09/07/01 05:47:47 InYw9n04
「銀色の体液」
紫煙越しの夜明けを迎えて
幾日も盛る膿、溜りに溜り立ち往生
逡巡に任せ口から出任せ
濃く澱む指先に、舌を絡めて待ちぼうけ
このさきは、いきどまり
あしもとは、みずびたし
きたみちは、はるのかお
このそらは、あめのいろ
うつぶせに、あおむけに、ひざまずき、どろだらけ
はらのなか、いざしらず
むねのうち、ささやいて
てをとりて、たちつくし
むこうずね、けりあげる
ゆびをくみ、めをとじて、せをのばし、いきをする
恩赦を待つなか、君に出会った
大罪に濡れた、君を抱いた