09/05/13 16:59:26 TbzEIvZ0
早退
今日でなくても良かったのだ。
今日である必要すら無かったのだ。
僕を駆り立てたのは画鋲のような恣意
幾十メートルの墓標にも
肉塊の波に用があるわけでも
無いのだ。
丁度六限目が始まる頃であろうか
僕の赤い水銀は針の中へ吸い込まれてゆく。
帰り道、
僕は自らの恣意そのものが逃避である事を
承知していた。
逃げている訳ではない、
少し弱いのだ。
僕はまた目を背けた
551:あおたん
09/05/13 17:00:27 eFjfZ+tj
ユリイカは詩の月刊誌だよ。
自作詩を投稿して選出されれば批評をいただけます。
552:名前はいらない
09/05/13 17:01:59 TbzEIvZ0
ありがちな詩ではありますが、宜しくお願いします><
553:名前はいらない
09/05/13 17:21:19 Wnr6njbz
在りもしない幻想と
過去を奔放に思い描いて
虚無感とセックス
胸に痞える重たい刃と
交じり合ってるエクスタシイ
決して届かない最高の絶頂
554:名前はいらない
09/05/13 17:24:56 lScrFz5S
>>546
君を喜ばそうとして書いてるの?自分自身と向き合うために書いてるの?
はっきりして。
555:名前はいらない
09/05/13 18:03:49 pUNZlBfE
>>546
半分くらい同意
少しは投稿者からの意見にも耳を傾けるべきと思う
詩を書くことが自己満足なら評価される必要はない、逆に自己満足じゃなかったり良いものを書きたいと思うのなら評価されたいと思うのは当たり前
評価する側は投稿者にもっと良いものを書きたいと思わせるような具体的なアドバイスや欠点を指摘するべきだしそれすら全く書かないような評価は言語道断、まあ受け取る側にも多少の問題はあるのだろうけど
そもそも評価人が少ないから気軽にって書いてあるけどそれがまず問題があると思う
そんな安易に人の詩や想いを批評することは人間としてどうなのかと激しく疑問に思う
556:名前はいらない
09/05/13 18:12:25 Wnr6njbz
人造人間になりたいんだ
彼女は笑う
肉付きのいい頬で
PCモニターにはいつも
金属光らす白い肌が住んでいて
君のナカにも移住計画
キラキラピカピカ
瞳はおほしさま
脳ミソは白銀の世界
生える鉄に 踊る翼
でも腕から流れる赤と
いちまい皮膚の中から溢れる液体
僕はまた君にだきつきたくなる
肋骨を折って
舐め回すようにキスしたい
557:THANK YOU MY HERO!
09/05/13 18:22:24 o9NvHs8F
僕ら障害者は、「喜びにふれたくて明日へ」
こんな一言の言葉にどれほど勇気づけられるか・・・。
僕らには、明日が見えない。
健常者すら、先行きが見えない時代なのに。
時代や、人のせいにはしたくないけど。
僕のような弱者にも目を向けてくれる人(アーティスト)
がいるって思うだけで、すごいエネルギー源に
なります。
THANK YOU MY HERO!
558:名前はいらない
09/05/13 18:37:35 epwCJlEb
>>478-479
ぜんっぜんわからん・・・
ただ、女の子の置かれている切なさだけがじわじわ伝わってきた
何故だろう 語彙も深い、深いんだけど何が言いたいのかそもそも
わからない でも逆に「猫を装着」とかカオスすぎて好きではある
あとは分かりやすさが欲しい あんた絶対技術の有る人だから頑張ってくれ
D
てかどれが評価済みなんだろうか
ゴミのはなんかぐっちゃぐちゃだぞ
誰かハイセンスにまとめてくれないかなあ
559:名前はいらない
09/05/13 18:48:37 ivC7EjYd
「クラスメイト」
クラスメイトは彼女を嫌っている
クラスメイトは彼女の目を正面から見ない
彼女はひとりで
敵は二十人位
彼女が偉いのが気に入らないらしい
彼女が強いのが我慢出来ないらしい
皆で下に居ろよ
音楽教師は泣いていたから
俺の隣で
一晩中ずっと
560: ◆UnderDv67M
09/05/13 19:14:44 aUKMC2S7
>>539-542 で なにこの三匹のオッサンが集まって小屋作ってんの?
>>539
そうだねEランクなんて気にしてちゃアカンね
結局は無関係である赤の他人からの評価だもの
チャレンジャーは某ゲームの番組で取り上げられていたからどうせそうだろうと
どーせ誰1人として伝わらなかったんだろwww 当てたんだからなんかくれよ
>>540
うわ…… 2chを利用しといてて敬語使えと真顔で寝ぼけてるオッサンが息巻いてる……
俺は理知的だぞ 言葉が気に入らないと癇癪起すのは感情の問題だ
実体の中身でなく形式のみを重視するのは2流の詩書きだ馬鹿馬鹿しい
馬鹿にしてる? 大好きだからこそワザワザ特集で取り上げて知名度上げてやってんだよ
否定されず? ありますよ 馴れ合い依存のポエ板限定でよく叩かれます 何とかして下さいよ
ずっと俺のターンで攻めてるつもりなのか知らんが お前はなにが目的で参加してんだ?
>>541
そりゃないよオッサン
>>542
文芸でコテ名乗ってるんだから当然実力はあるんだろうな? あまりガッカリさせんな
>>546
俺も社会が認めるようなすばらしい愛のある
詩を投稿できる奴にしか評価したくねーよ!
>>555
いいから只管求める立場で慢心せずに求められる立場を目指せよ ピンからキリまで他人からの善意に縋るな
評価する側は投稿者にもっと良いものを書きたいと思わせるような具体的なアドバイスや欠点を指摘するべきだし
>雑魚が図々しいわ 寝ぼけるな
561: ◆fUUVcfVsJM
09/05/13 19:35:09 GyC6fDVl
>>560
>チャレンジャーは某ゲームの番組で取り上げられていたからどうせそうだろうと
違うよ。ホントにこのゲームが好きなんだ。
まぁ、アンさんに当ててくれて、ちょっと嬉しいがな。(誰もきずいてくれんかった)
562:THANK YOU MY HERO!
09/05/13 19:43:03 o9NvHs8F
◆UnderDv67M :の詩が読みたいですね。
ホームページとか持ってないんですか?
俺を雑魚よばわりするんだから、プロ並の詩が書けるんでしょうね。
俺が認めるのは ミスチルの桜井 HERO他多数 B'z 稲葉 いつかのメリークリスマス
尾崎豊 卒業 15の夜 レミオロメンのもっと遠くへ 山下達郎のずっと一緒さ
吉井かずやの作品 多数
とかがいいと思いますね
563:名前はいらない
09/05/13 19:47:03 dCL0FSoW
>>562
(笑)
564:名前はいらない
09/05/13 19:52:11 pUNZlBfE
>>560
どうやら俺はあんたに対して勘違いしていた部分も多かったようだ、すまない。
まあおっさんと言う言葉は気にいらんが、たぶん俺はあんたよりガキだ
権力の敵であってくれ
565: ◆UnderDv67M
09/05/13 19:56:40 aUKMC2S7
また名無し共の「ずっと俺のターン」か!!??
>>561
>チャレンジャーは某ゲームの番組で取り上げられていたからどうせそうだろうと
違うよ。ホントにこのゲームが好きなんだ。
コッチがTVで見て知っただけだよ 全員からスルーされてたのか うわぁ……意味ねぇ
>>562
>俺を雑魚よばわりするんだから
しーーーてーーーねーーーえぇぇーーーーーーーー
誰やねんお前 レス番間違えているのか? 今一度訂正する権利を与えてやる
恥ずかしすぎるから放置しておいてやるよ知能雑魚 失せろボケ
>>564
いや 楽しければどうでも良い
よし荒れてきたな
566:名前はいらない
09/05/13 20:04:36 TbzEIvZ0
みなさんもう少し訥弁になりましょうよ…
認められる詩とか愛のある詩とか言う前に、純粋に詩が好きな人が書き込みづらくなってると思います。
567:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/13 20:05:56 YY6V79GQ
>>363
食べ物と、気が狂った~のところの、関連性が薄いような気がします。パチンコでも、仕事でも何でも良いような気がする。
料理が好きな様子は伝わってきたので、良いと思います。無理矢理詩っぽくしているような気がするので、二つを分けて
別々の詩にすればいいんじゃないかと思いました。短くても、いいから。D
>>365
関西弁なのが、うっとうしい。大阪の人と仮定して話を進めますが、大阪出身の有名人が、大阪人は地縁血縁で結び
付いていて、気が抜けてる、大阪にはブスが多いが、油断があるからだ、というようなことをいっていました。
味になるか、うっとうしいか、上品かはセンスによると思いますが、この詩は意気込みすぎているように感じました。
最後のヤフードームの所のねらいが分からなかった。何を感じれば良いんだろう?D
>>374
最後の所を読む限りでは、私には分かりませんが、お笑いのネタの形を借りて述べているのでしょうか。考えが、
同じ所をグルグル回っていて、発展しない。悲しみを伝えたいなら、もっと凝る必要があるでしょう。D
568:名前はいらない
09/05/13 20:12:29 pUNZlBfE
>>566
もとはといえば
◆UnderDv67Mの批評に対してコメしたのが原因w
>>565
>いや 楽しければどうでもいい
何故か同意
かっこよす
569:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/13 20:42:19 YY6V79GQ
>>446
あきらめがメインテーマなのか、自分なりの改善策が示されない。独り言を効果的に使っているようにも思えない。D
>>463
オレンジ、という仕掛けが、とても上手く書かれている。むしろ芥川のような、短編小説という趣がある。どうでもいいが。C-
>>473
良い絵本のような詩でした。色んな要素が僕の周りで起こって、読んでいてもとても楽しい!落ちもそれなりに感じる
所があって、いいと思う。C-
570:名前はいらない
09/05/13 20:44:13 0t54FCUb
>>562 気に入った
まだまだ頑張ってくれよ
君みたいな人は大好きだ
571:名前はいらない
09/05/13 22:02:16 0t54FCUb
『思い出せない』
タイトルを決めるのが
上手くないんだ
かといって詩を書くのも
上手くはないんだ
今日あった出来事
思い出し綴ろうと
頭を捻る
凡才の枯渇
数行書いては悩んで
消してまた書いて
とうとう頭は
捻る角度を失う
なけなしの知識を
絞り出そうと
まだ捻る、ただ捻る
しかし一線を越えると
取り返しのつかない
異常な角度に…
…気が遠くなった
キラキラ美しい
宇宙が見える
ユラユラ心地良い
貧血で意識を失う
一瞬前のあの陶酔感が
宴のように続いてる
あぁ、なんか
神が降りてきた
うわっ かなり
良い詩が書けそうだ
おぉ、これは奇抜だ
先人の誰より
素晴らしい作品になった
あまりの出来に驚き
頭は正常の位置に戻る
……はい、そうです
お決まりですが
意識回復、病室で覚醒
奇跡的だと医療界では
一躍有名人
噂を聞き付けた
マスコミにも
取り上げられて
一流芸能人にまで
登りつめたのは良いんだ
良いんだけれども
一つ心残りなのは
あの時書いた
天才的な作品が
一文字さえも
思い出せない
572: ◆UnderDv67M
09/05/13 22:03:28 aUKMC2S7
ポエ板の素敵な名無し図鑑 5/13編
名無し図鑑1
ID:pUNZlBfE >549 >557 >562 【【 ただいま指名手配中 】】
ユリイカを知らない為にニワカ詩人疑惑が持ち上がる
現代思想はともかくとしてきっと現代詩手帖も知らない
「THANK YOU MY HERO!」との微妙なコテを付けて参加するが
威勢を張った割に>>562にてレス番を間違えてしまう致命的なミスを犯す
訂正の権利を与えられるが素敵なコテ名と共に逃亡してしまう
《名無し語録 その1》
> 俺 が 認 め る の は ミスチルの桜井 HERO他多数 B'z 稲葉 いつかのメリークリスマス
>尾崎豊 卒業 15の夜 レミオロメンのもっと遠くへ 山下達郎のずっと一緒さ
>吉井かずやの作品 多数
名無し図鑑2
ID:pUNZlBfE >535 >540 >555 >564 >568
投稿した作品が連投なのか連番の不備なのか対処に困る行動と共に参加する
連作かと思いきや悪質なマルチ投稿と発覚する
煽りが華と言われる2chを利用しておいて発言がキツイのは間違っていると
摩訶不思議な戯言を真顔で抜かした挙句に寝ぼけた名無し語録を連発する
因みに半分オッサンである
《名無し語録2》
>安易に人の詩や想いを批評することは 人 間 と し て ど う な の か と 激 し く 疑 問 に 思 う
《名無し語録3》
>評価する側は投稿者に も っ と 良 い も の を 書 き た い と 思 わ せ る よ う な具体的なアドバイスや欠点を指摘するべきだ
573:名前はいらない
09/05/13 22:16:12 pUNZlBfE
>>572
図鑑1のIDちげーよw
574: ◆UnderDv67M
09/05/13 22:19:45 aUKMC2S7
ごめんなさい 適当に作りすぎました!
図鑑1の名無しのIDはID:pUNZlBfEではなくID:o9NvHs8Fでした!
ID:pUNZlBfEは間違っています ID:pUNZlBfEは図鑑2の方であって
ID:pUNZlBfEは図鑑1ではありませんでした!
/´⌒⌒ヽ ID:pUNZlBfEさん
l⌒ ⌒l スンマセンでした!
m( )m
V ̄V
575:名前はいらない
09/05/13 22:23:15 pUNZlBfE
>>574
急に改まられても対処に困るんだがw
576:新人ナイフ ◆XBzaII/xfg
09/05/13 22:23:30 VZedQ9aq
>>535
ええ、>>507の評を書いているときから気づいてました。
でも、申し訳ないのですがほんとに同じ作者かなと思うくらい
作品の出来は違うと感じてました。
>>497と>>498とでは毛色が違いますがどちらにもあまりポエジーは感じません。
決して一般的なうつくしさを言っているのではなく
無意識に訴えてくるようなうつくしさがないように思いました。
577:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/13 22:33:45 YY6V79GQ
>>474
空を飛んでいく描写が続きますが、低いところからどんどん高いところへ上っていく様子が、草原や馬、カモメ等を使って
なされています。上手いです。そして、速さを増して、太陽との関係を描くことで、あり得ないような速度を描写するのに
成功している。こういった描写をできるのは、プロでもなかなかいないのではないでしょうか。最後の落ちも面白い。
言葉による、新しい言語の創造というものに成功していると思います。A-
>>477
ケーブルでつながれた二人、一見ありがちな比喩に思ってしまいますが、この詩のなかでは抜群の効果を持って
使われる。言葉遣いももちろん達者なのですが、それ以上に、温かさをこの詩から感じます。思わず感動させられ、
共感させられました。感情に訴えかける詩です。B-
>>481
何という優しさをこの詩からもらったことか。誰でも過ちを犯す、そのたびに罪悪感を覚える、そんなとき、この詩
を読めば、自分は罪を感じる泣き出しそうな空だったのかと、美しい青色だったのかと、思うでしょう。B+
578:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/05/13 22:46:31 Fa7U4sbK
>>534
>444 >464 >483 >492 >493
>498 >503 >504 >508 >512
>514 >518 >525 >530 >531
>545 >546 >550 >553 >556
>557 >559 >571
579:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/05/13 22:54:00 Fa7U4sbK
>>444 とても元気があって好ましいです。
恋に勉強に頑張ってください。
未成年の喫煙はあなたの健康を損ないますので、止めましょう。
D+
>>464 リズムが有って面白いです。
途中でリズムが変わるところも面白いです。
C-
>>483 女性嫌いという題とは裏腹に、女性が気になってしょうがない、
そして、そんな自分に対する嫌悪感が描かれています。
良くわかるように書かれていると思います。 C+
580:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/05/13 23:01:47 Fa7U4sbK
>>492 幸せの飛行機雲でありますネ。
女性器が奏でるエロチックな調べを描いた
臨場感あふれる作品です。 C
>>493 オオカミにしては猛る様が無いと申しますか、
内にひめたる炎が無いと申しますか、
大人しいオオカミさんなので、緊張感が無いです。
緩い雰囲気も一つの味でしょうか。 C-
581:名前はいらない
09/05/13 23:36:08 QA7CVda6
「隣人」
壁を隔てた向こう側にいる隣人
せめて この出会いをすれ違いと呼ばせないためにも
僕にできることはなんだろうか
呼びかけてみようか
壁を叩いてみようか
ノックをしてみようか
すべての先に考えられる小さな小さな可能性は僕を部屋の隅へと追いやる
時計の短針は12を差している
そういえば、この人12人目だったっけか
顔を見たときには もう死んでいるんだけれども
582:桃
09/05/13 23:46:27 XKzH2jMI
>>478-479
C
とても良いセンス。
「最後の話し合い」で猫との会話、埃の街の描写、
随所に素敵な言葉が散りばめられている。
「桃色の唇をした戦士」という表現が好き。
「倒れるから受け止めて」は挿入歌だと捉えた。
女の子の心情を歌うようになめらかに、物語の熱を包み込む。
物語との温度差が、せつなさを際立たせていると思う。
ただ>>558も仰有ったように…分からない。
「女の子のお話です」とテーマを与えてくれるのに、真意が見えない。
あなたならできると思うから、もっと分かりやすく改善を望みます。
583:桃
09/05/14 00:08:19 gFfJLGmF
>>569
ありがとうございます。
短い手足をばたつかせて泳いだのは母親の子宮≒宇宙、ですね。
584:名前はいらない
09/05/14 00:41:27 hw910qCG
>>579
>>464です
評価ありがとうございました
ただ少々簡素に過ぎるので、他の人の評価も聞いてみたいです
再評価お願いします
585:名前はいらない
09/05/14 08:50:11 3AaSnGht
本物のゴミさん?
586:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/14 10:05:18 iw3SWC8N
本物のゴミwwww
587:名前はいらない
09/05/14 11:04:45 3AaSnGht
ゴミさんってその昔から居るトリだったの?
588:名前はいらない
09/05/14 11:13:34 XOHbCEvX
5代目で派閥抗争が起きてね
589:名前はいらない
09/05/14 13:53:43 qP5g+QgW
Aとった詩ありますか?
590:名前はいらない
09/05/14 15:04:02 q4lhIjMm
そこからは桜が咲いていたような気がする でも確信も確証もない
鈍行の列車の窓から 確かに「桃色」
「赤」いバッヂをつけた 過ちを正すのに
過ちをした 「グリーン」に乗っかり
この一大事にぬるま湯に浸かった
次の日 「青」ざめた私
そして逃げ出す リノリウムの「白」い
箱へと
私は自ずと首を切った
故郷に帰ろう
新幹線じゃなく鈍行の列車で
はっとした
そこにあるのは白でも青でもなく
緑でもなく赤でもなく
確かな桃色の桜
タイトル「色気」
591:名前はいらない
09/05/14 16:53:43 rYsaFuwb
>>545
HSD君、SELF CENTRALとはなかなかおもろい。
しかし、まだまだ憎悪が足りない(笑) C
592:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/14 17:20:17 1vKYsvqa
>>498
絶望と希望について、絶望の方が勢力が強く抽象的な行動描写で書き表していき、この先はどうなるんだ、
と、はらはらしながら読ませて、最後はちょっと残念だった、希望の声を聞きたかった、しかし、今までの心の
戦いの記録を雄弁に語って、非常に面白い詩だったと思った。希望についてももっと描写があってもよかった
のではないかと思った。C+~B-
>>508
汚れたゴミ箱しかない闇の中、自覚のあるゴミ箱というおもしろさ、悲しみとはこういうものであるのかと思わせる。
描き方も、この内容を描くにはこれしかない、というような、上手く発見して完成された形で、いい詩だと思った。C
>>512
描き方はしっかり目が行き届いていて読んでみて面白い、しかし、川に飛び込む、という行為が、何か深いことを
伝えているのかどうか、となると、心許ない。それが、最終連の中途半端っぽい終わり方になってしまったと思った。
D+
593:ロエン君
09/05/14 19:07:45 rO4jPaY3
僕は統合失調症をかかえながら
ホームヘルパーを目指している。
誰にも、打ち明けられずに
心を誰にも開くことができない。
ものすごく孤独だ。
友達がいないわけじゃないけど
健常者にはやはり壁を感じる。
僕は今、この曲に毎日勇気づけられている。
今の自分のことを歌ってくれているみたいだから。
ヘルパーになれば分かれた彼女ともよりを戻せるかもしれない
かすかな希望を胸に、今日も講習をうけてきました。
このスレだけが、僕の心の声をすくってくれるから。
嫌なやつもいるけど、僕はこのスレが好きでありたい。
『もっと遠くへ-レミオロメン』
もっと遠くへ行きたいと願った
たった一度生まれてきた奇跡は計り知れない
だから、だからこそ怖いのかもしれない
レールに乗っかるのも無限に広がる自由も
まだ見ぬ未来、答え求めても
雲はちぎれて、風は星の上を吹き続ける
どこまで行ってもゴールはいつも心の奥にあるものだから
どの十字路が繋ぐ未来へも目の前の一瞬に全てを捧げて
駆け抜けるよ まだ明日はどんな色にも染まってないさ、君に出会えて僕は弱さと
初めて向きあえた、迷いの向こうに光を求めて
ありのまま生きようとして傷つくだけの日々
君も僕も誤魔化せない想いを胸に秘めている
夢に届かず、恋に破れて涙の底の震える感情に気付いたよ
何度だってやり直せる
だけど今は二度と来ない心の奥の手付かずの場所
踏み込めば痛くて涙も落ちるけど進んで行くのさ、時代のせいや
誰かのせいにするくらいなら、もう一度夢を描けるはずさ
青空に綺麗な君の笑顔が広がっていくように
日は昇ぼり新しい世界が始まる
表現しつづけるんだありのままを
諦めないで、その心が決めた道を走り抜けて強い風が吹いた日こそ
誰よりも、速く、強く、美しく駆け抜けてよ、夢の中を
光の方へ、闇を裂いてきっと答えは一つじゃないさ
あらゆる全力を尽くして行くのさ、もっと遠くへ
君との出会いを抱きしめて行くのさ、もっと遠くへ
594:名前はいらない
09/05/14 20:25:32 e9mr6qRA
「青春風」
髪にクシを通したら 風香る緑の方へ
繊維と繊維の隙間から 吹き込む春の息吹
冷たい靴はそのままに 奥へ奥へと進んで行ける
コケの生えた階段が 僕の身体を弄ぶ
膝の擦り傷 昔の思い出
子供の頃の遠足 半袖短パン
水筒 首からぶら下げて
歩いてゆく
隣の子の手は少し湿って暖かく
心臓が弾んで 内側からこみ上げるピンク
時は人を変えてゆく
でもココはこのままで
滑り台 高いブランコ チューリップの花畑
花を摘む 横顔 ジッと見つめていた
赤いほっぺた 太陽が照らして
今も忘れない 死ぬまでずっと
どこへ行ってしまったんだろう僕らは……
握り締めていた 稚拙なラブレター
手汗でふにゃふにゃになったラブレター
渡せなかった
だから
揺れる 黒い髪を見ながら そこらへんに捨てた
探しはしない あるわけないだろう
もう昔の話なんだから
それでも恋しいのは
なんだか切ないのは
今の僕の心さ
595:ロエン君
09/05/14 20:45:32 rO4jPaY3
>>594
穏やかな心の原風景にうつし出される。
甘くほろ苦い、恋の思い出の描写が美しく描かれていました。
ハートウォーミングでやさしい詩ですね。
ミスチルの『ゆりかごのある丘で』に似た感覚を醸していますね。
B+
596:熱量零
09/05/14 21:10:28 uuJ6pP9z
>>593
その歌やアティストに勇気を貰っているなら、彼等の著作権等の知的財産権を無断転用する愚かさを恥じろ
597:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/14 21:24:37 1vKYsvqa
>>596
youtubeも見ないんですか?よく今の時代ついて行けてますね。
598:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/05/14 21:29:57 zE+wJ+XX
>>585 本ゴミです。居るのはニ、三年ですから、古参というほどでもないデス。
>>589 Aをとった詩は有りません。
>>503 良いと思います。詩は心情の吐露といいながら、実のところ格好つけて
脚色をつけ過ぎてしまいがちです。
女性と付き合いたい!という内容ならば、尚更恥ずかしくて本当の事は書きたくないもの。
この作品において、瞠目すべき点はテクニックではなく、作者の勇気だと思うのです。
真実を追う創作には、自分からも世界からも目を逸らさない勇気が要るのです。
小手先の虚飾よりも、この勇気は大切であると思います。 C-
>>504 彼女との逢引ドライブはまことに楽しげであります。
しかも、CDを焼く手間を惜しまない友達もいます。
その友達は彼女の好みの芸術家たちの音楽を知っている。
「僕と同じ音楽を聴き、同じ風を感じながらずっといっしょにドライブしたいな」
ここで、どんでん返しがあります。
「僕」とドライブしたい、ということは、彼女=CDを焼いた彼=僕なのではないかと、
はっと思いました。一人でこころの中で三役を演ずる、そんな複雑な存在が僕なのではないかと。
「ずっと、いっしょ」も、ちょっと物悲しく不気味な味わいがあります。 C
599: ◆fUUVcfVsJM
09/05/14 21:54:26 DlTH3WWV
>>579
評価ありがとうございました。
名無しで投稿したものですが、>>483書いたものです。
600:名前はいらない
09/05/14 21:55:22 XOHbCEvX
別にインターネットないし便利なWebサイトを知りながら利用しない人は珍しくないよ。
下位文化であることはそんなに恥ずかしいのだろうかって2chに書き込みながら言う俺は動画サイトひとしきり使ってましゅ☆*^^*
601:名前はいらない
09/05/14 22:56:34 mxNCsh83
「復讐」
胸をかきむしって耳慣れぬ言葉を紡ぎ
空に突き出した拳は奮えながら生涯の敵を宣誓する
数刻前まで人の顔をしていた物はついには悪魔のようにゆがみ
その目は正気を失いながらもたった一つの物を冷静に見つめている
闇夜から一振りの剣を抜き放たんとばかりに片足に体重をかけながら
その瞳は来るべき未来に向けて恐るべき緻密さで冷徹な計略を張り巡らせている
あるとき星の輝きのように冷たく意味ありげな笑みを浮かべて
醜悪な二人の悪党に挟まれながら高らかに笑う
無防備な喉元を冷たい風にさらけ出す姿は
あたかもいにしえの巫女の悪魔に祈る姿と酷似していた
……勝てる!
そして彼女は幾度となく幾度となくこうつぶやくのだ
……勝てる! ヤッターマン!
602:名前はいらない
09/05/14 23:09:07 mxNCsh83
酒の勢いで書いた
後悔はしていない
ヱビスうまいよヱビス
603:名前はいらない
09/05/14 23:13:11 3AaSnGht
>>593 やたらにカミングアウトすればいいってもんじゃないんだよ!
不愉快だ!見苦しい!常識わきまえろ
604:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/05/14 23:36:48 zE+wJ+XX
>>601 硬い言葉を並べています。短文が五つあって、構成がほぼ同じ。
リズムが単調になっています。誰かの様子を描いています。
ヤッターマンが好きな女性の話でしょうか。しかしながら彼らは、いつも勝っています。
D
>>590 陶淵明のように、故郷へ帰りたくなった人の話です。
色をキーワードに散りばめています。故郷に帰り、
都会の生活に疲れ病んだ精神が癒され、最後は懐かしい花の色で
今度は心が正気に帰ってくるのです。 D
605:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/05/14 23:39:35 zE+wJ+XX
>>578
>514 >518 >525 >530 >531
>546 >550 >553 >556 >557
>559 >571 >581
再評価>>464
606:名前はいらない
09/05/14 23:58:21 toN7nbeh
「ダウンバースト」
人を愛することとか
大切なものを失って
悲しいとか思ったり
心を傷つけられて
怒ったりすることは
こんなに素晴らしくて
正しいことなのに
この長すぎる道は
そんなことを忘れてしまうほど
細くなっていくのが分かる.
人間とかいう動物は
生存競争にズルで打ち勝ち
退化みたいな進化を続けたけど
今になってツケがまわってきたらしい
ふと分厚い春の空を見上げると
カラスが珍しく上へと飛んでいた.
チューインガムの銀紙が
風に飛ばされていくのは
なぜだかとても空しいから
冷たい手のひら空へかざし
俺はわざと涙を流した.
下降気流に流されながら
何か錯覚して笑ってる
バービー人形,欠落した感情.
お前がいてくれればいいさきっと.
607:名前はいらない
09/05/15 03:08:45 lR9kWkUB
>>593
Eですらない。
邪魔だ。それ以外ない。
ただ自己主張したいだけならよそでやれ。
608:名前はいらない
09/05/15 08:06:07 67HnpGVA
>>593 統合失調症=障害者と思うのはよくない。まぁ障害手帳とか貰えるから、そう思うんだろうが。それはね同情を誘う武器になってしまうよ。
病気の大変さは解る。
しかし、あなたのあの書き込みはやっぱり同情を誘うように見えてしまうんだ。
統合失調症だから優しくしようとか、興味もったとか
そんな反応望んだんじゃないか?違うだろ
あなたはあなたのまま
変わらず詞を書いていけばいいんだ。名前や詞がキモいとか書かれても
懲りずに書き続けなさい。
いつか良い評価に
たどり着くから。
このスレで自己紹介したって何の意味もないんだよ。
そういうのは誰も
望んでないんだから。
ファイト!
609:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/15 09:35:00 aIx0VJ7G
>>518
一連が圧倒的に(他に比べて)よい。風に吹かれ、おそらくは夜の景色であり、温度さえ感じさせるような臨場感
がある。銀色の船、というのは、なぜ銀色か、説明がないので、必然性に欠けるように思う。また、心という言葉が
二回出てくるが、なぜ心なのか、という意図が汲めなかった。終わりに近づくにつれて、強引なところが出てくる。
最後の締めを、もっと感動的に説得的に出せればいいのではないかと思った。C
610:音符 ◆K2HoJpiyVc
09/05/15 10:20:56 ZqVvo7Ud
Do you know the enemy?
防御をしらないもの達は
攻撃ばかりでただ身を丸める
それが針ねずみの防御方法だって?
攻撃こそが最大の防御だって?
そんなの孤独な接触飢餓のせいで
あたまのいかれた ただの狂犬野郎だろ
ただ素直に
手を差し伸べて
手と手をつかめば
針の部分はあたらない
ガードと間合いの技術を学ぶんだ
そして攻撃は
その牙を剥き出して
本当の敵の内臓を引き裂くんだ
引きずり出して喰いちぎってやれ
611:名前はいらない
09/05/15 11:22:37 +vWbckqM
「ゴーストカー」
誰にでも経験あると思うけど
もう家に帰るのヤ!
こんな狭いとこで行ったり
来たりの生活にウンザリ
あのころのあの旅よりもずっと遠くへ
いやずっと旅し続けたい……
みたいなの
おそらくは
そういう気持ちが高まってどうにかなって
ゴーストカーは今日
公共道路を自然に走行しているよ
エンジンや運転手の二酸化炭素が出ない点
もう誰にも何も残すことはできない点
そしてなにより猫を
生死に関わらずその肉体を損壊させることはもう
絶対に無いという点!
何というベストポジション
こうなりたいと思えたナイスアイデア
こうなれたこのフューチャー……
と、度々思うのさゴーストカーは
そこそこ時は流れてある日
スピードを上げて断崖絶壁から
飛び降りるゴーストカー
やっぱりね、そうなるよ
空から見てたゴーストなにがしかは
思う、けど車体は海上を走ってた
豪華客船についてって
ユーラシア大陸に向かったよ
612:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/15 11:33:35 aIx0VJ7G
>>611
ゴーストカーという発想をされたのが、うらやましい。自然に走行している、などの語句がすばらしいと思う。
終わり方がありがちな感じで、残念だと思った。はじめに書いた、家に帰るのがヤ!という発端を書いたからには、
読者に語りかけたからには、いったん布石を打ち下ろしたからには、打った石の面目を立ててやらないと、
一局は勝利では終わらない。C
613:名前はいらない
09/05/15 11:58:45 +vWbckqM
評価早い!こんな時間にちょうどありがとう!
実はこれ半年くらい前に初めてセン5スレに投稿したやつの
ちょい手直しです。良かったのかな?評価待ちの人ごめんなさい。
「ゴーストカー」はマリオカートとか、あとオカルト話とかからの拝借です。
614:名前はいらない
09/05/15 12:25:14 8OwLdHSX
>514 人間が月見酒をするように、
天に住まう神々が地球を肴に飲酒する光景は
まことに幻想的、浪漫的で楽しげです。
きっと天女も地上より天界の方に興味を引かれたのでしょう。
つれない天女にとり残された寂寥感が残ります。 C-
615:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/15 12:36:35 aIx0VJ7G
>>614
評価、どうもありがとうございます。ちょっとつぎはぎだらけの感じの詩になってしまったと思ったのですが、
好意的に想像を働かせていただき、ちょっと恥ずかしくもうれしいです。ありがとうございました。
616:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/15 13:27:44 aIx0VJ7G
孤独なもの
私の歌った歌は、結局誰にも届かなかったのだが
何者にも触られなかった寂しさを思っていると
真夜中の、風が冷たく吹き過ぎていく
自分以外の心に触れることは本当は出来ないのだと
自分と他人は重ねてしまうことは出来ないのだと
そして一匹の虫と一人の他人は変わらないのだと
617:ペド
09/05/15 13:42:21 /iUY9N6B
「スープ」
ショーウィンドーに飾られたアンティークは手にした途端色を失ってしまった。
純銀製のスプーンも金色の額縁に入った一枚の神秘も。
老人の目は虚ろにうつ向きいつかのうろ覚えの歌詞を口ずさむ。
彼方の夢も覚めれば褪せていくばかり。
火を着ければ後は灰に成るのを待つだけ。
結末は切ないから何度も繰り返してしまうのか。
「僕」と「君」だけの三人称のラブソングはもう飽きてしまったから終いにしませんか?
今はただカップに注がれた暖かいスープをスプーンでかき混ぜて冷ますだけの、
副産物の憂鬱をすすり移ろう。
618:音符 ◆K2HoJpiyVc
09/05/15 13:52:08 ZqVvo7Ud
>>616
作者:雑草 ◆je5cNlouiI
ID:aIx0VJ7G
題:孤独なもの
作者の飢餓感と寂寥感が、分かりやすい表現された詩で、
とても読みやすいのだけれども、作者の心の中で導き出された
結論の言葉に、普遍性もインパクトも感じられない。
他人と心を重ねられないのは、自分だけを愛しすぎて
他人を愛すことが出来ないからではないだろうか、と個人的に感じました。
619:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/15 14:04:50 aIx0VJ7G
>>618
評価、ありがとうございます。鋭く厳しい意見、なかなかもらえないので、貴重に拝見いたしました。
最後の言葉こそ、自分の発見した結論で、新しいものだろ、と思っていたので、ガーン、ショックです。
どうも僕は人をなめすぎているらしい。これくらいの結論は、子供の時に済ませるような物なのでしょうか。
自己愛心は人一倍ある、と自覚してます。オナニーしかしたことないし。これから人の中に出ていって、
他人を愛するとはどういう事か、学んでみたいです。
620:音符 ◆K2HoJpiyVc
09/05/15 14:30:49 ZqVvo7Ud
Perfect World
恋愛がただれてる人
孤独感に悩まされている人
家庭が上手く言ってない人
部屋から外に出ることが出来ない人
自尊心を満たすためには他人を見下すしか能力のない人
みんな自分の問題から目をそらして
いがみ合ったり、罵り合ったりして現実逃避している
現実の世界から逃避して癒しを求めているはずなのに
ネットワークに繋がった世界でも
さらに感情を増幅させ撒き散らす
ああ、神さま
なんてくそったれな世界なんだ
一筋の清浄な光のようなあなたのその詩を詠ませてください
きっと みんなが救われるから
621:名前はいらない
09/05/15 14:54:07 eUZQPFdC
たくさん猫が寝そべっていた 君は猫に語りかけた
そういう時間とそういう君が好きだった
臆病な君 弱気な君 ちょっと自分に自信がなくて
長い髪と眼鏡ごしに時折見せる強い眼差し 変な鼻歌
真正面からぶつかって回避しない不器用さ
なんで迷ったの 僕はあの日からずっと君が好きだよ
君の前で泣かなかった
明け方 君と重なる時間はもうないんだって 涙がとまらなくなっちゃったよ
今日が雨で良かったよ
もしも 爽やかな初夏だったら
僕らのもしも を探し続けて 出てこられなくなってしまう
僕ら なんてもうないのに
僕らが重ねた時間は それぞれで持ち合って
君と二人で 取り出しあって いとおしむこともできない
あの時間 たくさんの共有した時間
僕は僕の中で完結していくんだろう
君も君の中で完結していくんだろう
いつか君は僕を忘れる 僕も君を忘れる
二人で笑いあって会えるといいねって 大人ぶって言ってみたけど
そんなの嘘だった
忘れなくても 忘れても 君と重なる時間がないなら一緒なんだ
君がいない ただ君がここにいない 君がいない
いつかの自分は今じゃない
頭は理解しているのに 心が追い付かない
君の幸せを願っている だから離れるって決めたのに
欲しいものは欲しいって子どもに還らなかったのに
僕の中で 泣きじゃくる子どもがまだ
迷子になって泣き続けている
君を探している
622:音符 ◆K2HoJpiyVc
09/05/15 15:05:21 ZqVvo7Ud
>>916
雑草さん
自分は小さな世界の生命に
驚嘆するほどの神の造形を感じ取ったりします。
気付かずに踏みつぶしてしまった仲間を必死に運ぼうとする1匹の蟻は、
仲間の死体を食料として運び出そうとしているのでしょうか?
ゴメン、踏み潰してしまった蟻。自分にはホントのところは分かりません。
同様に草木の小さな芽や蕾、葉のやわらかい産毛のその造形に、
スゲーアリエネーと、感嘆の声を上げたりもします。
また、液体のような濃厚な光に嬌声をあげ、その世界に浮かぶ雲の流れる動きや、
逆巻き上空に舞い上がる様に大気の動きを、ああ、すごい世界だなぁ、
と感心することもあります。
みんなもきっと同じように感じているのかもしれません。
自分だけを愛しすぎて他人を愛すことが出来ない、の簡単な例をあげると、
ドラマやドキュメンタリー、映画などで、主人公の不幸な境遇な場面に
観客が涙する情景をよく目にしますが、自己愛の強い人は、
場面の主人公が可哀想なのではなくて、
観客である自分が、もし同じ立場であったならと想像して、
そんな主人公と入れ替わった場合の自分が可哀想なために、
涙を流しているというケースがあったりもします。
他人を愛するということは、100%無条件で相手を受け入れてしまう気持ち、
なのかもしれないなぁ、っと個人的に考えていたりします。
623:名前はいらない
09/05/15 15:30:08 hxJGVKvc
つまらないコテしかいないな
624:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/15 15:45:47 aIx0VJ7G
>>622
音符さま
僕は(病気のせいで)世界と隔絶されたような感覚しか持てず、子供の頃の自分を振り返って、ただあこがれ、
世界に対するあこがれを抱いていたのが何年もあります。そして今、自然の驚異や人工物の造形などを
ゆっくりと眺め始めたところなのです。
自分、という物を失っていたから、まず自分という物の豊かさ、心のほっとする感じ、自然な体の感覚、
そう言った物、つまり命の与える物を快く感じています。
子供の頃、映画館に行って、おじいさんが死ぬ、という場面を哀しげに見せられて、思わず泣きそうになった、
でも、泣くことに罪悪感があってこらえた、このことには、他者というものの威厳というか、尊重されるべき
個別性とでもよぶべき物に対して、つばを吐くような行為であったという風に感じていたから、と、今はそう思います。
死ぬときは別々や、とは上田正樹がしゃべっていた言葉ですが、子供と大人、成長する、ということは、そう言う考えを
育てること、なんて、囲碁を対局していただくおじいさんなんかを観察していると、そう思います。
恋については、でっかいのが一つあるのですが、もうそれは殆ど枯れかかった樹木です。
レスサンキューです。
625:名前はいらない
09/05/15 18:12:16 HDuJlgjC
しかし病院のようなスレである
626: ◆UnderDv67M
09/05/15 18:21:25 AQvP8lYR
>>620
悩む&上手く言ってない(←!)からして不利益なのになんとでも成立する -1
問題の種類は千種万様であり「恋愛 孤独感 過程 部屋 自尊心」
に作者が着目した理由が書き出されていないばかりに芸術力に乏しい -3
「現実逃避している現実の世界から逃避して」 2重 情けないミス -3
癒しに付いて書き出されていない(連想させるワードさえない) -1
感情には喜怒哀楽ある訳で色々と一方通行すぎるんじゃないか -2
神さまがわからん 都合の良い道具でしかなく終盤にさえ価値がない -2
なんて言うか>>610と連投じゃないの どっちも失格じゃん!!!!
ルールくらい守りなさいよ音符 ◆K2HoJpiyVc E
>>610 連投 しかもくだらんE
>>621
「僕らが重ねた時間は それぞれで持ち合って」 +2
「僕らのもしも を探し続けて」 +1
「欲しいものは欲しいって子どもに還らなかったのに 僕の中で 泣きじゃくる子どもがまだ」+2
在り来たりな内容でどうしても飽きる -0.5
読み手側に迷ったのはドッチ側やねんと悩ませる -1
「あの日から」って1連は全て1日の出来事なのかよ!! との突っ込み -2
「出てこられなくなってしまう」価値無し -1
「探してるんだけど彼女に携帯の番号(連絡先)変えられちゃいました(^o^)えへっ♪」的な不自然さ -2
「君と重なる時間がないなら一緒なんだ」分かり難い 詩は口頭で述べる事を意識する -1
「だから離れるって決めたのに 」 不明 -1
猫が使い捨てにされているばかりか1連にある舞台も室内か室外かさえ謎 構成力に疑問を感じる -2
ただ気持ち悪いから捨てられただけじゃ…… 「僕らが重ねた時間」とか言ってもこの1連だけじゃんみたいな D
>>623
ポエ板に面白いコテなんて存在してたの? この程度だろ
>>625
死に掛けている生物を観察するのには最適な場所だろ
627:名前はいらない
09/05/15 18:34:33 59X7WQ/W
ここ何年間なにやってたんだよ
628:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/15 21:12:06 aIx0VJ7G
Rollin' Stone
勝手に転がって行けばいい
ころころころころ
どうせ自分では止められない
行き着くとこに行き着くだけだ
やってきた道を戻ることも不可能だ
ただ尻目に見て眺めるだけ
何も身につけることなく
墓場がゴール
ただ一人で
ただ一つのことをなして
誰にも顧みられることなく
破壊するだけの
淋しい石
ただ一つのことをなして
それは大事な人のためであった
そんなやけっぱちの
淋しい人
629:名前はいらない
09/05/15 21:32:51 OZoabwxM
>>628
作者:雑草 ◆je5cNlouiI
(p)ID:aIx0VJ7G(7)
題:Rollin' Stone
悪くないと思いました。今までの詩よりドライブ感があり勢いよく読ませます。
自暴自棄な感じも堅いものが転がって自分も周りも削れる様子が目に浮かび
ます。そのうちにすべすべの石になってぴかっと光って目を引きそうです
期待感を込めてD+。
できれば一点集中と大事な人の描写をさらに深めるともっと良くなると思います。
630:名前はいらない
09/05/15 21:42:57 S4NfXqcF
「クラウトロック」
青空に換気扇が打たれ
蛇苺が挙って腐り
錆びた自転車の山で俺は目覚め
飛翔
こぶをこさえ
笑みをこらえ
631:H75ー2
09/05/15 21:51:20 qfKyYiag
>>591
C ありがとうございます
うれCです
これかも精進して参ります。
632:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/15 21:57:53 aIx0VJ7G
>>629
言葉というのは、扱いようによって、どんなことでも表せる、魔術みたいな物に思えます。評価ありがとうございました。
もう一作、いっけーーー。
633:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/15 21:58:50 aIx0VJ7G
透明な心
透明な、心
澄んだ、心
広い、心
僕の心はぐじゃぐじゃです
汚い思いや嫉妬や憎しみで
排泄物のような色です
ぼーっとしていると、
何も考えなくて良い
日当たりの良い窓辺に
寝そべって
ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ
どべっ、びちゃ
腐っている中に
大昔になくした宝物が
日に照らされて
光っている
634:名前はいらない
09/05/15 22:12:50 xROEkMEK
「朝顔」
旦那様、水をください
水ならばいくらでもあるではないかと貴方様は仰いますが違います
それは私には不自然なほど透明な水でございます
重力に逆らって空気中に霧散するあの霞や霧などといった手の水はどうも苦手でして
私はこの手ですくってこの指でかき混ぜて
この口でずずずっとすする事の出来る水が欲しいのです
ええ、ええ、もちろん病気やその他の不安要素に無頓着な訳ではございません
けれども蛇口を捻れば出てくるただの水ではあっしは満足できないのです
ああ、出来れば私の為だけに降りそそぐあの雨のような私だけの水が欲しい! なんて高望みは致しません
だって水は天下の回り物ってさっきの授業で理科の先生が仰ってたじゃあありませんか
旦那様、頼みますから水をください
このままじゃああっしの自慢の花もしおれちまう
ああー
こう暑くちゃあ鉢も土もからっからでさぁ
635:名前はいらない
09/05/15 22:22:48 OZoabwxM
>>605
>530 >531 >546 >550 >553
>556 >550 >557 >559 >571
>581 >606 >617 >630 >633
>634
再評価>>464
636:名前はいらない
09/05/15 22:51:53 OZoabwxM
>>530
原爆
導入部の大きな音から始まって騒がしく凄惨な世界の広がりが最後に向かう
につれて静かになっていくところが印象的でした。D
>>531
人生
人生をエレベーターにたとえたのは着想として面白いと思いましたが、村上
春樹の世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドでのよく似た
エレベーターの描写と比べるとまだその不気味さ、非現実感、迫力が足り
ないように感じられます。D-
>>546
私はこの詩は結構面白く感じられました。実体験からくる描写だと感じ、
そのリアルさ、日常さが心に迫ります。D+
>>550
保健室のベッド、体温計の赤い線、早退、情景を描き出す力があり、さらに
逃げる、という心理的な弱さを扱っているところも良いと思いました。
逃げてみないと逃げてはいけないということが分かりませんものね。C-
>>553
上手だと思います。きっとこの風景を延々と眺めてきたゆえの描写力なので
しょう。最終行にそのジレンマが凝縮されています。D+
637:名前はいらない
09/05/15 23:02:00 xROEkMEK
>>530 原爆
原爆について学んだ時の感情を劇的に表現した詩ですね
表現したいものが沢山あって、逐一言葉で表現しようと試みている感があり
>親しみは散り散り
とかの細かい表現によく出ています
アイデアと文章の創出力は若い力を感じます、あとは自分の作品をもう一歩引いた立場から、客観的に見られたらいいですね
C+
638:名前はいらない
09/05/15 23:07:58 OZoabwxM
>>556
IDから2重投稿?かと思いましたので、ここはパス。
>>557
好きなアーティストへの賛美の詩ですね。ありがとう!という感謝の
気持ちが伝わってきます。D
>>559
あなたの中の忘れられない記憶の断片のように感じられます。その中に
含まれた感情も描かずに伝わりますが、惜しいことに情景が断片すぎて
読者に理解ができにくい。自分の中での消化活動の結果として生まれた
詩なら良いのですが、伝える詩としてはまだ書き足す必要があります。D-
>>571
物語のように引き込まれます。まるでストーリーのある夢を見ていて、
夢から覚めた後一瞬にしてそれが消えてどうしても思い出せない、という
もどかしさを呼び起こされて、動かされる詩です。D+
残りの評価たのみます。
639:名前はいらない
09/05/15 23:21:01 xROEkMEK
>>556
AIとの儚い恋愛を描いた詩ですね
>生える鉄に 踊る翼
この辺の単語が淡白すぎてイメージが湧かなかったのが残念
> 肋骨を折って
> 舐め回すようにキスしたい
この一言で人間性の獲得を表現したのには正直感服した
これに尽きる
C
640:名前はいらない
09/05/15 23:33:03 a51qvfj+
「かなしいね」
笑ってる
けど悲しいね
汚れは
夜中の公園に
放してね
余裕なふりも
頼もしいね
横には仲間が居てね
バラバラでも
家族温かいね
夢掴み働いて
それでも
下向けば哀しいね
どこまでも
与えられた飯を
頬張るね
わたくしは
わたくしの
全てが
かなしいね
前にも投稿しましたが、
再度評価お願いします致しますm(__)m
641:名前はいらない
09/05/15 23:42:28 VmZGi//+
この歌詞、
どう思いますか?
「人という生き物が
地球を自分のモノと言い張って大変迷惑なんだという
ヘイワだとかビョウドウだとか綺麗事ばかり並べて何が「地球を守る」だ?
バカか?
死にたくないだけなんじゃないの?
本当はど-でもいいんでしょーよ
社会的秩序 薄汚れたビル隠されたホント
しっぽなら見える
ホラ、捕まえてみなさいと怪しい誘惑
消えて無くなれ
人という哺乳類が
自分は偉いんだと勝手に威張っていて困るという
オンダンカとかペンギン可愛そうだから?違う 自分が困りたくないだけなんでしょ?
ホントに本当にいい性格だねって
ホント-にどっかの誰かさんが嬉しそうだね
社会的秩序 薄汚れたビル隠されたホント
夢なら見れる
ホラ、何にも出来ないのよと見え透いた本性
ハイ その通り
人という生き物が
地球を自分のモノと言い張って大変迷惑なんだという
ひとりじゃ何にも出来ないクセに
何がそんなに偉い?
凄い?
醜い 」
642:名前はいらない
09/05/15 23:44:46 xROEkMEK
>>581 「隣人」
うーんシュールですなぁ。
アパートかなにかの隣人が次々に死んでいくという怪奇現象を
その隣に住んでてお隣に声をかけてみたいけどできない内気な人物の視点で描いたもの
だと思うけど、読み手をタネあかしに導くまでのアプローチがちょっぴりあざといですね
ひとつのアイデアに固執して、そればかりを念頭に書く傾向が見られます
たまには言いたい事をぐっと我慢してみるのもいいよ
D+
643:名前はいらない
09/05/16 00:09:37 pZ9WJ9fc
>>640
前の方がいいような気がする・・・。
644:新人ナイフ ◆XBzaII/xfg
09/05/16 00:12:35 IF+C6g78
「晩夏」
今日という日に必ず行方不明になってしまう
きみへ
さびしさってやつは
まぶたのなかの世界を
はじめてそよぐ風のように
いつだって
すりぬけるばかりだぜ
だからこうやって
海岸の椅子に腰かけ
白い羽いちまい風に舞ってくのを
見送るがいいさ
645:名前はいらない
09/05/16 00:14:42 7k3sodLO
苦しみを軽くするわけでもなく癒すミスチルダントツ
646:名前はいらない
09/05/16 00:54:24 YJvRvISm
「捕食」
光合成 己を維持
捕食に依って進化と保存
可愛い動物餌を食べる
憐れんで逃がす術なし
それを憐れんでこれを捕食行為は残酷
両方は過酷
偽善者 力を保存
慈愛に依って品質を保持 可愛い動物宣伝用に
放たれて恥じる事なし
其を追いかけて其を捕食
行為は残酷
其こそが動物
人間は尊い
私の物私の物と
名前を付けまくるが
私の名前もあなたに知って欲しい
其こそが愛
其こそが人間
647:ヤタロク
09/05/16 00:56:01 HU1gdvId
「実家」
夕闇は音もなく過ぎ夜を終えようとする
窓から見える畦道に蛙が重なっている
学生時代の青臭い懐かしみの匂いが
机の上に居座る
比較的澄んだ空気は比較的僕を癒やし
恐らくは病んでいた喧騒を遠ざける
あんなに耳を支配していた車のエンジン音も
聞こえなくなってみるとせつないものになる
淡々と時は通り過ぎていく
かつて僕が過ごした空間は僕が居なくなっても確かに経過していた
家主の居なくなった家はそんなことはお構いなしに存在を続ける
文化の匂いにむせかえり
掴むべき手を放した僕は
誰も居なくなった部屋で朝を待つ
648:名前はいらない
09/05/16 01:16:01 IV7D5hgj
まだ未完成のタイトルのない詞です。アシュリ-さんの特番を見て書きました。曲調とかも決まってないです。
「ある朝の
ある街で
眠るように息を引き取った
短か過ぎる命を終えた少女がいたんだ
彼女は幸せだったのだろうかと
考えてしまう
その朝の
違う街で
自ら選んで死のうとしている
絶望に打ちひしがれた少年がいたんだ
彼女はなんだったのだろうかと
考えてしまうよ
一体何なのだろう?
綺麗事なんだろう?
わかってるよ そのくらい
きっと変わらないんだよ
変えられないんだ
なんてたって僕は弱虫
悲しい世界じゃない
当たり前なんじゃない
毎日が常に奇跡なんだと
駆け足で過ぎてくその命
を恨んでも 悔やんでもなかった
永遠の終わりのない身体が欲しいという
ある学者は死にたくないという
彼女は終わりがある
それこその命だと生き急いで 走りさって
消えた 」
649:名前はいらない
09/05/16 03:12:32 Jqp4Xf5x
「部屋」
歌うことを忘れてしまった4人の前には
けたたましく騒音を奏でる黒人と
休むことなく喋り続ける囚人
行方不明のカウボーイ
緑色の怪獣が虚ろな目をして見つめる先は、青とピンクの宇宙人
首を吊った骸骨が僕を見て優しく微笑み
毒を吐く僕の上には綺麗なままの思い出
650:名前はいらない
09/05/16 03:41:39 8g/GOGzM
「旅」
月に一度来る
この手紙は
途方の国々を旅するあなたを実に想像させます
あなたは若くして
わたしが見ない世界を
見てきました
広い砂漠に
魅惑のオアシス
深い森林地帯に
大きな怪鳥
鮮やかな建物に
心豊かな人々達
そして
これからもあなたは
世界を見続けるのでしょう
しかし
わたしは毎日毎日
あなたよりも
遥かに果てしない
途方に暮れている旅を
し続けているのです
毎朝
そこの門を曲がり
長い橋を越え
渦巻く人混みをかきわけ
いつ終わるか
想像もつかない
使命を果たし
月が光を照らす頃には
また同じ道のりを戻り
日の最後になると
妻と子に癒される
わたしは
わたしの義務という
果てしなく
途方に暮れている旅を
し続けているのです
651:名前はいらない
09/05/16 06:59:06 VpTh+CV+
>>648 完成してから書いた方がいいですよ
652:音符 ◆K2HoJpiyVc
09/05/16 09:54:45 bC8WBU1d
>>650
作者:名前はいらない
ID:8g/GOGzM
題:「旅」
自由に色々な世界を旅して回ることへの、強い憧れと
転じて義務として、毎日の同じ道を往復して行き来する、現在の自分。
しかし義務をこれからも果たし続けることへの、作者の潔い覚悟と
義務を果たすことによって、家族を支え続けることの、喜びが上手く表現
されている。
一つ難点を挙げれは、とても読みやすいが、改行が多く長いため、
詩全体のスピード感が、損なわれてしまっている、と個人的に感じました。
橋、人ごみとあるのですが、気まぐれに思いついたときに
通勤のルートを変更したり、出勤前に早起きして散歩したりすると、
新しい発見が見つけられるそうです。
評価:C-
653:音符 ◆K2HoJpiyVc
09/05/16 10:16:23 bC8WBU1d
>>649
作者:名前はいらない
ID:Jqp4Xf5x
題;「部屋」
読み解くための手がかりが乏しくとても難解なので、
極めて個人的な範疇で、詩の評価をしますが、
作者の方ご容赦ください。
題の「部屋」→ライヴハウス。騒音を奏でる黒人、休むことなく喋り続ける囚人→ラップミュージック
あとは、なんだろ(^-^;ゴメンナサイ、わかんないです♪ただ
毒を吐く僕の上には綺麗なままの思い出、という最期の句に
上の解釈で行けば、自分もホントにたくさんのエネルギーをもらった
綺麗な思い出があり、極めて個人的なイメージでは、脳裏に
ライヴハウスのあのスポットライトの光と音と観客の喜びの渦が
蘇って来ました。繰り返しますが極めて個人的なイメージです。
またみんなで歌ってください
評価:D-
654:音符 ◆K2HoJpiyVc
09/05/16 10:38:17 bC8WBU1d
>>648
作者:名前はいらない
01:16:01 ID:IV7D5hgj
題:まだ未完成のタイトルのない詞
まだ未完成の作品ということなので、最期の評価はしていません。
さてと、きっと作者は自殺を思い立つほどに、困難な状況にある
もしくは、過去にそういう状況であったということで、
病気か何かの為になくなってしまった方を、はかなんだ詩という
ことなのですが。
個人的に、他人の死に乗っかって詩を作るという行為自体に、
グロテスクな違和感と嫌悪感を感じてしまいます。
おまえ自身は、どう生きたいんだよ、コノヤロウ、と正直おもってしまいました
他人様の死を表現として利用するセンスを、改めましょう
655:音符 ◆K2HoJpiyVc
09/05/16 11:12:04 bC8WBU1d
>>647
作者:ヤタロク
ID:HU1gdvId
題:「実家」
都会でのいたたまれなさに、実家にもどってきたてみたが、
比較し推測してみなければ、帰ってきた実家での居心地が治まらないという
居心地の悪さ、という表現でいいのか、評価が怪しくなってきました(^ー^;
都会と職場をはなれた、一抹の寂しさが上手く表現されているのでは、
と個人的におもいました。
都会でのいたたまれなさが、解消されたのだから、
後ろを振り返らずに、もう一歩だけ試しに前進してみてください
評価:C
656:名前はいらない
09/05/16 12:14:12 IV7D5hgj
ある街で
眠るように息を引き取った
短か過ぎる命を終えた少女がいたんだ
彼女は幸せだったのだろうかと
考えてしまう
その朝の
違う街で
自ら選んで死のうとしている
絶望に打ちひしがれた少年がいたんだ
彼女はなんだったのだろうかと
考えてしまうよ
一体何なのだろう?
綺麗事なんだろう?
わかってるよ そのくらい
きっと変わらないんだよ
変えられないんだ
なんてたって僕は弱虫
悲しい世界じゃない
当たり前なんじゃない
毎日が常に奇跡なんだと
駆け足で過ぎてくその命
を恨んでも 悔やんでもなかった
一体何がしたいのだろう?
自分自身は?
見つからないんだよ その答え
きっと変えたいんだよ
なら探せよ 一つくらい
有るはずだろ
出来るなら僕は世界を変えたい
そして、今を行きたい
むなしい世界じゃない
日常なんかじゃない
自分が大好きなんだと
駆け足で過ぎてくその全て
を愛して 愛でていた
彼女の存在は誰かを生かした
彼女の分まで生きたいと思った
僕らはは何かを できることを探し始めた
高いビルの合間に咲いた綺麗な花が
人の胸に咲いた
657:名前はいらない
09/05/16 12:16:28 IV7D5hgj
書き改めました。
自分自身のことを書いてませんでした。彼女の命が教えてくれたことを書きたかったので、彼女のことは書きます。伝えたいことがあったのです。私は自殺願望がある少年ではなく僕の方の目線です。分かりにくかっかなら、すいません。
658:名前はいらない
09/05/16 12:20:35 IV7D5hgj
文の誤りがありました。すいませんでした。
659:音符 ◆K2HoJpiyVc
09/05/16 12:42:03 bC8WBU1d
>>656
きっと、現代でも太古の時代でも
ひとが生きていくってのはたいへんなことだったのかなぁ
でも、日常を楽しげに上手くすり抜けているように見える連中もいるしなぁ
日常を楽しげに上手くすり抜けるための個人的方法が、
詩作であったり、とにかく行動であったり、哲学の実行であったりするんだけど、
ほかの上手く生きているひとたちは、どうやっているんだろうね
といふうにいつも成功している人達の方法を個人的に意識しています。
そんなに謝らなくても、いいかもしれないよ
660:音符 ◆K2HoJpiyVc
09/05/16 12:44:11 bC8WBU1d
訂正)
>>657
661:名前はいらない
09/05/16 14:11:37 Dhcxw5hF
《オーロラ》
女神、なんて言われているけれど。
結局はただの光で
大気が発光しているだけ
原理とか、分類とか
太陽はどこから昇るかとか、ヒトはどこへいくのかとか
そんなのは、知らないけれど
ただ 光り 色をはなつ
そんなものに心躍らされる私たちって、
なんて単純なんだろう
ディスクリートオーロラ、ディフューズオーロラ、極冠域オーロラ
一瞬でも光り 輝き 見たヒトに感動を与えるため
懐中電灯の光と何が違うのか、よくは分からないけれど
ひとのひとつの人生よりはやく、消えてしまうのだけれど
光り、流れ、包む
ヒトの荒れた心でさえ
色とりどりに 優しく
彩ってくれる
そうやって
一瞬の輝きでさえ、儚く
心に残るものなのに
662:名前はいらない
09/05/16 17:43:07 IV7D5hgj
>>654
あなたのおかげで詞が書けました。ありがとうございます。
663:H75-2
09/05/16 18:18:15 FBjInIZw
・ノイローゼスキップ
思い通りに行かない日々は疑いと希望がブレンドします
海は黒いほうが好きなんです
山は枯れてればいいんです
悲しみの歌を聴きながらスキップする
墓場の横を
なにがどうでもいいから理想を叶えたい
来客にはブラックコーヒー
自分には練乳カフェオレ
臭いものには蓋をする
生きることが辛くなる
ニュース番組と討論番組が怖いのさ BABY
誰かに追われる夢と死ぬ夢にうなされて
眠ることすら怯えます
君も一度味わいな ノイローゼスキップ
子供も年寄りも 美人もブスも掻い潜る門だね
まばたきせずに半開きのお口で逝こう
664:音符 ◆K2HoJpiyVc
09/05/16 18:18:51 p00dXpZf
>>647
あ、『ヤタロウ』ってやたがらす(八咫烏)のことですか?
>>662
次回作に期待しています。よろしく
665:死人@ezweb
09/05/16 18:22:38 CsLQ9102
ジグザグ
ジグザグ
よこにじゃないよ
たてにだよ?
666:名前はいらない
09/05/16 19:23:30 IV7D5hgj
「腐ってるーむ」
君が君でいるために捨てた、いくつかの君がいて
僕が僕で有るために建てた、高い高いビルがある
誰にも見られぬの部屋の中には、いろんなモノが沢山あって
ゴミだらけの床の下には
何があったか忘れた
最近買ったダイソンなんかじゃ、とれない程の汚さです
アパートの片隅
溜まったゴミ ゴミ
腐ってる食い残し
笑える腐乱臭
作りかけのカレー
多分…一ヶ月前のヤツ
アパートの片隅
詰まってる 排水溝
カビってる洗面台
飽きれる 七色
今度、君の部屋にお邪魔したい 同類項
667:野菜生活 ◆jWU.FEbXOc
09/05/16 19:53:36 UXLff5H6
夢であってほしい
昨日 死んだ夢を見た
どうでもいいと笑う
傍らに青い空
今日も走る どこまでも走ってゆく
流れる雲 見上げる憂鬱
それはあまりにも青ざめた顔で
冷たい風が頬を撫でる
再び笑う 悲しみを殺すために笑う
誰がどこで死んだとか
涙をするたびに忘れるだけのこと
儚いものを知り
そして流れる雲のように理解を深めてゆく
冷たい風は世界を置き去りにして
どこか遠くへ連れて行く
小さな蝶が 小さく揺れながら
終わった世界を浮遊する
そんな当たり前が無くなってしまっても
もうどうでもいいと思えてしまう
色彩の豊かな空に身をはぜる
掌の僅かな熱を 春の風が君の横顔へ届ける
草花がさようならを告げるように静かに
静かに私の口元が緩む
もう帰らない 帰りたくない
時間を忘れて ずっとここにいる
ここにいたいと願う
けれどそれは叶わない願いなのを
理解しながら願い続けている
時間を忘れても 時間は過ぎてしまうこと
今日の空が死んでから思い出しては
嗚呼 何をしているんだと気づく
時間を忘れた手首に寂しい気持ちがほんの少し
ほんの少しの夢だけでよかったのに
668:名前はいらない
09/05/16 21:48:31 SBggdeSZ
シェークスピアへ質問攻め
その旗そよぎ飛ぶ
放たれて
僕は悪かったのでしょうか
独善的かつ自己欺瞞で
あのこの
髪
溶いて
花飾し
あのこの身丈
高くなった頃
僕の小さな手
皺近く
あのこは少年だった
在は時を狩り出す力
養い備え
もう大の大人
あのこは
僕を少女だと想っていたのでしょうか
あのこの髪へ
飾った花
あのこ歩む道へ咲き誇る
シェークスピア様
貴方の
どの噺 聴けば
この心
救われるかと
問い掛けてしまいました
669:ヤタロク
09/05/16 21:59:48 HU1gdvId
>>664
ええ、そうらしいです
高校時代のあだなでした
670:名前はいらない
09/05/16 23:01:30 9gkSIvjH
「 」
空っぽの心
小さな砂場
おもちゃのスコップ
子供たち
ザクザク
ペタペタ
ザクザク
ペタペタ
お山をつくってるの?
いいねぇ
671: ◆UnderDv67M
09/05/16 23:13:28 MYhJVmRl
雑草も音符も叩いたら叩いたで逃げてくだけなのでコテ狙いで……。
>>647
「畦道で」じゃないの? あと題名を内容証明の道具扱いしているのなら間違っている
理由は「実家」から「帰郷」をイメージする人間ばかりとは言い切らない訳で
後半にならないとコッチは事情が理解できない
「恐らくは」の部分で「ずっとソコに住んでるだろが!」的な混乱が生じる可能性がある
あと学生時代からして扶養されている身なのに家の所有者とはおかしいんじゃないの?
残念なのが田舎の農村らしさをなんら感じさせない事と(無意味に近い)
不自然なのは「音もなく」とあるけれど昆虫等の鳴き声が聞こえないはずがないという事
蛙がいるんですよ? 冬ではないのですから つまり繋がっていないのです
致命的なのが「僕が過した空間は」は都会と田舎のドッチでも選択可能だという事
「文化の匂い」にも同じ事が言える 「文化=進んでる=都会」とも言い切れない
素敵な表現もあるけれど創作物としては駄目ッスね E
>>650
これは良い! ザット見て他のは別になぁ レベル低いな
672:名前はいらない
09/05/17 00:00:08 vk+spXqs
「洗濯」
うちの洗濯機は 昔の全自動で
脱水までは 全部する
妻はスイッチをぽんと押して テレビを見ながらミルク酒を嘗めて
色とりどりの一枚岩になった洗濯籠を ずしんと置いて寝る
さあ俺の出番だ
綿ゴミを払ってから皺を伸ばす
四つ折りに畳んでパンパンする
つまりここからは全手動だ
ひいおばあちゃんの頃ときっと変わらない動きで
しゃっしゅっ
いんいん
たったっ
パンパン
しゃっしゅっ
いんいん
たすたす
パンパン
綿や麻やナイロン化繊
娘の制服息子のパンツ
あいつのいつも着ているピンクのトレーナー
二歳の小さなオモチャの長T
しゃっしゅっ
いーんいん
うだらうだら
パンパン
早く終わらせてネットでオナニー
したいけど洗濯籠はまだまだ
家族がそれぞれ睨んだり
笑ったりしながら喋ってる
お父さん 話聞いてよ
と睨む娘の制服姿
おとーしゃん みてー
と胸のアンパンマンを指差す息子の笑顔
こんなんです
とズボンをずらす妻の紫ティーバック
労働のなかでゆるやかな走馬灯と絡み
ボロボロな己のTシャツをハンガーに眺めて
お父さんとしての俺の週末は終わる
673:名前はいらない
09/05/17 00:23:31 87be+x0I
飛躍
二人にはもう従わない
敷かれたレールから脱線してやる
社会のルールもぶち壊してやる
やりたいことだけやってやる
媚を売ってまで
先生に気に入られたって
親に養われたって
雲の上の神様は
腹を抱えて笑ってるだけ
二人に全てを託して
成功の代名詞になって
そんなクソッタレどもが
人生を語ってやがる
薄っぺらいイメージの中で
弱すぎる周りの奴等は
愛と平和と環境保全を叫んでいる
本当は破壊と自己満足を繰り返すだけなのに
おかしすぎるぜ
一歩退いただけで
こんなにもおかしくみえる
68億の勘違いが
地球をカラフルに包み込む
最大の罪をもつ人間が
最大に純粋な神を頼っている
滑稽だね
叶うはずもないだろう
674:名前はいらない
09/05/17 00:47:15 dCiYv2Is
答えは=の横に無く
君の若さから老い行く
過程さなかで
髪切る
月夜野
水辺の仙女は
少年
幻想夜曲
調べ行方
青い星にて
引力
弾きあいながら
堕ちて征く果て
白髪の少女の唄
答えは
その悲しい唄のなか
眠っている
捜したければ
弾けばよい
その音色
675:名前はいらない
09/05/17 00:50:36 qqzdiGaU
>>673 二人って誰?最大の罪って戦犯のことかな?
メッセージ性が強いな。口語だし。評価はCだな。
676:名前はいらない
09/05/17 01:38:30 Mk+PieZc
>>650
内容に関しては、今までの詩の中で一番感動したかもしれない。
僕もあなたと同じアイデンティティーのようです。
677: ◆UnderDv67M
09/05/17 01:52:37 +5VXkFz8
ヤタロクなら…… ヤタロクならなんとかしてくれるはずッッ!!
おいヤタロク テメェ毎回毎回カッコ付けやがってよぉ
良い子キャラ演じてんじゃねーぞ優等生がよ なんとか言えやオラ 調子乗ってごめんなさい
>>676
一見すると誰に言ってるのかわからない意味不明に見える発言がポエ板の魅力ですよね
勿論今までの詩の中にはもっと良いのもあったけど(パート1の頭から居るし)
>>650は今すぐにでも使える詩だと断言しても良いんじゃないのかな 素晴らしい詩だよ
(どの世界でも怪鳥には大きいイメージがあるだろうからこの部分は表現を変えた方が良いだろう)
678:名前はいらない
09/05/17 02:59:55 87be+x0I
>>675
これって補足したほうがいいのかな?
「二人」とは両親のことです
そして「最大の罪」はキリスト教でいう原罪です
私自身、生きている内にどんなに重い罪を犯そうと、
生まれたときに神から渡される罪には適わないという考えをもってますので
しかし、別に特別宗教色を濃く書いたつもりはないので、
そこらへんはこの補足を読みつつさらりと流してもらえば
679:ロエン君
09/05/17 05:44:32 YmmZY2vC
『ペンを持っては』
平坦な人生も悪くない
退屈が嫌いな君はどこかへ
逃げ出そうとするけど
普通っていう、つまらない
響きの言葉が持つ値打ち
を計りかねている僕は
やがて来る波乱万丈の人生
に受身を取り損ねるんだ。
名前の画数とかを気にしながら
生きるようになったり
箸は必ず、2本合った物を使う
ようになったり。
宗教だって半分信じてるみたいな
感覚だよ。
無宗教が僕の信条だったのにね
会社が全てじゃないとはよくいうけれど
やっぱり、会社が全てじゃないの?
結局のところ。
昨日、彼女の会社が倒産するって
聞いたよどうすんの?
って聞いたって曖昧な答え。
僕の稼ぎに素直に頼ってこいよ
言論の自由を封じられた僕の
詩は読んでいてつまらない。
社会人だから我慢してるけど。
俺が社会を変えてやるんだとか
思ってペンを持ってみても
便所の落書きで終わる。
いつか世界を変えてやるよ
おまえらのためにもな。
おまえらは俺みたいな人生を
送らないようにしてやりたい
ってどこかで思ってるからさ。
680:ヤタロク
09/05/17 07:43:40 Mje/1ls9
>>671
おはようございますです。
精緻な評価どうもです。
題名とは読み手が初めに頭に入れる詩の前提、と思ってましたが違うのですか……。勘違いでした。
確かに「実家」は間違いだったかも。しかし「帰郷」にすると帰郷行為そのものを描写するのが面倒で……。実家だけ、さらっと描けたらと思ったんでふ。
ああ、「音もなく」も間違いかぁ。
でも確かに音はしなかったんだけどな、です。推敲不足でし……た。
あと実家と言っても田舎ではないです。
単純に僕様ちゃんの実家に遊びに行った僕がカッコ良く呟く詩、です。
「僕が過ごした空間」「文化の匂い」はどっちでかまわないだけれど、確かに混乱を招きそう、です。
Eでもこれだけ真剣に読んでもらえるたあ幸せですぅ
681:名前はいらない
09/05/17 09:27:17 Or3hfZ5n
「深層心理」
わたしはそれなりに
めぐまれたしあわせなせかいに
すんでるから
こわいひとにはならない
でもときどきおもうの
まっかになったナイフと
そこにたおれてるひと
かれらがなぜたおれてるなんて
わたしにはわからない
でもきっと
わたしはしたんだろう
ちいさいときに
きずつけることは
さいていだとおそわった
そうぞうでもことばでも
それはせかいのやくそくとして
いけないことだけど
でもときどきおもうの
わたしはそうぞうで
なんにんもの
いきをしてないひとをみた
そしてわたしは
まっかなナイフをもっている
これからさき
ずっとさき
しぬまでずっと
ままとぱぱとおともだちには
なかないでほしい
さっきはなした
ひみつのはなしを
あくむだとおもおう
てつがくしゃのように
こころについて
ぎろんするのは
きけんすぎる
わたしは
そんなに
おちぶれたにんげんでは
ないもの
そうでしょ
かみさま
682:ヤタロク
09/05/17 09:53:27 Mje/1ls9
「張本人」
嫌いと言ったら嫌われた
好きだと言ったら嫌われた
同意をしろと強いられた
共感だけを求められた
共感だけが望まれた
批判 いや 意見 希望
自分の為だけの言葉を探す
批判 いやだ 褒めろ 誉めろ
「他人とは違ってありたい」
皆そう言うんだ
渇いた喉が言葉を吐く
胃を洗わんがためかどうだ
節制節制節制せよ
他人がため我があり笑わせる
渇いた喉は言葉を涸らせる
中身のない胃は味もしない
無くした無くした無くした期待
他人よ君らには失望した
喉が渇いた
-----------------------------------------------
悪意は無く、
自虐、な、感、じ?
題の、付け方が、わからない、なあ
ああ、詩的でない
詩的でない あ、素敵でない、なんて
なんて。 キャラを作ろうと
683:H75-2
09/05/17 10:59:36 ukGD8Sut
・Nature Love
その流れは美しい 今すぐに泳ぎたいさ
川下へ流れてゆく木の葉
眺めてるだけでいいから
マイナスイオン 夏場なら特にそれと分かる
木陰に隠れて目を閉じたなら
睡魔が眠りに誘うさ きっと
川 果てることは無いさ
それは君への愛のように
LOVE くちびるにそっと触れたなら
蝉の音に今を重ねよう
エアコンが季節をクールダウン
都会の真ん中も今では避暑地だね
文明の利器をもってしても
つかめないものがひとつある
「自然の香り」さ
暑さをどうこうゆうのなら
富良野にでも長野にでも住みやがれ 永遠に
僕らは今を生きている
君たちにこの青き地球(ほし)を渡したいから
いつまでも抱きしめたい自然愛
684:音符 ◆K2HoJpiyVc
09/05/17 12:27:40 AoBrGF9G
潜在意識(殺される側)
気配を感じふと目を覚ました
だれかが玄関の向こうでガチャガチャとしている
寝ぼけているのか 身体がうごかない
ドアがひらいて 鋭利な鈍い光を持った影が間口まで侵入してきた
あれは寝る前に見た韓国大河ドラマのイケメンNinja・・・
イケメンNinjaが間口近くで寝息をたてる俺の彼女を
手早くその掛け布団の端で頭部を覆った
布団の上から最愛の彼女の首筋と鳩尾に鈍い光が振り下ろされる
っやべぇプロだこのオレも殺される身体がうごかねぇ
彼女は十中八九ダメかも
激しい怒りでうごかない身体を無理やり引き剥がす
この間合いは前蹴りか 瞬間完璧なイメージが脳裏に浮かぶ いけるか
気付くと彼女は安らかに寝息を立てていて オレは全身に冷や汗をかいていた
夢オチかよ・・・
685:音符 ◆K2HoJpiyVc
09/05/17 13:14:23 AoBrGF9G
>>681
作者:名前はいらない
ID:Or3hfZ5n
題:「深層心理」
『ひぐらしのなくころに』みたいで面白い描写ですが
殺す側のイメージばかりで、作者自身が逆に殺されるかもしれない
という概念を1gも持ち合わせていないその精神構造に
個人的に疑問を持ってしまいます。
一回半殺しの目にあって来い
評価:D
686:めいどう ◆plpEJpnx3w
09/05/17 13:53:16 m2D8+3Pp
>>682 D+
一、二、三節で個人的見解に基づく一般論を提示しています
それを受けて四節で自分の意見を語っていますが、
論拠が弱く、論拠を度外視するにしても、詩的表現も弱いです
詩には個性が大切だと、私は思います
「喉」を受けて「渇いた」は、やや短絡的ではないでしょうか?
>>683 D+
人工的で、人間味の薄い詩です
詩に情緒や情感は必要なのでしょうか?
夏になっても汗の匂いが一切せず
あまつさえ「木陰~誘うさ」や「LOVE~重ねよう」などとのたまう
フローラルな香りに包まれた人間が
「自然の香り」「富良野や長野にでも住みやがれ」「君たちに~渡したいから」
などと言い出して、誰かの共感を得ることができるでしょうか?
もしかすると、できるのかもしれません
それが詩の恐ろしいところですね
>>684 D+
いっそのこと小説にしてみてはいかがですか?
詩にしては、あまりにも表現力が不足しています
発想力は、かろうじて爪先だけ詩にかかっている感じですが
夢オチに持っていくナンセンスさは、どうしようもありません
不条理を不条理なまま消化する、にしても
そこが、作者の腕の見せ所ではないでしょうか?
典型的なパターンに収めて、体裁を整えるのは、避けるべきだと思います
潜在意識とタイトルが付いていますが、それを根拠にするとしても内容が薄いです
687:名前はいらない
09/05/17 13:55:56 05rVWf20
「僕の理由は」
自分が生まれたその訳を
宇宙が生まれたその後を
膨張と収縮
次元 時間 無限?
偶然 必然 探索
未確認生物 それは人間
生まれ やって 死んで 終わり
それだけの存在なのか?
子孫のために自分が有るのか?
膨張と収縮
次元 時間 無限?
偶然 必然 自分 存在 探索
燃え落ちるロケットの破片 追いかけて
未確認生物 それは人間
生まれ やって 死んで 終わり
それだけの存在なのか?
子孫のために自分が有るのか?
君を呼ぶ声はまだ聞こえない
688:名前はいらない
09/05/17 14:10:23 YKiHmlm5
『メリハリ』
自転車で砂漠を走る
昨日からあまり進んでない
いいかげん飽きた
だから自転車捨てて
徒歩にした
夏は夜長に壺作り
べたつく手で顔を掻いたら
なんかかぶれてしまった
完成には程遠かったから
ぐちゃぐちゃに
してやったのさ
砂漠に壺に
俺は土関係に縁がある
土木の仕事に就いてみたが
怠け身体の俺には
やっぱり合わなかったよ
そうだ 砂漠も壺も
途中でやめてるんだよな
出来るわけがないんだよ
秋は気長に
職を探すことにした
まだ春だけど
689:名前はいらない
09/05/17 15:32:28 +4+bnhG/
>>605
>556は連投なので外します。
>606 >617 >630 >633 >634
>640 >641 >644 >646 >656
>661 >663 >665 >666 >667
>668 >670 >672 >674 >679
>687 >688
再評価>>464
690:死ぬにはちょうどいい ◆tidcFTBNVI
09/05/17 16:12:49 87be+x0I
今から酉つけてみようかな・・・
ちなみに>>673と>>678と同一人物です
人間は動物か
ギアナの高台には少年が座り、
ほえ、食べ、飲み、寝ている
僕は少年と代わりたくはない
僕は動物なのだろうか
人ではない生き方は
どんなものだろうか
裸になって一人ぼっちになって
群れから離れ子羊になって
楽しいのだろうか
一人になりたいのか
動物になりたいのか
一人になれば動物になれるのだろうか
人間は最低の方法で
動物から脱出した
今僕達は生きているのか
本当に生物なのだろうか
何よりも偉いのだろうか
生きるだけなら
情報はいるのだろうか
セックスをして
すぐに命が果てる
それでもいいんじゃないのだろうか
それが動物じゃないのだろうか
人は動物じゃない
最高の言葉だ
最低の言葉だ
691:めいどう ◆plpEJpnx3w
09/05/17 16:36:41 m2D8+3Pp
>>661 D+
平易ながらも適切な表現を用い、
「知らないけれど」→「心に残る」オーロラを表現した良い詩ですね
「ディスクリート~極冠域オーロラ」のように詳細な単語を
アクセント代わりに用いて、読者の意表を突くセンスが素晴らしいと思います
>>663 C-
個人の鬱屈した状況が巧く表現されていると思います
特に、「ニュース番組と討論番組が怖いのさ」は適切な表現で
思わず唸ってしまいました
一節から最終節直前まで、個人の視点に固定されている点もプラスです
>>665 D+
まるで暗号のような詩ですね
しかしそこが良い点だと思います
「よこに~たてにだよ?」を付け足すことによって
読み手側の発想を、より広げる方向に推し進めているところに
キュートさを感じます
>>666 C
内面を取り扱っている割に、深刻にならず、サラッと読み流すことを許している。読み手への気遣いが感じられる、優しい詩ですね
駄洒落交じりのタイトルもそうですが、間の抜けた表現も良い味を出していると思います
>>668 D+
問いかけと告白に徹して、自己完結している点が気になりますが
良い詩ですね
一節の「シェイクスピア」から、懊悩する途中経過を経て、最終節で「シェイクスピア様」と尊称が付加されているところに、物語性を感じます
二~五節も生身を感じさせない物語調に描かれていて、一貫性があります
>>670 D+
本文が綺麗に完結しています
確かに、この詩にタイトルを付けてしまうと、読み手の想像に制約がかかってしまい蛇足になってしまいますね
だからこそ、挑戦して欲しい
読み手としてはそんな気もします
692:ロエン君
09/05/17 16:56:21 YmmZY2vC
>>672
子供いてもネットでオナニーとかするのか?ってのがおもしろいね?
俺はオナニーしないから、いつでもお父さんになれるぜとか
考えてたけど、そんな至らない私の想像すらぶっとばす詩ですね。
いろんな父親が世の中には存在するんだなって
思い知らされました。>>672さんのユーモアたっぷりの詩は
共感できる部分もあり、男なら惹かれる部分があるのではないでしょうか
洗濯物のお手伝いをしっかりしてるとことかえらいなぁって思いますよ。
評価C
693:名前はいらない
09/05/17 17:31:16 05rVWf20
>>691
褒められて伸びるタイプの私にとって、嬉しい言葉を頂きました。ありがとうございます!!
CからBへと評価が上がるよう、努力したいと思います(」゜□゜)」!!!
694:ロエン君
09/05/17 19:14:09 YmmZY2vC
未評価
>>689
>>606 >>617 >>630 >>633 >>634
>>640 >>641 >>644 >>646 >>656
>>667 >>670 >>674 >>679
>>687 >>688
再評価>>464
695:名前はいらない
09/05/17 19:31:02 Ii50/hTn
>>464
読んでもらって感謝しろE
696:名前はいらない
09/05/17 19:52:03 CvXY5/uq
>>606 「ダウンバースト」
下降気流ですね。
>人を愛することとか
> 大切なものを失って
> 悲しいとか思ったり
とかとか使いすぎ
> 細くなっていくのが分かる.
「が分かる」は蛇足ね。大した情報提示にもならないし、リズムを崩すだけです。
他にも色々とクールな雰囲気を出そうと模索しているのがうかがえますが、どれも大した効果は上げられていないみたいです。残念。
D
697:さみだれ ◆n.DUTbwJIc
09/05/17 20:05:16 54ygOqEq
「ライラ」
心は鉛色の谷を見下ろし
今に砂漠の風に背を押されんとしている
あなたはひたすらに無垢であり
私の手を取って心から支えてくれる
魂が黄金の海原に流され
二度と帰らないその時まで
清められた小川を傍に
遠くからはコムメルシの音楽が聞こえる
心は掬い上げた水を口にし
いよいよ銀色の渡し舟が目の前に現れる
あなたは谷を渡るため
最後の手助けを私に施してくれたのだ
あなたのみが持ちうる私への心が
脈をうち、さらに深く呼吸する
銀色の舟は心をあの時の街まで誘い
そしてあなたはそこにいて
しかも私を抱きしめ
小さく微笑みかけてくださる
待ち人は帰った!
あなたのいるそこへと帰ったのだ
698:名前はいらない
09/05/17 20:17:38 CvXY5/uq
>>640 「かなしいね」
内向的な人間の負のオーラがこもった内向的な詩だと思った。
> 汚れは
> 夜中の公園に
> 放してね
道端で拾った汚れを捨て犬みたいにこっそり公園に放してこいという意味だと解釈した。けど伝わりにくいですよ。
あと
> 夢掴み働いて
とか
> 与えられた飯を
> 頬張るね
とか、いきなり日本語を崩したり雰囲気を壊す表現をピンポイントで挿入してみたりして個人的な味付けを試みていますね。
こういうのは読み手を置いてきぼりにするから共感を得にくいです。
もうちょっと読み手の事を考えた詩を書いて欲しいという感想を持ちました。
D
699:名前はいらない
09/05/17 20:38:25 CvXY5/uq
>>667 夢であってほしい
感性というんですかね、詩句の創出力は結構あると思います。
良質なイメージは散見されるのに
> 誰がどこで死んだとか
> 涙をするたびに忘れるだけのこと
これとか、全体的にあんまり効果を発揮できていない部分も創作の都合上で切り捨てられずにそのまま放置されているのが残念です。
終わり方は大好きです。
C+
700:野菜生活 ◆jWU.FEbXOc
09/05/17 21:02:15 tW4gfx5/
>>699
評価ありがとうございます。
>これとか、全体的にあんまり効果を発揮できていない部分も創作の都合上で切り捨てられずにそのまま放置されているのが残念です。
>終わり方は大好きです。
確かに、そこには違和感が生まれるかもしれませんね。
自分の中ではふわふわとしたこの詩の中にリアルさを出すために入れたのですがそれが仇になってしまったのかもしれません。
そこは頑張って他の素晴らしい言葉を考えてみたいと思います。
大好きって言っていただけて凄く嬉しいです。
以前、なんで俺は詩を書くのだろうと悩むようになり、それ以来詩が書けずにいました。
まあいろいろと自分で納得した上で1ヶ月半ぐらいの沈黙を経て書くことができた作品です。
(だからといって以前よりクオリティがあがった訳ではありませんが。)
やっぱりこうやって批評をもらえると嬉しいですね。
もうちょっと推敲してみようと思います。
もしよければでいいのですが、他の方からもたくさんの意見をいただきたいので、再評価お願いできないでしょうか?
701:名前はいらない
09/05/17 21:06:12 W1i+wtCZ
>>695無効
702:名前はいらない
09/05/17 21:34:10 CvXY5/uq
>>687 「僕の理由は」
電子的なリズム感のある詩だなと思いました。割とこなれた感じもします。
疑問を繰り返して宇宙的な展開を見せて
> 君を呼ぶ声はまだ聞こえない
で締めていますが、このオチはどうでしょうかね。
「君」がまだ自分の存在理由の考察に至っていない人たちを指すのなら、ひょっとしたら彼らを啓発する文句なのかもしれないと思いました。
けれどもそういう一文は無くてもいいですね。
D+
703:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/17 21:38:42 IIzbV6sN
>>667
一連で、死んだ夢を見てそれがどうでもいいと笑えるとは、どういう太い神経の持ち主か、達観してるのか、
とか、あまり共感できないかも、と思いつつ読み進んだのですが、予想を裏切って、さらに描写が細かく、
説明がされたので納得。こうやって、大枠を示しておいて解釈を記述していく、という詩は、あまり目にかかった
ことがない。それが良い点も、悪い点もあって、良い点は読者に深い読解を促すこと、悪い点は焦点が
ぼやけがち、ぶれがちな事、だと思った。さらに、内容が難解で、僕がやっとの思いで解読した内容を
記述しますと、臨死体験の詩であり、死んでいた間は、時間が止まるので永遠とつながり、その感動の気持ち
を詠んだ詩、ということになります。失礼ですが、まだまだ推敲の余地が全体に渡ってあるのではないかと、
感じました。それは、一本の筋を通すような作業であるべきだと思ったのです。このままでは、印象に残り
がたいような気がしました。小さな個人にとってだけ、大きな事を述べるには、もっと大きな物の助けを
借りるのが、一番で、だから宗教が生まれるのかな、と思いました。C-
704:チロル
09/05/17 22:00:47 BdLQfFDi
「生存意義」
訳もなく切なくなるよ
一瞬何かが心に差し込む
細胞と細胞の小さな隙間に
入り込んだ何か懐かしい香りの糸
会ったこともない人に会おうとして
僕らは手を伸ばしたんだ
呼ばれるように歩いて歩いて
空に浮かぶ
星でも雲でもなんだっていいけど
何のために生きているんだろう
何のために生きるんだろう
何も見えない空間に
飴玉落として
割れた
訳もなく泣きたくなるんだ
何のために生きているのか
わからなくなる
答えのない問いばかりを
求めて求めて
見つからなくて
僕らは宇宙を彷徨った
705:名前はいらない
09/05/17 22:23:11 dCiYv2Is
あの頃のような虹をと
待つ
亡命者となりました
空
いつまでも青く
揺らめきながら
雨降らし
それは詩と
似ていたの
虹
探す
亡命者
706:名前はいらない
09/05/17 22:41:52 Or3hfZ5n
「ある日の欲情」
うちわを片手に
汗ばむ肌
黒髪がふわふわ浮かぶ
きみは目を細めながら
虫取りアミをもった
子供たちがはしゃいでいるのを
みていた
風鈴の音とセミの鳴き声が
沈黙をすりぬける
黙々とぼくは
ハワイアン・ブルー味の
かき氷を食べて
きみの薄紅色のほっぺを
みてた
赤色の液体が
一気に循環する音が
聞こえる
スプーンをにぎり
そこに映った
ぐにゃりと曲がっている
自分の顔をにらみつける
真夏の暑さが
じりじりと
ぼくを浸食する
だけどきみは
容赦なく
こっちを振り向いて
笑った
707:名前はいらない
09/05/17 23:01:35 CvXY5/uq
>>464 (特に題は無い)
気心の知れた女性をからかう子供のように無邪気な調子から始まって
過去を持つ女性の人間性や涙を流す様を印象的な語句を使ってシニカルに表現し
女性が自分から離れていった時の喪失感や自己嫌悪を突然調子を変えて挿入する
そしてやっぱり元の調子に復帰する
結末が
> 俺は「そうだな」と嘘泣きしては仲間の帰還を祝う
となっている事から、
・たぶんこの女性はこうして何度となく恋に失敗して男にぶちまけている事
・男も似た者同士である事
・女性の愚痴を聞いて一緒に嘆くふりをして内心戻ってきたのを喜んでいる事
などの情報を提示してオチにしている
感想としては、なんかこいつらフラグ立っているみたいだけどひっつけよイライラするわ的な。
なぜだろう、男が受け身すぎるせいかもしれない。
電光石火~のくだりで強烈な喪失感を味わっている男の内面が提示されているだけに、最後の結末でそれが今まで何度となくあって、今回も結局頭に戻っただけですよと提示されたので男に対する怒りを覚えた。私がラブコメ脳なのかもしれません。
女性の表現に関しては成功していると思う、可愛く思えてきた。
B-
708:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/17 23:36:10 IIzbV6sN
>>617
僕と君との関係を述べるのが主目的だと思いました。それ以前の言葉に、インパクトがあって、重厚さをかんじるので、
(アンティーク、純銀、老人)比喩として使っているんだったら、もう少しラブ的な雰囲気を漂わせてみた方が良いんじゃ
無いか、と思った。最後は、憂鬱のスープ、と直接書いてしまった方が僕の好みではありますし、スッキリするんじゃ
ないかなと思いました。D+
>>630
あり得ないような情景が僕の好みと丁度合いました。飛翔の手段を書いた方が良いんじゃないかな~と、思い
まいした。こぶも突然なので、びっくりしてしまいます。クラウトロック、一度聞いてみたいです。この詩の雰囲気
の曲なら、きっと素敵。C-
>>634
なぜ私は水にこんなにこだわるのか、なぜ私は朝顔に代弁をさせているのか、僕ならそんなことをこそ知りたい。
水についての、博学的総記的知識増強を求めている訳じゃないし、旦那様、に頼んでいるところが、唯一この詩
で注目すべき所と呼べるんじゃないか、と思いました。D
709:名前はいらない
09/05/17 23:52:11 Dvsz5kHJ
>>633
擬音のどべっという音が印象的で、澄んだものとの対比がよりいっそう
鮮明になっています。川には流れて澄んだところも濁って澱んだところも
すべて備わっています。そして、淀みたまった部分に古いものがずっと
そのまま残っている(保存状態もよく!)のも心の中と同じだと読みながら
イメージをふくらませることができました。さしずめ私の淀んだ部分には、
いつの間にかなくしたガラスのおはじきなどが入っているのでしょう。D+
710:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/18 00:00:29 VWEOoP+f
>>640
全体が、自虐的な皮肉で出来ているように見受けました。そんな皮肉を言わせる何かは、何でしょう。悲しみの
源になっているのは何なんでしょう。悲しみ、という感情は、他の感情と関係があって、喜怒哀楽といいますが、
その一面だけで覆われているので、表層的な感じがしてしまいます。最後の連で、かなしいのはわたくしであり、
私という存在がすべてかなしいという要素で出来てしまっているから、と分かったつもりですが、それはかなり
気の持ちようにも依るんじゃないかな~、結局何を言いたいのか分からない、と、私は感じてしまいました。C-
>>641
ちょっと失敗というか、整合性のない様に思える箇所もありますが、全体を通してメッセージが一貫していて、
非常に引きつけられるし、共感できる。歌詞として考えた場合も、かなりノリの良いハイテンポな曲に仕上がりそう
で、いいと思う。精神がロックで、嘘がないのが良い。多数の人に届くと思う。B-
>>644
べたべたしないし、非常に完成度が高い。なにより、独創性にあふれている。構成のうまさ、そして感動を与える
言葉。きみへ、という出だしは完璧。さびしさに対する形容も、すばらしい。終わりも上手い。自分という物と、
この詩の距離感が、近い、そして透明な感じがする。この詩はすばらしいと思う。B+
711:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/18 00:05:47 VWEOoP+f
>709
どぺっという擬音は、柳瀬尚紀先生の、『ユリシーズ』の翻訳から借りた物でした。だから私の手柄でないのが
かなしいです。評価どうも、ありがとうございました。
712:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/18 00:09:39 VWEOoP+f
コロッケ
コロッケ
ほくほく
あつあつ
草履型
闇の中に輝くコロッケ
光の化身であるコロッケ
主成分はじゃがいも、ひきにく、たまねぎ、パン粉、卵
空飛ぶコロッケ
宙に浮かぶコロッケ
水中を泳ぐコロッケ
みんな大好きコロッケ
713:名前はいらない
09/05/18 01:04:56 +AN4UN2+
「夜が通り過ぎる」
彼は丸い四角の中心にいる.
彼は熱い氷山に埋もれている.
決して誰にも触れられることは無い.
僕はいったい何処にいる?
誰かが決めたルールに
従ったまま分かりやすく
姿さらしていないかい?
彼は昨日を過ごしている.
彼は明日を生きている.
決して今日に捕らえられることは無い.
僕はいったい何をしている?
長い長いレールを
前後も見えないコースターで
転がっているだけなのかい?
あぁ 夜が通り過ぎていく.
丸い四角は角が取れ
氷山はどろりと溶け出す.
昨日のことも忘れ
明日のことも考えず
ただ今日をやり過ごすだけの
一日が始まったらしい.
あぁ夜が通り過ぎていく.
714: ◆uBMOCQkEHY
09/05/18 01:52:50 3oGIL6Bi
「戯れ」
白化粧した 手のひらはもはや
見えない程先へ
怖いあの日の夢を
あの日僕が見せてあげられたら
距離は詰められたのか
目が開かない 足が出ない
ただ信じられずに
自分の存在に甘えた落日の夢
今なら軽い 重みと、後の慰め
成り下がる未来
言葉のみのゲルニカ
大した緊張感も無い
名札つきの骨格には
自作の皮膚はうまく合わない
目も開けずに 足も出さず
ただあの日を見た
足跡を繋ぐ 続くだけ全て
715:名前はいらない
09/05/18 12:22:24 k4CD/0nN
「初夏の出来事」
目から火が出た
あれは確かに火だった
いや、火でもUFOでもそんなことはどうだってよかった
俺の体は一体どうなってしまったんだ
まるで宙に浮かんでいるような浮遊感
それでいて海に沈んでいるような圧迫感
心臓はばくばく脈打って
クリオネみたいに透けて見えそう
全身を駆け巡る快感に息も絶え絶えだ
あれは数分前
確か俺は田植えを終えたばかりの
戦争を経験したことなど微塵も感じさせない平穏な田舎道を
自転車を漕ぎながらすいすい走っていた
すると向こうからセーラー服の子が同じ型の自転車を漕いでやってきて
風と戯れる無邪気なスカートの端を押さえながら
なぜだか俺を睨んで通り過ぎていった
可愛い娘だなと見とれていたら
そのとき突然凄まじいインスピレーションが頭に浮かんで
気がついたら俺は田んぼの中で
泥にまみれていた
泥詩人(マッディ・ストリーキング)
再 降 臨(リベンジ)
聞こえる、俺には聞こえる
光と共に未来からもたらされる鼓動のリズムが
聞こえる、俺には聞こえる
闇と共に過去から忍び寄る軍靴の足音が
全身に濃縮された泥の天然エッセンスを配合して
高鳴る胸は天空に向かって火を吹き機関銃を乱射しまくる
ついさっきまで俺の中に確かにあった色んな計器は
悪いな、みんな針が振り切れちまったぜ
ひぃぃぃぃぃぃやぁっほぉぉぉうっっ!!!
自然の意思に逆らう野獣的な跳躍力で
ついでに人間の領域をかるく超えてやった
焼きたてのアスファルトを泥の足で蹂躙する
そして見る者を狂気にさいなむ疾風のごとき速度で
国道を東へ全力疾走するのだ
走れ、泥詩人!
復活した俺様を止める者はもはやいない!
全国の婦女子諸君をお家に引きこもらせろ!
走れ、泥詩人!
今行くぞ、お前の町へ!
ああ、かくして来たるべき暗黒は
見えぬ所の歯車の重なりによって
再び動き出したのだ
頼まれてもいないのに己のボルテージのみを全開にして
うねる四肢には生々しい泥の筋肉をまとい
物理学的にも美術的にも醜悪な野獣が
今、この地球を精神的に苛みつつ
お前の町に笑顔で「ただいま」を言うために走っている!
716:名前はいらない
09/05/18 12:40:44 nW3GCjVx
未評価
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