09/06/23 23:32:07 JmKVzXeA
>>376
飛行して、色んな風景を眺めていく、という趣向だと思いますが、その飛行について行く楽しさは、色んな美しいものを
描写する力から生まれていると思う。これだけ日本的世界を描けるだけの、知識と感性が備わっている作者は、
凄いと思う。命の垣根のあたりが、難解で、私には分かりませんでした。美しさと新しさがある。C
>>381
短いのが惜しい。しかも、美しい。読んでいるのが気持ちいいです。作者の描写力の確かさは、新奇なものを描いているのでは
ないけど、小説の一場面のように、そこに佇む喜びを与えてくれる。C-
>>417
十代ですよね?詩を書くことが青春であるような、そしてその才能を備えた、非常に幸福な例であると思います。
女性に対する見方ができあがりつつある少年を描いて、そしてその女性を見るのに詩を手段として用いていて、
でも、僕自身も努力を惜しまない。自分をコバルトブルー、彼女をコバルトレッドにたとえる所なんかは、感性が
光っている。C-
>>420
作者の堅い洞察力で幸せについて考えてある。心を掃除する、という考えは、なかなか浮かばないと思う。そこが
この詩の本領。そして、みんなの幸せについても考えてあり、幸せというものの本質にせまっているのがいいと思った。C-