09/02/01 01:50:41 kWep7ycO
>>332-335
木山捷平
この「五十年」という詩のテーマは時間だね。
時の流れには抗わない、また抗えないという、
「諦念の境地」「静かな心境」であると同時に、
抗えず、元に戻せないことに対する
静かな静かな心の波立ちを感じるなあ。
新美南吉
そっか。新美南吉はネットで読めるんだね。ありがと。
「ごんぎつね」読んだ。これはもう古典的な悲劇だね。
償いが報われず、恩と仇のタイムラグの不条理。
ヘルダーリン
ニーチェ、アルトーと共に狂気の作家の代表格で
ギリシア的精神に対する崇敬と渇望を感じたけれど、
どうもうまく読み込めなかった。いつか再読だナ。