09/06/22 04:55:31 Mw2Ibiks
>>247
>黒と青が混ざり合う中に白い花びらが
中、という描写が、空間を描くには適当すぎる。
>水面はすぐにそれをない事にする
ない事、というのは雰囲気を壊すので別の表現を探って欲しい。
>誰かがわたしをなんども呼んでも、誰もわたしに触れてはくれない。
呼んでもらって嬉しいと言う気持ちと、触れてくれない残念さを、普通に表せばいいのに、両者の相乗効果を
ねらっては、両方をぶちこわしてしまう。
>人々は傘を出すけれど、悲しみはその傘を突き抜ける
傘を突き抜けて、その後悲しみはどうなったの?
>作り物の輝きが道を照らし、黒い猫が自らの影に罵倒する。虫たちが街灯にまとわりつき、作り物の輝きにただ、ただすがる。
>わたしの涙はいつからか枯れていた
輝きは普通に明かりでいいと思うが、黒い猫の描写は上手い。虫の描写も情感あふれる。涙のエンドもさわやかでいい。
全体的に、詩的な描写をしようと意気込むあまり、過剰な形容が多いと思う。詩は雰囲気が大事ではあるが、やりすぎてもいけない。まだまだ上達途中。D+