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米国の過去100年間の性教育は宗教的発想と妊娠・性病予防時代を経て、第二次世界大戦後から約20年間は
性解放に対応した性教育が優勢を占め、1970年代には「開放的性教育」「包括的性教育」「性教育保守派による
性教育」がそれぞれの持論を展開してきた。1990年頃からはHIV感染予防と人権の尊重及び思いやりを基本と
する「性の節制教育」プログラムが開発されるなど、新しい秩序を盛り込んだ教育が進められ、その成果も現
れている 1 )。その結果、米国の若者の初体験は近年全体的に遅くなってきているが(米国CDC調査)、日本も
含め、これからの性教育はもはや学校だけでなく、家庭、地域杜会や文化と関連づけて研究、実施されなけれ
ばならないであろう 2 )。