09/05/04 15:43:41 sHWony3A
>>36-37
E。表面的な言葉使いは巧いのですが
>(このヘタすりゃ すぐにやられちまう
>シビアさと理不尽さは ある意味
>社会に通じるものがあるな )
例えば後半のここには、語り手の悲哀や懐古とかいうことよりも
取り返しの付かないレベルの気持ちの悪さを見てしまいます
「シビアさと理不尽さ」をレトロゲームに見るという、割とどこにでもある文脈の雑な援用とか
さらにそれを芸もなく、「社会に通じるものがある」として一人で頷いている気持ちの悪さ
最終連でやっと、これまで長たらしく感傷に耽ってきた語り手の境遇が語られるのですが
それが、傍から見て心底どうでもいいチープな不幸と過剰な嘆き節を見せつけられるだけという始末
「何でこんなものを読まされなければならないんだ」という深い悲しみを覚えました
>>172
バンド『コックローチ』の歌詞
対象外です
URLリンク(cockroach.jp)
>>180
評価済み>>210
>>183-184
>もう崖っぷちだ
>崖っぷちのポニョだよ、俺は
ここが面白かったです。内容は>>36-37からのインスパイアとも取れる
本家の気持ちの悪さが大きく後退していて、展開はユーモラスだと思います
自殺志願のドロップアウト者を語り手に置いて、全体を通して自己批判をさせているように読みました
ぐぐってみると「サレンダー」=試合放棄とありました。一貫した流れを持っていて
安易な結論を避けているようで、堅実な構成だと思います
ただ、「あの子」のくだりだけがよく分かりませんでした。D+
>>187
内容を「地獄」とか「争いの場」という風にネガティブな言葉で括っているのに
何故か大した抵抗を覚えませんでした。それぞれに、連の最後で説得力のあるポジティブな要因を含ませているからなのかと思いましたが
そこに無理や説教臭が篭もっていないのが凄いです。力み返らずに書いている感じがします
クリアな視点が羨ましい。これだけの腕があれば、ともすればカルトを束ねられるかも。C+