09/05/11 21:00:39 XSeukC4U
『飛行機雲』
あなたの部屋で二人きり
ベッドに並んで座って
あなたはあたしの肩に手を回して
談笑
幸せな気分 じつに
まだ5月だというのに
夏のように暖かい
昼下がり
少し湿った風が カーテンを揺らして部屋に入ってきた
まるでそれが合図だったかのように
あなたは突然 あたしの肩を抱いているその手で
あたしの口をふさいだ
少し、苦しい
あなたは もう片方の手を
あたしのパンツの中にむりやり滑り込ませて
ぬるぬるのあそこを
いじめる
あたしはあなたにもたれかかる
声が出せなくて苦しくて
くちゅくちゅという音だけが部屋に響く
また 風が部屋に入ってくる
ひらひらと カーテンがゆれる
そのすき間から見えた青空に
細く伸びた、今にも消えそうな飛行機雲が見えた
あたしは小さく震え
絶頂に達した