09/04/28 01:29:47 LkmJ4h4P
言葉を安易に使いすぎ
意味は?
意図は?
意思は?
満足げに言葉を並べ、
聞かせてやろうという悪意しか感じない
君の詩は僕の記憶に残らない
君の詩で僕は感動しない
君の詩は僕に届かない
待ってるのに
116:とーめいにんげん
09/04/28 01:45:59 kkYguZpl
自分のことを棚にあげて評価.
>>109
無理して書いてる感じが出ていると思いました.
外に出て陽光を感じているなーって詩の方が私は好きです.
とまぁ,それはおいておきまして・・・
最後の連がこれタイトルなんじゃないでしょーか.
あと>なぜか を突き詰めないと読者が置いてけぼりです.
情景が伝わりにくく,ちょっと思いつきで投稿してみたレベルでしょうか?
評価D-
>>110
この物語と同じようなアニメーションを見た記憶があります.
一切声もなくただ群れるサラリーマンは冒険をするんですが,
帰った後は何事もなかったように,
>暗闇に目を開けたら、
>白と黒しかない世界。
みたいに.
とまぁ,それはおいておきまして
>怒りの音 が浮いてる感じです.ノミの心臓は潰れたら,なくなるけれど
怒りは積み上がるのでどこか向かう先があると思うのです.それがどこかなーって思いました.
最後3行より前の8行目からいきなり不安な>俺 が出てきて, せっかくの世界が台無しだと
感じました.前半は読ませてくれる詩だと思います.
評価C-
>>112
マルチだから別に評価しなくていーよね?
>>113
否定すべきところが特にないが,読むごとに騙される気がする.好みじゃない.
タイトルきぼん.
>たとえようのない 不安に襲われている人には響く言葉ではなかろうか.そう,今の私のような(笑)
ありがちな綺麗な単語をもっともらしく綺麗にまとめましたねーという感.
評価C+
>>114
ごちゃごちゃしすぎな感. コンクリートから光と闇が出てきてびっくりしたよ.
もうちょい違う言葉を選んでみてもいいんでないかな?
灰色の,どっちつかずというのはありきたりだけれど,
最後の連は割と好みです. 硬さとともに脆さを併せ持つ必然性があればもっとグッド
評価D+
>>115
ふむふむ.
感動する詩を待っていると.
そんなもんくるかボケーと言いたい所ですが,
こういうツンデレ的考えは好きです.
評価?D
117:名前はいらない
09/04/28 03:57:06 amIBhb6C
>>116
評価してください><
118:名前はいらない
09/04/28 04:57:44 Ezo/Ide6
お願いします
『玉響』
繋いでいられる間は
ほんの僅か
繋がる君と私の掌
玉響の時を愛する様に引いて歩く
何時か君はこの掌を離し
一人で歩いて行くのでしょう
そして
再び繋がるその掌
繋いでいられる間は
ほんの僅か
その時、きっと私は最期間近で
君と掌を繋ぐだけで精一杯で
今度は君が私を引くのでしょう
玉響の時を愛する様に
そんな懐かしい愛しさの中で
旅立って行ければ良い
119:円星 ◆NzRitgToB2
09/04/28 09:30:32 Ok5UhMcN
前スレ>>846
理解できませんでした。
自分にしか理解できないように書くと、他の人には、なにがなにやらさっぱり分かりません。
まず、一人称が「あたし」と、「私」と、「わたし」になってます。まるで意図が分かりません。それはつまり、言い方を変えることで何の効果も果たしていないからだと思います。
あとは、「ママ」「パパ」が最後は「ぱぱ」「まま」となっているのも不明です。
「モーリス」と「ギブソン」というのも誰なのか……
決定的に状況説明ができてません。この詩には背景がありません。パパ、ママ、せんせい、おにいちゃん、モーリス、ギブソンの
役割もありません。この人たちは何のためにここに立たされているのですか?まるでそこにただ置かれてるだけのようにみえます。
「おにいちゃん」も8行目には「兄」になっているし……
そう、この人たちは「私」がやったことに対して、反応するだけの役割しか持ってない。まるで人間を物みたいに扱っているようです。
と、すると、三人称がぱぱやままである必要はなくなるわけですよ。褒めるか怒るかするだけでいいなら、人なら誰でもいい、ってことになっちゃいますよ。
あ、もしかすると、赤ちゃんから大人に成長する軌跡を描いているのかな?と思いました。
最初は赤ちゃんだから一人称も無し、楽器も簡単に鳴らせるタンバリン。
少し成長して、一人称が「あたし」になって、楽器もちょっとグレードアップしてピアノ。
もっと成長して、「私」になり、トランペット。
さらに成長して、タクトを振って指揮者になったか、指揮者を夢みる人なのか、そうとると、ママが怒っているのは音楽家には反対よ、と言ってるようにみえます。
成長の軌跡を描いているとしたら、最初はせんせいがほめてくれるのも、おにいちゃんが後に兄に変わってるのも、うなずけます。
120:円星 ◆NzRitgToB2
09/04/28 09:33:07 Ok5UhMcN
>119の続き。
で、結局ギター弾きになったわけですね。で、音楽で成功しなくてブーイングをくらっている。
それでもギター弾きを続けた。モーリスとギブソンというのは、バンドのメンバーと捉えるのが一番自然ですね。モーリスが曲作り担当で、ギブソンがボーカル。あるいはモーリスもボーカルで、ギブソンにチェンジしたとも考えられます。
で、成功はなく、全員の顰蹙を買った。
そうなると、最後の行がよく分かりません。この考えに無理に当てはめて考えると、
最後は歌手としての才能に目覚め、成功した、ということでしょうか?うーん分かりません。
うーん、もしかして、優れた楽器は自分の歌声だった、ということをいいたいのでしょうか?うーん。
この解釈が正しくても、正しくなくても、やっぱり決定的に欠けているものがあると思います。
背景ですね。やっぱり。あと、説明。結果ばかりを淡々と述べられても、他の人には分からないのですよ。
評価E
結果だけみせられた読者はなにをすればいいのでしょうか?独自で推理するしかないですよ。
推理・構想したものを読者に提供するのが、詩なのだと思います。・他の人には気付かないようなことを、他の人にも分かるかたちにするのが詩人の役目だと思います。(受け売りの知識です)
ちょっと、申し上げにくいのですが、この詩は、その構想がなされていないと思うのですが……。
121:名前はいらない
09/04/28 11:57:10 3w5aXaGd
>>114 タイトルはキッズリターンのほうがいいんじゃないか?
122:名前はいらない
09/04/28 12:06:15 VtZRlCLr
>>119 120 俺は作者じゃないけど、モーリスとギブソンはギターの品名ですよ。多分その意味で書いてあると思います。
123:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/04/28 13:34:21 lHWuwLu6
>>122
オレも作者じゃないけど
モーリスとギブソンはギターの品名ではなくブランド名ですよ。
てか今時詩を書くような奴に何でこんな説明せにゃならんのだムカつく!!
124:名前はいらない
09/04/28 14:16:02 9uoHZMpl
>>59だが評価されもしない俺って・・・(´;ω;)
125:名前はいらない
09/04/28 14:16:33 VtZRlCLr
>>123 やっぱり作者じゃないけど、ブランドというよりは会社名ですね。てか、確かに何でこんな書き込みをしてるんだ~
126:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/04/28 14:44:55 lHWuwLu6
>>59
なぜ半角カナが随所に盛り込まれているのかを考えてみた。
1、労働者=ロボットというイメージから
↑いやこりゃ違うなだってロボットなんてどこにも出て来ねーもん。
2、働く蟻の言葉をイメージさせるため
↑これも違うなだって蟻は半角カナ使わねーもんフェロモンで会話すんだもん。
3、不気味な雰囲気を出すため(異化効果の狙い)
↑いやこれも違うなだって不気味な雰囲気は確かに出てるけど内容からすっとそんなモノ出す必要ねーもん。
4、なんとなく半角カナを使ってみた
↑これだ!
半角カナをなんとなく使うことによってありきたりで驚きのない文章が
なんとなく詩のような物体になっているような錯覚効果を読者に与えます。
異化効果も何もない証拠に極めて読みやすく、
しかも同様の思いをもつ人になら誰にでも思いつき、誰にでも書けます。
タイトルがないのも作者さえこの文章からいいタイトルをイメージすることができなかったからでしょう。
お家へお帰り。
仕事の合間に他人を愉しませる文章さえ書けないならしこしこ他人の開発したコンピューターゲームでもしてなさい。D!
127:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/04/28 14:54:28 lHWuwLu6
>>125
う…。モーリス=山野楽器だと勝手に思ってた。
検索したらモーリス楽器株式会社だってさー。完敗だ!!!
128:名前はいらない
09/04/28 21:02:23 XmzVR1+F
「愛しい人」
眠くなった真夜中に思い出すのは誰?
名前もわからなくなる程に愛しかった時は通り過ぎて、この気持ち誰に打ち明けようか
守る程大切なものはありますか?
今記憶にあるものですか?
虚しさと心地よさが同居するこの瞬間が生きてきた証なら
今もまた
そして明日もそのまた明日も
キミを大切にするのだろう
キミの名を忘れぬように、と
この命が眠る時に思い出すのは誰?
その時にその名がそこにあるのなら、愛し合った時は残り、この気持ち誰に打ち明けようか
守ってきたのは誰の為か
記憶に残すのは誰の為なのか
虚しさと心地よさが、キミを大切にし、キミに愛されてきた証なら
原点はただの始まりか
いや、原点はキミなのだ
それがキミの名を忘れぬ最良の方法なのだと
そう、眠くなればキミの名を口にするのだ
嗚呼、愛しい人よ
きっと、僕に取ってそれが僕の最後の言葉
キミを想う僕の為のキミへの言葉
129:名前はいらない
09/04/28 21:03:05 XmzVR1+F
名無しですが宜しくお願いしますm(_ _)m
「愛しい人」
眠くなった真夜中に思い出すのは誰?
名前もわからなくなる程に愛しかった時は通り過ぎて、この気持ち誰に打ち明けようか
守る程大切なものはありますか?
今記憶にあるものですか?
虚しさと心地よさが同居するこの瞬間が生きてきた証なら
今もまた
そして明日もそのまた明日も
キミを大切にするのだろう
キミの名を忘れぬように、と
この命が眠る時に思い出すのは誰?
その時にその名がそこにあるのなら、愛し合った時は残り、この気持ち誰に打ち明けようか
守ってきたのは誰の為か
記憶に残すのは誰の為なのか
虚しさと心地よさが、キミを大切にし、キミに愛されてきた証なら
原点はただの始まりか
いや、原点はキミなのだ
それがキミの名を忘れぬ最良の方法なのだと
そう、眠くなればキミの名を口にするのだ
嗚呼、愛しい人よ
きっと、僕に取ってそれが僕の最後の言葉
キミを想う僕の為のキミへの言葉
130:名前はいらない
09/04/28 21:04:08 XmzVR1+F
う、ダブった…すまんです;
131:名前はいらない
09/04/28 22:04:25 FWhK3F+A
「もしも」の先の架空の国で
どんな夢を描けばいいだろう
待ちわびる 通り過ぎる
定められた運命として
すべては規則的に
消えて 生まれる
「もしも」の国はここにはない
つないだ手 一つ途切れたならば
すべてが消えてしまうだろう
もしもあの時
もしもあの場所
「もしも」は崩す 均衡さえも
それでも夢見る
何かがおかしい脳内空間
いつもどこでも架空の場所へ
いつもどこでもいらっしゃいませ
132:名前はいらない
09/04/28 22:06:43 FWhK3F+A
↑題名わすれてました
「ユウトピア」
133:名前はいらない
09/04/29 02:58:04 U7GtzYTg
「古い腕時計」
腕時計を眺めながら
物思いにふける
椅子の手すりを
指でなぞりながら
耳障りな秒針の音を聞く
悲しみのずっと先には
ただの真っ白な壁の様な
景色が広がっているだけ
触れられない孤独な空白が
潜んでいるだけだったさ。
雨にぬれた子犬のように
純粋だったのは昔の話で
涙はたくさん虹を作ったけど
涙が枯れ果てたそのときに
空を見るのはもうやめたよ。
腕に巻いていた古い腕時計
アスファルトに叩きつけたら
時間がどこかへ消え去って
嘘も真実も現実も空想も
みんな同じだと思った。
腕に巻いていた古い腕時計
アスファルトに叩きつけたら
触れられない孤独な空白が
潜んでいるだけだったさ。
134:名前はいらない
09/04/29 06:41:23 djc1dOwH
「歪み」
同じカードを何回もひいてしまうのは
それが避けられない運命だからだろうか
だとすれば僕に勝ち目はない
チェックメイトはまだか
枯れてこそ愛でられるように
失くすことで意味を持つなら
君との未来を望む僕は間違っているんだろうね
だけど綺麗な花に心を奪われて
無理に手折ろうとしてしまった
柔らかな棘が少しずつ深く刺さっていく
癖になる様な甘い痛みだ
きっと君も同じ
誰かの棘を心地よく思っているんだろう?
それなら敢えて抜こうとは思わないさ
ねえ 君の棘で死ねたら綺麗な花が咲くと思わないか
135:名前はいらない
09/04/29 11:57:54 ttvJPoae
>>134
ギザな詩だ・・・何なのこれ E
136:円星 ◆NzRitgToB2
09/04/29 18:33:37 Zt7GFanF
>>122、125
>>123、127
そうでございましたか。
ろくに調べもせずに評価してしまったことをなげきます。
わざわざ教えていただきどうも。^^;
お二人の意見を取り入れて再評価すると、
演奏をしてる人たちは姉妹と考えました。
そうすると、これはすごいですね…
一家で音楽会をする暖かい光景がうかんできました。…
うーん、でもやっぱり説明不足だと思います。
「モーリスが朗読した」
「ギブソンが絶叫し続けた」
僕には人のなまえとしか思えなかったです。
作者さんには、「モーリスとギブソンはギターの品名です」と、かっこして書いてもらえてたら、有りがたかったです。
この詩でいちばん伝えたいことが、音楽会をする暖かい光景だとすると、
ギターの品名が出てくるのは、あんまり意味が無いと思うのですが…
あの書き方だと、「私」がトランペットの人とタクトの人とギターの人が、同一人物かどうかも分からないですし、
全部別人と考えると、五姉妹と考えますが…、タンバリンの人と最後の行のわたしを同一人物ととらえて、ピアノ、トランペット、タクトを
一人ずつ居るとして、ギターの人は同じ人ととらえて、五姉妹。
もし、そうだとしたら、長女は~をひいた、とか、次女は~とかって書くべきだと思います。
五姉妹で演奏をしている詩だと思うと、素晴らしいと思うのですが、それ以外だったらお手上げです。なぜ一人称が「あたし」と「私」と
「わたし」になっているのか分かりません。最後の行も、どういう意図があるのか分かりません。
五姉妹で演奏をしている詩だとすると、せっかくの素晴らしい光景も、説明不足だと伝わらないのです。
(結果だけをみせるのは絵の役目です。詩と絵はちがうんです。詩の場合は過程もないといけません。起承転結です。)
モーリスがギブソンに変わるのも、(結果だけ書かれているので)ギターを、モーリスからギブソンに持ち替えたと、勝手に推理するしかないですし……。
この方は起承転結ができてないと思います。
起があって、承と転をぬかして、いきなり結があるかんじです。
作者さんはまずは起承転結の勉強をしてください。
137:名前はいらない
09/04/29 20:59:59 KKHnxoy3
『初恋』
「相槌ばっか打ってないで何か言ったらどうだい?」
目の前の帽子屋はそう言った
僕が帽子屋のかぶってる帽子が欲しいだなんて言えるはずないだろう
僕は帽子屋のかぶってる帽子と同じものを探す旅に出た
そうしたらどうにもこうにも見つからなくて苦しくなった
雨ばっか降ってびしょびしょにもなった
歩いたこともないような道すら歩いた
そうしてやっと見つけた帽子
けれど馬鹿な僕は現実を忘れていた
来た道を戻ることしか僕には出来ない
「相槌ばっか打ってないで何か言ったらどうだい?」
目の前の帽子屋はいつもの調子で言った
僕が帽子屋のかぶってる帽子が欲しかっただなんて言えるはずないだろう
言えるはずないだろう
言えるわけないだろう
言えたなら
帽子屋の手が僕の頭を撫でる
寒かった体があたたかくなってく
きっとこれからも僕は相槌ばっか打つのだろう
いつの日か僕の言葉が帽子屋に届くように
いつの日か僕も帽子屋と同じ人間に成れるように
138:名前はいらない
09/04/29 21:27:25 6MVbmknU
「勿忘草」
包み込んで
私を包み込んで
やわらかく
時々苦しくさせて
思いはずっと続くけど
そんな貴方は続かないから
大きくなんて なくていい
ただ一つ 中に
長くなんて なくていい
その刹那 中に
想うね
想うから
139:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/04/29 21:36:14 ZdDdh84n
>>136
ちなみにだけど
モーリスはアコースティックギターの有名ブランド(てかアコギの代名詞のひとつ)、
ギブソンはエレクトリックギターの有名ブランド(てかry)、ね。
だからその女は成長する過程でフォークギターで朗読をするような静かな音楽から
エレクトリックギターで絶叫するような激しく反体制的なロックに変わって行った
ってことなんだろうね。
で、最後に子供の頃の「わたし」の情景が挿入されて締め、と。
その作品私的にはC。
情感のないことばの羅列が却って爆発しそうなまでに押し殺された感情を表現してる。
140:名前はいらない
09/04/29 23:51:50 aOV0HDXP
評価お願いします
「流動」
花から始まり
芽で終わる
ここはどこかと
尋ねてみれば
盲の一人が外を向く
白薔薇むしり 外を向く
花から始まり
芽で終わる
今はいつかと
尋ねてみれば
眼光炯炯 鳥が飛ぶ
私の頭上を過ぎて行く
花から始まり
芽で終わる
私は誰かと
振り向けば
そこは暗闇何も無い
黒 黒 黒 黒
黒 黒 黒 黒
黒 黒 黒 黒
黒ばかり
花は既に散っていた
141:Dの嘱託 ◆pkHvZT49GM
09/04/30 07:06:11 jMidiiEI
「末期」
信じた 感じた 誰もみんな投じた
参観日 閑散と 僕と母の二人だけ
淋しくは ないのと 帰り道で問われて
悲しくは あるけどと 言葉選びこぼした
公園は 燦々と 濃い陽射しに睨まれ
母さんは 待っててと 僕を独り置き去る
振り向かない 振り向かない 許すなんてもんじゃない
母さんは 見捨てたけど 母さんも 見捨てられた
静かに 熱を帯び 溶けていく柔い風
残された 僕たちは なにももたず ただ いる
142:雑草 ◆je5cNlouiI
09/04/30 07:21:11 pOMNn6la
>>140
「花から始まり
芽で終わる」
この発想がどこから来るか考えると、まず、リズムが非常にいいこと。そして、盛りが最初にあって散って始まりの予感を感じさせて終わる、という隠喩で
あるという意味であると考えられること。この二つのハードルを越えたとき、それはまさに詩の王道であるように思えます。そして、そこから残りの連を
発想していったのだと考えられます。そのため、全体の意味の統一性というか、物語的な感じは全く受けない。しかし、リズムが非常にいいことは
同じで、意味は雰囲気を作っている程度と思われる。だから、山になるはずの黒のところも、それほどの感動は受けない。したがって、この詩の良い点は
リズムと上記の2行であり、悪い点は意味のつながりの悪さ、印象に残らないところであると感じた。詩は難しいものだと思った。C
143:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/04/30 10:50:11 VJ6dxNtW
>>137
その帽子がほしいんだと思い込んでいたんだけど
実はその帽子を被っているひとが好きだったんだ
ってことか?ふーん構想的にはおもしろいと思う。
でもマンガかなんかにしてくれ。
文章がおもしろくもなんともなくて苦痛だ。
行間が読めるからまだましだけど、詩じたいには味わいはない。
印象=説明ばっかりの文章でありながら説明不足。E!
>>138
ロマンチックにエロチックで素敵だ。
タイトル勿忘草はありきたりだなーと読む前には思ったけど
作品中には出て来ないので許せる。
てかそのことがタイトルのよくある詩的な言葉に生き生きとしたポエジーを与えてる。見事!
ただこの板では特に読めない厨房が多いと思うから
振り仮名くらいふっとかないと「こつわすれぐさ?」とか誤読されてしまうので勿体ない。
あと「長くななんて なくていい」は物の長さではなく時間の長さだと思うけど、
そうすると「そんな貴方は長く続かないから」と想いが矛盾してしまう感じがして
感情移入できなかった。
他には何も言うことないです。C!
>>141
色々と考えさせてくれる詩。そういう意味でタイトルもバッチリだ。
「僕」と「母」しか出て来ない世界なのに狭さがない。
むしろ普遍的な永遠に向かって遥かに開かれている。
だからこそ一行目の「誰もみんな」に説得力が出る。
この一行目、あきらかに浮いている。
しかし必要なんだな。詩世界をみんなのものとするために。
とはいえいきなり入って行きにくいし、誤読好きなひとには「おかしい」と躓き放題の導入ではある。
最後の「僕たち」も同様。
まぁでもこれで完成されてるし、無粋な説明を加えたら詩が壊れるし、
ここは読者がついて行くしかないのか。
リズムがやたらとマーチングバンドのドラムっぽく揃ってるのは何故だろう。
わからんし、あまり好みではない。
総論としたら参観日の帰り道に突然訪れる母とのエイケツという事件を通して
我々の普遍的実存的な孤独を身近にある情景に託して描いた秀作
とかカッコイイことを言ってみたくなったりしちゃう感じ。B+!
144:名前はいらない
09/04/30 12:13:05 HvoZEopr
「幸せ林檎」
林檎食べた
甘くはなくて
酸っぱくて
腐ってた
お腹が減って
我慢できずに
我慢して
食べて吐いた
食べて吐いた
我慢せずに
我慢して
我慢せずに
喜んで
お酒みたいだ
喜んで
満腹なって
笑顔になった
林檎食べた
腐ってなくて
酸っぱくなくて
甘かった
我慢して
我慢して
笑顔を返して
我慢した
林檎は腐って
喜んだ
145:名前はいらない
09/04/30 13:21:28 tdrl7CHq
頼むから最初の方の未評価の分を評価してくれ~。
あたしい作品できたのに投稿出来ん。
146:名前はいらない
09/04/30 14:16:19 pslevovZ
「絡繰る」
さぁさぁさぁ!
公開処刑の始まりだ!
極悪非道の限りを尽くし
悪業三昧非人の如く
人の命も笑って奪った
そんな男もとうとうお終い!
罪への報いは永遠の苦を
六つの地獄へ旅立ち逝く
鬼気爛々と光る瞳で
男の最期を眺める野次馬達
殺せと叫び
非人と罵り
死んでしまえと高笑う
あの時窓に映った自分の瞳と
全くおんなじ狂気の色
それを眺めニヤリと笑い
男の首は宙を舞った
147:名前はいらない
09/04/30 16:05:46 GutcGbsa
生きること 僕のこと
明日のこと 憂うこと
死にたいと 思うこと
悲しくも 悲しくも
生きること 卑下すれど
はるかぜの 吹ける毎
いとしいと 狂うこと
全てみな 悲しくも
悲しくも 生きていること
148:名前はいらない
09/04/30 16:52:53 Vz5SOP/M
>>145
同意
適当な順番で評価しないでくれ
149:名前はいらない
09/04/30 17:05:09 tdrl7CHq
>>148
それ以前にこの板自体が過疎りすぎ、
不況で詩どころじゃないのか?
150:名前はいらない
09/04/30 20:41:05 umQqTG7S
(´・ω・`)恥ずかしながら、自分のことを棚に上げて、評価させていただきます。
>>9 「真夜中の病」
書き出しが「ぶっとん」でていいです。最初の2~3行のテンション、いいなぁ。
が、「病」にある人が、こんなに理路整然と状況説明できるでしょうか。
描く「内容」を病的にするだけでなく、「描き方そのもの」ももっと病的にできる気がします。
オチもちょっと弱い印象。いろいろ推敲できそうです。 D
>>14
断片的な描写で、読み手が想像できる余地を残そうという意気込みは感じます。
が、「幸せ」「夢」「影」の内容がよくわかりません。
「幸」と「せ」を並べて書いても、読者が「幸せ」をイメージできるわけではありません。
もっと「あなたの幸せ」を詩の中に描いてみてはどうでしょうか。
読み手は共感はできなくても、何らかの「幸せ」をイメージできるはずです。 D-
>>19 「乱暴さ」
「過去の(若かりし?)自分への後悔」という、読み手の共感を誘いそうなテーマです。
が、ことばが抽象的すぎて、いまいち伝わりにくいです。
あなたの「失ったもの」は、「チャンス」「人」「時間」という
短いことばで片付けられるものなんでしょうか。
きつい言い方をすれば、まだ「誰でも書ける」描写にとどまっていると思います。
もっと「あなた自身の思い出・考え・価値観」を詩の中に出していいと思います。
あと個人的に、「横暴な言葉で人を傷つけたりしたこともない」
なんて言い切っちゃうと、それも「乱暴な見方」じゃないかな、と思うのですが。 D-
>>32
うわー、きもちわるい。
こういうオノマトペの使い方ができるのが羨ましいです。
ぼくには、視覚以外の情報を意図的に排除してるように見えるのですが
(「べた」も、ぼくの感覚では視覚情報)
もっと触覚や、嗅覚を入れたら……蛇足かな? C
151:名前はいらない
09/04/30 20:42:16 umQqTG7S
>>36 「二面」
あえて言いさしで終わるのがいいですね。
昔のゲームセンターの描写も、通いつめていた作者の視点がよくわかります。
が、通うのをやめちゃったから仕方がないのでしょうが、
現在のゲームセンターの様子がちょっと弱い気がします。
もっと「敵」をよく観察してみてください。
あと「不衛生な汚い」など、同義反復がちょいちょい見られます。
このあたりは推敲の余地ありかも。 C-
いやー、感想(笑)なりアドバイス(笑)なりを言おうとすると、
自分で書くとき以上に練習になりますねw
また気力があるときにお邪魔したいと思います。
152:名前はいらない
09/04/30 20:44:46 umQqTG7S
未評価
>>40 >>42 >>43 >>44 >>46
>>47 >>48 >>56 >>57 >>63
>>78 >>84 >>86 >>97 >>100
>>102 >>103 >>104 >>105 >>112
>>118 >>128 >>131 >>133 >>144
>>146 >>147
153:名前はいらない
09/04/30 20:45:28 umQqTG7S
>>84と>>112は連投、マルチの噂がありますが、一応入れてあります。
判断は他の評価人さんに委ねます。
あと>>129は重複なので外してあります。
154: ◆fUUVcfVsJM
09/04/30 20:50:48 tdrl7CHq
>>151
評価ありがとうございます。
少し前半が冗長だったかなというのが反省点です。
これでもかなり削りましたが。
155:ハヤト
09/04/30 21:26:11 wn5hsPgu
>>40
声に出した時のリズムが悪く読みにくい。それが一番の印象。
仕事をさぼる、と描写しているのに「選択の余地はある」というのは辻褄が合わない。
街灯に「私」の心情を投影したいのか、或いは街灯に同情したいだけなのか。
どっちであっても読み手に与える印象は低いだろうと思う。
街灯を殺しておいても良かったかもしれないな。
評価D-
>>48
気持ち悪いんじゃカス。
なんでミサイルが着地するんじゃボケ。
着弾言う言葉ぐらいぐらい浮かんでこやんのか。
その女ごと氏ね。木っ端微塵に吹き飛んでしまえ。
評価E
>>63
生ゴミ。
評価E
>>97
ゴミ。
評価E
156:名前はいらない
09/04/30 23:18:37 6Nk1Suxr
>>155 ありがとう 「選択の余地」じゃなくて
「弁解の余地」なんだぜ
>>126から>>136 までのみなさん
モーリスうんたらの詩を書いた者でございます
あの詩は(前スレが落ちたからあれなんだけど)
音楽の道を選んだ少女の成長を時系列で追ったものなんでございます。
キーボードが壊れた
必死でsを連打しよる
あsssssss
157:ハヤト
09/04/30 23:22:13 wn5hsPgu
おお、すまんこ。
ホントはもうちょっと評価しようかと思ったんだけど馬力が足らず。
皆、アトはガンバれ。
158:名前はいらない
09/04/30 23:24:15 rrllDKz8
蹴った爪先は数瞬後にも大空を目指している
飛べば何も怖くないよ
たっぷりの勇気を使って いっしょに微笑もうよ
159:名前はいらない
09/04/30 23:27:39 271k56G2
「ビィ」
おもいきり叩きつける叫び声に
僕は一瞬身を震わせる
時が来た
前へと踏み出す 左足 右足
交互に追いかけあう 重なれない心のよう
雨が降る サラサラと
僕は濡れる 雨にまみれる
音もなく水に溶け込んでゆく
走る光 落ちる稲妻
向こう側の黒い人影
僕を囲む 見覚えのないいくつもの顔
僕は今日 生まれ変わる 死を経て
大地に突き刺された十字架に 自由を奪われて
徐々に消える記憶の残り火
最後 そう 最後にひとつだけ
生まれ変われるとしても僕は僕でありたい
160:Pちゃん
09/04/30 23:44:41 xARdYhvq
辛口評価お願いします。
願い
初めは会話やメールできるだけで十分だった
他愛もない話で盛り上がる日々
ただ一緒に話せるだけで嬉しく
一緒に遊びに行くのが当たり前になると
貴女と遊びに行くことが何よりも楽しみになっていた
知らず知らずのうちに想いを寄せ募らせ
他愛も無い会話
遊びに出かけた時間
一つ一つの時間が掛け替えのないものに変わっていく
だけど
俺に人を好きになる資格はない
ただ貴女を想うだけ
一方通行の想い…
ただそれだけ良かった
それだけで良かったのに…
季節は巡り、お互いの道を歩き出し頃
ただ想っているだけで良かった感情はいつしか
想われたいと願うようになっていた
それは願ってはいけない
望んではいけない
心が否定ができなくなってしまった
こんな俺でも貴女を好きになって良いんですか?
こんな俺でも貴女に好きになって欲しいと願って良いんですか?
こんな俺でも貴女の隣に居たいと願って良いんですか?
こんな俺でも願って良いんですか?
幸せを願って良いんですか?
161:名前はいらない
09/04/30 23:47:08 271k56G2
15~18歳くらいの男性に向けて書いたつもりです。
内容としては「自然に消滅した恋」あるいは「実は何もなかった恋」とった感じで書きました。
アコースティックギターとハーモニカのイメージで詠んでみて下さい、というかお願いします。
『パラレル -parallel-』
(A)あぁ かつての恋人よ
芽の出ぬ種を見守った青春時代よ
今僕はここにいる
はるか過去へと呼びかけよう
たとえ届かないとしても
(B)戻れないときへの後悔が
瞳から溢れて出してくる
汗も涙も あの日の雨がやさしく落としていく
(S)あぁ 今も忘れぬ恋人よ
つながりを求めた 行方知らずの旅よ
青い空を見上げる
この広い大地のどこかで
誰かもまた、見つめている
(B)日常に隠された幸せ
確かに触れ合う手と手
その喜びさえも感じることができぬままに
(C)駆けてゆく 長い道のり
かきわける ひまわりの花
僕はそこに 君の影を見た
(A)恋人よ かつて寄り添った親しき人よ
永久に交わらぬ平行線のように
たとえ結ばれることはなくとも
いつでも僕は君の横にいる
そしていつか
光の帯を身にまとった君をみたい
七色の光射す窓の下で
162:名前はいらない
09/04/30 23:47:55 271k56G2
すいません、作詞スレと誤爆しました
気になさらないでください
163: ◆fUUVcfVsJM
09/05/01 00:55:16 fPMlpsaZ
「美少年と快楽主義者」
かれの手よりも おおきなオレの手で
エスコートするように そのかたく骨ばった
小さな手をとって
かよわく息づく 白い茎である項(うなじ)に
優しい クチビルを這わせるオレ―
美少年の 青くさい髪の香り
色気にとぼしい ツヤのある白い肌
天然の薔薇(そうび)の頬と くちびる
無垢な 茶水晶の瞳
ああ オレは女の享楽的な性(さが)を
これまでに 十分すぎるほど味わってきた。
アイラインを曳いた 禍禍しい好意の誘いの目も
紅のルージュを塗った 毒毒しい 唇も
湯上がりの湿った 髪の毛の臭いリンスの香りや
女の打算的な哲学
そして、オレのナメクジの舌を這わせることも―
ああ オレは彼を さらに美しいものへと変身させよう。
漆黒のゴシックロリータ風のドレスに
大きな赤い薔薇の髪飾り
それらを調達して
あの華奢な純白のからだを飾り立て
親の遺産から受け継いだ
この時代おくれの貴族的な部屋のなかで
かれのウィスパーボイスを永遠に聴こう。
164:名前はいらない
09/05/01 01:34:23 iS6Bf2Je
「琢磨」
あなたを愛し
あなたを傷つけ
あなたに愛され
あなたに傷つけられて
やがてあなたとわたしは
大きくなり
誰よりも
優しくなれた
165:Dの嘱託 ◆pkHvZT49GM
09/05/01 02:47:33 J/TfPyoW
>>143
高い評価ありがとう。
この詩は七五調のリズムを外したくてつくった。
だからその点では失敗してるんだろうなあ。
>>57 D
雪というものはたいてい踏み固められていて、その上に淡い新雪が積もっていく。
雪のほころびやすさを表面上あらわしているようにみえて、
その実、自分を「か細くて」と悲哀を簡単に誘おうという気概が見える。
たいていの人は雪の下には固い層があることをしっているから
それぐらいのことは推測できると思うよ。
>>160 D-(おもしろくもなんともないが詩ではある)
たとえるならタンポポのような詩。
もし花も緑もない場所で見れば、美しく見えるかもしれない。
けれどここには多種多様な花がある。
そのなかでタンポポに目を向けようという人は少ないね。
安直でヒネリが皆無。言葉ひとつとっても他人が噛むだけ噛んだ後に捨てたスルメみたい。
最後の疑問群にはなんの意味があるだろう?
その疑問に答えられるのは「貴女」だけなんじゃないのか?
味気ない。
>>146 D
短い。人の狂気を存分には表しきれていないと思う。
「男」は窓に映った自分を見て、なにを感じたのか。
興奮? それとも悔恨? 満足?
野次を飛ばす奴らが常軌を逸していることよりも
俺はそこのほうがずっと気になる。
166:ペド
09/05/01 03:12:39 +EZ09VH5
自分も評価付けていいでしょうか?
というか評価つけてほしい方いますか?
167: ◆fUUVcfVsJM
09/05/01 03:40:17 fPMlpsaZ
>>166
すいません。>>36-37再評価お願いできますか?
>>151さんどうも前半の>>36しか読んでらっしゃらないような気が・・・。
>あえて言いさしで終わるのがいいですね。
という言葉を察するに・・・。
168:名前はいらない
09/05/01 03:54:08 sjJ00qm9
めんどくさい
169:Pちゃん
09/05/01 09:00:51 hp9dWy1T
>>165
>>160です。評価ありがとうございました。
170:名前はいらない
09/05/01 10:06:06 QIJvwzMG
>>142
評価有難うございます!
言葉に意味はこめたんですが中々それを
引き出せませんでした。
自分でも繋がりが悪いと思って長くしようと思ったんですけど
挫折してしまいました;
171:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/01 10:15:10 eDxBi+rX
>>42
なんだこりゃ。F!
>>43
だからこんな所に匿名でそんな無駄な歌詞みたいなもん書いてないでさっさと言えばいいだろ。D!
>>44
メランコリーとかいう誰だかの絵があったけど、アレ関係かな。
町だの街だの青だの赤だのその他
読者任せの無責任なことばが並べられている時点でセンスはゼロ。
それでも絵がしっかり浮かんで来るのは
誰でも思い描いてみたことが一度以上はあるような絵だからだ。
お爺さんがよく描かれていないので「あなたのせいだ」と言われてもしらける。
もっとオレもそこに寄せてくれ。
小説を途中のページから抜粋した部分だけ読まされた感じだ。
この部分における「僕」のお爺さんに対する感情は次のうちどれか答えなさい。
国語のテスト問題かっ!D!
>>46
読みたくないぐらいぎこちない。
最低限の修業は自分で積んでから来てほしい。
表現しようという気持ちだけは感じられた。E!
>>47
2行目「嫌」は日本語として間違い。「いや」あるいは「否」で「いや」と読ますか。
ニーチェの永劫回帰っすか?(飽)と思ったけど嫌になるほど意識的に戻ってきてるわけじゃないので違うか。
んじゃあれだ。脳がボケかます入眠幻覚ってやつだ。何だっけ。
そうそうデジャ・ヴだ(飽)。と思ったところで作中にズバリその語が出されてしまって大幅に萎え。
最初から最後まで同じことしか言ってないし。
読者はそれを擬似体験するわけでもなく
何か錯乱して運命か何かから「 」(飽)を受け取ろうとしてるひとの喋りを聞かされてるだけだし。
「している」なのか「してる」なのかはっきりしてほしいあるいは推敲していない証なのかと思っちゃうし。
どこを見ても阿刀田高の水増し作品のさらに出来損ないのボツ作品にしか見えません。D-!
172:名前はいらない
09/05/01 10:49:27 Dm8M4td5
「孔子の唄」
紺色の空見上げ報われぬ
非人格な人の群れ
季節を秒針刻みで変え
感染された個人の意味は
二度と流れぬ川をも
砂漠に変え 消えた...
退いた白色虫は
散弾銃に飛び散り
青空の夢見ながらピアノ線になった
何より孤独に
神より無力に
黒旗が風になびく方へ
人は歩いてゆく ゆく
孔子の唄に塞ぎし耳は誘え誘え
孔子の唄にほじくり眼誘えイザナエ
173:名前はいらない
09/05/01 10:56:33 D3dD8qK/
『稚拙』
枝毛探しに
祝日を費やすような
時間の無駄遣いを
誰かは贅沢というだろう
一秒をも惜しんで
睡眠をとる
忙しい生活には無縁
先週抜いた毛もそのまま
ゴミ袋の中のような部屋
水槽で泳ぐ熱帯魚と
まるで同じ暮らし
与えられたモノは
与えられたまま
介入してくれないと
生きてはいけない
這い出すには あまりに
太陽が眩し過ぎる
現状を打破しようと
もがいてはいる表現を
幾重にも分かれている
枝毛で示すのは
やはり稚拙だろうか
また夕方だ
174:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/01 11:00:29 eDxBi+rX
>>56
笑った!
すんげーキモい最後だな。でも面白いキモさだから許せるどころか心地いい。
狩野英孝もこのぐらい面白ければ許せるのに。
「帰りの電車」なのに「どこに連れていくのか」ってオイ!なツッコミも
キモファンタジィみたいな後半に抱かれて昇華される。
トンネルで乗客が降りたらしいみたいなオカルト風味も効いている。
「孤独へ」というタイトル(だよな?)からこの結末に向かうのも
はぐらかし方がうまいような、タイトル通りなような不思議な味がある。
しかし「僕は席を立ち来た道を戻った」に代表されるような荒さには目をつぶるわけにいかない。
ことばの扱いようといい、技術的にはそこらの中学生レベル。
もっと芸を磨くべし。D+!
>>78
いいなぁ、ペペロン。
ハバネロほど激しくもなく、キムチラーメンほど赤すぎもせず。
いや、でも、アラビアータのほうがいい気もする。
あ、略すとアラビアになるからダメなのか。なるほど。
かわいいマンガみたいな真っ赤な絵が描けました。赤塚富士夫+犬のジュース屋さん÷2みたいな。
かわいさだけであとは何もいらない。しばらくここに留まっていたい。
ペペロンと何時も呟きながら。A!
ごめんやっぱりCにしとく。
>>84
タイトルも主語もないので非常に読み解きづらい。
おまけに暗喩の猛攻だ。いやんなる。
でもことばに従ってイメージして行くと天井がバガーッと取れて自由になった上に調和するという
なんだか人間の範囲を超えた、死のような絵が描けた。
ただしそれは「塗りつぶしていく」以前を無視したらの話。
特別に暗喩のきつい前半がネックだ。
ダメだ。オレ、これ、無理!
>>86
なんかのマンガの挿入ポエムか??
「呪うべきは生まれ」の意味がわからない。
呪うべきものは生まれ?呪うべきはかの生い立ち?
あまりにも全体がベールに覆われているのでよくわかりません!
そのベールを脱げ!D-!
175:名前はいらない
09/05/01 11:50:04 iur+Ngem
ポエム田なんちゃらって人真面目に評価できないの?
176:円星 ◆NzRitgToB2
09/05/01 14:21:20 5hSUkMEI
>>139
おお、なんてやさしい人なんだ。
僕の評価の至らない部分を補足していただき、ありがとうございます。
まさか詩の解釈にギターの知識が必要になるなんて思いもよらなかったです。
これだから人生は面白い、皆さんしょげずに生きていきましょう。
こういうのっていいですね。
評価人同士で、至らない部分をカバーし合えるのは。
>>156
あ、じゃあ最初のほうの解釈で合ってたんですね。
>>119、>>120
>>152
まとめおつかれさまです。
177:名前はいらない
09/05/01 17:05:44 8PHjeq5B
照らし出された 横断歩道 越え
後ろから差す赤い光に 染まった布
一人の 黒い僕が生まれた
混沌 漠然の迷路
黒く塗りつぶされた 顔
辿り着く先を知らない 僕等
世の中が吐いた言葉を
徹夜で咀嚼しながら
綺麗な言葉だね と笑いあった
朝 流し込む
苦い筈のコーヒーは いつもより
ずっと甘い
178:ロエン君
09/05/01 17:30:33 M0kkHU90
『会いたい、君に』
会いたい、君に。
僕は今戦場へ向かう。君に会うために。
ちっぽけなプライドと
ちっぽけな勇気をポケットにしまって
いくつもの季節が通りすぎた
僕は何度でも生まれ変われる
君が側にいてくれるなら、何度でも
いくつもの優しさを忘れることなく
いくつもの愛しさを忘れることなく
僕は愛している人に愛しているって
なんのひねりもない詩を書いてる。
それが、今の僕。
179:名前はいらない
09/05/01 18:12:17 6D45oZrX
こんな感じで真剣に真摯に音楽やってます。
真剣に歌詞を考えてくれる人、
連絡くれ!
URLリンク(www.youtube.com)
180:名前はいらない
09/05/01 21:15:44 wqEqg3h2
「time will change」
寂しげにたたずむさびれた町
住み慣れ 見慣れ 歩き慣れた
写真をとっても 絵にかいても
残らない この心
一瞬ごとにそれぞれの僕がいて
生まれてすぐに死んでゆく
そして変わり続ける一人の僕がここにいる
見えないけど少しずつ そっと
町の片隅でひとつ 思い出 欲望に消えてゆく
それでも構わないさ 運命ならば
変わり続ける世界で 感じた心を
ただ抱きしめてゆけたなら
もう十分だろう?
今日見た この寂しい町並みも
永久にさよなら
181:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/01 22:45:01 vyXZJdZj
>>116さん
>>109です。評価どうもありがとうございました。
>>150さん
>>19です。評価どうもありがとうございました。
182:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/01 22:48:51 vyXZJdZj
未評価(>>152)
>100 >102 >103 >104 >105
>112 >118 >128 >131 >133
>144 >147 >158 >159 >163
>164 >172 >173 >177 >178
>180
再評価
>36-37
183:名前はいらない
09/05/01 22:56:09 LhG9qrEQ
~存在~
俺はちっちゃい存在かもしれない
でも、同じ地下鉄に乗り合わせた人はそう思わないかもしれない
今までで一番キモ顔という大きな存在かもしれない
184:名前はいらない
09/05/01 22:59:15 LhG9qrEQ
世界はつまらない
世界がラピュタのように
バルスの呪文で滅びればいいのに
そんなルールは世の中に存在しない
あるのは遊戯王の様に
サレンダー=自殺のみ
もう崖っぷちだ
崖っぷちのポニョだよ、俺は
岸の上のポニョだよ、俺は
でも、社会はそんな俺を気にせずどんどん進化していく
世界はそんなふうに出来てる
俺は、小さな足で一生懸命走っていた
社会に少しでも付いていこうと
でも、
たった一瞬気を抜いただけで
ヤラレタ
社会はもう霞となって消えていたよ
そう、心では分かってる
でも、手が足が勝手に動くんだよ
別な方向に
あの子が好きなのに嫌がらせをする
プリキュアが見たいのにワンピースを見てしまう
もどかしいよ
で、迷ってるうちにさらに社会は遠ざかっていく
そして、目の前には
ブルーアイズだのブラックマジシャンだのがいて
最終的にサレンダー
で、社会は新聞の端にチョコット俺を書いて終わる
誰も見やしない
185:Pちゃん
09/05/01 23:01:28 hp9dWy1T
>>165のアドバイスを元に新しく作りました。
辛口評価お願いします。
「鳳仙花」
いつも変わらない毎日
学校で勉強して友達と会話して過ごす
何も変わらない平凡な日常
そんな日常でも退屈しないけど
どうしても心から楽しいとは感じられない
それでも君は一日を本当に楽しそうに過ごしている
楽しそうな君が羨ましくて綺麗に見えた
今思うと
この時から僕は君が好きになった
君となら心から楽しい日々を送りたいと思えたから
いつか君に想いが伝わり
通じ合えたなら二人の心で鳳仙花を育てよう
小さくても綺麗な花が咲き続けるように
思い出の種を飛ばして
たくさんの鳳仙花を咲かせよう
枯れないように二人で大切に育てていこう
僕らの絆の花が長く咲き誇るように
186:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/01 23:08:30 vyXZJdZj
>>100
乾いた感じを受けて、何とも良い。1~3連までは、特筆すべき想像力ではないが、最後の連が美しいので、良い詩になったと思います。C-
>>102
成長を描いているので、考えの成長についてもふれるべきだと思った。横へ成長しようが、勝手じゃん、と思って終わってしまった。最後の連が、
この詩の面目を立てていて、良い描写だと思った。D+
>>103
ユーモアを感じさせて、面白いけど、食欲についての言及があっても良かったのじゃないかと思った。D+
>>104
所々日本語が不自然なところがあって、そこでかくかくしてしまう。花が咲き散ったのと、決断の絡め方の発想は良いと思うので、後は日本語で
自然な文を書いて、言いたいことを整理するように提示すると、いいと思いました。D-
>>105
かなり強引な理屈付きだが、面白い内容の表現が、光っています。音のところは、音というより映像の方が浮かんでしまった。どんな音か説明が
あっても良かったんじゃないかと思った。C
187:毒茸
09/05/01 23:09:09 K2Fl/Sn9
「無題」
ここは戦場よ。
情や優しさがない場所。
みんな自分の安らぎだけを考えてるの。
ここは地獄よ。
負けると苦しみが続く。
みんなチャンスが起こる事だけを考えてるの。
ここは醜い争いの場。
毎日毎日乗り込んでいく。
みんな目的地の為だけに、
戦場へ、地獄へ、行くの。
188:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/01 23:19:30 vyXZJdZj
木の思い
木は堅いし柔らかい
枯れているのか生きているのか分からないようならば
ちょっと傷つけてみてくれると良い
痛くない
樹液が出てくるのが分かるだろ
目が見えない
だからあなたの瞳に対応できない
しかし木にも想いはあるぜ
外に向かって芽を出し葉を茂らせる様子で自己表現しているんだ
花を咲かせることもある
あなたを僕の上に登らせてあげたい
小さな体からの目線では見たこともないような見晴らしの景色が見えるだろう
根を張って動けない僕
君と遠く離れてしまったから
いつかは花粉を飛ばして
君をここへ誘い込みたい
僕は生きているんだ
言葉にしなくても分かるさ
僕の思いを感じておくれ
泣くな俺よ
流した涙のもとに
野の花が咲き
良いと呼べるような日がやってくるさ
189:名前はいらない
09/05/01 23:22:17 9wPW3GW5
私が僕に指示する
僕が俺に指示する
俺は独り言
190:名前はいらない
09/05/01 23:29:24 ldBaIW/H
不満
今、あの人と一緒にいられないこと
あの人に想いを伝えられなかった自分
今、あの人に何もしてあげられないこと
あの人に会いに行く勇気がない自分
今、あの人を想ってしまっていること
あの人を必死で忘れようとしている自分
もしもそうじゃなくてもきっと不満なこと
そんなこと考えてる自分
191:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/02 00:19:20 Mh+quMhq
>>112
僕、君という語を使いすぎに感じた。くどいし、詩が閉じてしまう。内容も、少し幼稚な感じがしたが、一生懸命な感じは伝わってきた。D-
>>118
玉響をクローズアップするには、表現が上手くない。もっと焦点を絞って、全体に意味がつながるといいと思った。あるいは、
旅立ちを見送る優しい心を、控えめでなく、もっと表現しても良かったのではないかと思った。D-
192:Dの嘱託 ◆pkHvZT49GM
09/05/02 00:54:37 7bNlgu/t
>>185 D-
変わらないねえ、なにも変わらない。
>>165の評価と変わらない。ひとことで表すなら、「凡庸」。
>>158 D-
誰に向かって一体なにを云いたいのかがわからない。
たぶん「涙しないように上を向けば空がある」とか
「殴られた頬は痛いが、殴る手も痛い」とか
そういった類の文章を書きたかったんじゃないかと察するが
石ころを蹴ったのか人のこめかみを蹴ったのかもわからんから判断しようがない。
>>164 D-
愛だとか傷だとか、実に薄っぺらい言葉ですよ。
記す人の言葉に対する感覚がこもってるのか不安になります。
どんぐり拾ったら中身なんもなくてガッカリする感じ。
>>173 D+
引きこもりを題として、タイトルは生き方のことだろうか?
いい感じにまとまってると思います。
ただそうだとするとそもそものテーマが使い古されてるから
発見というものが皆無であるのです。
>>177 D
あまりスムーズでない。しかしある程度の霊性はあるように思う。
ところでスペースに意味はあるのか? ブツブツ切れてるよ。
193:名前はいらない
09/05/02 01:00:47 dPaNdCPX
>>193
名前から察するに、
もしかしてDに相当する作品だけ評価してんの?
194:名前はいらない
09/05/02 01:01:36 WcIxk9Iw
意図は底上げ…なのかもしれない。
195:名前はいらない
09/05/02 02:23:59 aIi8uUJt
>>191
>>118です、評価ありがとうございました
目線としては一人の親で、前半は成長して旅立って行く子供を見送る側の立場、後半は衰えこの世から消えて行くという逆転して旅立つ側の立場になるのですが、もう少し踏み込んで表現と言う事でしょうか
二人の関係が親子だという物だという事をもっと表現できれば良いのですが、力量不足で中々難しい
特に何時もタイトルが不消化のままになってしまいます
196:名前はいらない
09/05/02 02:42:46 hz0ln5tY
星
フラミンゴの背中に乗って飛んだ。空へ空へもっと高く! カスみたいな僕の催促に、フラミンゴは従順にうなずいた。そして僕は星に届く手前でフラミンゴの羽をもぎとった。
のばした手は瞬く星に焼かれて、ああ!羽だけがかがやいてかがやいてフラミンゴの嘴がニヤリとしたのを火だるまになりながら確認した。
正直ぶっころしてーと思った。
いちばんどうかしていたのは星だと、なにか憎めるものを探していた僕は、身体じゅうに包帯を巻いてから空を見上げた。
どうか僕の背中に羽を生やしてくれ、どうか僕に飛行機をつくる技術や経済的な余裕を与えてくれ、どうかお願いだ
だけどけっしてそれらを叶えてくれない星に吠えた。
フラミンゴは僕の背後で嘴のない顔のまま苦笑いして、僕の祈りが終わるのを待っていた。フラミンゴの背中には羽が再生していた。
「もう帰りましょうよお。いつまでもぐちぐち言ってたって情けないだけっすよ」
呆れたフラミンゴの目には軽蔑色した宝石が埋まっていた。僕はそれももぎとった。
血まみれになったフラミンゴが空に向かって一声鳴くと、僕は落ちてきた星に焼かれた。またしても火だるまだ。
火傷をあぶられるのが死ぬほど痛いことを知った。
ついにブチキレた僕とフラミンゴは、甲高い声で泣きながら骨を折り合った。そうしているうちに関節がうまい具合にはまって、ひとつになった。
星よ!
正直、ぶっ殺してぇよ!
197:名前はいらない
09/05/02 04:05:08 dTVU+ybM
幾度となく崩れ再生していく正直さが
僕に名前と翼をくれた
いろんなものの名前を知りたくなり、いろんなところに行きたくなった
たくさんの人がいるらしい
たくさんの生き物がいるらしい
みんなが暮らしている場所があるらしい
自然があるらしい
海が綺麗らしい
空の色は変わるらしい
昼は赤くて、夜は白くてぴかぴかしてる
なんだかおかしいな
でもわからないことがあって
みんなには心というのがあって
それは見えたり触ったり匂ったりできないらしい
うらやましいな
話を聞いてみたいな
なんだか苦しくなってきて
そのあと嬉しくなってきた
名前と翼をくれた人に
その気持ちを伝えてみたいな
198:197
09/05/02 04:08:01 dTVU+ybM
>>197のタイトルは「名前と翼」です
199:名前はいらない
09/05/02 07:15:19 UmayJMLZ
>>173なんですけど、自分のID見た時から、こりゃD判定だろうなぁって思ってました。評価ありがとう
200:雑草 ◆je5cNlouiI
09/05/02 08:17:07 Mh+quMhq
>>195
親子関係のことを述べた詩だったのですか。恋愛について、少し変わった言葉を使って述べてやろうくらいに思ったのかと思ってしまいました。
そう言う目で読み直すと、全体的に非常に美しい細やかな愛情や気持ちが感じられるし、玉響という言葉もまさにジャストフィットです。
これはもったいないので、その気があれば、是非再評価を申請されることをおすすめします。どうもすいません。
201:デラシネ ◆HDMUcC9vFA
09/05/02 08:28:55 vCKvTH9k
>>150
評価ありがとう。
202:ロエン君
09/05/02 08:52:48 3c3GubY3
『愛を知ることなく』
僕は君に出会わなければ愛を知ることなく
戦火に焼かれ死んでいったのかもしれない。
降り止まない雨に打たれながら
しなだれていくだけの人生だったかもしれない。
僕が精神病になったのには何か多きな
意味があるのだと思って、今を生きてる
こんな、僕に一筋の希望の光を与えてくれる
あなたの優しさに、素直に溺れることが
できれば、どれほど幸せだろうか。
だが、僕は一生戦う道をあえて選ぼう
君を守り、戦いつづける道を。
それが、男としての自分の唯一のプライドだから
今こそ、心の中の銀に輝く翼を広げ、自由にはばたくんだ。
足かせをつけられたままにね。
URLリンク(roenkun.web.fc2.com)
203:名前はいらない
09/05/02 09:43:22 b4pmIsHD
>>192
評価ありがとう御座います
せめて伝わるようにしていきたいです
204:名前はいらない
09/05/02 14:20:50 QgSl/WNF
みなさん聞こえますか。僕はとんでもない勘違いしていました。すみませんでした。心の上に何枚も毛布が乗っかかっているような感じで、結局は傲慢でした、すみません。
分かったような口を聞いてすみません。そろそろやつを潰してきます。上昇志向の高い彼は段差に躓いて思わずその鼻先をチョン切られて、形だけになったあなたは、もう何もつまらない。
まとようとしないでくれ。スカっとしたってもうスカっとしたら謝っても謝っても誤ってます。どうかしてました。なので、あいつを潰してきます。
奴らのつまらないメッキに覆われたその社交性に豊かな生温い布きれを俺は破壊することができなかった。必死に言葉を選ぼうと試みましたが、あなたは私にいつも唾を吐きかけましたね。
まぁがんばれ、そうやって結局は何もないところから魚を泳がせようにもそうはいかない。尖ったてっぺんを目指して、結局はお前は気色悪いまま。
お前の寝床はそこじゃない。旨いじゃないよ、まぁ積極的な君を見ていると悪くない気もしてくるね、死んだ魚のようなお前のあれは結局はどう足掻いても小百合の娘にも及ばない。
お前と割った割り箸を今はさぞかし懐かしく覗いている。何も感じてないなんて
205:円星 ◆NzRitgToB2
09/05/02 14:24:07 A4YjBntT
>>158
あ、これはたぶん崖から飛び降りて鳥が空をまう様子をいっているのだと思います。
だから崖から飛べないでびくびくしている人へ、
飛ぶまえは恐いかもしれないけど、飛んでしまえば何も恐くないから、一緒に大空へはばたいて笑おうよ。
と、いっているのだと思います。
206:名前はいらない
09/05/02 14:57:21 nxNXiiMG
「傘の中」
あの子はいつも
彼の傘の中
昨日も今日も傘の中
だから…
彼が右に行けば
あの子も右に
彼が立ち止まれば
あの子も立ち止まる
歩きだせば
慌ててついてく
昨日も今日も
多分 明日も…
でもね…
よく見てごらんよ
雨 降ってないんだ
傘なんか要らないよ
それにね
もしも雨が降り出したら
その穴だらけの傘なんか
きっと役には立たないよ
だからさ…
このオリーブの木の下に
早くおいでよ
みんなでおしゃべりしながら
この木の枝に
照るてる坊主
ぶら下げるんだ
207:名前はいらない
09/05/02 17:54:21 Tb6bT6Jf
「不幸=幸せ」
2人で不幸になって
同じ苦しみを味わう
それでも
幸せなのかもしれない
208:名前はいらない
09/05/02 17:59:56 Y1dp2c6C
『希望』
自分の箱のから出した希望の仮面を被り
未来の鏡を見ては
仮面を被った姿に酔い
仮面を外しては新しい仮面を被るのみ
いつか仮面と同じ素顔が現われるまで
209:名前はいらない
09/05/02 20:03:24 aIi8uUJt
>>118です
>>200
お褒めのお言葉ありがとうございます
では図々しくお言葉に甘えて再評価頂ければ嬉しいのですが‥‥‥
210:Dの嘱託 ◆pkHvZT49GM
09/05/02 23:29:35 7bNlgu/t
評価にありがとうと云ってもらえるのはありがたいが、
時間があるなら俺の詩に対する批判もほしいな。
>>193
いんや、ただ俺は妥当と思える評価をしてるだけだが。
一応はCやBも評価出してるはずだし。
>>178
評価を書き終えて気づいたが、
>>202で連投してるね。
>>180 D
これも希薄だね、味気ない。いわば「水」だ。
そんなものは当然であって、特筆すべきことではない。
もし特筆すべきことになることがあるならば、
それは水が不足したときじゃなかろうか。
この手の詩が不足するとき、なんてのは来るのかなあ。
>>118 C(個人的見解をはさむならD)
下手が上手かで云えば、上手なんだろうと思う。だが好きになれない。
言葉が奇麗なんだな。そして無駄がない。
あえてそれを、拡がりがないと表現しよう。
あと抽象性が高いから、時代背景やどこでの情景なのかわからない。
玉響とあるからには日本と見るのが妥当ではあるが、
中世ヨーロッパと見ても矛盾しない。あやふや、というふうにも映る。
211:名前はいらない
09/05/03 00:17:52 INw2Xemb
>>210
では
>>141を
C-
文章がわかりにくい。
最初に読んだだけでは良く内容がわからなかった。
この詩が参観日に来れなかった子供と母親のことだということが、
ポエ子さんの
>総論としたら参観日の帰り道に突然訪れる母とのエイケツという事件
という評価文を見て理解できた。(わたしの読解力がないだけかもしれんが)
どうも最初の空白や改行の使い方が、悪いように思える。また描写も足りないように思える。
もっとわかりやすい明解な文章で書いて欲しかった。
>許すなんてもんじゃない
も、絶対に許さない、でいいとおもうし。
>静かに 熱を帯び 溶けていく柔い風
ここの部分の必然性が今ひとつ感じられない。
内容はすごく良いんですよ。この内容で
もっと明解な文章で、書いてくれれば
Bかな。生意気言って、すいません。
212:211
09/05/03 01:36:17 INw2Xemb
すいません。改めて読んでみて、
>描写も足りないように思える、
というのは訂正します。
ただ、最初の1,2行の語句を、
もっと工夫して、分かりやすくしてほしかった。
ああ、評価って、やっぱり大変ですね。
213:名前はいらない
09/05/03 03:49:06 tb8XzJV/
私自身、低々ピューですが評価してみます。
>>128(129)
夢見心地の手前でしょうか。確かに生きている日常から眠る前のひとときは、非日常的で、だからこんなふんわりとした気持ちの言葉が続くのでしょうけれども。
ふわふわしすぎてまとまっておりません。
「キミ」のための言葉としてそこに留めて置きたいのであればこそ、もっと絞るべきだと私は考えます。とりあえずはそこから。D-
>>131
適当っぷりが板についております。
もう一度ご自身で読み直して、果たしてこれで「ユウトピア」を表しているのかどうか疑ってみてください。D
>>133
割りと好きです。最終連のくりかえしはかえって冗長だと思います。
残念なのは、3連目くらいから古いくたびれた言い回しが多いこと。
それに特化して書いたつもりなのでしたら、もっとだぼだぼな言い方がいいと思いました。C
>>144
腐った林檎でないと。幸せもそれに通ずるように、ある種不幸なものがないと
喜べない、なーんて風にも考えさせるものですね。
ずらずら読んでくと少し変なものをみてしまったという気持ち悪さが出るのですが、それにしては狂気がまだ足りないと思います。
違う側面から見たものも読みたいですね。D+
>>147
あなたにとっての悲しいとはそれだけなのでしょうか?
違いますよね?これだけの言葉で表現できる、ないし表現したい
ぼさぼさの状態であるならば書き留める必要もないように思いますよD-
>>159
ビィってのは声なんですね。タイトルでなく。
後半は、何かの儀式でしょうか。その中で生まれ変わりを信じている主人公には滑稽さを感じます。重ならない心について書いてみるといいかもしれませんね。D
>>163
この快楽主義者は、女を求めていた割に、その根底にある打算的な精神が煩わしくなったのでしょうか。それで美少年に対象が移ったと。
内容はいまいちですけれど、全体の構成はいいと思います、綺麗ですね。
ただそれほど読ませる内容ではなかったこと、そのため単語のひとつひとつが軽いようになってしまうこと、それが残念だと感じました。
なんか実験でもしてるんでしょうかB-
214:とーめい
09/05/03 03:50:24 tb8XzJV/
>172 >180 >183-184 >187 >188 >189
>190 >196 >197 >202 >204
>206 >207 >208
再評価きぼん
>36-37
215:熱量零
09/05/03 05:09:45 NeVf8rd6
>>207
E-
だからどうした
おばちゃんの人生相談か?スルー出来んくらいイライラしたわ
216:熱量零
09/05/03 05:21:05 NeVf8rd6
>>208
E
賛同出来ない
説得力無し
217:熱量零
09/05/03 05:25:38 NeVf8rd6
>>206
D
そんな子はほっといてやれお節介だろ
詩にした意図が分からん
218:熱量零
09/05/03 05:31:23 NeVf8rd6
204
D
三回読み返したが俺には理解不能
219:名前はいらない
09/05/03 05:33:42 aM77xOyy
「かなしいね」
笑ってる
けど悲しいね
汚れは
夜中の公園に
放してね
余裕なふりも
頼もしいね
横には仲間が居て
バラバラでも
家族温かいね
夢掴み働いて
それでも
下向けば哀しいね
どこまでも
与えられた飯を
頬張るね
気付けば全てが
かなしいね
220:熱量零
09/05/03 05:44:09 NeVf8rd6
>>202
D
相手は守って欲しいなんて思ってるのか?
「男のプライド」…じつに安っぽい言葉だ
221:ロエン君
09/05/03 08:57:50 epPMcBIq
『命』
花が新しい命を芽吹いている。
おだやかな日差しの中そっと、咲いている
綺麗に咲くようにと如雨露で水をやりながら
心の中でそっと祈りながら。
HANAは何年か前に亡くなった猫だ
真っ白な猫でとても人なつこかった。
命は生まれ、生き、やがて尽きるもの。
忌野清志郎が亡くなった。
ビッグな日本のロックスターがまた一人
散っていった。
日本のロックシーンに影響を及ぼし続け
「キング・オブ・ロック」の称号で讃えらた彼が
僕らに残したものは何だろう。
悲しみだけだろうか?
いや、違う、失われる命からも
得られるものは大きいはずだ。
花は枯れまた次の年には喜びとともに
咲き乱れる。
だが、人や猫の一生ははかない。
命ってなんだろう。
人はなぜ、衰えて、散ってしまうのだろう?
「いつ死んでも恥ずかしくないように生きる」
というのが僕の心の中の自分との約束だ
でも僕は今、死ぬわけにはいかない。
大好きな彼女がいる。ホームヘルパーとして活躍したい
大好きな友達がいる。
僕は死を恐れない者こそが勇者だと
思っていた節がある。
だが、最近はそうは思わない。
生まれ、生き、死ぬ。
この3つのステップでもっとも重要なのは
「生きる」という部分だ。
僕はこの世に生まれいったい
今までに何を残してこれただろう。
HPに載せている、学生時代に作曲した音楽や
詩、大好きだったファッション
だが、それらは人に誇れるものだろうか?
いつ死んでも、恥ずかしくないものだろうか?
僕は心の奥深くの牢獄に閉じ込めた自分がいる
それは、ある罪を犯した自分だ
おそらく、一生償えないだろう。
そのことを思うと、僕の人生は決して
素晴らしいものではない。
23歳の時に出会った彼女の存在だけが
僕を軽くしてくれた。
僕はその人を永遠に愛し続けるだろう
そうして、己の、人生の価値を磨いて
いくしか、僕に生きる道はないと
今は思っているからだ。
URLリンク(roenkun.web.fc2.com)
222:ロエン君
09/05/03 09:06:06 epPMcBIq
>>220
統合失調症の苦しみを乗り越えて、ホームヘルパーとして
働こうとしている自分のすがたを描いたつもりです。
それを、安っぽいプライドだとあざけり笑われるのは
多少傷つきました。
でも、私の詩を読んで、感想を書いてくれたことにはとても感謝しています。
223:熱量零
09/05/03 11:28:25 NeVf8rd6
>>222
あんたは頑張っているんだろう
それを馬鹿にはしないさ
「男のプライド」つー発想に安っぽさを感じる。と言ったまでだ
男と女が対等だと云う意識があるなら「男の~プライド」なんて言葉使うかな?そんな風に考えてなくとも自分はあの詩からそう感じたんだ
224:熱量零
09/05/03 11:46:58 NeVf8rd6
>>222
あっそれと、あんたが統合失調症なのは事実としても、それ持ち出すのってどうだろう?
これから先入観持つ人もいるかも?
それが詩のテーマなら仕方ない
ならズバリ書いて
225:かた
09/05/03 12:11:02 JME2Q1Kn
「五月雨」
蕾を持った桜の枝
風に揺れて、泣いている
冷たく燈る月の明りが
揺れる影にすり抜けている
声にならず佇んで
声を出せず涙が溢れた
五月雨に濡れる水仙が揺れる
雫が零れる、涙みたいに
震える体を風がなぞる
融けきらない雪
痛みみたいに
声にならず佇んで
声を出せず涙が溢れた
前を見れずに俯いて
顔を上げずに泣いていた
夜の空へと吸い込まれていく
強い風に身を任せて
静かに燈る月を見つめていた
226: ◆fUUVcfVsJM
09/05/03 13:08:06 INw2Xemb
>>213
評価サンクス。
この作品でB-取れてとてもとても嬉しいです。
はじめてのBランクです。
実は今日、この作品でB-とる夢を見ました
どうやら正夢だったようです。
227:名前はいらない
09/05/03 14:21:04 qcXg1pHB
>>226 なんか寒い夢だなw ちなみに俺はB+とる夢を見た
228:桃
09/05/03 16:48:55 0+3BZ12e
一瞬
暖かい春の日は甘い蜜の種を蒔いて。
花壇の隅には飴玉をひとつ埋めてね。
例えばペンキの剥げた外壁にも、
墜ちて砕けたシャンデリアにも、
廃墟に転がった飴玉にも各々のドラマがある。
過去の繁栄が、
半透明の飴玉を透かして見えた。
飴玉を落とした人も、
うっかり命を落とした人も、
ほんの一瞬の失敗に落ちていったよ。
花は大地に芽吹いて、
私も当たり前の様に息をしていて…。
たくさんの人とすれ違っていく中で、
振り返れば何かが変わったかもしれない
出逢いがあったとしても、
一瞬の出来事で通り過ぎてしまった。
あなたと私が
同じ花を眺める日も一瞬の幻なのかもしれないね。
229:名前はいらない
09/05/03 17:30:02 aM77xOyy
「万美」
空を見て、思う。
美しい。
この目に映ってる全てが
全てである限り、
美しい。
空だけでなく、
建物が
人が
動物が
木が
土が
大地が
この世を構成している全てが、世界が、
共に世界を構成している限り、
私には美しく見える。
何もかもをひっくるめて、
唯一にして絶対的に、美しいものだと思う。
こんなに美しいものを見られる自分は幸せだと思う。
そして、
人間の五感でしか、自分の視点でしか見られない自分を
悲しく思う。
それでもいいと思う。どんな形であれ世界を見られる以上、観察できる以上、
私はいいと思う。
230:名前はいらない
09/05/03 17:30:53 KDC7ZF0h
・連投は禁止されています 一作品の評価が終わるまで投稿は控えましょう。
231:UG++
09/05/03 18:23:36 lwv1Tve9
「トビウオが見る夢」
布団に入って最近思うことがある
僕は泳ぐことが本当に好きなのだろうかと
昔は昨日の自分のタイムを今日の自分は一秒も追い越して
明日の自分はどれくらい追い越せるだろうかと
今日の自分を追い越す作戦を考えながら眠ったのに
手の掻き方とか、息の継ぎ方をもう少し我慢してやろうと思いながら眠ったのに
高まる気持ちを押さえてながら頑張って眠ったのに
ライバルに勝ちたいから
でもライバルなんて言えるほど、僕は他人の事を深く考えた事が無い
表彰された時の拍手喝采が気持ち良いから
確かに気持ち良いが、目聡い僕はすぐ醒めることを知っている
明日の自分に勝ちたいから
これも嘘だ
ふと昔読んだ童話を思い出す
「トビウオは速く泳ぎたかったのではありません
本当は空を飛びたかったのです」
ついに神様はトビウオに翼を与えたんだとさ
これだ、これで行こう
今夜から僕もいつか空を飛べることを信じて眠りにつこう
トビウオと同じ夢が見れることを信じて
232:名前はいらない
09/05/03 18:37:51 EHi7Zh7c
ワンワン、ワワン、ワンワンワン。
ハァハァハァ…
233:ペド
09/05/04 01:15:44 0KV2VVV2
>>167さん遅れてすみません。
>>36ー37 C
あくまでも自分の感想ですが、排他的なイメージを受けました。
あるいは良い意味でチープに感じました。
読みやすく、納得できます。
あなたの作品をもっと読んでみたいと思いました。
Cで
234: ◆fUUVcfVsJM
09/05/04 01:28:26 SJWMupgJ
>>233
評価ありがとうございました。
前半がすこし冗長だったことと、
それでいて、昔のゲームセンターの描写が足りなかったかな、
というのが反省点です。
>あなたの作品をもっと読んでみたいと思いました。
とても嬉しいです。精進します。
235:月
09/05/04 02:16:29 6gDfCn12
その戯曲はまるで人間のココロの奥深くを抉りだすように
傷口をこじ開けては 生け贄にされたその意識達は大衆が覗く中で
そのすさまじいまでの罵声を浴びせられながら
この醜態をさらけだす
終わるともなく続くそれら達から逃れるすべを知らぬわたしは
今日も腐敗した血栓の中でどろどろに侵されてゆく
その死体を曝け出せと
磔にされたわたしの首は目を突き落とされ
た手のひらの中で鈍い痛みをともなってはその数を次第に蓄積させてゆく
その痛みこそ生きている証なのだと
血の匂いに誘われてはわずかばかりの平穏を取り戻す
236: ◆fUUVcfVsJM
09/05/04 02:39:03 SJWMupgJ
「洋楽観賞」
金髪碧眼の白人女性が飛来して、その空間を掌握しきっ
た。アルプス山脈のような水色の空の円形劇場からたお
やかに吹く風と、それにのって響きわたる高く澄んだフル
ートの音とともに飛来してきた。横に吹き上げられる長い
頭髪、壮麗な衣装、なびく羽衣の袖の襞、マイクロフォン
をもつ細剣のような華奢な指、その細い指で、ファッショ
ンモデルのようなポーズを駆使しながら、祈り、詠嘆の叫
び、物憂げな寂しさ、甘美、清涼、癒し、ポシティブの声色
の虹色の変化によって、日本語にはない多様な母音での
発音とそれらを並び立てた韻律での七色の誘惑(テンプテ
ーション)によって、コンサート会場で狂乱しきっているであ
ろう男達が、合成技術を駆使した、最後の締めのチュ―の
母音の発音のスライドによる分裂で、ついに卒倒した。
おれは彼女と化して男達を玩んで、世界を掌握していた。
237:名前はいらない
09/05/04 03:19:31 /y7xW62K
>>236 何の意図があるのか
読みづらくて仕方ない。
内容も不明的。
昨今多い不明的な詩が
カッコイイと勘違いしている類と同様のようだ。
だが、それがいい。C
238:名前はいらない
09/05/04 10:00:32 0BJRKsgh
友達とそれ以外
君にとっては僕は友達だよね
でもね
僕にとっては君は友達じゃないんだよ
こんなこというと君は悲しむだろうね
でもね
僕は君が「友達だよ」と言う度に悲しくなるんだよ
本当は僕も友達がいいよ
でもね
君の事やっぱり好きなんだ
でもそれも今日までの事
どっちにしても君も僕のことを友達と思えなくなるよ
今日告白するよ
具体的に評価してくれると嬉しいです
239:名前はいらない
09/05/04 12:20:15 +1a0rRGD
貴方のこと思ってなんかいない
老いが来れば情はかけてあげる
病になれば哀れんであげる
朝食を好きに取れるようになったら、私の勝ち
押し付けられる偶像崇拝
貴方には本気になれないわ
この小さい部屋を出て
240:円星 ◆NzRitgToB2
09/05/04 12:22:10 1qcyhLrp
恐れ多いですが、評価します。
>>236
>おれは彼女と化して男達を玩んで、世界を掌握していた。
ステージの上に立つ金髪碧眼の白人女性に感情移入して、自分が歌ってる気になって、世界を掌握した気になった、
ということでしょうか?
>詠嘆の叫 び、物憂げな寂しさ、甘美、清涼、癒し、ポシティブの声色 の虹色の変化によって
もう少しすっきりした言い方はなかったのかなと思いました。
日本語にはない~ついに卒倒した、までは、詩の言葉ではないと思います。
なぜなら、詠嘆の叫びについての説明になっているからです。
「物憂げな寂しさ、甘美、清涼、癒し、ポシティブの声色 の虹色の変化」という言葉で、
もう説明はなされているのに、その後さらにあのような説明があると、それはもはや小説の域になってしまうと思います。
ためしに小説の説明と思う部分を切り取ってみまして、「ついに卒倒した。」をつけてみました。
「詠嘆の叫 び、物憂げな寂しさ、甘美、清涼、癒し、ポシティブの声色
の虹色の変化によって、 ついに卒倒した。」これでもぜんぜん詩として成立してると思います。
ご自分の中で「小説の言葉」と、「詩の言葉」と、わけて考えるルールを作ってみてはいかがでしょうか。
あなたは詩の言葉と小説の言葉をごっちゃに考えてると思います。
ごちゃまぜにして出されたものは人に汚らしいという印象をあたえると思います。
ぎゃくに、きちっと整理されたものは、人にきれいな印象をあたえると思います。(なにごともそうだと思います。)
詩の言葉と小説の言葉をわけて考えることをおすすめします。
評価D
241:名前はいらない
09/05/04 12:23:40 CAQYUHEK
>>236
意味のわからない言葉に勝手なイメージを重ねて聞き入るから
「洋楽鑑賞」なんでしょうか。
アイデアは面白いと思います。
書き方は何を表現したかったのかちょっとわかりませんでした。
D+
242:144
09/05/04 13:26:17 L9w3kOZM
>>213
評価ありがとうございます
>>144再評価希望です
243: ◆fUUVcfVsJM
09/05/04 14:00:13 SJWMupgJ
>>237
>>240
>>241
評価どうもありがとうございます。
現代詩のスタイルで試しに、E評価の玉砕覚悟で散文詩で書いてみました。
洋楽の女性ボーカルの歌を聞いて、感じたままかいてみました。
しかし、>>240円星さん「小説の言葉」って、
「詩の言葉」っていったい一体なんでしょうか?
私はこの詩を散文詩のスタイルで書いてみました。
あなたがご指摘した部分も感じたままに書いたに過ぎません。
賛否はあるでしょうが、あえてこういうスタイルです
。この部分が「小説の言葉」とは思いません。蛇足とも思いません。
むしろ最も重要な部分なんです。私にとってはこの部分も「詩の言葉」です。
244:名前はいらない
09/05/04 14:04:48 MqrZnpX3
「君への回廊」
月光に照らされた路地をほろりと歩いている君
虚ろな視線で嘆きながら、あてもなく彷徨わないで
力になってあげる。
せめて光を反射させるぐらいの君でないと、私は楽しくないの。
245:名前はいらない
09/05/04 14:17:43 su7JkgIf
助けて
頭をかいた
ふけが飛散した
ぼやけて消えた
三十代になって
視力が落ちた
カレンダーの文字が
汚れに見えた
コーヒー飲んだ
口が臭いな
気分が悪い
自分の毒で
体がだるい
背筋が丸い
気力は出ない
また眠くなる
人生いつか
よくなる筈だ
五日経ったら
それも思えず
性欲もなくて
女もいらない
それよりもまず
俺がいらない
お休みママン
246:19 ◆gwnULb/9mw
09/05/04 15:43:41 sHWony3A
>>36-37
E。表面的な言葉使いは巧いのですが
>(このヘタすりゃ すぐにやられちまう
>シビアさと理不尽さは ある意味
>社会に通じるものがあるな )
例えば後半のここには、語り手の悲哀や懐古とかいうことよりも
取り返しの付かないレベルの気持ちの悪さを見てしまいます
「シビアさと理不尽さ」をレトロゲームに見るという、割とどこにでもある文脈の雑な援用とか
さらにそれを芸もなく、「社会に通じるものがある」として一人で頷いている気持ちの悪さ
最終連でやっと、これまで長たらしく感傷に耽ってきた語り手の境遇が語られるのですが
それが、傍から見て心底どうでもいいチープな不幸と過剰な嘆き節を見せつけられるだけという始末
「何でこんなものを読まされなければならないんだ」という深い悲しみを覚えました
>>172
バンド『コックローチ』の歌詞
対象外です
URLリンク(cockroach.jp)
>>180
評価済み>>210
>>183-184
>もう崖っぷちだ
>崖っぷちのポニョだよ、俺は
ここが面白かったです。内容は>>36-37からのインスパイアとも取れる
本家の気持ちの悪さが大きく後退していて、展開はユーモラスだと思います
自殺志願のドロップアウト者を語り手に置いて、全体を通して自己批判をさせているように読みました
ぐぐってみると「サレンダー」=試合放棄とありました。一貫した流れを持っていて
安易な結論を避けているようで、堅実な構成だと思います
ただ、「あの子」のくだりだけがよく分かりませんでした。D+
>>187
内容を「地獄」とか「争いの場」という風にネガティブな言葉で括っているのに
何故か大した抵抗を覚えませんでした。それぞれに、連の最後で説得力のあるポジティブな要因を含ませているからなのかと思いましたが
そこに無理や説教臭が篭もっていないのが凄いです。力み返らずに書いている感じがします
クリアな視点が羨ましい。これだけの腕があれば、ともすればカルトを束ねられるかも。C+
247: ◆fUUVcfVsJM
09/05/04 16:30:42 SJWMupgJ
>>246
再評価サンクス。
書いてるうちに表現に新鮮味もないし、
だらだらし過ぎてしまったと感じてしまいました。
248:桃
09/05/04 17:04:05 6ZIhLuzq
>>229
後半「~思う」が多いですね。
「悲しい」理由がよく分からず説得力がありません。
249:桃
09/05/04 17:26:10 6ZIhLuzq
>>238
個人的にオチがあるのは好きです。
「本当は僕も~」の一文はなくてもいい気がします。
規則的な「でもね」はテンポよくする為なのでしょうが、
「でもそれも」は合わないので
別の表現に変えた方が良いと思います。
250:円星 ◆NzRitgToB2
09/05/04 18:28:28 1qcyhLrp
>>243
そうですか。
自分の価値観を押し付けてしまったようですね。
あなたのスタイルをそしるようなことをいってしまったことを詫びたいです。
申し訳ありませんでした。
ちなみに、詩の言葉と小説の言葉は僕はこんなふうに考えてます。
詩の言葉は言葉に言い表せないことを感じさせてくれる文。
小説の言葉はあらゆることを文章で説明をしている文。
この考えにあてはめて考えたら、あの部分がそれにあてはまるかなあと思ったのです。
でもいまみると小説の言葉による説明と思えていた部分も、詩的なおもしろさがあるな、
と思いました。(言葉では言い表せないことを感じさせてくれる文だな、と思いました。)
読みが足らなかったようです。価値観を押し付けてしまったようです。
すみませんでした。
251: ◆fUUVcfVsJM
09/05/04 18:31:28 SJWMupgJ
>>250
こちらこそ生意気言ってすいません。
>詩の言葉は言葉に言い表せないことを感じさせてくれる文。
>小説の言葉はあらゆることを文章で説明をしている文。
おっしゅるとおりです。
252:名前はいらない
09/05/04 19:00:16 n+wRitYm
ここのスレの一部の評価人は
投稿者を見下しているように感じられるときがあります
評価人も投稿者も互いに失礼のないようにやりましょうよ
253:円星 ◆NzRitgToB2
09/05/04 19:29:38 1qcyhLrp
>>196
介入のしようがないくらい理にかなってます。
「悪いことをすればなんらかの罰を受ける」ということにおいて。
それだけに、このまま終わらせるのは、もったいないです。
実にもったいない作品です。
この、気に入らないことがあるとすぐ暴力を振るう野蛮な「僕」が、
いかにして夢をかなえるか、そこまで書いて本当の完成になると思います。
評価はD
このあとに続く物語に、有ってほしい要点を並べます。
・焼かれることが痛いことを知り、フラミンゴもこれくらい痛かったんだとさとり、(人の痛みがわかるようになり)
他人には暴力を振るわなくなった。
・夢をかなえるには祈るだけではかなわないんだ、ということを知り、努力するようになった。
・悪いことをしなければ、星に焼かれることもないんだ、ということを知った。
・最終的に、夢を叶える場面が描かれている。
ここまで書いてこの物語は本当の完成になると思います。
でも、そうするとこれは詩にするより童話にしたほうがいいと思います。
もったいないですよ。がんばってください。
254:円星 ◆NzRitgToB2
09/05/04 19:34:57 1qcyhLrp
>>252
そうでしたか。
気を付けます。
美しい日本語で失礼のないように、コメントできるように心がけます。
255:名前はいらない
09/05/04 20:10:27 Et8BB+z+
(とくに題は無い)
あれは深海に沈んでしまったような夜の出来事。
ウッドベースが曇天の街を歩く。
ふと顔を上げ西を見る。ビルとビルの間、遥か彼方には見知らぬ展望台。
目を凝らしたら親友のプラチナブロンドがそのてっぺんで手を振っていた。
雑踏の中のウッドベースを誘っているのだ。
ウッドベースは答えない、ただ街路樹の枯れた葉が、虫に食われて落ちるのを見つめるばかり。
プラチナブロンドは悲しそうに笑うと展望台のてっぺんで火を起こした。
あ と言う間も無く展望台も、プラチナブロンドも、一緒にふわり焼けてしまう。
ついでに空まで焦げたように見えたがウッドベースの瞬きするうちにさっと元通りになる。
残ったのは月とビルの灯ばかり。
そしてウッドベース。ここまでわずか30秒、あなたがこの詩を読みきるよりも、ずっと短い時間の出来事。
256:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/05/04 20:28:30 IbkiKMAZ
>>214から
>188 >189 >190 >197 >204
>219 >221 >225 >228 >229
>231 >235 >238 >239 >244
>245 >255
再評価希望 >144
257:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/05/04 20:43:55 IbkiKMAZ
>>144 なんだか読みにくいな、と思いました。
最後だけ、林檎が主語になっていて、違和感を感じました。
これは、最後まで主人公を主語にして上手く処理して欲しい。
そうしないと、これまで省かれてきた主語が誰なのかが分かりにくく、
混乱する原因となります。
矛盾している箇所はわざとでしょうが、ここで考えてしまいます。詩のリズムに乗れない。
もっと直感的に読める工夫が欲しい。
>>213さんの解釈は面白い。詩の言わんとするところは良いと思います。 D+
258:名前はいらない
09/05/04 20:53:49 TLVe04qk
>>246
>>187です。評価ありがとうございました。
初めて書いたので、ここまでお褒めの言葉言われるとは思ってなかったので嬉しいです。
ネガティブだらけなので、暗すぎるかなと思っていただけに嬉しいです。もっと精進します。
ありがとうございました。
259:名前はいらない
09/05/04 22:20:36 00lZiDfW
>>210
>>118です
評価ありがとうございました
確かに時代背景や情景は考えていませんでしたねー、どの時代どの場所でも言える親と子の関係に焦点を置いて、それだけを表したいなと思っただけでした
そうですね、視野を広げて周りの情景も入れる事が出来れば奥行きも広がるでしょうか
260:名前はいらない
09/05/05 04:25:50 lFKvZP4h
雀
チュンチュン
チュンチュン
可愛いな
チュンチュン
チュンチュン
可愛いよ
チュンチュン
チュンチュン
愛しいな
チュンチュン
『チュチュチュ』
あ、逃げた
ぶっっっ殺ーす
261:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/05 09:30:22 Gf1pQ/2H
夏至、暁の五時、
裏庭に太陽の臭いが消えて、
夜の、影を染める、
永遠は筒上になっていて、やがて黒い点が見える、「汚い蝿が。寄るな」
僕は黒い血が流れるのを感じた。
たまらなくなり、リビングにいくとテレビコマーシャルが流れていて、アニメ調で、しかし四十過ぎの女の声がした。
ポップな公共キャラの向こうで、首にされないべく、必死に金切り声をあげる女の姿が見え、荒唐無稽さにぶん殴ってやりたく思い、「ひっ」と自らに怯み、「ぶはっ」といいながら、吸い込むように、僕は夏の黎明を抱き締めた。
目が覚めると、正午だった。濱辺にいた。
「なんかお前顔赤いな」
夏のさいごっぺだ、とても暑かった。
私はうんざりした。
炎天下、なにをするでもなくたっていた。
「ビール飲まないかあ!」ニキの叫ぶ声が聞こえたが、砂浜から足を動かすのは億劫で、急に動くのが馬鹿馬鹿しく感じられ、足は一歩も動かない。
262:ヤタロク
09/05/05 10:41:00 Jg4B3lsO
「インテリジェンス」
機械化された偶像が
街の神を奪い去った
気づくことも忘れた街
今日も電車が走る街
ああ 乾いた文明の匂いが
むせかえり鉄骨を築く
崇高なマンションが生えたよ
みんなみんな入れるんだ 嗚呼
ハイセンス 回転する現状
アナーキストな僕は泳がされてる
マイセンス 邁進する戦場
闘いの場だなんて知る奴もいない
共感をされたいのです
僕のことを好いてください
誰もかれもそれを思い
押し付けながら動く街
ああ 嘆いた啓蒙の叫びが
虚しくも鉄骨に響く
洗脳が飲み込んだ街じゃあ
みんなみんな幸せだ 嗚呼
ナンセンス 概念なんだよきっと
考えることをやめたから幸せ
マイセンス 止めたらもう死んで
ただ街に繋がれた病人になる
あらがっても無理だろ
大衆が偉いんですもの
大衆様は話します
ああ昨日のドラマ見た?
ハイセンス 回転する現状
アナーキストな僕は泳がされてる
マイセンス 邁進する戦場
闘いの場だなんて知る奴もいない
ハイセンス 回転する現状
アナーキストな僕は泳がされてる
マイセンス 邁進する戦場
闘いの場だなんて知る奴もいない
分かれ解れよでなきゃ死ね!
263:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/05 21:33:04 MGwE+4mU
「世我」
アドリブでパン粉はたき
左足はしゃちほこのバランス
赤ちゃんの顔で火を吐いて
中華鍋マンタンの白締油にいたずらする
後悔は先にわかってた
それでも褐色してみたいのは
やっぱり他人のいうGWだから?
オリャ知らねえ
わからねえ
と呟きながらの今日は五月五日のこどもの日だ
よーしこどもになってやる
スーパーファミコン取り出して
ストリートファイター2で選ぶダルシム
世我世我世我とひとりごちて
絨毯の上は王国気取りだ
やっぱり背後から台所は炎上して
立ち上がるのはめんどくさ
明日こそは青年っぽく河原で思惟に耽ってやるぞ
テレビでお天気お姉さんが雨を告げた
まんまとカーテンが毒ガスを噴きはじめて
そんじゃー明日は大人っぽい歯車になって回ってみるか
ダルシムは熱くもなんともないフレイム吐いて
テレビの特集ではトラック野郎がうなだれる
オリャ知らねえ
わからねえ
264:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/05 22:38:19 MGwE+4mU
>>188
>木は堅いし柔らかい
そのまんまやん!もうちょっと色気のある表現はできんのか。
エロいって意味ではなく、存在を匂わす立体的なって意味で。
何より冒頭から面白くもなんともない当たり前の説明で始まるんじゃ興味をもってもらえない。
>枯れているのか生きているのか分からないようならば/ちょっと傷つけてみてくれると良い
「みてくれると」に違和感を抱くが、これは布石。
>痛くない/樹液が出てくるのが分かるだろ
ここも布石。読者は囚われて読んでやると良い。
樹液出てくると痛そうだけど本人痛くないと言ってるので気にしなくても良い。でも気にさせる狙い。
ちょっとあざとい。
>目が見えない/だからあなたの瞳に対応できない
目が見えないからなんかなぁ、と読者は深読みしてしまう。
ただのチキンちゃうんかと。
>しかし木にも想いはあるぜ
「あるぜ」と来た。いきなりのロッカー言葉にちょっと引く。
>外に向かって芽を出し葉を茂らせる様子で自己表現しているんだ
「自己表現」…。まんま書くのか、その言葉を。
>花を咲かせることもある
ようやく多少色気ある表現。しかし手垢にまみれまくっているのが悲しい。
結果を出すこともあるのね。そのうち実も結ぶ?ふーん。そんで?
>あなたを僕の上に登らせてあげたい
ほう?ちょっと興味出て来た。
>小さな体からの目線では見たこともないような
「あなた」は小さいのね。ふむふむ。
>見晴らしの景色が見えるだろう
見晴らしの景色…。なんかうんざりした。
そんな色のないこと言う木の上よりは東京タワーか通天閣か博多タワーか伯耆峰大山にでも上りたい。
>根を張って動けない僕
今度は木の「動けないこと」へ視点を移す。
この視点の移動ができない奴が多いんだよな。
単調で動きの小さいカメラワークで延々と平板な情景を見せるのかと思ったら途中で終わっちゃうの。
この作者は基本的なカメラワークに関しては心得ていると思う。
無理に個性を出そうとしてなのか、特に終盤でへんな方向へ動かしがちなのがいつも気になるが。
うわぁ!1レスで済まなくなっちゃった!
265:サワヤマ ◆NNPDeovw.c
09/05/05 22:46:33 Gf1pQ/2H
夏至、暁の五時、
裏庭に太陽の臭いが消えて、
夜の、影を染める、
永遠は筒上になっていて、やがて黒い点が見える、「汚い蝿が。寄るな」
私は黒い血が流れるのを感じた。
たまらなくなり、リビングにいくとテレビコマーシャルが流れていて、アニメ調で、しかし四十過ぎの女の声がした。
ポップな公共キャラの向こうで、首にされないべく、必死に金切り声をあげる女の姿が見え、荒唐無稽さにぶん殴ってやりたく思い、「ひっ」と自らに怯み、「ぶはっ」といいながら、吸い込むように、私は夏の黎明を抱き締めた。
目が覚めると、正午だった。濱辺にいた。
「なんかお前顔赤いな」
夏のさいごっぺだ、とても暑かった。
私はうんざりした。
炎天下、なにをするでもなくたっていた。
「ビール飲まないかあ!」ニキの叫ぶ声が聞こえたが、砂浜から足を動かすのは億劫で、急に動くのが馬鹿馬鹿しく感じられ、足は一歩も動かない。
266:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/05 23:01:25 MGwE+4mU
↑続き
>君と遠く離れてしまったから
上に乗せたかったんだけど「あなた」は離れて行っちゃったのか。
あれ?「君」なのか。じゃあ次の女か?このひとりドンファンが!
> いつかは花粉を飛ばして/君をここへ誘い込みたい
いやフツー嫌われるだろ、花粉なんか飛ばしたら!
というツッコミを期待している。あざとい。
>僕は生きているんだ/言葉にしなくても分かるさ
花粉はどうしたんだ!
いきなり「僕」に帰るのでドン引きする。
>僕の思いを感じておくれ
なんかストーカーっぽいキモさに更に引く。
読者をギリギリまで引かせておいて詩人はひとりごとで締める。
>泣くな俺よ
>流した涙のもとに
>野の花が咲き
>良いと呼べるような日がやってくるさ
しかし最後はなかなかいい詩になっている。
直前までのキモさがここでは薄れている。
それは自分を突き放したような視点の引きがあるからだ。
いわば「俺」に加担しすぎていないから読者が入り込んで行ける余地がある。
「僕」が「俺」に変わったのは「君に対する僕」が「俺に対する俺」に移行したから
ってわけでもねーよわけわかんねーよ。
総評としては自分のことばが全くなく、借り物のことば
しかも著しくぎこちなく無味乾燥な表現ばかりで書かれている。
それは作者が世界を信じすぎており、絶望を知らないからだという気がする。
(ああ、そうですよ。オレは作品と作者を必ずしも切り離しては考えませんよ)
しかし作者が何かを表現したいと願う気持ち、
そのためにも向上したいと願う気持ちはひしひしと伝わってくるような作品だ。
そんなことオレにはどーでもいーとはいえ、好感度は高かった。
現在のオレはともすれば小手先でテキトーに書いてハイ、カンセーとしがちなんだけど、
何が何でも表現したい!と思っていた頃の熱さをこの作品に呼び覚まされた。
評価はD+!
267:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/05 23:21:06 MGwE+4mU
>>189
なるほど。人称の乱用が世界を揺り動かしている。D-!
>>190
箇条書き風にひとつの心情世界を作り出している。
箇条書き風なだけに最後のほうの「そうじゃなくても」がわかりにくい。
箇条書き風なら各連を独立にするべきだ(一番最後だけは可)。
とりとめのない心の表現はよく出来てる。C-!
シンプルなのに味があるというのは結構すごいこと。
箇条書き風ってのはこうやってもじもじ並べると味が出るんだね。
誰か「箇条書き風に詩を書くスレ」とか立てないかな。面白そう。
>>197
清々しい。
日本語を大人レベルで使いこなせる赤ちゃんの誕生。
しかも翼がある。
タイトルがない以外何も言うことはない。C+!
この場合タイトルがないと特に詩作品というよりはマンガかなんかの挿入文みたくなっちゃうんだよな。
268:桃
09/05/05 23:24:34 i+HNrVT1
梅雨ノ
露草色の空がポツリポツリと泣き出したので、
文字は滲んで読めなく成つたのです。
雨の日に届ゐた手紙は読まれずに、
箪笥のヒキダシにでも仕舞われるのが運命で。
其れが無念な文字達は浮かび上がつて、
アレヨアレヨと再び文章を構成しました。
だうにかして読まれやうと、
私の瞼を擽(クスグ)るのです。
シトシトと雨は降り続き、
私は蝙蝠傘を差して外に出ました。
隣の庭先に咲ひた紫陽花は、
雨に打たれてより色濃く見へます。
「おまへ達は何時でも綺麗だね。
此れだけ鮮やかな紫色を、私は他に知ら無ひよ」
紫陽花は自慢の花弁を揺らして応へました。
美しく見られる為、
咲かす事に専念してゐる花は本望なのでせう。
其の時、
石垣の奥に傘も差さずに佇む女を見たのです。
ぼんやりとしか顔は分かりません。
カランコロンと下駄の音が近付くと、
雨で濡れた冷たひ肩が強張りました。
あれは…私ではありませんか。
「ワタシガ存在スル意義ヲ開示セヨ」
花は見られる為、
文字は読まれる為、
其れなら私は…
貴方の視界に入る為。
貴方の瞳が真直ぐ私を捉へた時、
やつと私は私に還る気がするのです。
269:名前はいらない
09/05/05 23:25:20 cm07tRyD
土曜日の夢
ねえ
飛んだよ
光が落ちる町
手に溢れたのは
影たち
怖いよ
明日、明後日
影が正午の町で
クスクス笑ってる
空の遠くを
羽ばたくように
影を落として
見えなくなるまで
落日が苦しそうに
森の光を連れてった
苺のかおりで
目が覚めた
日曜日の朝を
いつまでも
270:桃
09/05/05 23:31:31 i+HNrVT1
変化
昨日の朝の話。
時刻通りに、アラーム止めベッドを降りた僕。
クローゼットから制服のシャツとネクタイ、
ズボンを取り出し着替えを済ませる。
そして一階の洗面所に向かう。
そんないつもの朝だった。
レンズを入れようと瞼に触れた時、
ヒヤリと冷たい感触に思わず手を離す。
ガラス玉。
僕の右目はガラス玉に変わっていたのだ。
そして今朝。
右目はやはりガラス玉だ。
さらにもう片方、
左目は半透明の石に変わっていた。
シャワーを浴びる鏡越しの肩に、
プラスチックの様なものが生えている事に気付く。
それを引き抜こうとすると、
無感情に冷たいオイルがタラリと滴った。
何かが僕を支配しようとしているのか、
それとも別の僕が生まれるのかは分からない。
しかし驚く事はないのだ。
ポケットの奥に、鞄の隅に
どこにでも転がっている事なのだから。
『優等生』
『いい子』
『模範生』
親にも先生にも友達にも、
誰にも内緒で隠している。
僕は制服の内ポケットに隠しているのだ、
刃物と衝動を。
それを無差別に使う自分自身を、
恐ろしく思う。
だから明日
僕にどんな変化があろうとも
決して恐くはない。
271:桃
09/05/05 23:54:28 i+HNrVT1
読み返したら、
詩ではないような気がしてきたわ。
綿菓子と雲みたいな関係ね。
272:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/05 23:55:57 MGwE+4mU
>>219
「かなしい」「悲しい」「哀しい」の使いわけは
よくあるレベルにとどまってはいるけど感じるものはある。
悲しいはひとりの痛み、人としての悲しさ。
哀しいは人の中での肉体疲労みたいな心情、人間としての哀しさ。
かなしいはそれらを包(くる)むかなしさ。「汚れは/夜中の公園に/放してね」「どこまでも/与えられた飯を/頬張るね」
↑このへんが特に素晴らしい。
かなしみを確かに見た。そのかたちを見た。A!
>>221
オレに貴方の思想は批評できません。詩を批評するのみです。
>花が新しい命を芽吹いている。
いきなりのこの日本語として正しいのかわかりにくい言葉。
引きつけられるようでいてその実作者に対する信用がいきなりガタ落ちして読む気がなくなります。
そして猫やら故忌野氏のことやらを飛び石にして本題へ入って行くやり方。
文章の書き方みたいな本のお手本を応用したような堅苦しさが拭えません。
これが詩じゃないとはいわないけど、詩だとしたらなんとも作文そのもののような詩だなぁと思います。
後はどうでもいいです。>>188の粗削りさのほうがまだ何かを感じさせてくれます。D!
>>225
桜の枝が蕾を持っているのか…。
なんかぎこちない日本語だな。でもかわいい情景だな。うまいのかな。
そう思って読み進めて行くと、無理して詩っぽい表現を気取っているのがバレバレだった。
すごく退屈でひどくセンチなキモい世界だ。
自殺しろ!ガソリン消費量をお前ぶん減らしてくれ!D!