07/03/29 23:39:28
ウィリアム・テン短編集1~2 1968年
創元SF文庫1973年初版中村保男訳
アポロ前だから古臭さや未来の読み違えはありますが
その当時としてはアイデア満載の短編集であったのでしょう
文明批判もあるし笑わせてやろうとゆうサービス精神も感じるし
SF者としては軽く流して楽しめるのではないかと思いまつ(笑)
6点
51:名無しは無慈悲な夜の女王
07/03/30 10:05:10
>>50
未来予知できるといいねw
52:名無しは無慈悲な夜の女王
07/03/31 22:07:43
空想より科学へ
たまに読むと面白い。8点
53:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/02 23:44:30
古い小説で恐縮だが。
「さなぎ」 ジョン・ウィンダム ハヤカワ
おもしろかった。
細部に古さと、ちょっとした説教臭さは感じられるが、
全体的な完成度や登場人物たちの物語は高く評価できる仕上がりになっている。
この手のお話は、いくら読んでも飽きない俺の嗜好も大きいだろうがw
8点
一点気になった所がある。
主人公に叔父さんが世界の有り様を教えるところで、
人間の住む領域から外縁に近づくにつれ、〈偏奇〉が増え、
やがて、何も生存できない領域が広がっている世界で、
〈偏奇〉した植物達が、人の住めない領域を矯正し、その領域を小さくしていってる。
という、報告が簡単に紹介されている。
小説の中のごく小さな挿話だが、
これって、ナウシカの腐海そっくりだなと思った。
宮崎はやおは、これについて何か言ってるのだろうか?
54:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/02 23:52:14
もういっちょ。
「猫語の教科書」 ポール・ギャリコ ちくま文庫
猫語を人間が学ぶための教科書ではなく、
猫語で書かれた、猫による猫のための教科書の人類語版。
内容は、猫が人類を征服するために必要な事。
7点
55:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/04 21:21:31
オーデュポンの祈り/伊坂幸太郎
クズとゆうか糞とゆうか…変質者の寝言だこりゃ
こんなゴミには触る必要なし
零点
56:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/04 23:06:37
伊坂はつまらんよな。
文体キモイし。
ちょっと背伸びした子供が文学を気取ると
こんな感じになるかなって様な作風だ。
57:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/05 09:14:07
>>56
ゴミ箱直行でした
文学賞って信用ならんですなw
58:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/05 16:45:28
野尻抱介 「太陽の簒奪者」(文庫版)
作者がいろんなSFを読んでいることはよくわかった。
他のSF作品から拝借したアイディア以外の部分はすかすかの内容だった。
ファンの書いた小説なんてろくなもんはないんだなというのが読後感。
個人的には、アイディア面で大いにお世話になっているのに、
作中でも解説でもフォワードを貶しているのが許せなかった。
59:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/05 18:41:54
ファン・ライターがだめ???
60:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/05 23:41:38
>>59
じゃなくて、ガンダム世代が駄目なんだよ
科学をナメとるからなぁw
61:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/06 12:07:54
後学のために太陽の簒奪者のパクり部分がどこなのかとその元ネタをご教授して欲しいな
62:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/06 12:59:37
たぶんレーザー駆動のこと言ってんじゃない?
パクリとはいいがたいなあ。
ていうかこの辺のガジェットをどう見るかで
SF者のセンスってわかるね。
63:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/06 15:05:57
>>58
あのスカスカって何なんだろうね?
クラーク的なところを狙っていることは分かるんだけど、
なにかこう、もうひとつ魂が入ってないんだよね。
64: ◆GacHaPR1Us
07/04/06 22:29:32
のじリン★がスカスカなのは頭頂部と人間ドラマ部分だとばかり
65:58
07/04/07 09:03:43
>>62
パクリと言うつもりはないよ.
ただ読みながら,
「無限アセンブラ思い出した」
「ロシュワールド思い出した」
「宇宙のランデブー思い出した」
「何かクラークの作品にあったような気がするな」
「銀河旅行思い出した」
としょっちゅう感じたってこと.
ガジェットを消化しきってない感じ.
そのくせ
フォワードのやりかたを「ありゃ欠点だらけ」とか書くから
カチンと来るんだよなぁ.言い方ってもんがあるだろうに.
で,
>>63
>なにかこう、もうひとつ魂が入ってないんだよね。
そうそう.そんな感じ.
66:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/04/07 10:45:46
T・J・バス「神鯨」 5点
本作を読了したSFオタの評価は高いものの、品切れ状態が継続しており、
再版予定も無い「幻の話題作」と言うても良いものである。
再版出来ないのは、読んでみれば納得、内容というよりは(部分的利用され使い捨てに
されるクローン人間等、現代に十分通用するヘビーなネタはあるが)
かたわ、ちんば、びっこ、気ちがい…70年代の初訳だからこそ許されたであろう
差別用語が満載なのである。
しかし、新訳の可能性はゼロではないものの、本書の思いきりが良いこなれた訳は
読み易く非常に捨て難いものがあり、
特に水棲人女性オパールの台詞を、大河ドラマ「風林火山」のみつを想起させる
甲州弁で訳した点など斬新そのものと言い得る。
「ちゃんと、潜ってするだよ。あのね―愛の―儀式は、水に浸ってするものだで」
(ハイブ人の逃亡者ハーとの水中SEXのシーンより)
物語構成は、短編連作集といった構成であり、前述した医学・生物学ネタのハードSFあり、
海洋冒険ファンタジーあり、戦闘バトルあり等の多彩な内容ではあるが、
視点を人間界を訪れる海神に置いた最終章「聖なる鯨」は、正に異色のファンタジー、
アーノルド(人造人間)との間に出来た王妃の子を王の実子と誤魔化すくだりは、
神によるイカサマ(というよりはイカサマな神か?)で笑えるものがある。
ただし、作者が学者との兼業のうえ、本作執筆当時は作家としてキャリアも浅かった
せいか、語りが理詰めで淡白に過ぎるうえに(これは作風の範疇と言い得るかもしれぬが)
小説としての全体のまとまりを欠く感はある。
67:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/04/07 10:47:21
訳者の日夏響氏のその後の仕事は聞かず、作者のT・J・バスの邦訳も本作のみ、
共に異色な本作のみで真っ白に燃え尽きてしもうたのであろうか…
タイトルに冠された「神鯨」(名はロークァル・マル)は、シロナガスクジラが改造された
サイボーグ船だが、このアイデアを見て、
筆者の手になる「怪獣軍艦」を想起した読者も多いのではないか?
南太平洋で捕獲された恐竜は密かに国軍秘密基地で戦闘用軍艦へと改造されていた。
北極海で旅客機の謎の失踪が連続して発生、密命を帯びたミフネ中尉(*言うまでもなく、
あの若き日の世界のトシロー・ミフネがモデルである)は、恐竜軍艦に乗り込み厳冬の
北極海へ調査へ向かう、その行く手に待ち受けるものとは…
版元にはまだ僅少な部数が残存しているゆえ、購入希望者は、即、連絡されたし!
68:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/07 11:21:02
>>65
彼はね、応用SF作家なんだよ。
その意味ではとても日本的なわけだ。
沈黙のフライバイの短編集読めばわかるよ。
出所がわかりづらいのはきちんと書いたりしてる。
69:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/07 18:46:09
>>66-67
>あの若き日の世界のトシロー・ミフネがモデルである)は、恐竜軍艦に乗り込み厳冬の
>北極海へ調査へ向かう、その行く手に待ち受けるものとは…
戦前のSFですか?
書斎のSF観って本当に古くさいな
>版元にはまだ僅少な部数が残存しているゆえ、購入希望者は、即、連絡されたし!
また脳内作家ごっこですか
50にもなってごっこ遊びとは情けないね
70:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/07 18:46:41
>>67
いくら検索しても、国会図書館にさえ収蔵していないものを、
いったいどこに連絡しろというんだろうこの馬鹿はw
71:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/07 18:48:32
スレリンク(mog2板:771-772番)
嫌がらせコピペなので無視して結構ですので
72:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/04/08 21:37:39
山田正紀「神狩り」 3点
刊行当時はセンセーショナルな感があった本作だが、現時点での客観的で妥当な評価は
こんなところであろうかと思う。
後に日本でも読書人の間で静かなブームとなるヴィトゲンシュタイン哲学に
下手に触発されたSF(思索小説の方の意)に過ぎないとの辛口な評さえあり得よう。
学生運動による大学封鎖を利用したCP利用、ヒロイン理亜(ユリア)があっさりと
自死し退場してしまうクールさ等、いかにも70年代を感じさせる。
物語は謎の古代文字がいわゆる火星の運河と称されるものの紋様と同じであること、
これが神から人類への何らかのメッセージだということまでは明らかにされるものの、
(ここでまたしても「赤い星はやっぱり、やっぱり漏れの故郷だ!」
と絶叫するアホなSFオタはいい加減に逝ってよし!)
本格的な神との対決(タイトルの神狩り)までには到らず、
後の続編(まさか21世紀になるとは思わなんだが)を予想させて終わる。
73:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/08 22:15:13
>>72
今頃神狩りを読んでいる奴に
( ´,_ゝ`)プッ
を禁じ得ない。
このあとの
ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!
ぶりが予想させて終わってる。
74:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/08 22:37:10
>>72
よっぽど気に入ったんだなw >赤い星はやっぱり、やっぱり漏れの故郷だ!
思考のトラックがますます狭くなっているようだなw
75:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/08 22:38:42
スレリンク(mog2板:833番)
嫌がらせ目的のコピペですので無視で
76:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/08 23:55:58
>>72
いい加減死ねww
77:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/10 00:10:44
>>72泰平ヨン感想買いてよ。
78:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/04/14 18:45:14
ジョー・ホールドマン「終りなき戦い」を読んだ。
いまだにハヤカワ文庫の現役とはいえ、ヒュ―ゴー・ネビュラ両賞受賞作でありながら、
クラシックとまでは言い難く、最近では話題に挙がることが少なくなって来た感が
ある作である。
(日本SF作家クラブ員によるオールタイム・オールジャンル・ベストにもセレクト
されていない)
むしろ、本作はアニメ製作者に読まれているのではなかろうか、
停滞フィールド(「新世紀エヴァンゲリオン」)、縮潰星ジャンプ(「機動戦艦ナデシコ」)…
異星人との遭遇から泥沼の戦争状態に至る物語は、作者の日本語版への序文にも
記されているとおり、刊行当時はベトナム戦争の投影そのものであった。
今現在読むと、ハイテク重装備による戦闘シーンは、むしろアフガニスタン、イラクでの
戦闘を想起させるものがあり、この点では普遍性を持つ内容の作とは言い得るし、
人類の同性愛化を進め人工抑制する等全編に散りばめられたSFらしいトンデモな
アイデアも面白い。
79:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/04/14 18:46:26
終盤、主人公マンデラのラストネームの由来、それは南アの現大統領である人物の名
にちなんだものではなく、
両親がヒッピーであり、正確にはマンダラ(曼陀羅)にちなんだものだと判明する
くだりは、いかにも70年代らしい「臭さ」である。
ただし、解説でも指摘されているSEXというテーマに対する拘りは行き過ぎたものがあり。
ややくどい感じさえ受けるのは難である。
本書を読んだアホなSFオタが燃えるゴミの集積場から拾い集めたダンボールで自家製作
した戦闘服まがいを着込んで、「第五小隊は漏れに続け!第四小隊は援護に回れ!」とか
意味不明な絶叫を上げながら疾走する姿をアキバの街に見る日も近いのでは
なかろうか(w
80:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/14 19:44:01
>>64
おまえ、もう書き込まないんじゃなかったのかよ!
うぜーんだよ!
(゚Д゚)≡゚д゚)、カァー ペッ!!
81:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/17 18:03:19
まとめページの更新ご苦労様です
楽しませていただきました、ありがとう
82:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/17 21:37:24
ジョー・ホールドマン「終わりなき平和」
アイデアが散漫。前作「終わりなき戦い」との関連無し。
60点以下だな。
何故にヒューゴー・ネビュラ・キャンベル記念賞の3賞を取れたんだろ?
83:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/17 21:55:06
ヒント: 読解力の差
84:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/17 22:02:56
>>83
そうかもしれない。
作品に乗れないと筋も碌に理解出来なくなってくる。
「終わりなき平和」は正にそうだった・・・
85:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/18 15:26:21
簡単に認めないで反論して欲しかった。
まあこういう場合、負けるが勝ちなんだが
86:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/18 19:34:01
通り一遍ではわからんくらいに深い
問題提起をしているからだよ。>三冠
以下ネタバレになるから未読の人は読むな。
読んだ人はご存知の通り、
この作品の結末において永遠の平和を人類は手に入れる。
なんと、全人類にロボトミー手術を施すことによって。
このラストにはドン引きな人も多いだろう。というか殆どそうだろう。
だがここで考えてほしい。
もしこれが外科手術ではなく投薬による洗脳だったら?
教育による洗脳だったら?
ロボトミーほどには引かない人も出てくるだろう。
そこでまた新たな疑問が生まれる。
果たしてロボトミーと教育に差はあるのか?
はい、無いんですね。実はW
だって結果は同じなんだもん。
俺は読んでいて背筋が寒くなったよ。
87:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/18 22:45:24
星新一 一〇〇一話をつくった人/最相葉月
星新一の評伝。
SF界からは伝わってこない、星さんの人間くさい面が読めるのはいいが、やっぱりSFファン的にはちょっと
「その見方はどうよ?」という部分がいくつかある。
例えば、柴野拓美がただの(ってこともないが)BNFみたいな扱いで、氏の優れた翻訳家としての活動が伝わ
ってこなかったりとか。
ただ労作なのは間違いなく、タモリのコメントなんかは貴重だと思うので、一読の価値は有りかと。
88:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/18 23:11:04
まとめ板更新ご苦労様です
法王計画/クリフォード・D・シマック 1981年
シマックファンだったはずなんですが、これは読んでなかったです。
あの当時は若気の至りで宗教臭のする物は何でも敬遠してたもんでw
で、感想です。
さすが巨匠シマック、アイディア満載、万華鏡のような世界観、スペオペエッセンスもありーでサービス満点です
キリスト教的宗教臭さはほとんど気にならずストーリー展開にワクワクしながらついていきました
間違いない佳作と思います
10点
89:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/18 23:31:33
実は「終わりなき平和」の前に「最果ての銀河船団」を読んだ訳だが、
これも最後までストーリーに乗れなくて面白さが分からなかった。
こっちは40点位か。「最果ての銀河船団」もヒューゴー・キャンベルの
ダブルクラウンの意味が分からなかった。
蜘蛛族が余りに人類の制度や思想に似すぎている事にまずどん引き。
チェンホーとの対比を出す為なのかも知れないが、そうは言っても・・
90:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/19 00:06:23
>>89
「遠き神々の炎」が期待に反して内容も思い出せないほど退屈だったから、なんとなくわかる。
ブリンぽいのを想像していたんだけど、あっちと違ってエンタメ成分が合わない感じだった。
訳のせいではないと思う、単にストーリーテリングの好みの問題かなと。
91:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/19 10:11:29
>>89-90
ほぼ同感
92:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/19 11:10:24
俺は遠きはぞくぞくしながら読んだけど
最果ては退屈だった。
遠きは銀河規模の話だったけど
最果ては特定の星に限定された話だったせいか。
93:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/20 21:28:18
>>90-92
「最果ての銀河船団」はやっぱりみんな退屈と感じたんだね。
94:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/21 09:30:16
>>90は「遠き~」が退屈って言ってるぞ
95:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/21 11:04:15
両方たいくつだった。
96:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/21 12:14:18
遠き神々の炎は好きだ。
97:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/21 12:24:10
『遠き神々の炎』は10回以上読んだ本のひとつだ。
98:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/21 13:11:25
その意見には同意できない。
99:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/21 13:41:35
ヴィンジは「最果ての銀河船団」が全くつまらなかったから多分もう二
度と読む事はないだろうな。
100:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/21 14:06:04
まあ何はともあれ、「ジョーン・D・ヴィンジの(元)旦那」から脱することが出来たのはよかったと思う。
101:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/21 14:13:08
>>98はストリョーム奇形体
102:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/21 14:36:25
URLリンク(ja.wikipedia.org)画像:Vernor_Vinge.jpg
なかなかお洒落ではあるな。
103:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/21 15:01:26
沖縄県の方へ(命に関わる注意事項です)
沖縄県での選挙ですが、どうか民主党だけは避けてください。県民の生命に関わる可能性があります。
民主党の最大の公約は一国二制度(※)ですが、一度「一国二制度 沖縄 三千万」等で検索をお願いします。
この際、民主党のHPで調べても良いです。以下の注釈↓と矛盾することは書いてないはずですから…
※一国二制度
簡単に言えば沖縄を中国と日本の共有物にし、そこに3000万人の中国人を入植させます。
(つまり沖縄人口の 96% を中国人にして、実質、沖縄を中国人の居住地とします。)
さらに「自主」の名の下、沖縄で有事が起きても自衛隊は干渉できません。
3000万人の中国人が、少数派となった130万人の日本人に何をしても、です。
そして反日教育を受けた中国人の反日感情の強さは、ほとんどの日本人の理解を超えるものです。
今回の選挙で民主党が勝った場合、「自主」「発展」を連呼しつつ段階的に進めていくことになります。
自主と言っても、自主を認めるのが「住人の96%が中国人となった」後だということに気をつけてください。
発展と言っても、新沖縄の少数派となった「少数民族日本人」の発展ではないことに気をつけてください。
104:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/21 17:44:42
他所でやれ馬鹿。
105:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/21 21:48:31
>>104
反日工作員しね
106:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/21 21:48:49
これって良く見るけど、完全に公職選挙法違反じゃねえの?
107:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/22 00:57:36
そうだよ。
108:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/22 01:05:03
>>105
嫌な時代になったものだな。
109:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/23 22:03:32
ハインライン傑作集4 時の門
ロバート・A・ハインライン 福島正美他訳
ハヤカワ文庫SF 昭和60年
大当たりの年:世界が、あらゆる面から崩壊を始める・・・ってのはイメージしづらいですね。
ちょっとイマイチでした。
時の門:なるほど、当時はこのネタ出すの凄かったんだろうなぁ。
で・・・・・・この循環、誰がどうやって始めたんだ?
コロンブスは馬鹿だ:短すぎて、何がなにやら・・・。これで終わり?としか。
地球の脅威:えーと・・・・・・ツンデレ?(w つーか結局美人の地球ネズミの詳細は・・・?
血清空輸作戦:ちょ・・・クリューガー殺したの、ジョウ?加速度?光子船っていうから、
てっきり帆を広げて・・・ってのかとおもえば、全く違うのね。むしろ核融合みたいなもの?
それはともかく、まぁ航行技術に比べて医療技術その他が剥離しすぎてて違和感感じたし、
今では老化現象って毛細血管の破裂なんてもので片付けられないってわかってるから、
結末はちょっとアレでした。
金魚鉢:メタ視し出したらきりがなくなるよね。ビデオカメラで、そのカメラに繋いだ
テレビ画面を映すような感じで。なんか雨の日の夕方・・・みたいな気分になった。
夢魔計画:ESPを防衛側に用いる描写がほとんどなのでまだ救われてるけど、
これ攻撃に使うようになったら・・・というか、何にしろこの後の世界はどうなるよと
頭を抱えた。まぁエネルギー問題とか一気に解決って点もあるだろうけどさ。
といいつつ、ラストの切り方はそれでよかったのかと。あと少しだけ文章続けて
締めた方が文章的に良い形で終わるんじゃないかなと思った。
7点
110:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/24 17:36:57
>>109
読んでみたいがどうせ絶版なんだろうな・・
111:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/24 19:06:16
>>110
新品は厳しいかと。中古ならあるみたいですけど。
いま密林で確認。しかし高いな・・・おれブクオフ100円ゲットなんで・・・。
112:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/24 21:06:45
>>111
やっぱしか(笑)
113:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/24 21:38:53
>>109
福島さんの名前くらいちゃんと覚えといてほしい。
114:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/24 23:23:29
ありがちなミスだな
115:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/24 23:56:29
どっかの古本屋で最近見たなぁ
ハインラインに興味ないんでスルーしたが
116:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/25 12:37:00
>>109
>で・・・・・・この循環、誰がどうやって始めたんだ?
始まりがないから循環
117:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/25 13:32:32
>>116
つ「フローチャート」
118:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/04/28 09:19:24
カレル・チャペック「ロボット(R.U.R.)」 5点
今更言うまでもないが、「ロボット」なるワード発祥の書(戯曲)である。
同じ作者の「山椒魚戦争」は読んでいても、本作は未読だというSFオタも多いかと思う。
書かれた時代性、作者がSFプロパーではないこと、
戯曲という作品形式(細かい説明文には適さない)等のため、科学的考証は期待出来ない
ものの、小品ながら思索作品としての「SF」としての読み応えは今でも十分なものがあり、
人間と労働、そして人間とは何ぞやという究極の哲学的テーマは深くそして重い。
ラスト、人間の心(愛)を持つに至ったロボット、
プリムスとヘレナがロボット版アダムとエヴァとなることを示唆して物語は終わる。
懸念されるのは、本書の意図を誤読したアホなSFオタがロボットのようなぎこちない
歩き方でアキバあたりを闊歩するのではないかということである。
このような名作を冒涜するかのような行為に対して強い怒りをおぼえるのは、
ひとり筆者だけであろうか?
119:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/28 09:25:20
このスレの約束。
【ウンコには触らない】
みんなで守りましょう。
120:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/29 04:58:50
老人と宇宙 ジョン・スコルジー
アメリカ。どこまでもアメリカ。
薄っぺらい死生観や情けなくなるくらいの大衆性や
裏で蠢くキリストコンプレックス。
女性兵士の辞世の句まで。
どこまでもアメリカ。
でも戦争の今を生きてるアメリカ。
そのなかで(多分)60年代からのSFを読み漁ってる人の
ブログから生まれた小説。
だから、一歩引けばこれはアメリカSFのエポックなんだろうな
と思わせる作品だった。
7/10
121:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/29 09:35:52
>>120
おお、言いたいことはよくわかるぞ。
122:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/30 01:37:34
なんかねー、日本のオタクなら若返ったら
女の子に囲まれてウハウハ~な状況で、さぁ若くなったから戦争だ!
だもんな。アメリカ人すごい。
123:名無しは無慈悲な夜の女王
07/04/30 15:52:38
>>120
昨今のSF⇔アニメのリサイクルからちょっと外れている
どちらかといえば正統的な時事的な小説だから
最近の10代20代のSFファンにはいい例示になってるね。
124:でへ
07/04/30 23:14:47
ココしか書くところ無いぞ、、、
オリュンポス(上下) ダン・シモンズ ハヤカワ
期待を裏切らない傑作
長いけど、、、
イリアムを読んだときの興奮状態から少し醒めたので、
冷静に評すると、
「夜更けのエントロピー」的な「気持ち悪さ」は
「イリアム」、「オリュンポス」共にある。
(キャリバンとか、セテボスとかね)
でも、それを問題にしないほどの面白さがある
おれはシェリーは読んだことないし、
プルーストは図書館から借りただけだし、
ホメロスも妙訳を子供のころ読んだだけだし、
シェークスピアは子供のころ児童文学書で読んだだけだ
だから、文学的素養は殆ど無いけど、
この話は面白い、すべてをごっちゃにして、
シモンズの筆力でうまくまとめたほら吹き話だ
イリアムとあわせて、9.5点、
面白さでは満点だが、自分の基準では10点に出来ないので
連休にオススメの長編ですぜ
125:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/01 06:24:02
>>120
なんていうか
宇宙の戦士からこのかた50年戦いつづけてる
アメリカには、そろそろアメリカ版武士道みたいなものが
生まれてくるのかもしれないな。
刀をライフルに、茶漬けをハンバーガーに持ち替えて。
126:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/01 20:20:51
>>124
ベテラン復帰おめ
んで感想です
マイクル・スワンウィック/グリュフォンの卵 より、クロウ
いい話や~
どってことないタイムトラベルものの短編なんだが、とにかくキャラが立ってます。
女書かせりゃスワンウィックてか(笑)
9点
127:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/01 23:33:08
アラクネ/リサ・メイスン、ハヤカワ文庫SF
なんでか分からないが、いわゆる「第二世代サイバーパンク作家」の小説って、第一世代のそれより陳腐化の速度が
凄まじい気がする。
スティーヴンスンもなんだかあの「マルチメディア」なんて言葉が大手をふってまかり通ってた時代の脳天気っぷりの
空気がプンプンで今読むと辛いんだけど、この小説も同じような辛さがある。
割とラジカルな問題を扱っているはずなのに、なんだか50年代SFを読んでいるようなテクノロジー的脳天気さに頭を
抱えてしまう。
ニューロマンサーとかスキズマトリックスとかソフトウェアなんかは今読んでも十分面白くてカッコイイと思うんだけど、
この差はなんなんだろう。
この小説も、純粋にストーリーラインだけを見ればなかなか面白いと思うんだけどね。
128:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/02 19:19:04
星を継ぐもの ホーガン
久方ぶりに再読。
文句なしの十点。
ダンチェッカー教授の演説が凄すぎる。
129:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/02 19:22:28
ガニメデの優しい巨人 ホーガン
初読時はどうかと思ったけど
今回の再読ではかなり楽しめた。
時間は偉大だ。
九点
130:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/02 19:54:24
巨人たちの星 ホーガン
再読でもっとも印象が変化したのがこれ
初読時は後付け設定が多いと感じた。
再読時はそんなこと気にならなかった。
これ、ユダヤ資本のアメリカ支配に対する
抵抗を謡い上げる作品としても読めるのだ。
かなり注意深くそれを示唆する記述が、特に過去に
ついて言及した部分で見受けられる
作者には祖国を乗っ取られたことに対して苦々しいものがあるのだろうか。
八点
長いこと積んでいた内なる宇宙を読むことにする
131:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/02 19:59:23
1点づつ評価が下がってるところがw
132:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/02 20:07:47
星を継ぐ者、中盤アタリまでは、「ダンチェッカー死ね」って感じだったけどなw
こいつこのまま悪役で通す気か?みたいな。
133:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/02 23:17:10
まあそれがダンチェッカーのダンチェッカーたる所以
SF史上最強のツンデレキャラとの声もあるぐらいだし
134:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 00:40:59
反逆者の月 デイビッド・ウェーバー ハヤカワ文庫SF 900円
使い古されたアイデアを元に書かれた冒険SF。
第一部は、古き良き時代のSFを思い出させる展開で
楽しめた。
第2部以降は、軍事冒険小説になって、いまひとつ
のれなかった。
この種のものが好きな人は楽しめるかも・・。
戦術や戦略論は嫌いじゃないが、SFで語らなくても、と思う。
キャラクターは、オナーハリントン物の方が、はるかに魅力的。
135:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 00:43:07
>>134です。点数忘れていた。4点。
136:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 00:54:11
>>134
読んでて思ったが、ペにしろ他の戦闘シーンのあるSFにしろ
さらっと核ミサイル描写が出てくるよな。
日本の作家はこのへんが弱点だなと感じたよ。
137:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 09:53:31
彼らはその威力を知らんだけ。
アシモフですら科学エッセイで原爆礼賛してた。
申し訳程度に広島へ哀悼を述べておいて
次のページでは「同時にわくわくしてきた」とか書いてる。
138:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 10:05:38
というわけで朝からなんだが。
内なる宇宙 ホーガン
ガニメアン三部作の続編にして四作目
いや、面白いよコレ。
日本版の序文で「私がファンタジーを書くならこうする」みたいな
話が出ていて、なんだこれは、と思ったけど読むとわかる。
これ、ファンタジーなんですよ。ここではないどこかの世界が舞台。
神々は朝な夕なに世界の地図を書き換え
導師は石に手を潜り込ませ火炎を操る魔法でいっぱい。
もうね。どうせファンタジーならここまでやれや!と言わんばかり。
この異常な世界といつものハント博士とダンチェッカー教授の話が
交互に進む。すぐにネタはつかめるけど最初は混乱する。
彼らの会話はいつも通りに笑える。
>ハントは抗弁しかけたが、ダンチェッカーは構わずまくしたてた。
↑
こんなんばっか。
流石に現在読むとネタの一部には古さを感じるのも確かではあるが
充分に楽しめた。出たときに読めばよかったなあ。
自分みたいに巨人たちの星で乗り切れなくて読んでない人が
いるだろうけどもったいない。
九点。
同じく長いこと積んでるミラーメイズにとりかかることにする。
139:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 10:09:04
>136
映画だと、もっとヒドイw
原爆使用にかなりしつこく異議を唱えるハッカーを出した「インディペンデンス・デイ」は今思うとまだ
良心的だったのかも。
140:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 10:30:39
>>137
その科学エッセイの書名を教えてください。
141:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 10:46:47
ハヤカワから文庫で山ほど出てたうちのどれか。
多分「時間と宇宙」かな。違っていたらすまん。
142:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 12:21:09
ちょっと訂正する。
思い出したら原爆礼賛じゃなくて原子力礼賛だったような。
143:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 18:36:53
原子力礼賛はSFの基本だろ。
わかってないやつが多いな。世代ってやつか。
144:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 18:46:34
ハインライン的アメリカ保守マッチョイズムに未だに正統性を見出してるなんて…
いつの時代で思考止まってんだよって感じ…
145:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 19:07:42
初心者スレでいきなり宇宙の戦士勧めてるやついたなあ
あんなセンスオブワンダーの欠片もないものを最初に読んだから
ドンパチやるのがSFだと思われるわな
146:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 19:16:16
あそこかわってるからw
147:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 19:19:43
>>143
> 原子力礼賛はSFの基本だろ。
> わかってないやつが多いな。世代ってやつか。
最近ふつうに復活してるよな、核分礼賛が。
148:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 19:31:28
>>142
え~、やっぱり原爆礼賛がいいなぁ。
149:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/05 21:39:05
>>145
初心者馬鹿にしすぎじゃね?
150:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/06 00:09:03
気にするな>>145はバカだから…。ほっといてやろうぜアホは。
151:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/06 00:19:42
核礼賛が復活した今では宇宙の戦士が初心者向けに最適ってことでFA?
152:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/06 00:25:43
それはねえw
153:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/06 10:42:49
ホーガン、苦手。
星雲賞受賞作を全部読んでみたけど、全部つまらんかったorz
こないだまとめてブックオフに売っちゃいました。
154:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/06 16:02:59
正解。米的正義を振りかざすプロパガンダ野郎のホーガンは
読む価値無しの糞
155:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/06 16:45:00
それはギャg(ry
156:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/06 19:01:57
うわ~死ねばいのに…。何で生きてるの>>154…。
157:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 00:33:27
なんかキャラやストーリーが淡々としすぎてるのがだめでした。
話がつまらん
星を継ぐものだけは中の上ぐらいだと思ったけど
後のはつまらなくて飛ばし読みしちゃった
158:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 00:51:26
ハードSFってのは概してそんなもんで、基本的にアイディア小説だから。
それにキャラとかを求められても、読み方間違ってるとしか言えない。
星を継ぐ者の続編がつまらないのは事実だけど。
159:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 04:33:08
いちばんつらかったのは量子宇宙干渉機とかいうのだった。
数ページ読むごとに睡魔に襲われ、同じところを何度も読み直すことの繰り返し
とうとう最後まで面白くなることのないまま終わってしまった。
とことん相性が悪いらしい
160:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 06:30:05
最近は作り物のSFよりも一般向けの科学書の方がよっぽどセンスオブワンダーを刺激してくれるなあ。
自分は物理系の学部出身だけど文系の仕事についたので数式なんか忘れちゃってるけど、
最新の宇宙論とか量子論、数学、生物、医学などなど、知的好奇心がうずうずする。
161:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 06:48:00
というか、ホーガンがダメっていうより、どういうのが好きかを言わないとさ・・・。
フォーチュンクエストしか読まない奴がホーガン読んだってダメなのわかりきってるし。
162:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 11:41:17
フォーチュンクエストって何ですか?
最近で好きなのはプリースト、チャン、イーガン、
ジェフ・ライマン、ジョン・クロウリーとかです。
特に、トリッキーな叙述トリックモノが大好き。
ハードSFでも、奇抜なアイデアがあって物語的な熟練性があればOKです。
こんな私でも楽しめるホーガン作品はありますか?
163:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 12:18:23
君が求めるものはホーガンにはないような気がする
164:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 13:04:09
というかスレ違い
165:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 14:09:27
ホーガンなんぞで喜べるのは思考力のない馬鹿だけ。
166:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 14:15:06
スレ違い
167:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 18:51:34
死ね、全員。
168:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 19:16:05
日本人はホーガン贔屓だもん
169:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 19:27:29
>>167
ではまず貴方から。
170:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 19:33:32
>>168
ホーガンがちゃいますがな
171:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 20:25:01
ひゃっひゃっ
172:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 20:27:00
叙述トリックスキーでホーガンなら
エニグマだろ
173:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 21:27:29
やっぱアホーガンよ
174:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/07 22:17:57
>>162
俺も文系SF好きで、20年前にSF読み始めた頃に当時訳されてたホーガン、ニーヴン、ベンフォードあたりをほぼ全て読んだ結果、
「自分にハード(テクノロジー)SFは合わない」という結論を出したが、例外的に『プロテウス・オペレーション』は面白かった記憶がある。
なにぶん高校生の頃の話なので、今読み返して面白いかどうかは保障しかねるが。
175:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/08 00:00:55
>>174
うん、あれは面白かった
176:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/08 00:04:26
>>174
いや、プロテウスは俺も大好きだよ。引っ越し先には必ず持っていく。
SFなのに「鷲は舞い降りた」みたいな戦争アクションの味付けが利いてるのが面白い。
チャーチルを仲間に入れる過程とか、敵の本拠に乗り込むために即興で
作戦を練り上げるところとか、テクノロジー以外の部分で印象的な場面が多い。
作風に政治色が濃くなりすぎる前の最後の秀作じゃないかな。
177:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/08 00:21:47
『プロテウス・オペレーション』ですか。
今度読んでみます、ありがとう。
178:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/11 18:46:41
老ヴォールの惑星 小川一水
ハヤカワ文庫JA 2005年
ギャルナフカの迷宮:
SFじゃないけど、これはこれで読めるね。不思議構造を一切説明してないところが
潔いというかなんというかorz。ホクストルが命をかけるほど信頼を寄せる過程が
ちょっと足りないかな?と思ったが。
老ヴォールの惑星:
大変良いが、小川氏の限界かな?ヴォールたちの描写はともかく、彼らの行動や
理論が今の技術水準でしかないのが悲しい。最後、まぁハッピーエンドなんだけど、
人類側がどうやって、数回一方的に送られた信号のみから完全にコミュニケーション
が可能なレベルまで情報を得られたのかかなり疑問が残った。
幸せになる箱庭:
仮想的な理想世界か。実現したら真っ先にお邪魔しますよ、えぇ。
空間に穴を開けるならともかく、リアルで超光速移動ですか。そこんところをkwsk希望。
で・・・あんちゃん、そこまで頑張っておいて、結局トランザウトしたままですかorz
漂った男:
第六大陸でも、コストを一桁故意に無視して話を展開してたけど、今度は
一桁どころか3~4桁以上無視しやがったなw 探索範囲が10m^2ってw
技術水準が分野によってあまりに異なりすぎてグンニョリ。面白いけど。
さすがに小川氏、ガンガン読めた。気楽に読めるSFってことで8点
179:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/14 22:57:52
連邦宇宙軍シリーズ2・エリミネーター
矢野徹/高橋敏也
宇宙戦艦フリードリヒ三世艦載機、ヘルダイバーチーム戦闘攻撃機・屠竜!…
カッコイイじゃないですか!の10点w
180:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/14 22:59:27
連邦宇宙軍シリーズ2・エリミネーター
矢野徹/高橋敏也
宇宙戦艦フリードリヒ三世艦載機、ヘルダイバーチーム戦闘攻撃機・屠竜!…
カッコイイじゃないですか!の10点w
181:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/15 00:26:23
( ´∀`)σ)Д`) >>179-180
182:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/15 07:29:16
ミラーメイズ ホーガン
西暦二千年。合衆国大統領選挙は護憲党の勝利に終わったが・・・
最初に言ってしまうとこれはSF小説ではない。所謂政治スリラー小説。
それでも希望の示唆と人類の危機と幸せな解決が提示されるところはいつものホーガン作品だ。
序盤でどうしようもない近未来(もう現在だが)合衆国の状態が描かれる。主に政治の腐敗と停滞が。
ホーガンの目は的確で描かれているものは現状とそう変わりない。
物語が始まって6ページ目で合衆国の多すぎる公務員(人口における割合が日本より多い)問題。
そして7ページ目で天下り問題をえぐり出すその筆力は流石と言わざるを得ない。
ちなみに合衆国の天下りは日本のそれのように分かりやすくはなく遥かに巧妙で悪辣で狡猾だ。
日本の政治でもなんとかしようという動きが現在あるが、実は天下りの合衆国化なのだ。
そこで救い主というか自助努力なのかはわからないけれども、登場したのが護憲党だ。
ところが、ここが問題なのだがその護憲党が標榜する政策が
ようするに新自由市場経済主義をより過激にしたものなのだ。まるで惑星ケイロンのように。
故・糞ミルトン・フリードマンが読んだら草葉の影で泣いて喜ぶだろう。
物語中、新自由経済主義の代弁者として登場するポール・ブラッドスタインは
西フロリダ大学教授という立場で登場するが、彼の出身大学は賭けてもいい。シカゴだ。
その矛盾はブラッドスタイン自身の言葉で語られる。
「いまだかつて、わが国に真の自由経済が存在したことは一度もない」(P75)
似たようなことを共産主義者の人たちが言ってますね。
ソビエトのは共産主義じゃないから カンボジアのは共産主義じゃないから 中国のは共産主義じゃないから
そういえば真の民主主義は直接民主制だけです!なんて言う人もいた。
183:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/15 07:56:47
実際には自由市場経済を導入したレーガン政権において双子の赤字がオギャーと誕生した。
シカゴボーイズの馬鹿どもに経済をまかせたチリは貧民層が20%から40%に増えた。
流石にピノチェト政権は倒れて糞シカゴボーイズを追放したらなんとか元に戻った。
現在、まさに導入されつつある日本では暗黒しか見えてこない。
それでもブラッドスタインは言うのだろう。真の自由経済ではないから、と。
彼らはまずこうすればこうなる、と理想を考え出す。ところがそれは常に的外れなものとなる。
読めばわかるんだけどホーガンは政治と経済と情報を切り離して考えすぎる。
この作品では合衆国の諸問題(それでも現在の日本から見ると鼻先で笑うような軽いもんだが)が扱われる。
ホーガンはイングランドから合衆国に住まいを変えて長いことたつが、いつのまにか本気で国を憂えているようだ。
彼は本当に問題なのは何なのかよっくわかっている。
物語中、合衆国の富の大半を所有する、人口比にすれば驚く程少数である、超富裕層が出てくる。問題の根っことして。
そして、そのような展開の中でユダヤ、ユダヤ人、という単語は終に最後まで出なかった。一度もだ。オッソロシス
「イスラエル人」は何人も登場するのにだ。
物語としては本当に面白かった。一介の弁護士である主人公がなんとか困難を切り抜けた結果、モサドから凄腕の
スパイとして勘違いされ、その立場で通すあたりの展開は抱腹絶倒だった。
物語で護憲党は勝利するが、その後どうなるか予測する。
彼らの持ち出す経済政策はことごとく失敗するだろう。
民主党はなんとか立て直そうとするが失敗し、民主党の伝統として外征に訴えて解決を図るだろう。
最後の尻拭いをするのはいつもの通りに共和党だろう。
結論:竹中平蔵の頭上に七度の死と破壊を。
九点。
184:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/15 09:05:13
ホーガンの作品よりも貴方の論評のほうが100倍面白いですね。
185:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/15 18:42:18
0かける100
186:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/16 07:21:49
ジョー・ホールドマン「擬態」読了。
はっきり言ってガッカリ。ホールドマンはハリウッド映画化狙いなのだろうか?
(原作料でもうけようという腹?)
ハリウッド映画そのままのストーリーで、特に面白い部分も無く、新しいアイデアも無い。
なぜ、ネビュラ賞なのかも分からない。
アメリカ人には、こういうのがウケるのだろうか?
1点
187:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/16 09:53:21
そういえば映画化された原作ってブレードランナーをずっと昔に読んだだけだな・・・。
188:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/16 10:17:14
最近のヒューゴー、ネビュラ受賞作は質の劣化が著しいよな。
まともだったのはエリザベスムーンのぐらいしかないな。
189:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/16 10:25:42
ホールドマンのは原書で読んでたけど、オチもひどかったな。
アレで受賞なんだから他の候補作のレベルも相当低かったんだろう。
米国SFってどんどんレベル下がってる。
これからはイギリスやカナダ、オーストラリアの時代だな。
190:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/16 17:54:12
向こうで評判高かったジェフライマンのAirはまだ訳されんのかねえ
191:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/16 18:13:47
そっかー、「擬態」駄目なのか。
買って今読んでるんだけどがっかり
192:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/16 19:01:56
自分を信じろ!
193:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/16 19:56:15
だいたい「擬態」はハードカバーで出すほどの物でも無いだろう。
なぜ文庫で出さなかった?
194:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/16 19:56:24
あと、テッドチャンが長編書いたとかいう話はどうなったんだろう
195:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/16 20:42:27
>>194
ホント!
チャンの長編なら読んでみたい!
196:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/16 21:22:06
ジャン=ジャックの自意識の場合(樺山 三英)
ちょっと立ち読みしただけだが、ここまで読みにくい本は久々に見た。
文体が悪いとかじゃなくて、行間と字間の大きさが殆ど同じで非常に読みにくい。フォントも妙だし。
枚数足りないならセカチューみたいに薄い本にしちゃえよ。
197:186
07/05/16 23:45:17
>>191
ごめん。
買った人はちゃんと読んでください。
エターナルに生き続け、人類の歴史を俯瞰することの出来る知的生命という設定は好きです。
また、宇宙人が万能ではなく、様々な経験から人間社会での生き方を学んでいく所も
良かったと思います。
198:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/17 00:07:42
ハードカバーなんざいらね。読みにくい。文庫で出せ出せ。
199:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/17 00:40:29
文庫だと採算がとれないから単行本になる
プリーストの双生児もそう
これが売れたら次は文庫になる
200:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/17 01:04:40
売れなかったら?
201:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/17 01:07:52
それきり
○年後に古本屋探しても手にはいらねえと大騒ぎしないといけなくなる
202:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/20 10:49:40
高くてもいいから文庫サイズで出してほしいよね。
ハードカバーだと持ち歩けなくて嫌
203:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/20 10:50:24
オンデマンドで値段同じで好きなサイズを選べるっていう
設定にすればいいのに。
204:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/05/20 22:56:45
カート・ヴォネガット・ジュニア「猫のゆりかご」 2点
異才カートの手になる終末テーマのクラシック的作品ではあるが、
今、読むと、SFというジャンルを越えたビッグネームとなったカートであるからこそ、
許された「お遊び」と言い得る。
ボリュームもさほどでなく会話文が多いのに、読み難く・解かり難いものがある。
ヒロイン的存在のモナ(注 山本ではない(w )、個性的なキャッスル父子ら
サバイバルするかと思ったキャラがあっさりと死んでしまい、
捨てキャラかと思うた小人のニュート、クロズビー夫妻はしぶとくサバイバルしてゆく
展開は、読み巧者である私のような論者の期待を良い意味で裏切ってくれはするものの、
ボコノン教という新興宗教ネタをまじえたストーリーは、全体的に浮ついた調子で
ふざけ過ぎという感を強く受けるし、
せっかくのアイス・ナイン(水を瞬時に氷へと変化させる)というSFネタも、
もう少し活かして書いて欲しいものである。
本作のようなカート作品の悪影響と言えるであろうか、
セロファンテープで補整しまくりなズタ袋を抱えた、いかにもアキバ帰りなSFヲタが、
本作の劣化品のような生原稿を持ち込むことがあるようだが、
私はこのような連中に対して、声を大にして苦言を呈しておきたい。
「喪前は、文壇デビューを目指す前に公園デビューでもしろ!」
と。
205:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/21 03:31:15
インフィニティ・リミテッド ホーガン
SFではありません。
しかし(ミラーメイズのときも同じこと書いたけど)まさしくホーガンの小説です。
政治的だからと言って読んでない人は実に勿体無い!と思います。面白いし。
冒険小説なのに妙に牧歌的なのもいいし(緊張感はミラーメイズの方がある)。
さて、物語の舞台ですがアフリカです。この大陸はご存知の通り、様々な問題を
抱えており、実際に調べてみると物凄く気が滅入ります。涙が出てくるほどです。
あの大陸の現実をそのまま書くとただの欝小説になってしまいますので
娯楽小説としていくらか手は加えられております。
独裁者の大統領はぬるい。秘密警察長官もぬるい。なにより娯楽を象徴するのが、
つまりそれが<インフィニティ・リミテッド>の存在です。
表の説明文には「ホーガン版スパイ大作戦」とあります。
少し違います。これは「ホーガン版メガフォース」です。
インフィニティ・リミテッドは実在する!
いかなる国家にも政治機構にも、どんな主義や信条にも忠誠を誓うことなく、
無辜の民を救い出す秘密組織! インフィニティ・リミテッドは実在するのだ!
みたいな。
別に単車で空を飛ぶわけではありません。組織の理念が似ているのです。
ミラーメイズの時と違って「敵」がまだしも手の届く範囲にいるのも
よい効果を生んだようです。
「ふむ、それではテロリストと自由の戦士の判断は誰がつけるのかね?」
「俺たちだ。いくらかの誰にでもわかる単純な基準で判断する」
インフィニティ・リミテッドカッコヨス
九点
206:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/21 06:58:09
メガフォース乙
207:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/21 10:11:30
>>205
原書で読んでるんですか?
208:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/21 18:31:51
何が言いたいんだかw
209:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/21 18:35:47
「日本語でOK」の新バージョンか?
210:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/21 19:10:50
「日本語わかりません」の新バージョンだな。
211:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/21 21:00:43
インフィニティ・リミテッドは創元社から文庫で出ていますよ
212:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/21 23:02:55
>「ふむ、それではテロリストと自由の戦士の判断は誰がつけるのかね?」
>「俺たちだ。いくらかの誰にでもわかる単純な基準で判断する」
本当に、こんな変な訳文になってるの?
213:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/21 23:38:58
青背や創元だったらそれでもマシな方
214:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/24 22:34:13
近頃じゃ珍しいんじゃないか?
そこまでの訳文は
215:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/25 00:12:53
去年ミステリではもの凄いトンデモ訳があったね
216:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/25 01:36:28
kwsk
217:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/25 01:42:24
つづみ綾だろ
218:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/25 20:26:50
原書の読めない人が、わけ知り顔で訳文に言いがかりをつけるスレはここですか?
219:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/25 21:30:10
「ドゥームズデイ・ブック」を読み終わった。
この作品ってSFである必要があったのかな?とチラっと感じた。
もっとタイムマシンのメカニズムに突っ込んで欲しかったし、タイムマ
シンなのだから、自由に行ける時間を設定できる訳で、主人公が中世に
行った次の日に助けに行く設定だって全然可能じゃん?って考えると、
何か萎えてしまった。
最近、オレが読むSFは外れが多いねえ・・・
220:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/25 22:16:27
それ、中盤がすごく退屈だよね。
正直冒頭と最後だけで十分だと思う。
221:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/25 22:27:17
>>220
でも「ドゥームズデイ・ブック」は途中の猖獗が無いと、リアリティが
無くなるよな。
222:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/25 22:37:04
いやたぶん退屈なのはコニー漫才だったんじゃないかと思う
223:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/25 23:14:02
中盤無いとラストがスカスカになっちゃうよ。
まあ過去編だけあれば良かったんだけれども。
> タイムマシンなのだから、自由に行ける時間を設定できる訳で、主人公が中世に
> 行った次の日に助けに行く設定だって全然可能じゃん?
たしかこれは作中のタイムマシンじゃ出来ない設定じゃなかったっけ?
224:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/26 00:27:21
「シンギュラリティ・スカイ」
数ヶ月ちびちびと読んでやっと読了。
旧弊な世界に突如四次元ポケットが降り注いで…というドタバタを予感させるプロローグから、
皮肉をちりばめた序盤はそれなりに楽しめた。
ペースががっくり落ちたのはどうでもいい宇宙戦艦に乗り込んでからで、それこそどうでもいい
描写がひたすら冗長に続いたのにはウンザリさせられた。
どうしても長さをかせぐ必要があるんだったら、フェスティバルまわりや改変された惑星につい
ていろいろいじってくれたほうが良かった。
3点。残念ながら読む前の予想通り。
225:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/26 01:35:07
「最後から2番目の真実」ディック。
半分も読んでないけど、どうも微妙な・・・
226:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/26 01:35:36
>>224
> ペースががっくり落ちたのはどうでもいい宇宙戦艦に乗り込んでからで、それこそどうでもいい
> 描写がひたすら冗長に続いたのにはウンザリさせられた。
その「どうでもいい描写」がキモなのに……まあ、あれを認識できる人は
けっこう特殊趣味なんだろうな。
227:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/26 08:40:44
擬態、ブログ感想見る限りでは適度に楽しめるエンタメのようだ
ここのSFオタはエンタメ嫌って難解な文学の技巧面を評価して悦に浸るような
ものだから酷評もやむ終えまい
228:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/26 09:00:44
>>227
このスレにも「難解な文学の技巧面」を高く評価している人は少ないと思うが。
ここでも「難解な文学」の旗手であるJ.G.バラードは評価はあんまり高くないだろ。
229:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/26 09:51:39
単に住人の年齢層が高いだけと思われ
ああいうの、飽きてるんだよね。
230:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/26 09:57:31
>>229
同感。
ハイペリオンシリーズの人気が高い事からも、決して「難解な文学の技
巧面を評価して悦に浸る」人はこのスレには少ないと思う。
大体、SFマニアを批判している様でこの表現ってとても嫌だな。
231:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/26 09:57:50
北上次郎あたりが褒めそうな
ジェットコースター小説だよねw
ただそれだけだけど。
232:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/26 10:02:10
>>225
地上で嘘戦争をしてる話だっけ?
あれはおもしろくなかったなあ。
映画化したらおもしろそうだけど。
233:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/26 10:44:06
>>227
おまえ、Jコレのスレでも同じようなこと言ってただろ~?
234:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/26 12:33:08
アホはほっとけ。
235:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/26 12:57:23
つうか、ブログ感想見て済まさずに、
自分で読んで感想書けと。
無責任にもほどがある。
236:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/27 11:29:28
>>212
いや、そんな訳文じゃないから、原書で読んでるのかと質問したわけで。
どうやら205なりの要約だったらしい。
237:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/27 16:31:59
「星を継ぐもの」J.P.ホーガン 3点
期待して読んでみたものの、物語に引き込まれなかった。
読書に慣れてないせいか想像しにくかった。
読み終わっても「何だ、それだけか、、、」としか思わなかった。
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック 8点
読んでいる最中はそれほど面白いと思わなかった。
読み終わってから著者が訴えたいテーマのようなものに気づいて
初めて面白いと思った。ただ少し難解で読みにくかったので-2点
個人的にテンポがよく物語に引き込まれるような作品を期待しているけど、
満足できるようなものをまだ読んだことが無い。誰か教えて
238:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/27 16:39:50
ベイリーのカエアンの聖衣
239:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/27 17:51:04
アンドロ羊がよかったならユービックとか虚空の眼でいいんじゃね?
わかりやすいし
240:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/27 18:29:01
ディックなら高い城の男も是非
241:225
07/05/27 19:43:36
>>232 「2番目の真実」はサンリオSF文庫版が絶滅して、
創元が新訳版出したのよ、最近。喜んで読んでみたけど、なんかこう、はまらない。
正直ディックは短編「人間狩り」以外、面白いと思った事がない。
ザップ・ガンも高い城も記憶売りますも電気羊も。
作者が壊れ気味だからいかんのか・・
242:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/27 20:15:11
>>241 作者が壊れ気味
だから「精神的に疲れているときに読むとよい(村上春樹)」
と言われてしまう
243:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/27 22:01:42
>>238
未だにカエアンより面白い作品は数少ないような。
オレが読んだ中では、ダン・シモンズのハイペリオンや、グレッグ・
イーガンの順列都市、グレッグ・ベアのブラッド・ミュージック辺りに
並ぶ傑作中の傑作だな。
AMAZONで中古が1800円で出ているのも分かる様な。
244:237
07/05/27 22:08:41
>>238-243
ありがとうございます。
「カエアンの聖衣」と「順列都市」が気になったので
それから読んでいきたいと思います。
245:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/27 22:20:50
まて。読書慣れしてないのにイーガンはきつかないか?
246:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/27 22:50:46
いや、むしろ小説慣れしてる方が「こんなん小説じゃねー!」となる可能性も高い。
247:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/27 22:54:13
どうやってもイーガンはきついよ
だがそこがいい
248:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/28 21:35:03
結局SF慣れしていないとイーガンは無理か。
でもそれを言うならカエアンは更に無理っぽいけどな。
249:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/28 22:04:17
>>244
カエアンは手に入れたままちょっと取っておいたほうがいいかも。
個人的には「分解された男」を試してみて欲しい。
なんといってもテンポといえばベスターだから。
250:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/28 22:23:25
「分解された男」良いねえ。
でも「虎よ!虎よ」には何故か嵌れなかった・・・
251:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/28 22:25:12
>>250
あれは二回読むと効くよ
252:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/28 22:55:00
いい加減スレ違い
253:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/28 23:06:10
【女性客拉致・強姦】 「カッコイイ女はおひとりさま上手」著者も、ペッパーランチ事件に恐怖…防衛策と対策は
スレリンク(newsplus板)
254:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/28 23:36:03
>>251
「虎よ!虎よ」は読んでからもう20年以上経ったなあ・・・
もう一度読んでみようかな?
255:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/29 03:27:09
SFの入り口がイーガンだったよ
小説としておもろかった
256:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/29 08:14:57
257:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/29 16:09:47
>>256
それかなり昔に読んだ。セイントじゃなくてH.G.ウェルズだよね。
258:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/29 17:03:00
透明文字?
259:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/29 22:04:40
>>255
初めてのイーガンが「ディアスポラ」だとすると、あなたのSF精神は遺
伝子にまで刻み込まれていると思うぞ。
260:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/30 12:01:51
米村貴裕氏の「ビースト・コード」これいいねぇ
龍好きの漏れにはヒットしたよ
261:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/30 19:47:57
「ジャン=ジャックの自意識の場合」樺山三英
題名や装丁から、文系硬派な教育SFだと思ってたから、
いきなり冒頭「女の子のおちんちんは~」で悶絶した。しかも作中最多フレーズだし。
サリンジャーだかデリダだかに延々電波書簡を送り続けている人が居たり、
唐突にバトル・ロワイヤル的展開が始まったりでいろいろとカオスだが、
構成や寓意は割りと明瞭で、読みにくくはない。
混沌の中に不思議と秩序が浮かび上がってくる感じは、なかなか読んでいて楽しかった。
北野勇作に衒学趣味とエロスを加えた感じ、かもしれない。
飛浩隆に比べるとエロ方面でのセンスはやや野暮ったい。
7点
262:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/31 02:08:24
>>260
自分も知ってますよ
263:名無しは無慈悲な夜の女王
07/05/31 04:01:15
名古屋市東警察署は28日、愛知県青少年保護育成条例違反の疑いで同県名古屋市、
竹石圭佑容疑者(20)を逮捕した。
調べでは、竹石容疑者は4月下旬ごろ、名古屋市のホテルで県内に住む18歳未満の少女に数回、わいせつな行為をした疑い。東警察署は余罪があるとみて追求する方針。
264:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/01 21:41:01
「沈黙のララバイ」野尻泡介
太陽の簒奪者を読んでからファンになったが、この短編集も良いね。
肩の力が抜けた感じが良いのだが、きちんとSF考証もきっちりやっている。
265:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/01 21:42:46
沈黙のフライバイ
266:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/01 22:06:13
ララバイ×
フライバイ○
267:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/01 22:49:03
「スフィア-球体-」 マイケルクライトン
古本屋で上下巻200円だったんで買ってきた。
長い割には、内容が薄い。オチもすっきりしない。
日本人のイメージが、当時こんなんだったのかと
逆に驚く。
未消化な部分も多いし、解説できてない部分も
多くて、アイディア1本で書いた感じがする。
あと一つひねりが、あればよかったのに。
2点
268:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/01 23:36:33
>>264
>きちんとSF考証もきっちりやっている。
269:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/02 00:20:16
>ララバイ
この時点で確信犯じゃん。
270:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/06/02 19:11:35
中 勘助「犬他一篇」 6点
表題作は「銀の匙」で著名な中の手による幻想ファンタジィである。
ストーリーはドリームというよりはまさにナイトメアそのもの、
犬に化身した2人の男女(醜いバラモンの僧と彼氏に邪恋された美しい百姓娘)の
愛欲の日々、この生地獄に人間の「性」が徹底して活写されてゆく。
バラモンの僧がアホな2ちゃんねらーまがいの色狂い、
呪法によりゾンビーまがい(?)を利用して恋敵であるイスラムの青年兵士を
倒す展開には驚いた。
なお、勘助と聞いて、「漏れだけの勘助キター!」と半狂乱となっているSFオタ
は即効で死ぬべきである。
(「風林火山」かヴォケ!)
なお、併録された「島守」は、「犬」とは対照的に、
作者の野尻湖弁天島における滞在経験を素材としたいかにも「銀の匙」の
著者らしいストイックな自然スケッチ風な作である。
271:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/06/02 19:13:15
筒井康隆「巨船ベラス・レトラス」 6点
筒井堂の最新作とはいえ、テーマ的にはこの板で紹介するのはどうかと思うが、
現代日本文壇の現状をネタとした思索小説としての「SF」とは言い得る。
現実と作中の人物が交錯する謎の巨船ベラス・レトラス(現代文壇のメタファーか)、
終盤には、作者である筒井堂本人まで登場するが、一番書きたかったのは、
自身の短編を巡る著作権侵害についての怒りではなかったのかと勘繰ってしまうくらい
この件に関する記述が詳細に過ぎる感はある。
(なお、作中人物中では「48億の妄想」を想起させる著作を持つしころ山が作者に
最も近似したキャラと思われる)
ラストで船首像となってしまう村雨澄子は、その良し悪しは別として(沈みゆく)文壇
の先端にあるということか。
272:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/02 22:03:04
1日2冊も読んだのかお前
頭悪いんだから声に出して1週間くらいかけてゆっくり嫁
273:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/02 22:16:06
スルーしろよ馬鹿
274:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/03 02:00:54
イルミナティ ピラミッドからのぞく目(上下)/ロバート・A・ウィルソン 、ロバート・シェイ
まだ読み途中だけど、かなり面白い。
昨今の伝奇小説とは一線を画していて、スラデックとかピンチョンみたいな感じ。
275:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/03 04:48:31
>>274
あーもう、金が無いのに読みたくなっちゃったじゃないか
276:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/03 05:20:33
>>>270-271
もし本当に読んでこの程度の乾燥、もとい感想しか抱けないのなら
人として何かが欠けているとしか思えんな。
というかネットで検索かければゴロゴロ出てくるようなことしか書いてなかったりする。
277:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/03 14:32:46
お互い用いてるデータが全然違うんじゃ話にならんw
278:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/03 14:33:54
たかじん実況を誤爆ったorz
279:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/03 15:52:34
276は最悪板のスレからの改竄&コピペ。
元のレスはこちら。
スレリンク(tubo板:877-878番)
この元のレスのIDを見るとわかるが、全く別の2人のレスを
勝手にまとめて1つのレスにしている。
なお、この元のレスを書いた人は
この話題についてはこのスレに書き込まないと思われます。
よって、276にレスを付けようと思った人はこのスレではなく、
最悪板のスレの方にレスを書いてください。
なお、このレスのあとで、276へのレスをこのスレに書いた場合は
その人は荒らしであると認識されます。
280:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/05 23:07:35
たまたま、まとめサイトで自分が好きな作品の感想を読んだんだけど、いい評価はされていなかった。
あらすじと内容が異なっていたとか、想像していた話と違っていたとかの理由で駄目評価。
アマゾンのレビューのほうがよっぽどまともだった。
まとめサイトなんていらないじゃないかと思った。
281:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/05 23:22:30
まあそういうこともある
282:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/06 01:42:29
>>280
そもそも感性っていうのは人それぞれ違うのだから、
他人の評価なんて「あぁ、そういう評価もあるのか。」ぐらいに受け止めるべきでしょ。
他人の評価をあてにして読む作品を選んでいたら、
自分にとって「良い」と思える作品に出会えないかもしれない。
283:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/06 21:42:22
まあ、前スレから書斎以外ので変なレビューが増えたとは思う
あまりこういうことは書きたくないが最近ちょっと目に余る
284:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/06 21:54:42
スレの流れ悪くないそうだから無視したけど、伊坂のやつは中傷以外のないものでもなかった
285:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/06 21:56:21
年寄りの愚痴めいた苦言を呈するよりも
模範的なレヴューを一本でも書き込むほうがはるかに建設的だよ
286:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/06 22:32:45
書斎さんのレビューをもっと書けばいいんですね
287:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/06 22:44:51
また荒らしているのか
288:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 04:32:16
283は具体的にどのレビューのことを差しているのだろうか答えて欲しい。
あの書き方じゃあ皆自分のことかと思って萎縮してレビューしなくなるだけで
何の益も無い。
289:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 18:55:49
んなもんわかるだろ。
たとえば>>267こいつだYO!
愚痴の連発ムナクソ悪くなる。
290:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 19:02:18
283の許可を得ないと書き込めないスレだな、こりゃ・・・
291:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 19:16:20
283に栄光あれ……
292:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 21:10:58
ってか書斎って何?
自分ちの書斎の自慢を書くの?
293:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 22:01:33
おまいら、どうしてスルーできないんだ・・・
294:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 22:26:27
模範的レビュー
55 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 [sage] 投稿日: 2007/04/04(水) 21:21:31
オーデュポンの祈り/伊坂幸太郎
クズとゆうか糞とゆうか…変質者の寝言だこりゃ
こんなゴミには触る必要なし
零点
295:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 23:38:28
>>289
えーっと、愚痴書いちゃ駄目だったの(^_^;
ネタばれしないように、書いたんだけど
実際、ファーストコンタクトものにしては
アイディアの部分が弱い。
読んで、まるっきり損はしなかったけど、
面白かった?とは、ちょっと・・・・
296:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 23:46:06
そういえば最近ガチャ見かけないな、どこ行ったんだ
297:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 23:49:51
267みたいなのはかまわないだろう。
参考にならない感想なことがすぐわかるんだから。
298:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/07 23:57:32
>>296
> そういえば最近ガチャ見かけないな、どこ行ったんだ
バカめ、ガチャは……以下略
299:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 19:11:52
よいレビュー=自分の好きな作家を褒めてあるレビュー ってことか。そんな馬鹿な。狭量すぎる。
つまらないと思ったらつまらないと書いていいだろ。
たとえ自分の好きな作家が罵られていても、こういう感想もあるのかと面白いよ。
300:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 20:18:26
見当違いなことを力説するなよ、恥ずかしいぞ
301:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 20:20:48
よーしそれじゃあ、おじさんが存在しない本の感想書いちゃうぞ
302:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 20:33:03
>>301
浴槽から発見されたりした本か?
303:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 20:45:36
アリストテレスの「詩学」第二部のレビューだな
304:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 21:03:32
「とほぎみ」「せり河」「しらら」「あさうず」といった物語かな?
305:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 23:13:43
クルムヘトロジャンの「へろ」……は実在しちゃったんだっけw
306:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 23:17:12
興味が出たんで
オーデュポンの祈り/伊坂幸太郎
を立ち読みしてきた。
つまらんというかSFくさくない。
金払ってまで、読みたいとは思えん。
でも映像にしたら楽しいかもしれん
ガロ的で
307:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/08 23:20:20
URLリンク(www.knowledge-garden.net)
この本面白そうだから誰か訳してくれよ
308:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/06/09 19:39:15
半村良「石の血脈」 3点
アトランティス、バンパイア、狼男、巨石信仰、イスラムのアサシンズ等々に関する
薀蓄(注 うんちではない(w )が散りばめられて展開してゆく、
SFちゅーか、SF仕立ての伝奇小説。
石化することにより永遠の生命を得る(その過程で人間の生血を必要とする)という
トンデモなネタがメーンだが、このストーリーで全編東京が舞台というのは珍しい。
反面、陰謀(?)のわりには舞台のスケール感を欠く面が否めないのだが、
東京の盛り場の描写は、作者の豊富な実地体験が活かされたのか、この手の作品には
珍しい生活観・臨場感に富んでいるのが面白い。
中盤以降は、とにかくエロ満載であり、「エロキター!」と半狂乱になるアホなSFヲタ
の姿が目に浮かぶようだが、なにせ70年代前半に書かれた作だけに古臭さは否めず、
今では広く知られるようになった熱中症に関する記述も誤りっぽいものとなっている。
ちょっと厚いが、一応の暇潰しの読物とは成り得る程度の評価が妥当であろう。
309:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/06/09 19:40:20
カート・ヴォネガット・ジュニア「タイタンの妖女」 4点
カート追悼記念の再読第2弾である。
タイトルに冠されたタイタンの妖女は彫刻であり実体は無いというオチがつく。
作者の代表作といわれ、爆笑の太田氏も絶賛する作であるが
実は筆者は刊行当時にも、あまり面白いとは思わず、今回もその感想は変ることは
なかった。
筒井堂を知る日本の読者には、文明批評の目的に「SF」という枠組をツールとして
使うカートの手法は、さほどの特異性は感じられないうえに、
メリケン人でないとストレートにはわかりにくい記述が多いのも難。
とかく過大評価されがちな作だが、SFとしてはこの程度に評価しておくのが妥当
かと思う。
310:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/09 19:51:29
キモイ。ウザイ。キチガイ。つまり死ねよオマエ。
311:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/09 19:54:50
スルーしろよ
312:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/09 22:19:00
>>301
ボルヘス翁乙
313:シンジ ◆s3vMhaQGK2
07/06/09 23:48:18
スレリンク(sf板:309番)
全く書く必要のないネタバレをする前科者
308といいSF板も完全に発狂嫌がらせモードに入った模様
それでいてレスがつかないと泣き出す甘ったれ
狂人のやることは何がやりたいのかさっぱりですなw
314:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/09 23:52:10
>313
誤爆した
スレ汚し失礼>ALL
315:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/10 08:58:54
>>313
まあ、こういう醜悪な文章を書いてストーキングしているのが某コテアンチだということはよくわかって欲しいね。
316:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/10 09:01:01
>>309
しかしそのネタバレ、ストーリーとあまり関係ないよね。
そして筒井堂という誰一人使わない蔑称・・・
317:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/10 17:10:50
ところで、みんな読むの早いな。
俺なんて今「宇宙のランデブー」読んでるとこだけど、2週間で1/3くらいだYO!
ハイペリオンなんて4冊全て読むのに半年かかった。
318:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/10 20:42:51
ちょwwクラークでそれは遅すぎww
319:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/11 06:40:24
熟読玩味して読み込んでるんだろうな、きっと。
320:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/11 21:11:41
俺なんて流し読みだぜ。細かい描写はポイだ。
つい先ほども、断絶への航海中盤、わけのわからん素粒子論をぶっ飛ばしてきましたヽ(´ー`)ノ
321:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/11 21:20:54
アヴァロンの闇(上下)/ニーヴン&パーネル&バーンズ 1987年
創元SF文庫 1989年
ハーレクインロマンス・サファリ編を地球以外の天体でのお話にすればSFになるとゆうのは
あまりにも安直すぎないだろうか…
自分は評価しませんの、1点
322:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/11 22:50:03
「スフィア」 1998年 ワーナブラザース映画
原作を読んだついでにDVDも借りてみた。
ほとんど原作と一緒だが、それに輪をかけて説明不足。
前半少しだけ期待を持たせて、中盤でだらけて終盤で
脱力する。
ダスティン・ホフマンの演技が妙に自信なさげで不安
になり、シャロン・ストーンのヒステリー気味の仕草
で、イライラする。
見どころが、まるっきり無いまま終わってしまう。
これだったら「禁断の惑星」の方が、はるかに面白い。
3点
323:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/12 19:39:44
いわゆる速読なぞクソ喰らえという意見なので
>>317 の読書姿勢には共感を禁じえない。
ただ単に字を読むのが苦手というんでなきゃいいんだが・・・
324:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/12 19:44:57
面白い、と思った本は熟読するが、
くだらん、と思った小説は速読するけな、俺は。
見開き10~20秒程度で読み飛ばしたってか見飛ばした本もあるけど
意外にストーリーは頭に入ってるもんなんだよね。
いくつかの単語だけをパターン認識で抽出してんだろなと思う。
325:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/12 19:55:02
頭の中でコトバに出して読んでいたら、そりゃもの凄い時間かかるさね・・・
熟読より、速読x2の方が良いんじゃないかなとか思うがスレ違いなのでこれ以上はやめとく。
326:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/12 19:58:11
>>324
くだらん、と思った本はオレは読まないことにしている。
わざわざストーリーを頭に入れる必要もないからね。
パタン認識に関しては、そのとおりかな、という気がする。
足りない情報は既知のパタンで埋め合わせているんじゃないかな。
327:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/12 22:05:34
じゃあ、これを埋め合わせてみろよ!
まさしく 求めていた うんこ ない。
328:317
07/06/13 02:11:46
熟読というほど集中して読んでるわけではないけど、読解力が足りないんで読み返すことが多いっす。
たとえば、構造物の造形的説明部分で、どうしてもその形が浮かんでこないとか。
ランデブーも入口周辺の構造がいまいち理解できなくて、そういう部分に入ると停滞してしまうとか、そんな感じ。
でも全体的には読みやすいと思いますよ、今のところ。(実はクラークは中学のときに2001を買って10Pほど眺めて挫折して以来w)
ソラリスも、頭がオーバーヒート寸前だったけど、とにかく世界観が好きなんで、できるだけ味わえるところすくい取って読んだっす。
329:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/13 06:48:35
>>327
まさしく君が求めていた巨大うんこに違いない。
330:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/13 08:41:31
>>329
GJ!
331:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/13 09:13:11
>>328
細かい形状の描写とかは、ぶっ飛ばすことにしてます。
だいたいでいいんだよ、そんなの。
単語覚えたりするのもそうだが、やっぱり勢いが大事さね。
何なら後からその部分だけ読み返しても良いし。
古いが、さよならジュピターの木星描写はイメージ出来るように必死に読んでた気がする。
まぁ半分くらいまでだけどな。そこから先は挫折しそうになったから、ぶっ飛ばして読んだ。
332:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/13 22:55:20
石持浅海 「ガーディアン」 週刊アスキー
毎週、連載してたのが終わったので。
超能力ものです。主人公の危機に、自分の意思とは
無関係に「超能力」が発動して回避する話。
読んでいて気になったのは、主人公の力を知りながら
普通に付き合える登場人物たちに、違和感がある。
もっと騒ぐだろう?と思える。>超自然現象に
SFにリァリティを求めてもしょうがないけど、
アィデアの部分が浮いて見える。
それ以前に、作者が書きたかったのは推理小説
なんでは?と感じてる。
もしかしたらSFじゃないのかもしれない。
6点
333:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/14 00:25:34
ふあー そろそろ寝るか おやしみ~♪
334:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/14 11:52:04
リチャード・モーガン 「ブロークン・エンジェル」
5点
「オルタード・カーボン」はわりと楽しかったので
ちょっと期待して読んでみたら、オカルト(ヴードゥーやら火星人
の幽霊やら)絡みのハードボイルド(何かと強そうに気取ってみる)
冒険小説(消えた火星人の超古代テクノロジーをゲットだぜ)?
なんだけど、あんたこれだけ長い小説書いといてそれ全部ネタ消化
しきってないから、みたいな感じでした。むしろデニケンのトンデモ
本の方がワクワク感あっただろ、ってゆう。
あと、ハードボイルドなら気の利いた言い回し満載とか期待するん
だけどヒネリが足りなさすぎで印象に残る表現もなかった。
最後の“一列に並べ”ぐらい?“どうしてギャングはドアを開ける
ときノブを回さないんだろうな”しか無かった「プルトニウム・
ブロンド」といっしょかい!
335:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/14 13:58:10
ニール・ゲイマン/テリー・プラチェット
「グッド・オーメンズ」上・下
8点
「ブロークン・エンジェル」ではお目にかかれなかった
気の利いた表現・描写が全編で楽しめるニール・ゲイマン作品
(プラチェットは「海は小魚でいっぱい((『伝説は永遠に』収録))」
しか読んでないし、しかも全然覚えてないので知らない)です。
ダグラス・アダムズもそうだけど、無茶苦茶なお話を絶妙な
言い回しで綴ってく、って天与の才能なのか努力の上さらに呻吟を
重ねてんのかそれともコツをおぼえればスラスラ書けるものなのか
真剣に知りたい。
「ネバーウェア」も「アナンシの血脈」も8点で。
「コラライン」はストーリーどころか雰囲気さえ覚えてないけど、
一段落ちるような気がしました。再読しないと点数付けらんない。
336:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/14 14:26:26
光瀬龍 「紐育、宜候」
5点
「征東都督府」も「所は何処、水師営」もそうだけど、
なんか書いてみたかったことだけ書いておしまいみたいな。
書評で「双生児」絶賛されてるの見てそうかぁ?
とか思ってたけどこれ読んだ後だとまぁプリーストのゎ
魂こもってるよね、と思いました。
337:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/14 17:51:57
>>336
まあ「双生児」は絶賛するような本じゃないわな。
楽しめれば儲けもん、みたいな。
338:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/14 21:06:30
日本人の推敲された日本語の文章の方が
時間かかってしょうがない時がある
翻訳ものがほとんどのSFは単語拾い読みでなんとかなっちゃうし
よくわからない時は翻訳のせいにして流す
別に文学に比べてSFの文体は味わうに値しない
なんてこと言ってるわけじゃないので悪しからず
339:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/14 21:36:11
>>336
十年後に再読すべし。
340:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/15 08:43:00
超厚い&忙しいから、4月上旬から読み始めてまだ半分過ぎまでしか読んでないが。
コリン・ウィルソン『オカルト』
引用が多いし、またネタはウィルソンの他の著作でも使い回されているので、
これがウィルソン初読でない限り既視感は否めない。
まあウィルソンの根本的テーマは、人間の精神的進化、これのみなので、
同じような内容になるのも仕方あるまい。
オカルトを肯定的に論じていても、憑かれたような感じはなく、いたって平常・冷静に、
淡々と述べられていく。
341:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/15 11:00:35
石原藤夫 「タイムマシン惑星」
6点
ストーリーとか良い加減すぎなんだけど
(溺れかけた美女を助けたら謎の怪人の婚約者だったとか)、
ハードサイエンスとは無縁だった四半世紀前の日本SF界で
一人センスオヴワンダーを追求してた人?だからか理科オンチの
人にもわかってもらいたいってゆう懸命な啓蒙意識が
印象的でした。で、その理科オンチから質問。
①ブラックホールを囲むシュヴァルツシルトの障壁球面の
面積はかならず増大する。
②ブラックホールは発生はできるが、消滅はできない。
③いくつかのブラックホールは合体はできるが、一個の
ブラックホールがいくつかに分裂することはできない。
なら、宇宙っていつか一つのブラックホールになっちゃうの?
あと、“鴨から芽が出て鴎になった”って元ネタがあると
ロボットがゆってるんだけど出典何なのか知りたい。
342:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/15 14:13:44
>>341
古典落語かw
343:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/15 22:54:07
>>341
宇宙全体が凄い勢いで膨張してるから、それはない。
またそうなるとしても宇宙の寿命の方が先に尽きるじゃろ。
344:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/16 02:17:45
>>341
あー、鴨刈りの落語ね。聞いたことはあります。
調べてみたら「弥次郎」とか「うそつき弥次郎」とか。
だじゃれ系のほら話ばっかりで荒唐無稽振りがすげえ
345:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/16 02:24:12
URLリンク(fueiku.cocolog-nifty.com)
検索してたら、こんな「うそつき弥次郎」もあった
346:341
07/06/16 17:36:07
上の人たちありがとうございました。
347:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/17 17:15:34
断絶への航海
ジェイムズ・P・ホーガン 小隅 黎
ハヤカワ文庫SF 1984年
SF要素もちゃんと入ってるし良いと思うんだが・・・
違うんだ。こんな泥臭いのが読みたくてわざわざSF読んでるんじゃないんだ。
ちょっとがっくりの6点
(今読んでる敵は海賊でお口直し中)
348:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/18 22:04:38
ニコラ・グリフィス「スロー・リバー」
面白くなかったので、碌にストーリーが頭に入ってこなかった。
4点だな。
349:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/18 22:09:47
>>341
量子論的効果(正確にはホーキング輻射)でブラックホールも蒸発(消滅)
する、という予想をホーキング博士がしているね。
350:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/19 21:15:43
>>341
いつか膨張が止まって収縮に転ずるという説もある
351:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/19 21:57:02
>>350
でも今のところ宇宙の膨張速度は加速している。
352:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 08:25:16
>>351
でもいつか膨張が止まって収縮に転ずるという説もある
……という感じで膨張と収縮が、以下無限に続くという説もある
353:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 11:28:44
>>348
下水処理場(浄水場だっけ?)のところ結構興味深く
読めなかった?「落ちゆく女」「夢の蛇」「治療者の戦争」
とかと同じようなのかと思って読んだらわりと面白かった
印象あるけど…むしろ「大潮の道」の方がつまんなかったし。
あと小谷真理先生が誉めてるってことはそういう小説なのか
と思ったらそれほど主張・思想が前面に出てくる感じでも
なかったような…
>>349-352
341です。ご教示ありがとうございます。
354:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 11:46:31
いまのところ収縮に転じることはまずないという見方が大勢を占めてるようだよ。
・観測される物質と推定される暗黒物質の全質量でも収縮に転じるに必要な質量の1/4に満たないこと
・暗黒物質の存在そのものを疑う向きもある(修正ニュートン力学)
・膨張の加速が観測されている(斥力が働いている、宇宙定数)
加速度的に膨張を続けて最終的には膨張速度が高速を越えて
真っ暗になるのかモナー。真っ暗宇宙。ちょっと怖い
355:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 13:20:40
>>349
> 量子論的効果(正確にはホーキング輻射)でブラックホールも蒸発(消滅)
> する、という予想をホーキング博士がしているね。
おそろしいまでの知識の旧さ
356:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 14:10:02
石堂 藍 編 「奇跡」 (国書刊行会《書物の王国》15)
?点
ファンタスィのアンソロジーだと思って読んでみたら
オシャカサマや耶蘇やらマホメットやらのありがたいお話しとか文豪・
大家の作品満載で畏れ多くも点数とか付けらんないってゆう…
収録作は↓
URLリンク(kdai-toshokan.web.infoseek.co.jp)
マーガレット・セント・クレア(シンクレアって読むんじゃ?)
伊藤典夫訳 “街角の女神” が最高。P.K.ディックからガジェット
抜いて切なさだけ濃縮したみたいな救いようの無さw
文学系ではりゅうのすけのやつが星新一みたいなオチだったのと、
ヘルマン・ヘッセのがおとぎ話みたいな始まり方しといて
A.C.クラークか小松左京かってゆう地質学的スケールの
馬鹿ファンタスィに発展しちゃうのが笑いました。
巻末解説で藍ちゃんが、“足跡”に匹敵しうる奇跡をめぐる物語は
“ムントゥリャサ通りで”だけとかゆってるんだけど、
てゅかエリアーデの小説って「19本の薔薇」とか「妖精たちの夜」
とかむしろ全部が(作中人物の妄想なのかも判然としない)奇跡を
めぐるお話しなので、ムントゥリャサはその中で驚異的な畳掛け感
・目くるめく感が印象的だったんじゃ? あとチャペックなら
「絶対子工場」という極めつけ(日常化された奇跡)があります。
357:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 16:27:50
「Self-Reference ENGINE」 円城 塔
解釈の不可能性をその著作内でぶちまけるという暴挙にでた意欲作。
SFのガジェットというより思考方法、論理展開のパターンとしての哲学
を要求してる時点で一体誰をターゲットにしたのか不明な作品だなぁと思った。
同種の素養というか知識を持つ仲間内で「意味が無い」事を前提に解釈を戦わ
せる様な不毛な遊戯が出来ればなお楽しいんじゃねーかな。
358:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 17:39:10
URLリンク(pksp.jp)
とりあえず感想をくれ
359:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 19:02:39
目が覚めた時には自分があきらと言う名前だと言う以外の記憶はなかった…
ここはいったいどこなんだろうか、俺はいったい?
芝生に倒れていた俺は自分の名前があきらと言うこと以外は全く記憶がなかった
そんな時どこからかあきらの名前を呼ぶ声がした
あきら あきら
誰だ!?
周りを見渡したが誰もいない、辺りは、緑で生い茂り、魚一匹いなかった。
そんな時一匹の鹿があきらに寄ってきた
「お前童貞か?」
「俺記憶がなくて自分が誰かわからないだ」
「おかしな奴だ」
そう言いのこすと鹿はあばずれのメス鹿、幸子とあきらの目の前で交尾を始めた。
あきらは勃起しながらそれを見ていた。
いや、むしろシコッていた。
360:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 19:51:15
つまらん
361:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 21:53:24
椎名誠「武装島田倉庫」
陰欝で殺伐とした未来世界だが
終末的でもなく、むしろしぶとく生きようとする男達に力強ささえ感じる
文明はもろくとも生命は強い、そんな気にさせられた
9点
362:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 22:24:51
>>359
(゚Д゚)≡゚д゚)、カァー ペッ!!
363:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/20 22:25:25
>>355
ふーん、ホーキング輻射の考え方は古いのか。
石原博士の方が最新の学説なのかな?
でもブラックホールの回りでも対消滅は起こっていて、その放射が観測
されるかも知れない、って最新の科学雑誌には書いてあったが。
その後ホーキング輻射は実際に観測されたのだろうか。
364:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/21 06:57:29
(・∀・) ニヤニヤ…
365:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/21 16:07:59
新聞科学欄見てみ。
ブラックホールなるものは存在しない、起こり得ない、
という新説が発表されたとよ。
366:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/21 17:44:58
URLリンク(dailynews.yahoo.co.jp)
これのことか。詳細は未発表だからな~。
腰を抜かすような説を期待する。
367:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/21 18:16:51
まさかと思うが、その説が書かれた日付が2007年4月1日だったりして・・・
368:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/21 18:25:39
はくちょう座X1の例もあるしブラックホールがないなら
それに代わる説明が必要になる観測事実がかなりあるんだけどね。
369:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/21 19:13:20
ふむ・・・
まぁ近々日経サイエンスやニュートンなんかでも扱ってくれるだろう。
新聞記事はどうせアテにならないから、それを待つよ。
370:ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
07/06/23 12:09:19
半村良「黄金伝説」 4点
まあ、前期した「石の血脈」がそれなりに暇潰しの読物としては使えたので、
伝説シリーズ第1作である本作を手に取ってみた。
政界をも動かす謎の人物栗栖重人の正体は、被爆の影響を受けたミュータント
であった。みずからを新人類と称し旧人類の排除を意図するが、
古来から地球を見守って来た宇宙人と本来の新人類である岩本によりそれは阻まれる。
(岩本の視点のよるラストは、どこか「幼年期の終り」を想起させるものがある)
メーンなネタはこれであって、タイトルに冠された「黄金伝説」、薀蓄満載の宝探し物語
は脇のエピと化してゆく、そもそもメーンキャラたちの主目的は、
金銭欲に出たものではなく、各人にとっての人生における「黄金伝説探索」にあるため、
これは当然の成り行きとも言い得る。
エロシーンは「石の血脈」の強烈、かつ、豊富さに比較」すれば、サービス程度に
散りばめられている程度。
むっつり助平が多いSFオタには、この点は無念なことであろう(w
371:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/23 23:00:59
>>370
週に一度の発作がきました
働かなくていい身分の設定なのに、読んだ本の感想は週末のみ
無職って言われるのがとっても嫌なんだねえ
372:名無しは無慈悲な夜の女王
07/06/23 23:05:10
スレリンク(tubo板:220番)
最悪板からのいつものコピペな。
以後は無視無視。