10/06/22 22:52:37 NJjVDXZw
「ドン・ブリーメシ」
出口のない螺旋階段を下ってゆくという
強迫観念的なイメージ
紙とインクの深みへ降りてゆくことで
下りが上りを意味するような
冷たいシステム
その中でばらばらなになりそうな
自己を繋ぎ止めるために
失われてゆくものを、切り捨てる
しかしそこには、死者に対する礼があり
まだ存在すらしない他者への倫理がある
書誌はなんのために存在するのか
そこに賭けられた愛には一片の偽りもない
携帯の画面に反射するネオンの灯りを
見つめていたら
どこまでも墜ちていける気がした
俺は「もうワンランク上」では足らん
もっとずっと上に行きたい
あまねく特別な存在になりたい
生きた痕跡を残したい
379:名前はいらない
10/06/22 23:31:18 4Sl+VkIg
>>378
○タイトルが意味不明
○薄っぺらいナルシズムに偏った内容
○稚拙な比喩表現(使いこなせてないけど)
E+かな
380:名前はいらない
10/06/22 23:53:01 Fg8b3eW+
>>378
お遊びのポエムをここに貼らないでもらいたい
俺は本気で評価してる。その詩の深く作者の内面まで読解してる
この詩から何も伝わってこない。薄っぺらの遊戯
書いてることも殆どが嘘、言葉を稚拙に繋いだだけ
二度と来ないでもらいたい
F
381:名前はいらない
10/06/23 00:00:27 mKpJr8y0
>>377
○空の色の対比が良い
虹の表現は蛇足に感じる
○文体が幼稚
○猫を出す必要性がわからない。すこしクドい
もう少し洗練させればと思います。Dかな
382:名前はいらない
10/06/23 00:04:49 YKUE549x
>>378
どうも、文面から勘違いしたポスモ臭が漂って来るな。関西弁も唐突で気持ちが悪い。
フランス文学の学生がのぼせ上がって書いたような、チンコポエムだと思う。
こんなの、小林秀雄が読んだらやり切れなくて泣いてしまうだろう。E
383:名前はいらない
10/06/23 00:05:20 h3RkfBvj
「セン五スレ」
僕は文を書きひとからの評価待っている
君はそれに応え僕になにか指示を出す
僕らこうして自分の存在示してる
いつからだろう素直に言えなくなったのは
あのときだろう真っ直ぐな言葉を封じ込めてしまったのは
僕があえてひねくれた言葉を使う理由
なんのことはない
対峙するのが怖いだけなんだ
あの人の目を見れない僕はだから今日も
声でなく文字で言葉を綴る空間ではなく文字で意思を伝える
こんなところでこんなことを言うのは冒涜だろうか
だが本音さ君だって似たようなものだろう
384:名前はいらない
10/06/23 00:08:04 Ooc7n9ht
あたり一面、無数の紅い火の粉の群れが、狂った蛍のように死の舞踏を踊っている。ごうごうと紅蓮の炎が闇に喰いつき、喰いつかれ……。
少年は傷つき、倒れ、その命の火は細い体の奥底で、静かに尽きようとしていた。
だが、まだ尽きてはいない。いまは、まだ……。
「おまえは、ここで終われ。この世界と共に……」
少年は、ただ無言で、敵の眼をみつめるしかなかった。暗く、冷たい、すべての絶望が塗り込められた、
死の闇のようなその瞳……。彼は、絶望の底に沈み、すべてをあきらめかけた。
コトノハという名の少女……
世界のすべてが白と黒のモノトーンに単純化されて行くようなのも、彼女の好みには合っていた。
シンプルで、どこまでも切りつめられた無駄の無さを、
彼女はこっそり愛してさえいた。それは実は、秘められた死への憧憬……、
無機質に還りたいという、せつない願望であったかもしれない。
もし誰かにそう指摘されたなら、彼女はすこしだけ首をかしげて、
戸惑ったような微笑みを浮かべたかもしれないが。
385:名前はいらない
10/06/23 00:08:21 kGZA4Kal
嗤い笑いて明け暮れぬ
酒を盃さぁ注げ
何を睨むるお姉さん
今日も今日とて愉快かな
386:名前はいらない
10/06/23 00:09:34 Ooc7n9ht
オロチという名の闇……
そしてそこに、その小さな花が、ぽつりと咲いていたのだ。病みついた、震える美しい白い花……。
彼の脳裏に、ある光景がいなずまのように浮かび上がった。舞い散る、無数の花びらのなか、ひとりたたずむ人の姿……。
見つけた。
その瞬間、彼は何故かそう思った。
知らず知らずのうちに、その頬に微笑が浮かんでいた。
彼はオロチ。
やがてオロチは、静かに浮かび上がるだろう。誰も知らない、
地下深い湖の暗い湖面にゆるやかにひろがる波紋のように、オロチは世界に死をひろげようとしていた。
そして、その三者が出会ったとき、世界は静かに狂いはじめた……
どんどん砂時計の砂は落ちて行く。いまこうしている瞬間にも。このままでは、失われてしまう。
失われる……? いったいなにが……? なにが失われてしまうというんだ? この手をすり抜けて。
かけがえのないもの。遠く駈け去って行き、二度とは戻らない、永遠に……。
キリテは奇妙な焦躁感にとらわれていた。
忘れるな、砂は落ちる。落ちつづける。こうしてるいまも、ゆっくりと……、だが決して休むことなく。さらさらと……、さらさらと。
そして確かに、砂時計の落とす時は、尽きようとしていた。ふたりの時間は、もうあまり残されていなかった。
オロチが闇の底より現れて、少女を喰らうまで……。
387:名前はいらない
10/06/23 00:16:36 LV4FFd6I
僕は止まった時計を持ってるよ
壊れてなんかいない
必要になったら、君にも貸してあげるよ
388:名前はいらない
10/06/23 00:25:25 p7lKbYlK
>>383
同じテーマの詩なら>>178のほうがまだマシ
評価D
389:名前はいらない
10/06/23 00:27:37 cmLodv0w
春過ぎて
蟻の永久たり
エネまくら
390:383
10/06/23 00:31:19 h3RkfBvj
評価ありがとうございます。確かに178さんのはいいですね
391:名前はいらない
10/06/23 00:32:24 +LLUMtvE
奥様達、新ポエム板ごらんになりました?
浜永君のポエム、なかなか厳しい評価みたい。
379 名前:名前はいらない [sage] :2010/06/22(火) 23:31:18 ID:4Sl+VkIg
>>378
○タイトルが意味不明
○薄っぺらいナルシズムに偏った内容
○稚拙な比喩表現(使いこなせてないけど)
E+かな
380 名前:名前はいらない [sage] :2010/06/22(火) 23:53:01 ID:Fg8b3eW+
>>378
お遊びのポエムをここに貼らないでもらいたい
俺は本気で評価してる。その詩の深く作者の内面まで読解してる
この詩から何も伝わってこない。薄っぺらの遊戯
書いてることも殆どが嘘、言葉を稚拙に繋いだだけ
二度と来ないでもらいたい
F
382 名前:名前はいらない [sage] :2010/06/23(水) 00:04:49 ID:YKUE549x
>>378
どうも、文面から勘違いしたポスモ臭が漂って来るな。関西弁も唐突で気持ちが悪い。 フランス文学の学生がのぼせ上がって書いたような、チンコポエムだと思う。
こんなの、小林秀雄が読んだらやり切れなくて泣いてしまうだろう。E
392:名前はいらない
10/06/23 00:33:27 +LLUMtvE
すいません、誤爆でございました。
393:名前はいらない
10/06/23 00:34:54 0HWFHDsI
無題
浜永という自らの名前について、それが、永遠に向けて開かれた、
しかしまた同時に現実とも地続きの砂浜を、
したがって期待を帯びた探求への鳥羽口を意味するのかもしれない、
などと愚にもつかないことを、思ったりした。
394:名前はいらない
10/06/23 00:40:04 cmLodv0w
>>393
S
395:名前はいらない
10/06/23 00:52:31 chcj1a8p
>>393
SS
396:名前はいらない
10/06/23 01:01:57 nMJ+LAOr
>>393
LLL
397:名前はいらない
10/06/23 01:24:13 0WcFvqOV
未評価一覧(>>375)
>279-280 >283 >300 >305 >309
>314-316 >321 >324 >362 >368
>372 >376 >384 >385 >386
>387 >389 >393
398:名前はいらない
10/06/23 01:26:06 0WcFvqOV
>>393 浜永という造語の説明文であり、それ以上の意味を見出せませんでした。
D-
399:名前はいらない
10/06/23 02:31:04 H96K4fCZ
「首都大学東京」
容姿の悪い女性を映像に記録して晒しあげ馬鹿にする学生達がいた
容姿の悪い女性が涙を流す姿に人々は映像を消せと言った
彼らは答えた これはアートだ
許可なく意味の無い募金活動をする学生達がいた
募金を強制するかのような態度に人々はやめるよう言った
彼らは答えた これはアートだ
電車内で盗撮をする学生達がいた
明らかな違法行為に人々は法的処置を訴えた
彼らは答えた これはアートだ
数々の罪を犯した学生達の通う大学があった
人々はその全ての罪を大学に問い詰めた
大学は答えた これはアートだ
罪を犯した学生達とその通う大学を糾弾する人々がいた
学生達と大学はこれはやりすぎだと言った
人々は答えた これはアートだ
400:名前はいらない
10/06/23 03:04:30 iRzdKFdI
「猫と花に届けばいいな」
8月初旬ごろかな
ものすごく虹が綺麗に見えた日があって
夕日の赤い光も同じ時刻にものすごく綺麗で
その合間で演奏してたんだ
猫と花に届けばいいなって
そしたら今年いろんなお花が咲いてくれた
お花畑状態になったんです
あのときの気持ちとピアノの音色は忘れられないです
汚い感情なんていっさいなかった
花が咲く瞬間や一緒に公園いって楽しい気持ちでいるときや
そんな記憶や感情の中にしか自分がいなくて
あのときに戻りたい
401:名前はいらない
10/06/23 07:14:30 uExmRJ+i
小学生に石を投げられた
さすがに頭にきたので殴ってやった
毎日同じことが続く
402:名前はいらない
10/06/23 07:28:58 uExmRJ+i
恐喝された
あー怖
目的がわからない
403:名前はいらない
10/06/23 08:01:43 lvfeKROU
【メリーウィドウクラクション】
踊れないな もう
足がないよ もう
トゥシューズ
結べないね もう
だけど回るよ
可愛いバレリーナ
壁の向こうへ
僕も連れてってよ
時が過ぎれば
麻酔が切れてしまう
夢すら見れなくなる
笑う顔も ああ
つたう糸も ああ
メリーウィドウ
歌ってくれよ ああ
動き出すよ ああ
カリンカマリンカ
歌いたいね まだ
すぐに回るよ
涙目ポラロイド
夜に光る
全てを写すよ
白い虹なら
冬がくれば
みんな連れて
今はまだ眠る日も
夏を越えて走り出す声も
愛を叫ぶニンジンの芽も
激しい緑の腕も
僕も
貨物列車に乗って
蜂蜜ミルクの滲む夜に
404:どりーむちゃん ◆POPwlP/E8A
10/06/23 12:21:08 oVGybShT
>>371も>>373も…
25点ね…。
405:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/06/23 12:36:43 oVGybShT
「ガム機関」
バカバカバカバカ
カバヤのフーセンガムに
うっかりくつろぐ
うすみどり
カムカムカムカム
噛みちぎっちゃダメっていったのに
ポポーと突っ走る
古座席
吐くのよ
いっぺんに
嘴を大きく天に開いて
粉を吐くのよ
リンプンの夜に
月は太陽の激しさDE!
燃えろ
食卓に手をついて虚しく
うつろな眼球を裏返して
踊れ
保育園で未だ習ってないステップで
夜がお前を圧し包まないように
くるくるぽい
くるくるぽい
虹色のひかりを後方に次々と投げ捨てながら
どこへでもいけると「 」がいった
消えかかるその嘴で走った
信じるということばのたまごをわたしは投げ続けた
炎の剣を交わして囀る「 」の声を
煙いっぱいの肺を震わせる肉体を
ゲホギャホ!!
うーん
バカバカ
カバヤのフーセンガムが
食道に詰まっただけさ
風はカム
うすみどりいろの粉噴く葉を乗せて
夏へゴー
シュッポシュッパと駆けていく
足たちはそれぞれのフェイバリットを履いて
初めてのみよちゃんのプギュプギュいう「くっく」も履いて
地平線を懐かしい夜が明けていった
?
竈ではガムが燃えている
406:名前はいらない
10/06/23 13:37:16 d8iRZTe8
「生かした魚、リアル」
どんたかどん どんたかどん
水の中で 太陽光が揺らめきながら
どんたかどん どんたかどん
遮断できない透明のしきりを突き抜ける
絶対的トライアングル
偶発性のヘキサゴン
揺らぐ形はペンタゴン
へめぎん へめぎん どんたかどん
光はλ抽象 海馬の罠
爽やかに受け入れて次のそのまた次のサイレンに耳を傾ける
生まれつき最速と信じる光の進む先
深海の暗闇はさらに潜る
やがて光を超えた速度の暗闇が
生きた魚に注がれた
407:円星 ◆mr.j.etAnWZd
10/06/23 15:09:41 cTy6v6KO
>>49
作者は、まだ卵の中にいるんですね。まだ生まれ出てないところにいるんですね。
その中から希望を願わずにはいられなかった、ひどい景色をみてしまったんですね。
だからわたしが生まれ出るころには、こういう景色が広がっていますようにという
希望を込めているんですね。
作者のやさしい思いが、この卵の中に込められているんですね。
いままで的外れなこといって、すみません。
忘れてください……。
スレッド的にはC
ぼく的にはB-
作者さんと、ぼくとちがった読解ができる方は、ぼくが見当違いなこと言ってたら、遠慮なく言ってください。
そのやさしさを卵の中だけに込めないで、本当の世界にもひろげてほしいと思いました。
なんか硬い感じがしたのは、こういうことだったからなんですね。
408:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/06/23 15:10:41 oVGybShT
>>279-281
タイトルから語られている「僕」が「僕ではないのだ」というのは予測がついたが、
しかしこれほど全体を掴みづらくややこしく書いてあるとそれもネタバレというほどのことでもなくなる。
頭の中で論理学の問題を解くように読まないといけなかったのでもう少し親切さがほしい。これは無駄な労力だと思えた。
フレーズごとにセンスは感じないでもないが、誤字のような表現も含めて粗すぎ。
C(光るものあり)かE(まずは日本語の勉強を)かで迷ったが(D=素人、ではないので)、
Cをつけたら誉めていることになってしまうので、E+!
>>283
物をよく識っている幼児だなぁ、と感心。実物、とか語彙がアダルトだし、絵本に酸の雨とか原油とか出てきそうにないのに。飛び級か?
こどもや動物になりきって大人や人間が語る形はオレは大嫌いだが、この作品はたわいもないゆえにまだ許せる。
弟が生まれると知った女の子?の中にくじらが棲みはじめる。
親の愛情をひとりじめできなくなったからか、妹がほしかったのに弟かよ!!!だからなのかは、わからないが、それは何やら負のバケモノだ。
それを嫌がっているのだが、なぜ嫌がっているのかは書いてはいない。
お母さん嫌いー!嫌なくじらに住んでやるー!ということらしい。
まぁ、幼児っぽい。タイトルに(最幼期)とあるのでくじらの成長もなんだかホラー映画っぽく期待させる。
どもるようなリズムはうまい。「ふつうのヱ」とタイトルの「シィ」は浅学のためよくわからなかった。
しかしこれだけではたわいもなさすぎる。「素人」というよりは「普通のセンス」という意味で、D!
409:円星 ◆mr.j.etAnWZd
10/06/23 15:20:24 cTy6v6KO
>>205
この詩もすごいと思いました。
「湿った風は、行き場を失い消え去った…」
「私は、雨が好きだった」
とは、補足なんですね。
本音をいえないまま消えてしまった思いを、
湿った風に重ねて表現しているんですね。
技巧が見事。参考になります。
僕的にはB+(いや、Aでしょう、見事だよこれは、というのがホントの本音。)
>>222さんの解釈があったから、この感じ方に行き着きました。
みんなすげえな!
410:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/06/23 15:34:24 oVGybShT
>>300
前半はわかりにくいだけの説明。おもしろくもなんともない。
「一面に広がる海岸から」より後はダイナミックかつ意味ありげで面白いが、
しかしやはり説明にすぎなくはある。ゆっくり読んでみると味わいも何もない。「魚が消え」以下の羅列がもう二行続いていたらオレならラジオを消すだろう。
あと「先生!プランクトンとかウツボは海に含まれますか?」とかツッコみたくなるのを抑えきれない。
とはいえ不思議なポエジーは生まれている。後半に拮抗するほどの前半だったらどんなだったろうという興味は湧いた。C--!
>>305
なぜ赤いのかがさっぱりわからない。どんな風に赤いのかもさっぱりだ。「青い心」に変えてもまったく支障がない。
読者からすれば「血の熱さと心の色って関係ないじゃん」とか「恥ずかしいから赤面するように心が赤いのかな」と想像して読むしかないが、
作品中には「それは赤くて」と書いてあるだけなので、穿った読み方をするのは誤読である。
素直に「作者が「赤い心」と書いてるからそれは赤いんだ。心なんだ」と読むしかない。
そんなの面白くもなんともないわバカヤローーー!!!
ここは「赤い」も「心」もどちらの言葉も使わずに「赤い心」を描いてみたらどうだろうか。
思うに作者に描くものが「わかりすぎている」だけに描写に不足が多いのだ。多すぎるのだ。
赤い心を表現するのに「赤い心」と一筆書いてあるようなもんだ。
童貞でビョーキで半ひきこもりだというキャラをもし知らなければ誤読するより読解の手のない詩だ。
作者は何を売り物にしたいのか。ことばよりもキャラなのか。まぁ、確かにキャラは立っている。しかし作品は、D!
411:名前はいらない
10/06/23 15:55:45 0WcFvqOV
未評価一覧(>>397)
>309 >314-316 >321 >324 >362
>368 >372 >376 >384 >385
>386 >387 >389 >399 >400
>403 >405 >406
412:名前はいらない
10/06/23 17:47:12 iYXXA34q
>>385
ルバイヤートのエキスを感じるのだわ
だけどちょっと単純じゃないかしら?
でも、私は好きよ D+
413:ピョコタン
10/06/23 17:57:03 l9sC98ek
心がたかぶる昼もある
無賃乗車でつかまって
スキをねらって逃走す
朝刊丸めて右大臣
サンダルやぶれて自由人
どうにもならないラーメンは
店主の頭にインサート
急な頼みも引き受けて
書類片手に奔走し
つらいときにはオー人事
快楽地獄はどこですか
もしも私が貝ならば
アワビと呼んでくれたまえ
あなたの痛みも受け入れる
トマト畑でコンバット
今日からおれが長官だ
わっしょいジャガイモ腐ってる
はじけたボーイにくれてやる
ソフトクリームを3個買い
アイスクリームに転化する
この世の謎がとけたなら
誰がお前におしえるか
夢の狭間で迷走し
今日のしらふもどこへやら
414:3-D
10/06/23 19:07:41 YsEtlf7c
間合いを詰めすぎると、距離が測れなくなる。
それは致命的なことだ。
たとえ没入しても、決して感情移入してはいけない。
もっとも、情熱の注がれないところにはいかなる彩りもないことだろう。
対象への傾斜は不可欠だ。
ただし、いざとなれば切り落としてしまえる程度には、
醒めていなければならない。
415:名前はいらない
10/06/23 20:53:31 iRzdKFdI
>>413
とてもコミカルで心踊る楽しい詩だ~。
特にわっしょいジャガイモ腐ってるっていうくだりが最高でした。
わっしょい!したジャガイモが腐ってたなんて、なんて奇想天外な展開なんでしょう!
ちゃんちゃら可笑しかったです
ファンタスティックにも程があるよ(笑)
素直に感動!
-B-
416:ピョコタン
10/06/23 21:01:19 l9sC98ek
>>415
わっしょい! わっしょい!
\\ じゃがいもわっしょい! //
+ + \\ 腐ってワッショイ!! /+
_,,、、,,,_,_ _,,、、,,,_,_ _,,、、,,,_,_ +
. + ,r';;'::゛':::`::;''tr';;'::゛':::`::;''t,';;'::゛':::`::;''t +
'r、;:´∀`:∩'r;´∀`∩r''r、;:´∀`;;r'芽が吹いちゃった♪
+ (( (つ ノ (つ 丿 (つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
417:名前はいらない
10/06/23 22:27:23 /q8kykQ3
白いぼくの部屋で
白いぼくの部屋に恋する女の子がひとりいます。
女の子は白い奇妙な椅子を
ぼくの部屋にはこびこんで、
ちょこんとすわっています。
窓のそとには
純粋な蜜柑の集落が
どこまでも続いています。
青い雲の隙間からは
神様の影さえ見え隠れします。
窓は、
生きている人間のはじまりなのだから、
春の訪れにより
きみも運河の色もゆるやかに変わってゆきます。
花びらがながす血とともに
心に刻まれる雨の底。
土手づたひの水の音のように
蛇行する来世の予感に満ちたドアの前。
晴れときどき、
金色の、
きみは轍に向って燃える女の子。
すがたは見えませんが、
ともだちも髪もなまえのように泡になります。
風ももうすぐおわりますね。
きみのこと、
ぼくのこと、
どうか
苦しみが世界を変えてゆきませんように。
418:雑草 ◆je5cNlouiI
10/06/23 22:47:28 xvGeYAA7
>>410
ポエ子さん、評価ありがとうございます。どういう意味を与えるのか、と言うところが、
非常にわかりやすく、また率直に言っていただけたので、僕の悪いところがかなりつかめ
ました。いっそうの精進の糧にさせていただきます。
419:名前はいらない
10/06/23 23:09:07 Y+0Bin3o
「カン」
海の生き物を
土にかえし
楽になった
よいものが回転する
よいものが帯電する
ささえきれない
無限の黄色
420:名前はいらない
10/06/24 00:15:38 7BrrjZG1
「不安」
1
11
101
1001
10001
100001
1000001
10000001
100000001
1000000001
10000000001
100000000001
1000000000001
10000000000001
100000000000001
1000000000000001
10000000000000001
100000000000000001
もういいでしょ いやだめだ
1000000000000000001番目に あるかもしれない
421:ピョコタン
10/06/24 00:32:09 yisrGhmh
>>420 それ「不安」じゃなくて、ギャンブル依存症的なものに見えるんだけど。
次こそは… 次こそは… って感じで。
ただ単に”あるかもしれない”だけで締めたんじゃ伝わりにくいと思うよ?
でも文体は画期的で結構好きかも♪
僕的な評価 C+
422:ピョコタン
10/06/24 00:45:02 yisrGhmh
>>420 今気づいたけど、その文体ってタイトルにある「不安」の広がりを表してるの?
(数字の始まりと終わりの永遠ループを印象づけるため、1と0、桁の違いで… ってこれは深読みしすぎたかな)
だとしたら、評価は C++
(数列以外の言葉に、もう少し工夫が見られたら B)
423:名前はいらない
10/06/24 00:48:13 oQlY6zdG
「早すぎた結果の発生」
よしんばお前にすべてを任せることになったとしても
ボクの原始的な頭蓋骨はやすやすとは折れない
月並みだが言う
ボクはまぎれもなく全力の衝突を望んでいる
よしんばお前にすべてを任せることになったとしても
ボクの頭蓋骨は折れることを知らない
まったく君は骨の折れるヤツだな
コンパスで描く円がコンパスを握る前に出来ていたというだけで
コンパスを否定しないそんな空間
点は点として存在できる数学的宇宙へ
ボクは折れない頭蓋骨の存在する頭のない世界へ
夕日が止んだ頃に
サラサラサラサラサラ
少しだけそう思う
424:名前はいらない
10/06/24 01:11:30 7BrrjZG1
>421-422 わーい!
『もういいでしょ→(大きな数:100000000・・・・・00000) + いやだめだ→(不安:1)』ってつもりで、
「不安」を主人公にして
相棒を(キリのいい)何百万という大きなものにして!
そういう感じで作ってみたよ!不安の広がりも0の数であらわせたのを気づいてもらえて、ちょっと満足!
満足? いやいや!まだ良くなるかも知れない!それを『不安』って呼ぶのかなぁ!? (← +1)
もしかしたら期待かも!(ギャンブル!)
ところでC++って何点? あと+1したらBになるかなぁ!でも世の中そんなに甘くないよね!
(評価してくださって本当にありがとうございます)
425:名前はいらない
10/06/24 01:17:35 Bco00rMT
霞む眼差し空の向こう
暗雲飲まれて濁る希望
この針一つで我は破裂
虚勢を張っても只愚劣
ヘド吐く間も無く口塞ぎ
迷信、世の為馬鹿になり
知らぬ間夢さえ虚偽を着る
心も侵され墓地に死す
426:ピョコタン
10/06/24 01:23:44 yisrGhmh
>>424 ”もういいでしょ”って気持ちを0に表して、”いやだめだ”という不安な気持ちを1に置き換える。
その不安は永遠にループしていき、限りなく数字の桁は増えて… 広がっていく… か。
(深読みどころか、そんなところにまで深くは気づけなんだ。 僕もまだまだだね。)
よし! >>421-422の評価取り消し!!
評価 ☆ B ☆
427:ピョコタン
10/06/24 01:32:47 yisrGhmh
もしよかったら、☆★便女のカミサマ★☆って僕のスレにも来てね☆
428:名前はいらない
10/06/24 02:37:47 3BDVnVoF
「嫌な日のための歌」
紙と色鉛筆を用意して
好きな色で心をぶちまける
ジュースなんか溢したら最高の芸術
ありもしない夢だらけの紙が幸せな気持ちにしてくれる
痛みや苦しみはきっと明日には忘れている
静かなときに思い出すことは実は自分が笑っていたことだけ
今思うより他人が言うより
人生って気楽なもの
明るい時間なら散歩して
暗い時間ならお茶して
軽い気持ちでいられるように
理屈っぽいこと止めて
聴こえる全てが音楽だって思えばいい
道端にある落とし物だって絵画の様
8割くらいは楽しい気分でいたら
何事もうまくいくみたい
高価な物買って満足したり
時間をかけて満足したり
ムダなことで喜んでみるのも面白い
苦痛は楽しい毎日の休日みたいなもの
明るい時間なら鼻歌歌って
暗い時間なら本読んで
軽い気持ちでいられるように
今思うより他人が言うより
人生って気楽なもの
気持ちが晴れたら僕とデートしよう
429:名前はいらない
10/06/24 04:50:19 5jweu5tn
足元で育んだ罠
自分が最初にひっかかる
勘違いと確信が睨み合い
上下左右ふわふわふわふわ
あなたは愛が欲しいと歌う
あたしは愛が欲しいと叫ぶ
四角い太陽が月を罵ったら
透き通る星たち
狂暴なほどロマンティック
言葉にしなくても解るだなんて
夢うつつの理想論
あなたと呟く片仮名の呪文
抱きしめて大嫌いな人
あたしが自分より大好きな人
あの街でもこの街でもない
どこか遠く遠くへ
饒舌でエロティック
残酷なほどロマンティック
430:名前はいらない
10/06/24 13:30:22 IacRtmYt
言葉…
伝えたい事がある
それが君にとって
どれだけ
大事なのか…
振り返らず真っ直ぐに前だけを
見てる君に
全て伝えてしまうべきなのか
正直、迷う…
431:
10/06/24 13:50:32 wP3Q0j32
てs
432:名前はいらない
10/06/24 14:05:48 VGKhSWLf
わたしはおおかみ
わたしはひとり
だれかといるとわたしのつめできずつけてしまう
わたしはむれない
わたしはぬのなぷきん
わたしはしょせんつかわれるそんざい
それでもだれかのやくにたつなら…
わたしはむれない
433:名前はいらない
10/06/24 15:16:51 8wM0ejA4
初ポエムよろしく(っ`・ω・´)ノ
「太陽」
眩しい
向日葵が向くその先に
暖かい
身体いっぱい受け止めて
気持ちいい
身体から心へ流れ出し
暑い
小さい心からあふれ出し
寒い
すべて空になっていく
まるで君のよう
みんな死ねばいいのに
って思ったけど
今は青いやさしさが熟してきた
その光で
434:名前はいらない
10/06/24 15:34:12 +M2oa4gt
「君は気付いてないのかい」
・・・ふわふわの綿毛の中で眠ってる
ぎすぎすの世界の中心で
ふわふわの綿毛の中で眠ってる・・・
君は気付いてないのかい
・・・恥ずかしさも憤りも綿毛の外に捨ててきた
ここは安全だふわふわふわふわ・・・
君は気付いてないのかい
・・・ふわふわふわふわふわふわふわふわ
君本当は気付いてるだろう
それは綿毛じゃない
君を蝕む昆虫だ
それは君の胸を少しずつえぐり生気を吸い取り粘着の液で君を動けなくする
・・・何故こんなことになってしまったのか
ママが悪いわけじゃない
君が悪いわけでもない
だからこそもういいんだ
誰のせいにしなくてもいいんだ
君は一から歩いていけるさ
さあこの手を取ってくれ
435:名前はいらない
10/06/24 18:11:23 wNYW2Hqf
未評価一覧(>>397)
>309 >314-316 >321 >324 >362
>368 >372 >376 >384 >386
>387 >389 >399 >400 >403
>405 >406 >414 >417 >419
>423 >425 >428 >429 >430
>432 >433 >434
436:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/06/24 18:16:35 69Mf8ORO
>>1-435
糞スレに集うヒヨコども、早くニワトリになって親子丼になって日雇い親父の汚い口に喰われちまえ。
437:名前はいらない
10/06/24 19:53:23 3J/4iCSC
【追憶の大地】
風が止んだ
唯一の手掛りが消えた
あの薫りは
何処から来ていたのだろうか
雨が降ってきた
すべて流されていく
僕の記憶だけを残して…
438:名前はいらない
10/06/24 21:44:19 kRBLHfcI
「谷川俊太郎氏」
ぼくは背の低い禿頭の老人です・・・・・・・・・
こんなで出しで始まる自作の詩を朗読している彼は
古びた血管の浮いたこめかみと 水の溜まった目の下の皮ふと 矢印鼻と 薄い唇で出来た顔
きれいな形の頭を持っていました
その下に着ている 紫色の 月と星くず模様のTシャツ
二十代の青年のような声と喋り方
あれは彼の全財産でしょうか
詩の軽薄さと 日常の重みに 六十年間揺れ動いてきたヤジロべー
それは やっと釣り合った
どちらが重くなり どちらが軽くなったのか
長年の左右の動きは 今は唇の動きに変化した
饒舌な老人
彼は ほとんど オドオドしていた
439:名前はいらない
10/06/24 22:06:50 kkgy2dTy
「Wake up」
取り返しのつく日が
あるとしたら
一体どの日を選ぶのか
産声あげた日
凧あげした日
下町行った日
やがて来る日
エトセトラ日
今ここしかない時が
背中へと通り抜け
取り返しのつかない日が
重ねられていく
そんな妄想は
夢精しか呼び起こさず
太陽が昇って
太陽が落ちる
その繰り返し
440:名前はいらない
10/06/24 22:31:31 0MmvRcXG
「球体」
夢を見るんだ
幼かったあの頃から今に続く夢を
あれはなに?それはどういうこと?これはどうつかうの?
一番近くにいた「物」に僕は聞いた
「物」は聞いたことを教えてくれる
その繰り返しでも
全てが輝いて見えた
ある日「物」が初めて
俺が聞いたことに答えることができなかった
俺は驚いた
これまで一度もそんなことはなかったから
いつの間にか
それが日常に溶け込んで光は色あせていく
嫌だ
いつもここで夢は覚める
何かを変えようと足掻くけれど
一度も夢は変わらなかった
無くしてしまった光を探しにいきたかった
内側ではもう見ることができなくなった光を
そして大好きだった「物」に光を与えてあげたかった
今はもう動かなくなってしまった「物」に
けど
いつのまにか光が怖くなってたんだ
見つけると何も見えなくなってしまいそうで
浴びると自分が消えてなくなってしまいそうで
今日も外側への扉に手を掛ける
机の上に置いてある鍵を思いながら手を掛けるんだ
441:名前はいらない
10/06/24 23:11:42 NM+4/EHm
「人の生き方」
お空がピンクだお
ここもピンクだね
クリスタルガイザーV2!
いつしか俺の心は・・・
悪に染まっていた
NO Future
そう思っていた
時期が俺にもありました
俺が悪なのではなく…世界に善悪など無かったのだ
超gdgd
442:名前はいらない
10/06/24 23:17:48 0thKEc2X
「風船パテ」
頭にはパテが詰まっている
それは渦巻いて
溶鉱炉からからながれている奔流だ
叩けばふしぎな感触で残響を消してしまう
荒地の春が詰まっているからだ
綿棒にへこんで、ひきしぼった弓の弦で破裂するのだ
443:名前はいらない
10/06/24 23:39:14 m2Lqtbpt
[ぐる]
時計の歯車は正確に時を刻む
幾つもの連鎖によって
やっと一つの結果を生み出す
ずっと歩いてきた 同じ道をぐるぐるぐるぐるぐるぐる
休むことなく歩いてきた 同じ道をぐるぐるぐるぐるぐるぐる
今も時が進むわけを僕は知っている
同じ道をぐるぐるぐるぐるぐるぐる
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる・・・
444:たま
10/06/24 23:51:39 54J42wiD
>>437
あの懐かしい薫りの正体をみつけ出すことは、もうできない。そんな気持ちかしら?
風と雨が漠然とし過ぎています。
とりあえず置いた感があるからかもね。D-
>>438
これはあれですね、題名は「嫌い」か「好き」にしておいてですね
冒頭に、氏の名前を書けばよかったと、そう思うんです。
ヤジロベーが詩的だったので+します。E+
>>439
二連目ね、もちょっと推敲できたかな。
あと夢精ね、平坦な言葉達にかこまれてちゃただ下品になっしまうので注意!D
445:名前はいらない
10/06/25 00:01:10 6m/6El09
>>434の評価もお願いします
詩は書き慣れていないので、もしかしたら詩として成り立ってないかもしれませんが
その場合はそのまま書いてもらえれば
446:名前はいらない
10/06/25 00:30:47 yur7gdU0
「未完成のカエル殺し」
さわやかにささやかに
夏に溶け出した春が零す音に対をなすカエルの合唱
あーもうすぐ夏なんだなぁー
キラキラキラキラ揺らめいて
すっと風になびいた音が笑う
ありがとう、太陽
サヨウナラ、高気圧
さて、ポトリと落ちて風が消えて
カエルの合唱で浮かび上がる月の群れ
ドレミファソラシドにぎやかに
月の明かりに音も群れる
あぁ、そんな夜だから
あぁ、こんな時だから
喚くカエルを踏みつける音がツマミの殺しのダンス
殺戮ダンスは夏に内緒でそれならいっそと月も微笑む
軽やかに、軽やかに
幼い幼いカタルシス
ほとばしる激情にカエルと目が合うダンスタイム
あぁ、このダンスタイム
殺戮の面影にカエルの¨くれない¨
あぁ、こんなにも熱くリズムが燃えて
あぁ、こんなにも強く突き抜ける
突き抜けたイマジネーションごと悪魔のセンセーショナルなフルフェイス
さて、もう楽しい夜が終わる頃
~辺りの暗さは夜とは関係ないことを知った~
さぁー響かせてくれよ、聞かせておくれ
僕らカエルの合唱を
僕らカエルに合掌を
447:たま
10/06/25 00:32:26 /4upU6x9
>>434
訴えかけられてる人は、引きこもりかな?違っても、とりあえず現実から逃げている人ね。
とりあえず、力のない言葉達は切り捨てて、どうしてもその意味が外せなかったら、圧縮して置いてね。
詩は一句々に神経をつかわないといけませんから
あーここなくても文章は成立するな。って感じたら、バッサリいってしまうのです!D-
448:名前はいらない
10/06/25 00:34:23 HL8W4Jlw
>>434 評価D-
ひきこもりに向けた詩?
大抵のひきこもりはこのまま、部屋に閉じこもっていたらダメになることを
言われなくても自覚してる それでも部屋からでれない理由が各々ある
だいたいは甘えた理由だと思う
ママは悪くないのは当然
君自身も悪くない? そうやって自分を否定して変わろうとしないからダメなんだと思う
最後のところは無理矢理きれい事いってる感じがする 優しい事いえば全て解決するわけじゃないと個人的に思う
449:名前はいらない
10/06/25 00:52:21 rLjc5MFS
>>444
評価ありがとう
風が運んできた香りを、雨が掻き消す
というよくある自然の事柄を軸に、
人の思い・物語を込めてみようと頑張ってみたけど、
難しいですね
ちょっと情景が弱かったかな
題名の力が足りなかったかも
450:たま
10/06/25 01:20:34 /4upU6x9
>>440
幸せがこわい?それでも光をもとめてるってこと?
ごめんなさい…
いや、なんか、凄いことを言ってるんだぞ!みたいな喋り方だからね、なにかあるのかなーて。
もうちょっと短くできたのでは。
>>441
そのふてくされた自分の奥にあるモノを、書いてほしかったなぁ。
そのgdgdの正体を。E
>>442
ちょっと伝わらなかったです。いや、伝わらないってのは意味とかそういうの以前にね、詩の印象が。
さわやかとか、かなしいとか、こわいとか、それすらも伝わらないのは致命的です。
印象は感動へのひきがねですので、読み手をもうすこし考慮しましょう。D
451:名前はいらない
10/06/25 01:42:25 uxNad8UI
「家路」
星ができるまでのひとときは
夕焼けが並木を鮮やかにするが
擦り減った革靴の前には
赤と黒の横断歩道
はやく
はやく
452:たま
10/06/25 02:31:12 /4upU6x9
>>443
あれですね、すみませんが自立していない感じです。
読み手に寄りかかっていませんか?きっと、すごく良く受け止めてくれる人もいるよね、って。
残飯だけではダメですよ!あなただけが閃いた、あなただけの新しい感動を、詩にしましょう。E
>>446
美しくもグロテスクな情景とカタルシス、を描きたかったのでしょうか。
伝えたかったのは滑稽なカタルシスで、後のながい文章、キラキラ、音階、月などの単語は美しさだけへの装飾。
世界観はなかなかでした。まだまだ削れますが。しかし、これに値する驚き感動がほしかったのです。
つまり、言いたいことは特になかったのでは?大したことではなかったのでは?ということです。C-
>>451
さっぱりして良いですね。簡潔をここがけることは大事ですよね。
しかし赤と黒、そこの魂胆とはいかに?交通事故?
もしそうなら、けっこう何でもない文章に感じてしまいます。
驚きのシチュエーションを利用しただけになってしまうからでしょうか。D+
453:名前はいらない
10/06/25 02:33:41 PkeGswe4
>>452
よろしければ429をお願いしたいのですが。。。
まだ書きだしなのですが、アドバイスいただきたいのでよろしくお願いします。。。
454:たま
10/06/25 02:34:03 /4upU6x9
未評価一覧(>>435)
>309 >314-316 >321 >324 >362
>368 >372 >376 >384 >386
>387 >389 >399 >400 >403
>405 >406 >414 >417 >419
>423 >425 >428 >429 >430
>432 >433
455:たま
10/06/25 03:08:44 /4upU6x9
>>429
好きな人と想いが交差しているんですね。
えっと、まず最初の文は必要ないっぽいです。
思いついたことを、ぽんぽん置いていくのは結構なんですが、推敲して要らないと感じたなら練り直すか、削ってくださいね。
ロマンティックやエロティックなどのやわらかい単語と、確信、理想などのかたい単語は、相性が悪いですね。
単語の印象同士を、大事にしてください。
あと
>あなたは愛が欲しいと歌う
あたしは愛が欲しいと叫ぶ
から
>四角い太陽が月を罵ったら透き通る星たち
と、ありますが
いきなりイメージが飛躍してしまうと一貫性が失われますので、気をつけてくださいね。D-
456:名前はいらない
10/06/25 03:17:41 PkeGswe4
>>455
不躾な要望でもうしわけありませんでした。
丁寧に見てくださってありがとうございます。
まさに不勉強でうぬぼれが御座いました。もっともっとがんばりたいとおもいます。
本当にありがとうございました。
457:名前はいらない
10/06/25 03:17:46 noAFT2F1
「メイド36文キック」
人はみな孤独なピエロ
ぼくは操り人形のように毎日働く
繰り返し続くこの日常
笑われるのが仕事のニート
あと一時間
あと半分
あまりにながく刹那を感じるほどに 心も沈み
窓から見える夕日も沈む
俺が責任を持って この作業を持っていく
まだまだまだまだ 終わらない・・・
458:たま
10/06/25 03:31:18 /4upU6x9
ごめんなさい
>>440はDです。
459:名前はいらない
10/06/25 03:48:02 pEeU84rN
「透明」
気泡に導かれ
選んだ答えは行き止まり
沈む赤色
浮ぶ青色
あなたはどちらを選んだの?
歪む深遠の庭園
抱き合う二人
消滅 誕生 くり返し
460:名前はいらない
10/06/25 09:28:23 uxNad8UI
>452
評価ありがとうございました
赤と黒は道の夕日に照らされたところと並木の影の表現のつもりでしたが
あと一文くらいいれたほうがよかったですね
勉強になりました
461:434
10/06/25 10:14:45 6m/6El09
評価ありがとうございました。精進します
462:名前はいらない
10/06/25 10:22:55 cGW3HJ6X
明日
明後日
明明後日
何をしても何をしなくても
夜は明けるし、朝は来る
まるで申し合わせたみたいに正確に
まるで誰かの命令みたいに忠実に
馬鹿みたいに馬鹿みたいで馬鹿みたいな日常
ねぇ
不確かなものなんて一つとしてないんだ
ロックだけで食べてく
マンガを描いて生計をたてる
小説で一発成功させてみせる
さも簡単そうにそんなこと言ってみたいよ
ちっぽけな悩み一つ解決できない
それでも明日は今日になるんだ
今日は昨日になってく
眠れないのに
トイレにも行けないのに
解決なんてかの字もないまま
夜は明けるんだ
地続きな時間の世界で
生きてるたびに何かを背負って
いつ潰れるかわからないなんて
そんな戯言ばかり考えてて
停まっても進まされる
自分の足で歩きたくとも
明日
明後日
明明後日
何をしても何をしなくても
明日
明後日
明明後日
何一つ理解できなくても
解決できなくても
夜は明ける
そんな理不尽があっていい?
馬鹿みたいに馬鹿みたいで馬鹿みたいな日常
過去に潰れる
それでも未来を背負わされて
今日も今日が死んだよ
ロックでもマンガでも小説でもいい
生きてく言い訳が欲しい
幸せの錯覚が欲しい
幸せな錯覚が欲しいよ
何一つ得られるものがなくても
そんな今日を過ごしても
まるで希望のように
まるで救いのように
夜は明けるんだ。
463:名前はいらない
10/06/25 13:10:14 0L03Ogcr
「階段」
出口のないν速パートスレを読み漁ってゆくという
強迫観念的なイメージ
鬼女と無職の深みへ嵌められてゆくことで
下りが上りを意味するような
冷酷非道なシステム
その中でばらばらなになりそうな
履歴を繋ぎ止めるために
失われてゆく学歴を、切り捨てる
しかしそこには、退学に対する礼があり
まだ存在すらしない就職への倫理がある
面接はなんのために存在するのか
面接官に問われた事実には一片の偽りもない
携帯の画面に反射するメシウマの文字を
見つめていたら
どこまでも墜ちていける気がした
俺は「もうワンランク上の編入」では足らん
もっとずっと上に行きたい
あまねく特別な存在になりたいけど
何とかして今のまま大学に籍を残したい
464:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/06/25 17:20:03 g+Gn6Fa6
ではここでら抜き言葉問題です。「烏合の衆」から「ら」を抜いたら何になる?
465:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/06/25 17:22:53 g+Gn6Fa6
「烏合の衆」とは「からすの寄り集まり」のこと。そこから「ら」を抜くので、答えはそう、「カスの寄り集まり」でぇす(^O^)/
お前らカスばっかり集まって楽しくやっとけo(^-^)o
466:名前はいらない
10/06/25 17:26:45 PNz4xeoV
>>438
私は好き C
>>464
裸をぬいたら服ばっかりよ!
ありきたりかしら?
467:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/06/25 17:37:34 g+Gn6Fa6
>>466
ひょー!お見事!B!言葉の森の狩人!
468:名前はいらない
10/06/25 19:07:21 obMpFbe0
(o'-')=O)^-^)ノ
469:名前はいらない
10/06/25 22:04:44 9Z5Rqpw8
「瞳にうつる景色にうつる瞳」
灰色の猫が見ていた。
その景色を見たくて、四つんばいになって、
眼を、くっと、見開いても
彼の獲物はわからなかった。
押入れに入っている洋服棚に乗って、
眼を、くうっと、見開いても
上下の視界は狭いだろうに。
灰色の猫は見ている。
灰色の猫は寝ている。
親子は見ていた、サッカーを。
約二時間、彼も一緒だと気づいたのは
親子が寝ようとした時か。
親、息子が、
自転車のブレーキの音を
キキーッと鳴らしてみれば、
灰色の猫は待っている。
灰色の猫が見ている景色に
息子がうつる、その景色に
フェイドインしたい、その景色を
思い描く灰色の猫は、寝ている。
470:たま
10/06/25 22:34:53 /4upU6x9
「お布団」
眠るとき
ママはもういないから
なにげなく
大きな、お布団よ
あたしが
くの字になると
もっと
もっと大きくなって
なんだか
小人になった気分
だから
ちょっとだけ
息ぐるしい
ママ
あたし
ママがいなくなって
せかいの大きさが
わかったのよ
夜
なにげなく
大きな、お布団と
たしかに
小さな、あたし
471:ゼロタロウ ◆PKKEvURXbjYu
10/06/25 22:38:17 BjChZ90v
以前、投稿したのを推敲しました。何か平凡になった気がしないでもない…。
「推力深度」
影をふり乱す葉桜
ふくらむ光線をかき鳴らす
耳鼻管を酔わせる草の精気
吹きわたる和音が昔を思い出させる
輝く海を横目に湾岸を駆けていた
まだ穏やかな波が磯の苦さを呼びこみ
さえぎるもののない太陽を
制服の襟元に飲みくだしていた
間に合うように急ぐ姿を
誰もが朝の光景だと誤解している
この一身 空白経絡を
秒針で刻むなんて出来はしないのに
ベッドに火をつけたいような気持ちで
眠りよりも沈黙するものが行く
始まりは新生児室で孤独だった
幼稚園でも小学校に上がっても
すこしも笑わず脱走を繰り返した
その爆発は今も澄みきっていて
木化した猫背を推しているのだ
力強く踏み出したら
自転車のチェーンが外れた
風が止まって汗が漏れる
人さし指に赤錆をなすりつけつつ
誰のためでもなく手際よく直す
472:桜酒の人 ◆aXiWy465T6
10/06/25 22:44:29 4IXH4QuM
「ネガ・ガール・ループ」
ネガティブのダンス・フロアーに
洒落たスカーフを巻いて行く
黄土色の肌の女の子
指差されても泣かないコ
空気はテキストにはなれないのに
どこまで曲げればいいのだろう
過労でゴー
あきれたダンス・ミュージック
見栄のスキャットで舌噛み
待ちぼうけの人の恋の先
甘いことばかり言って夜
草食ってばっかりで胃が荒れる
どうして石を飲み込まないの
なんでしょう
女の子の恋路 迷い道じゃないけど途切れてる
繋げて年末の工事
ばらばらがリズムを狂わせて ハイテンション 読みづらい雰囲気
ねえこんなになってるよ 舌先でちょっとなめてもいい?
やっぱり受身だね なんで
もっと笑ってよ 笑って
ネガティブ・ヒップロックデイ でいえーい
草だって109を覆うぐらいになれば狂暴なのに
こうやってうるさい人が多くなっていく
女の子は指差されても泣かない
473:名前はいらない
10/06/25 23:06:29 YGIwqiNa
「白黒垂直落下こげ茶(和洋折衷)」
体温の洞穴から
ぬるり
イベント地平に
ぽちゃり
ブラックホールに落ちる
ほっこりこげ茶
天の川大洪水
じゃぼー
つるつるホワイトホールの
内側茶飯事
474:名前はいらない
10/06/25 23:43:32 ILEhSQ2Q
「朝」
とうぼりとろとろ
お日様みえた
とおい山の向こうで幾百のトランペット、高らかな爆発の音
ありったけの朝露がはじけて、あつめた光を撒き散らす
そのすべてを黄金の穂が刺し止めたので、僕はようやく題をつける
とおぼりとろおん
お日様が照らしてる
475:名前はいらない
10/06/26 02:12:23 3zrQLul0
「僕とおデコ」
あの日の昼すぎ 小早川くんの朗読
教室に響く小早川くんのノドちんこが
ゼリー状に床を揺らす
小早川くんの脂ぎった広いおデコ
その額の異様なくぼみ
そこは幾多の視線を吸い込むブラックホール
小早川くんの疾走や著しく
スラッリスラッリと銀河を一周
機械的な小早川くんの声の走るやいなや
雲からのぞいた晴れの空
その額とは不釣り合いの澄んだ青
ギラギラと
ただギラギラと
あの太陽だろうか
ランダムに波打つ白い通信
たかがそのさじ加減ひとつで
僕は潮噴く宇宙難民
僕は幼く
もはや小早川くんのおデコに釘付けだ
ジンジリ ジンジリ
太陽に焼かれ蒸発ぎみの僕の視線は
わずか鋭角に放たれ続け
時速30万キロ
速度を増す小早川くんのおデコが僕を支配する
額はくぼむ
意識もうろうと
額はくぼむ
今もあの額が頭から離れない
僕はおデコをひとかき
まぶたをおろす
彼は今どの星なんだろう
476:円星 ◆mr.j.etAnWZd
10/06/26 15:07:48 INBIqTnO
>>309
情景を思い浮かべる味わいがありました。一連目と二連目。
「レポート」で萎えました。
ここから詩の方向性が最初とちがう方向に行ってしまった感じがする。
「だくだくと」から、また戻る。
「はやぶさのように夢を割る」意味がよくわかりませんでした。
「そんな自分を見て悦に入る」なんで悦に入るんですか?
サバンナに行ったことがあるんですか、でもこの人のいるところは郊外ですよね?
サバンナに行った時のことを思い返していると採ります。
「あ、そうか、向こうは宇宙じゃないのかも
Tシャツのままで出てもいいかな 」
作者にとっては、この部屋以外宇宙ということでしょうか?
畳の部屋で汗だくでだれている人を想像しました。
喘息かなにか、呼吸器の病気で外に出るのも宇宙に感じるのかと……?
僕のおつむではこの解釈がやっとです。
>「要らないものはかけらだけ」も、どういうことかわかりませんでした。
>「秋待つ虫になりすがるけど 夏が来るまで耐えられない」??
夏が好きなの?汗をかいているんだからもう夏なんじゃないの?
「秋待つ虫」?んー?
秋を待つ虫といえば鈴虫、こおろぎ?とんぼ?ばった?いなご?
3連目と4連目のおわりの行が、独善的で伝わりづらいと思います。
「はやぶさのように夢を割る」も同じで独善的。
悦に入っているからこんな表現になるんかなぁ?
息を吸いづらくなる病気の人?
汗だくで畳の部屋ではいつくばっている人。その光景しか伝わってくるものはありませんでした。
苦しいけど前向きなんだろうなと思います。
悦をはらった表現になればもっとよく仕上がっていたんではないかと、
方向性がまがった、と、感じさせることもなかったと思います。
評価D+
(C-にちかい。)
1連2連、5連、8連、に、切実さを感じました。
その他の表現が説明でおわる表現になっていると思います。
477:名前はいらない
10/06/26 15:15:24 Nd+VdnVf
名を持たぬ者達が沈黙の口から汚れた場の印を吐き出し
精神の交錯を巻き起こすことを望むであろう
天は新たなる神を光臨させ
彼らは神を死の祭壇へと登らせるだろう
478:名前はいらない
10/06/26 18:49:57 HSKNIpZ/
センスがないので「説明になっている」
といけない理由がよくわかりません。
物語になっていないといけないということなんでしょうか?
「動きがない」という表現もいまいちピンと来ません。
また、「説明」意外の詩の部分の分類としてはどんなものが
あるのでしょうか?
若干スレチかもしれませんが、評価して下さっている
方々に教わりたいので敢えてここで聞きたいと思います。
479:名前はいらない
10/06/26 19:29:50 OIiP4xhL
若干ではなく明白にスレチです E
【セン五スレ】について語り合うスレッド Part13
スレリンク(poem板:113-番)
480:名前はいらない
10/06/26 19:31:29 OIiP4xhL
ほらみろ慣れないことするからミスったじゃないか
481:名前はいらない
10/06/26 19:43:36 HSKNIpZ/
>>479
すいません。そちらで聞いてみます。
482:雑草 ◆je5cNlouiI
10/06/26 22:18:50 Hb+kQyn7
「雨の夜」
泣く空は夜になっても
星をディスプレイしない
外出禁止のサイン曇天
降ろうが晴れようがやっぱり孤独
うっとうしい
涙はそんなに切れないの
ちょっと小遣い店まで行くのにも
濡れてうっとうしいよ
人生変えるほどの重要事ってわけじゃない
雨は梅雨のスタンダードナンバー
ああこんな時星が見てえ
恋しいのが月
話し相手もいない一人の夜には
483:さみだれ ◆n.DUTbwJIc
10/06/26 22:49:42 mGlhGCHE
「雲の下から」
あなたの尊さは
命をも越えたのでしょうか
そばに咲く草花を踏みしめては
向かうべき場所はどこでしょうか
揺らいでいるのは
ただ一人ではないでしょうか
霞んでいくのは
かつて尊いとされた何かでしょうか
見失った
今はもう陽炎となった頃でしょう
窓辺に置いた花は
いつか逃げてしまうのでしょうか
道標にした石は
もう自分の知るものではないのでしょうか
ならば
ならばあなたの手に届きたい
それは単なる甘えだ
感じることを忘れた牧師は言う
新しい足は
道なき道を歩もうとする
あなたの夢は
かつて見た幻であった
生きることを恐れた
生きた人間の創造でしかなかった
見つかったものは
すでに心の中に息吹いていることでしょう
484:名前はいらない
10/06/27 02:13:25 8jnOdtqi
「夜には」
隣り合う二人
もう恋愛なんて面倒だとグラスを片手に
語り合う二人
幸せな恋とは若い頃の魔法ねと笑う
言葉を交わして 触れ合う度 解り合える気がして
淋しい涙に心が揺れる
振るえる指でグラスの線をなぞる
どちらともなく
もう恋愛なんて面倒だと小さく繰り返す
ぼんやりとながめる
道徳心なんて子どものための約束事だね
衝動に身悶え 見つめ合う度 分かち合える気がして
淫らな誘いに心が揺れる
振るえる指でなだらかな線を描く
壊す程強く抱く手は違う誰かを抱き締めた手
忘れることは出来ない
愛する程残る思い出が違う誰かを愛せなくする
何もかも消したいのに
485:名前はいらない
10/06/27 10:15:32 mWo1gAMi
未評価一覧(>>454)
>314-316 >321 >324 >362
>368 >372 >376 >384 >386
>387 >389 >399 >400 >403
>405 >406 >414 >417 >419
>423 >425 >428 >430 >432
>433 >457 >459 >462 >463
>469 >470 >471 >472 >473
>474 >475 >477 >482 >483
>484
486:名前はいらない
10/06/27 10:26:43 mWo1gAMi
>>321 初心な少年少女が、恋愛を経て色づき、
最初はおそるおそるだった肉体関係が徐々に大胆になっていくさまを
夏祭りでの逢引をとおして書いています。
猥雑ななかにも諧謔を秘めて、大変に楽しい詩になっています。 C+
487:雑草 ◆je5cNlouiI
10/06/27 11:24:36 DqK22f3Q
>>324
題名と内容が、今の世界じゃ俺の限界を作るだけだぜっていう詩に見えた。星やぬいぐるみが好きだったのでしょう。
でも、それをたたき壊す(自分の中のものだから)権利は俺にあると。しんどくない、覚醒と言った言葉からは、自分の
鼓舞と、他者に対する言葉が現れていると思いますが、居酒屋の休息の所を、もっとリアルに二行くらいかけて
読みたかった。母、父に対しても、否定的な行動で存在を消し去るという態度に、若さと切実さが表れていると思います。
自分の紹介といった内容で終わっているので、詩的には僕としては高い評価を付けられませんが、他者をいかに描くか
と言うことを考えていけば、言葉のセンスはそれほど悪くないと思います。D+
488:雑草 ◆je5cNlouiI
10/06/27 11:51:45 DqK22f3Q
>>362
夕焼け空が、あなたの都合で真っ赤に染まったりすることはないので、その辺をもう少し都合合わせていい表現を
探すべきだと思った。孤独、と、着飾る、という語はイメージ的に、想像が難しい。ひどく悲しそうだった、と言う言い方に、
かなりの説得力を感じた。三連も、なにかよく分からないけど、優しさが伝わってきて共感は出来る。表現を変えた方が
いいと思う。全体に散らばった記号による表現は、無いと寂しいけど、全ての意味を理解することは僕には無理。
全体として、心に残った、優しさが表現され得たものだと思った。C
489:円星 ◆mr.j.etAnWZd
10/06/27 14:03:32 AKU0GylD
>>314-316
最初読んだときは、自分の知らない世界を見せてくれてうれしいと思いました。
「ナゼだか」で済ませてしまうのは、作品作る者としてはいいかげんな態度と思います。
でも内容とあまり関係ないみたいだから「ナゼだか」は省いてしまっても差し支えないでしょう。
「便女」ってなんですか?便所のことですよね?女に書き表す意図がわかりません。
>バァさんみたいに絶対なりたくなくて
も、よく意味がとれません。
JOYって、CMでやってる除菌もでき~るJOY、ってやつですよねぇ?
あれって食器用洗剤ですよね?
それで便所掃除ですか非常識を見せ付けてるんですね。
「根性焼き」めちゃめちゃに罵声を浴びて批難するってことでしょうか?
「売り仲間」何を売ってるんですか?
「タコ部屋」とは?
バァさんは死んだんですか?
「まるでまるで」は二回いうことに意味がないので一回でよいでしょう。
「こんなアタシを見捨ててくれたんやね」意図がとれません。
最後のクソババァふざけんなぁ、からは、
おちゃらけた笑いがこみ上げてくるような、活き活きした感じがするんですが、
この言葉をみると、バァさんは死んでるようにはみえません。
そしていったいなにを伝えたいのかもわかりません。
結局わたしはバァさんみたいにはなりたくなかったわけだけど、
いつのまにか、バァさんに汚染されて、バァさんのことが好きになってて、
この気持ち、どうしてくれるんだ、といっているのかと。
なんかのやくざ映画でみたような話ですね。
なんでしょうね、うまいようなうまいような、うん、たぶんうまいんでしょうね。
評価C
490:梅なんちゃら
10/06/27 14:25:07 D/aK8iLQ
「只の願望」
青い空と青い海…
強い日差しに焼かれながらビール飲みたい
波に揺られて浮輪でぷかぷかしながらビール飲みたい
そのあとバーベキューで肉食いながらビール飲みたい
暗くなってきたら花火なんかやっちゃったりして
女の子と良い感じになっちゃったりしちゃったりしながら…
ビール飲みたい(´・ω・`)
491:梅コラボ
10/06/27 14:27:38 WNh8jWvB
「只の自慰」
黒い雲と黒い海…
日差しが無くて薄暗い中で佇みながら自慰したい
波打ち際に剥き出しの股間をぷかぷかさせて自慰したい
そのあと打ち寄せる土用波と神の右手で自慰したい
真っ暗になって尻にロケット花火を刺し込んじゃったりして
ピューと威勢の良い音に感じちゃったりしちゃったりしながら…
自慰したい(´・ω・`)
492:松 たか子
10/06/27 14:48:31 MnLCYK68
「只野 仁」
青い魚 青い魚
強い火力で焼かれながらヒールみたい
網ですくわれて食卓に届けられたフィールみたい
その値札タイムサービスの特売の半額シールみたい
暗くなっちゃうな骨だけになっちゃったりして
本マグロとくらべられて下魚なんて言われちゃったりしながら…
フィッシュみたい(´・ω・`)
493:梅のスレ埋め
10/06/27 15:10:05 HUANMjS4
「只の遊び」
狭い部屋と小さいPC…
カーテンを締め切った蒸し暑い部屋で遊びたい
みんなに翻弄されて流されるままの梅で遊びたい
そのあと暫くは放置プレイを楽しんで遊びたい
外が暗くなってきてから こっそりとやってきちゃったりして
ビールと焼き魚で自慰しながらPCの画面を見つめちゃったりしながら…
PCで遊びたい(´・ω・`)
494:名前はいらない
10/06/27 16:57:59 yWMes/s5
未評価一覧(>>485)
>368 >372 >376 >384 >386
>387 >389 >399 >400 >403
>405 >406 >414 >417 >419
>423 >425 >428 >430 >432
>433 >457 >459 >462 >463
>469 >470 >471 >472 >473
>474 >475 >477 >482 >483
>484
495:雑草 ◆je5cNlouiI
10/06/27 18:28:46 DqK22f3Q
>>368
これは、上手いと思いました。自慰をするようにほしいもの、でどんな読者にも伝わる。スピーカーを導入したのも、
すごい発想の技巧だと思いました。内容的にびっくりさせるものはなくても、確かな筆致で、世の常を描いています。
もう少し展開があって、もう少し長い詩になれば、もう、それはほとんど小説で、そういう世界を描く元になるくらい、
魅力のある、実のある、世界を上手く描いていると思いました。C+
496:名前はいらない
10/06/27 19:35:50 KEqf4Thq
「たとえばこの私が死んだとして、この世界はつづいていくのか」
愛と悲しみの円卓は光速のうちに去った
その後に差の世界が生まれた
相変わらず、光は己こそが最も速いと信じて疑わない
しかし、光の行方には常に暗闇が先にいて、
やがて光に照らされるのをずっと静かに息をひそめて待っている
暗闇が光を圧倒しているがゆえに、光への注目が止まないのか
光はそれを勘違いしているにすぎないが、地球を覆う暗闇の反対側は、光で満ちている
わたしこそがそう願った
497:名前はいらない
10/06/27 23:09:54 sC7iGKAo
「不届きの声」
叫びは言葉によって
蜘蛛の巣に放たれるという無情
摺り寄せる頬が
音も立てずに足跡を残す
軌跡が
嗚呼、奇跡が
自分勝手な夜光虫が
液晶を踏みにじる動き
物語は者が騙るから
同情が欲しい
その声は
鼓膜への軌跡へと
原動力は言葉を求めて
手が震えだす
味方が欲しいから
ミカタがホシイから
暗い森の狼より
闇夜の蝙蝠の恐ろしさ
頬が
嗚呼、頬が
頬張るほどの喉が欲しい
498:たま
10/06/27 23:48:01 Tr3rVcnG
>>376
おそらくね、こういうのって誰でも一回は通る道でもあると思うんですよ。
>欲しいものは何もない
あれ?ではなぜ、評価スレに投稿したのかしら^^
そこにね、あなたの詩はあるのだと思うんです。
この普遍のなかに見た、あなただけの真実を、描いてほしかったの。D
>>387
>止まった時計
>壊れてなんかいない
ここにぜんぶ詰まっているそうです。が、イメージは沸いてきませんでした。
短いほど、力強い言葉ってのをイメージしなくちゃいけないから、難しいんですよね。
力強い言葉とは、その言葉の裏にかくれているモノ、その臭いが強い、ということでね。D-
>>400
夏って、なにかメルヘンになることが多いですよね。題名は「黄昏」でよかったと思います。
なぜ猫と花に届けばいいなと思ったのか、作者の解釈がほしかったです。
私には、そのとき作者は美を体験して、そしたらなぜか猫と花も滑稽におもえてきて、だからこそ、君たちには素敵な音楽を送ろうって
そんな風に感じました。D
499:たま
10/06/28 00:23:31 2hT7tjwE
>>400
ごめんなさい、4連目にかいてました。つまり猫と花だけが心の友達だったんですね、だから音楽を送ろうと。
2.3連目は、我慢したほうが良かったかもしれませんね。D+
すみませんでしたm(__)m
500:たま
10/06/28 00:40:26 2hT7tjwE
未評価一覧(>>494)
>372 >384 >386 >389 >399
>403 >405 >406 >414 >417
>419 >423 >425 >428 >430
>432 >433 >457 >459 >462
>463 >469 >470 >471 >472
>473 >474 >475 >477 >482
>483 >484 >496 >497
501:名前はいらない
10/06/28 01:15:39 49VU9dn9
「キックオフ」
蹴り飛ばした
ぼくを支えていたものを蹴った
蹴っ飛ばすために
重力にひかれたままで跳び上がって蹴った
ぼくを支えていないものがつま先に触れた
この首輪から逃げたくて蹴った
鈴のおとが耳の後ろを掻きむしる
天から下がった糸にすがった
耳の中で鍛冶屋と赤い金属が火花を散らしてる
今のぼくにできるかぎりは遠く、蹴り飛ばした
脳の中心に錐のように収束して消える音がした
502:雑草 ◆je5cNlouiI
10/06/28 01:27:29 TCRmScTY
連投は禁止されています。>>1をよく読みましょう。
>>384 E >>386 E
503:名前はいらない
10/06/28 04:18:20 uO5JeCJs
>>389 E 「エネまくら」がまず、日本語になっていません。
「蟻の永久たり」も、日本語になっていません。
504:名前はいらない
10/06/28 04:25:22 uO5JeCJs
>>473 うんこです。比喩をつかっています。
誰でも知っていることなので、驚きはありません。 D
505:名前はいらない
10/06/28 04:27:48 uO5JeCJs
>>432 群れないと蒸れないが掛かっています。
ひらがなにしてある意味はそこにあるのでしょう。
言葉あそびですね。 D
506:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/06/28 05:11:32 EL+SPmQd
>>505
おおかみと紙もかかっているよね。もしかすると神も。
シンプルに多義性をとりつかっている。D=素人に出来るのはダジャレ程度までだと思われる。
これだけ単語の意味のとりかたによって内容が変わってくる詩にDをつけるあなたの短絡さのほうが素人っぽい。
大体ことば遊びだったら悪いのか?悪いとするならその理由について述べよ。先ずはそれからだ。
>>432=B!
507:雑草 ◆je5cNlouiI
10/06/28 06:21:31 TCRmScTY
>>503
蟻のとわたりは会陰部のこと、エネマグラは性器具のことでしょう。
508:名前はいらない
10/06/28 07:29:27 lurDGN9e
未評価一覧(>>494)
>372 >399 >403 >405 >406
>414 >417 >419 >423 >425
>428 >430 >433 >457 >459
>462 >463 >469 >470 >471
>472 >474 >475 >477 >482
>483 >484 >496 >497 >501
509:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/06/28 13:59:07 EL+SPmQd
>>507
なるほど。私にはまったくわかりませんでした。両方とも聞いたこともなかった。なんで雑草さんはそういう種類のことばに特別級に詳しいんですか?ちょっと気持ち悪いくらいなんですけど。
510:雑草 ◆je5cNlouiI
10/06/28 14:15:42 TCRmScTY
>>509
あのね、蟻のとわたりを責められると~とか、エネマグラでドライオーガズム~とか、エロ本を読んでいると
自然に入ってくる言葉なんですよ。女の人は、エロ本買いにくいから、回路が狭まっちゃうんでしょう。
511:名前はいらない
10/06/28 15:04:30 EHNzcmV3
ドスケベを認めろよ
512:雑草 ◆je5cNlouiI
10/06/28 15:35:29 TCRmScTY
>>511
認めると、初めてのSEXが感動無くなるような気がして、いや、自分はスケベなんだけど、
詩板にいるくらいだから純粋な心も持っていて。というか、年が年だから、ある程度の
スケベさは妄想と共に、カラダの開発と共に、いや、恥ずかしいですよ。
513:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/06/28 16:18:36 EL+SPmQd
>>510
なるほど。尊敬します。私もエロマンガは大好きで「コミックパピポ」とか昔はよく読んでいたんですが、
そういう言葉は出てこなかったように思います。やっぱり小説との違いですかね。
私も見聞を広め語彙を広げるために様々な世界をもっと覗いてみたいと思います。
雑草さんも変わらず爽やかなエロを追い求め、色んな意味での健康的な恋愛に励んでくださいね。
古着屋さんで女の人の胸元とかしつこく覗き見しちゃダメですよ?
514: ◆q5DfnpIzIg
10/06/28 16:25:02 49VU9dn9
>>506
紙や神とかかっていると読んだとして一体どんな意味が生まれますかね?
ひらがな表記にすれば単語ごとはそりゃいろいろな読み方ができるでしょうよ。
しかし、文章全体ではなんの意味もなしてないように思えますがね
あなたのBがわからない
>>432
狼の他人を傷つけまいと近寄らず蒸れないことと、ナプキンが汚されても他人のためならと使われ(肌に密着)蒸れずにはたらくこと
遠ざかるものと近寄るものの対比
他者への思いやりという共通点
共通点の手がかりに詩の中核となるむれないで「言葉遊び」をしているのが上手い
また、ひらがな表記の柔らかさに双方の諦念がでている
B
515:名前はいらない
10/06/28 17:19:17 j3lQj7u+
「スノーマンが溶けました」
スノーマンが溶けました
後にはバケツが残りました
僕は
バケツを被って泣きました
桜の花びらが散りました
後には緑色が残りました
僕は
な抜き見をしました
梅雨が明けました
じめじめだけは残りました
僕は
汗をかきました
入道雲が死にました
後にはおんなごころが残りました
僕は
宿題を終わらせました
な抜きが散りました
後には茶色が残りました
僕は
押入れからバケツを取り出しました
今年は茶色を拾ってこようと思いました。
516:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/06/28 17:27:14 EL+SPmQd
>>514
私のBは「言葉の狩人」です。意味なんてありません。なんてね(^O^)/
紙なのに布ナプだなんて、旧式の3D映像みたいに二重なボヤけ方で面白い!
とか思ったんだけど、おっしゃる通りこれは「読みすぎ」だね。
「神」にしたってちょっと勝手に遊びすぎた。だって遊ばせてくれるんだもん。
でもまぁ再読したらこの作品、中学生くらいの娘が切実な実感をただ殴り書きしてたらダジャレに行っちゃってそのまんま作者にもよくわからないところに行きかけておっとっと
「私は群れない!」って我に帰ってシメた、みたいな風にも読めるよね。かわいい。
評価は変わらずBです。言葉の森の迷い人みたいな気もするけど。
517:まるちーちゃん ◆maltese.Zk
10/06/28 18:08:05 sVRKOy5B
「文学極道」
桜散る散る チュルチュル
ラブラブストロー
あっしと二人 ミネストローネ
早飲みの対決でござい
取り出しましたるこの器
並々と注がれし ケチャップ風味
深々と吸い口二つの
一組のラブラブストローを差し込みましたら
始めの合図で 互い一息に器のスープを飲み干して候
何時までも 同時に二人飲み終わるは
両者均衡の証
ささ、仕切り直しを
仕切り直しを
518:名前はいらない
10/06/28 22:36:35 oGO5aD7i
>>372
薔薇といったらばら戦争です。30年もどろどろの内戦です。
神経細胞の末端は星状になっておりますれば、
「脳が☆」は「脳の神経細胞」のことかと思われます。
ド反吐は逆から読んでも「ドヘド」。大変に逆流する様。
VISIONは映像であり、ピジョンつまり鳩に音が似ています。
鳩は平和の象徴です。
脳の神経細胞がいかれて、もの凄い嘔吐に襲われるような偽善を
吐きながらの内輪もめをしている様が一連です。
VEXは苛苛させる、騒がせる、論じる。
支持率操作+VEX+買収で、大衆を操作する何ものかの存在が二連。
「大衆へ死刑所を出す」から、自滅を促す前独裁者か。
媚を売れば自殺=自己犠牲するほどに洗脳された大衆が三連。
鎖は独裁者の支配。観劇は間隙でもあり、世の隙間を生きる暗闇の
住人が大衆を嘲笑っている様子。四連。
マニュフェスト=産業廃棄物管理票で、いまや大衆は産廃扱いです。
恐喝制度ですから、恐喝したもの勝ちで、恐喝されるのは大衆であることは
言うまでもありません。兄妹は独裁者の一族。loVEは不完全な愛、
偽りの愛。独裁者の甘言の意味でしょう。五連
「大衆は許してくれる」は皮肉なものです。「小学生の死」は未熟なもので
大衆のことでしょうか。「平和祈念」ではなく「平和記念公園」ですから
広島のそれでしょう。原爆投下に匹敵する惨禍がおとずれます。
その後に訪れる平和の何と恐ろしいことでしょうか。六連。
D+
519:名前はいらない
10/06/28 22:49:00 oGO5aD7i
>>510
会陰部を
エイッと抉るよ
エネマグラ
ぐりとぐら
いや、言ってみただけ。
>>399
「首都大学東京」の学生は「ドブスを守る会」、募金活動、盗撮など
オイタが過ぎました。不埒な奴らです。具体的には詩に書いてありますね。
そして「アートだ」と、いけしゃあしゃあとうそぶくのであります。
大学関係者も然り。
そんな彼らにも天罰がくだります。「アートだ」と言って罰するのも辛味の効いた
意趣返し。 D+
520:名前はいらない
10/06/29 20:08:27 7t0dQCnL
受話器の向こうには胎児みたいな僕があって、僕は自らの過去を照らし合わせながら、間違いのないように言葉を選ぶ。
朧気な自分の輪郭を現在に見た気がして、その刹那を写真のように留めたくて、息をすることを躊躇った。
糸電話のような微妙な距離で、僕とその外の関係は留まっていた。
残留した僕の残像がゆらゆらと揺れていて、触れない距離に苛立ちと安心感を覚える。
紙コップに開いた穴、そこから覗いた景色は遙か彼方のように遠くに感じた。
俯いて見えた僕の両手は、幼き日のまま変わっていないよ。
背伸びして見た景色じゃ、何も揺さぶらないとわかっていながらも、背伸びしてしまう自分がいるんだよ。
道端に転がる潰れた空き缶を、美しく感じれる僕は此処にはいない。
現実に立っているのは陳腐な言葉を並べて、正しさを振りかざす他人だ。
なりたくなかった自分に、現在僕は、なってしまったのかもしれない。
昨日読んだ小説のような、非凡さなんていらないから、真夜中に浮かぶ月のような、憂いが欲しかっただけ。
それだけだったはずなのに。
521:名前はいらない
10/06/30 14:46:27 PayTwHcl
いのちの価値
「○○君が、自殺しました」
「○○君って誰?」
「アレだろ?いつも影薄かった・・・」
「□□君が、自殺しました」
「あいつは自殺なんかする奴じゃない!殺されたんだ!」
「○○君ならともかく、□□君が自殺するなんて・・・」
「きっと○○の野郎が殺したんだ!そして良心の呵責で・・・」
「△△さんが、自殺しました」
「△△が?よかったー。あいつ早く消えて欲しかったのよね」
「そんなこと言っちゃダメだよ。どんな最低な人間でも死んだら悲しんであげなくちゃ
」
「○○君は、殺されていました」
「○○君って誰?」
「アレだろ?いつも影薄かった・・・」
「☆☆さんが、自殺しました」
「へー」
「□□君の遺書が見つかりました。彼は○○君を殺した犯人のようです」
「そんな馬鹿な!○○なんか殺したって□□君が死ぬ必要ないだろう!」
「確かに、死んでも生きててもどーでもいい奴だったもんな、○○って」
「☆☆さんの遺書が見つかりました。彼女は○○君を愛していました。彼を殺した□□君を自殺に追いやったのは☆☆さんです」
「どーでもいいよ」
「△△さんは殺されていました。○○君が犯人です」
「死んでもいい奴と死んだほうがいい奴両方が死ぬってなんかおもしろいね」
「そんなこと言っちゃダメだよ。どんな最低な人間でもどーでもいい人間でも死んだら悲しんであげなくちゃ」
「皆さん僕が誰だかわかりますか?」
「さあ?」
「僕の名前は○○です」
「○○君って誰だっけ?」
「アレだろ?いつも影薄かった・・・」
522:名前はいらない
10/06/30 15:46:34 mzBaf6LR
皮肉ばかりで疲れる、だから?と言いたくなる。
523:名前はいらない
10/06/30 17:45:20 iLYsUYtq
「りらひい」
どこかで見た変な直角定規と
市販のゴム
鉛筆を紙に立てて
横向きの女性器を描いた
(伝わりませんでした)
524:宗教マシンガン
10/06/30 19:14:08 ZJk2gnte
「平成ゲノム」
私が愛する 全ての子孫達よ
この私の遺伝子を次の世代へ届けてくれ
私の身体を包む 白い衣
天国への使いか 私の意識を天井へ飛ばす
鮮やかな唇
命の終息 結合の停止
毒の蛇をまいた 血眼の兵士達
片目を失った瞳で標的を見つめる
テーブルにひたたり落ちる血液
目の前にぶら下がる黒髪の女が正午を告げる
戦争の日の丸の悲劇を
私は真っ青な唾液がついた手を頬にやる
この胸に宿した灼熱の恨み
夕方の地獄へと歩をすすめよう
天皇の声がラジオから聞こえる 女達は茶を飲みながら
「おつかれさま」 天皇は薄笑みを浮かべ大衆に呼びかける
曼荼羅のイレズミを施した老婆がこちらを見つめる
薄暗い真昼の台所 俺の手が電灯の紐に手をかける
1億2000万人の断末魔のドラゴン 恐怖と憎悪で手足の動けない俺を縛る
原爆が神の山に投下される 焼き払われる静かなその森林
今 静かなダイニングルーム 少女が一人俺を見つめる
汗ばむ俺の目の前で 「戦争!!!!」と俺の顔を一瞬の間で屑とする
パネルがシュールに動作を象っていく
世界という名の構成をそのモーションの目的として 静かに時は流れる
俺はきっとこの核の中になにかの遺伝子を残したのだろう
今 この現代に一つのさび付いた銃を残して
525:名前はいらない
10/07/01 11:44:18 /RnKAlyP
君が半透明で
夜が消えかけていた
笑みが鳴りやまなくて
死にかけた夏を見た
送り火に飛び込んだ蝉
少し冷えた空気 曇り空
炎の中で消えた実体
僕は消えたくて 死にたくなくて
半透明な君はふわふわと
雲の中にいて 世界に居場所はなくて
消えかけた夏に冷めたナイフが呼んでいる
灰色の海 透明な夢
526:たま
10/07/01 21:06:16 p2LPoTl/
>>399
いいですね。作者のおもいが伝わってきました^^
ただ、題名はどうでしょうか。これを書いちゃったことによって、何かいやらしさを垣間見たような…
どうしても外せなかったんでしょうが、ここはシンプルに「これはアートだ」でよかったと。
皮肉こそがこの詩の重きなのに、固有名詞を書いちゃうとそっちに気がいってしまうのです。こういう場合は皮肉だけに集中させましょう。C
>>403
何かみなさん、構えてつけているせいか、内容よりも題名のが意味深になっちゃっていますね。
読み手は無意識に、題名という針穴に文章の糸を通し読んでいくものです。だからね、その穴が小さ過ぎても苦労しちゃうんです。
語感はところどころに光りを感じました。しかし、惜しいのです。幻想的な詩なだけに喩えを、抽象さの深さを一定にしてほしかったのです。
そうすることによって、幻想的な世界観は、ひとつのテーマへとまとまり、詩もまとまるんですね。C-
>>405
勝手に読みとれ!そんな作者の声が聞こえてきそうな詩でした…何か確信をつかめた方、羨ましい^^
ただ、著しく書きなれてるなとは感じました。ここだけの話、作者の感傷なぶぶんものぞけたらな、なんて期待しています。C-
527:たま
10/07/01 21:20:44 p2LPoTl/
未評価一覧(>>508)
>406 >414 >417 >419 >423
>425 >428 >430 >433 >457
>459 >462 >463 >469 >470
>471 >472 >474 >475 >477
>482 >483 >484 >496 >497
>501 >515 >517 >520 >521
>523 >524 >525
528:名前はいらない
10/07/01 21:31:15 EmLoJvGf
>406
魚がテーマです。
水や太陽 どんたかどん という雰囲気で掴みはよしです。でもあまり後ろには生かされません。
リアルとは対極の表現が沢山出てくると思ったら、高等数学なんですね。
△は絶対的で(内角保存?) 六角形は偶発性(対称性?ベンゼン?) 揺らぐ形は五角形(フィボナッチ数列?)
光はλ(電子?光子?光電効果?) サイレン(音波?電磁波?)
そしてうまれつき最速の光の進む先(3.0×10^8?)
そこから先は生きた魚に注がれるチェレンコフ光のようです。
物質中を伝播する際の光速は、位相速度と言ってですね、
光速を超えることがあります。その際に青白い光が出ます。
生きた魚はそれを浴びて進化して、やがて陸地に上がり、
人間になるんですね。実際には違うと思います。
表現が面白いのでC+をあげます!でも題名がわかりづらいのでC-でもいいかも!
529:名前はいらない
10/07/01 21:38:17 EmLoJvGf
>414
人の心を円に例えるとすれば、それに棒を差し込んでわかった気になっちゃいけませんよね。
対象を、より大きな円で包み込まなければ、人の心を理解することはできないんです。
この詩もまた間合いについてのひとつの見方で、僕は面白いと思います。
対象に傾斜することはやぶさかではなく、また切り落とせる程度に醒めていてもいい。
こういう割り切った付き合い方が、なかなか日本人にはできません。
ワビサビは時に猛毒であることを気付かせてくれます。
一長一短ですが、メッセージがあるので高い評価を上げたいです。
しかし・・・、D+でもいいですか?これはちょっと詩ではなくて文章だと思うので・・・
テクニック的な側面が足りないと評価せざるを得ません。ごめんね!
530:名前はいらない
10/07/01 21:49:21 EmLoJvGf
>417
テーマは登場人物と物体、背景、変化、色彩です
それがごちゃごちゃしていますので、分けます
登場人物:ぼく 女の子
物体:奇妙な椅子
背景:蜜柑の集落 青い雲の隙間から見える神様の影 運河の色 晴れときどき
変化1:窓は生きている人間のはじまり 春の訪れ 花びらが流す血~予感に満ちたドアの前
変化2:燃える女の子~ともだちも~泡になります 風も~おわりますね
色彩:運河の色 白い部屋 金色の轍
そしてラストでは苦しみが世界を変えてゆきませんようにと願います
ふと何気なく見た背景に好きな女の子をドラマチックに動かして遊ぶという、
高等妄想テクニックです!
この場合、主観であるぼくという存在が世界を知れば知るほど苦痛が増すので、基本は停滞する世界観ですが、
それがまた甘美!ただ、この手の詩は乱雑です!読みにくいです!もっと読み解きやすくしてください!
あと改稿が適切ではありませんので、D-!(『花びらが流す血』というところだけB!)
531:名前はいらない
10/07/01 21:53:32 EmLoJvGf
>419
カンです。空き缶?
空き缶の中に魚が棲んでいて、土に返せて良かったようです。
カンは回転しますし、帯電もできます。
ささえきれない無限の黄色とは、フンでしょうか?それとも土でしょうか?
最初の三行で終わらせれば完璧にB以上の評価でした。
後ろのものは余計です。後ろはいりません。
Dとします。
532:名前はいらない
10/07/01 21:59:44 EmLoJvGf
>423
全力の衝突でふっきれたいそうです。
いいですねー 若くていいですね。
頭蓋骨を大事に大事にする人間ほど老いているものです。
でも内容は実は数学でぇ、コンパスのお話や点と点の話になります。
宇宙 空間 と 若い 挑戦が
つながっ つながってません!NOOOO!不協和音!
あれです アンパンとメロンを同時に食べた食べ合わせです!
この合成獣(キメラ)のような詩を一刻もはやく二つに分断してください!
コンパスの話は面白かったのでそれを加味するとD+です。
題名はもしかすると思いついた2つのテーマをいきなり詩として出力した結果の皮肉かもしれません。
読む側はトホホな気分になりますが
533:名前はいらない
10/07/01 23:00:15 fGUVzJ4S
夕暮れの帰り道
雨がやんだ
傘で東の方角を指す
ついついやってしまう、いつもの癖
今日は、虹がある
虹の根元にあなたの住む町がある
虹を渡れたなら、あなたの所へすぐに行けるのに
雨が、梅雨が楽しくなるのに
東京はまだ雨が降ってるのかなぁ
534:名前はいらない
10/07/01 23:40:05 UWgwhTQR
評価人さんには頭が下がるわね。
535:名前はいらない
10/07/02 00:14:17 JsVbXNrb
見せるだけの見せたがりばかりだからね。
でも評価人の尺度も十人十色。一つの詩につき一人だけの評価だと
もったい気もする。
536:名前はいらない
10/07/02 00:22:02 JsVbXNrb
×もったい気
○もったいない気
でもスレチだ。
やらかしちゃっちゃったので無能ゆえ僭越ながら評価。
>>425
リズム感がよい。
ヒップホップを感じる。
チープかつ陳腐な印象が拭い去れない。
D
537:円星 ◆mr.j.etAnWZd
10/07/02 08:26:20 NuuNXxX7
投稿者の礼儀を欠いた態度は問題がある。
やい、てめぇら、評価されたらお礼するか、反論するかしてみろい!
自分の詩がいまいち伝わってないようなら、解説でもしてみろい!
解説もしないお礼もしない、反論もしないのは人として礼儀を欠いている。
評価人に不服なこと言われて反論するのは作者としてはすばらしい反応だ。
それだけ思いをこめたってことなんだから。
解説もしないのは、人に伝えるほどのことじゃなかったってことだぞ。
解説もしないのは伝わってなくてもいい、ってことなんだから。
お礼もしないのはだめでしょ。
評価されてなんにもいわないのは、おまえの詩はその程度のものだったってことだぞ?
(そんなものにBとかAとかつけて作者の考えがきかせてもらえなかったら、俺がばかみたいじゃないか。)
(こんなことを投稿者に求めるのは酷か?酷なのか?礼儀を重んじないやつは自分とまわりの人間を不幸にするだけだぞ)
投稿者のみなさまは、評価されたらお礼するか解説するか反論するかしよう。
そのいずれもしないのは人として礼儀を欠いた態度だ。
他人の意見が聞きたくてここに書いているのに、聞くだけ聞いてお礼もなしかよ、
そりゃないよ
こっちはその詩と真剣に向き合っているというのに、
君はそれをみたときの気持ちや考えも、僕らには聞かせてくれないというのか?
そりゃないよ
君は僕らの評価文章をみたときの気持ちを書けばいいんだよ。
だから投稿者のみなさまは、返事を書いてください。お願いします。
評価人も喜ぶ。過疎もなくなる。評価のやる気にもつながる。
たくさんの意見がきける、いいこと尽くめじゃないか。
538:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/07/02 11:05:45 EhSHMEpA
>>537ごめんなさい。
>>526
いつも放置されがちな拙作への評価ありがとうございます。
「やっぱポエム書くやつってキモい」の一言でもよかったのに丁寧に読んで頂けて恐縮至極です。
「あぁ特に何も感じさせられなかったんだな。もっと頑張ろう」で済むことなので自作を解説するのは野暮だと思っているのですが、
あえて解説しますと「ガム」「機関車」「3歳男児」このみっつがちょうど目の前にあり、そいつらがやたらとその日の夜に仲良くしていたので、
ミキサーにかけてポエムダン・フィルターなるものを通して絵にしたらどんなんなるかなとやってみたらこんな絵になりました。
その日の夜から未来へ向かって走るある機関を私の心でスナップショットにしたものなので、「言いたいこと」とかないよー(^O^)/
たとえば他人が見たらげっそりするような「我が子の写真」みたいなものを他人が見ても何か感じるようなものに変換できればいいなとか思って書いたかも。
まぁ、勝手に読め。
>>537
「礼儀を欠いた」多いなオイ!
539:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/07/02 11:09:39 EhSHMEpA
「♪」
君は天気の机にむかって
あくびも忘れてあいうえお書きくけ子
僕は関係ない教科書で顔を隠しながら
青空眺めてABCDいいFG
夏がどこへ行くか決まっているから
僕らはあかるいばかりの青春さ
さぁ行きしちにひみいりゐ
そうさH会いJKL
こいこいらりるれラブ
こいこいらりるれラブりれラブ
ジャンプしてZ越え
ん!
540:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/07/02 11:34:21 EhSHMEpA
>>428
一読で失礼します。
こういうのはもっとリズミカルに、覚えやすいサビとかもつけて暗唱できるようにしたほうがいいというのが一般的意見だと思う。忘れ物撲滅委員会とか、あのように。
しかしそういう一般的意見に反抗して新しいカタチを模索するのは素敵なことだが、この作品がそれで成功しているとは思えない。
単に覚えやすくあるべきタイプの詩なのに下手だから覚えやすくなくなってるだけの詩と変わりがないのだ。っていうか本当にそうなのかも。
数えうたや絵かきうたを作るように書いてみたらどうだろう。もっとことばをまとめて。
最後の一文はピリリと効いている。ただ、心が軽くなるというよりは、「ハン」と冷たい笑いを浮かべて一歩引く。
結局お前がデートしたいだけなんちゃうかというキモい系のギャグ詩に最後の一文のみで化けているという意味でとても効果的だ。
とにかく中途半端にダラダラしている。もっとうたっぽくまとめるか、ハウツー系のエッセイにするか。
好きに書いていいのはそれが出来てからだ。D!
541:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/07/02 12:04:36 EhSHMEpA
>>430
私もあなたに伝えたい言葉があります。しかしそれは言いません。
言ってもきっとお礼とか返ってはこないからです。これはあなたと同じような態度だと思います。
あとどこにセンスを感じたらいいのかわかりませんでした。「…」の所でしょうか。D!
>>433
ぱっと眺めれば意味がわかりすぎて面白くもなんともない文章の垂れ流しなのに、よく読むと意味がわからない。
すべては「その先に」と「受け止めて」がかかっていて、「太陽に身体いっぱいに受け止めて」と読んでしまうせいだ。
これは本当にわからない。奇々怪々な絵図だ。
眩しい、暖かい、気持ちいい…の羅列は下手に使うとありきたりなJ-POPみたいになってうんざりするだけなのだが、
最後だけ色が変わって「寒い」となるところに技がある。そしてそれは技のための技ではなく、内容をより効果的に伝えるための技だ。
「君」にフラれて感情が暴走してみんな死ねばいいのにとか言い出した僕?を太陽がやわらかくしてくれた、みたいな内容だと読んだが、
この短さのなかでそれを過不足なく、しかも効果的にまとめている。
表現が固いのと言葉それ自体がもつ力を信じすぎているきらいはあるが、これからを楽しみにして待てるセンスだ。
ただ、ぱっと見の垂れ流し感と前述した奇々怪々な文章は致命的。E+!
542:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/07/02 12:16:27 EhSHMEpA
>>457
ニートはそういう仕事である、と。昼休みや終業までの時間を遅々として進まない時計と睨めっこしながら労働するサラリーマンみたいなものだ、と。
それはそれで矛盾というよりは開き直り(価値の逆転とはこの場合ちょっと言いたくないので)という感じで面白いが、文章には矛盾や統一の不備がありすぎる。
「みな孤独なピエロ」なのに次の行で早速比喩が「操り人形」に変わっては、どっちやねん!とツッコミたくもなる。
「あまりにながく刹那を感じるほど」なのに、あっさりと夕日が沈むのはどうか。
もっとその労働を精細に描写してみるだけの詩のほうがよっぽど面白かったかもしれない、とも。D!
543:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/07/02 13:32:01 EhSHMEpA
今より評点のしかたを変えます。
【私の5段階評価について】
A~Cはテンプレに準拠しますが、DEは独自の評点基準で行います。
D=出直してこい!次を楽しみにしてっぞ!
E=詩を書く資格なし。もう来るな。
です。よろしくお願いします。
テンプレに準拠していたこれまでの私の評価でEをつけられた方は新基準でいうとD、
Dをつけられた方は新基準によればEだった、ということに…は必ずしもならないか。
まぁ、過去のことはなかったことにしてやってみます。
>>459
凡庸なポエジーを狙っている。
こうこうこんなことをこんなことば使ったらポエムになるとか思ってないか?
出だし2行は海?の底から上がってきた水泡が海面で行き止まって空気に変わったイメージで読んだ。
次の2行はいまいち具体的なイメージができず、抽象的に読んでも面白くはない。
どちらを?と聞かれてもイメージがないので困るし、「あなた」は私(読者)というよりよくある「詩内あなた的存在」かと気がついたらゲロ出そうになった。
最後3行はモロ既存ポエジーの真似っこ。「歪む」とタイトル「透明」の殺し合いも意図がわからない。
無駄な時間を使わされた。作者はしねばいいのに。E!
>>462
丁寧に書いている。これほどたどたどしいのに誤字がないのは見事だ。
丁寧に書いているのにタイトルがないのは実は適当に書いたからなのか、作品ではないからなのか、それともコピペだからなのか、
わからないが、とりあえずタイトルがないことに必然性を感じるタイプの作品ではない。「無第」くらいは書く程度の社会性は作者に望みたい。
さて作品だが、「今日も今日が死んだよ」だけ面白かった。
実はその今日はお前に殺されたわけだが、作者のリアルとしては「死んだ」なのだろう。それでいい。嘘つきよりは。
夢を抱く者らを「さも簡単そうに」と表すのはカチンとくるが、これも作者のリアルなのだろう。人前でギターを弾くようなひとが神様に見えるのだろう。
無為を利用してこんな詩書いてみましたみたいなトホホさはよく出ている。後は笑われるなり同胞を見つけて傷を舐め合うなり好きにすればいい。オレは興味ない。D!
544:ポエム田ポエ子 ◆POEMDA16vM
10/07/02 14:26:03 EhSHMEpA
>>463パス
>>469
なんだろう、これ。何がしたいんだろう。
一連目とタイトルから猫の瞳に映る景色に映る作者の瞳を見たいというテーマだと思ったんだけど、そうじゃないように読める。
二連目で猫と作者(あるいは語り手)の位置関係がはっきりしてきて絵が浮かんでくるのだが、
三連目で何やら見知らぬ親子が突然サッカーを見(観戦?)ながら登場してきて位置関係が未知に戻る。いきなり猫が寝ているので場面は転換しているのだろう。
四連目ではサッカーを見ていたはずの「親、息子」がまた突然自転車に乗っている。しかも猫がどこにいて何を待っているのかよくわからない。
最後はおそらく猫の瞳に映る景色の中の息子の姿を見るために猫の瞳の中の瞳になりたいのに猫は寝ている、みたいなすごくややこしい意味なのだと思うが、
なぜそんなことがしたいのかよくわからないし、ことばが足りない上にややこしすぎるので責任をとってほしい。D-!
>>470
ママはなぜいなくなったのか、語り手は何歳なのか、そもそもママは本当に語り手のママなのか!?
まぁそこまで穿って想像することはないが、そのへんの各読者の想像によって見えるものが違ってくる詩だ。
一番多いと予想する凡庸な読者の想像は、ママは「死んだ」、語り手は「七歳くらいまで」といったところだろうか。そして私も一読目はそんな想像で読んだ。
これがママは「浮気した」、語り手は「37歳以上」とかするとなんだか別の世界の詩になる。
何より七歳くらいまでの子が書いているには達者すぎる文章だし七歳を越えるとママと一緒のおふとんに寝るのはどうかと思うし、で、37歳以上というのは充分考えうる。なぜ37歳かはわからないが。
あるいはママは単に我が子の独立心の成長を促すために別々の部屋で寝ることにしたというだけなのかもしれない。「眠るとき」限定らしいので。たぶんこれが正解だろう。
まぁ、どう読もうと結局はママがいなくなって布団が大きくなったというその感情をうたった詩であることには変わりがない。
「くの字」~「息ぐるしい」の流れや、最後をトピックでまとめる親切さなど、うまい。「寂しい」「不安」などの語を使わずにそれを描いているのも。
うまい。が、よくあるセンスではある。まずはここが出発点だ。この先へどんどん行っちゃってほしい。D++!
545:名前はいらない
10/07/02 17:32:32 MpNsDVuV
>>543
くそ評価人&くそコテ
自分の詩も読み返せよ
546:たま
10/07/02 17:33:49 0YfN4Iei
>>544
おつかれっす!
これ、文芸部んときのノートにぽつんとのってたやつなんで、どーも作った当時のことはおもいだせなくてね…
でも、そうね。ポエちゃんの言うとおりだわ。独立心の覚っすね。
私、小さい頃たしかに親と一緒に寝てたんですもの。
一生懸命評価してくれて、ありがとね^^
547:名前はいらない
10/07/02 17:34:25 MpNsDVuV
あげ
548:名前はいらない
10/07/02 19:13:25 o6MDAUhQ
>463
階段です。階段というのはしばしば成長をたとえるものです。
この場合もそうです。それを2chなりVIPなりの電子掲示板的な羅列に、
ゆだねています。
表現も、淡々としてて・・・いいです。リズム心地いいです。
達観として冷たい、そして狡猾な感じがでています。
特筆すべきは言葉選びです。わざと難しくして、知的になってます。
「学生的知的」がいいです。
無色 履歴 就職 面接 携帯 編入 ワンランク上 大学 籍
聞くだけでいちいちギクリとさせます。
しかし根本的な話になりますが、テーマ選びとしてはあまり心地よいものではありません。
当事者のみをターゲットにしている場合、読み手も選ぶことになるということをよくよく考えたほうがいいです。
テクニックは上質なのでC+でいいでしょう。ただしテーマはやはり閉じすぎてダメです。
D-もありえます。このあたり、狡猾さが足りないと思ってください(正直すぎるテーマは切実な場合が多いのです)。
549:名前はいらない
10/07/02 19:20:33 o6MDAUhQ
>425
内容が無いようですが、リズムのみで構成された詩と解釈した場合にのみ、
僕の評価は高いです。即席にせよ吟味されたにせよ、
韻の踏み方やブレスの位置がほどよく計算されています。
適当にメロディをつけて、口ずさんでみるとわかります。結構心地よいです。
ランクはつけません
550:名前はいらない
10/07/02 19:31:38 o6MDAUhQ
>433
これって星の一生?
違ったらすいません・・・
ところでどうしてみんな死ねばいいんでしょう?
それ以外は結構綺麗なのに・・・ だめだー10回ぐらい読んだけどわかんねぇー
でもそれを外すと綺麗な星空の花畑が浮かんでくる・・・
死ねばいいのにがなければCでいいです でもあるからD-です・・・
551:名前はいらない
10/07/02 22:01:27 R41u2B+y
未評価一覧(>>527)
>471 >472 >474 >475 >477
>482 >483 >484 >496 >497
>501 >515 >517 >520 >521
>523 >524 >525 >533 >539
552:名前はいらない
10/07/02 22:28:15 rNH6uTMj
「フェンス」
フェンスの向こう側
それは内側? それとも外側
神様だけが知っている
長い長いフェンスの最果てはきっと天使の輪っか
乗り越えようとした子ども撃たれたわ
指先を触れただけで手首から落とされたわ
大きく開いた穴に近付く少女
地面に爆弾が仕掛けてあるの
このフェンスは"絶対"
このフェンスは"正義"
このフェンスは"秩序"
このフェンスは"道徳"
このフェンスは"社会"
553:名前はいらない
10/07/02 22:29:06 R41u2B+y
>>471 うっかりしましたね。既に読者には「平凡だな」と刷り込まれています。
D!はともかくとして、読んでみましょう。
タイトルは、反作用の深さという事になりましょうか。
一連は全体的に耳慣れない言葉で構成されています。比喩表現として
すっと心に入り込むかは難しいところ。初夏の雰囲気を醸しています。
二連は比喩です。湾岸が抽象的ですから。多分、生き様でしょう。
「さえぎられるもののない太陽」は熱いもの。シンドイもの。抑圧?
三連は「朝の光景だと誤解している」がちょっと不穏です。
「眠りよりも沈黙するもの」=死がすぐ近くに横たわる。
四連は「爆発→背を推している」がタイトルに結びつきます。小さいころからの孤独
によるストレスに反発して逆に力として生きているということでしょうか。
五連も比喩ですね。これは分かりやすい。挫折しても自力でなんとかしてやろうと
いう意志です。
全体としては、なにくそという感じで生きている、反発して生きているという
意思表明だと思います。前向きでいいと思います。 D+
554:名前はいらない
10/07/02 23:38:13 o6MDAUhQ
>471
言葉の遊び方いいですね。木化した猫背とか、それ単体で相当の効果を発揮しています。
後半になるにつれて、通常の表現が増えていきますが、僕はそのほうが読みやすくていいです。
最初のほうは濃厚ですが見ているほうはイメージを掴みにくいです。
独創的な言語を上手く使うためにも、密度を減らしても良いのではないでしょうか。
簡単でわかりやすいところから攻め、狡猾に自分なりの表現を見せることができれば、
色々な人の目に入るような気がします。無理強いはしません。
D+ですが 単体の言語選びには良いものがあります。言葉の実験場みたいです。
555:名前はいらない
10/07/02 23:45:55 o6MDAUhQ
>472
主人公は黄土色の肌の女の子です。
ネガティブなので踊れば踊るほど暗い雰囲気になります。
疑問とか過労とか、あまり場には恵まれていません。さらに、あきれて待ちぼうけしています。
ばかり ばっかり 気だるい感じです。
そのあと性行為です。ムッツリです。
ネガティブ・ヒップロックデイ で いえーい ノリはいいようです。
女の子は指差されても泣かないということですが、これは達観からくるのでしょうか。
それとも呆れ果ててしまったのでしょうか。終始楽しい裏側の退屈と女の子の信条です。
ネガティブという割にはポジティブ思考にも感じられます。対抗心で泣かないわけですからね。
どうなんでしょう。テクニックも平凡で、一貫性も無いので全体的には水準以下の仕上がりになってしまいました。
そんな印象です。 D-です。
556:名前はいらない
10/07/03 00:36:04 gYiu0xnu
>>552
神秘的な空気はよい。
しかし説明臭い。
子どもと少女に印象に大きな差異なし。
最後「フェンス」の答え羅列は空気を壊すし無い方が。
D
557:名前はいらない
10/07/03 00:40:20 gYiu0xnu
>>545
評価と詩作は別領域のもの。
悔しかったら自分でポエ子の詩を評価できるだけの能力を
身に付けよう。
批判でも適切な評なら建設的。