*・゜゚・*:.雑.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.談.:*・゜゚・*at POETICS
*・゜゚・*:.雑.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.談.:*・゜゚・* - 暇つぶし2ch100:咲いたコスモス、コスモス咲いた
07/04/20 21:07:25 ZaUZemXN

私見ではありますが、

「詩」とは、自らを試みる、そして映し出すための

もっとも高度な 文学的作用だとおもいます。

「俳句」や「短歌」も 素晴らしい自己表現ですが、

わたしは、「詩」のほうが 好きであります。

日記を「詩」にして書き留めることは ちょっと おしゃれ

ですよん。 そして、美的、知的センスを養える手法だと

思っています。 そのときの自分の心境を景色に映し出し

表現することなんて、いいですよね。

~ つづく ~


101:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/20 22:15:52 hFWX/mpt
試しに「詩とは(その作者が)自らを試み映し出すための 文学的営為である」という定義を、受け入れてみない?

この定義を受け入れも大丈夫な詩人もいれば、
この定義だと詩人とは呼べなくなってしまう詩人が出てくると思うんだけど、

たとえば、中也はらくらくセーフって感じ、
ランボーも大丈夫そうだし、ヴァレリーも詩人でいられそう。
吉岡実はすこし危ないね。マラルメにいたっては、完全にアウトって気がするな。

102:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/21 03:37:13 1s9C5yLt
「詩作は、自らを試み、そして映し出すための、文学的行為である」

間違いじゃない、とは思うんだけどね。
詩作が、どこまで行っても「自分」にしか関わらない行為なら
こんなに長い間、人類の歴史に残ってるはずはない。
すぐに閉塞してしまうからね。

詩作は、自らを試みる行為として、まずは始まる。
そして、「しかし結局、自分とは何だろう?」という当然の疑問につきあたり
言語という網の目の中で試行錯誤しながら、詩的自己を解体してゆく。

自分から出発して、言語の結節点としての自分、というところにいったんゆきつき
そこから、言語そのものに身を投げることを選ぶ詩人もいれば
そこから、自己を再構築しつづける詩人もいる。

103:咲いたコスモス、コスモス咲いた
07/04/23 21:40:04 KcjhLILW

天候が不順ですよね。春の陽気はどこへ行ったやら。
................................................

若葉の茂る桜の木に 肌寒い風が 枝を揺らしています。

コートをクリーニング店に まだ 出せないままでいます。

あなたへの思いを素直に表せず躊躇(ためら)っている僕を

決して責めないでください。

すべて 季節のせい なんです。




104:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/25 05:22:19 Lvx0XHXy
自らを映し出すということは、同時に他人をも映し出していることにはならないだろうか。
人は皆少しずつ違っているけど、同じ根っこにつながているなら。
そうじゃなかったらあかの他人の思考の断片に共感できるはずがない。

と、思いました。

105:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/29 12:49:34 VT6InJVd
詩を書こうとすると、くさくなります。
さうして、書き終わって、人に見せると、妙にこころが強ばります。
緊張でくらくらします。
くさいとかキモイ詩になってしまう場合はどうしたらいいのでしょう?
誰か教えて!

106:咲いたコスモス、コスモス咲いた
07/04/30 20:36:13 tpBpbtl9

詩は自分の性格が顕著にでます。

素直に認めるべきでしょう。


107:咲いたコスモス、コスモス咲いた
07/05/08 22:10:35 to3+N79K

ブログを、立ち上げるのに

躊躇していますが、どうでしょうか ?


うん、好きにすればぁ

ああ、そう しますっ。


108:咲いたコスモス、コスモス咲いた
07/05/09 22:45:56 rhASJIgG
>>79 の詩は、ほんとに よくできていますね。

久しぶりに読み返すと 自分が書いた詩とは思えません。

鑑賞するのに、ちょうどいい 題材ですね。


109:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/11 20:42:29 120ZtCqE
井戸のなかで干からびたということは、水もなかったということか
なにやってんだよカエル君

110:咲いたコスモス、コスモス咲いた
07/05/12 21:54:16 PofMmMWZ

詩のセンスが足りない人ですね、ゲロゲロ。


111: 【poetics:1】
07/05/13 18:57:10 vEXgDEF3 BE:501114593-PLT(11000)
てs

112:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/13 21:14:13 i9jZclr9
なんで水もないところで大人しく空を見上げているだけなのだろう?
もっと足掻けよ

113:咲いたコスモス、コスモス咲いた
07/05/15 22:36:55 nGwLRDtL

薔薇が美しい装いを し始めました。

駅前の気の早い 中華料理店では

「 冷やし中華 」 始めました。

はじめまして、「咲いたコスモス、コスモス咲いた」ですっ。

って、(略

「 ミンナ ゲンキカ 」 と、カキコ いたしました。

遠田の カエル が 鳴き出すのも もうすぐですねっ。



114:名無しさん@お腹いっぱい。
07/05/23 06:31:30 L62it3FM
新着順にしたら、2日前の自分後から7スレしか動いてないと分かった…otz

dat落ち判定は大丈夫なのか

115:咲いたコスモス、コスモス咲いた
07/06/27 19:22:51 Sc/Jp1NW

紫陽花が泣いているように感じました。

乾いた涙を流しているように見えました。

梅雨の風情が年々短くなっているように思えます。

来週には もう七夕 なんですよね。

熱帯夜のため、エアコンをつけているので

遠田の蛙の鳴き声が聞こえません。

水田から聞こえる蛙の鳴き声と、開け放した窓から

入り込む涼しい夜風。 そして蚊取り線香の匂い。

初夏の風情は しだいに 遠のいて いきます。


116:  ◆UnderDv67M
07/07/17 17:00:25 ucAy4NBK
詩文学板の皆さんこんばんわ☆
是非 UnderDv67M 宛てにリモタポっていうのを送ってね♪

117:(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ
07/07/19 23:41:50 EEji8jzx
(^○^){おばんわー

ぼくだいすけだよ
だいちゃんだってさ

(´・.・`)v{ぶんがく板にいるーざつだんだよ

これから詩やる
ぶろぐとかにもたまにあるよ
とある本棚てゆーやつだよ。やふーでさがせば出る
あとありのあなに出しとるしょー説

118:(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ
07/07/19 23:44:34 EEji8jzx
(^○^){ぼくねー詩ってねーかんとが最高の芸術だって言ってたの知っとるよ

天才の芸術だからだってー
規則のそくばく少ないからだと思う
あと知的てらいとか。おーえじじとかいちばん詩人から遠いよ、だから

119:  ◆UnderDv67M
07/07/23 18:34:50 CI8gHDuE
ウェブ (o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ に一致する日本語のページ 約 96 件中 1 - 10 件目 (0.14 秒)

彼氏が童貞で冷めた経験のある人の数→113 :(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/05/11(金) 14:50:19 ID:OZL1B4FI:
もっとも、それが本能だと言い訳するならば仕方ない。 (-.-)y-~{抱いてやる。 ...
119 :(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/05/11(金) 17:33:54 ID:OZL1B4FI: ちがーよwたんじゅんだな ...
human7.2ch.net/test/read.cgi/sfe/1177315111/l50 - 17k - キャッシュ - 関連ページ

牛の涎の如く雑談を垂れ流すが好い 46816 :(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/07/18(水) 22:14:54:
ぼくあばずれの本よんだことないよ .... 842 :(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/07/20(金) 00:16:44:
ぼくねーいませーくすぴあふくだつねありってゆーひとの翻訳でよんどるのね ...
love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1181482594/l50 - 25k - キャッシュ - 関連ページ

なぜない、川上弘美287 :(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/07/11(水) 19:14:54:
ぼくあばずれとは破局したけど、川上さんとならうまく行かせれる気がする ...
288 :(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/07/16(月) 19:58:30: (o・v・o){ぼくさいきんかわかみら好きなんだけど。 ...
love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1136972982/l50 - 16k - キャッシュ - 関連ページ


120:咲いたコスモス、コスモス咲いた
07/07/24 23:14:04 lbW6y3ns

きみたち、毎朝 ラジオ体操に通っているかい ?

そして、朝顔の観察日記も忘れるなよ。

読書感想文には、どんな本を読むのかな ?

スイカを食べ過ぎるんじゃないぞ。

また 来週。


121:名無しさん@お腹いっぱい。
07/07/28 21:45:27 oZA/zqNo
ラジオ体操は変拍子でやります
朝顔は見る前にむしって食べます
感想文では新・旧約聖書とコーランを
ごっちゃに論じてみました
盗んできたスイカは生首だったけど
おいしく頂きました
夏休みって、いいな。


122:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/11 02:55:02 nR4T+WuX
夏は嫌だ

123:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/12 10:36:34 vAezl7tm
みなさんお盆は何してますか?

124:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/12 15:11:12 uwSxWNF8
>>123
うだうだ

125:名無しかへらず
07/08/12 20:05:15 9YCik1MV
だらだら

126:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/17 00:15:30 h4q0oqrR
ほんっと人いねーなー

127:名無しかへらず
07/08/17 05:43:10 hLjY1jZM
人は多い。だが「人」はいない、
ってコトかな~?

128:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/18 13:21:31 O/fwAVe5
その心は?

129:名無しかへらず
07/08/18 14:26:04 z7xrHD7J
いやいや~気にしないで下さい
実際この板って人いないんだね。


130:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/21 08:08:19 Dry1xeti
しゃらりんこ

131:八重樫新太郎 ◆SHIN46tkbs
07/08/23 23:16:23 IF6rhGqN
こんちわ

とりあえずレスしれ

132:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/24 00:44:44 QQrtl2Sq

それは衝動

133:  ◆UnderDv67M
07/08/29 03:29:41 nkV9Lt1x
父親母親から一々衝動で愛されちゃ敵わんな

134:名無しさん@お腹いっぱい。
07/08/30 01:17:54 hC9N5eHD
一辺にくるんだな

135:名無しさん@お腹いっぱい。
07/09/22 22:09:57 PdUuT0Qc


それは感情移入から来る苦悩

136:  ◆UnderDv67M
07/09/28 21:40:19 kagiJbmc
何が嬉しくて苦労に苛まされながら子育てせんといけんのじゃ

137:名無しかへらず
07/10/03 05:39:26 ooaRGjJf
快楽あれば苦あり。

138:名無しさん@お腹いっぱい。
07/10/07 04:41:31 Re6Pl7oA
凝ってる詩は心に響かないコスモス。

139:名無しさん@お腹いっぱい。
07/10/07 04:44:48 Re6Pl7oA
しかしその嫌味な性格威圧的な印象や匂いが少し自分に似て居て気味悪いコスモス。

140:  ◆UnderDv67M
07/11/01 18:03:49 n6LhpSeO
この板の存在意義がとても気になります

141:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/04 00:34:02 GwaS0AnL
それは禁句というやつです

142:  ◆UnderDv67M
07/11/04 21:56:53 W2UP/69a
知らなかった事とはいえ配慮の足りない発言でした 申し訳ありません

143:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/04 23:58:32 Ria1K/Xg
小沢記念館

144:  ◆UnderDv67M
07/11/06 20:23:30 8VOhxEVo
この板には狂っている名無しが多いなぁ 俺はとっても悲しいよ

145:咲いたコスモス、コスモス咲いた
07/11/08 20:38:32 3FbKxAwm

久しぶりに、やってきました。

秋の夜長は、詩を味わうには いい季節ですね。

テレビやラジオを消して、しーん とした部屋で

詩を読んでいると、足元から しんしんと 染み入る

寒さ なんて気にならないですね。

もうすぐ、北風の音が 聞こえてきますね。

小さい秋 は、もう見つけましたか ?

ちなみに、わたしの部屋は 北向きです。

いま、あたたかい ミルクを飲んでいます。


146:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/12 03:12:06 YXV/p1UA
わたしの好きな言葉はスリッパです
人生を変えてくれた言葉はスリッパです

147:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/12 22:29:26 YXV/p1UA
だってだーってだってだってなんだもん

148:  ◆UnderDv67M
07/11/13 19:08:49 UaWkuTDG
>>145>>146-147のギャップに一瞬硬直してしまいました

149:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/17 14:28:10 dDPq4ZKA
このスレには突撃しないのか?w
スレリンク(poetics板)

150:  ◆UnderDv67M
07/11/17 19:32:21 OA9xBtO5
<丶`∀´>してほしけりゃそぅ言えばいいのにぃ

151:  ◆UnderDv67M
07/11/19 17:49:12 71rG1AKn
【鯖】academy4 or book3
【フォルダ】poetics
【カテゴリ】学問・文系
【名無し】二十億光年の名無
【ID】なし


ん~、、、




152:名無しさん@お腹おっぱい。
07/11/19 22:47:09 lKoVAX/C
へそが、第三の乳首だったらと考えてみる、陥没乳首。

153:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/28 23:30:20 TGnUJB4m
全体的に住人少ない気が…

154:  ◆UnderDv67M
07/11/28 23:53:51 pqEr5liu
【朝鮮人】◆UnderDv67M【朝鮮人】
スレリンク(poetics板)l50

こんなスレがいっつも上がってりゃぁ人も来なくなるわ!

155:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/02 15:49:23 3OH9jj0a
最近買ったおすすめの本は?

156:  ◆UnderDv67M
07/12/04 18:18:07 DM7zNk/p
漫画や情報誌でもいいなら……。

157:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 04:41:42 vTw0tUE4
活字はあんまり読まないのか?

158:名無しさん@お腹いっぱい。
07/12/12 12:30:48 wZC7TA4Y
  
 
    詩が書けると思いこんでいる犯罪人=残飯
 
  

159:電脳プリオン
07/12/29 23:54:46 +z+UHTpq BE:304056465-2BP(1466)
雑談スレが最古かよ。

160:鬱(^-^)v
08/01/03 03:21:52 OBSC5P2A
>>155
ムーミン谷の冬。詩的だにょ。

161:咲いたコスモス、コスモス咲いた
08/01/05 20:47:54 92NmDlRQ

お正月

明けまして おめでとうございます。和尚さま。

ああ、おめでとう。

スタスタ、 別の寺へ参って。

明けまして おめでとうございます。和尚さまっ。

ああ、おめでとうっ。

てなことで、

和尚が Two 、おしょう が つー。

お正月。


162:咲いたコスモス、コスモス咲いた
08/01/09 00:46:25 parAUeL6

真夜中  庭に出た。

凍える身を震わせて 空を見上げた。

漆黒の大空に輝く無数の星のきらめきと 

無駄に明るく光っている月の無表情さが 

いっそう 冬の夜を感じました。

無音の夜でありました。



163:Honaldo Maxell
08/01/10 01:45:54 qnSd+D4l
【ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です


貼り付けた

164:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/10 21:22:08 A2WztPor
ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です

>>163
これでいいですか?

165:名無しさん@お腹いっぱい。
08/01/11 19:12:16 Z1vdsvMm

Celebrating 50 years of the Indian Republic
URLリンク(www.youtube.com)

166:仔猫どもの旅団
08/02/10 02:13:19 Pgq48aza
ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
>>163
これでいいですか?
ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
>>163
これでいいですか?
ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩  このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノそうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_) 出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
>>163
これでいいですか?





>>164
これでいいですか?


167:さ
08/02/18 23:52:24 DmTEIIww

春は 名のみの 風の寒さや ~ ?


168:05004013046944_vu
08/03/02 04:48:37 h4tdgPtv
URLリンク(c.2ch.net)

169:仔猫の旅団
08/03/03 03:15:29 OjH3Rkam

いかにせよとの この頃か ~ 8(-_-)8

170:さ(略
08/03/18 21:04:25 6xJIJUlw

詩人とは、民間なんです、公人、役人ではありません。

つまり、責任は、自ら負うもの なのです。


171:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/25 19:11:01 vpU0YJqh

それは、私人 だろ。


172:名無しさん@お腹いっぱい。
08/03/27 23:52:47 XuxMMYnv
どっぱ

173:子猫のソテー
08/03/28 06:16:59 NWNjmah5
なるほど

174:名無しさん@お腹いっぱい。
08/04/07 01:42:59 cV6wsa8D
ここまで過疎だとナメスレ関係ないな

175:加法定理
08/05/29 23:02:15 6jao3pX3

久しぶりにやってきました。

もうすぐ梅雨ですね。

近くの田圃には水が張ってあり、しばらくすると

田植えが始まるでしょう。

そして、夜になると、蛙たちが、ゲロゲロと

鳴き始めます。

枕元では、蚊がブーンと飛び始めます。

蚊取り線香の匂いと、糊の効いた白いシーツ。

庭には紫陽花が咲き、かたつむりが姿を現します。

静かな雨が降り続く梅雨が もうすぐやってくるのです。


176:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/04 10:34:16 0HGg5Fut
鳴こうとも
殺してしまえ
長谷川櫂

蛆虫に劣るクズ、変態オカマの老婆・長谷川隆喜(長谷川櫂は偽名)が早く死にますように!
と近隣の人々や関係者一同が常に祈っているようです。
この醜悪卑劣なゲスから、これ以上迷惑を被らない為にも
「誰か義侠心に富む人物が長谷川を叩き殺してくれますように!」
と願ってやまない毎日だそうです。
老いて尚、皆から憎まれる在日チョンのグロテスクな化け物
長谷川隆喜=長谷川櫂が狂死することを望まぬ人は居ないとか。
劣等感のカタマリの臆病卑劣な変質者、口を開けば無知無教養の限りを
さらけ出して恥じない無下の山出し、中学生程度の英語すら読めぬ無能さ、etc.
これが長谷川隆喜(長谷川櫂)の正体なのだから。

177:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/05 02:06:22 S+IK9sTa
底抜けの低能にして無知無学な山出しのクズ、長谷川隆喜(長谷川櫂は偽名)を
生かしておく理由など皆無だ。
さっさとこの臆病な卑劣漢を誰かが抹殺してしまうとよいのだが。
しかし事実上、コヤツはクタバッタも同然の「生ける屍」でしかないがな。
おぞましい天刑病に全身が腐り果てているから(精神は生まれつき腐敗して悪臭放ってるぞ)

178:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/06 12:05:51 EBP1QZsk
長谷川隆喜(長谷川櫂は偽名)が如何に無知無教養で愚鈍な田舎者かというコトは
コヤツに一言、話させてみれば誰にでもわかる。
小学生並みの基礎的知識も無く、世間の一般常識も無く、阿呆さ加減の限りを
すぐさまさらけ出してくれるだろうからな。
その上おのれが低能無比なものだから、ゲスの勘ぐり剥き出しで、相手まで
徹底した知能劣弱・人格陋劣な人物だろう等と勘ぐって出しゃばるのが常だ。
みんなの嘲笑の的になっている事実にすら気付かない無様な体たらくだ!
しかも恥知らずにも今なお生きているとは実に哀れな賤民だな、長谷川チョンは!
この変態の長谷川が一刻も早く殺戮されて世界が浄化されることを期待する。

179:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/07 03:24:05 LSvCo2z7
長谷川櫂のような変質者を安楽死させてはイケナイ。
生き地獄の苦しみをタップリと味わわせてから、狂死に至らせるべきだ。
もっとも長谷川隆喜=長谷川櫂は、もともと知能の低い「狂人以下の存在」なのだが

180:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/09 08:18:01 4na4SRhc
「ねそが事する」という俚諺を聞いたことがある。
だから長谷川チョンも秋葉原かどこかで無差別通り魔事件を起こすかも。
そうなる前に誰か長谷川を叩き殺してやってくれ!

181:あぼーん
あぼーん
あぼーん

182:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/10 08:20:38 tS6WQgw6
長谷川隆喜(長谷川櫂は偽名)のごとき女の腐ったような変態チョンのクズは、
オカマや腐女子に劣る存在だから、放火か毒殺ていどのことしか出来ないだろう!

183:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/11 01:04:52 M5ZKjpM2
>>182
現代短歌総合スレッドというのに人が沢山居るようだから
そっちに書き込めばよい。

184:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/11 08:30:50 m0nOhioH
長谷川隆喜(長谷川櫂は偽名)のごとき女の腐ったような変態チョンのクズは、
オカマや腐女子に劣る存在だから、放火か毒殺ていどのことしか出来ないだろう!
このような変質者は即刻、ブチ殺してやるのが世のため人のためというものだ。

185:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/12 08:16:59 DiM7MOwF
ほんとに長谷川櫂ってのはホントにいやらしいヤツだね。
早く誰かに嬲り殺しにされればいいのに!

186:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/14 18:41:06 JucrkfEo
長谷川チョンは近頃、黒癩も発症して崩れ果てた面体が腐り爛れて
猛烈な悪臭を放っているという。
あの醜悪極まりない形相を見よ。
絶対に近づいてはならない!
化け物仲間になりたく無いのなら。

187:あぼーん
あぼーん
あぼーん

188:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/19 05:43:46 AuV4YeZ6
林田力

189:あぼーん
あぼーん
あぼーん

190:あぼーん
あぼーん
あぼーん

191:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/25 07:04:12 NuTar5HH
長谷川隆喜(長谷川櫂は偽名)は精神幼稚にして知能劣等極まりなく
口を開けば愚鈍さと痴呆さ、無知無学の限りを徹底してさらけ出す以外にない
哀れな田舎者のクズだ!
性格異常のくせして一人前のデカ面をしたり、訳知り顔にしゃしゃり出たりして
みせては恥の上塗りをし続けて居るのも、全ていじましい劣等感のなせる業でしか無い。
女の腐ったようなイヤラシイ性格と醜い姿をしながら、自殺する勇気さえ持ち合わせぬ無様な
化け物として、つとに悪名高いらしい。
こんな出来損ないの変態を一体いつまで生かしておくつもりなんだろう?

192:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/26 12:58:17 uAcKn9gb
まったく同意見だ。

193:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/27 11:36:32 cHQsSUMU
長谷川櫂という異常者が藤沢近辺を徘徊して居るという噂を耳に挟んだ。
この長谷川隆喜(長谷川櫂は偽名)は稀代の低能で、幼年期から性格劣悪、
知能劣弱、外見醜悪無比にして、万人嫌悪の的だったらしい。
なにしろ熊本県下の朝鮮人部落の癩病筋の下賤な家筋に生まれ、誰からも相手に
されずに育った「下の下」の存在でしかないからだ。蛆虫以下と言ってもイイだろう。
癩患者の中でもイヤらしく、おぞましい性質の故に唾棄す可き変態として嫌悪されていたとのこと。
当然ながら、女には一切洟も引っかけられず、隠れては幼児に猥褻行為を働くようになったとか。
賤奴の分際で、かかる性的悪戯を犯した悪質な俳句詠みの長谷川は存在価値絶無であろう。
たとえ劣等感のかたまりの如き陰険卑劣な山出しである点を考慮したにせよ。
「生まれなかったほうが良かったのに」という言葉が当てはまるのは、
まさしく此のド変態の長谷川の事だろうな。
今は藤沢市辺りに住んで居るらしい。
近隣の皆さん方、よくよく御注意されたし!
聞くところによると、この北鮮人・長谷川隆喜は、口を開けば愚鈍さと痴呆さ
の限りをさらけ出して恥じない低劣無比な田舎者のクズ、下の下の存在でしかないという。
こんな阿呆で下賤な蛆虫に劣る存在を容認して来た讀賣新聞社に「社会の木鐸」たる資格はナイ!

194:あぼーん
あぼーん
あぼーん

195:仔猫で@お腹いっぱい。
08/06/29 20:45:02 g8OaYqLk
いいかげんにしてくれないと
代わりに私が鬱で自殺しそうだよ…。

196:名無しさん@お腹いっぱい。
08/06/29 22:48:00 wa7wz5zX
ホメロス
失楽園
漢詩
古川柳や狂歌、和歌、短歌、俳句、雑俳

こういうのをほかの板から誘導しないとだめなんじゃないの?
形式として散文と韻文分けたいなら。

スレの中でさ、板作ったんで、こっちへ移すからよろ、って書けばなんとかなるかも。


197:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/01 02:21:08 Le2TNx7c
ホントに長谷川櫂とか長谷川隆喜とかいう去勢豚ってのはイヤラシイ奴ですね。

198:名無しさん@お腹いっぱい。
08/07/04 01:53:07 Uw0TwxR8
ああ、長谷川の本性を見抜ける慧眼の士は誰もが同じ意見だよ。
長谷川隆喜(「長谷川櫂」は偽名)は「女の腐った奴よりもヒドイ人間のくず、
下の下、陰険卑劣極まり無い性格異常者だ」と言ってよいだろう。
口を開けば無知無学・無教養、愚鈍蒙昧の限りを徹底的にさらけ出し、
しかも人々の憫笑を買っていることにさえ気付かぬ低能で恥知らずな田舎者だ。
無類の臆病者なので記者として全く使いものにならないため、
整理部で雑役係をやらされて居たというのは本当の話に違いない。
能力は半人前以下なので例の中傷誹謗作戦を駆使して、優秀な人物を陥れ
かろうじて解雇されずに済んだという過去も事実だったようだ。
こんな出来損ないの山出し、反省も謝罪も全く出来ない人非人風情を
使用人として置いていた讀賣新聞など購読する価値ゼロと云えるだろう!

199:仔猫で@お腹いっぱい。
08/07/21 08:25:11 M+KnPTRi
短歌、俳句、雑俳 を誘致するのはやめてくれ。
荒れる。

200:名無しさん@お腹いっぱい。
08/08/05 18:30:22 7OrZG5gH
マスコミで日本を貶しめ続けて居る変態・長谷川櫂について---
長谷川隆喜(「長谷川櫂」は偽名)とか名のる自称
俳句詠みの変態老人が引き籠もりになったという噂だ。
もともと変質者で、精神分裂症の血筋の長谷川は、
世にも醜い化け物みたいな外見をしているから、
人々から石を投げつけられるのを恐れて、
ただ閉じ籠もっているだけなのかも知れないけれど・・・。
讀賣新聞に雇われていた頃には未成年に対する性的悪戯をはたらいて
問題になったが、うまく揉み消して貰ったという前科の持ち主だそうだ。
このおぞましくも臆病愚鈍で無知無教養な下賤の長谷川は、
「一日も早く硫化水素で自殺してしまうといいのに」と
近隣の住民や子供たちからも切に念じられているらしい。
熊本県下のチョン部落出だという長谷川について知りたい人は、
「長谷川隆喜」で検索してみるとイイだろう。
この長谷川は自殺する勇気も無い臆病者だから、さっさと誰か叩き殺してやれ!
しかも身の程知らずにも長谷川チョンは名古屋の人々をバカにしているという。

201:名無しさん@お腹いっぱい。
08/08/07 08:09:15 15xPGnoY
社会のクズ、おはよう

202:名無しさん@お腹いっぱい。
08/08/26 00:47:30 GKPBwLdl
てのひらに無限を乗せ
一時のうちに永遠を感じる

203:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/01 16:01:28 3ljg6B52
デュラン

204:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/03 00:09:51 3vPApt6T
セプテンバーラブアゲイン

205:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/04 22:29:55 WVprA4fZ
ちょう

206:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/05 23:59:21 ioKUgDiA
fuu

207:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/16 12:06:04 Hko/pZNo
どうですか
赤城おろしは

208:名無しさん@お腹いっぱい。
08/09/20 23:01:10 oa8NUR7o
なんだよ

209:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/27 12:38:09 jMnB7aOi
友川bさん
詩文学はマイナーなところがいいですね♪
ちなみに春の花の名前は○○○

210:209
08/10/28 00:09:34 sLZha/jB
おとといからほとんど食べられない…
泣いて泣いて目が腫れている
詩をつくる人はこんな思いをしながらつくるのだろう
言葉は鋭利な刃物だ
人のこころをいとも簡単に壊す
わたしも壊れていく…
どこまで?
いつまで?

わたしを傷つけた言葉のかけらを素手で掴める日は来るの?
翼をもぎ取られて再び空を飛べる日は来るの?
何を信じればいいの?
神さま
祈りは届きますか?
ロザリオを握り締めたまま、また今夜も眠りにつこう

211:209
08/10/28 08:45:39 q90M76or
ずっと小説ばか読んできたけれど、たまには詩もいいかなあ、、、
小説は物語を追って読むから時間がかかるけど、
(それも楽しいけど)、詩は短時間で読めるからいいですね

空にはあんなに星がたくさんあるのだから、ひとつくらいなくなったって
誰も気づきはしないのでしょうね……
同じように、ネットにはこんなにもたくさんの人たちがいるのだから
わたしひとりくらいいなくなったって、どうってことないのでしょう……



212:209
08/10/28 12:20:18 q90M76or
高野悦子の詩に感銘を受けた人いませんか?
今のわたしの心境にあまりにぴったりの詩です……


213:209
08/10/28 12:21:02 q90M76or
旅に出よう
旅に出よう
テントとシュラフの入ったザックをしょい
ポケットには一箱の煙草と笛をもち旅に出よう

出発の日は雨がよい
霧のようにやわらかい春の雨の日がよい
萌え出でた若芽がしっとりとぬれながら
そして富士の山にあるという
原始林の中にゆこう ゆっくりとあせることなく

大きな杉の古木にきたら
一層暗いその根本に腰をおろして休もう
そして独占の機械工場で作られた一箱の煙草を取り出して
暗い古樹の下で一本の煙草を喫おう
近代社会の臭いのする その煙を
古木よ おまえは何と感じるか

原始林の中にあるという湖をさがそう
そしてその岸辺にたたずんで 一本の煙草を喫おう
煙をすべて吐き出して ザックのかたわらで静かに休もう

原始林を暗やみが包みこむ頃になったら 湖に小舟をうかべよう
衣類を脱ぎすて すべらかな肌をやみにつつみ
左手に笛をもって 湖の水面を暗やみの中に漂いながら
笛をふこう

小舟の幽かなるうつろいのさざめきの中
中天より涼風を肌に流させながら
静かに眠ろう
そしてただ笛を深い湖底に沈ませよう

―高野悦子著『二十歳の原点』(新潮社)より引用


214:209
08/10/28 12:21:33 q90M76or
雲にのりたい
雲にのって遠くのしらない街にゆきたい
名も知らぬどこかの遠くの小さな街に。
雲にのろう
雲にのって ゆれ動く青空をながめよう
そこには小鳥のさえずりも深緑の木々のさざめきもないけれど
はてしない空虚な広がりがある。
雲にのろう
雲にのって ゆれ動く青空を ながめよう。

―高野悦子著『二十歳の原点』(新潮社)より引用


215:209
08/10/28 12:53:52 q90M76or
連投、失礼しました。。。

216:名無しさん@お腹いっぱい。
08/10/28 22:39:12 YsN/Q0HM
俺も二十歳のころ高野悦子好きだった

217:209
08/10/29 11:18:25 2Kw7jPFl
こんにちは

高野悦子さんのファンの方がいらしてとてもうれしいです。
「二十歳の原点」を初めて読んだのは十七歳のときでした。
ものすごい衝撃を受けた手記です。
二十歳を過ぎた今でもわたしのこころのバイブルです。
高野悦子さんの硬質な文章がとても好きです。
自作の詩も大好きです。
想像力がゆたかで、繊細で傷つきやすい内面から紡ぎ出された言葉の数々は
わたしのこころを一瞬でとらえました。
……高野さんのガラス細工のような世界に自分を重ねていました。


218:209
08/10/29 21:41:52 R6ZO/vDC
詩文学の板ってひっそりしていて星の世界のようですね…
一晩中星を眺めている人はいませんものね
けれど星は一晩中人間界を見守ってくれている…
誰の短編だったかな
羊飼いの若者と少女が野原で一晩過ごすんだけれど、
若者は一睡もせず少女の眠りを見守るんです
若者のまなざしは夜空で一番美しい星だったと

219: ◆wMDHqGPerU
08/10/29 23:47:23 R6ZO/vDC
名無しのままトリップつけてみた
何だかうれしい
あの頃に戻ったような…

220: ◆wMDHqGPerU
08/10/30 07:12:56 zJWY1tj4
フランク・ミルズの「詩人と私」は名曲ですね
やさしくてなつかしい、郷愁を誘う曲です

221: ◆wMDHqGPerU
08/10/30 07:19:18 zJWY1tj4
リルケ、ワーズワース、八木重吉、堀口大学のスレはないんですね
わたしの大好きな人たちなのに…
八木重吉はこころが傷を負ったときに読むと
突き刺さった棘の痛みが少しだけ和らぐのを感じます……

222: ◆wMDHqGPerU
08/10/30 12:00:05 36BsoEBd
にくしみに
花さけば
こころ おどらん
―「憎しみ」八木重吉


ほんとうに
自分の心に
いつも大きな花をもっていたいものだ
その花は他人を憎まなければ蝕まれはしない
他人を憎めば自ずとそこだけ腐れていく
この花を抱いて皆ねむりにつこう
―「明日」八木重吉


窓をあけて雨をみていると
なんにも要らないから
こうしておだやかなきもちでいたいとおもう
―「雨」八木重吉


かなしみを乳房のようにまさぐり
かなしみをはなれたら死のうとしてゐる
―「かなしみ」八木重吉

223: ◆wMDHqGPerU
08/10/30 12:00:47 36BsoEBd
「愛されることは、ただ燃え尽きることだ。
愛することは、長い夜に灯された美しいランプの光だ。
愛されることは消えること。そして愛することは、長い持続だ」
―「マルテの手記」リルケ

愛することは美しいランプの光だとリルケは詠います。


わたしをあなたの平和の道具としてお使いください
  憎しみのあるところに愛を
  いさかいのあるところにゆるしを
  分裂のあるところに一致を
  疑惑のあるところに信仰を
  誤っているところに真理を
  絶望のあるところに希望を
  闇に光を
  悲しみのあるところに喜びをもたらすものとしてください
  慰められるよりは慰めることを
  理解されるよりは理解することを
  愛されるよりは愛することをわたしが求めますように 
わたしたちは与えるから受け ゆるすからゆるされ 
自分を捨てて死に 永遠のいのちをいただくのですから

(アシジの聖フランシスコの祈り)

聖フランシスコのように生きられたらいいのにな……


224: ◆wMDHqGPerU
08/10/30 12:01:20 36BsoEBd
この詩文学に来られる方たちは皆さん詩が好きな方たちでしょう。
皆さんが詩に興味を持ち始めたのはいつ頃からですか?
初めて買った詩集は何ですか?

わたしは中学のとき島崎藤村の「若菜集」に収められていた「初恋」を
読んで感銘を受けました。
藤村は小説家に転身する前はソネット(14行詩)を主に書いていて、
多くは七五調です。
七五調は日本語として大変美しい韻律ですね。

ロシアの作家にツルゲーネフという人がいてこの人は小説のほかに
散文詩も書いています。
通常、詩は韻文、小説は散文ですが、ツルゲーネフは散文詩という
親しみやすい語調を編み出しましたね。


225: ◆wMDHqGPerU
08/10/30 12:01:58 36BsoEBd
「詩文学」という板名はなかなかいいですね。
詩のみならず文学も内包しているみたいで。。。
境界線を引かないその曖昧さがとても好きです。

小説家で詩作する人は結構いますよね。
島崎藤村、室生犀生、伊藤整、宮澤賢治、福永武彦、、、
詩は短時間でつくれるからいいのでしょうかね?

詩は祈り、
詩は魂の叫び、
詩は対話
詩は告白、
詩は孤独者の慰め、
……詩は希望

226: ◆wMDHqGPerU
08/10/30 15:03:01 36BsoEBd
連投で書かせてもらっているので、ささやかなお礼です。
―読書のBGMにどうぞ♪

「詩人と私」 フランク・ミルズ
URLリンク(jp.youtube.com)
詩人と私、の詩人てどんなイメージでしょう?
わたしの勝手な想像では隠遁した老詩人のイメージ。
彼のもとへ傷心の青年が訪ねてきて、詩人とこころの交流を深めていくうちに
少しずつ回復して再生していく、という感じ。
……わたしも詩人のもとを訪れたいよ。。。

「ブラザーサン・シスタームーン」 アシジの聖フランシスコ
URLリンク(jp.youtube.com)
美しい映像と透明感あふれる調べにこころが洗われます……


227: ◆wMDHqGPerU
08/10/31 21:16:29 20JTDFkX
あの場所から離れて7日目
ここは空気がきれい
空はどこまでも青く澄み渡り
風は恥ずかしそうにわたしの頬を撫でていく
満天の星空の下
わたしはこころの翼をゆったりと広げよう
急がなくていいから
焦らなくていいから
ひっそりと星のささやきにこころゆくまで耳を傾けよう
今はまだこころが痛むけど
いつか想い出にかわる日が必ず来るから…

228: ◆wMDHqGPerU
08/11/03 10:27:54 rQ7Hjmen
アインシュタインは天才的な物理学者です
彼は仮説1仮説2といろんな仮説を組み立てていき、ある瞬間決定的な定理に到達しました
彼はこれを思考のジャンプと呼びました
わたしはそれは啓示のようなものだと思います
彼は無神論者でしたが…
詩作する人にも同じことがいえないでしょうか
言葉を探して探して、ある瞬間ふいにひとつの言葉が舞い降りる
まるで奇跡のように…
アインシュタインが詩を作るとしたらどんな詩を作ったのでしょうね?
とても興味があります

229: ◆wMDHqGPerU
08/11/03 22:05:18 rQ7Hjmen
今のわたしにできる唯一のこと
それは祈ること
あの人たちのために祈ること
やさしかった人たち、無知なわたしをいつも見守ってくれた人たち
神さま
わたしの祈りは届きますか?

230: ◆wMDHqGPerU
08/11/09 10:17:04 MR6DVoUc
ラカンは「手紙は必ず届く」といいました
ラカンは手紙イコール言葉が相手に届くことを信じていたのですね
何万億光年前の星の光が必ずわたしたちに届くように…

この詩文学板で星菫派の方はいらっしゃいませんか?

231:名無しさん@お腹いっぱい。
08/11/12 16:25:18 z2YC6y8T
★★★★★★★★★★★ネット全規制法案発令の恐れ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★★興味なくても見てくれ!!!!★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

国籍法改正で父親の認知のみ(DNA鑑定なし)で日本国籍取得という法案が14日にも通ろうとしてます。
さらに政府は二重国籍も認めたいという方針も出している。
もしこの国籍法とセットになれば気化した外国人がバイト代わりに
外国の親戚たちを合法な上で子供を認知すれば大量に子供とセットで
さらにその親(母親)が押し寄せてくる。しかも子供は20歳までという緩い制度だから
数年で劇的に外人が増加する。 中国人留学生も1年日本に住めば日本国籍を持て
しかも中国国籍を失っても再取得することができる。チベット化だ!

おまけに 韓 国 も二重国籍容認を突然打ち出した。
URLリンク(news.onekoreanews.net)
韓 国 人 も今経済破綻寸前だから押し寄せるだろう。

そうなれば今現在の純日本人は少数となり、間違いなく逆差別が広がる。
事実上日本人だが民族対立が始まるだろう。
もう日本人から搾取できないと経団連は判断している。
国籍法のDNA鑑定だけでもセットしないと派遣だから就職難だからやな国とか
そういうレベルじゃなくなるぞ。チベット化だ。
ただでさえ日本人は高齢化している。民族間暴動になったとき絶対勝てない。
と に か く 議 員 に 反 対 メ ー ル 、 F A X し て く だ さ い。

【政治】二重国籍容認の私案提示 自民・河野太郎氏らプロジェクトチーム
スレリンク(newsplus板)

【外国人激増】国籍法改悪案まで期限は残り3日!【日本破綻】★3
スレリンク(news4vip板)

日本人のピンチです。一人でも多くの人たちに知らせてください。

232: ◆Fafd1c3Cuc
08/12/07 18:57:07 rTG3rgVd
トリップを前のものに戻しました

やっぱりこのほうが愛着があるなあ
2ちゃんねるの黄金の法則、それは粘着荒らしの度合いがひどくなったら、
とにかく逃げること
必ず書ける板がどこかにあると信じて
だって2ちゃんねるにはこんなにも多くの板があるのですから

「生きていこうと思えばどこだって天国ですわ。だって生きているんですもの」エヴアンゲリオン 碇唯のセリフ

「さて、どこに行こうかしら、ネットは広大だわ」攻殻機動隊、草薙素子のセリフ

233: ◆Fafd1c3Cuc
08/12/17 12:41:45 LjR2oI77
この板には「ひとり語り」のような「惑星カタルシス」というスレも
あるのですね。

惑星か、、、
恒星は自ら光を発しているけれども、惑星は自ら光を発せない星
太陽を中心に回っている星
惑星のひとつ、金星の別名は宵の明星、
子供の頃、一番星に祈るのが好きでした


234:一番星 ◆xHH/q7QD.E
08/12/18 12:28:28 xiTeN6g0
テスト♪


235:235 ◆INjIt6nmxE
08/12/20 01:06:11 CEoeM/Q9
こっちもあったのか(笑
アンゴウA解読おめでとう。
でも安心してはいけないよ。
このアンゴウBは解読できるかな?
ヒントなしで。

236:235 ◆FlMPc3gZRQ
08/12/20 01:21:13 CEoeM/Q9
忘年会の連チャンでボロボロだから軽く書くけど
板ってのはいろいろあるんだな。
限られたスレッドしか知らないから苦労する。。。
ここはIDが出るのと、ポエム板が別にあるのとで
ちょっと境界的な板になってるんだろうな。
でもスレ数がすくないから一日で全巡回も可能だろうね。
さてと、ここでどれだけのことを話せるだろうか。
やっと終わったばかりの、悲劇のような喜劇のような物語について?
あるいは2ちゃんねるという場所で上手くやるためのスキルについて?
それとも他愛もない日常のこと、植物のこと、読んだ本のこと?

237:235 ◆FlMPc3gZRQ
08/12/20 01:28:28 CEoeM/Q9
でも、まず、こう聞くべきかな。
かなり時間があいてしまったから。
アー・ユー・オールライト? と。

238:一番星 ◆Fafd1c3Cuc
08/12/20 01:38:45 mg+fyALf
こんばんは

すごい
シンクロ率100 パーセント♪
二つ目のトリップ難しい…

上に少し書いたけれど、かなり凹んでました

でも最近は食べられるようになりました

239: ◆FlMPc3gZRQ
08/12/20 23:55:08 CEoeM/Q9
あんなののために食事もままならぬほどに凹むなんて、
時間がもったいないもったいない。
言葉をストレートに受け取ることは優れた美点ではあるけれど
相手を見なければいけない。
酔っ払いやいかれた人間の言葉まで受け取ることはないでしょう。

※アンゴウBは、空に架かるものの名前。

240: ◆Fafd1c3Cuc
08/12/21 20:37:20 vUYECY5a
こんばんは
時間がもったいないもったいない。

>言葉をストレートに受け取ることは優れた美点ではあるけれど
>相手を見なければいけない。
>酔っ払いやいかれた人間の言葉まで受け取ることはないでしょう。
・・・そうですね
吐いた毒=言葉は、吐かれた相手が受け取りさえしなければ、吐いた本人に
返りいつしか本人の身体全体を蝕むでしょう。

アンゴウはいろいろ試してみたのですが、できませんでした……
漢字、英語、、、すべてアウトです



241:240 ◆wMDHqGPerU
08/12/21 21:18:41 vUYECY5a
>でも安心してはいけないよ。

ここでのトリップは↑としますね
・・・掲示板は誰が見ているかわからないので
以後、自重します……

242: ◆INjIt6nmxE
08/12/22 11:51:48 M91nEQTD
できた♪

243:240 ◆INjIt6nmxE
08/12/22 11:55:58 M91nEQTD
ふうっ
↑やっとわかった♪
エヘツ
以後、これにします

244: ◆INjIt6nmxE
08/12/22 12:07:23 QbYcsUtr
240のトリップがいいと思いますよ

245: ◆mMmMMMMmmM
08/12/22 15:28:36 KjkBUzyz
おめーらおつかれww
やっと3人そろったなwww


まあトリップは検索できなければ、割れててもかまわないがな。


246: ◆FlMPc3gZRQ
08/12/22 23:54:40 dvdDkd4z
>>245
おっ(笑 すごいトリップだね。そんな技もあるのか。。。

>>244
アドバイスありがとう。ところで、どなたかな?

>>242
ごめんごめん、意地悪するつもりはなかったんだけど
「ヒントなし」というのがヒントだったんだ。

247: ◆FlMPc3gZRQ
08/12/22 23:56:28 dvdDkd4z
詩を読む場合、暗号を解読するようにして読もうとしても
どうしても駄目なことがある。

248:240 ◆KshbumBTZI
08/12/23 00:41:20 VzUA8aXd
新しいトリップです
…例のは割れているようなので

詩はリズムを楽しみ一方で選ばれた短い言葉で深い余韻を残すもので
あってほしいです

249: ◆mMmMMMMmmM
08/12/23 01:20:35 6bHFJK2d
まあ二人ともピリピリすんなww
おれは忙しくてあまり来れないが、ここでのんびり話でもして、
おれを安心させてくれwww


250: ◆FlMPc3gZRQ
08/12/23 23:42:39 dDz1sZK0
>>248
まあどんなトリップでもすぐわかるけどね(笑
そんなに丁寧な言葉を使う人間はそうはいないから。

>>249
忙しいのはアレのためかな?
まあ安心してそっちに力を注いでおくれ。

251: ◆FlMPc3gZRQ
08/12/23 23:52:34 dDz1sZK0
>詩はリズムを楽しみ一方で選ばれた短い言葉で
>深い余韻を残すものであってほしいです

それは確かにそうなんだろうなあ。
でもスッと言葉が入ってこない詩の場合、
どうしても「暗号解読」的な読み方に傾いてしまうんだな。

たとえば、「太陽」を題材に選んだ場合、
詩の中で太陽と名指すのは詩的じゃないわけで、擬人法なら、
「きみはいつも東から昇り、そして西に沈む」ぐらいの表現でも、
野暮な表現になってしまう感じがあるね。
直喩的であるよりも暗喩的であればあるほどベターというような。

252: ◆KshbumBTZI
08/12/24 12:26:51 M8PTJWIn
>>249
この節はいろいろとありがとうです……
詳しいことははあえて省きますが、また、よろしくです♪


>>250
>そんなに丁寧な言葉を使う人間はそうはいないから。
・・・えっ! 自分ではあんまり意識したことないんですよねぇ、、、


253: ◆KshbumBTZI
08/12/24 12:27:46 M8PTJWIn
>>251
>直喩的であるよりも暗喩的であればあるほどベターというような。
ああ、それはありますね。
暗喩が何を示唆しているのかを探るのはひとつの楽しみでもあるでしょう。
推理小説の探偵のような気分を味わえます。

小説でも詩でも比喩は命ですよね。
暗喩は作者が暗示したことがそのまま読者に伝わるかどうかですね。
まあ、作者も100パーセント伝わることは想定してないとは思いますが…。
読者ひとりひとりの想像力にお任せするしかない。
なかにはトンデモナイ想像をしたり、深読みしすぎたりといろいろな
読み手がいますから……。
それはそれで、なかなか面白いとは思いますがね。

254: ◆KshbumBTZI
08/12/24 12:28:54 M8PTJWIn

詩にはふたとおりあるのかな? とふと思いました。
恋愛や人生などをストレートに表現し、深い余韻を残すもの
(ヘッセ、ワーズワース、リルケなど)
もうひとつは自由な言葉遊びをうんと楽しむもの
(現代詩がこれに近いような…)


「カチリ 石英の音 秋」
作家・井上靖の友人が中学二年のときに詠んだ詩だそうです。
URLリンク(www.satonao.com)

秋の透明な乾いた空気のなかでカチリと響く石英の音。
静謐な秋の大気が伝わる詩ですよね。


255: ◆FlMPc3gZRQ
08/12/27 23:40:47 zlrHbBRD
>>252-254
もう今年も終わりだね。
来年はもう少し詩を読んでみよう。

>詩にはふたとおりあるのかな? とふと思いました。
2種類じゃきかないかもしれないね。
形式上の区分(定型詩、自由詩、散文詩)、
内容上の区分(叙情詩、叙景詩、叙事詩)、
それから口語詩/文語詩、近代詩/現代詩という区分のほか、
象徴詩とかプアプア詩(鈴木志郎康)なんて呼び名もあるし(笑
「カチリ 石英の音 秋」というのは叙音詩とも呼ぶべきかな?

 パスポートをぶらさげている俵万智いてもいなくても華北平原

俵万智はそんなに読まないんだけど、これは結構好きなんだ。
叙情では表現不可能になる地点での叙景、というか。

>恋愛や人生などをストレートに表現し、深い余韻を残すもの
>ヘッセ、ワーズワース、リルケ・・・
ん~、そういう詩をあまり読んでないかもしれないなあ。
十五の頃だったかな? 中也とキーツはわりと好きだった。

256: ◆FlMPc3gZRQ
08/12/28 00:47:27 wBQPz0fm
この板を見渡してみると、結構魅力的な名前があるね。
吉増剛造、加藤郁乎、入沢康夫、吉岡実、それから中也はもちろん、
日夏耿之介や、伊東静雄まであるし、それに海外も、
ヘルダーリン、マラルメ、ロートレアモン、ランボー、
そしてパウル・ツェランも。

個人的には鈴木志郎康と藤井貞和が結構好きなんだけど、
まあスレが立てられるほど人気はないな(笑

詩文学っていうのは耳慣れない言葉だけど
ジュネットなんかの詩学っぽいスレがあるかなと思ったら
そうじゃないんだね。

嗚呼、仕事のことを考えなくていい時間は久しぶりだぁ。

257: ◆FlMPc3gZRQ
08/12/28 02:27:18 wBQPz0fm
今日は時間があるからもう少し書いておこう。
255と256でIDが違ってるけど
やはりこの板は日替りIDなんだね。

ところで、BTZIさんは帰省するのかな?
雪の多いところだから暖冬でも雪があるかな?

14のときだったけど「雪景色」という詩を作ったことがあった。
雪というのは色彩を奪ってあたりを水墨画のようにするけど
そんな窓からの雪景色を歌ったものだったんだけど、
国語の先生が絶賛してくれてね、文集にも載せてくれた。
まあどういう詩だったかは部分的にしか覚えてないんだけど、
淡々としたリズムによる厳しい冬の情景描写のあとの〆は、
そんな景色の中に「窓に映る自分がいる」というもので、
叙景から叙情への転換をもってきたわけだね。

258: ◆FlMPc3gZRQ
08/12/28 02:43:40 wBQPz0fm
(つづき)

その「雪景色」という詩は課題か何かで書かされたんだけど、
ある程度の芸を見せながら詩の形を整えることはできたんだけど、
ふと、そういうのが自分で嫌になり、詩を避けるようになってしまった。
中也もキーツもあまり深追いしなかった。

たぶん性格がストレートなほうじゃなかったので、
「恋愛や人生などをストレートに表現し、深い余韻を残す」詩には
あまり興味を抱かなかったけれど、超ストレートな詩、
たとえばホイットマンなんかには新鮮な驚きを感じたし、
音楽でいえばジョン・レノンの歌詞なんかもそうだったな。
(まあレノンのは音楽を外してみて楽しめるかどうかはわからないけど)
最近だと知人に教えてもらった木山捷平の質朴な詩もそうかな。

等身大の言葉しか口にしない人。
それでいてその言葉が強度のある独特の音色を奏でる人。
そういう人こそが詩人と呼ばれるべきなのかな。

259: ◆KshbumBTZI
08/12/28 18:51:57 bEYkYxPk
>>255-258
詩にはいろんなジャンルがあるのですね。

>俵万智はそんなに読まないんだけど、
以前にともだちが「サラダ記念日」を貸してくれました。
口語体でさらりと気軽に読めるところがヒットの要因かな、と思いました。

>中也とキーツはわりと好きだった。
中也は今でも人気ありますよね。
キーツは映画「ローマの休日」でアン王女が夜眠る前に愛読して
いました。キーツの名を知ったのはそのときでした。
ワーズワースも映画「草原の輝き」でナタリー・ウッドが
朗読していて初めて知りました。
名作と呼ばれる映画のなかにはさりげなく詩の一節が引用されていたり
して一粒で二倍美味しくなりますね。


260: ◆KshbumBTZI
08/12/28 18:53:46 bEYkYxPk
>雪の多いところだから暖冬でも雪があるかな?
わたしが帰る二日前から降り出しました。
山が雪で覆われると見慣れない野鳥が庭先にやってきます。
木の枝に小さめのみかんを串刺しにしておいたのですが、
見つけて食べてくれるといいな……。

>14のときだったけど「雪景色」という詩を作ったことがあった。
>淡々としたリズムによる厳しい冬の情景描写のあとの〆は、
>そんな景色の中に「窓に映る自分がいる」というもので、
>叙景から叙情への転換をもってきたわけだね。
カメラ・アイ、視点の転換が鮮やかですね!
視点を最初は「自分」に据え情景描写に徹し、最後にはそんな自分を
客観視している俯瞰的な観点へと視点を移行しています。
「窓に映る自分」というのは自分も風景の一部として風景のなかに
溶け込んでいる印象がありますね。
窓から眺める雪景色、その光景はいつしか窓に映った自分も雪景色の
一部になっている、というような、、、


261: ◆KshbumBTZI
08/12/28 18:55:02 bEYkYxPk
>ある程度の芸を見せながら詩の形を整えることはできたんだけど、
>ふと、そういうのが自分で嫌になり、詩を避けるようになってしまった。
う~ん、、、表現する上である程度の芸は必要だとは思うのですね。
例えば「綴り方」や「作文」はそのままでは小説にならないですし。
ただ、創作する上で「ここで感動させよう」「ここが見せ場」
という作者の意図が見えてしまうと読者は興醒めしてしまうのも事実。
作者の「あざとさ」が仇になってしまうことはありますよね。

>たぶん性格がストレートなほうじゃなかったので、
わたしはポーカー・フェイスが出来ないらしいです・・・
自分では本心を見せないように振る舞つているつもりでも
見る人にはわかるらしい・・・


262: ◆KshbumBTZI
08/12/28 18:56:05 bEYkYxPk
ホイットマンは率直で大らかで伸びやかですよね。
大自然の香りがします。
草原の雄大さや緑の風の匂いに喜び、人生を受け入れつねに感謝する
姿勢は、世間を知りつつも世俗に汚れていない生まれ放しの人間の
善なるものを感じます。

>木山捷平の質朴な詩もそうかな。
>等身大の言葉しか口にしない人。
>それでいてその言葉が強度のある独特の音色を奏でる人。
>そういう人こそが詩人と呼ばれるべきなのかな。
木山捷平は読んだことはないのですが、自分で感じたことを
感じたままに飾らずに平明な言葉で表現した詩人なのかな、
と思いました。
そして、その言葉がそのまま詩になる、という。
根っからの詩人は言葉を探しあぐねることなどせずに、飾らず、捻らず、
口にした言葉がすべて詩になる人をいうのでしょうかね……?
そこにあるのは技巧以前の、その人本来に備わっている資質、
品格がかかわってくるのかもしれません。
誰の言葉だったかな、「玄人である人は誰よりも素人である人だ」


263: ◆KshbumBTZI
08/12/28 19:03:37 bEYkYxPk
久々の連休のお正月休み、文板のときみたいにチャットできたらいいなあ、、、
無論、予め時間を決めておいて

264: ◆FlMPc3gZRQ
08/12/29 22:58:06 rDG37Iwa
>>259-263
>飾らずに平明な言葉で表現した詩人・・・
まさにそう。だから木山捷平の詩はすんなりと読めるし、
きっと共感できると思うけれど、
ただ全然ロマンティックじゃない(笑
ホイットマンの場合は等身大以上に等身大の言葉、というか、
自分を世界にまで拡大しつつ、世界的スケールの等身大というもの、
言い換えれば、自己を語ることが世界を語ることと等価であるような、
そんな超ストレートな語り方を「編み出した」感じはあるけどね。

265: ◆FlMPc3gZRQ
08/12/29 23:08:34 rDG37Iwa
(つづき)

おそらくは、詩人においてはミューズとスキルは離反せず、
つまり、心技一体となってるんだと思うけれど、
飾らない等身大の言葉を書く人は、
こういう匿名BBSでは気をつけなくちゃね。
言葉を弄ぶ人、言葉に弄ばれる人、
言葉を仮面としてしか使えない人、もいるから。

266: ◆KshbumBTZI
08/12/30 19:53:41 h0rYD1bu
>>264 -265
>きっと共感できると思うけれど、
>ただ全然ロマンティックじゃない(笑
ロマンティックかぁ……
わたしはよくひとから「少女趣味でしょ」とか「ロマンティック好きでしょ」
と言われるのですが、実はわたしは舞浜にある超有名な某巨大娯楽遊園地
が大の苦手であり、また、大ヒットしたお隣の国の「○のソナ○」という
メロドラマにものめりこめませんでした……。
(ともだちがお勧めドラマとしてビデオを貸してくれましたが、、、)
天体観測やプラネタリウム、草原や野の花、夕陽、動物、
ハイジやアンは好きですが。。。
よく考えてみたらハイジもアンも彼女たちを取り巻く自然が
とても美しいところに住んでいるのですよね♪


267: ◆KshbumBTZI
08/12/30 19:54:22 h0rYD1bu
>ホイットマンの場合は等身大以上に等身大の言葉、というか、
>自分を世界にまで拡大しつつ、世界的スケールの等身大というもの、
そうですね。彼は大変スケールの大きい詩人です。
アメリカという、まさに開拓者精神そのものを具現した国民的詩人です。
個=世界にまで飛翔させた希有な精神の持ち主ですよね。
わたしは西部劇によく出てくる広い雄大な荒野を思います。


268: ◆KshbumBTZI
08/12/30 19:55:57 h0rYD1bu
>おそらくは、詩人においてはミューズとスキルは離反せず、
>つまり、心技一体となってるんだと思うけれど、
それこそが本来の詩人の在り方ですよね。
どちらか一方だけでは作品に魂は入らない。

>飾らない等身大の言葉を書く人は、
>こういう匿名BBSでは気をつけなくちゃね。
……いろんな人がいますよね。
その人の本性というものはすぐにはわからないし、、、
対話していて自分の直感で「?」と思ったら、距離を置くのが
ベターなのでしょうね。

>言葉を弄ぶ人、言葉に弄ばれる人、
>言葉を仮面としてしか使えない人、もいるから。
「謎の男トマ」をほうふつさせますね。
言葉がカマキリのように本から抜け出してきて自分を喰い殺す、
というあの印象的な場面。
言葉を軽んじ、言葉を弄ぶ人は、最終的には自身が使った言葉に
復讐されるのではないでしょうか?
まさにブーメランの法則です。


269: ◆KshbumBTZI
08/12/30 19:56:57 h0rYD1bu
わたしたちはなぜ詩を読むのでしょう?
また、詩人はなぜ詩をつくるのでしょう?
小説ではないぎりぎりまで短縮された詩という表現に
こだわるのはなぜでしょう?

小説は長距離ランナーとすれば詩は短距離ランナー以前の瞬間芸です。
長距離を走るのに必要なのは持久力と体力、根気。
瞬間芸に必要なのは一瞬の閃きと技、何よりも瞬発力。

わたしたちが夜空の星に惹かれるのは、美しさもさることながら、
地上にとどくまでの何億光年という光の時間の長さ、久遠の時に
憧れるからではないでしょうか?

詩は一瞬のなかにある永遠です。
ほんの数行の短い言葉のなかに永遠が宿るのですね。
そして、永遠とはそのまま真理につながるのではないでしょうか?
人が詩を読むのはまさに一瞬に込められた「永遠=真理」を
本能的に求めるからではないでしょうか?


270: ◆KshbumBTZI
08/12/30 19:57:58 h0rYD1bu
人は生まれてから生涯を終えるまで夥しい言葉を口にします。
その夥しい言葉のなかで「永遠」や「真理」を感じさせるものは
ごく少ない……。

永遠とは限りなくつづく終わらない時間を指すのではなく、
この瞬間が凍結されて留まること。
この一瞬が高く飛翔し真理となること。
真理とは時空を超えて普遍的なものなのですよね……。


271: ◆FlMPc3gZRQ
08/12/31 12:50:08 h9ZyAIyr
>>266-270
>舞浜にある超有名な某巨大娯楽遊園地が大の苦手であり・・・
えっ? そうなの? 俺は結構好きなんだけど(笑
まああそこはロマンティックというよりファンタジックな世界だけど、
ランドはともかくシーのほうはなかなか居心地がいいんだよね(笑
あそこは京成電鉄が母胎で、京成バラ園もやってる会社なんだけど、
ディズニーランドローズっていう品種を開発したりしてる。
それから京成不動産に至っては「舞浜ローズタウン」という名称で
バラの庭付きの戸建住宅を販売したりと、なかなか複合的。
本業の鉄道自体は成田行きのスカイライナーを除けば地味だけど(笑

シーのほうは植栽もなかなか趣味がよくて、オリーブやローズマリーなど、
イタリアないし地中海沿岸をテーマにしたランドスケープは結構凄い。

とまあこういう視点での評価で、アトラクションは興味ないけどね(笑

272: ◆FlMPc3gZRQ
08/12/31 12:50:57 h9ZyAIyr
(つづき)

>直感で「?」と思ったら、距離を置くのがベターなのでしょうね。
俺なんかは結構イジワルな性格だから、
「?」と感じたときは罠を仕掛けることが多いかな(笑
で、どういう展開になるかをあらかじめ予想して布石を打つ。
この間の件も、実は少し前から「?」と感じたことがあったんだけど、
長期戦で様子を見てみようと思ってたんだね。
とはいえ、不確定要素が多く、半信半疑な面もあった。
だから、結果をいくつか想定して様子を見た。
結果自体は想定したパターンのひとつではあったけれど、
ただ、最初は意識的にやってる知能犯かと勘ぐっていたのが、
あそこまで病を患っていたのは想定外だった。

273: ◆FlMPc3gZRQ
08/12/31 12:52:08 h9ZyAIyr
(つづき)

>詩は一瞬のなかにある永遠です
>真理とは時空を超えて普遍的なものなのですよね……。
これに同意したい気持ちもあるけど、条件付かな。
「誰」が真理を保証するのか、という問題が出てくるから。
ポエジーは「永遠」や「真理」という概念の手前で
絶えずとどまり続けるような姿勢によって生み出される気がする。

  また見つかった。何が? 永遠が。海に溶け込む太陽が。

ここでは確かに瞬間と永遠が融合しているかに見えるけれども、
そこにあるポエジーは「真理」に高められることを裏切る。
「真理」にまで高まってしまえばもはや詩ではなくなるために、
あえて「真理」にまで高まる必要を感じていないかのように。

  パスポートをぶらさげている俵万智いてもいなくても華北平原

自然の雄大さや悠久の時間というものが歌われてもいるけれど、
ここでもポエジーは「真理」の手前で投げ出されるようにして、
むしろ存在者(詩人)の存在を無化する方向に向かう。

とはいえ、これら瞬間の中に凍結された永遠において、
普遍性へと高まる真理を見ても全然構わないのだけど、
真理の保証人として神という存在を持ち出すロジックに傾きやすくなる。
ポエジーというものをもっとスナップショット的なものと捉えたいな。

274: ◆KshbumBTZI
08/12/31 20:00:56 VGKyUXSm
>>271-273
>えっ? そうなの? 俺は結構好きなんだけど(笑
>シーのほうは植栽もなかなか趣味がよくて、
おおっ! 人工的なアトラクションばかりが目について植栽までは
まったく目がいきませんでしたよ(笑い)
確かに異国を模倣した建物や植物は異国に来たような錯覚を覚えますよね。
まあ、もろもろのつきあいもあって足を運んだのですが、乗り物や
アトラクションには今ひとつ気分が乗れなくて、、、
それにしてもバラを育てているだけあって、さすが、バラのことには
詳しいですね!
今現在関心を抱いていることには、その方面には自然と目がいく
のですよね♪

275: ◆KshbumBTZI
08/12/31 20:02:26 VGKyUXSm
>この間の件も、実は少し前から「?」と感じたことがあったんだけど、
>長期戦で様子を見てみようと思ってたんだね。
実はわたしも感じていました……。
まあ、でも、いろんな人がいるからわたしがおかしいな、と感じた
ことはその人の個性なのだろうとやり過ごそうと思ったのです。
最初にあれっ? と思ったのは文章全体から漂ってくる粘っこさが
かなり濃厚なことでした。
粘着質という分類以前の、生理的なべとつき感、まとわりついて
離れない感じ。
それと、ここには書かないけれど特定の単語が「?」を決定づけました。

>ただ、最初は意識的にやってる知能犯かと勘ぐっていたのが、
>あそこまで病を患っていたのは想定外だった。
完全に壊れている人ですよね。。。
自分を煽る者がすべて同一人物に思えてしまうという、まさに
ネット中毒症。

276: ◆KshbumBTZI
08/12/31 20:03:28 VGKyUXSm
>ポエジーは「永遠」や「真理」という概念の手前で
>絶えずとどまり続けるような姿勢によって生み出される気がする。
>「真理」にまで高まってしまえばもはや詩ではなくなるために、
>あえて「真理」にまで高まる必要を感じていないかのように。
>普遍性へと高まる真理を見ても全然構わないのだけど、
>真理の保証人として神という存在を持ち出すロジックに傾きやすくなる。
……確かにそう指摘されてみるとそうですね。
真理を引き合いに出してしまうと、そこはもう哲学や宗教という
学問、神学の領域になってしまいますよね。
いや、なってもいいのですが、詩とは先ず芸術、美を表現するもので
ありますから、、、
真理はひとつであり答えが断定されてしまうけれども、美は答えを
断定しませんね。
美が真理の手前で留まるのは、幾通りもの答えが許されている
ということであり、その曖昧さ、寛容さこそが美の神髄であるの
かもしれません。。。
モナリザの微笑みの謎にわたしたちひとりひとりが好き勝手で異なった
想像をするように。

277: ◆KshbumBTZI
08/12/31 20:04:47 VGKyUXSm
真・善・美が最高峰でありますが、やはり住み分けというか、
それぞれの領域を尊重し、侵さない暗黙の了解があるのですよね。
それはこれらの三分野が全く切り離されているというのではなく、
大元である幹はひとつではあっても、枝がそれぞれに分かれていて
互いに尊重しつつ、かつ、互いの領域を侵さないという不可侵条約。
詩とは先ず芸術、美を表現するものであり、美は真理を仄めかしは
しても断定しない。
それゆえに詩は詩であらしめそれ以上でもそれ以下でもないので
しょうね。

>ポエジーというものをもっとスナップショット的なものと捉えたいな。
一瞬をとらえるカメラ、そのシャッターを切るのはほんの
思いつきのこともありますよね。
ところが現像してみるとなかなかの出来映えだったりする。
それは、現像してみなければわからないのですが、そのわからなさ、
未知数のところに詩の面白さはあるのかもしれません。

278: ◆KshbumBTZI
08/12/31 20:30:36 VGKyUXSm
「春の野に若菜つまむと来しものを散りかふ花に道はまどひぬ」

「やどりして春の山辺に寝たる夜は夢のうちにも花ぞ散りける」
(古今和歌集・春の歌より)

春待ち気分のときにこんな歌を読むと、早くも春の野辺を夢想して
夢心地です……
初夢は楽しい夢だといいなあ。

ではでは、今年は後半は激動の日々でありましたが、
ノアの方舟のように洪水が悪しきものをすべて流してくれたと
思えばいいのですよね。
方舟に残されたのは三人のみ。
やがて舟はアララトの山の頂きに止まり、水はやがて引き
大地に緑が再び萌え始めました。
鳩はオリーブの枝を口にくわえて大地の復活を告げました。

洪水のときはいろいろと擁護して下さり、ありがとうです。
ものすごくうれしかったです……。

279: ◆KshbumBTZI
09/01/01 21:09:47 ovf/0GCO
詩はどこから生まれるのでしょう?
詩はどのようにして生まれるのでしょう?
ひとつの詩がこの世に誕生するにはさまざまな背景があります。
それはひとりひとりの物語といってもいいでしょう。
普段は無骨でまったく詩に興味のない人が、あるとき
ある瞬間、詩をつくりたい衝動に駆られることがあります。
今日は、ひとつの詩が生まれるまでの物語を書きたいと
思いました。
ここは詩文学板ゆえ、物語を語る場所ではないかも
しれませんが、それを承知の上であえてお許しいただければ
と思います。

280: ◆KshbumBTZI
09/01/01 21:10:21 ovf/0GCO
1
「この詩を書いたの、旦那ですか?」
トグサは紙片を見せながらバトーに問いかけた。
「顔に似合わず意外とセンチメンタルなんですねぇ、旦那も」
「う、うるせぇっ!」
大急ぎでバトーはトグサから紙片をひったくった。
まずい奴に見つかってしまった。
九課の連中に俺が昔こんな詩を詠んだことがばれたら
散々冷やかされるだろう……。
「心配しなくても大丈夫ですよ。他言はしませんから。
その代わり、この詩を書いたいきさつについておしえて
くださいよ」
トグサの目は興味津々に輝いている。
「……参ったなあ」
バトーは苦虫を潰したような顔をしながらつぶやいた。
「俺がまだレンジャーに入りたての頃の話しさ」
遠い記憶をたぐり寄せるようにして、バトーは
ボツリポツリと語り始めた。

281: ◆KshbumBTZI
09/01/01 21:11:17 ovf/0GCO
2
バトーは身もこころも疲れ果ててていた。
レンジャーの任務遂行は頭脳戦、体力戦ともになかなか
ハードであり、屈強さを誇る彼もさすがに根を上げていた。

赴任先の小さな町で、バトーは苛つきながら戦車を猛スピードで
駆っていた。
飛ばす必要などまったくないのだが、連日の強行軍で頭が
ヒートアップしていたのである。
曲がり角でいきなり飛び出してきた人影があった。
「危ないっ!」
あわててハンドルを切った。
「バカヤロー! 死にてえのかっ!」
戦車から乱暴に降りると、道路にうずくまっている人影に向かって
怒鳴った。
「……ご、ごめんなさい」
痩せていて怯えた目をした少女だった。
少女の回りには野菜、果物、パンなどが散乱していた。
卵は無惨にもすべて割れていた。
バトーの苛つく視線のなかで、少女はそろりそろりと食材を
手にした籠にかき集めていた。
「あーあ、割れちまったな……」
バトーは卵のかけらを手に取り、飛び散った野菜を集める作業を
手伝いながら良心がちくりとうずくのを感じていた。

282: ◆KshbumBTZI
09/01/01 21:11:59 ovf/0GCO
3
「すまんな、卵を弁償するよ」
少女は無言のまま必死に頭を横に振った。
「いいから乗りな」
バトーは少女を促して助手席に乗せた。
少女は観念したように怯えながら身を固くしていた。
「心配すんな。取って喰おうとしてるわけじゃねえし」
バトーは苦笑した。
大男で荒っぽい自分がこんなことを言っても身にそぐわないことを
とうに知っていた。
幾つかの路地を抜けてようやく一軒の食料店に辿り着いた。
「ここで待ってな」
バトーはそう言い残すと、ひとりで店に入っていった。
少女は大人しく縮こまったように助手席を動かなかった。
しばらくすると、大きな段ボール箱を抱えてバトーは店から
出てきた。
中には卵のほかに肉、チーズ、缶詰、チョコレートも入っていた。
少女は箱のなかを覗き込んで目を丸くした。
「こんなにいっぱい……!」
「お詫びに家まで送ってやるよ。場所をおしえてくれ」
少女はもじもじしながら場所を告げた。
そこは郊外にあるとりわけ貧しい人々が住む地区であった。

283: ◆KshbumBTZI
09/01/01 21:12:34 ovf/0GCO
4
戦車は町なかを抜け、野原に出た。
ふとバトーの視界にひと群れの白い小さな花が入った。
バトーはいきなり戦車を止め、降りていった。
「これ、あんたに」
バトーは少女に小さな白い花束を差し出した。
「わたしに? ……あ、ありがとう」
少女は耳朶まで赤く染めて、うれしそうに微笑んだ。
バトーは少女の笑顔に久々に美しいものを見たような感動に
とらわれた。
レンジャーは命懸けの軍務であり、寝ているときも気が抜けない。
神経はささくれ立ち、気は荒っぽくなる。
他の仲間に誘われて商売女のところで遊んだりもしたが、
気休めはほんの一時のことであり、いつも虚しさしか残らなかった。

284: ◆KshbumBTZI
09/01/01 21:13:32 ovf/0GCO
5
少女の住んでいるところは家とは呼べないしろものだった。
バラック建てですきま風を防ぐのが精一杯の狭い住処で
母親と弟が出迎えた。
「この人が送ってくれたの。それに、食べ物もこんなに」
母親は目を丸くしてバトーに丁重に何度もお礼を言った。
「いえ、礼には及びませんから」
生来照れ屋のバトーはしどろもどろになって早々に辞して
外に出た。
戦車に乗ろうとしていると、少女があとから追いかけてきた。
ほどいた髪には先ほどの白い花が飾られている。
貧しい彼女なりの精一杯の正装なのだろう。
少女の豊かな長い黒髪に清楚な白い花はよく映えていた。
バトーは一瞬目を細めた。
「本当にありがとうございました」
少女は深々とお辞儀をした。

285: ◆KshbumBTZI
09/01/01 21:14:41 ovf/0GCO
6
宿舎へ帰る道中、バトーのこころはあたたかいもので
満たされていた。
あの娘の黒髪に白い花は本当によく似合っていたな、
今度また寄るときがあったら食糧のほかに髪に飾るリボン
でも買って行ってやるか、きっと喜ぶだろうな……。
バトーは楽しい空想に耽っていた。
レンジャーは赴任地で特定の住人と親しくなることは固く
禁じられていた。
親しくなった結果、軍の機密が漏洩することがあるからである。
まあ、でも相手は年端もゆかない女の子なんだし、、、
バトーは店で白い絹のリボンを包んでもらいながら
自分を弁解するようにひとりごちた。

その夜、命令が下った。
この町は早朝未明に隣国が襲撃するので今夜中に撤退する、
それが指令だった。
バトーの属している本部からの援護はとうてい間に合わない
から、それが撤退理由であった。

286: ◆KshbumBTZI
09/01/01 21:15:55 ovf/0GCO
7
バトーを始め何人かが抗議の声を上げた。
少数精鋭の自分たちで隣国と戦うことも可能だ、
撤退なんて卑怯だ、と。
けれども、上からの指令は絶対だった。
撤退が決まると皆は速やかに荷造りを始めた。
煮えくり返る思いをしながらバトーも、荷造りを終えた。
2時間後、夜の闇のなかを何台もの戦車が走り去った。
戦車のなかでバトーはリボンの入った小箱を握りしめていた。
……どうか生きていてくれ、無事でいてくれ、と祈りながら。

バトーがふたたびその町を訪れたのは半年後だった。
町はあとかたもなく焼き尽くされていた。
廃墟となった町には人の影はなく、風が吹き渡っているだけだった……。

287: ◆KshbumBTZI
09/01/01 21:17:32 ovf/0GCO
8
―風が野をわたるとき、ふいになつかしい歌声を耳にする
歌声は白い野の花のささやき
名前も知らぬ小さき花よ
おまえは今もあそこで咲いているのだろうか
誰にも知られず 誰にも顧みられることなく
ひっそりと咲いているのだろうか
果たせなかった約束
おまえは最期に何を想ったのだろう
おまえは最期に何を見たのだろう

あの日がふたたびやってくる
あの日、硝煙と弾雨に打たれて小さな町は消えた
名前も知らぬ小さき花よ
野に咲く白いひと群れの花よ
おまえは今日も闇のなかで語りかけてくる
無力さに打ちひしがれた暁に
虚しさで自棄を起こした白昼に
孤独で凍えそうな夜半に

おまえは、これからも胸のなかで咲きつづけるだろう
わたしのこの命ある限り―


詩が書きつけられた紙片は白いリボンで結わえてあった。
そう、あの少女に贈るはずだったあの白いリボンで……。

288: ◆KshbumBTZI
09/01/02 20:32:53 WIvgGfze
9
バトーが話し終えてしばらくの間、トグサは無言のままだった。
やがて、ぽつりとつぶやいた。
「……何だか、やりきれないですね」
「ああ。あれからすぐ俺は軍を辞めた。軍のやり方に疑問を抱いた
んでね」
「それに比べたらこの九課は独立した個別の九人の意志を尊重し、
いざとなったらそれぞれが自己の判断と責任で動けますからね」
「そういうこと!」
ふたりの横顔はいつしか夕闇に包まれていた。

数日後、トグサはバトーに一枚のルーズリーフを見せた。
「いやぁ、旦那の話しを聞いてたら詩ごころがない自分でも
何だか詠んでみたくなっちゃって……。よかったら、読んで
もらえませんか?」
トグサは頭を掻きながら照れくさそうにルーズリーフを渡した。

289: ◆KshbumBTZI
09/01/02 20:33:35 WIvgGfze
10
―あれほど夢見ていた春に
あれほど待ち望んでいた春に
私はひとりで廃墟に立ち尽くしている
私の?を撫でる風はまぎれもない春の風なのに
私のこころはかたくなに春を拒絶している
たとえ白い花が野にふたたび咲いたとしても
その花はあの日の花ではない
自らの手で摘んで差し出した、あの花ではない
私のためにほどかれた長い黒髪、一瞬の微笑み、
私を見上げて染められた?、
若さに彩られたまっすぐな瞳の色、

遠い記憶のなかに封じ込めるには
あまりにも鮮やかだ

風よ吹け
思いのままに吹くがいい
立ち止まることなく吹きつづけよ
こころのなかに 眠りのなかに吹くがいい

風に身を任せて 私は今日もひとりで廃墟に立ち尽くす―

290: ◆KshbumBTZI
09/01/02 20:36:04 WIvgGfze
文字化け訂正

× 私の?を
○ 私の頬を

291: ◆KshbumBTZI
09/01/02 20:39:51 WIvgGfze
文字化け訂正2

× 私を見上げて染められた?、
○ 私を見上げて染められた頬、


292: ◆KshbumBTZI
09/01/02 21:20:09 WIvgGfze
11
「……ありがとう、トグサ。これは俺のために詠んでくれたんだな」
「いや、あんまり上手くはないんですが……」
そのとき、ふいにドアが開いて少佐こと草薙素子が現れた。
「悪いけど、この間の話し全部聞かせてもらったわ。
ふたりとも思考システムの回路を遮断するの忘れてたでしょ。
全開だったわよ、不用心ね」
うわっ、まずい。
大の男がふたりして感傷話しに浸り、挙げ句の果てに自作の詩を
詠んだことが鉄の女にバレバレとは。
バトーとトグサは互いに顔を見合わせてしばし絶句したままだった。
「わたしを誰だと思ってるの? れっきとした日本人よ。
大和撫子の奥ゆかしい血が流れているの。
まあそれはいいとして、日本には昔から和歌という短詩があるわ。
わたしも、ちょっと和歌を詠んでみたくなったのよね」
少佐は和紙をふたりに差し出した。

和紙には香が薫き染められており、見事な筆使いで歌が三首ほど
したためられていた。

293: ◆KshbumBTZI
09/01/02 21:22:43 WIvgGfze
12
「野の花を摘む無骨なる君の指 いと細やかにりぼん結びぬ」

「花束をわれにあたへし人ありて 黒髪匂ふ乙女の日かな」

「白き花髪に差したる夜の夢は 甘き香りに夢も染まりぬ」


294: ◆KshbumBTZI
09/01/02 21:23:41 WIvgGfze
連投、失礼しました。

みなさんにとって良い一年でありますように。。。

295: ◆mMmMMMMmmM
09/01/03 09:12:29 6oj8QpcJ
新春特番「攻殻機動隊外伝」かwww
バトーの書いた詩なんて結構難しいテーマだと思うが、
意外と説得力あったなあww

あけましておめでとう、ふたりとも。
年々正月らしさは失われていくような気がするなw
TVとか見ると、とうに失われたものに必死に手を伸ばそうとしているような感があり、
疲れるwww

初詣の浅草寺は1日夜だったせいか、割とスムーズに進んだ。
うまい雑煮も喰った。昼間から酒も飲んだ。
今日はこれから伊東の温泉だ。
対社会的行動の留保。よりローカルな生活への没入。
TVにすがっちゃだめだなwww



296: ◆mMmMMMMmmM
09/01/03 09:24:35 6oj8QpcJ
>>266,271,274
おれも実はねずみーらんどはダメなんだがwww
1回も行ったことありませんwwww
あそこにまつわる恐い話とか都市伝説系は好きで、
よくオカ板で読んだりするがww

あのでかいねずみは1人しかいない設定になってて同時に2体は絶対に出現しない、とかね、
これは本当らしいが、以前1体正面に映ってて、その後ろに走り去るもう1体がブレブレで映ってる
画像をうpしたやつがいてwww盛り上がってたwww



297: ◆mMmMMMMmmM
09/01/03 09:45:58 YAwHTyuP
最近見た映画で「A」と「A2」はすごかったな。
90年代末から2000年代の、解体していくオウム真理教に密着したドキュメンタリー。
監督の徹底的に中立の視点が、まったくぶれないところは見事だ。
マスコミの人間達の不気味さは圧巻www
荒木広報部長は今何やってるんだろう、とか思うねww



温泉には「遠野物語」でも持っていくかな。まだ全然読んでなかった。
吉増「ごろごろ」も途中だが、はかさばるしなwww
そうだこの前神保町で「螺旋歌」を見つけて、購入。これだけ年代順から漏れてたんだよな。

それじゃ、今年もよろしくな。ふたりとも!



298: ◆mMmMMMMmmM
09/01/03 09:46:55 YAwHTyuP
「かさばる」なwwwww


299: ◆KshbumBTZI
09/01/04 01:21:19 9Obrz0xl
>>295-297
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくです♪
今頃は温泉に浸かりながらのんびりしてるのかな?

>バトーの書いた詩なんて結構難しいテーマだと思うが、
>意外と説得力あったなあww
ありがとうです♪
少佐の初恋編(相手はクゼヒデオ)は放映されてましたが、バトーに
関してはないんですよね。
読みたいのならば、自分で書くしかないかな、と。
恋愛というよりは、エロスを意識する以前の、ふとした瞬間に
魂が揺さぶられるようなそんなエピソードを書いてみたいと
思いました。
こころが動く瞬間は何も大仰なことでなくてもいいのです。
ごくごく小さなありふれた出来事が後々もずっとその人のこころに
残り、大切にしまわれる、そんな物語を。

300: ◆KshbumBTZI
09/01/04 01:22:14 9Obrz0xl
お正月のテレビ番組はここ数年、ほとんど見ていません。
どこも似たり寄ったりだし、特に見たいものもないので……。

フランスの女性作家のものを二冊読了しました。
ボーウォワール「招かれた女」、サロート「見知らぬ男の肖像」。
心理小説の本家フランスだけあって、両者ともなかなか
読み応えがありました。
「招かれた女」は息苦しいほどの三角関係の心理描写。
圧倒されました。
「見知らぬ男の肖像」は入っていくまでがちょっと大変でしたが。。。
解説には反小説とのこと、確かに。

純小説についての解説にふと「小説論争」で語られた芥川龍之介の
言葉を想起しました。
URLリンク(homepage3.nifty.com)

301: ◆KshbumBTZI
09/01/04 01:23:28 9Obrz0xl
――「筋のない小説」のことが出てくるが、芥川が「『話』らしい話の
ない小説」を小説の在り方であると言ったことを指している。
芥川は『文芸的な、余りに文芸的な』で谷崎に答えている。
「僕が僕自身を鞭うつと共に谷崎潤一郎氏をも鞭うちたいのは(中略)
その材料を生かす為の詩的精神の如何である。
或は又詩的精神の深浅である(中略)
僕が谷崎潤一郎氏に望みたいものは畢竟唯この問題だけである」――


芥川にって「詩的精神」こそが小説を書く上で最重要であったのですね……。

302: ◆KshbumBTZI
09/01/04 01:24:25 9Obrz0xl
>おれも実はねずみーらんどはダメなんだがwww
おおっ! 同士よ!
女性板に「女だけど○○○ランドがきらいな人」というスレを
前に見つけたのですが、高校生くらいの女の子でも苦手な子って
割といるんですよ~。

>90年代末から2000年代の、解体していくオウム真理教に密着した
>ドキュメンタリー。
あの事件、連日テレビはどの番組も特番を組んでましたよね。
マスコミの集団ヒステリーみたいな不気味さはよく覚えてます。

303: ◆KshbumBTZI
09/01/04 01:25:26 9Obrz0xl
「遠野物語」って歌があるのですね! 発見!
メリハリの効いたサウンドとほろ苦い恋の物語調の歌詞がなかなかいい♪
URLリンク(jp.youtube.com)


P.S.
「攻殻機動隊外伝」バトー編のBGMは
宇多田ヒカルの「Eternally」が似合います♪
この曲は昨年の10月の終わり頃、泣きながら毎夜ずっと聴いていた
曲でもあります……。
URLリンク(jp.youtube.com)

304: ◆FlMPc3gZRQ
09/01/04 21:51:06 HKHBcPrM
BTZIもMmmMも二人ともTDRは駄目か。。。
しかし「ねずみーらんど」とはヒドイ(笑
子供向けの百科事典をバイトで手伝ったことがあって
ディズニーエンタープライズに掲載写真を借りに行ったり、
校正確認のやりとりをしたことが昔あるんだけど、
世界一有名なねずみ、というキャッチコピーに対して、
先方曰く「ミッキーマウスはねずみではありません」とのこと。

305: ◆FlMPc3gZRQ
09/01/04 21:54:03 HKHBcPrM
BTZIの書き込みを読むと、ロマンティックというより、
愛と自然のリリシズム、という感じかな。
サロート「見知らぬ男の肖像」は読めた?
この作家はどうも吸収できなかったなあ。
余談だけど、トグサで思い出すのはトクサ(砥草、木賊)という植物。
URLリンク(ja.wikipedia.org)

MmmMは「よりローカルな生活への没入」か。
ひなびた温泉宿でつげ義春的風情ってほどでもないんだろうけど、
TDR的ハレの世界より超ケの世界に浸るのもいいね。
そういえば、「螺旋歌」は○宮山書店で見たっけ。

新年おめでとう。さあ明日から仕事だ。

306: ◆KshbumBTZI
09/01/07 12:35:18 PeHOvybt
>>304-305
>子供向けの百科事典をバイトで手伝ったことがあって
>世界一有名なねずみ、というキャッチコピーに対して、
>先方曰く「ミッキーマウスはねずみではありません」とのこと。
子供向けの百科事典のバイトですか~♪
楽しそうですね!
でも子供向けのものって意外と侮れないんですよね。
好奇心や知識欲が一番旺盛な年頃ですから、そのときに学び覚えた
事柄って成人してからもこころの片隅に残るんですよね。
だからいい加減なことは書けないし、手を抜けない。。。

ううむ、ミッキーマウスねえ……、
ディズニーのキャラクターで一番好きなのは小鹿のバンビかな。
子供の頃、バンビに夢中でした。
子供の頃、わたしの一番のお気に入りはバンビの尻尾にチョウチョウが
とまっていてバンビが蝶を振り返っている絵柄。
ものすごく好きで自分でも模倣して描きました。
あんなに上手くは描けなかったけど……。
URLリンク(www.firsttrip1970.com)

URLリンク(photo.ameba.jp)

307: ◆KshbumBTZI
09/01/07 12:35:45 PeHOvybt
>BTZIの書き込みを読むと、ロマンティックというより、
>愛と自然のリリシズム、という感じかな。
ありがとうございます♪
リリカルなものは確かに好きですね~。
子供の頃読んだ「ごんぎつね」や「椋鳥の夢」にかなり影響を受けています。

>サロート「見知らぬ男の肖像」は読めた?
>この作家はどうも吸収できなかったなあ。
読めたかどうかは・・・なのですが、守銭奴の父親と強情で神経過敏な娘との
金銭をめぐる醜悪なやりとりは、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の
エゴイストで強欲な父親とあくどい兄をほうふつさせますね。
(ちなみにサロートはドストエフスキーの信奉者だとか)
「僕」は一見傍観者なのですが、ふたりの心理に入り込むさまは
たんなる傍観者の域を超えてストーカーの心理に近いような、、、

この題名はとある美術館で見かけた一枚の絵画「見知らぬ男の肖像」に
「僕」が感銘を受け、そこからとっているのですが、鑑賞眼はなかなかのもの
だと思いました。

―完成されたものではなく、未完成なものこそが芸術の息吹を思わせる―

308: ◆KshbumBTZI
09/01/07 12:36:12 PeHOvybt
正確な引用ではないのですが、確かこんな趣旨のことが書いてありましたね。
娘が閉館間際の美術館に行きマネを観るのですが、「僕」も便乗して一緒に
行きました。
そしてふたりで絵画について鑑賞し合うのですがそのとき、「僕」がかつて観た
絵画のなかでもっとも印象的だったのが「見知らぬ男の肖像」であり、
その絵はまさに未完成ならではこその芸術への熱を感じさせた、と。

この作家の「プラネタリウム」も読んでみたいなあ。。。
ちなみに、題名に惹かれました。←単純な動機♪

>余談だけど、トグサで思い出すのはトクサ(砥草、木賊)という植物。
スギナの茎にちょっと似てますね!
「クラリネットなどのリード楽器の竹製リードを磨くのに用いられる」、と
ありますが、「のだめ」の黒木くんを思い出しましたよ~♪
そういえば、コンクールの控え室や楽屋でいつも磨いてましたね。

309: ◆KshbumBTZI
09/01/07 13:17:36 PeHOvybt
ちなみに、わたしは中学生の頃「バンビみたいだね」といわれたことが
あります (*^∀^*)♪

なんか、いっつもぴょんぴょん飛び跳ねてるイメージがあったようです。
跳ねているように見えるのは、しょっちゅう転んだり、こけたりする
粗忽ものである、というのがわたしだけが知っている真の理由です……。

「真実というものは予想より単純なものである」 by ◆KshbumBTZI


310: ◆FlMPc3gZRQ
09/01/10 00:08:07 cfGJZYf/
>>306-309
バンビーノか(笑
今はダントツで人気があるのがステッチだね。
ディズニーエンタープライズが言うには、
ミッキーマウスはねずみでも動物でもなくて
ハイデガーの世界内存在をもじるなら、
ファンタジーワールド内存在ということらしい(笑
ウォルト・ディズニーの意志かどうかは知らないけれど。

ヌーヴォーロマンの作家の中でサロートだけは挫折。
「不信の時代」という批評のほうは読めたけどね。

今年は詩を多めに読もうと正月からいろいろ読んでるけど、
ヘルダーリン、シャール、吉増・・・
どうもうまく摂取できてないような気がする、、、嗚呼!

311: ◆KshbumBTZI
09/01/10 21:06:34 F6EooGSE
>>310
>今はダントツで人気があるのがステッチだね。
目がくりくりと大きくて、長い耳はウサギを
デフォルメした感じかなあ
ミッキーよりははるかに可愛いキャラクターですね♪

>ミッキーマウスはねずみでも動物でもなくて
>ハイデガーの世界内存在をもじるなら、
>ファンタジーワールド内存在ということらしい(笑
なるほど・・・
確かに2本足歩行でのデフォルメされたキャラはねずみというよりも
新しくつくりだされた異次元のものっぽいですね。。。

サロートは入りづらいですよね。
この人の小説は解説にもありましたが「反小説」「純小説」の部類に
入るらしいですね。
思想やストーリー云々ではなく、人物の心理描写に
重点を置く作風のようです。
その心理描写も人間のエゴや醜悪な部分を徹底的にあぶりだす
という、読んでいて息が詰まりそうで淀んだ沼の底に
引きずり込まれてしまいそうな、、、

ヘルダーリン、読んでみたいです。
生い立ちは説教師の家に生まれたということであり、ヘッセを
想起してしまうのですが、どんな詩をつくったのかな?

詩は小説とちがって感覚、感性、反射神経で読んでいくイメージが
あります。
表現された言葉が短い分、読む側も理解というよりは、詩人の世界を
言葉を追いながら、同時になぞらえていく力を要求されます。
つまり、こころをからっぽにしてひたすら詩人の世界観に自分を
合わせて行くこと、、、かな?








312: ◆FlMPc3gZRQ
09/01/13 23:40:39 nXz2LGjj
詩ってどうしても苦手意識があってね。
俳句や短歌もそうだけど、
誰に対して言葉を向けているのかが
よくわからないんだよ。
「感覚、感性、反射神経」が鈍いのかもしれない(笑

そういう気持ちっていうのは、
小説や散文の場合にはそれほど感じないんだけど、
詩を読むとどうしてもそれが頭をもたげてきて
言葉を追う足枷になり、摩擦とノイズを引き起こし、
読むという行為の障害になるっていう感じ。
この板に来たのをきっかけに
今年は何とか苦手意識を克服したいんだけれどね。

しかしこの板は本当に静かな場所だね。
ちょっと隠れ家的でいいかもしれない。

313: ◆KshbumBTZI
09/01/14 21:51:55 52BwGuI/
>>312
>詩ってどうしても苦手意識があってね。
>俳句や短歌もそうだけど、
>誰に対して言葉を向けているのかが
>よくわからないんだよ。

ああ、確かにねぇ
独り言のような、つぶやきのような…
そう言われてみると、わたしが好きなものは語りかけ口調のものが
多いかなあ

わたしも小説のほうがぐんと入りやすいですね

昔からのわたしの癖なのですが「この小説にはこの歌が合うな」
と自覚なしのまま歌詞が頭のなかをよぎるんです
小説のハイライトシーンにふさわしい詞を
知らぬ間に求めているようなのです
だから小説と歌の詞はわたしにとって無縁ではない……

>そういう気持ちっていうのは、
>小説や散文の場合にはそれほど感じないんだけど、
>詩を読むとどうしてもそれが頭をもたげてきて

詩は小説のような親切な説明は省略されていますよね
いきなり核心に入る感じ
その上、表現も短縮されてますから面食らってしまうことが多いです

こころの準備がないまま大海へ放り出された戸惑いを
覚えます

314: ◆KshbumBTZI
09/01/14 21:54:20 52BwGuI/
>言葉を追う足枷になり、摩擦とノイズを引き起こし、
>読むという行為の障害になるっていう感じ。

難解な詩は特にそうですね…
字面を追うだけでいっぱいいっぱい
作者の言葉のスピードについて行けない

>しかしこの板は本当に静かな場所だね。
>ちょっと隠れ家的でいいかもしれない。

本当にその通りです♪
ひっそりとしていて、深い森のなかにいるみたい
太古の森には原始的な植物、苔がありました
第七官に響く詩、まさに尾崎翠の世界だあ(*^_^*)

315:名無しさん@お腹いっぱい。
09/01/17 02:38:56 4aTCbrkA
>自覚なしのまま歌詞が頭のなかをよぎるんです
それはスゴイ特技かもしれない!
たまに小説を読みながら思いついたりするのは、
この小説にイメージ的な挿絵や表紙カット絵を入れるとしたら、
どんな画家が似合うだろう、っていうことかな。
尾崎翠にはパウル・クレーをイメージしたり。

>作者の言葉のスピードについて行けない
それか、読む側のスピードが速すぎるか、だろうね。
もしかしたら、もっとゆっくり読まないといけないのかもしれない。

閑話休題。
これまで文学板で立てたスレッドがたぶん5つくらいあって
雑談的に使えればいいかなと思って立てたものもあるんだけど、
これがいい具合に廃墟化してくれない(笑
思うようにはいかないもんだね。
去年の11月に立てたスレにはなかなか面白い人が来て、
いい意味での予想外で驚いたんだけど。

316:315
09/01/17 02:43:53 4aTCbrkA
おっと、名前入れ忘れた。
さて、そろそろKEMA3についての報告がある頃かな?

317: ◆KshbumBTZI
09/01/18 15:11:14 dtUL1tXj
>>315-316
>この小説にイメージ的な挿絵や表紙カット絵を入れるとしたら、
>どんな画家が似合うだろう、っていうことかな。
ああ、それはわたしもときどきやりますね~。
子供のころ読んだ本には挿絵がたいていあって、
本の内容を判断するには挿絵が決め手だったりしましたね。
今でも覚えているのは中学のとき、図書館にシュトルムの
「みずうみ」という本がありました。
パラパラとめくっていったら、森の中で青年が女性を抱き上げている挿絵が
飛び込んできました。
まるで「風と共に去りぬ」のバトラーがスカーレットを抱えて階段を上る、
あの有名なシーンをほうふつさせるカットでした。
それを脇から見ていた理数系がものすごくよく出来る女の子が
「え~、そんなの読むんだあ」と言われて、いったん棚に返して
数日後ふたたび借りに行ったことがあります……。

318: ◆KshbumBTZI
09/01/18 15:12:10 dtUL1tXj
>雑談的に使えればいいかなと思って立てたものもあるんだけど、
>これがいい具合に廃墟化してくれない(笑
質の良いレスがつくのはとてもいいことだと思いますね。
例の人のせいで潰されたあのスレは1から3スレ目までは
それなりに充実したスレだったと思います。。。
1スレ目はわたしがほんの思いつきで雑談スレとして立てたものだった
んですけどね、、、
雑談スレで流れが遅くて、レスがひと月以上つかなくても落ちない板、
となるとやはり過疎板である学問板くらいしかないんですよね…

319: ◆KshbumBTZI
09/01/18 16:21:01 dtUL1tXj
ちくま文庫の「木山捷平全集」借りてきました。
文庫版だから収録されている詩はとても少ないです。。。
ユーモラスな詩ですね。
読んでいてぶふふっっ、て笑える詩がいくつかありましたよ。

小説のほうは「春雨」読み終えたところ。
少年の初恋と性の目覚めがテーマですが、
この作者が綴ると、何ともいえない可笑しみが加わり
卑俗な表現も朴訥な空気で包まれているためか
最後のいたずらも不思議と許せてしまう。
寒村の小僧っ子のお話として面白く読めました。

これが伊藤左千夫の「野菊の墓」風な文学にならないところが
かえって卑近なお話として親近感を持たれる所以なのかもしれません。

320: ◆KshbumBTZI
09/01/18 16:29:15 dtUL1tXj
今クールのテレビドラマ「銭ゲバ」は松山ケンイチさんが主演。
デスノートのLも非人間的で淡々としていたけれども、
この「銭ゲバ」の主人公は何と言うか怖くて凄まじいものを感じさせます。。。

松山ケンイチさんて妖気が漂う演技がものすごく上手いです。
そういえば、Lも「銭ゲバ」もこの世のものとは思えないような、、、

321: ◆KshbumBTZI
09/01/18 19:38:34 dtUL1tXj
間違えた。。。

小説のほうは「春雨」読み終えたところ。
×「春雨」
○「うけとり」

322: ◆KshbumBTZI
09/01/19 17:50:40 RzY92Bcb
新スレ立てました
このスレは隠れ家として今まで通りに、
あるいは緊急連絡用に使いたいと思います


スレリンク(book板)l50


新スレはしばらくの間、様子を見ながらお使いください

323: ◆KshbumBTZI
09/01/19 18:41:07 RzY92Bcb
とりあえず10レス埋めました(^^;)

324: ◆mMmMMMMmmM
09/01/20 15:15:01 5sOE/5Y1
ひさしぶり。
◆FlMPc3gZRQは白石かずこなんか、どうだい?
おれはけっこう好きで、朗読ライブとか時々行くよ。

詩はどうしても好き嫌いが激しくなるよなあ。
翻訳だと尚更だと思う。
書かれた時代、翻訳された時代、翻訳者の視点など
様々なフィルターを通過するし、散文とは桁違いにそれらフィルターの
影響を受けやすい。おすすめは同時代、同国人の詩人、なのだが、
「詩のボクシング」以降、日本の若手現代詩は、どうも「下手な小話のようなもの」に
成り下がってしまったようにしか、思えない。ここ数年の現代詩イベントを見た限りでの感想だが。


325: ◆mMmMMMMmmM
09/01/20 15:33:02 5sOE/5Y1
高橋新吉は近代になるのかな?彼も結構好きだ。
知ったきっかけは、荒木経惟が桐島かれんを撮影した「恋愛」という
写真集で、桐島かれんが大判の「ダダイスト新吉の詩」という本を読んでいるカットがあって、
「なんじゃこの本は?!」とぐぐると7万とか8万とかするわけだww
後に「愛蔵版詩集シリーズ」で復刻され、やっと入手、というわけだww


326: ◆mMmMMMMmmM
09/01/20 15:41:21 5sOE/5Y1
「銭ゲバ」はちょうど少し前に文庫で原作マンガを読んだところ。
これが少年サンデーに連載されていたなんて、とても現代では考えられないww
なぜ今連ドラ化なんだろうね。
友達にも回し読みさせてて、「銭ズラ、銭のためにやったズラ」とかちょっと周囲では
流行ってた。ドラマは見てないけど松山ケンイチじゃハンサムすぎるんじゃないのか?
www


327: ◆mMmMMMMmmM
09/01/20 15:44:26 5sOE/5Y1
kemanaiは今25ページくらい墨入れした。
やっぱり半年遅れだな。まあ気長に待っててくれww

それじゃちょっと新スレ見てくるわww
んじゃ。

328: ◆KshbumBTZI
09/01/22 11:30:24 Ne5qjUpY
>友達にも回し読みさせてて、「銭ズラ、銭のためにやったズラ」とか
>ちょっと周囲では流行ってた。ドラマは見てないけど松山ケンイチじゃ
>ハンサムすぎるんじゃないのか?
「銭ズラ」って早くも今年の流行語大賞に選ばれそう。
ネットで「銭ゲバ」の原作の漫画の表紙絵を見つけましたが、
風太郎は太めでかつ小柄というキャラなんですね・・・(・_メ)
松山ケンイチさんは長身痩躯だし、顔のつくりもまったく正反対ですよね。
あえて松山ケンイチさんを起用したところが何といいますか、
日テレのプロデューサーの英断?

>なぜ今連ドラ化なんだろうね。
風太郎は派遣という設定なんですね。
不況ゆえに派遣切りという、不安定な今の世を象徴してるようです。
それにしても、このドラマあまりにも強烈すぎて一回見たら次回も
見ずにはいられない凄さです。。。


329: ◆KshbumBTZI
09/01/22 11:30:58 Ne5qjUpY
URLリンク(blog.goo.ne.jp)

新聞社から「人間の幸福について」というテーマで原稿を依頼され、
いろんなことが頭に浮かび、挙句に自殺してしまう風太郎。

「いつも私だけが正しかった
この世に真実があったとしたら
それは私だ
私が死ぬのは悪しき者どもから私の心を守るためだ
私は死ぬ
私の勝ちだ
私は人生に勝った」

330: ◆KshbumBTZI
09/01/22 11:31:24 Ne5qjUpY
KEMANAI3は最後の追い込みみたいですね。
どんな結末になるのでしょう?
KEMANAIの正義は悪を裁けるのか?
裁くとして、どこまで裁けるのか?
ヨダレ男は自らが悪であることを最後に自覚するのか?

正義と悪、、、
風太郎の最期の言葉は哲学的ですよね。
ヨダレ男は風太郎のような自身の哲学を持っているのか
気になりますね~

331: ◆FlMPc3gZRQ
09/01/27 01:21:48 40VOx6c+
>>319
>ちくま文庫の「木山捷平全集」借りてきました。
講談社文芸文庫の木山捷平詩集を借りて読んだんだけど、
たった三行ばかりの「五十年」という詩が良かったなあ。

 濡縁におき忘れた下駄に雨がふつてゐるやうな
 どうせ濡れだしたものならもつと濡らしておいてやれと言ふやうな
 そんな具合にして僕の五十年も暮れようとしてゐた。

まさに「何ともいえない可笑しみ」「朴訥な空気」だね。

>>324-325
>白石かずこなんか、どうだい?
>高橋新吉は近代になるのかな?
白石かずこ、高橋新吉、どっちも未読だなあ。
新美南吉と共に今度図書館で探してみるよ。
詩は本当に僅かしか知らないんだよなあ。。。
マンガもTVドラマも疎いから「銭ゲバ」どころか、
ガンダムもエヴァもよく知らないんだよ。。。
ケマナイぐらいしか読んでないから(笑
まあ気長に待ちましょう。

332: ◆KshbumBTZI
09/01/29 16:39:50 D46Q6p1Q
>>331
>濡縁におき忘れた下駄に雨がふつてゐるやうな
>どうせ濡れだしたものならもつと濡らしておいてやれと言ふやうな
>そんな具合にして僕の五十年も暮れようとしてゐた。

時流に逆らわず、あわてず、かといって自棄になるというのでもない、
諦念の境地というのでしょうか、あらゆるものに抗わない静かな心境を
窺わせる詩ですね。
五十歳は晩年と呼ぶにはまだまだ若い。
(そういえば、某スクールの現代アメリカ文学の講師の方は当時五十歳
でした。好きなカントリー・ソングを授業の合間にギターで弾いて歌って
くださいましたが、青年のように見えました。カントリーが大好きな方でした…)

333: ◆KshbumBTZI
09/01/29 16:40:22 D46Q6p1Q

>新美南吉と共に今度図書館で探してみるよ。
キタ━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━!!!

新美南吉で特にわたしが好きな作品は「ごんぎつね」、
絵本作家志望のともだちのお気に入りは「手袋を買いに」です♪

「ごんぎつね」 新美南吉
URLリンク(www.aozora.gr.jp)

「手袋を買いに」 新美南吉
URLリンク(www.aozora.gr.jp)


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