08/03/24 15:48:41
媒体 / ノベルズ
ジャンル/ 中世の架空のファンタジーもの?
読んだ日/ 20年くらい昔
場所 / クラスに置いてある学級文庫にあった
(内容)※かなりうろおぼえですが…
大昔のヨーロッパで大飢饉が起きた。その国では(たぶん東欧)かなり
の死者が出て暴動や殺戮も起きていた。
1人の若者が夜の森をさまよい遠くに火の明かりを見つけた。そこには
2人の中年男性が焚き火を囲んで座っていた。片方の男性は片足がなかった。
焚き火では肉を焼いていた。
若者は「数日間なにも食べていなく歩きつづけてヘトヘトだ。お願いですから
私にも肉をわけて下さい。なんでもします」と懇願した。
2人の男はアッサリと了承した。
片足の男がいった。
「いま焼いている肉は私の片足だよ。これを食べて飢えをしのぎ、また我慢できなく
なったら今度はそっちの男が足を差し出す約束になってる。あんたも順番がきたら
腕が足を差し出すなら、この肉をやろう」