10/02/07 04:45:57 z9ingPnK
おれは蛇だ。
ねちねちと、相手に絡みつき、相手を締めてゆく。
相手も蛇だ。
身をくねらせて、俺に絡み付いてきては、俺の、手や足を、嫌な方向に曲げようとする。
なかなか、楽しい遊びだ。
遊んでるうちに、もつれあって、どうにもお互いに身動きがとれなくなると、相手が離れてしまい
この遊びは終わりだよと言う。
立って、また別の遊びをしなさいと。
いやだと、おれはだだをこねる。
俺は、この遊びが好きなんだ。
相手の身体を、変な方向へねじったり、ねじられたり・・・・・。
もっと、この遊びを続けたいのに。
仕方なく立ち上がり、また、もつれあい、気の遠くなるような蛇の時間を生きる。
「いつでも死ねる」
「だから、お前をいつでも殺せる」
打。
笑っている奴の顔へ、拳を。
掌でなくていい。
反則でも ということを
た。
あいつに、おも
待てよ、お
なのだ。
打。
「でも、竹宮流は違います。」
「どう違う。」
「竹宮流は、あらゆる戦いを想定していて、そのどれも平等にあつかっていると思います。」
打。
そんな顔もできるんだな、おまえ。
嬉しいぜ。
さあ、また、蛇の遊びをしよう。
打。
「実戦的だと思ったからです。」
ああ、これは、俺の台詞だ。
いつ、こんな事を言ったんだっけ。
打。
痛い時には、いたいと 考えはまとま だ。まったく
一方的なことを
ゆく。
だが
おれ
た。
打。