君のセンス5段階+αで評価するよ{vo.82}at POEM
君のセンス5段階+αで評価するよ{vo.82} - 暇つぶし2ch200:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/02 08:17:07 Mh+quMhq
>>195
親子関係のことを述べた詩だったのですか。恋愛について、少し変わった言葉を使って述べてやろうくらいに思ったのかと思ってしまいました。
そう言う目で読み直すと、全体的に非常に美しい細やかな愛情や気持ちが感じられるし、玉響という言葉もまさにジャストフィットです。
これはもったいないので、その気があれば、是非再評価を申請されることをおすすめします。どうもすいません。

201:デラシネ ◆HDMUcC9vFA
09/05/02 08:28:55 vCKvTH9k
>>150
評価ありがとう。

202:ロエン君
09/05/02 08:52:48 3c3GubY3
『愛を知ることなく』

僕は君に出会わなければ愛を知ることなく
戦火に焼かれ死んでいったのかもしれない。
降り止まない雨に打たれながら
しなだれていくだけの人生だったかもしれない。
僕が精神病になったのには何か多きな
意味があるのだと思って、今を生きてる
こんな、僕に一筋の希望の光を与えてくれる
あなたの優しさに、素直に溺れることが
できれば、どれほど幸せだろうか。
だが、僕は一生戦う道をあえて選ぼう
君を守り、戦いつづける道を。
それが、男としての自分の唯一のプライドだから
今こそ、心の中の銀に輝く翼を広げ、自由にはばたくんだ。
足かせをつけられたままにね。

URLリンク(roenkun.web.fc2.com)

203:名前はいらない
09/05/02 09:43:22 b4pmIsHD
>>192
評価ありがとう御座います
せめて伝わるようにしていきたいです

204:名前はいらない
09/05/02 14:20:50 QgSl/WNF
みなさん聞こえますか。僕はとんでもない勘違いしていました。すみませんでした。心の上に何枚も毛布が乗っかかっているような感じで、結局は傲慢でした、すみません。
分かったような口を聞いてすみません。そろそろやつを潰してきます。上昇志向の高い彼は段差に躓いて思わずその鼻先をチョン切られて、形だけになったあなたは、もう何もつまらない。
まとようとしないでくれ。スカっとしたってもうスカっとしたら謝っても謝っても誤ってます。どうかしてました。なので、あいつを潰してきます。
奴らのつまらないメッキに覆われたその社交性に豊かな生温い布きれを俺は破壊することができなかった。必死に言葉を選ぼうと試みましたが、あなたは私にいつも唾を吐きかけましたね。
まぁがんばれ、そうやって結局は何もないところから魚を泳がせようにもそうはいかない。尖ったてっぺんを目指して、結局はお前は気色悪いまま。
お前の寝床はそこじゃない。旨いじゃないよ、まぁ積極的な君を見ていると悪くない気もしてくるね、死んだ魚のようなお前のあれは結局はどう足掻いても小百合の娘にも及ばない。
お前と割った割り箸を今はさぞかし懐かしく覗いている。何も感じてないなんて

205:円星 ◆NzRitgToB2
09/05/02 14:24:07 A4YjBntT
>>158
あ、これはたぶん崖から飛び降りて鳥が空をまう様子をいっているのだと思います。
だから崖から飛べないでびくびくしている人へ、
飛ぶまえは恐いかもしれないけど、飛んでしまえば何も恐くないから、一緒に大空へはばたいて笑おうよ。
と、いっているのだと思います。

206:名前はいらない
09/05/02 14:57:21 nxNXiiMG

 「傘の中」

あの子はいつも
彼の傘の中
昨日も今日も傘の中

だから…

彼が右に行けば
あの子も右に
彼が立ち止まれば
あの子も立ち止まる
歩きだせば
慌ててついてく
昨日も今日も
多分 明日も…

でもね…

よく見てごらんよ
雨 降ってないんだ
傘なんか要らないよ
それにね
もしも雨が降り出したら
その穴だらけの傘なんか
きっと役には立たないよ

だからさ…

このオリーブの木の下に
早くおいでよ
みんなでおしゃべりしながら
この木の枝に
照るてる坊主
ぶら下げるんだ


207:名前はいらない
09/05/02 17:54:21 Tb6bT6Jf
「不幸=幸せ」

2人で不幸になって

同じ苦しみを味わう

それでも

幸せなのかもしれない


208:名前はいらない
09/05/02 17:59:56 Y1dp2c6C
『希望』
自分の箱のから出した希望の仮面を被り
未来の鏡を見ては
仮面を被った姿に酔い

仮面を外しては新しい仮面を被るのみ

いつか仮面と同じ素顔が現われるまで


209:名前はいらない
09/05/02 20:03:24 aIi8uUJt
>>118です

>>200
お褒めのお言葉ありがとうございます

では図々しくお言葉に甘えて再評価頂ければ嬉しいのですが‥‥‥


210:Dの嘱託 ◆pkHvZT49GM
09/05/02 23:29:35 7bNlgu/t
評価にありがとうと云ってもらえるのはありがたいが、
時間があるなら俺の詩に対する批判もほしいな。

>>193
いんや、ただ俺は妥当と思える評価をしてるだけだが。
一応はCやBも評価出してるはずだし。

>>178
評価を書き終えて気づいたが、
>>202で連投してるね。

>>180 D
これも希薄だね、味気ない。いわば「水」だ。
そんなものは当然であって、特筆すべきことではない。
もし特筆すべきことになることがあるならば、
それは水が不足したときじゃなかろうか。
この手の詩が不足するとき、なんてのは来るのかなあ。

>>118 C(個人的見解をはさむならD)
下手が上手かで云えば、上手なんだろうと思う。だが好きになれない。
言葉が奇麗なんだな。そして無駄がない。
あえてそれを、拡がりがないと表現しよう。
あと抽象性が高いから、時代背景やどこでの情景なのかわからない。
玉響とあるからには日本と見るのが妥当ではあるが、
中世ヨーロッパと見ても矛盾しない。あやふや、というふうにも映る。

211:名前はいらない
09/05/03 00:17:52 INw2Xemb
>>210
では
>>141
C-
文章がわかりにくい。
最初に読んだだけでは良く内容がわからなかった。
この詩が参観日に来れなかった子供と母親のことだということが、
ポエ子さんの
>総論としたら参観日の帰り道に突然訪れる母とのエイケツという事件
という評価文を見て理解できた。(わたしの読解力がないだけかもしれんが)

どうも最初の空白や改行の使い方が、悪いように思える。また描写も足りないように思える。
もっとわかりやすい明解な文章で書いて欲しかった。
>許すなんてもんじゃない
も、絶対に許さない、でいいとおもうし。
>静かに 熱を帯び 溶けていく柔い風
ここの部分の必然性が今ひとつ感じられない。

内容はすごく良いんですよ。この内容で
もっと明解な文章で、書いてくれれば
Bかな。生意気言って、すいません。

212:211
09/05/03 01:36:17 INw2Xemb
すいません。改めて読んでみて、
>描写も足りないように思える、
というのは訂正します。

ただ、最初の1,2行の語句を、
もっと工夫して、分かりやすくしてほしかった。

ああ、評価って、やっぱり大変ですね。

213:名前はいらない
09/05/03 03:49:06 tb8XzJV/
私自身、低々ピューですが評価してみます。

>>128(129)
夢見心地の手前でしょうか。確かに生きている日常から眠る前のひとときは、非日常的で、だからこんなふんわりとした気持ちの言葉が続くのでしょうけれども。

ふわふわしすぎてまとまっておりません。
「キミ」のための言葉としてそこに留めて置きたいのであればこそ、もっと絞るべきだと私は考えます。とりあえずはそこから。D-

>>131
適当っぷりが板についております。
もう一度ご自身で読み直して、果たしてこれで「ユウトピア」を表しているのかどうか疑ってみてください。D

>>133
割りと好きです。最終連のくりかえしはかえって冗長だと思います。
残念なのは、3連目くらいから古いくたびれた言い回しが多いこと。
それに特化して書いたつもりなのでしたら、もっとだぼだぼな言い方がいいと思いました。C

>>144
腐った林檎でないと。幸せもそれに通ずるように、ある種不幸なものがないと
喜べない、なーんて風にも考えさせるものですね。
ずらずら読んでくと少し変なものをみてしまったという気持ち悪さが出るのですが、それにしては狂気がまだ足りないと思います。
違う側面から見たものも読みたいですね。D+

>>147
あなたにとっての悲しいとはそれだけなのでしょうか?
違いますよね?これだけの言葉で表現できる、ないし表現したい
ぼさぼさの状態であるならば書き留める必要もないように思いますよD-

>>159
ビィってのは声なんですね。タイトルでなく。
後半は、何かの儀式でしょうか。その中で生まれ変わりを信じている主人公には滑稽さを感じます。重ならない心について書いてみるといいかもしれませんね。D

>>163
この快楽主義者は、女を求めていた割に、その根底にある打算的な精神が煩わしくなったのでしょうか。それで美少年に対象が移ったと。
内容はいまいちですけれど、全体の構成はいいと思います、綺麗ですね。
ただそれほど読ませる内容ではなかったこと、そのため単語のひとつひとつが軽いようになってしまうこと、それが残念だと感じました。
なんか実験でもしてるんでしょうかB-


214:とーめい
09/05/03 03:50:24 tb8XzJV/
>172 >180 >183-184 >187 >188 >189
>190 >196 >197 >202 >204
>206 >207 >208

再評価きぼん
>36-37



215:熱量零
09/05/03 05:09:45 NeVf8rd6
>>207
E-
だからどうした
おばちゃんの人生相談か?スルー出来んくらいイライラしたわ

216:熱量零
09/05/03 05:21:05 NeVf8rd6
>>208
E
賛同出来ない
説得力無し

217:熱量零
09/05/03 05:25:38 NeVf8rd6
>>206
D
そんな子はほっといてやれお節介だろ
詩にした意図が分からん

218:熱量零
09/05/03 05:31:23 NeVf8rd6
204
D
三回読み返したが俺には理解不能

219:名前はいらない
09/05/03 05:33:42 aM77xOyy

「かなしいね」

笑ってる
けど悲しいね
汚れは
夜中の公園に
放してね
余裕なふりも
頼もしいね

横には仲間が居て
バラバラでも
家族温かいね
夢掴み働いて
それでも
下向けば哀しいね
どこまでも
与えられた飯を
頬張るね

気付けば全てが
かなしいね




220:熱量零
09/05/03 05:44:09 NeVf8rd6
>>202
D
相手は守って欲しいなんて思ってるのか?
「男のプライド」…じつに安っぽい言葉だ

221:ロエン君
09/05/03 08:57:50 epPMcBIq
『命』

花が新しい命を芽吹いている。
おだやかな日差しの中そっと、咲いている
綺麗に咲くようにと如雨露で水をやりながら
心の中でそっと祈りながら。

HANAは何年か前に亡くなった猫だ
真っ白な猫でとても人なつこかった。

命は生まれ、生き、やがて尽きるもの。
忌野清志郎が亡くなった。
ビッグな日本のロックスターがまた一人
散っていった。
日本のロックシーンに影響を及ぼし続け
「キング・オブ・ロック」の称号で讃えらた彼が
僕らに残したものは何だろう。
悲しみだけだろうか?
いや、違う、失われる命からも
得られるものは大きいはずだ。

花は枯れまた次の年には喜びとともに
咲き乱れる。
だが、人や猫の一生ははかない。

命ってなんだろう。
人はなぜ、衰えて、散ってしまうのだろう?
「いつ死んでも恥ずかしくないように生きる」
というのが僕の心の中の自分との約束だ
でも僕は今、死ぬわけにはいかない。
大好きな彼女がいる。ホームヘルパーとして活躍したい
大好きな友達がいる。

僕は死を恐れない者こそが勇者だと
思っていた節がある。
だが、最近はそうは思わない。
生まれ、生き、死ぬ。
この3つのステップでもっとも重要なのは
「生きる」という部分だ。
僕はこの世に生まれいったい
今までに何を残してこれただろう。
HPに載せている、学生時代に作曲した音楽や
詩、大好きだったファッション
だが、それらは人に誇れるものだろうか?
いつ死んでも、恥ずかしくないものだろうか?
僕は心の奥深くの牢獄に閉じ込めた自分がいる
それは、ある罪を犯した自分だ
おそらく、一生償えないだろう。
そのことを思うと、僕の人生は決して
素晴らしいものではない。
23歳の時に出会った彼女の存在だけが
僕を軽くしてくれた。
僕はその人を永遠に愛し続けるだろう
そうして、己の、人生の価値を磨いて
いくしか、僕に生きる道はないと
今は思っているからだ。

URLリンク(roenkun.web.fc2.com)

222:ロエン君
09/05/03 09:06:06 epPMcBIq
>>220
統合失調症の苦しみを乗り越えて、ホームヘルパーとして
働こうとしている自分のすがたを描いたつもりです。

それを、安っぽいプライドだとあざけり笑われるのは
多少傷つきました。

でも、私の詩を読んで、感想を書いてくれたことにはとても感謝しています。

223:熱量零
09/05/03 11:28:25 NeVf8rd6
>>222
あんたは頑張っているんだろう
それを馬鹿にはしないさ
「男のプライド」つー発想に安っぽさを感じる。と言ったまでだ
男と女が対等だと云う意識があるなら「男の~プライド」なんて言葉使うかな?そんな風に考えてなくとも自分はあの詩からそう感じたんだ

224:熱量零
09/05/03 11:46:58 NeVf8rd6
>>222
あっそれと、あんたが統合失調症なのは事実としても、それ持ち出すのってどうだろう?
これから先入観持つ人もいるかも?
それが詩のテーマなら仕方ない
ならズバリ書いて

225:かた
09/05/03 12:11:02 JME2Q1Kn
「五月雨」

蕾を持った桜の枝
風に揺れて、泣いている
冷たく燈る月の明りが
揺れる影にすり抜けている

声にならず佇んで
声を出せず涙が溢れた

五月雨に濡れる水仙が揺れる
雫が零れる、涙みたいに
震える体を風がなぞる
融けきらない雪
痛みみたいに

声にならず佇んで
声を出せず涙が溢れた
前を見れずに俯いて
顔を上げずに泣いていた

夜の空へと吸い込まれていく
強い風に身を任せて
静かに燈る月を見つめていた


226: ◆fUUVcfVsJM
09/05/03 13:08:06 INw2Xemb
>>213
評価サンクス。
この作品でB-取れてとてもとても嬉しいです。
はじめてのBランクです。

実は今日、この作品でB-とる夢を見ました
どうやら正夢だったようです。

227:名前はいらない
09/05/03 14:21:04 qcXg1pHB
>>226 なんか寒い夢だなw ちなみに俺はB+とる夢を見た

228:桃
09/05/03 16:48:55 0+3BZ12e
一瞬
 
 
暖かい春の日は甘い蜜の種を蒔いて。
花壇の隅には飴玉をひとつ埋めてね。
 
例えばペンキの剥げた外壁にも、
墜ちて砕けたシャンデリアにも、
廃墟に転がった飴玉にも各々のドラマがある。
過去の繁栄が、
半透明の飴玉を透かして見えた。
 
飴玉を落とした人も、
うっかり命を落とした人も、
ほんの一瞬の失敗に落ちていったよ。
 
花は大地に芽吹いて、
私も当たり前の様に息をしていて…。
たくさんの人とすれ違っていく中で、
振り返れば何かが変わったかもしれない
出逢いがあったとしても、
一瞬の出来事で通り過ぎてしまった。
 
 
あなたと私が
同じ花を眺める日も一瞬の幻なのかもしれないね。

229:名前はいらない
09/05/03 17:30:02 aM77xOyy

「万美」

空を見て、思う。
美しい。
この目に映ってる全てが
全てである限り、
美しい。
空だけでなく、
建物が
人が
動物が
木が
土が
大地が
この世を構成している全てが、世界が、
共に世界を構成している限り、
私には美しく見える。
何もかもをひっくるめて、
唯一にして絶対的に、美しいものだと思う。
こんなに美しいものを見られる自分は幸せだと思う。
そして、
人間の五感でしか、自分の視点でしか見られない自分を
悲しく思う。
それでもいいと思う。どんな形であれ世界を見られる以上、観察できる以上、
私はいいと思う。




230:名前はいらない
09/05/03 17:30:53 KDC7ZF0h
・連投は禁止されています 一作品の評価が終わるまで投稿は控えましょう。

231:UG++
09/05/03 18:23:36 lwv1Tve9
「トビウオが見る夢」

布団に入って最近思うことがある
僕は泳ぐことが本当に好きなのだろうかと

昔は昨日の自分のタイムを今日の自分は一秒も追い越して
明日の自分はどれくらい追い越せるだろうかと
今日の自分を追い越す作戦を考えながら眠ったのに
手の掻き方とか、息の継ぎ方をもう少し我慢してやろうと思いながら眠ったのに
高まる気持ちを押さえてながら頑張って眠ったのに

ライバルに勝ちたいから
でもライバルなんて言えるほど、僕は他人の事を深く考えた事が無い
表彰された時の拍手喝采が気持ち良いから
確かに気持ち良いが、目聡い僕はすぐ醒めることを知っている
明日の自分に勝ちたいから
これも嘘だ

ふと昔読んだ童話を思い出す
「トビウオは速く泳ぎたかったのではありません
本当は空を飛びたかったのです」
ついに神様はトビウオに翼を与えたんだとさ
これだ、これで行こう
今夜から僕もいつか空を飛べることを信じて眠りにつこう

トビウオと同じ夢が見れることを信じて



232:名前はいらない
09/05/03 18:37:51 EHi7Zh7c
ワンワン、ワワン、ワンワンワン。
ハァハァハァ…

233:ペド
09/05/04 01:15:44 0KV2VVV2
>>167さん遅れてすみません。

>>36ー37 C
あくまでも自分の感想ですが、排他的なイメージを受けました。
あるいは良い意味でチープに感じました。
読みやすく、納得できます。
あなたの作品をもっと読んでみたいと思いました。
Cで

234: ◆fUUVcfVsJM
09/05/04 01:28:26 SJWMupgJ
>>233
評価ありがとうございました。
前半がすこし冗長だったことと、
それでいて、昔のゲームセンターの描写が足りなかったかな、
というのが反省点です。
>あなたの作品をもっと読んでみたいと思いました。
とても嬉しいです。精進します。



235:月
09/05/04 02:16:29 6gDfCn12
その戯曲はまるで人間のココロの奥深くを抉りだすように
傷口をこじ開けては 生け贄にされたその意識達は大衆が覗く中で
そのすさまじいまでの罵声を浴びせられながら
この醜態をさらけだす

終わるともなく続くそれら達から逃れるすべを知らぬわたしは
今日も腐敗した血栓の中でどろどろに侵されてゆく

その死体を曝け出せと
磔にされたわたしの首は目を突き落とされ
た手のひらの中で鈍い痛みをともなってはその数を次第に蓄積させてゆく


その痛みこそ生きている証なのだと
血の匂いに誘われてはわずかばかりの平穏を取り戻す


236: ◆fUUVcfVsJM
09/05/04 02:39:03 SJWMupgJ
「洋楽観賞」

金髪碧眼の白人女性が飛来して、その空間を掌握しきっ
た。アルプス山脈のような水色の空の円形劇場からたお
やかに吹く風と、それにのって響きわたる高く澄んだフル
ートの音とともに飛来してきた。横に吹き上げられる長い
頭髪、壮麗な衣装、なびく羽衣の袖の襞、マイクロフォン
をもつ細剣のような華奢な指、その細い指で、ファッショ
ンモデルのようなポーズを駆使しながら、祈り、詠嘆の叫
び、物憂げな寂しさ、甘美、清涼、癒し、ポシティブの声色
の虹色の変化によって、日本語にはない多様な母音での
発音とそれらを並び立てた韻律での七色の誘惑(テンプテ
ーション)によって、コンサート会場で狂乱しきっているであ
ろう男達が、合成技術を駆使した、最後の締めのチュ―の
母音の発音のスライドによる分裂で、ついに卒倒した。

おれは彼女と化して男達を玩んで、世界を掌握していた。


237:名前はいらない
09/05/04 03:19:31 /y7xW62K
>>236 何の意図があるのか
読みづらくて仕方ない。
内容も不明的。
昨今多い不明的な詩が
カッコイイと勘違いしている類と同様のようだ。
だが、それがいい。C

238:名前はいらない
09/05/04 10:00:32 0BJRKsgh
友達とそれ以外

君にとっては僕は友達だよね
でもね
僕にとっては君は友達じゃないんだよ

こんなこというと君は悲しむだろうね
でもね
僕は君が「友達だよ」と言う度に悲しくなるんだよ

本当は僕も友達がいいよ
でもね
君の事やっぱり好きなんだ

でもそれも今日までの事
どっちにしても君も僕のことを友達と思えなくなるよ

今日告白するよ

具体的に評価してくれると嬉しいです

239:名前はいらない
09/05/04 12:20:15 +1a0rRGD

貴方のこと思ってなんかいない
老いが来れば情はかけてあげる
病になれば哀れんであげる
朝食を好きに取れるようになったら、私の勝ち

押し付けられる偶像崇拝
貴方には本気になれないわ

この小さい部屋を出て



240:円星 ◆NzRitgToB2
09/05/04 12:22:10 1qcyhLrp
恐れ多いですが、評価します。

>>236

>おれは彼女と化して男達を玩んで、世界を掌握していた。

ステージの上に立つ金髪碧眼の白人女性に感情移入して、自分が歌ってる気になって、世界を掌握した気になった、
ということでしょうか?

>詠嘆の叫 び、物憂げな寂しさ、甘美、清涼、癒し、ポシティブの声色 の虹色の変化によって

もう少しすっきりした言い方はなかったのかなと思いました。

日本語にはない~ついに卒倒した、までは、詩の言葉ではないと思います。
なぜなら、詠嘆の叫びについての説明になっているからです。
「物憂げな寂しさ、甘美、清涼、癒し、ポシティブの声色 の虹色の変化」という言葉で、
もう説明はなされているのに、その後さらにあのような説明があると、それはもはや小説の域になってしまうと思います。
ためしに小説の説明と思う部分を切り取ってみまして、「ついに卒倒した。」をつけてみました。
「詠嘆の叫 び、物憂げな寂しさ、甘美、清涼、癒し、ポシティブの声色
 の虹色の変化によって、 ついに卒倒した。」これでもぜんぜん詩として成立してると思います。
ご自分の中で「小説の言葉」と、「詩の言葉」と、わけて考えるルールを作ってみてはいかがでしょうか。
あなたは詩の言葉と小説の言葉をごっちゃに考えてると思います。
ごちゃまぜにして出されたものは人に汚らしいという印象をあたえると思います。
ぎゃくに、きちっと整理されたものは、人にきれいな印象をあたえると思います。(なにごともそうだと思います。)
詩の言葉と小説の言葉をわけて考えることをおすすめします。

評価D

241:名前はいらない
09/05/04 12:23:40 CAQYUHEK
>>236
意味のわからない言葉に勝手なイメージを重ねて聞き入るから
「洋楽鑑賞」なんでしょうか。
アイデアは面白いと思います。
書き方は何を表現したかったのかちょっとわかりませんでした。
D+

242:144
09/05/04 13:26:17 L9w3kOZM
>>213
評価ありがとうございます

>>144再評価希望です

243: ◆fUUVcfVsJM
09/05/04 14:00:13 SJWMupgJ
>>237
>>240
>>241
評価どうもありがとうございます。
現代詩のスタイルで試しに、E評価の玉砕覚悟で散文詩で書いてみました。
洋楽の女性ボーカルの歌を聞いて、感じたままかいてみました。

しかし、>>240円星さん「小説の言葉」って、
「詩の言葉」っていったい一体なんでしょうか?
私はこの詩を散文詩のスタイルで書いてみました。
あなたがご指摘した部分も感じたままに書いたに過ぎません。
賛否はあるでしょうが、あえてこういうスタイルです
。この部分が「小説の言葉」とは思いません。蛇足とも思いません。
むしろ最も重要な部分なんです。私にとってはこの部分も「詩の言葉」です。

244:名前はいらない
09/05/04 14:04:48 MqrZnpX3
「君への回廊」
月光に照らされた路地をほろりと歩いている君
虚ろな視線で嘆きながら、あてもなく彷徨わないで
力になってあげる。
せめて光を反射させるぐらいの君でないと、私は楽しくないの。

245:名前はいらない
09/05/04 14:17:43 su7JkgIf
助けて

頭をかいた
ふけが飛散した
ぼやけて消えた
三十代になって
視力が落ちた
カレンダーの文字が
汚れに見えた
コーヒー飲んだ
口が臭いな
気分が悪い
自分の毒で
体がだるい
背筋が丸い
気力は出ない
また眠くなる
人生いつか
よくなる筈だ
五日経ったら
それも思えず
性欲もなくて
女もいらない
それよりもまず
俺がいらない
お休みママン

246:19 ◆gwnULb/9mw
09/05/04 15:43:41 sHWony3A
>>36-37
E。表面的な言葉使いは巧いのですが
>(このヘタすりゃ すぐにやられちまう
>シビアさと理不尽さは ある意味 
>社会に通じるものがあるな )
例えば後半のここには、語り手の悲哀や懐古とかいうことよりも
取り返しの付かないレベルの気持ちの悪さを見てしまいます
「シビアさと理不尽さ」をレトロゲームに見るという、割とどこにでもある文脈の雑な援用とか
さらにそれを芸もなく、「社会に通じるものがある」として一人で頷いている気持ちの悪さ
最終連でやっと、これまで長たらしく感傷に耽ってきた語り手の境遇が語られるのですが
それが、傍から見て心底どうでもいいチープな不幸と過剰な嘆き節を見せつけられるだけという始末
「何でこんなものを読まされなければならないんだ」という深い悲しみを覚えました

>>172
バンド『コックローチ』の歌詞
対象外です
URLリンク(cockroach.jp)

>>180
評価済み>>210

>>183-184
>もう崖っぷちだ
>崖っぷちのポニョだよ、俺は
ここが面白かったです。内容は>>36-37からのインスパイアとも取れる
本家の気持ちの悪さが大きく後退していて、展開はユーモラスだと思います
自殺志願のドロップアウト者を語り手に置いて、全体を通して自己批判をさせているように読みました
ぐぐってみると「サレンダー」=試合放棄とありました。一貫した流れを持っていて
安易な結論を避けているようで、堅実な構成だと思います
ただ、「あの子」のくだりだけがよく分かりませんでした。D+

>>187
内容を「地獄」とか「争いの場」という風にネガティブな言葉で括っているのに
何故か大した抵抗を覚えませんでした。それぞれに、連の最後で説得力のあるポジティブな要因を含ませているからなのかと思いましたが
そこに無理や説教臭が篭もっていないのが凄いです。力み返らずに書いている感じがします
クリアな視点が羨ましい。これだけの腕があれば、ともすればカルトを束ねられるかも。C+

247: ◆fUUVcfVsJM
09/05/04 16:30:42 SJWMupgJ
>>246
再評価サンクス。
書いてるうちに表現に新鮮味もないし、
だらだらし過ぎてしまったと感じてしまいました。

248:桃
09/05/04 17:04:05 6ZIhLuzq
>>229
後半「~思う」が多いですね。
「悲しい」理由がよく分からず説得力がありません。

249:桃
09/05/04 17:26:10 6ZIhLuzq
>>238
個人的にオチがあるのは好きです。
「本当は僕も~」の一文はなくてもいい気がします。
規則的な「でもね」はテンポよくする為なのでしょうが、
「でもそれも」は合わないので
別の表現に変えた方が良いと思います。


250:円星 ◆NzRitgToB2
09/05/04 18:28:28 1qcyhLrp
>>243
そうですか。
自分の価値観を押し付けてしまったようですね。
あなたのスタイルをそしるようなことをいってしまったことを詫びたいです。
申し訳ありませんでした。

ちなみに、詩の言葉と小説の言葉は僕はこんなふうに考えてます。
詩の言葉は言葉に言い表せないことを感じさせてくれる文。
小説の言葉はあらゆることを文章で説明をしている文。
この考えにあてはめて考えたら、あの部分がそれにあてはまるかなあと思ったのです。
でもいまみると小説の言葉による説明と思えていた部分も、詩的なおもしろさがあるな、
と思いました。(言葉では言い表せないことを感じさせてくれる文だな、と思いました。)
読みが足らなかったようです。価値観を押し付けてしまったようです。
すみませんでした。

251: ◆fUUVcfVsJM
09/05/04 18:31:28 SJWMupgJ
>>250
こちらこそ生意気言ってすいません。

>詩の言葉は言葉に言い表せないことを感じさせてくれる文。
>小説の言葉はあらゆることを文章で説明をしている文。
おっしゅるとおりです。

252:名前はいらない
09/05/04 19:00:16 n+wRitYm
ここのスレの一部の評価人は
投稿者を見下しているように感じられるときがあります

評価人も投稿者も互いに失礼のないようにやりましょうよ

253:円星 ◆NzRitgToB2
09/05/04 19:29:38 1qcyhLrp
>>196
介入のしようがないくらい理にかなってます。
「悪いことをすればなんらかの罰を受ける」ということにおいて。
それだけに、このまま終わらせるのは、もったいないです。
実にもったいない作品です。
この、気に入らないことがあるとすぐ暴力を振るう野蛮な「僕」が、
いかにして夢をかなえるか、そこまで書いて本当の完成になると思います。
評価はD

このあとに続く物語に、有ってほしい要点を並べます。
・焼かれることが痛いことを知り、フラミンゴもこれくらい痛かったんだとさとり、(人の痛みがわかるようになり)
 他人には暴力を振るわなくなった。

・夢をかなえるには祈るだけではかなわないんだ、ということを知り、努力するようになった。

・悪いことをしなければ、星に焼かれることもないんだ、ということを知った。

・最終的に、夢を叶える場面が描かれている。

ここまで書いてこの物語は本当の完成になると思います。

でも、そうするとこれは詩にするより童話にしたほうがいいと思います。
もったいないですよ。がんばってください。

254:円星 ◆NzRitgToB2
09/05/04 19:34:57 1qcyhLrp
>>252
そうでしたか。
気を付けます。
美しい日本語で失礼のないように、コメントできるように心がけます。

255:名前はいらない
09/05/04 20:10:27 Et8BB+z+
(とくに題は無い)

あれは深海に沈んでしまったような夜の出来事。
ウッドベースが曇天の街を歩く。
ふと顔を上げ西を見る。ビルとビルの間、遥か彼方には見知らぬ展望台。
目を凝らしたら親友のプラチナブロンドがそのてっぺんで手を振っていた。
雑踏の中のウッドベースを誘っているのだ。

ウッドベースは答えない、ただ街路樹の枯れた葉が、虫に食われて落ちるのを見つめるばかり。

プラチナブロンドは悲しそうに笑うと展望台のてっぺんで火を起こした。
あ と言う間も無く展望台も、プラチナブロンドも、一緒にふわり焼けてしまう。
ついでに空まで焦げたように見えたがウッドベースの瞬きするうちにさっと元通りになる。

残ったのは月とビルの灯ばかり。
そしてウッドベース。ここまでわずか30秒、あなたがこの詩を読みきるよりも、ずっと短い時間の出来事。


256:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/05/04 20:28:30 IbkiKMAZ
>>214から

>188 >189 >190 >197 >204
>219 >221 >225 >228 >229

>231 >235 >238 >239 >244
>245 >255

再評価希望 >144


257:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/05/04 20:43:55 IbkiKMAZ
>>144 なんだか読みにくいな、と思いました。
最後だけ、林檎が主語になっていて、違和感を感じました。
これは、最後まで主人公を主語にして上手く処理して欲しい。
そうしないと、これまで省かれてきた主語が誰なのかが分かりにくく、
混乱する原因となります。
矛盾している箇所はわざとでしょうが、ここで考えてしまいます。詩のリズムに乗れない。
もっと直感的に読める工夫が欲しい。
>>213さんの解釈は面白い。詩の言わんとするところは良いと思います。 D+


258:名前はいらない
09/05/04 20:53:49 TLVe04qk
>>246

>>187です。評価ありがとうございました。
初めて書いたので、ここまでお褒めの言葉言われるとは思ってなかったので嬉しいです。

ネガティブだらけなので、暗すぎるかなと思っていただけに嬉しいです。もっと精進します。
ありがとうございました。

259:名前はいらない
09/05/04 22:20:36 00lZiDfW
>>210

>>118です
評価ありがとうございました

確かに時代背景や情景は考えていませんでしたねー、どの時代どの場所でも言える親と子の関係に焦点を置いて、それだけを表したいなと思っただけでした

そうですね、視野を広げて周りの情景も入れる事が出来れば奥行きも広がるでしょうか


260:名前はいらない
09/05/05 04:25:50 lFKvZP4h



チュンチュン
チュンチュン
可愛いな
チュンチュン
チュンチュン
可愛いよ
チュンチュン
チュンチュン
愛しいな
チュンチュン
『チュチュチュ』
あ、逃げた
ぶっっっ殺ーす

261:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/05 09:30:22 Gf1pQ/2H
夏至、暁の五時、
裏庭に太陽の臭いが消えて、
夜の、影を染める、
永遠は筒上になっていて、やがて黒い点が見える、「汚い蝿が。寄るな」
僕は黒い血が流れるのを感じた。
たまらなくなり、リビングにいくとテレビコマーシャルが流れていて、アニメ調で、しかし四十過ぎの女の声がした。
ポップな公共キャラの向こうで、首にされないべく、必死に金切り声をあげる女の姿が見え、荒唐無稽さにぶん殴ってやりたく思い、「ひっ」と自らに怯み、「ぶはっ」といいながら、吸い込むように、僕は夏の黎明を抱き締めた。

目が覚めると、正午だった。濱辺にいた。
「なんかお前顔赤いな」
夏のさいごっぺだ、とても暑かった。
私はうんざりした。
炎天下、なにをするでもなくたっていた。
「ビール飲まないかあ!」ニキの叫ぶ声が聞こえたが、砂浜から足を動かすのは億劫で、急に動くのが馬鹿馬鹿しく感じられ、足は一歩も動かない。

262:ヤタロク
09/05/05 10:41:00 Jg4B3lsO
「インテリジェンス」

機械化された偶像が
街の神を奪い去った
気づくことも忘れた街
今日も電車が走る街

ああ 乾いた文明の匂いが
むせかえり鉄骨を築く
崇高なマンションが生えたよ
みんなみんな入れるんだ 嗚呼

ハイセンス 回転する現状
アナーキストな僕は泳がされてる
マイセンス 邁進する戦場
闘いの場だなんて知る奴もいない

共感をされたいのです
僕のことを好いてください
誰もかれもそれを思い
押し付けながら動く街

ああ 嘆いた啓蒙の叫びが
虚しくも鉄骨に響く
洗脳が飲み込んだ街じゃあ
みんなみんな幸せだ 嗚呼

ナンセンス 概念なんだよきっと
考えることをやめたから幸せ
マイセンス 止めたらもう死んで
ただ街に繋がれた病人になる

あらがっても無理だろ
大衆が偉いんですもの
大衆様は話します
ああ昨日のドラマ見た?

ハイセンス 回転する現状
アナーキストな僕は泳がされてる
マイセンス 邁進する戦場
闘いの場だなんて知る奴もいない

ハイセンス 回転する現状
アナーキストな僕は泳がされてる
マイセンス 邁進する戦場
闘いの場だなんて知る奴もいない

分かれ解れよでなきゃ死ね!

263:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/05 21:33:04 MGwE+4mU
「世我」

アドリブでパン粉はたき
左足はしゃちほこのバランス
赤ちゃんの顔で火を吐いて
中華鍋マンタンの白締油にいたずらする
後悔は先にわかってた

それでも褐色してみたいのは
やっぱり他人のいうGWだから?
オリャ知らねえ
わからねえ
と呟きながらの今日は五月五日のこどもの日だ
よーしこどもになってやる

スーパーファミコン取り出して
ストリートファイター2で選ぶダルシム
世我世我世我とひとりごちて
絨毯の上は王国気取りだ

やっぱり背後から台所は炎上して
立ち上がるのはめんどくさ
明日こそは青年っぽく河原で思惟に耽ってやるぞ
テレビでお天気お姉さんが雨を告げた

まんまとカーテンが毒ガスを噴きはじめて
そんじゃー明日は大人っぽい歯車になって回ってみるか
ダルシムは熱くもなんともないフレイム吐いて
テレビの特集ではトラック野郎がうなだれる

オリャ知らねえ
わからねえ


264:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/05 22:38:19 MGwE+4mU
>>188
>木は堅いし柔らかい
そのまんまやん!もうちょっと色気のある表現はできんのか。
エロいって意味ではなく、存在を匂わす立体的なって意味で。
何より冒頭から面白くもなんともない当たり前の説明で始まるんじゃ興味をもってもらえない。
>枯れているのか生きているのか分からないようならば/ちょっと傷つけてみてくれると良い
「みてくれると」に違和感を抱くが、これは布石。
>痛くない/樹液が出てくるのが分かるだろ
ここも布石。読者は囚われて読んでやると良い。
樹液出てくると痛そうだけど本人痛くないと言ってるので気にしなくても良い。でも気にさせる狙い。
ちょっとあざとい。
>目が見えない/だからあなたの瞳に対応できない
目が見えないからなんかなぁ、と読者は深読みしてしまう。
ただのチキンちゃうんかと。
>しかし木にも想いはあるぜ
「あるぜ」と来た。いきなりのロッカー言葉にちょっと引く。
>外に向かって芽を出し葉を茂らせる様子で自己表現しているんだ
「自己表現」…。まんま書くのか、その言葉を。
>花を咲かせることもある
ようやく多少色気ある表現。しかし手垢にまみれまくっているのが悲しい。
結果を出すこともあるのね。そのうち実も結ぶ?ふーん。そんで?
>あなたを僕の上に登らせてあげたい
ほう?ちょっと興味出て来た。
>小さな体からの目線では見たこともないような
「あなた」は小さいのね。ふむふむ。
>見晴らしの景色が見えるだろう
見晴らしの景色…。なんかうんざりした。
そんな色のないこと言う木の上よりは東京タワーか通天閣か博多タワーか伯耆峰大山にでも上りたい。
>根を張って動けない僕
今度は木の「動けないこと」へ視点を移す。
この視点の移動ができない奴が多いんだよな。
単調で動きの小さいカメラワークで延々と平板な情景を見せるのかと思ったら途中で終わっちゃうの。
この作者は基本的なカメラワークに関しては心得ていると思う。
無理に個性を出そうとしてなのか、特に終盤でへんな方向へ動かしがちなのがいつも気になるが。
うわぁ!1レスで済まなくなっちゃった!

265:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/05 22:46:33 Gf1pQ/2H
夏至、暁の五時、
裏庭に太陽の臭いが消えて、
夜の、影を染める、
永遠は筒上になっていて、やがて黒い点が見える、「汚い蝿が。寄るな」
私は黒い血が流れるのを感じた。
たまらなくなり、リビングにいくとテレビコマーシャルが流れていて、アニメ調で、しかし四十過ぎの女の声がした。
ポップな公共キャラの向こうで、首にされないべく、必死に金切り声をあげる女の姿が見え、荒唐無稽さにぶん殴ってやりたく思い、「ひっ」と自らに怯み、「ぶはっ」といいながら、吸い込むように、私は夏の黎明を抱き締めた。
目が覚めると、正午だった。濱辺にいた。
「なんかお前顔赤いな」
夏のさいごっぺだ、とても暑かった。
私はうんざりした。
炎天下、なにをするでもなくたっていた。
「ビール飲まないかあ!」ニキの叫ぶ声が聞こえたが、砂浜から足を動かすのは億劫で、急に動くのが馬鹿馬鹿しく感じられ、足は一歩も動かない。

266:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/05 23:01:25 MGwE+4mU
↑続き
>君と遠く離れてしまったから
上に乗せたかったんだけど「あなた」は離れて行っちゃったのか。
あれ?「君」なのか。じゃあ次の女か?このひとりドンファンが!
> いつかは花粉を飛ばして/君をここへ誘い込みたい
いやフツー嫌われるだろ、花粉なんか飛ばしたら!
というツッコミを期待している。あざとい。
>僕は生きているんだ/言葉にしなくても分かるさ
花粉はどうしたんだ!
いきなり「僕」に帰るのでドン引きする。
>僕の思いを感じておくれ
なんかストーカーっぽいキモさに更に引く。
読者をギリギリまで引かせておいて詩人はひとりごとで締める。
>泣くな俺よ
>流した涙のもとに
>野の花が咲き
>良いと呼べるような日がやってくるさ
しかし最後はなかなかいい詩になっている。
直前までのキモさがここでは薄れている。
それは自分を突き放したような視点の引きがあるからだ。
いわば「俺」に加担しすぎていないから読者が入り込んで行ける余地がある。
「僕」が「俺」に変わったのは「君に対する僕」が「俺に対する俺」に移行したから
ってわけでもねーよわけわかんねーよ。
総評としては自分のことばが全くなく、借り物のことば
しかも著しくぎこちなく無味乾燥な表現ばかりで書かれている。
それは作者が世界を信じすぎており、絶望を知らないからだという気がする。
(ああ、そうですよ。オレは作品と作者を必ずしも切り離しては考えませんよ)
しかし作者が何かを表現したいと願う気持ち、
そのためにも向上したいと願う気持ちはひしひしと伝わってくるような作品だ。
そんなことオレにはどーでもいーとはいえ、好感度は高かった。
現在のオレはともすれば小手先でテキトーに書いてハイ、カンセーとしがちなんだけど、
何が何でも表現したい!と思っていた頃の熱さをこの作品に呼び覚まされた。
評価はD+!


267:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/05 23:21:06 MGwE+4mU
>>189
なるほど。人称の乱用が世界を揺り動かしている。D-!

>>190
箇条書き風にひとつの心情世界を作り出している。
箇条書き風なだけに最後のほうの「そうじゃなくても」がわかりにくい。
箇条書き風なら各連を独立にするべきだ(一番最後だけは可)。
とりとめのない心の表現はよく出来てる。C-!
シンプルなのに味があるというのは結構すごいこと。
箇条書き風ってのはこうやってもじもじ並べると味が出るんだね。
誰か「箇条書き風に詩を書くスレ」とか立てないかな。面白そう。

>>197
清々しい。
日本語を大人レベルで使いこなせる赤ちゃんの誕生。
しかも翼がある。
タイトルがない以外何も言うことはない。C+!
この場合タイトルがないと特に詩作品というよりはマンガかなんかの挿入文みたくなっちゃうんだよな。


268:桃
09/05/05 23:24:34 i+HNrVT1
梅雨ノ
 
 
露草色の空がポツリポツリと泣き出したので、
文字は滲んで読めなく成つたのです。
 
雨の日に届ゐた手紙は読まれずに、
箪笥のヒキダシにでも仕舞われるのが運命で。
其れが無念な文字達は浮かび上がつて、
アレヨアレヨと再び文章を構成しました。
だうにかして読まれやうと、
私の瞼を擽(クスグ)るのです。
 
シトシトと雨は降り続き、
私は蝙蝠傘を差して外に出ました。
 
隣の庭先に咲ひた紫陽花は、
雨に打たれてより色濃く見へます。
「おまへ達は何時でも綺麗だね。
此れだけ鮮やかな紫色を、私は他に知ら無ひよ」
紫陽花は自慢の花弁を揺らして応へました。
美しく見られる為、
咲かす事に専念してゐる花は本望なのでせう。
 
 
其の時、
石垣の奥に傘も差さずに佇む女を見たのです。
ぼんやりとしか顔は分かりません。
カランコロンと下駄の音が近付くと、
雨で濡れた冷たひ肩が強張りました。
 
あれは…私ではありませんか。
 
「ワタシガ存在スル意義ヲ開示セヨ」
 
 
花は見られる為、
文字は読まれる為、
其れなら私は…
 
 
貴方の視界に入る為。
 
 
貴方の瞳が真直ぐ私を捉へた時、
やつと私は私に還る気がするのです。


269:名前はいらない
09/05/05 23:25:20 cm07tRyD
土曜日の夢

ねえ
飛んだよ
光が落ちる町
手に溢れたのは
影たち

怖いよ
明日、明後日
影が正午の町で
クスクス笑ってる

空の遠くを
羽ばたくように
影を落として
見えなくなるまで

落日が苦しそうに
森の光を連れてった

苺のかおりで
目が覚めた
日曜日の朝を
いつまでも

270:桃
09/05/05 23:31:31 i+HNrVT1
変化
 
 
昨日の朝の話。
 
時刻通りに、アラーム止めベッドを降りた僕。
クローゼットから制服のシャツとネクタイ、
ズボンを取り出し着替えを済ませる。
そして一階の洗面所に向かう。
 
そんないつもの朝だった。
 
レンズを入れようと瞼に触れた時、
ヒヤリと冷たい感触に思わず手を離す。
 
ガラス玉。
僕の右目はガラス玉に変わっていたのだ。
 
そして今朝。
 
右目はやはりガラス玉だ。
さらにもう片方、
左目は半透明の石に変わっていた。
シャワーを浴びる鏡越しの肩に、
プラスチックの様なものが生えている事に気付く。
それを引き抜こうとすると、
無感情に冷たいオイルがタラリと滴った。
 
何かが僕を支配しようとしているのか、
それとも別の僕が生まれるのかは分からない。
 
 
しかし驚く事はないのだ。
ポケットの奥に、鞄の隅に
どこにでも転がっている事なのだから。
 
 『優等生』
    『いい子』
   『模範生』
 
親にも先生にも友達にも、
誰にも内緒で隠している。
僕は制服の内ポケットに隠しているのだ、
刃物と衝動を。
それを無差別に使う自分自身を、
恐ろしく思う。
 
 
だから明日
僕にどんな変化があろうとも
決して恐くはない。

271:桃
09/05/05 23:54:28 i+HNrVT1
読み返したら、
詩ではないような気がしてきたわ。
綿菓子と雲みたいな関係ね。


272:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/05 23:55:57 MGwE+4mU
>>219
「かなしい」「悲しい」「哀しい」の使いわけは
よくあるレベルにとどまってはいるけど感じるものはある。
悲しいはひとりの痛み、人としての悲しさ。
哀しいは人の中での肉体疲労みたいな心情、人間としての哀しさ。
かなしいはそれらを包(くる)むかなしさ。「汚れは/夜中の公園に/放してね」「どこまでも/与えられた飯を/頬張るね」
↑このへんが特に素晴らしい。
かなしみを確かに見た。そのかたちを見た。A!

>>221
オレに貴方の思想は批評できません。詩を批評するのみです。
>花が新しい命を芽吹いている。
いきなりのこの日本語として正しいのかわかりにくい言葉。
引きつけられるようでいてその実作者に対する信用がいきなりガタ落ちして読む気がなくなります。
そして猫やら故忌野氏のことやらを飛び石にして本題へ入って行くやり方。
文章の書き方みたいな本のお手本を応用したような堅苦しさが拭えません。
これが詩じゃないとはいわないけど、詩だとしたらなんとも作文そのもののような詩だなぁと思います。
後はどうでもいいです。>>188の粗削りさのほうがまだ何かを感じさせてくれます。D!

>>225
桜の枝が蕾を持っているのか…。
なんかぎこちない日本語だな。でもかわいい情景だな。うまいのかな。
そう思って読み進めて行くと、無理して詩っぽい表現を気取っているのがバレバレだった。
すごく退屈でひどくセンチなキモい世界だ。
自殺しろ!ガソリン消費量をお前ぶん減らしてくれ!D!


273:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/06 00:00:03 MGwE+4mU
>>272訂正
>ガソリン消費量を

>CO2排出量を
に。


274:かた
09/05/06 00:06:19 hrRQSMUu
225最評価希望します。
桜の枝もまともに見たこと無い人に評価してもらいたくない。

275:名前はいらない
09/05/06 00:09:25 Ti8wTPi3
↑冷静に文を読め

276:名前はいらない
09/05/06 00:20:43 84Krqjd2
>>267
評価ありがとうございます!
予想以上に評価良かったんでうれしいです

277:名前はいらない
09/05/06 00:35:23 kXZvyMZq
>>274
どうか冷静になって、同じ「悲しみ」を表現している>>219の詩を
読んでみて欲しい。

278:名前はいらない
09/05/06 00:49:12 fHEnzLex
「無論地帯」

全てを葬った後で泣き出した夢の亡骸
独房で掘り起こした過去の残骸に眠る鬼の仮面は剥がして
これが最後だと脳裏に刻む
新し過ぎる廃墟はそっと眠らせて
息耐えた老人の横に
並べた神の音色と共に共鳴する闇色の光り

無に無を重ねて
無の中に全て在り

中心に光り在り
中心に影落とす

涙は密かに街を照らす

279:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/06 00:49:29 Q7SS0QjW
桜の枝をまともに見たことがある人って、いったいどんなやつなんだろうな。
お国柄、桜の花を見る機会が年に一度あるが、そこで枝に注目するやつは変態かアホのどちらかじゃないか?
「あの枝っぷし、たまりませんなあ」ってか。
「お隣よろしいですかな」なんてやってきた時は最悪だな。
俺は夜桜派なんだけど、やっぱり枝は見ないな。なんかごめんな。べつに責めてるわけじゃないんだぜ。

280:名前はいらない
09/05/06 00:53:15 Ti8wTPi3
>>277
大したこと無い作品をいくら読んでも駄目
参考にするにはもっと洗練された作品を

281:名前はいらない
09/05/06 00:55:01 mb9QRx70
僕の中の妖怪が僕を必死に連れ出そうとするよ
真っ暗な闇の前に虚勢を張ったネオンの群れ
僕はそんなのは嫌いだと言ったから 妖怪は僕を乗っ取るといった
翌朝僕の隣では サンタクロースのおじさんが死んでいたんだ

真冬の ちょっと怖い体験

僕はその日からハローワークに通い始めたんだ

282:名前はいらない
09/05/06 00:57:18 kXZvyMZq
ポエコさんも評価してる通り、おれも結構良い詩だと思ったんだけど・・・。


283: ◆uBMOCQkEHY
09/05/06 01:02:00 YdOrgVQy
「久しぶりの鼠は甘い味がして」


だけど、僕の方向は
現実に向けられていて
傷は塞がりやがて
優しく背中を抱いたから

蝶になって仰いでた
今日に鳴った翡翠の音
黄色い羽は震え
今日になった明日に散る

今居る場所が遂であるなら
次に居る場所が想像以上であることを
ある日の夢に見て
やがて明日になる

そして、僕の憧れは
永遠に繰り返していて
傷が塞いだ闇が
開く前に終われるよう

繰り返す目覚めに目を閉じて
今日ある倒錯を手掛かりに
ある日の夢を見て
ゆっくり羽を縫い合わせ

284:名前はいらない
09/05/06 01:07:54 fHEnzLex
「Dig」

ドアを開けて飛び立ったら少しは楽になれるかい
そんな瞳で俺を見ないでくれ
いつだってイラついている
心に釘をねじ込んだみたいに
心臓が千切れそうな勢いで
いつもの部屋を飛び出した
心の奥に潜んだ闇は
敵にも味方にもなる
お前が望むなら少しの希望を追いかけてみよう

そして足を引きずる様に歩き出すがいい

いつも暴れている
いつも睨み付ける
いつも守っている
何より先を歩く様に

部屋から出る
誰にも気付かれない様に

285:197=198
09/05/06 01:13:59 6+wZ5KK+
>>267
評価ありがとうございます。嬉しいです。
タイトルは「名前と翼」です。

286:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/06 01:17:55 UApgE01p
ふー。お風呂入ってきたよんo(^-^)o

>>228
辞書を引いたわけじゃないけど「花が芽吹く」という表現には違和感がある。
先のロエン君の作品にも同じ表現があったから今んとこ多数決でオレの負けなんだけど。
でも「髭面のおじさんが生まれる」ってぐらい違和感がある。
一連目、読みにくい。
主語がなく、「て」で止められるので、宙に放り出されてそのまんまみたいな気持ちになる。
まぁ語り手が蒔くんだってことはわかるんだけど。
「心開いて」「秋の日には窓を開いて」とか歌のタイトルに影響受けすぎな感じはした。
全体的にはいろんなものを散りばめすぎてまとまりがつかなくなっているのを最後で強引にまとめた感じがします。
ひとつひとつには一応センスは感じました。C-!
ところで連投してない?
評価側のことをもし考えてくれるのだったら止めてね。
評価してもらえなくても当然になっちゃうよ。

>>229
渡辺万美ちゃんについての詩かと思ったよ。
世界は美しい、と。その美を表現するのかと思いきやそうではない。
美を感じる主体を表現しているのでもない。表現はしていない。ただ説明している。
しかもうんことか死体とかは見ないフリして詩の中には出して来ない。
自分の視点でしか世界を見られない悲しみとやらも表現されてないし説明も不足しているので独り言にしか聞こえない。
マンホールの蓋開けて下水道に向かってでも呟いとけ。D!

>>231
寝る前の考え事風で詩を書くやり方は新鮮なような気がする。なんとなくだけど。
でも早い時期に次のような文章が出て来るとそれだけでDつけてさっさと次行きたくなっちゃう↓
「昔は昨日の自分のタイムを今日の自分は」
「明日の自分はどれくらい追い越せるだろうかと 今日の自分を」
別に文章がおかしいわけじゃない。
ただ読者の目を気にしてないだけ。だからこんなに不親切な文章になる。
読者の頭の中で林檎を組み立てるようなつもりで書いてみれば?D!


287:名前はいらない
09/05/06 01:39:25 fHEnzLex
「独房...原点回帰、消えた老人」

眩し過ぎる蛍光灯の明かりに胸が痛んだ少年は
とある老婆から授かった地図を片手に脱出を心見た
老人の死神を探す両目深く輝いたまま視界は真っ直ぐ過去へ向かい
記憶の隅に焼き付いた老人の影
覚えている
「狂喜の鐘を鳴らせ」
凍り着いた色の無いガラス張りの真実に
血痕がちりばめられた淡い部屋
脳裏で叫ぶ老人に出会えた瞬間に全てが抜け落ちて
鐘は鳴り響いた

少年は新しく夢を買った
自らを狂喜の壁に塗替え消えた老人を身にまとい
狂喜を超えた戦慄の扉を血でなぞる両手は流れる涙で凍り着く
溶岩の川を泳ぎながら老人の夢を見る橋はドロドロに溶けて抜け落ちる毛髪の様に



288:名前はいらない
09/05/06 04:46:00 yHzqzXo7
>>284 何故いまここでそのタイトルを持ってきたのか 全くの謎

289:名前はいらない
09/05/06 06:12:45 kRqrKEKe
「僕の大切なお客様」

お自由加減は如何でしょうか

何でも話せる自由が欲しいのなら
何も否定しない自由の翼を君に

鉄壁に囲まれた自由が欲しいのなら
自分の中へと入っていく翼を君に

水面の上では社交ダンスを
水の中では絹の舞を

拳銃には優しい笑顔を
刃には温かい紅茶を

ここは緑のヒーリングスペース

何も怖い物などないのです
全ては僕の大切なお客様

ようこそお客様
どうかゆっくりおくつろぎください

骨の隋まで堪能されて
最後はあなたのお骨をお持ち帰りください


(仕事場に危ない奴がやってきて、むちゃくちゃ暴れてる
追い出し方がわからなくて、とりあえず優しくしとくから
最後は気がついて出て行け!て意味の詩なんですが…
怖いかな)

290:名前はいらない
09/05/06 07:02:51 kRqrKEKe
もひとつ

「走れ どこまでも」

走れ 走れ どこまでも
足元に障害があろうと
ただひたすら真っ直ぐに

回り道なんて
思いつかない
転ぶことなんて
考えもしない

何も見えない
何も考えられない

ただゴールだけを目指し
風を切って

立ち止まるな
君はまだ立ち止まるほど偉くない

走れ 一人で
何も話すな
何も聞くな

立ち止まるな
君はまだ立ち止まるほど偉くない

走りきったゴールで一人でも
拍手をくれたらようやく君は
立ち止まって景色を見渡すんだ

そのとき見えるものはきっと
耐え切れないほどの幸福

それはなんだかわからないけど
きっと君だけに見えるのだろう


(これとか応募してみたいんだけど客観的にどうなんでしょう・・・)

291:名前はいらない
09/05/06 07:12:20 kRqrKEKe
連投…ごめん

292:悪夢の終わり
09/05/06 07:26:44 S/OvgfWz
気がついたら首筋が濡れていて
絡み付く手の為すがまま
漏れる息が悔しくて
なのにやっぱりされるがまま

気がついたら腰が勝手に揺れていて
好きという本能の為すがまま
感じる声が愛しくて
必死で顔を引きよせた

知ってるんだ
あなたはここにいないこと
それでもいいんだ
好きだから

気がついたらあなたは眠ってて
あたしの愛の為すがまま
最後の寝顔が悲しくて
ひっそり隣で涙した


293:名前はいらない
09/05/06 08:06:05 QPGLdeNu

「ひとりごと」

よして下さい
ぼくについて夢みるのは

あなたは
ぼくを一本の枝としてきざまれた その枝をつき
微笑んで歩む日の事を
夢みてこられた

よして下さい
ぼくについて夢みるのは

ぼくは病気です
とてもいやな キザで
臆病な病気なのです



294:UG++
09/05/06 08:21:27 WqIQrG+r
>>286
評価ありがとうごさいました
「林檎を組み立てる」の例えは意味が広すぎて、でもおっしゃりたい事はなんとなく分かったので
精進精進

295:名前はいらない
09/05/06 09:18:01 yHzqzXo7
>>293 山崎っぼい

冷やかしみたいな評価ですまん

296:名前はいらない
09/05/06 09:23:22 yHzqzXo7
ミニモニ。に入ればいい


297:UG++
09/05/06 09:43:12 WqIQrG+r
「降格」

目の前にたった五段の下り階段
ここで僕は考える
何か面白い降り方は無いものかと

普通に踏み外してみる
ありきたりでつまらない
逆立ちして降りてみる
もっと大変な事が待っていそうだ
出来れば踏み板をぶち破ってみたいが
何百何千の人の重みに耐えた階段は
そんな柔な考え弾き返すだろう

いいかげんイライラしてきて
遠回りしてでもここ以外から降りようか
とも考えた
でも下に降りた時
上には数十秒前の僕の残像が
冷めた目で見下ろしてるんだろうな
「ダサい奴だ」と

もう怖くて怖くて
たった五段の階段が降りれない
うずくまって目を伏せても
下から登ってくる人の視線を感じる
「早く降りろよ、邪魔だなぁ」
そんな声ばかり背中に刺さる

「また登りにきなよ」

混乱と雑音の中、確かに聞き分けられた言葉
恥ずかしいくらい陳腐な言葉
でも僕を立ち上がらせた魔法の言葉

僕は顔を真っ赤にし
目に溜まるものを堪えながら
「また登ってやる」と一歩
「絶対登ってやる」とまた一歩
踏みしめるように降りていく

見上げればやっぱり僕の残像
でも彼はちょっと照れ笑いしてるように見える
なんか無性にカッコつけたくなって
僕は背中越しに手を振った

298:名前はいらない
09/05/06 09:57:43 yHzqzXo7
森山未来にも山本未来にも負けてるよ…。



299:名前はいらない
09/05/06 12:17:14 kRqrKEKe
連投ばっかですいません 
どれが一番詩っぽい?


「僕らは旅人」
バタフライ現象効果てき面
発端はいつも僕
笑ってくれよ皆
僕らは旅人
きっとどこでもハッピーデイズ
手をつなぎゃ皆お仲間
嘘だよお前らなんか嫌いだよ
牢獄こそがこの僕の自由

300:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/06 13:04:55 Q7SS0QjW
>>0299色と味がわからない。かたちも不明瞭で臭いもしなかった。

301:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/06 13:11:48 Q7SS0QjW
一番好きなのは>>0299だな。
バタフライエフェクトの間に現象ってはいってるのが、意図的か知らんが気に入った。
評価はCくらい?

302:名前はいらない
09/05/06 13:18:55 wHubXX8q
>>1

・連投は禁止されています 一作品の評価が終わるまで投稿は控えましょう。


303:飛び焼
09/05/06 13:33:32 G2knhtLg
「フェチ」

曇り今雨
鳥がはしゃぐから
路地で垣根の向こうから
雑種が吠えるから
ファミレスでバイトが
コップを割るから
おれはわざと振り
向かない
企み
茶目っ気
悪意
その秘密の内緒のバナナがないと
無様に感動なんて出来ないんです

ぞくぞくするぜ

304:名前はいらない
09/05/06 13:34:11 kRqrKEKe
>>301
どうも。評価cか~、!
バタフライ現象 と 効果てき面 で別々の意味です
バタフライ現象が起こって思ったとおり色々引き起こした、て意味
バタフライ効果という言葉は知りませんでした。

>>302
すいません
最初1を読んでなくて後から気がつきました
そして2作目が気にいらなくてどうしても3作目を書き込みたくて書いてしまいました
もうしません(^○^)

305:ロエン君
09/05/06 13:50:16 SfTSATF8
『花』

やりたい放題に生きて
本当に満足かい?
何かに縛られているほうが
楽だって思えることもあるくらい
疲れちゃってんだよ

昨日、庭に花を植えたんだ
早速、蝶がそれを見にやって
きたよ。

生きがいは仕事、他には何もなくて
ときどき、一人で行くカラオケが
何より楽しくて。
それが今の僕で。

君がもし本当に壊れてしまいそうな
ときは僕にだけそっと教えてほしい。
一人カラオケで鍛えた歌で
君を慰めてあげるから。
そんなつまらない僕だけど君は
僕を許してくれるかな?

小さな花の命を守るのにどれほど
努力しているかなんて
人にはわからない
お隣さんの庭に負けないように
競い合うように花を植えて見るけど
そんな僕の心はしおれがちで
だれか、僕の心に水をください。

僕の心は庭に咲く花に縛られているのかな?
好きでやってるつもりでも。
愛もそれに似たようなもので
縛られるわけでもなく
隣のやつに負けたくないから
手放せないだけなのかな?

自分勝手に生きてるつもりだけど
人は皆何かにとらわれている
それに気づいたとき、僕はそれから
逃げるでもなく、立ち向かうでもなく
ただ、愛という風に身をまかせ
時の海にこの身を浮かべている

こんな僕だけど・・・

306:名前はいらない
09/05/06 14:04:54 kRqrKEKe
一章目が攻撃的であんましいくない
最後の章が曖昧で他の章と雰囲気が違って浮いてる

307:名前はいらない
09/05/06 14:40:39 lCrTpLBW
犯人(ホシ)に願いを

吟味して研磨した刺殺可能な台詞は
涙に濡れたオブラートにくるまれ
私の足元に無惨に転がる
べたべたと余計な言葉が付着して
それらも実は全て吐露した残骸
蹴飛ばしても投げつけても
決して届かないもどかしさと恨み
私の苦しみがどうか届きますように

308:名前はいらない
09/05/06 14:58:01 gmYjlQU/
>>305
名前がキモいE

309:名前はいらない
09/05/06 15:12:40 kRqrKEKe
307詩じゃなくて死だね


310:名前はいらない
09/05/06 15:54:05 9KRS+hKU
>>305
308みたいな不理解な人も現れたし、名前の由来を語ってみたら。

311:名前はいらない
09/05/06 16:16:56 PvsANDt/
『抱擁』
 
船町には今日も
厳しい風が吹く
船乗りは
優しい風を知らない
 
命を左右するそれに
甘い愛の言葉など
比喩したりしない
 
舵が効かない程に
荒れる海の背中
飲み込まれる程に
上がる海の叫び
支柱につかまり
身を守りながらも
離さない網目
 
乗り越えた後の静寂に
大漁の旗が
勇ましくなびく
港で待つ家族の笑顔こそ
唯一の『優しい』
 
船町には今日も
厳しい風が吹く
船乗りは
優しい風を知らない
 
船乗りが知るのは
甘い愛の言葉などでなく
肌と肌の温もりに流れる
本当の愛

312:桃
09/05/06 17:45:25 KICpb/n+
>>286
評価ありがとうございます。
「おじさんが生まれる」
例えが分かりやすくて笑ってしまいました。
「飴玉」を色々な場面で登場させて
繋がりをもたせたつもりですが、確かに散乱してますね。

連投すみませんでした。控えます。

313:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/06 18:15:22 Q7SS0QjW
気づいたら俺評価もらってないおwww


314:ロエン君
09/05/06 19:44:00 SfTSATF8
名前の由来は
洋服のブランドでROEN(ロエン)っていう超高級ロック服ブランドが
あって、そのブランドが好きだからですね。
芸能人だと、ラルクのhydeとかが好きなブランドです。
僕の持ってた、スカートジャケットはスマスマで草薙つよしが着てたり
グレイのメンバーが音楽番組で着てたりしました。
お値段は一着10万ですね。
もう、そんな高級な服は買いませんけどね。

315:名前はいらない
09/05/06 22:12:37 0wavVygl
「クラク」

夜遊びしたいよ
みんなが寝たなら
聞こえない声がした
過去から聞こえた
ある星が死んだ日に
僕らは産まれて
ある人が死んだ日に
僕らは泣いてた
この道はまっすぐに太陽に向かってた
なにかに反射したらすべて狂ったのさ

クラクラするほどの
吐き気があるんだ
フラフラしていたら
救急車にひかれたんだ
クラクラするほどに
苦楽を共にして
ブラブラしていたい
夜更けのふるさと

自由にやれるやつはひとりもいないよ
やってるように見せるのが上手いだけなのさ
一度も死にたいと思わないやつとは
友達になれないな
多分、素面じゃ

316:あむ
09/05/06 23:05:27 hTj4Baii
「溺」



僕の意識はもうなくて
急に世界が恋しくなった
まだやりたい事もあって
だけどもう戻れない気がした

戻れたとしても
体は腐敗して
餌になって
苦しくて
独りで

だから戻らない方がいい

次はどこに行けるのか
この孤独が生まれない場所へ
行けたらいいな

317:名前はいらない
09/05/06 23:50:36 rfAnpfLN
「ごきぶり」

夜の
駅ビルの廊下に
潰れたごきぶりが一匹
ごきぶりは
ごきぶりだから
踏み潰されたのかな

318:しぐれ ◆7/Nzi/vIro
09/05/07 03:57:25 zCH8vseD
>>279sawayama」

俺は桜をみるんだよな
で、枝っぷりなんかもしっかり観察して
見る角度なんかも色々変えてみて

桜の木が何本かあったら
立ち位置も調整して
自分にとってベストな見えかたを捜すわけ

それで終わり

誰にも言わない
勿体無いから

そんでそれと同じ様な感じで
この「>>279sawayama」を
けっこう長い時間見つめていた訳

感想は言わない
勿体無いから

319:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/07 04:36:11 S31kvIX4
俺のレスのベストな見え方を研究してくれていたのか。
因みにおれ自身のベストな見方は正面からだな。
最近日焼けしてな。季節先取りって感じだろ。
そんな俺を正面から見てほしいわけ。きっと日焼けしたくなるから。

320:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/07 04:45:11 H7IoVrSi
未評価(>>256

>189 >190 >197 >204 >235
>238 >239 >244 >245 >255

>260 >265 >262 >263 >268
>269 >270 >278 >281 >283

>284 >287 >289 >290 >292
>293 >297 >299 >303 >305

>307 >311 >315 >316 >317

再評価

>225

321:名前はいらない
09/05/07 04:47:11 dRA71tvB
「樹海」
奈落の底で星を見た
これでもかと疎外感
居場所所が無いと泣いてみた
返ってくるのは蝉の笑い
みーんみんみーん

夏去り秋去り冬が来て
馴染む季節の到来さ

雪に埋もれて星を見た
なんだおまえか久しぶり
居場所が無いと笑う僕
返ってくるのは自分の声
山は平気で馬鹿にする

さらっと冬去り春が来て
最期の季節の到来さ

夜桜塗れで星を見た
今から友達よろしくね
居場所を見つけていざ準備
返ってくるのは枝の悲鳴
ごめんね僕も辛いんだ


322:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/07 04:53:18 H7IoVrSi
>189 >190 >197
は評価済みですのでよろしくお願いします。

323:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/07 05:27:23 H7IoVrSi
>>235
全体的に、意欲が空回りして上滑りしてしまっているような感じです。その主な要因は、所々に見受けられる日本語の怪しい表現によると思います。
腐敗した血栓の中、とか、目を突き落とされ、とか、わずかばかりの平穏、とか、意味がよく分かりませんでした。主語をもう少し明確にしてもいいんじゃ
ないかとも思いました。世界は面白いので、大事にしてください。D-

>>238
言いたいこと、明確ですか?この詩の述べていることをまとめてみると、君と僕の非対称的な、友達という関係のいびつさと、その解消をする、という
決意をした、ということだと思いますが、友達という関係がどういうものであるかということについて全く言及がないので、読者は自分で考えないと
いけない。色んな友達関係があると思うので、どんな関係なんだろうと、気になって仕方ないのです。そう言うところに明快さが無いので、何のために
この詩を書いたんだろうと、感想を持ってしまうのです。かなり深いことを述べているのかもしれないけど、言及不足だと思います。D-

>>239
言葉少なにかかれています。しかし、思っていないとはじめて、その説明がないので、二人の関係が、それに対するあなたの思いが、いまいち
わかりにくいような気がします。偶像崇拝、というところで、少しは分かるのですが、本気になれない関係を続ける気持ちが分からないのです。
この小さい部屋を出て、というところで、自分にも分からなかった関係を抜け出す、という意味かな、と感じました。この終わり方は、いいと思いました。D

>>244
力になってあげる、どのように、という興味を満たしてほしかった。月と太陽の関係の比喩かとも思いましたが、憶測の域を出ない。小品なので、
焦点をしっかり合わせないと、面白い作品にはならないと思います。D-

324:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/07 06:01:13 H7IoVrSi
>>238
具体的に。抽象的な言葉を使ってみたらどうでしょう。僕、君、友達で大半が占められているので、少しくどく感じました。

325:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/07 07:22:00 H7IoVrSi
>>225
心情を情景に重ねて述べた詩ですね。一連、三連が情景で、とても美しい。冷たく燈る月、融けきらない雪、など、
心情を重ねた語句が、センスたっぷりです。しかし、心情を、完全に描ききっているかというと、まだ少し甘い感じが
しました。構成のせいなのか、わかりませんが、心情を一息に描きたいのに、ところどころ止まってしまう、という感じがしました。
最後の連は、今までの描写を生かして、もっと叙情的な描写をすることが可能だと思いました。C

326:しぐれ ◆7/Nzi/vIro
09/05/07 08:04:42 zCH8vseD
>>319sawayama
>>279より>>319の方がかっこいいよwww
惚れた!

327:Dの嘱託 ◆pkHvZT49GM
09/05/07 08:51:30 2gZLVsX2
>>211
遅れてすまない。そしてありがとう。
>もっとわかりやすい明解な文章で書いて欲しかった。
ごもっとも。しかしわかりやすいだけが詩のすべてでもなく、
またこの詩はわかりやすくすると冗長になるかもしれない。
だがこの言葉はしかと受け止めておく。

>>245 D
悪くはないなーと思ってたら
「人生いつか」「五日経ったら」これだもの。
ここまで使いまわされてるものなら隠してもなあ。

>>283 E
名が体を表していない。
接続詞から開始される詩は嫌いだ。
この詩の構成の意味が見出せない。
もし機会があったらその意味を教えてほしい。

>>292 D
クサイな。なんだろう、グラタンの皿だろうか。底が浅い。
好きな人は好きなんだろうな。俺は別段、ってとこ。
なんかさ、最後の節を読まなくても結末がわかるのがね。

>>303 E+
導入からして言葉の乗りが悪い。その乗りの悪さが最後まで続く続く。
作者が意味を見出さない詩は、読者はそれ以上に意味を見出さない。

328:Dの嘱託 ◆pkHvZT49GM
09/05/07 08:53:11 2gZLVsX2
「後悔」

金木犀かおる一陣浴びながら
昭和の翳を帯び背負い
今は窓際でソナチネを。

金輪際会わぬと唸った暗いひと
生涯泣かぬと誓った馬鹿なひと
今際の床臥す垂乳根を。

329:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/07 08:59:00 Pd5ZD6hA
>>239
主婦ですか?よくあるよくある。
人生相談板かどっかへ生きましょう。
この板を選ぶんなら作品にもなってないような愚痴は独り言スレで。D~…。

>>244
回廊はどこへ行った。ただ回廊って言いたかっただけちゃうんか。
まぁぐるぐる回ってきみに辿り着かないってイメージなんだとは思うけど、
せめて回廊の手応えを投げかけてくれる貴方でないとコメントする気にならないよ。D~…。

>>245
>ぼやけて消えた
うんうん、ここまで描くのがセンスってもんだよな。
>カレンダーの文字が/汚れに見えた
ふけの部分よりは感じないけど、これだけでニートみたいな味が出てる。
>コーヒー飲んだ/口が臭いな/気分が悪い/自分の毒で
シンプルな叙述で共感できまくりなものを描いている。気分が本当に悪くなってくるほどだ。
>体がだるい/背筋が丸い/気力は出ない/また眠くなる
ここでちょっと味気ない説明に堕してしまった。
>人生いつか/よくなる筈だ/五日経ったら/それも思えず
いつかと五日をかけているとしても面白くない。
表現が地味すぎるからだ。
>性欲もなくて/女もいらない
性欲と女を切り離して語るところに誠実さをなんなとなく感じる。
あるいは顔を見たら夢見るキモヲタなのかも知れないが。
>それよりもまず/俺がいらない
あぁ…。んじゃ、死んでくれ。
>お休みママン
ん…。おやすみ。
で、助けてって?知らんよ。
あ~、つまんないもん見た。結局気持ち悪くさえなれなかった。
でもちょっと期待はしてあげちゃう。C-ぅ~…。


330:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/07 09:01:53 S31kvIX4
このスレに苛めに合ってる人がいます!

331:名前は知らない
09/05/07 09:16:34 vk6Lcyae
>>317 なんだか凄い意味がありそうだな

332:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/07 09:45:32 Pd5ZD6hA
>>255
BJCっていうよりジャズっぽい感じだね。
スカンクってより幸せの鐘が鳴り響きなんちゃらかんちゃらってアルバム。
最後、時間を出してきたかぁ。このことで詩がぐっと立体感を増す。
歩いてんのがウッドベースそのもので何も喋らないのもクールだね。
エドワードジャケットとか出さなかったのも○。
プラチナブロンドの幻みたいな消え方も花火みたいでいい。
いやぁ、いい、いい。
雑誌に載ってたら保存まではしないけど何時も読み直す感じ。
黒い町、ヤニ臭いウッドベース、ダイナマイトセクシィを剥ぎ取られたプラチナブロンド、一瞬の花火。
ええよ~。満点という意味でのC+!
わかりにくいだろうけどもっと突き抜けてくれたら満点はAまで上がる。

>>260
まぁそんなもんだけど。
安易すぎ。D~…。

>>265
タイトルがないのにはいろんな理由があるんだろうけど、
この場合は作品じゃなくて習作だからって感じ。
マンガでいえばネームですらなくアイディア帳の上のひとりの世界。
夏至の17時で夜が近いかなぁ。雨雲で暗いんじゃないん?
まぁそんな暗くじめじめした世界から後半一転ギラギラの砂浜へ飛ぶ。
このコントラストが描きたかったんだろうか。
その中で「私」はずっと元気がないみたいなさまを?
成功しているとは言いがたい。
ことばが質量をともなっていないからだ。中学生っぽくいえば感じるものが弱い。
それはスピードの強弱を意識してないからだと結論してみた。
声優のくだりとか部分部分はおもしろい。
「永遠は」~「感じた」までの部分はわけがわからなくて
「いきなり何の文学作品からの引用だ?」としか思えなかった。
ビデオカメラでも手に帰ってから編集ソフトで遊ぶことだけを目的に女子トイレにでも出掛ければ?E~…。


333:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/07 09:49:45 Pd5ZD6hA
あっ!もう行かなきゃ!(>_<)/


334: ◆fUUVcfVsJM
09/05/07 16:02:32 sosJyWoS
「わたしの詩作」

美しいダッチワイフをつかって 
さまざまな体位で 必死になって 
オナニーしているのに過ぎませんでした。

なんにもなくなって
くるしくて くるしくて
も う こ れ ま で だ、とおもったとき、
あたまがでて うでがでて どうたいがでて 
しりがでて あしがでて うぶごえをあげて
良い詩が わたしのなかから生まれました。


335:  ◆UnderDv67M
09/05/07 16:38:35 BpPqzW2j
いくら黄金期間が終わったとはいえ>>333>>334の時間差はなんやねん 何時もこうなのか?

>>334
自分を慰めるから自慰を言う 辞書で見たら手淫の事らしいッスよ
文からダッチワイフの美しさを感じません 苦しさも感じない
しかしおかしな句読点だなw 良い詩だぁ? 知らんがな 
IDで無駄に助けを求めてんじゃねーよ 無理すんなオッサン E


定期的に未評価まとめろよ面倒クセェな

>>331
いや あんまり……

336:  ◆UnderDv67M
09/05/07 16:52:51 BpPqzW2j
ひっでぇー 語り合うスレ消滅しちゃってるじゃないのさ なんという過疎……

337: ◆fUUVcfVsJM
09/05/07 17:15:21 sosJyWoS
>>335
見当違いな評価どうも。
>>334
再評価希望。

338:  ◆UnderDv67M
09/05/07 17:26:56 BpPqzW2j
>>337
馬鹿め 出産とは聖域であり美しき生命の神秘なのだ 汚いオッサンが汚すでないわ
お前等はネットでしか発表しとらんからオナニーだダッチだのと言えるが
傍から見れば汚らしいったらありゃしない 腕が先かよ的な突っ込みと良いなんとでもなるわ

良い詩を良い詩と言ってる時点でもお前の限界が見えんだよオッサン わーったかオッサン

339:名前はいらない
09/05/07 17:28:23 zzSbbZy3
>>323,329
ありがとうございます。

340: ◆fUUVcfVsJM
09/05/07 17:29:10 sosJyWoS
>>338
読解力が無いんじゃ。ボケ。
けいおんでも見て、ハァハァしてろやあんさん。

341:  ◆UnderDv67M
09/05/07 17:31:54 BpPqzW2j
>>340
けいおんだぁ? コッチは伊達にウンタンやってんじゃねーんだよオッサン
都合の良い素敵な読解力に期待して詩作してんじゃねーよ 寝ぼけんなヘボ

342:  ◆UnderDv67M
09/05/07 17:35:03 BpPqzW2j
>>332 ポエ子……? アンタ梁山泊に居ましたね またアッチに作品投稿してよ 頼むよ

>>255がC+だぁ? それはないと思うぞ

いくらなんでも視力良すぎーの空の焦げは曇り空と生かしてないし
夜行性で枯れかけの葉っぱを食べる虫(存在するのか?)の食事で1分とか
人混みの中にいて「残ったのは月と灯りなのよ」なんぞ滑稽だ これは薬物中毒者の詩だ 
雰囲気だけで芸術性が無い いくらなんでも雑誌には載らん

あと>>239は素晴らしくはなくとも良い詩だぞ 邪険にしちゃアカン >>245も良い詩だ
深夜の街路で唸ってるパーキンソン病でも患った高齢者の徘徊を詠んだ(←!>>244はゴミだけど

343: ◆fUUVcfVsJM
09/05/07 17:35:52 sosJyWoS
>>3
あの池沼並に、おまえの頭が足りなさすぎんだ、要するに。
わかったか、アンさん。


344: ◆fUUVcfVsJM
09/05/07 17:36:44 sosJyWoS
>>341

345:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/07 17:38:12 S31kvIX4
>>03あたま悪すぎワロタwwww

346:  ◆UnderDv67M
09/05/07 17:43:25 BpPqzW2j
>>3
俺らは老若男女全員を対象にして勝負してんだ
お前等は知らんが甘えてんじゃねえぞオッサン

>>345
また新キャラか

おい澤山 >>265コレ日本語がおかしいぞ 誤字脱字はともかく濱か浜かくらい統一しとけやオラ

347:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/07 17:43:44 S31kvIX4
ここのスレって自己防衛しても大丈夫な感じ?

348:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/07 17:46:53 S31kvIX4
すいませんおwwwwwwww他のところで適当に書いたやつが評価高かったから侮っていましたおwwwww

以上言い訳

349:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/07 17:47:53 S31kvIX4
特撮ヒーローでいうところのブラックだ、よろしく。

350:  ◆UnderDv67M
09/05/07 17:47:59 BpPqzW2j
サワヤマ ◆NNPDeovw.cの検索結果 8 件中 1 - 8 件目 (0.13 秒)

なんだ文芸板のコテか それはそうとお前のスレ潰れかけてんぞ しっかりしろ
【祝】創作文芸版コテオブザセンチュリー【開催】
スレリンク(bun板)l50

351:  ◆UnderDv67M
09/05/07 18:01:28 BpPqzW2j
>>189 まぁ特にそんなねぇ 別に…… E

>>190 人物像だけでなく状況設定さえ生きてこない
挙句にアイドルグループでもホストでもなんでも良いやる気の無さ
表現力皆無 これは詩作に対する作者本人の問題だろ アンタ才能無いんじゃね やる気あんのかい E

>>204 詩ってさぁ 声に出して詠むもんですからリズム良く……いやなんでもないです
まとようw いいじゃん毛布 付いて行けん 奴だ貴方だあいつだの面倒臭いから統一しろ 
終始独り善がりで状況が不透明 どの団体を対象にして発表してんのか謎 意味不明な事言うなボケ E

>>206 日傘でいいんじゃないですかね 詩人が固定観念に溺れてちゃ良い詩は書けませんよ
随分と長い間併用しているからこその穴なのだろうけど別に……
アンタ「雨降ってない=いらないよ」と言うのにそれまでよね 表現力ないのかな「みんな」もそう思う
オリーブとかどう言う設定なんだよw 坊主言うかむしろ雨が降ってほしいとは思いませんかね(俺だけか D

>>235 詩作とは言霊を操る作業なんに汚らしい文字並べてこの程度とはアンタの限界が見えんだよ
もぅ冒頭の5文字から付いて行けないんだが? ただただ不可解だ E-
評価? 人間はそんなに弱くないしアンタの言う人限定のルールさえ俺は感じないし支持しない

>>238 「とっては僕は」ってw 具体的もなにも詩において悲しい事を悲しいと表現しても
価値は薄い もし採点競技なら詩は表現力を競う競技なんだからもっと美しく表現しろよ(誰にでも書ける)
これ普通に読んでいるとホモ臭い話になる可能性もある訳でもう少し具体的に書いてやれよw
「友人関係から恋愛対象になったよ!」は昔からある訳で作者が作者である証明が必要になってくるD-
「好きなんだ!」は別に食べ物や漫画でもそうだろう 詩作に関してアンタは無責任すぎる 

352:名前はいらない
09/05/07 18:04:48 bQzFDDDP
>>332
>>342
評価ありがとうございます


(特に題は無い)

私は今年で三十路になります。年々白髪が増え、肌の衰えを感じます。
時々胸の中から何かの鳴る音がします。


県境の長いトンネルを抜けるとそこは一面の青い海だった。
それでも大和路は全て山の中へと続く。
コオロギが悲しそうに泣いている。
小川のせせらぎの底に、二匹の大鯰がじっとしている。

「息をすれば気分が良くなるよ」
昔ある女に言われた言葉が思い出された。彼女は当時の私には妹のような、しかし―
いや、この話はよしましょう。

やがて夕日が訪れる。どこにいようと、一日は普通に終わってしまう。
私はそこにいた髭面の男から段ボールの家を奪った。
期待をかけながら。
次の一日が、見知らぬ始まり方をしないかと。
西に沈み行くこの夕日が、西から昇りはしないかと。

私は今年で三十路になります。年々白髪が増え、肌の衰えを感じます。
時々胸の中から何かの鳴る音がします。



353:  ◆UnderDv67M
09/05/07 18:08:25 BpPqzW2j
未評価纏めろ言っておいてよく見たら近くにあったし ごめんね雑草さん


未評価(>>320

>262 >263 >268 >269 >270
>278 >281 >284 >287 >289

>290 >293 >297 >299 >305
>307 >311 >315 >316 >317

>321 >328 >352

再評価
>334

354:名前はいらない
09/05/07 18:10:24 y2FBUIY+
>>334
読んでもらって感謝しろE

355:名前はいらない
09/05/07 18:25:41 OJiblOXu
>>354
ふざけんな

356: ◆fUUVcfVsJM
09/05/07 18:26:27 sosJyWoS
もういいがな。

357:桃
09/05/07 18:28:37 gTCLsipJ
オッサン同士仲良くしなよ。笑


358:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/07 18:40:27 Pd5ZD6hA
>>342
なるほどね、薬物中毒者の詩かぁ。
それはそれで悪いとは思わないけど、
でもオレはどっちかっていうと既存の表現世界のパロディーだと思って
いい絵が描けてると思ったからそこそこ高い評価した。
なんとなくこっちをハメようという悪意も感じて好印象だった。
その他の作品についてはもう言うことはないのでノーコメント。
リョーザンパク?お前、あんなド糞スレ好きなん?

>>334
書かれてる内容はよくわかる。
実存的な絶望を知らない奴に良い詩は書けん。
まぁ可能性の問題とゆーより確率の問題だけどね。
無意識に良い詩が書けちゃうひともいるでしょ。
それはともかくこの詩の問題は、生まれ変わって良い詩が書けたと書いてあるのに
詩じたいがうんこみたいにスカスカなことだ。
共感してくれるひとにしか読まれないのはことばが物体を造っていないからだ。
やはりダッチワイフを造型するところから始めるべきだろう。
粗筋しか書かないなら楽だろうな。もっと苦しめ。E!
剣山を百個並べたその上に正座して表現をせよ!オレは嫌だけど。


359: ◆fUUVcfVsJM
09/05/07 18:45:12 sosJyWoS
>>358
評価ありがとうございます。

360:名前はいらない
09/05/07 19:26:40 /mezixL1
303でした
評価ありがとうございました。

361:名前はいらない
09/05/07 19:32:17 wz3nJROe
「銀行強盗の詩」

どいつもこいつも似たり寄ったりの真っ白な顔してたから
一番手近の黒縁メガネの男を選びましたよ
汗まみれの懐から取り出しましたるはべとついた
拳銃ですか?
いやいや「電子そろばん~」
慇懃無礼にがさっと繰り上げ
エ、エ、エ~ねがいまして~は
右にならえ、ゼロゼロ、ゼロゼロ、ゼロ七つ!

迫真の笑顔で俺横っ飛び
つらひっぱたいても
奴らべこ人形
再び戻ってくる笑顔
なんてったって俺様の二人称「殿下」
未来の一人称「吾が輩」

ATMの上にふんぞり返って襟たてて
チョビヒゲなでて高級葉巻ふかしちゃったりなんかしちゃったりして
ふむはははは高笑い
太ももをたたいてVIP気取り
それでも込み上げてくる衝動少年みたいに堪えきれずに
えいやっと銀行員を椅子ごと引きずり出してきて
世界の中心でぐるぐる回せば
切れ切れに現れる笑顔と飛びそうになるカツラ、カツラ、カツラ!
時計の針も等速回転して2時半、3時半、4時半!
おおっと、ここでシャッターが閉まった!
「みなさん、これが金融トリックです」
訳の解らないアナウンスと失笑が響く行内
どうやらまんまと嵌められっちまったらしい薄暗い足元に張り巡らされた罠と罠
銀行員はまだ回っている
箱の中に一本だけ取り残されたマッチ棒みたいな印象の男が
肩をすくめてくふっと火を吹き消しましたとさ

362:名前はいらない
09/05/07 19:33:28 UQeeoYFK
[魂の繋がり]


言葉などなくとも
心を伝え合った
分かち合った
それは永遠ではないけれど
確かに僕は君の優しさを受け取った
もう一度君に会える?
この闇の中から抜け出したら
僕が僕を赦したら
それまでは雨よ
僕に降りかかっておくれ
お前の痛みは
僕に希望を与えてくれる
体はまだここにあるのだと
教えてくれる
いつか僕が心を取り戻したら
今度は僕はお前を受け止める




363:名前はいらない
09/05/07 20:43:10 +Eg/4EMu
「食べ物で遊ぼう」

鶏肉を用意しよう
鶏肉は足が速いからたくさん用意しよう、丸ごと手に入れよう

手羽先を茹でよう
じっくり茹でよう
縮めて旨味を搾り取ろう

ささみを熱しよう
レンジで五分熱しよう
破裂させよう
内側から水分を飛ばそう

もも肉を叩こう
包丁で叩こう
柄の方で叩こう

ゴミ箱にぶち込んでポン酢をかけて刻みネギを散らして捨てよう

胸肉の皮は捨てよう、身も捨ててしまえ
砂肝も軟骨もレバーも全部捨てろ
お前にはもう必要ない
何が食べ物で遊ぼうだ
水曜日の生ゴミの日にまとめて出せ

俺は気が狂ったつもりでいる
俺は死んだふりをしている
俺はまだ生きようとしている

364:名前はいらない
09/05/07 22:02:10 vk6Lcyae
>>363 うまく説明できないけどAだと思う

365:名前はいらない
09/05/07 22:18:16 qekpTdS1
『生き物の詩』
 
馬鹿やから仕方ないって
諦めてきたけどさ
やっぱりウチも生き物や
幸せになりたいわ
毎日笑ってたいわ
 
誰が好きで
一月越せるか越せんかの
安賃金しか貰わん所で
一日15時間働きとおさな
あかんねん
絶対社長はウチらの給料
ごまかして自分の財布に
入れてるわ
 
小さい頃からせやったわ
貧乏で不細工で
頭の悪いウチは
かっこうのイジメの的や
叩かれて 馬鹿されて
「友達やで」言う娘に
立ち直れん位裏切られて
ウチは誰かの喜びの為に
利用されるだけの女や
 
仕方ないってのはな
強がりや
本気で諦めてへんねん
ウチだって生きとんねん
幸せに笑ってみたいねん
 
『股には穴が開いてます
愛がなくても入れます』
そんなん言えるかや
「お前みたいなもんは
穴利用せな
生きていかれへんのやで」
寄ってきた男は
私を売ろうとしとんねん
プライドは
あるっちゅうねん
 
 
…という独り言をしながら
やって来ました
ヤフードーム!

366:名前はいらない
09/05/07 22:23:53 OJiblOXu
>>363
Eかな。
ちょっと頭が足りてないかな

367:名前はいらない
09/05/07 22:48:33 vk6Lcyae
>>366 たしかに。創作系では回路が繋がってないよね。

368:名前はいらない
09/05/08 00:21:22 Xfnt6MlG
「Slum Parade」
叶わない旋律ならどうか 明日に塗替えて
解けた革命を虹色の瞳に深く深く焼き付ける
とめどなく限りなく流れる透明な青い涙

朝焼けが眩しく心に新しい夢を与える
パレードを脱ぎ捨て古びた協会の鐘の音を
待ちわびて巡り会う快晴を
曇り空の下でも赤く青く鳴り続ける常緑の壁が
後ろで肩を抱いて揺れる

風鈴の音が冷たく響くこの部屋で
待ち続けるスラムの瞳は約束の日を知っているかの様に


369:1/2
09/05/08 00:53:30 enGER6/4
「気持ち悪い男」

さあ吐け
早く吐け
直ちに吐け
吐けば楽になるんだ
さあ吐け
とっとと吐け

さあ吐け
早く吐け
あまり手こずらせるな
親が泣いているぞ
さあ吐け
とっとと吐け

さあ吐け
さもないと縛るぞ
お前の刑がぬるぬると重くなるぞ
お前は取り返しのつかないことをした
あの女は
毎晩布団の中で
涙と涎に塗れている
すべてお前のせいだ
さあ吐け
とっとと吐け

俺はここで
ずっと聞いているから
お前が何を言っても
ずっと聞いているから

370:2/2
09/05/08 00:54:37 enGER6/4
そもそも
お前に黙る権利などありはしない
人並みに生きようなどと虫が良すぎるのだ
幸せになろうなどと度が過ぎるのだ
お前はもって生まれた範囲を外れず
ひっそり生きておればよかったのだ
ただ与えられた飯だけ食っていればよかったのだ
同じ便所で糞を垂れていればよかったのだ
そしてそのまま死ねばよかったのだ

さあ吐け
早く吐け

そうだ

俺だ
俺は今
ここで何をしているのだ
この静かで、冷たくて、整いすぎた部屋で
一体何をしているのだ

抱え込んだ膝に
月明かり
埃だけが飛び交っている

さあ吐け
早く吐け
あまり手こずらせるな
親が泣いているぞ
さあ吐け
とっとと吐け

胃の中のものを全部吐いても
最も汚い俺は残る

371:名前はいらない
09/05/08 00:55:31 enGER6/4
(´・ω・`)恐縮ながら、評価させていただきます。

>262 「インテリジェンス」
なんか見覚えあるなー、と思ったら
スレリンク(poem板) の >158さんでした。
「同一の詩をポエム板にある評価系スレと併用する複数投稿」になっちゃう気がするので、
申し訳ないですが飛ばさせてもらいます。

>263 「世我」
最初「セガ」って読んでて、いつサターンが出てくるのかwktkしてました(´・ω・`)
「よーしこどもになってやる」ってことは、この人はもう「こども」にはなれないんですよね。
必死にキ○ガイな行動をしてみせる「マトモな大人」の悲哀。
「そんじゃー明日は大人っぽい歯車になって回ってみるか」という一言も効いてます。
あと1日働いたら、また週末ですよ。がんばってください。 B

>268 「梅雨ノ」
「昭和」的な世界観という、作者さんの狙いは成功している気がします。
ただ、この描写だとまだ「貴方」のよさがわかりません。
「瞳」で射抜くだけだったら、何故か現れたもうひとりの「私」にもできそうです。
「貴方」についての有機的な描写がもっと欲しいかなと。
あと、旧仮名遣いで女性目線だと、ぼくなんかはどうしても椎名林檎を想起してしまうので、
そのイメージに留まらないパンチを何か用意してみてはどうでしょうか。 D+

372:名前はいらない
09/05/08 00:56:12 enGER6/4
未評価(>>353
>269 >270 >278 >281 >284
>287 >289 >290 >293 >297

>299 >305 >307 >311 >315
>316 >317 >321 >328 >352

>361 >362 >363 >365 >368
>369-370

373:名前はいらない
09/05/08 01:00:44 tgylG3K3
「辺境自宅警備兵のうた」
           
誰もいない
ほとんど誰も来ない
昼下がりの片田舎

おれは辺境自宅警備兵
世界の片隅で生きている

おれの仕事は 自宅の警備、清掃、
洗濯物の取り入れ、電話応対、
たまにくる訪問販売員を追いはらうこと
あとはずっとネット三昧

深夜ともなれば 誰もいない台所で
カップめんでの夜食を終えたあと 
最後の戸締まり、火の元の点検をして
眠りにつく―

おれは辺境自宅警備兵
世界の片隅で生きている

もはや家族は何もいわない


374:名前はいらない
09/05/08 01:25:38 aiyeCNdR
よう、俺だよ俺

俺っの存在
塵のように軽い
死んだって
手を叩いて笑うのが数人
会社っで手間取って
女に睨まれ
落ち込んで、電車乗って
めそめそ泣いてるぜ
遺っ伝子レベルで
劣っているよう
挙っ動の一つで
それが分かるよう
人っがとっくに三を終わらせる頃
俺はまだまだ一の途中だよ
眠たいし寝たくて布団に入っても
朝っが怖くって闇に浮かぶだけ
枕抱えて
朝が来ない妄想
結局朝んなって
サボる勇気ないよう
なんだって俺だけ
こんな風になった
いやまて、こんな奴腐るほどいるさ
だっけっどなんでだっろ安心できねぇ
結局生きてるのは俺だからだった
俺だからだった、
俺だからだった。
逃げられないの分かった
意味がないの分かった
彷徨い続けるのはどうも
苦しいのはどうも
努力するのはどうも
精神科はどうも
どうだってどうも
どこまでだって俺もう
つまんなくったって
悲しくったって
自分が
途切れようとするまでんでんででんでん レッツゴー!

375:朝起きたら
09/05/08 05:40:12 bzUtkQur
朝起きたら
色白巨乳のロリ顔美人になってますようにって

お祈りしたのに
お祈りして寝たのに

早朝5時の鏡には
茶褐色のカマキリがいた


細長い顔でこちらを見
小さな目をぎょろつかせ
ぎぎぎと呻いたカマキリは

この世へ復讐するために
滴る涙で鎌をとぎはじめた

376:熱量零
09/05/08 05:48:37 LExT9PrP
>>269

ねぇ~この始まり方からして嫌だ。
影たち、クスクス笑ってる←身震い
苺のかおり…凍死寸前
やめてくれ~

>>270

それって恐れ程の変化ちゃうやろ
ごくごく当たり前に皆そうやん
それをご大層に
恐ろしいのは、無感情に冷たいオイル云々~なんて書くあなたね

>>278

君、若いね痛いね痛々しいね
この詩、五年後いや三年後に読み返してみ?
自分にヘッドバッド食らわしたくなるから

>>281
C-
ワロタ
ふいた
それだけで良し

>>284

纏まってから書いたらどないや!
心臓が千切れそうな云々~部屋出たんとちゃうんかい
なのに最後、誰にも気付かれない云々~ってどーゆー事よ?
中味もないし、なんかの歌詞みたいで気にくわん

377:ヤタロク
09/05/08 07:10:13 xsKNfd4l
「一人の網抜け」

孤高が立って孤独歌って
僕はひとりでルルルル
両手広げて町を走るよ
大丈夫だよ ぶつからないから
大丈夫だよ、だれもいないから

そんなこんなで丘の上
僕は僕は見渡してみた
灯りちらほら輝いてるな
なんだ、みんないるんじゃないか


雑踏殺到僕は抜けるよ
交通網をくぐって潜る
誰にも何にもぶつからないで抜けられる
抜けてしまうんだ

このまま僕は言葉を忘れ
「淋しい」だって知らなくなって
幸せになってしまうだろう

このまま僕は走り抜け
人も何でも通り抜けたら
真っ白な空にとけ込めるかな

誰も知らないならいないも同じ
誰も要らないならいないも同じ
今日も僕は両手を広げ町を行く
誰かにいつかぶつかって
叱られたいな、そう思ってる



378:みたらしさん ◆NPntL0c/ps
09/05/08 08:09:09 ikzCtwlt BE:157844328-2BP(666)
「山奥にて」

一本の線路を列車が行く
窓の下は白い壁
森の中を貫いて
崖と崖を橋で渡る

この道でさえ東京とつながっているのだ
嘘みたいだと呟いても
老兵のような列車は
ディーゼルエンジンをもくもくと動かして
今日も崖を越えていく

そしてここには人間がいるのだ

そして列車は長いトンネルへとはいっていく

379:みたらしさん ◆NPntL0c/ps
09/05/08 08:11:05 ikzCtwlt
>>378
さいごの二行修正!
そしての繰り返しはないよな。

ここには人間がいるのだ

そして列車は長いトンネルへとはいっていく

380:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/08 09:19:49 xlOg004M
>>287
パスしたいぐらい読みにくい。
登場してくるものひとつひとつが唐突で、
イメージがひとつ出来るたびに次のイメージに取り掛からなければならない。
その頻度が高く、描写がかなりの程度読者に任されているのでこりゃー読みにくいわけだ。
世界観としてはなんとなく前前世紀末ヨーロッパっぽくて、
そんな感じの頽廃的ムードたっぷりの単語を使って書かれている。
「蛍光灯」を除いたら本当に昔の作品かと思う。
ただしこの詩では肝心となる語彙が貧弱だなぁ。
独房、老婆、血痕、戦慄…これなら某マンガのほうがよっぽど語彙だけでムードを出してる。
「心見る」ってのは誤字だよねえ…。心に見るだけじゃなく実際に脱出してるわけだし。
良いような気がして12回ぐらい読んでみたけどどんどんしぼんでくる。
出来の悪いヴィジュアル系アーティストのかっこつけた詩みたいだ。
「記憶の隅に焼き付いている」んだから「覚えている」なんてなんだそりゃだしなー。
次の次の次の次ぐらいの新作に期待します。E~…。

>>289
「お自由加減」てのが面白い。
お客様に「どうぞお自由に」とか言う時点で客に対して失礼な真似をしたがってるか
友達みたいにふるまいたがっているかどっちかだってのがわかる。
自由に関する言及にはちょいと反語っぽいセンスがあるけど
こなせてないのでただ単にややこしいだけかも。
まぁひとつ言えば読んでて面白くも何ともないね。
加えて最後の説明、怒りメーターがかなり上がった。
んな内容をこの詩から読み取れというのは無理だし、
それをタネにしてこんな作品にしちゃいましたというには楽しめない。
その危ない奴のことをごくごく間接的にしか描いてないわけだけど、
それは誇張する勢いで直接描いてやったほうがいいんでは?
そのほうが読者も寄せてもらえるし、楽しめる。Eじゃボケ!!


381:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/08 09:50:18 xlOg004M
>>371
読んでくれてありがとう。
自分の最近の弱点が知りたくて投稿してみたんだけど
それについてはどこも刺してはくれないんね。ちっ。
自分でも一日置いて読み返した時「セガ」って読めて戦慄した。
サターンもドリーも大好きだったし、無意識出たかな。
カオスシードとかグランディアとか
ナイツの浮遊感とかセガラリー1のドリドリ感とか
関係ないね。

>>290
連投かよ!次からはケツバットすんぞ!!>>1読め~。
これも前作同様の皮肉か~と思ってたらマジだったのね。
見ました、確かに、ええ、走りまくる猪を。
これも前作同様面白いところはまったくないね。
どこに応募?中学生向けのコンテストでも入賞は無理だと思います。D!

>>293
>よして下さい/ぼくについて夢みるのは
異性に対して、幻滅されるのを恐れての台詞か、
あるいはファンに対して作家かなんかが言う台詞だな。
>あなたは/ぼくを一本の枝としてきざまれた/その枝をつき
は??
>微笑んで歩む日の事を/夢みてこられた

あ。あぁ、枝を杖みたいにして「突く」…と。
「きざまれた」は謙譲だったのか。わかりにく。
>よして下さい/ぼくについて夢みるのは
繰り返すってことはよほど強調したいんだな。
>ぼくは病気です/とてもいやな/キザで/臆病な病気なのです
ふーんそうなんだ。それで?終わるの?
なんなの?オレはべつにお前に対して夢なんか見てないんだけど?
タイトルにひとりごとって書いとけば許してもらえるとでも思った?
オレの時間を返して?あるいは卑屈にもならずに死ねばいいのに。
読んじまったことが悔しくて仕方がないからとりあえず何か見せてから死んでくれ。D!!



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