宅地の中心でSFへの愛を叫ぶ」ってヤツである)
以後、SF長編に関してこの3作に匹敵するものは目にしていない。
つまり、この3作を読めばSF長編に関しては卒業と言っても過言ではないのである。