10/01/07 13:58:13 dXcziiYb
狂ったふりした僕はそれっぽいことを言って脚光を浴びている
乾いた拍手に薄っぺらイ感想をダラダラと聞かされて
それでいいと思ってた それが最高な気がした
あれもこれも どれも美しいとか適当なことを抜かす
洗濯機のリズムにあわせて体を揺らして
なんかシュールだとか これもアートだとか
的外れな意見を延々と恥ずかしげもなく
僕は壊れたスピーカーの上で体育座りしてヘッドバンギング
勉強机の上では意味のわからん絵を描いて姉が恍惚な表情をしてた
言葉が最高の武器だ 文学は馬鹿なやつらの勉学だろう
そんな恥ずかしいことを言ってた17の頃にはもう戻れない
戻れないのは問題じゃない もうなれないことが問題だ
僕はもう恥らいを覚えてしまったし
なにかと思春期特有の感傷のせいにしてしまう
そうして退廃していき足元から臭っていく
こんな文章を僕は半笑いで書いてしまう程に
商店街では婆さんが古臭いおもちゃを売っている
こんなもんいらねぇと通り過ぎてく子供から大人まで
僕は悪なんて正義みたいなもんだと知った
明日という日が機械的なルーチンワークならば
未来という言葉は今日という意味になってしまう
変化球を投げようと毎日毎日練習して指に出来たタコは
明日という日の前ではなんの意味もなさない
僕はこういう少年をバットで殴りたい
僕はそういう少年になら殺されてもいい
切ないが昨日とか過去とかそういう事は一ミリの意味もなさない
時間という感覚 概念がもしなかったら
世界と手を繋いで踊って笑って楽しんだだろう
そう まるで死にながら生きている様な
そんな時間をずっと過ごしたかった
僕たちそして君たちは大人のせいにしていいように大人を使う
なにも政治家だけが悪いわけじゃない なにも国民だけが生きてるわけじゃない
なにも僕だけに なにも君だけに なにも大人にだけに 孤独があるわけじゃない
息をする価値もない人に差し伸べる手がないことがいけないんだ
ありとあらゆる方法で自殺しろ 生きる痛みを知れ
ずっとずっともっともっと永遠のような時間を苦悩するべきなんだ
そう まるで生きているかのように
そんな時間が必要なんだ