今日読んだSF/FT/HRの感想 7冊目at SF
今日読んだSF/FT/HRの感想 7冊目 - 暇つぶし2ch250:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/28 22:23:25
「分解された男」良いねえ。

でも「虎よ!虎よ」には何故か嵌れなかった・・・


251:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/28 22:25:12
>>250
あれは二回読むと効くよ

252:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/28 22:55:00
いい加減スレ違い

253:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/28 23:06:10
【女性客拉致・強姦】 「カッコイイ女はおひとりさま上手」著者も、ペッパーランチ事件に恐怖…防衛策と対策は
スレリンク(newsplus板)

254:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/28 23:36:03
>>251
「虎よ!虎よ」は読んでからもう20年以上経ったなあ・・・
もう一度読んでみようかな?


255:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/29 03:27:09
SFの入り口がイーガンだったよ
小説としておもろかった

256:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/29 08:14:57


257:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/29 16:09:47
>>256
それかなり昔に読んだ。セイントじゃなくてH.G.ウェルズだよね。

258:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/29 17:03:00
透明文字?

259:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/29 22:04:40
>>255
初めてのイーガンが「ディアスポラ」だとすると、あなたのSF精神は遺
伝子にまで刻み込まれていると思うぞ。


260:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/30 12:01:51
米村貴裕氏の「ビースト・コード」これいいねぇ
龍好きの漏れにはヒットしたよ


261:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/30 19:47:57
「ジャン=ジャックの自意識の場合」樺山三英

題名や装丁から、文系硬派な教育SFだと思ってたから、
いきなり冒頭「女の子のおちんちんは~」で悶絶した。しかも作中最多フレーズだし。
サリンジャーだかデリダだかに延々電波書簡を送り続けている人が居たり、
唐突にバトル・ロワイヤル的展開が始まったりでいろいろとカオスだが、
構成や寓意は割りと明瞭で、読みにくくはない。
混沌の中に不思議と秩序が浮かび上がってくる感じは、なかなか読んでいて楽しかった。
北野勇作に衒学趣味とエロスを加えた感じ、かもしれない。
飛浩隆に比べるとエロ方面でのセンスはやや野暮ったい。

7点

262:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/31 02:08:24
>>260
自分も知ってますよ

263:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/31 04:01:15
名古屋市東警察署は28日、愛知県青少年保護育成条例違反の疑いで同県名古屋市、
竹石圭佑容疑者(20)を逮捕した。
調べでは、竹石容疑者は4月下旬ごろ、名古屋市のホテルで県内に住む18歳未満の少女に数回、わいせつな行為をした疑い。東警察署は余罪があるとみて追求する方針。

264:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/01 21:41:01
「沈黙のララバイ」野尻泡介
太陽の簒奪者を読んでからファンになったが、この短編集も良いね。
肩の力が抜けた感じが良いのだが、きちんとSF考証もきっちりやっている。


265:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/01 21:42:46
沈黙のフライバイ

266:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/01 22:06:13
ララバイ×
フライバイ○


267:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/01 22:49:03
「スフィア-球体-」 マイケルクライトン

古本屋で上下巻200円だったんで買ってきた。

長い割には、内容が薄い。オチもすっきりしない。
日本人のイメージが、当時こんなんだったのかと
逆に驚く。

未消化な部分も多いし、解説できてない部分も
多くて、アイディア1本で書いた感じがする。

あと一つひねりが、あればよかったのに。

2点

268:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/01 23:36:33
>>264
>きちんとSF考証もきっちりやっている。

269:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/02 00:20:16
>ララバイ

この時点で確信犯じゃん。

270:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/06/02 19:11:35
中 勘助「犬他一篇」        6点
表題作は「銀の匙」で著名な中の手による幻想ファンタジィである。
ストーリーはドリームというよりはまさにナイトメアそのもの、
犬に化身した2人の男女(醜いバラモンの僧と彼氏に邪恋された美しい百姓娘)の
愛欲の日々、この生地獄に人間の「性」が徹底して活写されてゆく。
バラモンの僧がアホな2ちゃんねらーまがいの色狂い、
呪法によりゾンビーまがい(?)を利用して恋敵であるイスラムの青年兵士を
倒す展開には驚いた。
なお、勘助と聞いて、「漏れだけの勘助キター!」と半狂乱となっているSFオタ
は即効で死ぬべきである。
(「風林火山」かヴォケ!)
なお、併録された「島守」は、「犬」とは対照的に、
作者の野尻湖弁天島における滞在経験を素材としたいかにも「銀の匙」の
著者らしいストイックな自然スケッチ風な作である。

271:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/06/02 19:13:15
筒井康隆「巨船ベラス・レトラス」  6点
筒井堂の最新作とはいえ、テーマ的にはこの板で紹介するのはどうかと思うが、
現代日本文壇の現状をネタとした思索小説としての「SF」とは言い得る。
現実と作中の人物が交錯する謎の巨船ベラス・レトラス(現代文壇のメタファーか)、
終盤には、作者である筒井堂本人まで登場するが、一番書きたかったのは、
自身の短編を巡る著作権侵害についての怒りではなかったのかと勘繰ってしまうくらい
この件に関する記述が詳細に過ぎる感はある。
(なお、作中人物中では「48億の妄想」を想起させる著作を持つしころ山が作者に
最も近似したキャラと思われる)
ラストで船首像となってしまう村雨澄子は、その良し悪しは別として(沈みゆく)文壇
の先端にあるということか。

272:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/02 22:03:04
1日2冊も読んだのかお前
頭悪いんだから声に出して1週間くらいかけてゆっくり嫁

273:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/02 22:16:06
スルーしろよ馬鹿

274:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/03 02:00:54
イルミナティ ピラミッドからのぞく目(上下)/ロバート・A・ウィルソン 、ロバート・シェイ

まだ読み途中だけど、かなり面白い。
昨今の伝奇小説とは一線を画していて、スラデックとかピンチョンみたいな感じ。

275:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/03 04:48:31
>>274
あーもう、金が無いのに読みたくなっちゃったじゃないか

276:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/03 05:20:33
>>>270-271
もし本当に読んでこの程度の乾燥、もとい感想しか抱けないのなら
人として何かが欠けているとしか思えんな。

というかネットで検索かければゴロゴロ出てくるようなことしか書いてなかったりする。



277:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/03 14:32:46
お互い用いてるデータが全然違うんじゃ話にならんw

278:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/03 14:33:54
たかじん実況を誤爆ったorz

279:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/03 15:52:34
276は最悪板のスレからの改竄&コピペ。

元のレスはこちら。
スレリンク(tubo板:877-878番)

この元のレスのIDを見るとわかるが、全く別の2人のレスを
勝手にまとめて1つのレスにしている。

なお、この元のレスを書いた人は
この話題についてはこのスレに書き込まないと思われます。

よって、276にレスを付けようと思った人はこのスレではなく、
最悪板のスレの方にレスを書いてください。

なお、このレスのあとで、276へのレスをこのスレに書いた場合は
その人は荒らしであると認識されます。

280:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/05 23:07:35
たまたま、まとめサイトで自分が好きな作品の感想を読んだんだけど、いい評価はされていなかった。
あらすじと内容が異なっていたとか、想像していた話と違っていたとかの理由で駄目評価。
アマゾンのレビューのほうがよっぽどまともだった。
まとめサイトなんていらないじゃないかと思った。

281:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/05 23:22:30
まあそういうこともある

282:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/06 01:42:29
>>280
そもそも感性っていうのは人それぞれ違うのだから、
他人の評価なんて「あぁ、そういう評価もあるのか。」ぐらいに受け止めるべきでしょ。

他人の評価をあてにして読む作品を選んでいたら、
自分にとって「良い」と思える作品に出会えないかもしれない。

283:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/06 21:42:22
まあ、前スレから書斎以外ので変なレビューが増えたとは思う
あまりこういうことは書きたくないが最近ちょっと目に余る

284:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/06 21:54:42
スレの流れ悪くないそうだから無視したけど、伊坂のやつは中傷以外のないものでもなかった


285:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/06 21:56:21
年寄りの愚痴めいた苦言を呈するよりも
模範的なレヴューを一本でも書き込むほうがはるかに建設的だよ

286:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/06 22:32:45
書斎さんのレビューをもっと書けばいいんですね

287:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/06 22:44:51
また荒らしているのか

288:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 04:32:16
283は具体的にどのレビューのことを差しているのだろうか答えて欲しい。
あの書き方じゃあ皆自分のことかと思って萎縮してレビューしなくなるだけで
何の益も無い。

289:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 18:55:49
んなもんわかるだろ。
たとえば>>267こいつだYO!
愚痴の連発ムナクソ悪くなる。

290:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 19:02:18
283の許可を得ないと書き込めないスレだな、こりゃ・・・

291:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 19:16:20
283に栄光あれ……

292:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 21:10:58
ってか書斎って何?
自分ちの書斎の自慢を書くの?

293:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 22:01:33
おまいら、どうしてスルーできないんだ・・・

294:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 22:26:27
模範的レビュー

55 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 [sage] 投稿日: 2007/04/04(水) 21:21:31
オーデュポンの祈り/伊坂幸太郎
クズとゆうか糞とゆうか…変質者の寝言だこりゃ
こんなゴミには触る必要なし
零点


295:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 23:38:28
>>289
えーっと、愚痴書いちゃ駄目だったの(^_^;

ネタばれしないように、書いたんだけど

実際、ファーストコンタクトものにしては
アイディアの部分が弱い。

読んで、まるっきり損はしなかったけど、
面白かった?とは、ちょっと・・・・


296:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 23:46:06
そういえば最近ガチャ見かけないな、どこ行ったんだ

297:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 23:49:51
267みたいなのはかまわないだろう。
参考にならない感想なことがすぐわかるんだから。

298:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 23:57:32
>>296
> そういえば最近ガチャ見かけないな、どこ行ったんだ

バカめ、ガチャは……以下略

299:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 19:11:52
よいレビュー=自分の好きな作家を褒めてあるレビュー ってことか。そんな馬鹿な。狭量すぎる。
つまらないと思ったらつまらないと書いていいだろ。
たとえ自分の好きな作家が罵られていても、こういう感想もあるのかと面白いよ。

300:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 20:18:26
見当違いなことを力説するなよ、恥ずかしいぞ

301:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 20:20:48
よーしそれじゃあ、おじさんが存在しない本の感想書いちゃうぞ

302:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 20:33:03
>>301
浴槽から発見されたりした本か?


303:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 20:45:36
アリストテレスの「詩学」第二部のレビューだな

304:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 21:03:32
「とほぎみ」「せり河」「しらら」「あさうず」といった物語かな?

305:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 23:13:43
クルムヘトロジャンの「へろ」……は実在しちゃったんだっけw

306:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 23:17:12

興味が出たんで

オーデュポンの祈り/伊坂幸太郎
を立ち読みしてきた。

つまらんというかSFくさくない。

金払ってまで、読みたいとは思えん。

でも映像にしたら楽しいかもしれん
ガロ的で

307:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 23:20:20
URLリンク(www.knowledge-garden.net)
この本面白そうだから誰か訳してくれよ

308:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/06/09 19:39:15
半村良「石の血脈」         3点
アトランティス、バンパイア、狼男、巨石信仰、イスラムのアサシンズ等々に関する
薀蓄(注 うんちではない(w )が散りばめられて展開してゆく、
SFちゅーか、SF仕立ての伝奇小説。
石化することにより永遠の生命を得る(その過程で人間の生血を必要とする)という
トンデモなネタがメーンだが、このストーリーで全編東京が舞台というのは珍しい。
反面、陰謀(?)のわりには舞台のスケール感を欠く面が否めないのだが、
東京の盛り場の描写は、作者の豊富な実地体験が活かされたのか、この手の作品には
珍しい生活観・臨場感に富んでいるのが面白い。
中盤以降は、とにかくエロ満載であり、「エロキター!」と半狂乱になるアホなSFヲタ
の姿が目に浮かぶようだが、なにせ70年代前半に書かれた作だけに古臭さは否めず、
今では広く知られるようになった熱中症に関する記述も誤りっぽいものとなっている。
ちょっと厚いが、一応の暇潰しの読物とは成り得る程度の評価が妥当であろう。

309:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/06/09 19:40:20
カート・ヴォネガット・ジュニア「タイタンの妖女」    4点
カート追悼記念の再読第2弾である。
タイトルに冠されたタイタンの妖女は彫刻であり実体は無いというオチがつく。
作者の代表作といわれ、爆笑の太田氏も絶賛する作であるが
実は筆者は刊行当時にも、あまり面白いとは思わず、今回もその感想は変ることは
なかった。
筒井堂を知る日本の読者には、文明批評の目的に「SF」という枠組をツールとして
使うカートの手法は、さほどの特異性は感じられないうえに、
メリケン人でないとストレートにはわかりにくい記述が多いのも難。
とかく過大評価されがちな作だが、SFとしてはこの程度に評価しておくのが妥当
かと思う。

310:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/09 19:51:29
キモイ。ウザイ。キチガイ。つまり死ねよオマエ。

311:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/09 19:54:50
スルーしろよ

312:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/09 22:19:00
>>301
ボルヘス翁乙

313:シンジ ◆s3vMhaQGK2
07/06/09 23:48:18
スレリンク(sf板:309番)

全く書く必要のないネタバレをする前科者
308といいSF板も完全に発狂嫌がらせモードに入った模様
それでいてレスがつかないと泣き出す甘ったれ
狂人のやることは何がやりたいのかさっぱりですなw

314:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/09 23:52:10
>313
誤爆した
スレ汚し失礼>ALL

315:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/10 08:58:54
>>313
まあ、こういう醜悪な文章を書いてストーキングしているのが某コテアンチだということはよくわかって欲しいね。

316:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/10 09:01:01
>>309
しかしそのネタバレ、ストーリーとあまり関係ないよね。

そして筒井堂という誰一人使わない蔑称・・・

317:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/10 17:10:50
ところで、みんな読むの早いな。
俺なんて今「宇宙のランデブー」読んでるとこだけど、2週間で1/3くらいだYO!
ハイペリオンなんて4冊全て読むのに半年かかった。

318:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/10 20:42:51
ちょwwクラークでそれは遅すぎww

319:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/11 06:40:24
熟読玩味して読み込んでるんだろうな、きっと。

320:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/11 21:11:41
俺なんて流し読みだぜ。細かい描写はポイだ。
つい先ほども、断絶への航海中盤、わけのわからん素粒子論をぶっ飛ばしてきましたヽ(´ー`)ノ

321:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/11 21:20:54
アヴァロンの闇(上下)/ニーヴン&パーネル&バーンズ 1987年
創元SF文庫 1989年
ハーレクインロマンス・サファリ編を地球以外の天体でのお話にすればSFになるとゆうのは
あまりにも安直すぎないだろうか…
自分は評価しませんの、1点

322:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/11 22:50:03
「スフィア」 1998年 ワーナブラザース映画

原作を読んだついでにDVDも借りてみた。

ほとんど原作と一緒だが、それに輪をかけて説明不足。

前半少しだけ期待を持たせて、中盤でだらけて終盤で
脱力する。

ダスティン・ホフマンの演技が妙に自信なさげで不安
になり、シャロン・ストーンのヒステリー気味の仕草
で、イライラする。

見どころが、まるっきり無いまま終わってしまう。

これだったら「禁断の惑星」の方が、はるかに面白い。

3点

323:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/12 19:39:44
いわゆる速読なぞクソ喰らえという意見なので
>>317 の読書姿勢には共感を禁じえない。

ただ単に字を読むのが苦手というんでなきゃいいんだが・・・

324:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/12 19:44:57
面白い、と思った本は熟読するが、
くだらん、と思った小説は速読するけな、俺は。

見開き10~20秒程度で読み飛ばしたってか見飛ばした本もあるけど
意外にストーリーは頭に入ってるもんなんだよね。
いくつかの単語だけをパターン認識で抽出してんだろなと思う。

325:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/12 19:55:02
頭の中でコトバに出して読んでいたら、そりゃもの凄い時間かかるさね・・・

熟読より、速読x2の方が良いんじゃないかなとか思うがスレ違いなのでこれ以上はやめとく。

326:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/12 19:58:11
>>324
くだらん、と思った本はオレは読まないことにしている。
わざわざストーリーを頭に入れる必要もないからね。

パタン認識に関しては、そのとおりかな、という気がする。
足りない情報は既知のパタンで埋め合わせているんじゃないかな。

327:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/12 22:05:34
じゃあ、これを埋め合わせてみろよ!

まさしく  求めていた  うんこ   ない。

328:317
07/06/13 02:11:46
熟読というほど集中して読んでるわけではないけど、読解力が足りないんで読み返すことが多いっす。
たとえば、構造物の造形的説明部分で、どうしてもその形が浮かんでこないとか。
ランデブーも入口周辺の構造がいまいち理解できなくて、そういう部分に入ると停滞してしまうとか、そんな感じ。
でも全体的には読みやすいと思いますよ、今のところ。(実はクラークは中学のときに2001を買って10Pほど眺めて挫折して以来w)
ソラリスも、頭がオーバーヒート寸前だったけど、とにかく世界観が好きなんで、できるだけ味わえるところすくい取って読んだっす。

329:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/13 06:48:35
>>327
まさしく君が求めていた巨大うんこに違いない。

330:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/13 08:41:31
>>329
GJ!

331:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/13 09:13:11
>>328
細かい形状の描写とかは、ぶっ飛ばすことにしてます。
だいたいでいいんだよ、そんなの。
単語覚えたりするのもそうだが、やっぱり勢いが大事さね。
何なら後からその部分だけ読み返しても良いし。

古いが、さよならジュピターの木星描写はイメージ出来るように必死に読んでた気がする。
まぁ半分くらいまでだけどな。そこから先は挫折しそうになったから、ぶっ飛ばして読んだ。

332:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/13 22:55:20

石持浅海 「ガーディアン」 週刊アスキー

毎週、連載してたのが終わったので。

超能力ものです。主人公の危機に、自分の意思とは
無関係に「超能力」が発動して回避する話。

読んでいて気になったのは、主人公の力を知りながら
普通に付き合える登場人物たちに、違和感がある。

もっと騒ぐだろう?と思える。>超自然現象に

SFにリァリティを求めてもしょうがないけど、
アィデアの部分が浮いて見える。

それ以前に、作者が書きたかったのは推理小説
なんでは?と感じてる。

もしかしたらSFじゃないのかもしれない。

6点

333:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/14 00:25:34
ふあー そろそろ寝るか おやしみ~♪

334:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/14 11:52:04
リチャード・モーガン 「ブロークン・エンジェル」
5点
「オルタード・カーボン」はわりと楽しかったので
ちょっと期待して読んでみたら、オカルト(ヴードゥーやら火星人
の幽霊やら)絡みのハードボイルド(何かと強そうに気取ってみる)
冒険小説(消えた火星人の超古代テクノロジーをゲットだぜ)?
なんだけど、あんたこれだけ長い小説書いといてそれ全部ネタ消化
しきってないから、みたいな感じでした。むしろデニケンのトンデモ
本の方がワクワク感あっただろ、ってゆう。
あと、ハードボイルドなら気の利いた言い回し満載とか期待するん
だけどヒネリが足りなさすぎで印象に残る表現もなかった。
最後の“一列に並べ”ぐらい?“どうしてギャングはドアを開ける
ときノブを回さないんだろうな”しか無かった「プルトニウム・
ブロンド」といっしょかい!

335:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/14 13:58:10
ニール・ゲイマン/テリー・プラチェット
「グッド・オーメンズ」上・下
8点
「ブロークン・エンジェル」ではお目にかかれなかった
気の利いた表現・描写が全編で楽しめるニール・ゲイマン作品
(プラチェットは「海は小魚でいっぱい((『伝説は永遠に』収録))」
しか読んでないし、しかも全然覚えてないので知らない)です。
ダグラス・アダムズもそうだけど、無茶苦茶なお話を絶妙な
言い回しで綴ってく、って天与の才能なのか努力の上さらに呻吟を
重ねてんのかそれともコツをおぼえればスラスラ書けるものなのか
真剣に知りたい。

「ネバーウェア」も「アナンシの血脈」も8点で。
「コラライン」はストーリーどころか雰囲気さえ覚えてないけど、
一段落ちるような気がしました。再読しないと点数付けらんない。

336:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/14 14:26:26
光瀬龍 「紐育、宜候」
5点
「征東都督府」も「所は何処、水師営」もそうだけど、
なんか書いてみたかったことだけ書いておしまいみたいな。
書評で「双生児」絶賛されてるの見てそうかぁ?
とか思ってたけどこれ読んだ後だとまぁプリーストのゎ
魂こもってるよね、と思いました。

337:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/14 17:51:57
>>336
まあ「双生児」は絶賛するような本じゃないわな。
楽しめれば儲けもん、みたいな。

338:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/14 21:06:30
日本人の推敲された日本語の文章の方が
時間かかってしょうがない時がある
翻訳ものがほとんどのSFは単語拾い読みでなんとかなっちゃうし
よくわからない時は翻訳のせいにして流す
別に文学に比べてSFの文体は味わうに値しない
なんてこと言ってるわけじゃないので悪しからず



339:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/14 21:36:11
>>336
十年後に再読すべし。

340:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/15 08:43:00
超厚い&忙しいから、4月上旬から読み始めてまだ半分過ぎまでしか読んでないが。
コリン・ウィルソン『オカルト』
引用が多いし、またネタはウィルソンの他の著作でも使い回されているので、
これがウィルソン初読でない限り既視感は否めない。
まあウィルソンの根本的テーマは、人間の精神的進化、これのみなので、
同じような内容になるのも仕方あるまい。
オカルトを肯定的に論じていても、憑かれたような感じはなく、いたって平常・冷静に、
淡々と述べられていく。

341:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/15 11:00:35
石原藤夫 「タイムマシン惑星」
6点
ストーリーとか良い加減すぎなんだけど
(溺れかけた美女を助けたら謎の怪人の婚約者だったとか)、
ハードサイエンスとは無縁だった四半世紀前の日本SF界で
一人センスオヴワンダーを追求してた人?だからか理科オンチの
人にもわかってもらいたいってゆう懸命な啓蒙意識が
印象的でした。で、その理科オンチから質問。

①ブラックホールを囲むシュヴァルツシルトの障壁球面の
  面積はかならず増大する。
②ブラックホールは発生はできるが、消滅はできない。
③いくつかのブラックホールは合体はできるが、一個の
  ブラックホールがいくつかに分裂することはできない。

なら、宇宙っていつか一つのブラックホールになっちゃうの?
あと、“鴨から芽が出て鴎になった”って元ネタがあると
ロボットがゆってるんだけど出典何なのか知りたい。

342:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/15 14:13:44
>>341
古典落語かw

343:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/15 22:54:07
>>341
宇宙全体が凄い勢いで膨張してるから、それはない。
またそうなるとしても宇宙の寿命の方が先に尽きるじゃろ。

344:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/16 02:17:45
>>341
あー、鴨刈りの落語ね。聞いたことはあります。
調べてみたら「弥次郎」とか「うそつき弥次郎」とか。
だじゃれ系のほら話ばっかりで荒唐無稽振りがすげえ

345:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/16 02:24:12
URLリンク(fueiku.cocolog-nifty.com)
検索してたら、こんな「うそつき弥次郎」もあった

346:341
07/06/16 17:36:07
上の人たちありがとうございました。

347:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/17 17:15:34
断絶への航海
ジェイムズ・P・ホーガン 小隅 黎
ハヤカワ文庫SF 1984年

SF要素もちゃんと入ってるし良いと思うんだが・・・
違うんだ。こんな泥臭いのが読みたくてわざわざSF読んでるんじゃないんだ。

ちょっとがっくりの6点
(今読んでる敵は海賊でお口直し中)

348:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/18 22:04:38
ニコラ・グリフィス「スロー・リバー」
面白くなかったので、碌にストーリーが頭に入ってこなかった。
4点だな。



349:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/18 22:09:47
>>341
量子論的効果(正確にはホーキング輻射)でブラックホールも蒸発(消滅)
する、という予想をホーキング博士がしているね。


350:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/19 21:15:43
>>341
いつか膨張が止まって収縮に転ずるという説もある

351:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/19 21:57:02
>>350
でも今のところ宇宙の膨張速度は加速している。


352:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 08:25:16
>>351
でもいつか膨張が止まって収縮に転ずるという説もある

……という感じで膨張と収縮が、以下無限に続くという説もある

353:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 11:28:44
>>348
下水処理場(浄水場だっけ?)のところ結構興味深く
読めなかった?「落ちゆく女」「夢の蛇」「治療者の戦争」
とかと同じようなのかと思って読んだらわりと面白かった
印象あるけど…むしろ「大潮の道」の方がつまんなかったし。
あと小谷真理先生が誉めてるってことはそういう小説なのか
と思ったらそれほど主張・思想が前面に出てくる感じでも
なかったような…

>>349-352
341です。ご教示ありがとうございます。

354:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 11:46:31
いまのところ収縮に転じることはまずないという見方が大勢を占めてるようだよ。

・観測される物質と推定される暗黒物質の全質量でも収縮に転じるに必要な質量の1/4に満たないこと
・暗黒物質の存在そのものを疑う向きもある(修正ニュートン力学)
・膨張の加速が観測されている(斥力が働いている、宇宙定数)

加速度的に膨張を続けて最終的には膨張速度が高速を越えて
真っ暗になるのかモナー。真っ暗宇宙。ちょっと怖い

355:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 13:20:40
>>349
> 量子論的効果(正確にはホーキング輻射)でブラックホールも蒸発(消滅)
> する、という予想をホーキング博士がしているね。

おそろしいまでの知識の旧さ

356:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 14:10:02
石堂 藍 編 「奇跡」 (国書刊行会《書物の王国》15)
?点
ファンタスィのアンソロジーだと思って読んでみたら
オシャカサマや耶蘇やらマホメットやらのありがたいお話しとか文豪・
大家の作品満載で畏れ多くも点数とか付けらんないってゆう…
収録作は↓
URLリンク(kdai-toshokan.web.infoseek.co.jp)

マーガレット・セント・クレア(シンクレアって読むんじゃ?)
伊藤典夫訳 “街角の女神” が最高。P.K.ディックからガジェット
抜いて切なさだけ濃縮したみたいな救いようの無さw
文学系ではりゅうのすけのやつが星新一みたいなオチだったのと、
ヘルマン・ヘッセのがおとぎ話みたいな始まり方しといて
A.C.クラークか小松左京かってゆう地質学的スケールの
馬鹿ファンタスィに発展しちゃうのが笑いました。

巻末解説で藍ちゃんが、“足跡”に匹敵しうる奇跡をめぐる物語は
“ムントゥリャサ通りで”だけとかゆってるんだけど、
てゅかエリアーデの小説って「19本の薔薇」とか「妖精たちの夜」
とかむしろ全部が(作中人物の妄想なのかも判然としない)奇跡を
めぐるお話しなので、ムントゥリャサはその中で驚異的な畳掛け感
・目くるめく感が印象的だったんじゃ? あとチャペックなら
「絶対子工場」という極めつけ(日常化された奇跡)があります。

357:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 16:27:50
「Self-Reference ENGINE」 円城 塔

解釈の不可能性をその著作内でぶちまけるという暴挙にでた意欲作。

SFのガジェットというより思考方法、論理展開のパターンとしての哲学
を要求してる時点で一体誰をターゲットにしたのか不明な作品だなぁと思った。

同種の素養というか知識を持つ仲間内で「意味が無い」事を前提に解釈を戦わ
せる様な不毛な遊戯が出来ればなお楽しいんじゃねーかな。



358:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 17:39:10
URLリンク(pksp.jp)
とりあえず感想をくれ

359:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 19:02:39
目が覚めた時には自分があきらと言う名前だと言う以外の記憶はなかった…

ここはいったいどこなんだろうか、俺はいったい?

芝生に倒れていた俺は自分の名前があきらと言うこと以外は全く記憶がなかった

そんな時どこからかあきらの名前を呼ぶ声がした

あきら  あきら
誰だ!?

周りを見渡したが誰もいない、辺りは、緑で生い茂り、魚一匹いなかった。

そんな時一匹の鹿があきらに寄ってきた


「お前童貞か?」

「俺記憶がなくて自分が誰かわからないだ」

「おかしな奴だ」

そう言いのこすと鹿はあばずれのメス鹿、幸子とあきらの目の前で交尾を始めた。

あきらは勃起しながらそれを見ていた。
いや、むしろシコッていた。

360:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 19:51:15
つまらん

361:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 21:53:24
椎名誠「武装島田倉庫」
陰欝で殺伐とした未来世界だが
終末的でもなく、むしろしぶとく生きようとする男達に力強ささえ感じる

文明はもろくとも生命は強い、そんな気にさせられた

9点

362:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 22:24:51
>>359
(゚Д゚)≡゚д゚)、カァー ペッ!!

363:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 22:25:25
>>355
ふーん、ホーキング輻射の考え方は古いのか。
石原博士の方が最新の学説なのかな?

でもブラックホールの回りでも対消滅は起こっていて、その放射が観測
されるかも知れない、って最新の科学雑誌には書いてあったが。
その後ホーキング輻射は実際に観測されたのだろうか。



364:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/21 06:57:29
(・∀・) ニヤニヤ…

365:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/21 16:07:59
新聞科学欄見てみ。
ブラックホールなるものは存在しない、起こり得ない、
という新説が発表されたとよ。

366:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/21 17:44:58
URLリンク(dailynews.yahoo.co.jp)

これのことか。詳細は未発表だからな~。
腰を抜かすような説を期待する。

367:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/21 18:16:51
まさかと思うが、その説が書かれた日付が2007年4月1日だったりして・・・

368:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/21 18:25:39
はくちょう座X1の例もあるしブラックホールがないなら
それに代わる説明が必要になる観測事実がかなりあるんだけどね。

369:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/21 19:13:20
ふむ・・・
まぁ近々日経サイエンスやニュートンなんかでも扱ってくれるだろう。
新聞記事はどうせアテにならないから、それを待つよ。

370:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/06/23 12:09:19
半村良「黄金伝説」          4点
まあ、前期した「石の血脈」がそれなりに暇潰しの読物としては使えたので、
伝説シリーズ第1作である本作を手に取ってみた。
政界をも動かす謎の人物栗栖重人の正体は、被爆の影響を受けたミュータント
であった。みずからを新人類と称し旧人類の排除を意図するが、
古来から地球を見守って来た宇宙人と本来の新人類である岩本によりそれは阻まれる。
(岩本の視点のよるラストは、どこか「幼年期の終り」を想起させるものがある)
メーンなネタはこれであって、タイトルに冠された「黄金伝説」、薀蓄満載の宝探し物語
は脇のエピと化してゆく、そもそもメーンキャラたちの主目的は、
金銭欲に出たものではなく、各人にとっての人生における「黄金伝説探索」にあるため、
これは当然の成り行きとも言い得る。
エロシーンは「石の血脈」の強烈、かつ、豊富さに比較」すれば、サービス程度に
散りばめられている程度。
むっつり助平が多いSFオタには、この点は無念なことであろう(w

371:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/23 23:00:59
>>370
週に一度の発作がきました
働かなくていい身分の設定なのに、読んだ本の感想は週末のみ
無職って言われるのがとっても嫌なんだねえ

372:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/23 23:05:10
スレリンク(tubo板:220番)

最悪板からのいつものコピペな。
以後は無視無視。



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