09/06/17 00:38:09 0UoDYPlw
>>883
A-
読み違っている可能性もあるが、これも詩作に役立つ経験である
恥をかく覚悟で批評する
この詩は自分(人間)と云う者について書かれたのであろう
自分(人間)は様々な側面(人格)を併せ持つ
ある者はおしゃべりで、粗忽な道化であり
ある者は哲学者然として賢ぶる
哲学者は道化を律しようと必死だが、いくら諭そうが律せない
まして簡単に抹消出来るものでもない
その哲学者も賢ぶってはいるが、その実道化と大差ないのである
その証拠に自分の中に沸く様々な矛盾を精一杯捏ねくって考えてみても、出て来たものは、せいぜい側篇で歪んだまるで鮃のようなものでしかなかった
自分(人間)とはその程度ではあるまいか
と、非常によく出来た奥深い詩である
マイナスとしたのは、簡素さと短さ故、凡人には難解であるから
俺は凡人なので、読み違っているかも知れない
しかし、例え読み間違っていても俺はこの詩から多くを学んだ
これは俺の評価でしかないから、読解力のある方の別の考察もお聞きしたい