07/03/05 08:31:29
皆さんのお知恵を拝借させてください。
2作品あります。20年ほど前に読みました。どちらも海外SFの文庫の短編集に掲載。
作者もメジャーなはずなのに思いだせなくて悶々中です。
1
未来の宇宙空間。コロニーか何かで、そこには本星との交通に、「往き」「来る」の
一方通行のワープ装置がある。
ところがコロニーは自治を求めて向こうから「来る」のワープ装置を破壊してしまう。
出ていきたい物は行けばいいの考えで「行く」方はそのまま。
月日はたち、コロニー内は頽廃していき、病気が蔓延しいる?
そこでひとりの少女(主人公)が現状を変えようとする。
彼女は「星の娘」とか呼ばれていた。たぶん本星直系の人間とかそんな意味。
少女は協力者の少年(こちらは亜人間ぽい)とワープ装置の元まで行くが、少年は
「自分は人間でない」から一緒に行けないという。
少女はひとりで装置に乗り、「助けを呼んでくる」からと、去っていくと言う最後。
とても切なくて、後味も良いとは言えないけれど、それだけにふとしたときに思い出します。