君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.89]at POEM
君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.89] - 暇つぶし2ch422:名前はいらない
10/01/31 00:44:49 H1NEjbn+
みんな、死ね

死ね死ね

と思うけれど

僕は弱虫だから

本気でそう思ってない

自分の脳を潰して死んでしまいたい

あるいは、みんなの脳の中の僕を殺して消してしまいたい

消極的な欲望

今は、とりあえず幸せなのだけれど

脳を破壊したい願望は発作で起きる
すべるように、起きる

幸せな時に死ねば、この人生は幸せなのだけれど、幾度となく発生するそのタイミングを掴まない弱虫の僕

多分、不幸の感触を頬当たりに感じながら死んでゆくに違いない

423:名前はいらない
10/01/31 01:32:50 vcQBBoE9
打。
歌を唄ってくれ。
童謡がいいな。
おふくろが唄ってくれた歌。
釣りに行こうか。
おやじが教えてくれたんだ。
そうさ。
死んだよ。
ふたりとも。
打。
                   哭くな。
                        石を
噛んで、
      夢
 打。
         風
いいな。
この風はいいな。
まるで春のように・・・・・・
                         そろそろ
打。

424:名前はいらない
10/01/31 01:35:04 mvAC5IL4
イブ無きアダムの祭り
薫る大地の御許
菊の花にて亀を撫で
腿尻叩き、礼賛せよ!

アーッ!!

425:名前はいらない
10/01/31 02:09:41 LgHCEiJn
過去の過ちが俺を苦しめる
あれは真夏の夜の出来事だった
隠された拳銃を俺は解き放った
そこで物語は終わったはずだ
あれはもう終わったことではないのか?
ほんともういいかげんにしろ

426:名前はいらない
10/01/31 06:05:40 BeFDeZhK
ポエム評価よろ

青春に期限なんてない 探求心に年は関係ないと思うよ

だってそうだろ? We wanna make the dream come true

427:名前はいらない
10/01/31 06:10:49 BeFDeZhK
ポエム評価よろ


みんな、死ね

死ね死ね

と思うけれど

僕は弱虫だから

本気でそう思ってない

自分の脳を潰して死んでしまいたい

あるいは、みんなの脳の中の僕を殺して消してしまいたい

消極的な欲望

今は、とりあえず幸せなのだけれど

脳を破壊したい願望は発作で起きる
すべるように、起きる

幸せな時に死ねば、この人生は幸せなのだけれど、幾度となく発生するそのタイミングを掴まない弱虫の僕

多分、不幸の感触を頬当たりに感じながら死んでゆくに違いない

428:名前はいらない
10/01/31 08:25:01 7iKdxIZK
鎮座
しなきゃいけなかった
のに
つまりは
僕の
●●の予約だとか
昨日
無くなったらしい
変なオヤジの妹(つまりはエヌズ)の旦那のベルトの
その装着式への出席の件で鎮座しろ、と
電話口で変なオヤジが言ってたんだった
遠い話だった
金曜が●●で土曜が装着式
そのベルトに
自分は●ったことがあったのだろうか
自分が出席する必要性を微塵も感じないまま
僕は
金曜はエヌズの特別観賞会があるから無理だ、と
遠く●●に声だけ飛んで変なオヤジに告げたんだった
それでも
エヌズには鎮座しなきゃいけないらしい
のこった、と言って話を終わらせたけど
欠片ものこっちゃいないんだった、自分
きっと鎮座はしない

鎮座
しなきゃいけなかったのに

429:名前はいらない
10/01/31 10:20:10 qgNw/vQh
「カラス」

黒光りするカラス
雨に濡れたカラス
尖った口のカラス
反り返ったカラス

暗闇を進むカラス
一進一退のカラス
震える体のカラス
背水の陣だカラス

最早為す術もなく

飛び立ったカラス
疲れ果てたカラス
首を垂らすカラス
影に隠れたカラス

黒光りするカラス
また明日、カラス


430:しぐれ
10/01/31 12:23:42 v9f2S/vk

お前ら
犬に評価されて
満足か

~まるちーちゃん

>>407 具体的な政策の説明を D
>>408 Nシステムは起動しないのか?マッチョムに D+
>>409 かわいい感じの底辺ストーカーの手記、刺激を恐れての D+
>>410 安心の E
>>411 歌詞っぽい、これは難しい。何か一つの事象を際立たせる文章作りを意識した方がいいかも
考えられる対策として、先ずタイトルを付ける事 D
>>412 自分のテーマソングを発見した様な気にもなったが、
聴いた者をアンチと信者に二分するオリジナルの足元にも及んでいない、けど A


431:しぐれ
10/01/31 12:43:24 v9f2S/vk
>>414 未完のエッセイ
。説得力不足の為、包み込まれた内側で「出してー」と泣いている自分しか想像出来なかった D
>>415 これは生々しい…言葉を失わせる迫力
ラストに吐き出された感想が毒を中和させる役割を担っているとも思うが
それまでの言葉を無い物にしてしまった感もある C
>>421 舐めてやる、あと、俺の頬っぺたにもチョコレート D
>>422 幸せのうちの死は不幸で、不幸せのうちの死は幸福だ
それでも死は怖いのだから本当の不幸は滅多に無いし一度しか無い、とか言って D
>>423 これ、実話だったら評価なんて出来ないし、何を思って書かれたかによって感想も全然違って来ると思う
予備知識なしの読み物としては得るものを見付けづらい D
>>424 コピペ?なかなかいいキャッチコピーだ B


432:しぐれ
10/01/31 12:59:20 v9f2S/vk
>>425 ハードボイルドタッチの主人公が最後のたった一言で涙ぐんだ冴えない中年の親父に変わってしまう
言葉って面白いな D
>>426 中年乙 D+
>>427 レス番が呼んだか?連投乙
>>428 Nシステムの起動はまだか? E
>>429 お前は何処までカラスが好きなんだ?
カラスって可愛いんだけど餌をあげたら近所のオバサンに叱られるとか、
理不尽だけど我慢しなきゃならない葛藤の象徴だよな…あ、蛇足でした
すいませんホント、すいません
で、この堅くてつっけんどんなのに、どことなくキュートでユーモラスな印象を抱かせる書き方には、
冴えないオッサンが若い女の子にモテるためのヒントが隠されていると思う
授業料として B

また来週!\(^O^)/

433:名前はいらない
10/01/31 14:22:05 xjRlT5Ik
Rock'n Roll and Destroy, though Love and Peace.
まどろみが溶かしていく森羅万象それ夢うつつ
振りかざした拳もビンタされた頬ももう見えない
君を見ている僕が君に見られているのを見る誰ぞそれ僕か君なのか?
迷い惑い進む中で僕の中から現れた手を掴む誰が―――




 __[警]
  (  ) ('A`) 
  (  )Vノ )
   | |  | | 

434:名前はいらない
10/01/31 14:28:56 xjRlT5Ik
補足

数刻前…

  (  ) ジブンヲ・・・・・・
  (  )
  | |

     ◇
 ヽ('A`)ノ トキハナツ!
  (  )
  ノ |

435:名前はいらない
10/01/31 16:01:37 ApisEu68
>>412 オリジナルより好き。
窃盗やっていきがる人より好感持てる。
自虐ながら自分を見つめている。 C

436:名前はいらない
10/01/31 16:32:00 LgHCEiJn
>>432
どうやら真面目に捉えられてしまったようだな
425は
「真夏の夜の淫夢」というホモビからネタがきていて
それに出演した男がみんなにバレた時の心の叫びを表したものだ
「もういいかげんにしろ」
は関連スレによく出てくる名言だ

437:名前はいらない
10/01/31 16:36:49 vcQBBoE9
体は剣で出来ている
血潮は鉄で 心は硝子
幾たびの戦場を越えて不敗
ただの一度も敗走はなく
ただの一度も理解されない
担い手はここに孤り
剣の丘で鉄を鍛つ
ならば我が生涯に意味は不要ず
この体は,、無限の剣で──

438:名前はいらない
10/01/31 16:37:09 LgHCEiJn
ちなみに
「隠された拳銃を放った」
というのは
ホモのヤクザの事務所に隠してあったピストルでヤクザを射殺して終わったという意味で
決してハードボイルドではないぞ

439:名前はいらない
10/01/31 16:37:09 v9f2S/vk
要は借り物って事だな

汁かそんなもん
もういいかげんにしろ

440:名前はいらない
10/01/31 16:38:08 v9f2S/vk
お、リアルタイム
チャット乙

441:退屈ちゃん
10/01/31 18:13:22 v9f2S/vk
コメディータッチで人を射殺してもいいのはドン・アダムズ主演の「それ行けスマート」が基準だ

442:伊藤しげる ◆e31RMyXG8xIR
10/02/01 00:46:28 wp9gHmWW
久々に評価するので至らぬ点も多々あると思いますが、あしからず。

前スレ925 雑草 ◆je5cNlouiI /「人工憂愁」

タイトルにはなかなかセンスを感じる。
けど文章の表現がいささかストレートすぎると思う。
少し理屈っぽいというか。
「人工」と「自然」の対比も緊密的ではなく、ただそれに関連する言葉を並列させた、という印象。
>鼻にかぐわしい木(こ)の香り
からの展開、飛躍もちょっと強引かな。

自分はいったいどのようなことを表現したいのか?
というのをしっかり整理してから(もしくはしながら)
詩作するのもいいかも D+

>>228
1行ごとになにかしらの文字を意図的に抜き取っており、
とても不思議な喪失感を漂わせてるね。
母(あるいは両親?)を失った悲しみを、原始的な視点から描かれているように感じられて、
非常に深みがあり、読み手の想像を膨らませる。
「ゼロに帰る」陳腐かもしれないが、そんな印象を受けた。
とても斬新な切り口の作品だと思う。
B

>>437
まんまコピペじゃ~ん!><

443:伊藤しげる ◆e31RMyXG8xIR
10/02/01 00:47:35 wp9gHmWW
よーく見たら>369は再評価希望じゃないね、うん

未評価一覧(>>370

>243 >244 >257 >258 >273
>274 >281 >283 >284 >295

>298 >301 >322 >324 >325
>326 >327 >328 >330 >333

>346 >348 >349 >350 >368
>369 >374 >384-385 >386 >387

>388 >389 >390 >391>392
>393

見落としあったらごめんよ

444:名前はいらない
10/02/01 02:12:47 gWMHWsu9
戦え
皆、戦え
皆、神のために戦え
神は助けを乞う者を助けたりしない
慈悲を乞う者を救ったりしない
それは祈りではなく、神に陳情しているだけだ
死ねばよい

戦え
皆、戦え
戦いとは祈りそのものだ
あきれかえる程の祈りの果てに神は降りてくる
神の王国(イエルサレム)は、降りてくる!

百人のために一人が死ね
千人のために十人死ね
万人のために百人死ね
ならば億土の神の世界(クリスタニア)のために、この私の小さな世界が燃えて墜ちても
その果てに神は降りてくる
それは私の祈りの果ての神の王国(イエルサレム)だ

皆で祈れ(たたかえ)
裂けて砕けて割れて散る、祈りと祈りと祈りの果てに
みじめな私の元に
あわれな私達の元に 
馬の群れのように神は降りてくる!
天上から!!

445:熱量零 ◆xlgRMYva6s
10/02/01 03:41:58 br6Y2CsM
>>243

D-
至極感覚的な詩

アタシ=春生まれ
アナタ、オトコ=秋生まれ

つまり男と女の本質や本能の違いを表現したい訳?
けれど人間は人に学ばなければ人たりえないし、動物としての本能(能力)は他の動物に比べ脆弱な生き物だよ
間スカスカ都合良すぎ

「永遠」この言葉の扱いにしたって酷いね
永遠に熱とか灰とか貪るとかくっつければ中身無くても勝手に官能的に仕上がるとでも?

一語一文をおろそかに扱って詩作ってさ
素材を無視した料理と同じで美味い訳がない

体裁だけ整えても味がまずけりゃどうにもならない

先ずは絵本の文を解体して一語一語、何故この言葉なのか他の表現ではダメなのか?プロが特定の読者(子供)相手に選び抜いた言葉で伝えたいメッセージは何か?からお勉強してみては?

>>244 【即興】

D+
タイトルは即興でつくりましたって事?
内容と合わないんですが?

表現にはそれなりのセンスを感じます

んー火の輪潜りよりロープから落下する人間に、人は最も反応しますが…これはサーカスに例えてはあるが別の意味ってか、まるで悪夢?
整合性がとれてないのも悪夢だからで片付けられそうだし、こんな光景悪夢以外のなにものでもないよね

まぁ読み手というか受け手により解釈は別れそうです
血もね、鮮血は酸化していないから綺麗じゃないか…とも思うけど、そこに飛散した脳みそなりの混じった映像を思い浮かべたら、あながちありな表現かもとか思うんですよ

ラストも悪くはないけど推考が足りないからか?腑に落ちない部分がチラホラとね
後、ロープってまんまロープなの?
暗喩でもなしに?
(全然暗喩の形ちゃうけど)
色んな意味で惜しい作品

446:名前はいらない
10/02/01 04:51:32 NKStMGlL
・(水中都市の暴動


母は水中都市を気に入っていた
中心街から少し離れた場所にあるレンガ造りのそこを愛した
母が愛したその場所を私は嫌いだった

白く透き通った水をごわごわと濁らせて
水中都市にぼぉぼぉと赤い火がついた
それはまるで聖なる象徴のよう
幻想的な無数の火は地上を求めて上り上った
水中から地上へ
まだ見ぬそれに愛をこめて

母が愛した水中都市が崩れ散る
母が愛した家が燃える
それらを愛した母を私は好きだった

447:名前はいらない
10/02/01 08:16:22 OBBTX4d7
評価お願いします。

〈愛の行き場〉


さ迷い続けた君に

砂漠は広くないと言う男


いつまでたっても変わらない個人

あなたのためにだけ
僕の愛を捧げたい


行き場の無い希望などは僕に託せよ

罪の果実は美味しいかい?諸君


見せなよ 貴女を

心まで
はだけさせてよ

君に捧げるこの愛のために


美味しいかい?罪の果実

夕日が落ちれば消えて無くなるものも有るというのに


あれ等は悪夢であれば良かったのか



評価よろしくお願い致します(´Д`)


448:まるちーちゃん
10/02/01 08:18:56 2+yhq7Yc
>>257
等身大の己は可愛らしくもあるが、そんな事をほめられて嬉しいかタワケが!
「醜い僕を待てますか?」
「こんなぼくでもいいですか?」
これは醜い謙虚さだ
断る者に罪悪感を植え付ける謙虚さだ
俺が光なら絶対NOと言うだろう
そうすると君は泣くのかも知れない
そして、「僕がこんなにも哀しんで居るのにこの人は受け入れてくれない、何て酷い人だ」
と、逆恨み、僕に暴力を振るうのかも知れない
これが犯罪のメカニズムだ!\(^O^)/
そんな事は許さない
自分の光を誇れ、そして叩かれろ D-
>>258
甘ったるい事語ってんじゃねえ ボケ E-


449:雑草 ◆je5cNlouiI
10/02/01 08:51:25 KebNUGl2
>>442
伊藤しげるさん、どうも評価ありがとうございました。タイトルは、ボードレール「人工楽園」を参考にしました。
感覚を磨きたいです。

450:名前はいらない
10/02/01 13:41:42 YND179w2
やっぱり

451:田中さん
10/02/01 13:41:56 2+yhq7Yc
>>257
おそらくは、いつかは自分の内面に灯したい…希望のような…もの?
そのような「光」についての言葉でしょうねぇ
アタシは、あなたのような優しい子は、好きですよ
D

452:名前はいらない
10/02/01 14:18:25 m7340M+A
>>432
しげる様、ありがとうございます。
自分としては、「決別」を密かなテーマとして書いたつもりです。
いまいち伝わらなかった部分もあったようで。精進します。

453:しぐれ(携帯規制ショック)
10/02/01 17:05:02 p0Tv14p/
>>273
針を突き出されたと言う状況が、具体的にどういう状況なのか
誰かが針を持っているのか、固定された無数の針の先端がカーブを描いているのか
「針を突き出された」と言う事自体が喩えなので、どのイメージにも当てはまらないのかもしれないし、
意図して、又は始めから無用の物としてその説明を省いたのかもしれないが
我が儘な読者として、そう言う精細を明かして欲しく思った
と、言うのも
「進んでみたこの箱~待っている…」の飛躍や、「~しないように」せかす、等の表現に、
仮想現実への入り口を垣間見はしたが、どうにも肝心の本編が見えてこない
結局は最後まで製作者の思考を探るにとどまってしまった
何か壮大な物語のさわり、予告編だけを読んだ様な気持ちになって、この文章単体での素晴らしさを認識出来なかった D

454:佐藤 五郎
10/02/01 17:51:02 PwyBAjFN
>>274
飾らず綴られた普遍的な空虚
多くを語らずとも確かに伝わる時の流れ
空虚を語るのに突拍子も無いアイディアは要らない
しかしここで湧き上がった感情は
何処へと昇華されるのだろうか
あなたが言うようにこの世界が
奪い合い無へと消え去る物なのなら
あなたがそれを明かすのなら
あなたがそれをむなしいと語るのなら
せめてあなたは私の為に光への道を探す者であらんことを
私は、願う(佐藤) C

455:佐藤 五郎
10/02/01 18:22:52 PwyBAjFN
>>281
肉感的な衝動が実際の肉体を突き抜けている
小道具を拾う事も忘れのたうつさまはまさに爆発寸前だ
何かスター性の様な物を醸し出して見えるので評価する事は難しいが
左手でビーチクを弄りながら読んでいるのでビーチクの B
(実際には違う物を弄っているのだが、P評価は無いので脚色)

456:デラシネ ◆HDMUcC9vFA
10/02/01 19:08:47 obF4nE4X
>>455 佐藤五郎さん
評価ありがとう。

457:名前はいらない
10/02/01 20:40:42 3DtYH/wv
スレリンク(newsplus板)
】【社会】 歩道の男女3人をはね飛ばして死亡なせた車、盗難車と判明。逃走の男女4人の中にブラジル人か…名古屋

これでもあなたは害人参政権を受け入れますか?
民主党は日本人をめちゃくちゃにします。

458:名前はいらない
10/02/01 20:41:30 3DtYH/wv
スレリンク(newsplus板)
】【社会】 歩道の男女3人をはね飛ばして死亡なせた車、盗難車と判明。逃走の男女4人の中にブラジル人か…名古屋

これでもあなたは害人参政権を受け入れますか?
民主党は日本人をめちゃくちゃにします。

459:名前はいらない
10/02/01 22:22:47 +zSLuJ0B
評価お願いします

「愛なんて信じない」

朝起きてすぐにTVつけて 目に入ったのは
デートスポットの特集
幸せそうなカップルと 大きなぬいぐるみ
少しは名の知れた遊園地

最近会わなくなった 友からのメール
<俺、あの遊園地行ってきたよ!>
かつてのアイツには無かった 高揚感は
恋人でもできたせいだろう

それにしても遠い世界に 行ってしまったようだ
俺の事など 忘れ去って
デートに夢中か!

愛なんて信じない
俺から友も 居場所も
全て奪う存在!!
絶え間無い孤独に
身をまかせて 今日も
何もできず眠りにつく

460:名前はいらない
10/02/02 00:08:52 /j6b40H8
ふるい写真に笑いかけ
かったるい夜をすごす
感動なワイン
謝るほどの雨
だから忘れてくれないか波音を
よるの雨

461:名前はいらない
10/02/02 01:32:40 T8YDO/vl
お願いします。

 「ニッポン」

奥歯にすりつぶされる運命の枝豆一粒を
ふと、目の高さに掲げて見つめ
ああ、これは俺の分身かと
少々感傷的な気分に浸りながら

無造作に口の中に放り込み
ネチャリネチャリ、心持ちゆっくりと咀嚼する
ならば、ぼくを噛み潰しているのは何者だ
親か社会か、それとも未来か?

枝豆のカスが歯垢として残らぬよう、
注意深く咽喉の奥へと、ビールで流しこむ。
げふ、枝豆、アセトアルデヒドを分解する働きがあるらしいけど、
あたしは?

依存症のモンスター
繁殖する藻屑
スタンダード・デヴィエイションの異常数値
限界集落の墓標

居酒屋の無数のつぶやきはあぶくとなり、
電柱の影に滲みでる。
それもまた、スズメのいない早朝の、清掃車のさえずりに、
音もなく、パチン、パチンと、はじけて消えるのだった。

アンコールワットの鐘の声は
かまびすしく響きわたり、
アフガニスタンの仏像が
恥辱にまみれて崩れ落ちた。

北の郷では、静かな雪の重みに耐えきれず、また一軒
南の島では、涼やかな潮風が剥き出しの鉄筋コンクリートを浸食する
深緑の樹海に沈む富士
拳をなくした鉄人28号に巣食うニッポニア・ニッポン

462:名前はいらない
10/02/02 04:37:55 HMa5tegP

 それはそれは始まります 齢零で固まる運命
 とりあえず「ごめんなさい」 誰のお陰で飯が食えているか聞かれたら
 間違っている事にするんだ身を守るために 必ずしも!
 遅くまで起きていたら「早く寝ろパンチ!」
 早く寝たら「お前は俺より早く寝るのかキック!」
 遅くまで耐えたら「この前も同じ事を言ったぞブラスター!」
 早くに耐える事をやめたら「根性無しイグニッション!」
 一貫性がないという一貫性
 一過性の怒りという一過性
 どうしたらいいの どうすればよかったの
 俺ははけ口だから教えられない
 そのままそれは 正義が分からない事に連絡する
 正はどれで誤はどれ どれが肯でどれが否
 
 だが言われる一つの事実 そんな疑わしい人間は正じゃない
 見失った少年少女よ 与えられなかった男性女性よ
 そこに真実はない 胸の内にだけそれは宿る
 
 見つけてみせる 大事な事なら 必ずしも!

463:ちー
10/02/02 12:22:13 WxakSTRM
>>462
同時に寝ると言う選択肢を外して相手に一貫性が無いと言う主張は中々技があるな
察するに夫婦間の事の様に見えるがそんなもん正とか誤で測れない所に在るだろう
それを少年少女へ向けての「真実」に対するメッセージに繋げるなんて
将来日本の離婚率を上昇させるための工作か? D

464:名前はいらない
10/02/02 13:41:42 Dpbbn1aj
深く、濃く、明るいブルーの海を見るために、
深く、濃く、明るいブルーの自転車で
潮くさい、ガタガタ道の海岸線をゆきました。

深く、濃く、明るいブルーの湖を見るために、
深く、濃く、明るいブルーの自転車で、
湖を見下ろす、いが栗あたまの山に登りました。

深く、濃く、明るいブルーの自転車で
ふつうの人が電車で行くような遠くの町までゆきました。

今日は雲のいたずらで
深く、濃く、明るいブルーの景色はどこにもないけれど、
きょうも
深く、濃く、明るいブルーの自転車と一緒です。



465:しぐれ(読者代表)
10/02/02 16:31:43 RcpdDiiR
>>461
これから自分で食う枝豆に自分を重ねて感傷に浸る
これは何と言うかマゾでありサドであり複雑な官能
枝豆と比べて自分の存在を問うた後、突如として語られる大袈裟で抽象的な言葉たちが、
居酒屋の無数の呟きに昇華され(繋がってないのかも知れないが)
早朝に音も無くパチンと消える…すごいなあ
一つだけ、アンコールワットの鐘、アフガニスタンの仏像をこの詩にぶち込むのは
少々プログレッシブ過ぎるような気がした
拳をなくした鉄人28号に巣食うトキも、難しすぎるけど、
悩んでみようという気にさせてくれる詩だと思う B

466:名前はいらない
10/02/02 18:54:28 iwLxELV+
ときどきでいいので
作詞セン五のことも思い出してあげてください…

467:チキソ×2
10/02/03 01:13:14 Tx8sdgws
>>451
田中さんありがとうございます。
そういってもらえると嬉しいです。

468:名前はいらない
10/02/03 02:50:33 EadxaJ9L
おねがいします

ノイズの雪の花
揺れては 囁いて落ちる
時間のない 記憶の
交差点でそれを見つけた

虚しいだけ

暗い暗い遠い遠い
届かないとわかってるから
もう僕の手 離していいよ

背を向けた これが最後
言い訳以上 悔しさ未満

映画の中の 2人は傷を舐めあった
崩れないように 壊さないように
震える声 やせ我慢の優しさも
忘れられるように 忘れないでいて

469:名前はいらない
10/02/03 04:06:57 Dqlxq/6D
強そうに生きてゆくよりも
本当に強くなるために

屋上の隅っこで傷ついたその羽を
震わせて見上げてる
冷たい夜空を

イカサマのスリルに溺れて
強烈なナイフにぶつかる
現実は何なのか
真実はどこなのか
悩むほど遠ざかる
蒼い星

天使のような悪魔の笑顔
この街に溢れているよ

くじけそうでも
迷いそうでも
見つけだす必ず
本当の心を

470:ゼロタロウ ◆PKKEvURXbjYu
10/02/03 05:54:40 sv2ia3Sr BE:752088097-2BP(168)
なむさーん 今日はおまめ祭 今日は〆切り なむさーん!

>>258
なかなか印象的な情景です。無意識下から出てきた言葉のようですね。
このイメージのちぐはぐさを評価するか否か、人によって分かれそう
僕は嫌いじゃないですが 少し戸惑います
万人を納得させるような書き方が要るかも知れません
たとえば「夏の日」などと直接的に書かず、ほのめかすだけにするとか。 D+

>>283
なんか歌詞みたいです 構成が
人称視点は整理しなおした方がいいかも
好みの問題でしょうが、詩として読めば
ニ字熟語は使わない方がいいと思います。 D

>>295
オチは面白いですね
でも壁のキャラクターをもっと出せばよかったと思います  方法はたぶん二通りあります。
ひとつは、完全に「壁」を喋らせて感情も書いて生物として扱うこと。
もうひとつは、この男の独り言として空虚感というか病的雰囲気を徹底すること。
ネタとしてどちらかに徹底した方がいい。結局そうなると描写の巧拙の問題になりますかね? D

>>301
評価なし、感想です。
ああー。一目で分かる、漢字の使いすぎですな。
使いすぎは詩想の硬質化をもたらすので…おススメしない。


471:しぐれ(読者代表)
10/02/03 09:15:27 2hzGxjUp

歌詞のセン五って
ヤタロクとか言う人が
スレ主に叱られる
とこですよね

~まるちーちゃん
>>284
どれだけの道を歩いてそれらの答えに辿り着いたのかはわからないが
文章だけを読めば無意味で有る事の証明だけを探して歩いている様に見えるな
芸術として昇華させる為には全ての意味を打ち砕くべきでは無いか D
>>298
何の事かはさっぱり分からないが気分は間違い無く上昇した
でもAとか付けると怒られそうなので無難に D
>>301
良いとか悪いとかより、好きです でも無難に D
>>322
リズムと語感のセンスはかなりの物だと思う
ただ、この印象的な一行一行は、もっとスムーズな流れを期待させてしまうんだよな
言葉は難しくとも、物語は子供に読み聞かせても分かる様に書いた位で
バランスが取れる気がした 俺はね D+
>>324
もうあんたは何を書こうがあんただろ 控えめに(A)
>>325
ロマンチックだが二酸化炭素として届く恋文は微妙だな D
>>326
解説不要これは巧いとしか言えない A
>>327
淀みなく美しい。これにどうせい、こうせい言うのも野暮だろ 怒られても A
>>328
このボケには安心して E ありがとう
>>330
まあ、何回も投稿するだけのクオリティーはあるわな E

472:マルチ
10/02/03 09:24:47 2hzGxjUp
>>470
258の評価どうもです!

473:名前はいらない
10/02/03 09:57:30 sU3MuwBH
>>465 しぐれさん
評価いただき、ありがとうございます。大変嬉しいです。
中国に駐在し、この国の勢いを目の当たりにするにつけ、
日本が老衰していっているように感じられて、仕方ありません。
日本のサブカル文化隆盛が亡国の音とは思いませんが、
国家が、それを海外に宣伝し、商業化するのは、亡国の政策です。
団塊世代から、ハングリー精神の欠如を指摘されるわれわれは、
生れ落ちたとき、すでに飽食状態で、向かうべき方向すらわかりません。
どうしようもないもどかしさを抱えて、苦悩するわりに、
思考(や言葉)から先のアクションが起こせません。
しかし、老衰していく若き日本人が、最後に感じるのは、
深くDNAに刻まれた「無常観」ではないでしょうか?
悲しくも、老衰し消滅に向かう自らの国や文化に対して、
静かに美意識を感じるしかないのです。
ネットニュースで見た、限界集落の写真がこの詩の取っ掛かりとなりました。
 ご指摘の通り、アンコールワットとアフガニスタンのところは、
連と連のつながりが悪いと思います。 修正します。
しかし、若き日本人って自分を日本人代表にしていいのかしら。。。
すみません。評価いただけたのが、嬉しくて、駄文を書き連ねてしまいました。


474:しぐれ
10/02/03 14:19:21 EB/j2ibG

アタシにはプライドがあるから
オジサンのカラダ
五千円で買うわ

~まるちーちゃん
>>333
なんだこれは…deep loveか!?
貴様の選んだ稼業だろうが、やるなら胸を張れ嫌ならやめろと、
相手が三十代のオッサンだったら胸ぐらを掴んで怒鳴りつける所だが
相手は恐らく17歳の女の子…慎重にいかねばなるまい、の結果
詩中の人物を遊園地に誘うも手を繋ぐだけで二千円とられた僕が想像された
しかし、こう言うのに私もなの私もなのじゃあ私もと市場が形成されるのには
正直虫唾が走るな D+
>>346
目を瞑って真理の道を行く哲人…偏屈おじさんだ、わーいと
新聞紙の剣を持った子供の軍団に周囲を取り囲まれ、
近所の空き地で繰り広げられる宴席で酒を勧められるも
右掌を軽く開いてそれを断り、腰にぶら下げたひょうたんのどぶろくを
くいっと流し込むと吉 D+
>>348
ラストで戻りたいと言われてるあのころが、駄目駄目駄目で語られているのが面白いな
と、いうより駄目駄目駄目しか語られていないなwww
しかし、何だろうこの宴会余興の様な爽快さは。成る程、大人になるとはこう言う事か
随所で小技が効いているので C
>>349
これは難しいな…クールで言い回しも洒落ているんだけど、
これに感想を書けと言われると正直悩んでしまう
で、止まる事二十分、これはこれでいいんじゃないかと言う結論に達した
タイトルから何からポケットから放り投げた様なこの感覚
素晴らしい!と、俺にほめられても何も出ないが B
>>350
強敵です…故にパス


475:名前はいらない
10/02/03 20:45:19 5VnJ8eJQ
僕のものすごくミクロで誰の目にも写らないアレを
リボルバーにたとえて6発だけ撃つ僕の友達の自殺した
高校のキャッチャーが最後によこした絵はがきを塗り潰すように
書き殴られたポエトリーが雪の代わりに降りしきる憂鬱な2月の
立方体を斜めに切って出てくる生命を中華後の汚れた皿みたいな
路上に放つ左脳をジューサーにかけてペースト状になればいい
それを寝ている君の顔に塗りたくる僕の爪は日に2mmだけ伸びる
時間を鷲掴んで紙袋に押し込み持って行く醜形恐怖のシャム猫女に
貝殻を割って貝殻に詰めた残りの砂浜を手渡すドロのような模様
失った人への気遣い心ない人の浅い毒舌見栄えの悪い廃屋横殴りの風
個性という名で保たれる稚拙さは他人の目から見てとても不愉快

476:荒らし評価人
10/02/03 23:14:56 YTUr3Mg2
>>368
ロッカーだ!乾いたコットンて何だ何の意味だと思わせたり
猿真似、無茶苦茶などとやけくそな単語を並べながら
グイグイと引っ張って行く頼もしい兄貴
確かに禿げすらも神々しい C 
>>369
これは>>362とだけ書いて終わりにするのをやめて、
緑の林檎?銀紙の味?嘘付けボケ!とやろうと思ったが
読んでてポーッとなりまして、
特に「揺れる三日月真夏の夜に~君の心にキスをする」の辺りでは
胸がどきどきしてしまいまして、すっかり敬語になりました B
>>374
取り敢えずオチだけだなwww
思い付いてから完成するまでの過程がなんとなく想像出来て微笑ましくもある
怒るかもしれんけどwwww D
>>384-385
力作。「象は何もできない」から始まるショッキングで断定的な象の紹介に
驚いた僕は原稿用紙に縦書きに写して見たが、やはり難しい
特に朝が訪れてからの話には本当に悩んだ
加えていきなりの「夜はどっかいきました」で
何かの罠に掛けられたのかと思った
そのものを見てもらえぬ葛藤が描かれながら
描かれたそのものの描写をみると複雑
その先もある様な気がして一筋縄ではいかない詩 B 
>>386
う~ん、孤独だなあ。始めこそ自分に重ねて読んだりもしたが
「服を脱いで 境界をさまよって」
ここからは完全に常人の感性を超えて行く
聴覚が息を吐く…気の流れに溶け込む様な感覚を覚えた
嗅覚を用いた意識の変化の表現、そしてその前振り(やらしい言い方だが)
これは素晴らしい官能だが「炭をはむ金魚」は僕には少々ハイブロー過ぎたので
クロスカウンターの D
>>387
パラレルな時間軸はあまりに唐突に感じたが先制パンチとしてか?
うーん、全体的に言い回しの複雑さが読者を置き去りにする為に使われて居る様に見える
言い回しを複雑にこねくるよりストーリーを感じさせる言葉選びを
意識した方がいい様な気が… D

477:名前はいらない
10/02/03 23:19:21 WAmtNk+d
うんこぶりぶり
うんこ

うんこがうんこ
ぶりぶり

ぶりぶりうんこ
うんこ

うんこうんこ

ぶりうんこ

478:チキソ×2
10/02/03 23:33:59 Tx8sdgws
>>448
すいません。見落としてました。
まるちーちゃんさん評価ありがとうございました。

479:まるち
10/02/04 00:51:11 isBhRRsh
いえ、とても生意気を言いました

480:しぐれ
10/02/04 17:38:48 K1AP8hNh
>>388
かわいい詩。冒険は少ないがそのぶん綺麗に纏まっている
子供向けとしては完璧で、童話にありがちな裏がありそうな雰囲気も好き C
>>389
とんでもない捻くれ者だと思う
奇抜な表現があまりに突飛に繋がれ過ぎていると思うが
捻くれ者だから、いいのか D
>>390
景色が浮かぶ。が、やはり一筋縄では行かない
はじめは、自分の影と「二人きり」だったのだが
長く伸びる影を持つ「君」が現れる
何度も読んで、やはり「影」と「自分」二人の物語と確信したのだが
いやらしくも作者の狙いを知りたいと思ってしまった 綺麗 C
>>391
確かに…知人の死体は人形に見えるし(本当に親しい人ならそのままその人に見えて悲しむが)
知らない誰かの死体なら恐怖や気持ち悪さが先に立つな
この猫の場合は君に悲しみをくれたのだろうか
しかし、それを素通りしただけの物語は味気ない。現実的ではあるが… D-
>>392
フェチズム。だめ。お前はホント駄目。悪くはないが E
>>393
パーテーションで区切られた部長室から書き込んでいるのかも知れないが
芸術的なまでに昇華された優しきニート魂の読感は悪くない
自分で飲むための焼酎を持って帰るだけの人に「がんばれ」と思ってしまう
この感情は何なのだろう…でも、ダメだろ D
>>444
これは、怒りだろうか、何かのたとえだろうか
このまま福音とするには神の奇跡が足りないし、誰に向けられているのかも分からない
神話に寄り掛かった文と言うか、蛇足に過ぎないのではないか D-
>>446
これは複雑だな…書かれたテーマが理屈じゃ測れない
しかし、物語は壮大であるが、詩単体で読者を感情移入させるためには
更にこれを読んで練り込む必要があるように感じたなあ
これを元に映画を作ることが出来たら凄い物になりそう。上手く言えないけど D
>>447
わからん。なんかかわいいけど E-


481:しぐれ
10/02/04 17:41:17 K1AP8hNh
>>459
非リア充の嘆き。まだ傷の浅い嘆きが書かれているので、キモさは無く、清涼感を持って読ませてくれる
世間話の様に語られるそれは言うならば真実完成はされている しかし D
>>460
かったるいの言葉がそのままかったるい
全てを支配している。古い写真を、ワインを、雨を
だから忘れてくれないか
でも、なんかかっこいいとは、思う D
>>464
気分のような物を表したその色はとても素晴らしい色だと思う
その色を携えて同じ色を見つけに行く旅は
自転車にばかり乗っているにもかかわらず確かな日常を感じさせてくれ、
読む者に(少なくとも俺には)力をあたえてくれる詩です C
>>468
我が儘ないち読者の感想文としてかなり乱暴に書かせて貰うがノイズの雪の花は余りに唐突で空想するのに難しく
読者の脳にかなりの負担をかけてしまうわりに、それほど重要で無い様に流されてしまう
これは良くない。僕の精神衛生上良くない
「雪の花のノイズ」ではいけなかったのか、それとは違うものだったのか
僕は始め「ノイズ」というメーカーの新しいお菓子という発想が浮かんでしまい
それが拭い去れなくなってしばらく苦しんだ
かなり乱暴ではあるがこう言うクレームを付ける消費者もいるんだと言う事を念頭に置いて
今後の製品作りに役立てて欲しい D
>>469
年を重ねて渋みを醸し出してきたスーパーアイドルが更なるもう一発を狙うのに最適な詩と見えるな
こいつでもう一旗揚げたらオートレーサーへの転身も吉 D
>>475
これは>>459とは対照的にキモさ大爆発である
何となくの不安や不満を
バケツに詰め込まれた内臓をぶちまける様に書かれたこの文は嫌いでは無い
無茶苦茶の中で唐突に正義を主張してくる後半も悪くない
ただ、あまりに感覚的過ぎるし、ほかの詩と比べると高評価は出来ない D-
>>477
自己紹介乙 E

 

482:しぐれ
10/02/04 17:51:39 K1AP8hNh

未評価一覧(>>443

>350

483:まるちーちゃん
10/02/04 20:43:24 TdnGK5E6
>>350
この詩を読み解くに、まず「砂」が何なのか解き明かす必要があると感じた
それは煩わしくも力のある物であり、生き抜くことに纏わりついている
そして、繋がらぬ「星座」
分かるのはそれが繋げたい物だと言う事
そしてその為になら、砂を流す存在である波、その音すらもかき消して
砂を流してしまいたいと言う事(砂が星座を繋ぐ事を妨害している、または繋ぐことに引き換える事が出来る)
その砂にまみれた「生き抜く事」を共に流す事さえ厭わないと言う覚悟
(サバイバルの表現は「生」に直結していないのかも知れないな)
それでも星座は繋がらなかったのか、繋がらぬ事を察したのか
星座を繋ぐ代わりに砂に点と線を刻み、波に流す…(ここまですべてたぶん)
感覚的に伝わって来る物は感じるが、この詩の醸し出す世界を理解したと語るのは余りに迂闊と感じる
いや、俺はいつも迂闊だけど、この詩の場合は何故か特に…
よってこれを良い、悪いと言ってしまうのは同様に迂闊なので中間ちょい上の C

484:まるちーちゃん
10/02/04 20:45:12 TdnGK5E6

未評価一覧(>>482

再評価希望、評価人叩きはお早めに

485:ゼロタロウ ◆PKKEvURXbjYu
10/02/05 00:51:02 77ZC3lrl BE:119379252-2BP(168)
おりょ?
全部一人で評価したのか。。

486:460
10/02/05 01:39:38 rHbYSwSU
>>481
評価ありがとうございます

487:まるちーちゃん
10/02/05 01:41:41 4qHuOWtm

未評価

>>433-434

(何か忘れている様な気がしたら、やはり伊藤師匠がこの名作を抜かしていた)

488:名前はいらない
10/02/05 06:40:06 y0Rc6oAb
道を兵士達が並んで歩いて行く
遠くの敵と戦をするために
狂ってしまった時間の中で
死ぬためだけに歩き続ける

誰が知っているようか 奴等の腹の底
何もみえないほど真っ暗なのに
風の吹く野原に立って
死体の数を数えている

広場で兵士達が輪になって踊っている
だけどそんな暇はない
逃げ延びるために
命を長引かせるために

世界の果ての時計台から
去ってしまった影が
赤い野原に散って行くのを
腕を腕を腕を組んで笑っている

道を兵士達が並んで歩いて行く
遠くの敵と戦をするために
狂ってしまった時間の中で
死ぬためだけに歩き続ける
歩き続ける
歩き続ける
歩き続ける

489:名前はいらない
10/02/05 07:16:25 LP4jIWGM
ヘイヘイヘ ヨーヨー♪ キンキンキン カーンカーン♪
校舎の影に隠れて抱きしめてー♪

とってんしゃん♪はしりだしたらシュワリワリー☆

ぷばぷかぷじぷじぷい☆

ジジの股間を蹴り飛ばせー☆たまふくろの毛を毟れー☆

ケロケロリー お手手がちぃさいケロケロリィー

フワフワリ~プリンからめる ふわふわり~☆

490:名前はいらない
10/02/05 18:05:53 eV/qQ0lN
風呂に入ろうと思ったが、寒すぎて体が思い通りに動かない。
意を決して一歩踏み出したものの、途方もない時間に段々と飲み込まれていく。
その様子に萎縮してしまった俺は震える体を抱きしめて、のそのそと亀のように移動する。
遙か彼方から聞こえてくるシャワーの音は、まるで赤子の泣き声のようで、一緒に泣いてしまいたい気分だ。
それでも俺は風呂に向かう。
この距離を実感しなきゃいけない。

どんな些細な弊害も今の俺には泥のように重たい。
薄汚れた服が自分の象徴に見えた。
自由の女神にリバティはない。
少しも感じられない。
不感症のような感性がベッドで蠢いて、まるで巨大な虫のようだった。
その巨大な虫は女を彷彿させる。
虫が苦手な俺の女はきっと今日も違う男と寝ているんだろう。
お前と対峙することで俺は敗北感を感じ、トイレに汚物を撒き散らすことしか出来なかった。
糞みたいな俺を拭う紙はない。

風呂で全てを洗い流したい。
生きている証。伸びきった爪を噛む。
靴下に開いた穴から飛び出した小指が、俺のだらしなさを強調する。
たるみきった自分の顔を見て、大人という化け物に喰われちまった気がした。
そして子供という化け物に荒らされた部屋を見渡し、どちらに怯えるべきか考える。
一歩ずつ踏み出す。
子供も大人も曖昧なボーダーラインの上をさ迷っているだけなんだ。

いざ生きるという意識をしてみると、呼吸にさえ違和感を感じる。
目まぐるしい毎日を見て、社会人になることが絶望に感じた。
ゴミのように増えていく自殺者を見て、ただ頷くことしか出来なかった。
世界地図の上にに立たされて、俺はただ風呂を目指し歩かされる。

孤独のような寒さに俺は小刻み震えた。
その様はまるで時計のようだ。
蛇口を捻る余裕もなく、地に足をつく力もない。
ただただ布団の中で俺は、小刻みに震えるだけだった。

491:野菜生活 ◆jWU.FEbXOc
10/02/05 23:31:42 e1kXM32o
カラオケボックス


加藤ミリヤを歌っている君を見ると
首を絞めたくなる
別に君が嫌いな訳じゃないんだ
時代が悪いんだよ

僕はもがいていた
スピーカーがこの部屋の酸素を薄くするから
息苦しくて死にそうになる
けれども、それよりもきっと
はやく曲を入れなくちゃいけない
僕が死ぬよりも大事なことがあると知っていた

「知らない曲歌っても大丈夫?」と僕は聞いた
「うん、皆にその曲のよさ伝えてよ」と君は笑って答えた

生暖かいマイクが僕に届く
気持ちの悪い暖かさだ
ぶっ壊してしまいたい
だけどそれを口元に寄せると
タバコの優しい香りがした



ハローベイビー、教えてやる



お前らに伝えたいことなんて全くねえ、
だから理解しようとするな。考えるな。
世界は平和にはならない、
なにも核だけが人を殺せるわけじゃない。
そんなの当たり前のことだって、
お前らそう思うから伝えたいことは全くねえんだ。



スピーカーが酸素を吐き出し始めた
君は窒息死して植物になり
僕はその植物の写真を撮ったりしてブログに載せた
その植物の種はどんな病気でも治せる幻の植物だと
驚いた様子で中国の天才薬剤師が僕のブログにコメントをした
そうしたことからニュースにも取り上げられ
世界各国の病に苦しむ人々がそれを待ち望んだ
そしてその植物は順調に育ち
その種は世界に広まり
この世界に病気というものが無くなった
そんな五分間の平和が訪れたことは
この部屋の中の僕だけの出来事

492:名前はいらない
10/02/05 23:40:23 J4r2iqC8
悲しんでる暇なんてないぜ
あんたがまただれかに追いかけられてる
そんな様を見て
別の誰かがまた泣くんだ

地下列車が空を飛んだら
きっと夢の国へ行けるだろう
それぞれが押し潰されそうになった夜の光に
それこそ馬鹿のようにたかっている
気づいたら 見栄ばかりだった

見栄ばかりの夜が過ぎて
ねぇ、大人が俺の身体を支配しようとしている
死んじまえって
すれ違う人間みんなに呟いたけれど
なにもかもが伝わらなくて
悲しくて泣いた奴がいた


地下列車が地下を走る
その中に詰め込まれた世界人たちが
いつも悪態をついている
答えを探していたんだ
一生懸命探したら必ず見つかるなら
きっとあきらめる人間なんていないから
車内温度が溜め息で上昇していく

喜んでる暇なんてないぜ
きっと5分後にはもうその笑顔は曇ってんだ
それでもきっと喜ぶことを辞めれない
人間の優れた機能だと俺は思うんだ


夢の国に行きたいよ
って泣いてる奴がいる
100時間後だって苦しいのに
幸せを求め続ければなんて
ほんとうにくだらない話だろう

列車内のむせ返るような空気に喘ぎ続ける
それでいいのかいって問われたとしても
そんなものはきっとしょうがないのだって
俺は俺に言い聞かせるんだ

見栄ばかりの夜が過ぎて
ねぇ、何も残っちゃいないんだ
くだらない人生の旅路にいろんなものを置いてきた
それでも地下列車は走るだろう
その中に詰め込まれた世界人たちが
また溜め息を増やしていく
世界人の独りの俺
俺の中ではまだ
人生をつまる物にしたいんだよ


悲しんでる暇も喜んでる暇もないほど忙しいわけがない
それなのにそんな風に錯覚している
きっとそうじゃなきゃ生きてけないんだ
悲しみにも喜びにも怒りにも溺れないように
生きている

493:名前はいらない
10/02/06 01:46:02 JOXc0H2m
「ちょこれいと」

貴女の心はちょこれいと
ちょっぴり甘くて とってもビター
そんな貴女のちょこれいと
溶かしてみたいナ
僕の熱い心でサ

494:ゼロタロウ ◆PKKEvURXbjYu
10/02/06 02:24:38 UBExvSKW BE:501392276-2BP(168)
>>488
このアホンダラー パクリじゃねえか
僕は鳥肌実のバージョンが好きです。
URLリンク(www.youtube.com)

495:悪夢
10/02/06 05:51:14 Q25oldC9
目覚ましの音で目が覚めて
顔を洗って電車乗る

青い空眺めて
気が付いたら目的地

やること終わって家帰り
顔を洗って床に就く

隣に眠る君がいて
いびきで寝れない私いる

これは誰の日常なのか??
今日の夢はそんな夢

496:シャンティフレーズ ◆hm8TwuXdsQ
10/02/07 01:30:27 0Sk0w5FA


晴れ



悲しいけもののなきごえが
きょうもあおぞらをふるわす

ぼくの雲は
といえば

うすい色したけむりみたいに
東の空でたなびいてる



こんな
天気のいい日の
昼休みのビルの屋上は
透明なさよならで
いっぱいだ




497:名前はいらない
10/02/07 04:45:57 z9ingPnK
おれは蛇だ。
ねちねちと、相手に絡みつき、相手を締めてゆく。
相手も蛇だ。
身をくねらせて、俺に絡み付いてきては、俺の、手や足を、嫌な方向に曲げようとする。
なかなか、楽しい遊びだ。
遊んでるうちに、もつれあって、どうにもお互いに身動きがとれなくなると、相手が離れてしまい
この遊びは終わりだよと言う。
立って、また別の遊びをしなさいと。
いやだと、おれはだだをこねる。
俺は、この遊びが好きなんだ。
相手の身体を、変な方向へねじったり、ねじられたり・・・・・。
もっと、この遊びを続けたいのに。
仕方なく立ち上がり、また、もつれあい、気の遠くなるような蛇の時間を生きる。

「いつでも死ねる」
「だから、お前をいつでも殺せる」
打。
笑っている奴の顔へ、拳を。
掌でなくていい。
反則でも          ということを
                        た。
あいつに、おも
   待てよ、お          
                     なのだ。
打。
「でも、竹宮流は違います。」
「どう違う。」
「竹宮流は、あらゆる戦いを想定していて、そのどれも平等にあつかっていると思います。」
打。
そんな顔もできるんだな、おまえ。
嬉しいぜ。
さあ、また、蛇の遊びをしよう。
打。
「実戦的だと思ったからです。」
ああ、これは、俺の台詞だ。
いつ、こんな事を言ったんだっけ。
打。
痛い時には、いたいと         考えはまとま         だ。まったく
            一方的なことを
                              ゆく。
              だが
おれ
                      た。
打。

498:名前はいらない
10/02/07 06:28:14 8aAMy/7v
うんち! 君はうんち!
激しく揺れる心はうんち!

499:ゼロタロウ ◆PKKEvURXbjYu
10/02/07 10:06:50 xSEgQme4
すごく久しぶりに詩を書いた。リハビリ。評価お願いしまう。


「アクアリウムの水」


アクアリウムの底をこじ開け
迎えに行く アレグロという名の鯨
大水槽の中ほどで海草に尾を絡めて
のんきにあくびをしていた
鼻からもれた声が泡となり
かどで溜まっている
蝦も珊瑚も黙ってとても静かだ
雑魚にまぶたはない

だれもいわないからいうけど
空と海はつながっている
たとえば閉館時間に
沖で日が沈むと
反対の空に日が昇る
奥歯が生えてから今まで
なんどでも繰り返されてきたが
夕日は水色に染まらない

それなら こっちはどうなの
どこに在ろうとここに一人
手前に等高線を引き寄せ
机に赤鉛筆を突き立てる
大きく開いた口がつながるのはどこ
アレグロの住んでいた潮はどこ
海鳥の風切り羽へ目を凝らす
一筆に描かれたしるしを探してる

そうか長いこと
長いこと知られずにいたんだ
旗は屋根に揚がったんじゃない
しかたがないから撫でてやる
ほんとどうしたらいいかわかんない
ぶ厚いガラスを通じて
好きだから撫でさせてくれ
手の甲がひんやりした

アレグロはのんきに歌ってる
もはやできるのは
こっちから呼び掛けることだけ
ぜったいにぜったいに見捨てない
楽しそうに歌っている
苦い水の中でどうして
そんなに楽しそうなんだ
彼女は答えてくれない

500:しぐれ
10/02/07 13:09:54 K6kybNdA
セン五

孤高詩人が天に向けたし鉛の雫
世を知らぬ子犬は何の想い出をもって
黒い宝石が捕らえた脳みそぐるぐるりん
あれは確かマダガスカル海峡の夜明け
ぶぶっと屁をこいた
零太郎のバルーンの熱量は零
助かった
巨大な泡に包まれて浮上する
ヤトゥルクの呟きが海面を揺らした時も
子犬は空なんて見上げなかった
マダガスカルになんて行った事がないと
イトゥシグルに見破られたから
イューキ イューキ
ノルウェーの森では非常に分かりやすい獣が
何時までも自分の名を叫ぶ
恐怖におののいた子犬が
雑草の生い茂るポウェムダの逸物にしがみつくと
名を呼ばれなかった固定ハンドルが
微妙な嫉妬をした
子犬は名無し
自分をまるちーちゃんと呼んだ
ノルウェーの森を抜けると
再びイトゥシグルの影
そして獣の叫び
アンダーバー アンダーバー
再びポウェムダの逸物にしがみつこうとすると
今度はいくら雑草をかきわけても
ポウェムダの逸物は見つからなかった
すべての雑草を引き抜いても
逸物は見つからなかった
代わりに現れたクレパスとか書こうとして
すっかり駄目なオッサンになったなあ
などと思う朝食前の日曜の昼であります




501:めのう
10/02/07 13:16:49 EHQCLf9q
ひらり、煌け。

と宝石箱の呼び名高い僕は、舞い散る着物の中、変貌を遂げよう。

そして、鮮やかに。

夢の途中、松が奇妙な生え方をしているので気づいたんだ。

舞台上に、集う役者たちが、僕を睨み、何かを急いている顔。


台詞忘れ、僕は気づいて、笑顔でごまかす算段。

まるん、欺け。

と超変人の呼び名嫌う僕は、舞い散る季節の中、更新行おう。

そして、雅やか。

本番直前、奴が奇妙な咳き込みをしているので気づいたんだ。

央喪失、僕は突然、中心を演じることに。

ひらり、煌け。と宝石箱の呼び名高い僕は、

舞い散る着物の中、変貌を遂げよう。そして、鮮やかに。


台詞忘れ、僕は気づいて、笑顔でごまかす正夢。

ゆらり、ゆらり、欺け。

と超変人の呼び名嫌う僕は、舞い散る季節の中、更新行おう。

そして、功。

ひらり、煌け。

と宝石箱の呼び名高い僕は、舞い散る着物の中、変貌を遂げよう。

そして、鮮やかに。

空掴み、身体浮かせ。


502:中二病シリーズ
10/02/07 23:01:42 4MSaxl2Y
『少年だった怪物による髭の魔女の復活の話』

―二人の魔女の名はルーフレンテ
 赤髭のルーフレンテと青髭のルーフレンテ
 人を憎みて全てを憎む
 魔女のお供の守護獣の
 鋼の体は海を蹴り
 空と大地を抉り取り
 二つの瞳は虚空裂き
 息の一つで町ごと殺む―

嗚呼、僕には力が足りない
弱すぎて君を守れない
それでも僕は旅に出た
行くしかなかったから

二人そっと抜け出したあの夜
古びたあの木に突如落ちた雷

得体の知れない何者かが現れた
奴らは無を望んで命を否定していった

気がつくと君の背中に大穴が開いていた
いや正確には君の背中が無くなっていた
君の手を掴もうとしたその瞬間
僕の手の先が吹き飛ばされた

「             」(声にならない叫び)

奴らは全てを壊していった
あとには何も残らなかった(僕以外)

回る回る忌まわしき記憶
鮮血の華は咲き乱れ
零れ落ちる絶望の雫
臓物(ハラワタ)の川を下ってく

「体の大部分を失いながらも少年はひたすら逃げ続けた
 恐ろしい光景から
 だが惨劇はこの星のあらゆる場所に及んでいた」

503:中二病シリーズ(続き)
10/02/07 23:03:31 4MSaxl2Y
 
辿り着いた最果ての石標の下に
身を横たえて最期の時を待つ
辿り着く筈のない淡い幻が
僕の目に像を結ぶ

「返事がないわ、ただの死体の様ね」
「おいそこのガキ、休んでいる暇があったらその石をどけてくれよ」

薄れ行く意識の中、最後の力を振り絞った

二人は自分達の領分に
侵略者が来るのを快く思わない

「おのれルーフレンテ!ぎゃぁぁぁぁぁ」
「我々は生の運命を拒否すrうぼぁっ」
彼らの命はいとも容易く壊れていった
あとには何も残らなかった

「やれやれですわ」
「ふん、人間ごときが無理心中(ラスボス)気取ろうなんて1億年早いんだよ!」

遥かな空で君も喜んでいるのかな
僕もそっちへいくy「ちょっと待った!」
「あなたは死ねないわ」
「もうあたしたちのシモベなんだから」

僕の体は別物になっていた
それは神話に伝え聞いた魔女を護る呪われし獣
黄金のウロコと白銀のタテガミ、白い体毛と黒い翼
「             」
毎夜僕が泣き叫ぶのは
君とは永遠(とわ)に一緒になれなくなったから

―二人の魔女(ルーフレンテ)を起こす者
 それは永遠を共にする
 彼が働かされるのは
 二人の魔女が望んでる
 《月のあの子》反魂(かへ)すため―

504:ジャンボ ◆WqGwEMbp/Q
10/02/08 23:39:20 0m7i88Wm
「ひとり こいしい」

僕の 真ん中 深い場所を
鋭い 針で 突き刺されたような
小さく
だけど激しい 痛みが
甘く 通り抜けては
僕の 最奥 受け皿に
少しずつ 溜まっていってるんだ
針の先から 流れ落ちる
君の しずくが
溢れるまで 一杯になれば
割れて
僕は 壊れてしまうだろうか
抜くことは もう できないから

僕は うめく
気持ち 痛く 気持ち 良く
仄かに しめつけられては
うめく 低く押し殺した声で
君には 聞こえさすまいと
必死に 耐える

ああ そんなに 潤さないでくれ
溢れてしまう


505:名前はいらない
10/02/09 00:22:58 eOnPsR2l
「ハナ」

鼻とは何だろう
不可思議で
他者の為に苦しみ
他者の為に尽し
他者の為に笑い
他者の為に生きる
時を同じくできず
苦しみ
楽しみ
孤独を覚え
しかし
だがしかし
自分に植え付けられた
思いという種の根は深く垂れ
その存在を消してはくれないのだ
故に鼻とは何だ
鼻に価値はあるのか
思いが通じるなんて
天まで届け
ほんの一瞬
プゥ
人と人は分かり合えない
本質は必ず違う
故に何故人は鼻を啜り
存在と輪廻を絡めるのか
私の聲はもう届かない
だから
せめてこんな事ぐらい
出来ればあんなことも
教えて
無視し続けた理由(ワケ)を
狂って行く私にどうか
貴方の関心を別けて
尾を振って尾を振って
ポゥ
私は貴方を観察している
貴方のハナは分からない

506:之出井伊屋
10/02/09 00:38:37 K9EilXU3
僕は僕の頭の中に住んでいた
僕の頭の中には悪い人たちがいて
僕にあれこれ文句を言った
しかし僕はそれが気に食わなくて
目覚まし時計で僕を眠りから起こしてやった
すると現実が訪れて、僕は死んだ

507:名前はいらない
10/02/09 00:50:22 Cz54a6vq
>>489
すごいセンスを感じる
キミは俵万智の生まれ変わりかもしれない

508:之出井伊屋
10/02/09 01:08:24 1OEWOXMT
「無題」

狭き部屋の中 または青空の元
まるで世界は死んでいるかのよう
こもった空気は臭気を晒し
透き通った空間はただ何もない
しかし、何時の日か、夢を掴まえ、夢を追った
私の幼い頃、そのように永遠は新たにされた
しかし、今は世界は転がった死体であり
腐り落ちた木々、腐乱した汚物
全ては砕かれた
そして物事は立ち去ったまま戻って来ることはない
遠き夢の中 その幼き眠りの中に

509:之出井伊屋
10/02/09 01:11:59 1OEWOXMT
もう寝ます

510:みぞれ
10/02/09 01:29:10 h+qwjs/8
>>500
独りよがりの言葉を詩に似せたいやらし気な荒らし行為。
E

511:之出井伊屋
10/02/09 01:39:35 DXf9dQdA
間違ったので訂正します。

「無題」

部屋に篭り、虚無と言う名の空しさを感じないわけではなく
そして外に出てはただ青い空が架かるばかり
世界は死んでいる
僕はこもった臭気には既に慣れ親しんでいて
透き通った空間にはどのようなものも返ってこない
しかし、幼少の頃、夢はただ繰り返された
幾度となく、毎夜に眠り、起き上がっては再び永遠は新たにされた
しかし今、世界は眠っている
遠い昔から、その忘れられた日々を想い出すことなく
全てが忘れ去られた
そして物事は立ち去ったまま戻って来ることはない
日々が繰り返され、ただ色褪せて行くだけの日々の中には

512:之出井伊屋
10/02/09 02:00:33 ERs5P7VD
「無題」

うすらぼけた頭で世界を見る
ただ世界はそこにある
ただディスプレイは明滅を繰り返す
眠くなる
明日に急かされつつ
または何も感じないでキーボードを打ち進める
雑音は僕を明日へと急かす
眠るようにと
また深き眠りに落ちるようにと
ここではもはや目は何も見ない
思考も考えない
ただ辺りには煙草の煙が立ち込めるばかりで
眠気がただただ襲いかかる

513:名前はいらない
10/02/09 05:40:00 /Syl5Eq8
やだこのすれ

514:名前はいらない
10/02/09 11:15:56 WNHPmK6I
「目覚まし」

ベルの音が
大き過ぎるのは
誰も彼もが怠けているから

目を覚ませと
促し叫び発狂しているのだ

明け方
雲の切れ間から
弱い光が寂しそうに射す

布団の上に
窓ガラスが招いた黄色い光
鮮やかな模様をつくっている

そこらでは
皆が寝たふりをしている
幾億回目の夜が周り
出遅れた朝焼けが泣いている

それを知らせようと
ベルの音が響く
そんなことが今
手に取るようにわかるのだ

515:土方歳三
10/02/09 17:55:18 ZuagNzSI
「遠い世界」

夕暮れ その太陽の落ちる場所
その遥か彼方には 光が煌きつつ
悲しみをさそっている
僕の悲しみを
知られた事のない悲しみを
または僕の心の疼きをたずさえながら
太陽は静かにうめきなげきつつ
此処より遥かに遠いところ 地の彼方に落ちる
そして沈黙の闇が訪れて
僕はもう一度独り家へと戻る
その青く染まった悲しみのなか
人々は散り散りになって見えなくなる
ただ独りでいるその暗き薄暗い孤独のなかで
遠い世界への憧憬が浮かび上がる
このようにして日々は再びもう一度繰り返される
同じ風景と帰って行く人々 薄暗く塗り潰された夕暮れ
これらのものが毎日のようにただ流れ、消え去り
僕はただ独りでいて意味もなく時を費やすのみ
そして煌く光が 煌く世界が更に奥深くへと僕を孤独の内へ陥れる

516:土方歳三
10/02/09 18:07:54 pyzl+0WH
「虚無」

意味のない無意味な言葉を書き連ね
何もない空虚な頭を揺り動かす
何もない
そこには一つの詩情など何一つない
そして何時の間にか夕暮れが訪れ
時は容赦なく飛び去って行く
ただそこにあるのは無意味なことば
その流れて行くだけの意味のないこの現実は
眠りに落ちて、ただ忘れ去られる

517:しぐれ
10/02/09 18:34:05 j5cfUztz
>>510
ひどいですぅ(;_;)


518:土方歳三
10/02/09 18:45:31 AT7mEY8w
「書くこと」

真面目に書くのは恥ずかしいから
僕は物事を放り投げては勝手に羽ばたかせる
突如の発作のように 勝手に鳴り響く目覚まし時計のように
物事はやけに妙に気に食わない
ゴミ屑を口の息で吹き飛ばし 手元のゴミを手ではらいのける
そのように僕はことばを選んだ
しかし、結局は積み重なるただの文字の羅列
ことばは存在もせず 存在もした事がない
ただそれは馬鹿者の送る人生のよう
飛び去る事もなく 目覚める事もない
ただそれだけの事だった

519:ヤタロク
10/02/09 22:38:42 aDGCXB8v
>>476
評価ありがとうございます

「計りくずし」

右足のわだかまり
足りない 足りない足の満足感
ソックスの先が五つに分かれて
幸せになる人が
豆乳を、バナナ味の豆乳を、
健康のために、飲む



左手のふきだまり
余計な 余計な物が満ち溢れ
あんなに好きだった映画のラストに
難癖を付けてしまう
家鴨が、フランスの動物園に、
入ろうとする、話



どうしても嫌になり
女性をウリにした彼女と
カラオケに行ったとしても
中身が流れなくなって
結局、そのままに歌えず

あくがれて夜が好き
公園に抜ける道から
家の庭までの距離を
一日の長短を計りながら
歩幅を考えながら
短な夜を長い朝を過ごし
足りない私と余計な私と
合わせて
歪で
みんなそうで
詩的でない日々を切り出す啓示を
ビルの足などに探しながら
経る

顕示の私
渋みを理解したつもりでいたけれど
ワインは甘い方が好き
在庫が私
慰めるには指が短くて
涙も拭えないから
泣くのもやめた
無理するのもやめた
私は一般人だった




520:名前はいらない
10/02/09 23:53:14 HzreeP2K
「ガラスの夜」
彼は言ったの私は無実だと
でもそれはまやかしに過ぎなかった
私は落胆した
地獄の底へ
あるのは
ただ
絶望のみ
ねぇ早く逢いたい

521:名前はいらない
10/02/10 00:39:43 Al3n89/o
「出発」

見送る者に父は居た
涙を隠す父が居た

貴方は百合に囲まれて
旅の支度を待っていた

喪服姿の人の中
白き貴方の晴れ舞台
今日が最後の晴れ舞台

父の嗚咽がこだまする
そして貴方
煙の路を行かんとす

522:名前はいらない
10/02/10 01:14:09 vXdCnmgL

青春の
青き扉
向こうは君たちのもの

青き華
喪彩る
時の刻

識らぬ我
知り見つめし水辺
映す
そなたの姿

それさえ
いつか遠き過去となる

その青き扉先
迎う青春の中へ

引きこもり
詩って欲しい



523:名前はいらない
10/02/10 03:49:24 +1lzzRYJ
君の瞳に映る陽光も
君の柔らかな髪の温もりも
この世界、僕がいるこの世界には要らないモノ
君がそこにいるから僕の心は再び閉ざされる

そして僕は再び願う
僕の心を、この孤独な心を満たしてくれる存在を
ただここに僕が存在するだけの世界から救ってくれる他人の存在を

そして今日もまた僕は独り、陽光の下に立ち尽くす
ここに立ち尽くすだけの僕、とても寂しい存在

もう逃げなくてもいい
もう隠れなくてもいい
もう笑わなくてもいい
もう泣かなくてもいい
それが僕が願った世界
とても、とても素敵な世界

そして僕は再び願う
僕を慰め、そして傷つけてくれる存在を

524:雫
10/02/10 05:04:52 UtDf5mxd
通りゆく人々の弱さ
見え隠れしても
確かに響いていた この朝に
立ち尽くしたままの過去
孤独な人よ
見えない雨は凌げない

決して解けない 曖昧な明日と
何故 生かされ続ける意味を

愛されても満たされない
あたたかい心は遥か
愛する強さなどはない
与えられない心は遥か

何も必要ない 捨て切れなくて
全て消えろ 虚しい願い
誰もいらない でも生きれなくて
全て消えろ 消えたい願い

一滴の自由も未遂に終わる…



525:カスニート
10/02/10 08:13:02 RoQ9mtRF
(バレンタインにチョコのお礼としてブログにアップするポエム)



「Happy Valetaine Day☆」

いつも本当にありがとう。
限りある時間を、
僕の話に耳を傾けてくれて。
嬉しいときには一緒に喜んでくれて。
辛いときには元気付けてくれて。
僕が僕であることを応援してくれて。

そんなふうにされたらさ、
たとえ本当の名前が分からなくても、
本当の顔が分からなくても、
やっぱりとても嬉しいものだよ。

名前も顔もいつかお互いに分かったら嬉しいけど、
それまでのドキドキ、ワクワクだって悪くはないよね。

生きていくことは大変だけど、
君のとらえかた一つで楽しめることは多いはず。
君と僕ならきっと楽しく響き合えるよ。

今日はバレンタインデーなんだって。
どこかの国ではその日、
女の子が男の子にチョコをプレゼントするらしいけど、
本当は大切な人に感謝や好意を伝える日らしいよ、
ささやかな贈り物と共にね。

君への感謝を忘れるはずもないし、
本当はそういうの照れ臭いんだけど、
もし君が喜んでくれるなら・・・
今日のバレンタインデーに感謝の言葉を贈ります。

いつも本当にありがとう。
君と知り合えて本当に良かった。
君が嬉しいときは僕も本当嬉しいんだ。
君が辛いときには力になりたい。
君が君であることを僕はずっと応援しているよ。
勇気を出して言えて良かった・・・
こうして想いを伝え合えるなら、
バレンタインデーはとても素敵な日だね。

僕の言葉、君に届きますように。
どうか君の心が優しく温まりますように。

僕らの出会いを祝して。

526:ラブ愛美
10/02/10 10:47:11 rE/kLL3U
評価お願いしますo

『マイ・ファニー・ヴァレンタイナー』

僕(ボク)は君(キミ)のチョコレート
甘(アマ)い瞳(ヒトミ)にキスして
とろけちゃうぜ
サンキュー

そして
何処(ドコ)までも濃厚(ノウコウ)なナッツが
君(キミ)を誘惑(ユウワク)するぜ
サンキュー

しかし君(キミ)は
ビターテイストなのさ
ほろ苦状態(ニガジョウタイ)だぜ
サンキュー


527:名前はいらない
10/02/10 11:35:16 alx3E5p3
>>526
愛美さんへの愛に溢れていて美しい詩。
自身をチョコレートに例え、彼女への愛を伝える。
一方で彼女の特徴も上手くとらえていて
感謝を示しながら更なる愛の深まりを予感させる。
バレンタインデーらしい甘口な良い詩。
技巧的で無い分ストレートな愛を伝える。




528:名前はいらない
10/02/10 11:40:04 alx3E5p3
>>525
バレンタインデーにつけて
日頃の感謝を伝える詩。
ネット上の相手への愛を語る。
相手と自分との恋の予感を示唆する。
その語り口から柔らかな愛情が滲む。
多少露骨でクサくもあるが
その想いは読み手にしっかりと伝わることだろう。


529:名前はいらない
10/02/10 11:45:34 rE/kLL3U
>>527
高評価ありがとうございます!

意外と結構テキトーに書いたのですが(--;)
嬉しいです。

530:名前はいらない
10/02/10 11:46:08 alx3E5p3
>>524
孤独にとらわれた心を詠う。
その独特に分断された詩体から
統合されない淋しさが感じられる。
未成熟な葛藤に捕らわれ、
自身の生の意味を問いかける。
多少読みづらいか。
D+

531:名前はいらない
10/02/10 11:52:51 alx3E5p3
>>523
君という希望の存在を認識しながらも
それを閉ざし、自身の世界を過ごす。
けれども再び希望を求めることとなる。
が、しかし陽光を前にして孤独を実感すし、
自身の安楽の世界で孤独を幸せとする。
一方で孤独を求めながらも一方で救ってくれる人を求める。
自己矛盾に立ちすくむ少年を描く。
D+


532:名前はいらない
10/02/10 11:56:40 alx3E5p3
>>522
時の刻。
青春を謳歌する人を羨みつつ
自身の孤独を様々な視点で描く。
やはり救いを求める。


533:少年
10/02/10 14:53:15 bl5SJkpt
寒さに唇を噛み締めた少年は
大人になりたいと願っている

憧れのあの人になりたかった
大事にしていた全てを
彼はその瞬間に閉じ込める

世間は立ち向かう事が多く
しがみついて生きている事を学んだ
声を荒げて泣きわめいた場所は
孤独を味わうほろ苦い世界

冬のやつれた風が吹く
移してやろうかと囁きながら
振り払う手を眺めると
それが小さな勇気だと気づいた

寒さに唇を噛み締めた少年は
大人になりたいと願っていた
傘も持たずに両手をひろげて
憧れの自分を描きはじめる

デッサンはまだ薄く
着色もされていない空白の場所
希望を味わう酸っぱい世界

534:名前はいらない
10/02/10 15:35:23 alx3E5p3
>>521
親しい人の葬儀。母親だろうか。
父と故人を交互に描写し
見送るもの、死出するものを対比する。
そこに筆者は観察者としてのみ存在し、心情を描かない。
淡々とした葬儀の静けさと父の嗚咽が浮かび上がる。

535:名前はいらない
10/02/10 15:49:15 8JKY/4Dx
評価よろしくお願いいたします


丸い気持ちになるために努力

芯をくり抜いた猿だって大丈夫

微笑んだって出会ってしまったけど

まだまだ前向きを埋めてるよ

たまにごめんねって思うけど流れる気持ちが大切だよね


ウイスキーみたいにひらひらした気分が素敵だと思う


何かしら爆ぜるけど、目をつむれるはず

うん、そんな感じ
ありがとう





536:名前はいらない
10/02/10 22:24:22 sCMkuUn5
「むこう」

真なる光がないように真なる闇もない
街灯のてらす隘路を足元見つめ考える
黒は原色としてぼくを無に戻す
この道は際限なく思考の本流に呑み込む
光に照らされたぼくは何色だろうか?
たとえ意味がついていたとてと二考
頼るよすがもなければ預ける思いもない
流れ星はどこかに落ちる
誰かの希望は天の企謀にて人の災禍と化す
それがあめつちのことわりと三考
風は軋轢よりの溜め息
身を凍えささんとするも文化の温もり
くくと笑えば寂しさも映え、消ゆ
空を仰ぎ涙を望むは考え無し
無限の思惟は願いて果てた

537:名前はいらない
10/02/10 22:30:53 T/DXK7L5
現状

道はない
最初はない
あるのは振り向いた時だけだ
歩いたり、はいつくばったかして
泥道には足跡や獣道が出来る
それをキセキと呼ぶ

その道に分岐点などなく
そんなもの後戻り出来ないから
あるはずはなく 一本以下も以上もない
最も遠回りな近道だ

辿り着ける場所はひとつだ
誰でもいつだって何だろうが
間違いなどではなく選ぶ余白などないから
間違いようすらない ひとつしかないから
比べようもない

その道は その現在地は
最低な場所でありながら
最高の場所だ
いつだって最高地点で推移する
それが 現状

538:名前はいらない
10/02/10 23:07:03 44U9VJCZ


雨から晴れ

雨降らす軒先から滑り降りる旅客機

不時着

心眼の白目だけをくりぬいた
赤いゲレンデ

街から空

捨て置かれた黒目と黒目
かさなって天仰げば



空には雨
空知らず雲

時流れ雲流れて赤い雪山に雷鳴

旅客機の日の香り
人知れず薄れて

人居なく 朝


539:名前はいらない
10/02/10 23:07:11 rE/kLL3U
「マンモスうれしい」

君が居てくれたから
マンモスうれしい

チョコレートもらえたら
マンモスうれしい

お返しにクッキーあげたら
マンモスうれしい

出逢いにマンモス
奇跡にマンモス
愛にマンモス
マンモスうれしい


540:名前はいらない
10/02/11 01:02:20 tlEjIIFa
「ゴッドペーパーテスト」

まずテスト用紙に自分の名前を書くことに従いなさい
それができなければ帰りなさい

自分の名前を書いたなら それがあなたの創る宇宙です

では はじめに
透明から白黒を見つけ出し 重力と平面を用意しなさい
ひとつの黒い点を縦に伸ばし 平面に直行する個性を作りなさい

同時に ひとつの白い点を 赤、緑、青に濾過し
また ひとつの黒い点
あるいは縦に伸ばした黒い線を 陽気、憂鬱、錯綜に濾過し
あらゆる方法 あらゆる場合を試して交差させ 光と色の虹をつくりなさい

それが終わったならば 光と色に影をつけなさい

そして
地平線に 限界をつくりなさい 無限の黒の中に事象の半径を隠しなさい
こうして拡散を防ぎます

あとは何もしないでください
風がランダムをつくるでしょう
光と色が心を持つのです

最後に 静かにテスト会場から去りなさい
もうあなたは必要ではありません

後日 彼らから自宅に送られる感謝と不満が
あなたのテスト結果となります

541:名前はいらない
10/02/11 02:28:48 sh/z7F/8

「へびとはな」


溜め息つき 零れた花びら
進むとて沈むもの
手を伸ばしただけで 掴める筈はない
とぐろ巻く双頭の蛇に埋もれる
幸せなんて諦めた なんて嘘

破れた袴 刃を持つ手は誰の手なのか
いますぐ塗りたくりたい 何も見ていない
誰もいないのに人混みに紛れてほくそ笑む

そうして 暮れ雲を見上げれば もはや夜が
双頭に散らばる花びらを 一枚 拾い上げて唇を寄せる
懐かしい味

見るたび思い出す
持ち得た手はもう動かない
とぐろを巻くうろこ に 刃を差し込められたなら
だれも よくはなれない

火葬場へ そして結納へ
涙雨 涙雨よ
なくことも許されぬのに

紅を引く唇が あのお花と同じ色
じっと待つ くれぬのを

とぐろ巻く双頭の蛇に埋もれる
幸せなんて諦めた なんて嘘
指先を かすむ花びら
抜け殻の なんと温かきことかと

低く震える経文の やるせなや
絹越しの視界の恋しさよ
あの紅は誰の色か わたくしは知らぬ

指の根元は喰いちぎられたまま
戻ってはこず あなた


なんて嘘



542:名前はいらない
10/02/11 12:01:36 egZxf1m2
最近よく人が死ぬなあ

543:@仙人
10/02/11 20:18:22 ittsT9iE
>>539
チョコレート本来のアイデンティティーを内包した興味深い詩である。
バレンタインの期待感と嬉しさが全体として立ち上がってくるダイナミズム。
そして対比されるマンモスのサイズ感。
バレンティズムへのアンチテーゼと捉えるのは深読みしすぎか。B+。


544:名前はいらない
10/02/11 20:23:31 A5CnJeLW
>>541
こっこモドキ
つうか風景も気持ちも見えて来ない
2点以下

545:チキソ×2
10/02/11 23:00:25 7EucmqJQ
「水星」 評価お願いします。

僕は君の側にいる

僕は必然的に君に引き寄せられてたのかもしれない

僕は君と話したい

僕は君に近づきたい

僕は君の全てを知りたい

同時にそれは僕の終わりを意味する

だが僕には君に今までもらった温かさの方が大切なんだ

僕は想い続ける

君に消えるその日まで


546:名前はいらない
10/02/11 23:40:47 egZxf1m2



547:沖田総司おきた
10/02/11 23:47:53 juolsV5W
「まるちーず☆キッス」

まるまる まるまる まるちーちゃん
かわかわ かわいい まるちーず
まんまる おめめで ハイチーズ
さんさん おさんぽ シャイニングハート

ロンロン ロン毛の まるちーちゃん
ふわふわ ショートの まるちーず
カラフル リボンで ハイポーズ
らんらん すてきな ワンワンワン

ふかふか おしりも フワフワふわり
子犬の マーチングバンド 街をゆらゆら

まるちーず☆キッス ワンワンワン

シャインなハートで 行くかもね
come on♪come on♪ 行くcome on♪



548:馴れ合い君 ◆uVLulhqYCBVo
10/02/12 00:27:09 QaaqmCTo
「後頭部」

 私は終戦直後の当時は十一歳で国道がまだ砂利道だっ
た頃、夕暮れの中泣きながら歩いたランニング姿の餓鬼で、
GHQが撮影した私の後ろ姿はベトナムの教科書に掲載さ
れています。この写真にはどのようなメッセージ性が込めら
れていると思いますか?まず宗教的な意味合いにおいては
後光と言いますか、私の後頭部に黄色い輪が合成されて
います。これでは私は注目の的ですし、人格的にも数段高
いステージにあるとみなしてよいでしょう。私は歩く。米兵
も歩くし、他の子供もランダムに歩く。歩きながら全員が私
を注意して見ているが、写真の中の私は決して振り返らない
(科学的な意味)。やがて精神は実体となってあらわれどこ
からか火炎放射器が持ち出される。あと数分か三十秒で夜に
なるような怪しい夕暮れはそう、ベトナムかフィリピンの空港
の滑走路に変わりカメラは百八十度の回転を始めた。私
を先頭に、米兵や子供たちのジャガイモのような頭、見られ
ているし、それよりも私は口を開け、あくびのような泣き顔
を全裸でさらけ出す。両脇の街路樹の幹がフラッシュしてB
OSEのスピーカーがこの光景の中で音を出す。まだ夕方か
、それとも夜になったのか。お前のBGMは何だ。お前のB
GMは何だ。バスドラムがお前の心臓を支配してお前が紙相
撲のようにトントン跳ねるようになっても見られ続けること
には変わりないし、転倒しても人格者として一生を終えるの
だ。光景の中でそれでもGAINは上がり続け、背景も既に
レアカードのように光っている。耳が変になっても、目はし
っかりと後頭部を見据え、火炎放射器は彩りを加えるが、最
初に痛がるのはどこの子か。遠くで飛行機が横に飛んでいる。


549:名前はいらない
10/02/12 00:41:32 GFBC46uM
「マンコ」

マンコマンコマンコったらマンコ!

550:名前はいらない
10/02/12 01:51:56 FNRK3c2A
「忘却」
緑の葉っぱに雫が垂れて、
その中を覗き込むと
また同じ緑の葉っぱと
垂れ落ちる雫。
何度覗き込んでみても
ずっとただその繰り返し。
アルコールに頼って見えたものは
たかがそんなもんだった。

ずっと道の後ろにあったものが
あるとき急に途切れてしまった。
どんなに遠く離れてしまって
どんなに小さく見えたとしても
確かに存在していた色々が
あるとき急に消えてしまった。

腕時計は壊れてなかった。
きっとこれが正しいんだろう。
鳥たちの死骸を埋めてあげたら
枯れた花を川へ流してあげたら
少し涙を流して、また行ってみるだけさ。


551:壺壷 ◆2pvfOWpn2o
10/02/12 08:03:31 /i4Ad4nv
「心象」
心象風景が
鮮やかに
描き出される様は
正に
圧巻といえる


552:H75-2
10/02/12 11:57:18 IU7Mni75
・おとこのこ おんなのこ

愛とか 思いやりとかそんなんじゃねぇ
憧れは快楽のみ

おとこのこは いにしえに咥えた突起物を求める バブバブと
おんなのこは 荘厳に聳える突起物を求める   ゆくゆくは

蜩が鳴き始める夏の夕暮れでも
牡丹雪が降り積もる冬の朝でも キミの匂いを嗅いでいたい
月9ドラマとアダルトビデオのごった煮を脳みその奥深く描いてる


おとこのこ おんなのこ とりあえずゴムは着けてね
こどもがこども産んじゃったら身も蓋も無いから
おとこのこ おんなのこ いいのはおとこのこだけ
痛みしかないおんなのこは膜を破って慣れるかねぇ

てめぇを棚に上げてガキには勉強だのスポーツだの制圧するペアレンツ
胸に手を当て考えな
背徳のエロスに隠蔽を覚えた中学時代
無量大数の精子飛ばしてたのはどちらさん??????

なんだかんだで男の目を惹きたかったteenage
スカート折って誘ってたのはどちらさん??????


おとこのこ おんなのこ beast気質でOK!!
所詮セックスなんぞてめぇ勝手のお遊びなのだから
おとこのこ おんなのこ 出せば萎む気持ちもあっちも
だけど又欲しくなっちゃう 一生変わらない

おとこのこ おんなのこ なにがなんだかわからない
とりあえず済ませておけばそれでいい 痛いけど
おとこのこ おんなのこ そのうちきっと訪れる
数倍の快楽 終わらない余韻 おんなの悦び

553:名前はいらない
10/02/12 13:02:39 /n9SNVZ7
『愛$killer』

キミの数が足りない
キミの数をください

Love Doll Show

キミは心にも無いことを歌う
キミの言葉ではない詩を歌う
キミの笑顔が引き攣っている
キミの作り笑いもやがて壊れる

TVの中は嘘と刺激と数だらけ

自分を売る少女
妄想に買われる少女
自分を売る少女
妄想に飼われた少女

キミの数が足りない
…数が足りない
…数が足りない
…数をください

TVの中は嘘と刺激と数だらけ

キミを売る少女
ボクに買われる少女
キミを売る少女
ボクに飼われた少女

キミの数が足りない
…数が足りない
…数が足りない
…数をください

キミのお数が足りない
お数が足りない
お数が足りない
お数をください

キミのお数が足りない
お数が足りない
お数が足りない
お数をください
お数をくれよ
キミのキミのキミのキミの…


平成22年2月12日現在、

写真のお数793枚
ビデオのお数128本
妄想のお数∞秒

今夜もキミのお数をいただき魔★舌処n

by 会員No.0721

554:名前はいらない
10/02/12 13:29:13 MIOquTB7
「Sexual Human Train」

走り出したら止まらないぜ肉欲だけの野獣さ
うなる直情闇夜を裂き着信拒否までアクセルオン
自慢の妄想たぎらせ粋な500系ジゴロを気取れば
マブイあの娘もドン引き今夜はFrustration

走り出したら止まらないぜ肉欲だけの野獣さ
栗の花の香りまき散らし着信拒否までアクセルオン
携帯画面に浮かぶ拒絶のシグナルこの身に受けて
エゴイスティックに攻めれば今夜はFrustration

妄想と現実のすき間をぬけて熱い欲情を燃やすぜ
逃げるあの娘を追いかけ今夜はFrustration

555:しぐれ ◆9RCnWV1v6hz6
10/02/12 15:34:00 1bcBMpp4
『ポエムダン』

ポエムダン 断末魔 ラブ
うきうき レイニーデイ
パラシュート部隊
ドキドキ 喫茶店
サブマシンガン 恋のトリガー
君のハートにポエクオン
ポエム ポエム ポエムダンダン

ポエムダン 盗撮魔 スコープ
わくわく エブリデイ
モスキート 戦線
ドキドキ 交差点
Wゲットで Wデートで
Wベッドでポエクオン
ポエム ポエム ポエムダンダン

ポエムダン 捜査官 アイ
ぷかぷか シガレット
バラジウム 源泉
そわそわ 捜査線
サブリミナル 恋のマジシャン
誘惑のポエクオン
ポエム ポエム ポエムダンダン

ポエムダン ポエクオン ポエムダン


556:名前はいらない
10/02/12 17:36:49 7Me4Lkg8
「サンキュー」

0と1で出来た物と 肉が震えて鼓膜を揺らす振動
ふたつ合わせた 緑「電気信号」
写る生身の前で虜になった僕ら
今ではパソコンの赤青ミドリで虜

電気信号がライブして
電気信号が歌い
電気信号に恋をする

全てが電子の海の中
何もかもが電子の海の中
歌姫すらも電子の海の中
先陣切って行く歌姫
飛び込んだ架空歌姫
歌い謳われ疑われぬ歌姫

世界の大切な物はいつか
電撃と変わるだろう

飛び込んだ歌姫
揺れる源
弾ける悲しい水しぶきの音
世界が崩れだした、初音





557:桜酒の人 ◆aXiWy465T6
10/02/12 17:41:46 RKRjmDd1
「パネラ」

死に損ないの欺瞞屋さんが
掲げた嘘偽り
私なんて知ったかぶりだもん
詳しく聞かないで

絶滅危惧して愛して護って
制限時間を憐れんでパネラ
台本通りに死にかけていく
メールビームが東に浮かぶ
私は最後の嘘つきなの

人類史から足を拭う
支離滅裂を崇めている
穴あきパネルに意味を人が
納得を嵌めて喜びだす

救いがあるなら切り捨て様
物体の教えに社会如来
かがめば見えるの私のアレ
はかない夢にも色をかけて

私の私の私がいた
あなたがあなたになる自覚の
敗北感があなたを生む
敗北の壁に身を寄せては
仕方ないものと言うパネラ

私の鏡にあなたがいる
私の自尊が自存になる
自存の自損が子孫になり
殺したい欺瞞が息を吐く





558:名前はいらない
10/02/12 23:46:30 JHxj1L4V
「たわし」

たわし わしわし
わしわしたわし

あしわしたわし わたしたわし
たわたわたわし しわしわたわし

たわし わしわし
わしわしたわし

わたし たわし
たわわ たわし
たわわわわ


559:名前はいらない
10/02/13 00:49:42 mEhkzN23
幾許かの平和と呼ばれる光 其の影には常に悲惨な争いがあった
葬列に参列する者は 皆一様に口数も少なく
雨に濡れながらも 歩み続けるより他にはないのだ……

瞳を閉じて暗闇(やみ)に 吐息を重ねる
そっと触れた温かな光は 小さな鼓動
否定接続詞(Ne)で綴じた書物(かみ)が 歴史を操る
そっと振れた灼かな光は 誰かの『焔』
気付けば道程は 常に苦難と共にあった
耐えられぬ痛みなど 何一つ訪れないものさ…
歓びに咽ぶ白い朝 哀しみに嘆く黒い夜
我等が歩んだ此の日々を 生まれる者に繋ごう…

瞳に映した蒼い空 涙を溶かした碧い海
我らが愛した此の世界(ばしょ)を 愛しい者に遺そう……
嗚呼… 朝と夜 は繰り返す 煌めく砂が零れても…
嗚呼… 朝と夜 は繰り返す 愛した花が枯れても…
嗚呼… 朝と夜 は繰り返す 契った指が離れても…
嗚呼… 朝と夜 を繰り返し 《生命》(ひと)は廻り続ける……

美しい『焔』(ひかり)を見た 死を抱く暗闇の地平に
憎しみ廻る世界に 幾つかの『愛の詩』を灯そう…
何れ程夜が永くとも 何れ朝は訪れる??
独りで寂しくないように 《双児(ふたご)の人形(lapoupee)》を傍らに
小さな棺の揺り籠で 目覚めぬ君を送ろう…
歓びに揺れたのは《紫色の花》(Violet) 哀しみに濡れたのは《水色の花》(Hortensia)
誰かが綴った此の詩を 生まれぬ君に贈ろう…

歴史が書を創るのか 書が歴史を創るのか
永遠を生きられない以上 全てを識る由もなく
朝と夜の地平を廻る 『第五の旅路(たび)』
離れた者が再び繋がる日は 訪れるのだろうか?
懐かしき調べ 其れは誰の唇か??
嗚呼… 《物語》(Roman)を詩うのは……

「其処にロマンは在るのかしら?」

560:シャンティフレーズ ◆hm8TwuXdsQ
10/02/13 01:03:27 pXZyzRCr

未評価(>>443より)

>433-434 >489 >490 >491 >492
>493 >495 >496 >497 >499

>501 >502-503 >504 >505 >514
>519 >520 >521 >533 >535

>536 >537 >538 >540 >541
>545 >547 >548 >550 >551

>552 >553 >554 >555 >556
>557 >558 >559

連投
>506 >511 >512
>515 >516 >518

漏れがあったらごめんなさい。


561:流離いの評価人 - Last Sasurai
10/02/13 01:24:39 aaS72xwa
>>490
さては寒くて風呂場に行く距離さえ頓着している怠け者の詩ですね!?
ただ風呂場に行くという作業に対して仰々しく文字を並べ立てた割に比喩に重さがなく、
またトートロジーも辞さない簡潔な文は水に浮く油のように軽い!
>目まぐるしい毎日を見て、社会人になることが絶望に感じた。
この一文にエッセンスが凝縮されている。ありきたりの日常をなんとか述懐しようとしたものの、
所詮は社会の歯車になることに抵抗を覚えている段階の人間の呟きでしかない、という程度。
D!

>>491
う~ん、知らない人間がカラオケボックスで感じた顛末をそれっぽく言ってみたところで、
それに興味を覚える人間がどれだけいるかってことだよね。
最後の節だけが分離していて歯痒さにも似たいらだちを感じるよ。
D+!

>>492
長々と羅列した割には、中身がないね!
どうして人に問いかける文体というのは
誰かを標的にしているようで自分以外を狙っていないんだろう?
とにかく僕にとってはなにも残らない詩だね!
これを産業でまとめられれば大したものだよ!
D-!

>>493
うん! 時期が近づいてきたから、なんとなく書いてみたんだね!
D!
文法的にも間違ってないからDだけど、詩としての価値は皆無だね!

>>496
ざっくりしてるね!
「今日未明、某所でなにかが起こりました」みたいに、なにかいっているようでなにも言ってないんだね! P∨¬Pだね!
D-!

>>497
肉弾で戦える能力をもつ者は武器をもたない。
えてして己に見出せる能力のないものは武器を手にする。
文法をせせこましく操っているうちはケツが青いと知る日を待とうね!
E-!
大丈夫! そこは登竜門さ!
諦めなければ道は広がるかもよ? かも、だけど。

562:シャンティフレーズ ◆hm8TwuXdsQ
10/02/13 01:41:21 pXZyzRCr
>>561
>>496の評価ありがとうございます。精進します。

>>433-434
おそらく歌詞なのかな。リズムはよく出来てる。
薬物中毒かなにかの感覚をうたってるぽい。
詩はまだラフスケッチにとどまる感じだが、
詩の結末をAAで描くのはセンスがあると思う。D+

>>489
この手の詩はすごくセンスが必要とされるが、
この詩は、不気味だ。行と行とのつなぎが普通の感覚ではない。
これを技巧でやってるならすごいセンスがあるともいえる。D




563:493
10/02/13 02:00:15 c+tV2NvM
>>561 ありがとうございました

564:シャンティフレーズ ◆hm8TwuXdsQ
10/02/13 02:23:03 pXZyzRCr
>>490
確かにテーマはありきたりなのだが、無骨さを感じさせるような
ありきたりでない表現がすばらしい。
特に2連が秀逸だと思う。作者はすごく技量のある人だと思う。
ただ最後の2行が少し手抜きのように感じられた。



565:流離いの評価人 - Last Sasurai
10/02/13 02:27:37 aaS72xwa
>>502-503
Rhapsody Of Fire と Dir en greyとをミックスさせた感じかな?
1レスめと2レスめが乖離してるね。
1レスめで世界を構築し、2レスめで破壊を狙っていたのなら申し分ないけど、2レスめが生半だね!
あとダッシュは2つ重ねようね? じゃないと「―二人」を「じゅうににん」と読まれてもしかたないよ!
お兄さんとの約束だよ!
D
読んでもやっぱりなにも残らないね!

>>504
セックスのメタファかな? そうだとしたら一芸はあると思うよ!
淫靡な感じはするけれど、う~ん刹那的だなあ。
C-

>>505
この詩だと、まず「鼻=不可思議」と定義してるんだよね。
それはステーキ店にロケを収録しにいった人間が
芸人だろうとアナウンサーだろうと下っ端だろうとベテランだろうと彦麻呂であろうと、
「うまい」
といってしまえばありきたりになって興を殺いでしまうようなものなんだ。
世の中に不可思議でないものがあるかい?
D-

>>506 >>508 >>511 >>512
>>515 >>516 >>518
>>1も読めない人間はアルバート・フィッシュの手にかかりながらも、
「It smells BAD!」とでもいわれて排水溝に流されるがいいよ!
うん、簡単にいうとね?
死ねよ。

566:名前はいらない
10/02/13 03:26:45 I46XMLtp
そういえば君は地獄からやってきたらしいが僕のカプチーノはおいしかったかい?
例えば君が未来からやってきたとして僕はきっと今日もカルアミルクのんでるだろうな。
酒の味なんてわからないと君は言ったけどそれがどうしてあんなくだらない口論になったんだろうね。
昔を思い出して涙を流すのはいいけど僕には関係のないことだしもう寝るよ。
君がビールを飲み干したあの時だって地球を片手で持ち上げるような力をきっともってたんだ。
みんな僕と君を馬鹿だと言うけどどっちが馬で鹿なのか聞いたことはなかった。
つまるところ僕が言いたいのは言葉にすらならない。
意味が無いわけじゃない。
苦しんだ末に出した結論が君だったってだけでそうやってハタチになった僕らはきっと馬鹿だった。
君はいつかそんな世界が終わることを願っているけど僕は今日もきっとカルアミルクのんでる。
そんな僕と君の間にどれほどの違いがある?
酒の味もわからない僕らはきっと馬鹿だ。


567:名前はいらない
10/02/13 11:57:16 jLf88T8D
未評価(>>560より)

>495 >499 >501 >514 >519
>520 >521 >533 >535 >536

>537 >538 >540 >541 >545
>547 >548 >550 >551 >552

>553 >554 >555 >556 >557
>558 >559 >566

568:新参
10/02/13 13:56:34 g4i+XU5p
詩とか詳しくないけれど詩がよみたい気分になってここにたどり着きますた。
短めの未評価の詩に適当に感想つけます。読解とか自信ないですが自分が感じたことを書きます。
基本的に良いようにとろうとするんで、よろしく。

>>495
最後の2行でガラッとかわりますね。「悪夢」ってコテハンかと思って読み始めたのでWW
オチを読めない分おもしろかったです。普遍的な日常のルーティンを描いて多くの人の共感を狙っているのか、
495さんの日常描写なのか。>誰の日常なのか?? 同じことの繰り返しで自分という個性の実感がない?
誰もが似たような日常を送っているなら「自分」ってなに? そんなところでしょうか。
悪夢というタイトルからしてこの日常は書き手にとって良いものではない。>いびきで寝れない は負を感じますが、
>青い空 が唯一プラスの言葉ですね。これは希望を捨てきっていないという描写か、ただただ眺めているだけという絶望か。
青い空という明るい表現のあとに>気がついたら目的地  青い空は目的地ではない。届かないもの。眺めるだけのもの。って捉え方もいいですね。
日常ルーティンの描写の閉めとして>今日の夢はそんな夢 これで一気に詩として引き締まってます。
現実世界はつまらないことの繰り返し より、悪夢のような日々の繰り返し。毎日が悪夢の始まり。と捉える方が薄気味悪さが増しますね。

>>520
最後の一行の気持ち悪さは良いと思いますが、他が抽象的すぎてわかりにくいですね。
>早く逢いたい のは 彼に と捉えるのが自然ですかね。この詩の中では。となると、
彼とは今逢えない状態。流れ的にそれは私が無実ではなかったから になりますか・・・
まあ普通にとらえれば、彼が一時的にみせた希望(まやかし)のせいで落差が大きい とか、そういう表現ですかね。

>>558
>わしわし になぜかゴシゴシ感をおぼえるWW途中まざる「あ」の存在感がいい。終わり方も好きです。

569:流離いの評価人 - Last Sasurai
10/02/13 18:19:55 aaS72xwa
>>556
僕個人としてはボーカロイドは好きじゃないんだよね~。
っていうかボーカロイドが好きな人たちが、だね!
温度のない情報体にムリヤリ色をつけようと寄り集まって、
わーきゃー言ってるのは傍から見ると愚かしいよね!
> 0と1で出来た物
これで2進法で構成された情報ということはわかるから、
歌姫だとか初音だとかは蛇足だよね。
あと「先陣切って行く」ってのは嘘だよね!
だって先陣切らせてるのはあんたらじゃん。
D+!

>>554
う~ん、情景が目に浮かぶね!
ロッカー気取りが横文字に浮かれて、
オーディエンスのいない箱で歌ってるのが目に浮かぶね!
D-!

>>551
お! 教科書からの引用ですね!?
E!

>>550
悪くない! でも決して良くはない!
わからなくもないし唾棄するほどでもないけど、
ぼんやり見てるとやがて、どうでもよくなってくる感じだ!
タイトルと2節だけがあれば、テーマは語れてるんじゃないかな?
D+!

>>545
正直、めんどくさいよ!
「僕」と「君」がなにでどうなのかなんて興味ないからね!
その2文字が詩中に跋扈する分だけ、
水:焼酎=95:5みたいに希釈されてしまうことを覚えときな!
D-!

570:まるちーず
10/02/13 18:59:22 mcsn2O1p
「楽しい猿赤ちゃん」

You are  楽しい猿赤ちゃん to joke
But lovery my angel



571:名前はいらない
10/02/13 19:09:00 VbjmbY+e
未評価(>>567より)

>495 >499 >501 >514 >519
>520 >521 >533 >535 >536

>537 >538 >540 >541 >547
>548 >552 >553 >555 >557

>558 >559 >566 >570


572:まるちーず
10/02/13 19:13:00 P7eO2RiT
lovely!

573:まるちーず
10/02/13 20:00:00 P7eO2RiT
>>558
主にたわしの三文字で書かれた可愛らしい詩…
多くの人が、色んな言葉を駆使して個性を醸し出そうとしている中で、
はっきり言って「手抜きか!」などの声も出そうだが、
この堂々した感じや、他意を感じさせない純粋さや、
読んでみて分かる、子供に遊んで貰った様な感覚は中々出せる物ではない
一個だけ「あ」が入っているのも楽しい B

574:チキソ×2
10/02/13 20:50:11 oSYzQ0/D
>>569
評価ありがとうございました。
内容が薄いってことですね。
頑張ってみます。

575:名前はいらない
10/02/14 11:02:10 UfVJfsEZ
嘘か本当か、昔々の小さな話
草原で笑う一人の白人。
いたずら好きな痩せた老人。 
羊たちに首輪をかける彼は
ニュージーランドの羊泥棒。
子羊も大人の羊も雄も雌も
みんなみんな奪っちゃうよ。
鳴こうが喚こうが何しようが
みんなみんな奪っちゃうよ。

そんな話を思い出していた。
千葉の病院のベッドの上。
頭の病気でぶち込まれた
小さな病院のベッドの上。

あ~眠れねえ。
せっかく数えた羊たちを
奪っていくんじゃねえよ。
あ~眠れねえ。
しわくちゃのじいさんの癖に
ちょこまか動いてんじゃねえよ。
あ~眠れねえ....。

576:タイトル忘れ
10/02/14 11:02:53 UfVJfsEZ
「不眠症」
嘘か本当か、昔々の小さな話
草原で笑う一人の白人。
いたずら好きな痩せた老人。 
羊たちに首輪をかける彼は
ニュージーランドの羊泥棒。
子羊も大人の羊も雄も雌も
みんなみんな奪っちゃうよ。
鳴こうが喚こうが何しようが
みんなみんな奪っちゃうよ。

そんな話を思い出していた。
千葉の病院のベッドの上。
頭の病気でぶち込まれた
小さな病院のベッドの上。

あ~眠れねえ。
せっかく数えた羊たちを
奪っていくんじゃねえよ。
あ~眠れねえ。
しわくちゃのじいさんの癖に
ちょこまか動いてんじゃねえよ。
あ~眠れねえ....。

577:かえる
10/02/15 03:53:08 z1XnfdYu
「かえる」
カエルが見上げる空
ゲロゲロゲロゲロ
どうやら俺は見えている
ここは居心地がわるいんだ

体を浸す黒い水
それにゆだね、顔を沈ませ、見えてくるものは何だ?

どこまでもぬるく、黒い、虚無の水
苔むした、ぬるぬるの、臭気の詰まった岩壁

そして目をつむり、自分の、甘く、酔っ払ったような感覚
ー何の悩みも、苦労もない。

何物も無慈悲に凍りつける冷たい冷たい冬
生きとし生けるものすべてに蛆をあたえしドロドロの夏

すべての生き物に顔をあたえぬ。
すべての生き物に命を与えぬ。
すべての生き物はみな他人。

俺はまだ、目をつむり、井戸の中の黒い水に身を浸す


されど、準備はできている。
大きな大きな流れに、何もなすすべもない、ただ、弱いてのひらに
自分の小さな命を抱え、自然の臓器に身をささげる準備を。

578:名前はいらない
10/02/15 11:19:20 Z10SLEqL
「アイムソーリー・ミスターバレンタイン」

ビタースイートに無理難題を押し付けて

あなたに片想いをねじ込むの・・・

ラブレターと一緒に・・・無理やり・・・ドリル、みたいに・・・

そうしたらきっと、きっと

アイハブ コントロール ユア 恋心・・・

579:名前はいらない
10/02/15 20:33:05 qgm1hm0z
【SYS】


MAD×(SEX-LOVE)+
DREAM÷(DRAG+LIE)+
CHILD×(RAPE+SCAR)+
DEAD÷(ROCK-POP)
=xxx

裏切る数だけ Sad<Hate
優しさ≠心 逆さまのMoral

思い出は血塗れの過去
脳に焼き付く”バラバラ”の君

MAD×(SEX-LOVE)+
DREAM÷(DRAG+LIE)+
CHILD×(RAPE+SCAR)+
DEAD÷(ROCK-POP)
=xxx

scene666 停止された残酷
TRIP(I→A)騙し愛Still...

想い出は血塗れの過去
脳に焼き付く”グシャグシャ”の君

暗黒に嘆きのプログラム
規制された記憶を消去
悪意に飢えた私のリアル
何より深い愛と痛みに溺れて…

connected to the delusion circuit...

Thxt fxllxw dxxd
Shx dxxd, txx
xt's xll dxxth
Dxsxppxxr xntxrxly
x lxxvx xnly dxrknxss, xnd slxsh mxnd

Axx xxxxxx xt
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