09/07/26 01:07:00 kvFbBhOi
>>496
人が誰かのことを好きだと感じている時には
相手を想う「恋愛感情」と恋愛に対する「憧れ」とが併存していることが普通です
ただ「恋愛感情」は自分から相手に向かう気持ちである一方で
「憧れ」は自分から自分に向かう気持ちであり全く異質なものなのです
「(実際の)相手はどういう人なのだろう?」という気持ちは相手に向かう気持ちです
ですが美化されてしまっている彼と実際の彼とをなぞらえて比較するのは
恋愛を自己実現の手段として自分の理想を相手に投影しているだけで
ひどい言い方をすれば相手を利用し試しているに過ぎません
「憧れ」が強いと相手と向き合っていて相手を見ているつもりでいても
あなたの目には相手に映った自分のことしか目に入らなくなります
相手の言動をありのままに素直に相手のものと受け止めることができず
全てが自分のことをどう反映しているのかという
自分に関わるものとしてしか見ることができなくなってしまいます