君のセンス5段階+αで評価するよ{vo.82}at POEM
君のセンス5段階+αで評価するよ{vo.82} - 暇つぶし2ch1:名前はいらない
09/04/21 22:52:39 IN2+qBpf
Aランクを目指して詩を書き込もう。
皆さん、ガンガン評価しましょう!

A:プロ並み。出版社にもってけ。
B:言葉の狩人。
C:光るモノを感じる。
D:素人。
E:まずは日本語の勉強を。

前スレ
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.80]
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2:名前はいらない
09/04/21 22:53:40 IN2+qBpf
前スレ書き込めなくなってたので。

3:名前はいらない
09/04/21 22:59:19 5EK1bd/G
>>846 再評価希望です

4:名前はいらない
09/04/21 23:17:37 isA8kJl9
誰が私を笑おうが私は私

そうやって生きてきた
知ったような目でこっちをみるな

あんたとは違う

中指立ててFUCK YOU

あんた嫌い

5:名前はいらない
09/04/21 23:24:15 u5boz7im
前スレ未評価も入れて
↓此処からスタートしましょう

再評価もね 無視希望の人はスルーで

6:デラシネ ◆HDMUcC9vFA
09/04/21 23:51:07 nQMyKJQB
>>1 おつかれさま。

前スレ
>>710 >>712 >>733 D+
興味深い。と思って読み始めたのですが、
3回読んでも何が言いたいのかわからなかったのは、私だけではないはず(汗
表現が浮いてます。ジャンキーの独り言みたい。
「僕一人」と、世界から切り離された感じが、なんとなく伝わりました。

>>725 C-
面白い。「絶対零度への憧れ」という言葉にセンスを感じます。
彼女は何かの比喩でしょうか。
中盤、中だるみしてるような気がしますが、最後の節に、力強い意志を感じます。

>>759 D+
肉食べるのはしゃあないやん。問題提示されても困る。
牛の視点からを増やすと、切なさや矛盾感が伝わったかもしれないです。
少年は、無邪気に残さず食べてればいいような気が・・・

>>780 D+
水に沈めたはずの悲しみが浮上する様が伝わってきました。
でも、中盤説明が多くてちと醒めます。
なぜに鯉?

>>783 D+
直線と曲線が交じり合うのは一瞬しかない。その祝福。
みたいな事を書きたかったのでしょうか?
ファンタスティック。なのでしょうが、いまいち情景が浮かびませんでした。
でも、後味がいい。

>>791 C-
この感じは好き。でもかなり投げやりに書いてませんか?
もう少し、詩としてつくって欲しかったです。
「心は身体に閉じ込められて長いから、もはやえんりょをしなくなってやがる」に共感。

7:名前はいらない
09/04/22 01:07:53 SrP7qZEP
いちおつ
>>6
評価ありがとう
彼女と同じベッドで寝ると朝が来るまでの夜には恐怖さえ覚えます


「手紙がまずあるとして」

まずあるとして、手紙が
机に、あるとしよう
そう机もあるとする
手紙は机の上にある、としよう
机はリビングに
いや、四畳半の小部屋にあるとしよう
小部屋があるとすれば
下宿があるとすべきだろう
下宿のあるとする通りがあるならば
そこらには商店を連ねるとしよう
蕎麦屋があるとするならば
長寿庵と名が付くのだろう
長寿庵があるとして
その前を配達人が通るとする
配達人の鞄には手紙があるとしよう
手紙があれば書いた人が居るだろう
手紙がまずあるとして
横にはペンがあるとする
万年筆であるとすれば
四畳半の小部屋には無いだろう
そうだ、書斎があるとして
そこには丁寧に作られたとされる装飾の机があるとしよう
机の上に手紙があるとするならば
その前にはインクを走らせる男がいるだろう
男が居るとするならば
女が居るのであろうし
女が居るとするならば
男は隠れるように居るのだろう
男女があるとすれば
愛を見つけるのはたやすいだろう
二人の愛には距離があるとして
その間を埋めようとするだろう
手紙がまずあるとして
その瞬間、名前はまだ無いだろう
二人でそれを見ているとしたならば

8:名前はいらない
09/04/22 01:08:42 Pvb5NV++
地球は丸い
たくさんのいきものがいる
それぞれ人生という命をあたえられた
自分もその一人

今地球のどこかで泣いている子供、生まれたばかりの赤ん坊、悩みを抱えた少年、悪を企むテロリスト、そして家族だって

ここに生まれたからこそみんなそれぞれ命があるんだ

自分はここでどう生きようか

感ずるがままに生きよう

鳥肌は嘘つかない

9:デラシネ ◆HDMUcC9vFA
09/04/22 01:43:53 /QtqhG1f
   「真夜中の病」

空が手招いて 大地の底が手招いて

引き千切れ ぶっとんじまったあたしは

誰も何も届かない宇宙の果てで 
いなばの白兎のごとく震え

霊魂渦巻く地底の底で
リリスの嘆きを叫びだし

ふと目を開けて

隣に眠る人の手を握っている

ああ なんてあたたかい
ああ これが心臓の音

あたしは人間でありたい









10:名前はいらない
09/04/22 02:03:52 1+zIKgtQ
「はい四人組つくって~」


僕のとなりにオジさんオバさんそしてその足りない息子
朝から晩まで僕のことを 一緒について回る

僕のとなりにオジさんオバさんそしてその足りない息子
朝から晩まで僕の横を ぺちゃぺちゃお喋りしてばかり

目を合わせるたびメンズモデルのポーズ もういい年してるのに (オジさん)
帽子の赤い羽根飾り それって鶏の羽だよね 僕は知ってるよ (オバさん)
鼻水たらして汚いって何度言ったら分かるんだ どうしようもないね (その息子)


僕のとなりにオジさんオバさんそしてその足りない息子
今日も僕の迷惑考えずに おおいばりしてるよ

僕のとなりにオジさんオバさんそしてその足りない息子
コンサートホールパン屋映画館美術館 いつも僕をつけまわしてばかり

道行くお巡りさん苦笑い「朝から本当にご苦労さんキミは一人で偉いね」
分かってくれるのあなただけだと思ったら涙出た
だけどその涙の半分は お巡りさんじゃ僕を救えないってことで
同じ口で笛をぴーって吹いて彼は突然言うんだ「はい、四人組作って~」

オジさんオバさんその足りない息子 そして迷惑顔の僕
今日もみんなからおかしな視線を受けながら街をさ迷うんだ


幸せになりたいよ 僕の幸せはどこ?

11:名前はいらない
09/04/22 03:26:18 2+/1TIOs

前スレ評価

>>710
体言止め使うなよ読みにくいww
と思ったら韻踏もうとしていたんだね!
二文字韻じゃ爽快感に欠けるからもっとハードなライミングに期待。
「ないない」と「ようなように」は聞き手おなかいっぱい!気をつけて。
飾りを取っ払って、四、五連のメッセージを読む限り、
もっと腹の中の、怒りとか激情を発酵させたらパワーのあるものが書けると思うな。
で、肝心の飾りのほうは、
こういう世界観好きだからこのまま伸ばしていって欲しいと思いました。

なのるなもない好きだから厳しめにC-

>>712
続きがあるのか!
同じく世界観は面白い。メッセージ薄い。
「ないない」「ようなように」 癖ならいっそ、もっとしつこくこれで踏んじゃえば?

ちょっと劣化したかもD

>>733
これ一番好きだな。メッセージなんざ皆無だけど哀愁はたっぷり伝わってくる。
等身大?の気持ちいい世界広げていってください。 C+

12:名前はいらない
09/04/22 04:29:23 lqoOtFq7
『街灯』

街灯にたかっていた
小さな虫たち
進化した明かりは
お前達を
寄せ付けない物に変わった
 
深夜の集会
今はどこでやってるんだい
みんな元気でいるのかい
離ればなれに
なっちゃいないかい
 
ブンブン五月蝿い音出して
時には口ん中
突入してきたりして
お前達はまったく
迷惑で仕様がない
でもお前達にも
家族があるだろう
仲間がいるだろう
日々の暮らしがあるだろう
 
人気のない街灯は
綺麗ではあるけれど
なんか寂しく見えるよ
まぁ何匹かなら
戻ってきても
いいんじゃないか?
 
人間もさ
お前達となんにも
変わりはしないよ
目障りな奴ばかりだ
 
 
街灯にたかっていた
小さな虫たちは
もういない
進化した明かりは
こんな俺の言葉を
寄せ付けるようになった

13:とら
09/04/22 09:29:44 q0n/xQZV
「一粒の証」

僕は今日まで
溢れ出しそうな君の名を
喉の奥に押し込んで
必死に隠してきた

その度に
冷たくて大きな
雨の粒が一粒
胸の奥に染込む
感覚を覚えるの

苦しいようで
とても愛おしい瞬間

僕の中にまだ
君がいる証

もう僕の瞳に
君の姿映すなんて
出来そうもないけど

こうやって僕から
温かくて大きな
涙の粒が零れるのは

確かに
そう確かに
君との日々があった証

14:名前はいらない
09/04/22 12:03:09 4c3bi6S0
黄昏。幸せの残骸。夢の亡骸。
…影が笑いながら、出迎える。


15:名前はいらない
09/04/22 14:54:26 2zS76YI5


「枯れない花」

私はたくさんの花を心に咲かせてきました。
しかし私にはもう必要が無いようです。


誰でもいい
どうかこの花々を貰ってください。
私の人生とも言えるこの花を貰ってください。

そして来るべき時には
また誰かにその花を譲ってあげてください。

さすれば
それは枯れない花へとなるでしょう。




16:名前はいらない
09/04/22 16:22:03 2+/1TIOs
>>4
Blogでどうぞ。

>>7 C
落としどころが素敵ですね。
もっと動的イメージを膨らませてみたらいかがでしょう。
あまりにも綺麗に、眠たくまとまっている印象があります。
好きな人にはたまらないのでしょうが、これは好みの問題でしょうね。

>>8
詩的な表現になってるのは最後の一行だけですね。

>>9
全体的に使い古された印象がぬぐえないのはどうしてでしょうね。

>>10 D
四人組に込められた寓意が掴めないのは、私の想像力が貧困だからでしょうか。
この詩は誰かを慰めたり、何かを気付かせたり、そういう力を込めて書いたのですか。
それともあなた自身のために、あなただけに通じる言葉で書いたものですか。
誰かに自分をわかって欲しいというのは創作の本質ですが、
それだけの熱意では突破できない壁の前に佇んでいるのではないかと思います。

>>12 D
日常の一コマ路線で行くのなら最後が余計で、
あなたにとって、最後の一連がどうしても大事なら前半は媚びないほうがいい。
「俺」が「こんな」呼ばわりされるのに耐えられる説得力はないと思います。
これ以上何かを加えるよりも、削る勇気が必要だと思います。

ああもうめんどうくさい。
>>13-15
何のために詩を書いてるの?
ラブレターやポストカードに添えるならいいんじゃないですか。
私なら過去の詩人の名文句を使いますが。

乱評すみませんでした。
A~E評価が欲しい人は他の人に再評価頼んでください。

17:名前はいらない
09/04/22 16:57:51 jr3Pyw/7
>>15 性格悪すぎ E

18:名前はいらない
09/04/22 18:30:42 i6jxZNhs
>>16 E-
>>12 B
くらいが妥当だろw

19:雑草 ◆je5cNlouiI
09/04/22 18:55:43 FAy/5Akh
  乱暴さ

僕はずいぶん乱暴なことをしてきたようだ
他人に暴力をふるったりしたことはない
横暴な言葉で人を傷つけたりしたこともない
それでも自分の人生に対しても
他人の生き方に対しても
ずいぶん乱暴な見方をしてきたものだ
それは私の心が余力を失っていたから
粗い眼でしか物事を見れなかったから
乱暴な心を持っていいことは何もない
失ったものはチャンスや人や時間や数え切れない
自分を守る力があればそれでいい
これからは丁寧に
乱暴さに対しては丁寧に対処していきたい
自分の心に対しては優しい眼を持って生きていきたい
他人の心に対しても同じように


20:10
09/04/22 18:59:54 XUcrWFZx
再評価お願いします。

21:名前はいらない
09/04/22 19:10:38 jr3Pyw/7
言うなってんだから言うなよ

22:名前はいらない
09/04/22 23:18:25 aIrAdSMw
「東方」

東の方からなんか来て去っていった

23:名前はいらない
09/04/23 01:10:31 /62Gj9c9
タンパンニキビはまたヤラセか…

24:名前はいらない
09/04/23 02:07:22 51PCLyBB
>>10

(´・ω・`)んじゃ評価させてもらいます。
横の3人は主人公の家族だと読みました。なら警官が4人組にしようとするのもうまくいく。
で、もしそこでの人間関係の不和を表現するのであれば、
今以上にエグい表現でいっちゃっていいんじゃないかと。
「鶏の羽」「鼻水」だけではまだ「迷惑」って感じが伝わってこないかなー。
「オジさん」「オバさん」「足りない息子」って呼び方も人間味がなくていいけど、
もうひとつ突き抜ける、うわこの連中ないわってドン引きする描写が欲しかった気がします。

D+

25:名前はいらない
09/04/23 06:59:26 GN490ppB
>>24
再評価ありがとう。家族ではなくて、三人を僕の隣の家の家族みたいな気持ちで書いた。
だから突き放した視点で書いた。>>24のご意見どおり、もっとエグい描写にしてもよかった。
欲を言えば、詩の形式にも着眼して欲しかった。まだ上手い纏め方を見つけられないから。

26:名前はいらない
09/04/23 19:48:56 bWRRaFs4
眩しさに目が覚めた朝

目蓋を開けると君がいて
無意識に接吻を交わした


冬の寒さは慣れたけど
君がいない痛みは消えなくて
虚しさだけが僕を悩ませた

そうさ皆
孤独な生物なんだ

無情な暑さより
優しい寒さを受けて

春へと向かう僕達
その胸でなにを感じる
なにを考える


悩みすぎた僕達
もう少し冬が続けばいいのに


出せなかった答えを
胸に残して
また…
新しい季節が降り注ぐよ


27:名前はいらない
09/04/24 02:32:48 ic52qGC6
「I Wanna be」


右にならえで育つロボ
俺は異端なはずだった
不良品なはずだった

将来の夢「サラリーマン」

普通がいちばん
平凡になりたくて
そんなことをつらつらと
猫みたいな君は笑ってた


単調な言葉と意識
いつの間にか俺もロボ
流れに沿って上の階へ

どこかで間違い 逸れていきたい

インスタントな日常
どこかへ行きたくて
俺はシドにはなれなくて
隣にはシドを知らない君がいた

右にならってきた結果
何も出来ない不良品
廃品回収はまだこない
執行猶予は自由時間だ

何も始まらなかった1日の終わりに
君はまたここに来てくれた
日々の雑事は 今はいい
君をきつく抱き締めた
ここから何か始めよう

28:ヤタロク
09/04/24 09:44:50 N3CfwdIV
「ユニクロフィーバー」

飾っている 飾られている
美徳 感覚 平行 平行
気付いているのは やはりが阿呆面

ほら群がれよ 人気者の群れだ
崇めよ 讃えよ
ほら蔑めよ 不人気の集だ
退け 避けろよ

啓蒙 啓蒙 啓蒙! 叫ぶのは阿呆面連中
流行 流行 流行! 泳ぐのは阿呆面連中
節制 節制 節制! 勝つのはどちらだ

俺はひとり優雅に牙城を築き
紅茶をすするひとりきりの馬鹿気取り

啓蒙! 流行! 節制! 勝つのはどちらだ

俺は文化の匂いにむせかえり
春の窓辺のひとりきりの馬鹿気取り


かまってほしいのだ誰も彼も
そのためのスタンスなのだ
どの阿呆も



29:雑草 ◆je5cNlouiI
09/04/24 14:34:14 MEW+AEuk
>>26
自分の恋愛について、とても客観的な眼を持って、体験談として自分の感情を織り交ぜて語っています。
技術的にも、普通の平坦な文に終わるのではなく、アクセントをつけて、読ませる。とてもいい恋愛の
話しだと思いました。なぜ別れたのか、その理由にまで踏み込んでも良かったのではないか、という
点だけが、勝手にも気になりました。C-

>>27
文の提示の仕方が過不足無くて、上手いと思いました。もっと異端についての思いを込めて描き込んでも
良かったような気がしました。個人的なエピソードなど。自分の人生に不満を持ちつつも、自分だけの
君を見つける、という、最後がいいと思いました。C-

>>28
世間についての鋭い見方をして、飾っている、というのがキーワードだと思いました。自分と世間の
やり方の違いがもっと鮮明に出していけば、良かったのではないかと思いました。最後の文は、
悟ったような、あることについての答えを出していて、スカッとしました。C-



30:雑草 ◆je5cNlouiI
09/04/24 14:51:00 MEW+AEuk
未評価(>>853

前スレ
>805 >808 >809 >826 >837
>839 >843 >850

このスレ
>4 >8 >9 >13 >14
>15 >19 >22

再評価

前スレ>846

31:雑草 ◆je5cNlouiI
09/04/24 15:07:56 MEW+AEuk
>>805
最初の連の意味が分かりませんでした。恋愛について、皮肉っぽく描いていますが、なかなか
面白く読めました。それは、視点に一貫性があって、ある種のカタルシスを感じられるからです。
かなりの恋愛経験者か、大人の人かと思いました。C-

>>808
幼い頃のある記憶について、述べてありますが、最初の行など、とても美しい、いい文章だと
思った。小さな窓辺というのも、詩的です。なぜそんなに兄と弟に思い入れがあったのか、
ただ仲が良かったからだけではないように思えて、知りたかった。題名が、難しすぎて
分かりませんでした。C

>>809
恋人に対して、とても思っているのが伝わってきました。どんな題材をどうやって提示するか、
詩作とは、そんなことで成り立っていると思いますが、この詩からは、あふれ出す思いを
描いていて、とても自由な感じがしました。ころして、なども、ひらがなにすることで、とても
思いが伝わってきました。C

>>826
詩とよぶには素朴すぎるほど淡々と事実が述べられていますが、内容はとても共感できるもの
でした。メッセージはよく伝わってきました。D+



32:名前はいらない
09/04/24 16:17:53 mpyKuAxC
ふいに木にぴゅうとふいて
ざわざわ 枝にぴょんと跳び
ゆらゆら 葉にぴたとつかまり
手にべたと汁がつく

33:雑草 ◆je5cNlouiI
09/04/24 17:20:23 MEW+AEuk
>>837
外に目を向けてみたら、という呼びかけがされていますが、それを単純に述べるのでなく、読む人の
立場に立って、印象を、計算しているのか、とてもユニークな詩になっていると思いました。ルール
の辺りは、なかなか深いことを言っていると思いました。なんとなく優しさを感じました。C-

>>839
言いたいことが整理されていず、破れかぶれな印象を受けました。最後の行のかけことばは、特に
まずいと感じました。D-

>>843
難しそうな詩に挑戦されていると思いました。というのは、特に文章に凝るわけでもなく、思想的な
新しさを探すのでもないからです。心の自然な流れをそのままに、まとまった内容の詩にしているのは
いいと思いました。詩自体も素敵なのですが、それを支えているのが、嘘のない心だと思いました。C

>>850
言葉遣いなどから、若さを感じました。内容は、防犯カメラについてだけど、飛び抜けていい表現が
ある訳じゃないけど、破綻せずに言いたいことを言っているのは、評価できると思いました。こういう
詩も面白いと思いました。D+

34:ヤタロク
09/04/24 18:31:22 N3CfwdIV
「雑草さん」

野に咲く花に名を付けよう
僕らが愛しやすいように
野に咲く花に名を付けよう
彼らもまた生きているから

君の名前の意味はどうだい?
大きな理由があるはずだよ
同じように彼ら花にも
素晴らしい名が必要だよ

ただし 悲しいことに
名も無き花がそこにはある
僕が知らないだけかもね
けれどそれは僕が愛すのを止めたから

名も無き花愛されない花
かつては愛されていた花
今はひとつの雑草となり
知らぬ人の群に生きていく
知らぬ人の群に生きていく


君の名を知る人はいるかい?
君の名を知る人はいるかい?

いつか誰もが知る花になりたい
いまはただの雑草だとしても



35:名前はいらない
09/04/24 18:38:51 zCxVjPgN
>>29

26です。
評価ありがとうございました。

36: ◆fUUVcfVsJM
09/04/24 19:00:10 YgtxtZqQ
「二面」

主流だったのは
シューティングゲームやアクションゲーム

筐体でプレイの最中 うしろで列をつくっての順番待ち
にもかかわらず うしろの奴らが
筐体にコインをすでに投入していて
クレジットが溜まりまくっている

うす暗い照明 ガラの悪い店員のおやじ
タバコの煙が天井までとどいて
薄い雲をつくっている

コイン投入口で 糸や針金や電子ライターをつかった
不正遊戯―そのスリル
 
不衛生な汚いトイレ
つねに不良のカツアゲの危険と隣り合わせの
うす汚いアンダーグラウンド スラム街

いかがわしい世界の いかがわしい文化
そんなおれの昭和の文化ももうとっくに滅びうせた

店内の照明は明るくなり 
トイレは小ギレイになり

プリクラや クレーンゲームが置かれ
いまやゲーセンは
ファミリーやカップルも来る場所へと変化した

アーケードゲームは
オンラインとカードによって
全国規模で集計される対戦ものや 
協力プレイで探索するアクションRPG 
そして 育成ゲームにまで進化した

それらに夢中になっている
いまのオタクや子供たち―



37: ◆fUUVcfVsJM
09/04/24 19:01:15 YgtxtZqQ
(>>36のつづき)

おれは 昭和を思い出すため
押入れのダンボール箱から
ファミコンとカセットを  
引っ張りだして
数本のゲームソフトをやってみる
埃は落としたが 
それでも黄ばんでいるファミコン本体
チープな音質だが それがかえって耳につよく残る名曲たち
 
(このヘタすりゃ すぐにやられちまう
シビアさと理不尽さは ある意味 
社会に通じるものがあるな )

一面 最新の特急列車のように過ぎていった 
難易度の低い十代
問題は 難易度が高い二面
つぎつぎに 難敵が襲ってくる
やがて 索漠とした 果てしない荒野で
延々と 一人でさまよっている― 
家庭ももてず 恋人もない
いつの間にか 
世の中からも 時代からも取り残されたオレ
クリアの見込みはない 
ウラ技もない 
それでも生きていくしかない


38:名前はいらない
09/04/24 19:24:11 NT1Hlm6l
スーパーマン


父の仕事はゴミ収集。
子供の頃に「お父さんの職業は?」という質問が大嫌いだった。

何度も父の仕事に同行した。
臭いゴミに顔を歪めることなく
黙々と日に焼けながら
ゴミを車に投げ入れる。

近所の売店のおばちゃんが
「お世話になってるから」って
たくさんのお菓子をくれた。

父がしてる仕事は
恥ずべきことじゃない。
そう子供ながらに思ったよ。


でもね。。
燃えるゴミの中に混ざった
割れ瓶で父が怪我をした時に
一度だけ言ってしまったんだ。
『なんで…
なんでそこまでしてするの?!
こんな仕事、全然割りにあわないよ!』
って。


そしたら困った顔をして
でもいつものように笑って
おちゃらけながら
「お父さんは
みんなのスーパーマンなんだ。
スーパーマンがいないと
みんなが困るだろ?」

それを聞いてボロボロ泣いた。

父の仕事は代わりがいない。
父がやらなきゃいけない。

割れ瓶で怪我をしても
熱があっても
腰を痛めていても
日曜日以外は収集に行く。


父は50代半ば。
まだまだ現役で
今日も収集に行っている。


お父さん
あなたは私にとっても
スーパーマンです。

39:名前はいらない
09/04/24 19:58:19 jDjrf/UY
>>33

839です。
真摯に受け止め、精進したいと思います。ありがとうございました。


40:名前はいらない
09/04/24 22:41:05 7Lq2bh9b
「メランコリー」

あっちのほうまで 並ぶ街灯
五時になったら 一斉にばばば
何十匹の蛍が 飛んだような景色か

ぽつんと一本 仕事をさぼる街灯が
周りの連中が笑ってるか怒ってる

「みろよあいつ、仕事してねえぞ」
「ほんとだ、車にぶつけられて折れればいいのにな ははは」

仕事をしたくないのか したくてもできないのか
後者なら弁解の余地はある 

だけどあの子は 口を紡いで ただ地面から黄昏へ
一文字に立ち続ける


41:雑草 ◆je5cNlouiI
09/04/24 22:51:02 MEW+AEuk
>>34
ヤタロクさんありがとうございます!とってもうれしいです。こんな事があるなんて、今日はいい日だなあ。
自分に対して自信を持って、という激励だとうけとめました。いつか花咲く日もある、と信じて
がんばっていこうと思います。因みに僕は作家を目指しています。名前の由来は、大学時代に
ある生物学の教授が定年になることになって、その方は雑草を専門に研究されていたとうかがって、
素敵な話しだと思ったことがきっかけです。C評価させていただきます。

42:名前はいらない
09/04/25 01:04:34 fQk88w4A
「引くに引けなくなったアホ」

猿も木から落つると賢者が云い
そうだそうだと木の下へ
来る日も来る日も待ち続け
まだかまだかと唸りたる

いつか猿を見出して
手より石を投げ出したまう
俊敏華麗に跳びかわす
木より離れたる猿見ては
落ちたものぞと笑いたまう

不気味な笑いに恐れいて
一目散に逃げだすも
後ろ姿は嘲りよう

43: ◆uBMOCQkEHY
09/04/25 07:33:56 2Yyid62G
「声」

手垢のついた言葉だけれど
君には一度も言えていない

失ってしまうのを恐れ
同じループを繰り返してる
失ってしまうのを恐れ
口を開くのを躊躇っている

日常から逃げ 絶望から逃げて
たどり着いたのはどこ?
「何もない」
俺の声が聞こえた
耳障りな俺の声が

聞いてくれるのは君だけで
マグロみたく矢継ぎ早に
くだらない言葉を紡ぐ俺が
堪らなく嫌いだ

飽きただろう?眠いだろう?
だけどあと少しだけここに居て
空しくもがいてる俺のそばに

飾る言葉なんて持ってない
耳障りな俺の声で
ただ一つ持っている意識を
「君が欲しい」

傷つけはしないから
泣かせたりしないから
甘えたくはないから
ここより先の瞬間、君が居るだけで

客観視出来ない
かぎりなく透明な感情に今一度
この身を委ねてみようか
新しい声はその時見つかるだろう

44:さみだれ ◆n.DUTbwJIc
09/04/25 16:28:17 yDUwR7Z/
「メランコリヤ」

街と町を繋ぐ橋から美しい夕日が望める
雲が隠すことなく、赤は青を塗り潰す
髭面のお爺さんは眉間に皺を刻んだ
こんな真っすぐな光の絵画を眺めてなお

メランコリヤ
蔑むことなかれ
あなたとて同じだ
じきに追い付く闇と何ら変わりない

僕は死ぬと言った
嘘だとわかっていながら
北の渡り鳥が
たまたま帰ってきただけのこと
メランコリヤ
ああ!嘘だ。それは嘘だ
臆面もなくそんな空想が
僕の頭を過ぎることさえ
あなたのせいにしてしまいたいのだ

45:名前はいらない
09/04/25 19:40:14 YuMRDJSH
雑草さん
837です。評価ありがとうございました。

46:名前はいらない
09/04/25 20:03:12 BUHuk6Ly
「崩壊」



暗くて緑色で懐かしい
手探りで伸ばした指と指の感触

猛スピードのトラックに乗せられて運ばれた場所は
壁に囲まれた異空間

林檎が大きく膨張していく
緑色の林檎
とても不安で懐かしい

ここに君がいなければ泣いてしまうよ
僕は君がいるから笑い転げている


薄暗くてぼんやりとしている
夢中で伸ばした腕と腕

猛スピードのトラックに乗せられて帰る道では
ほとんど全てのものが尖って見える

林檎はもう自分では制御しないだろう
緑色の林檎
とても不安で懐かしい

隣に君がいないから泣いてしまうよ
僕は君がいないのに笑い転げている
笑い転げている


47:ペド
09/04/26 01:45:02 RTG6HyLn
>>6さん>>11さん>>31さん
評価ありがとうございます。
試行錯誤していきます


「回帰」

これは何処かで味わった感覚。
嫌、確信に触れる何かが在るはず。
確かに、
忘れてはいない。
私はこの場面を知っている。
過去からの記憶か、または未来からの思念か、確かに私はこの場面を繰り返してる。
ここで携帯が鳴る、音が途切れる、灰が落ちる、
窓の外の雲さえも見覚えのある。
何度目?

何度目?

何度目?



頭をよぎる断片的な場面、記憶。
これはデジャブ、なのか。

だが確かにあるこの何かは私に「 」を伝えようとしている、気がする。

喉につっかえた何か、と、私。


どうやら私は何千何億の「 」を繰り返し、ここに存在しているのだろう。

48:あむ
09/04/26 10:16:23 JP0bMymC
「ミサイル・ボーイ」


外は土砂降りの雨
でも、君に会いたいんだ

僕は真っ直ぐ飛んでいくよ

ずぶ濡れになっても構わない
ただ、君に会いたいんだ

君に会えない事のほうが
心が痛むから


この目には
君だけが浮かんでいる

だからただ夢中に
ブッ飛ばすだけさ

このミサイルは
一直線に君まで飛ぶよ


さあ、着地の準備は万端?
存分に受け止めてくれよ

その愛で
僕を優しく…


49:詩人V
09/04/26 21:07:33 LOzev2lf
お願いします

「sin go」

天球の中で生まれた ブラックホールの向こうに
君という 名のシンゴーシンゴー
公園の真ん中で 夜空を浮かべながら
崩してしまいたい
欲情おま●んこに即挿入!!!
そこに春はなく
ぼくの妹
筑波学園研究都市には
ゲットーで育った
神が降臨したのだ
岡村さん何してはるんですか
あなたがいたから
筑波大学生は
全裸 という夢を見た

50:名前はいらない
09/04/26 21:08:24 idj5zBQB
「sin go」

天球の中で生まれた ブラックホールの向こうに
君という 名のシンゴーシンゴー
公園の真ん中で 夜空を浮かべながら
崩してしまいたい
欲情おま●んこに即挿入!!!
そこに春はなく
ぼくの妹
筑波学園研究都市には
ゲットーで育った
神が降臨したのだ
岡村さん何してはるんですか
あなたがいたから
筑波大学生は
全裸 という夢を見た


51:雑草 ◆je5cNlouiI
09/04/26 21:08:26 QH15WCdE
>>4
あんたというのが、漠然としていて、余分な人にも文句を言っている気がします。もっと自分の生き方を
精緻にとらえて、漠然と状況に身を任せるのではなく、多くの人を納得させるような詩を書けるように
期待したいです。D



52:名前はいらない
09/04/26 21:22:31 q+L7sefh
>>50
興味深い。と思って読み始めたのですが、
3回読んでも何が言いたいのかわからなかったのは、私だけではないはず(汗
表現が浮いてます。つよしの独り言みたい。
「全裸」と、世間から切り離された感じが、なんとなく伝わりました。 C 


53:名前はいらない
09/04/26 21:23:58 MDMXhlvv
>>49
時事ネタポエムですね
おまんこは何か比喩表現にした方が良いと思う

54:名前はいらない
09/04/26 21:27:28 e5+yKwsI
>>49
この躍動感溢れる文章からは草なぎ君の叫びが伝わってきます。
B+といったところでしょうか。

55:名前はいらない
09/04/26 21:27:51 T/08aeX1
>>53

この場合は直す必要ない

56:超絶イケメン箱男様推奨
09/04/26 21:28:20 dzFfbAr/
孤独へ

帰りの電車は混んでいて
どこに連れていくのか

長いトンネルの途中
前の人が立った

僕は捻れて席についた
しかし周りに人がいない
トンネルで降りたのだ

どうも僕は寝ていたのか

電車が蛇行していく
どこまでも車両が繋がる先
制服の女の子が見えた
寝ているのか動きはない
僕は席を立ち来た道を戻った

やはり少女は寝ていた
セーラー服に黒の髪を一つに結んでいる

横に座る、電車が蛇行する
その時僕らは恋人になった
とても初々しい恋人になった

少女は恥ずかしいそうだった
僕はそんな彼女が好きだった

直にトンネルが周りを簡単に飲み込んだ

彼女の息遣いが荒くなったそして彼女は僕の耳に静かに囁いた

57:名前はいらない
09/04/26 21:31:49 23LrP/nE
「雪」

白く降り積もる粒は
どこまでも淋しくて
淡く降り積もる粒は
わたしの様にか細くて

この真っ白な空間に
このわたしだけの空間に
足跡を残す人が現れたら
わたしはきっと
壊れてしまう

そして淡く
消えてしまう

58:詩人V
09/04/26 21:37:48 LOzev2lf
すいません、明日から旅行なので連投ですが・・・

「エデンは僕の街先に」

誰か行ってこい
死を望んだ
目玉焼きの目には何が映るのか
そのころロシアでは
Bは確実だな
私たちはそれをリファネーションと呼んでいる
何が何でもリンゴだ
全裸になった
加奈子の薄い紅色をした秘部が
こんなにも心が苦しいのに 世界では


59:名前はいらない
09/04/26 21:38:31 SJJO6z3v
今日もすズめの鳴き声キコえル
今日モ働き生活スル
みんナ人間は働くあリ
たまニはドカンと
ハジけテみようジャないカ
朝カら晩までハたらイてもそんなニ
タノしいもんじゃなイ
ハジけようよ
僕たち

60:名前はいらない
09/04/26 21:39:19 SJJO6z3v
60GET
>>59の題は、「働きアリ」

61:詩人V
09/04/26 21:40:16 LOzev2lf
これで最後

「ユア レコーダー」

SATUGAIせよ
そんな夢はとうに色褪せて
ボクシングをしていたとしても
果てぬ想いは大河になる
星の海を渡っていこう、振り向くことなく、光を追い越し、時を飛んで
飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで
だが彼は・・・。草彅は言った
ああ ボクシングの波風が
いつまでも、どこまでも
さあ釣りをしようよ
ポケットの中のクッキーは叩けば増えるのに
俺の夢はいつまでたっても叶わない
回収されたボイスレコーダーより
壊れかけのレイディオさ
この気持ちまさしく愛だ!
回収されたボイスレコーダーより


62:名前はいらない
09/04/26 21:40:20 4+mr0+n2
>>58
詩をよく理解していると思った
ひとつひとつの文が支離滅裂に見えるけれども
どれもこれもなくてはいけない一文
要所要所が分散して、なおかつバランスが取れて
深見をよく表現している
行間を読ませるとはまさにこのこと



63:名前はいらない
09/04/26 21:42:41 Nrw46zH+
「裸で何が悪い」

2011年まで僕は見られなくなるんですよ、と
着火マンで毛を燃やす
プラスチックの上で転がされる俺って。
ああそれは青春。
風船につけて飛ばした
痒過ぎて気が狂いそう
だから公園で叫ぶんだ
シンゴーシンゴー
冬になるまで
何度でも 叫ぶんだ

64:名前はいらない
09/04/26 21:44:51 kQ9rCsxm
VIPのみなさん出張お疲れさまです
今すぐ消えてください

65:名前はいらない
09/04/26 21:45:02 sD2c/tYd
>>49
C

まず情景が想像し辛いのがマイナスポイント
んでもって読点の使い方をもう少し磨くといいかも
これは人それぞれの感性の問題もあるんだけどな
にしても、なかなか面白い詩だとは思うよ
ちとばかり気になるのはなぜおま●んこなのか
んことおまの間には何が入るのかが気になる
これは単なるミス?それとも意図的な物なのか?
いずれにせよ比喩の方がいいんじゃないかと思う
レスにも比喩にしろと指摘があるしな
たとえば「女の世界」とかな
よい詩だと思うよ、これからも頑張ってくれ

66:名前はいらない
09/04/26 21:46:46 xCsTvT/N
VIPで適当に作ってるやつなのに、結構いい感じになっててワロタ

67:名前はいらない
09/04/26 21:47:16 Nrw46zH+
>>65
頑張ったな

68:名前はいらない
09/04/26 21:49:20 TqyfmU/f
本気で作ってる詩人さんに失礼じゃないですか?>>66さん?
あそこは人を平気でバカにする連中の集まりでしょう?
ポエム作ったって下品すぎてすぐに気づきますから大丈夫です

69:名前はいらない
09/04/26 21:50:13 q+L7sefh
>>61
言葉によって表現される芸術(詩)は、表現美(いかに言葉を綴
るか)と内容(何を訴えるか)という2つの側面に分析されるものと思われます。
 その中で、詩という形式は、その音楽性や少ない文字数などの特色と共に、言辞を装飾
的に編成するという点にその最大の特色があると言えます。
 さて、掲載の詩ですが、内容的には甚だ共感し得るものではありますが、詩というより
は、散文に近い印象があります。


70:名前はいらない
09/04/26 21:51:02 HedJn0Em
>>68
>>49の詩はvipで作った奴ってことでしょ?

71:名前はいらない
09/04/26 21:51:48 738kPvNc
>>68


72:名前はいらない
09/04/26 21:52:15 BPZy8LBX
作ったと言うか何というか

73:名前はいらない
09/04/26 21:53:21 TqyfmU/f
え?そういうスレがあるとでも?晒してごらんなさいよ。ホラ早く

74:名前はいらない
09/04/26 21:53:36 HedJn0Em
すまん勘違いしてた

75:ごみ ◆notePDkbPQ
09/04/26 21:54:15 mbNY1Lh+
>>61 連投はお尻ぺんぺん!
適当に書いた割には、というより、適当に書いたからこそ、いいものができたのでしょう。
アイドルが不様な姿を晒したという「事件」は作者のモチベーションを高めたと思われます。
まあ、「彼」が気の毒なので、ポエムの題材とするには自重したいところではあります。
出鱈目な中に、「ボイスレコーダー」がピリリと効いてます。よかったデスヨ。 C
私、あのニュースをみたとき、「七草粥」の字が、ふっと浮かびました。



76:名前はいらない
09/04/26 21:54:22 eB/cp8p9
>>68
言いたい事は伝わってくるのですが、どうにも傲慢な表現が見受けられます。
個人的にはもう少し柔らかい表現にしてもいいんではないかと思います。

D

77:名前はいらない
09/04/26 21:54:47 TqyfmU/f
>>74
良かったです。

78:名前はいらない
09/04/26 21:56:41 XbRJiGdF
基本ペペロン
ペペロン
何がペペロン
君がペペロン
まあ、ペペロン
その、ペペロン
どこ、ペペロン
これ、ペペロン
ペペロン、ペペロン
僕が見た夕陽は真っ赤だった
夕焼けに烏丸
雲は茜色に染まり
見渡す限り永遠の赤
僕の目は
きっと今煌めいているだろう
涙を流す
夕焼けに一人
自転車はもう走らない
足はもう歩かない
僕は今は進めない
ペペロン、ペペロン

79:詩人V
09/04/26 21:59:14 LOzev2lf
ありがとうございます

80:名前はいらない
09/04/26 21:59:17 XbRJiGdF
上題名「ペペロン」

81:ごみ ◆notePDkbPQ
09/04/26 22:03:45 mbNY1Lh+
未評価(>>30

>8 >9 >13 >14 >15
>19 >22 >32 >36 >38

>40 >42 >43 >44 >46
>47 >48 >56 >57 >59

>63 >78

再評価

前スレ>846

82:名前はいらない
09/04/26 22:05:11 uG63AWXf
A並みの詩って例えば何ですか?

83:名前はいらない
09/04/26 22:06:54 hsWIMCca
谷川俊太郎の「なんでもおまんこ」とかじゃないか?

84:名前はいらない
09/04/26 22:08:53 TqyfmU/f
カタカナの上に灰色が立っている
忘れられた鬼は再び訪れる
すべて埋めて立て替えて
新しい色で塗りつぶしていく
いつも上にあったはずの
今は亡き広き正しき天井
優しさを無くした光を遮るものは無くなった
リミッターを外した命の果てに残るもの
赤いたぎり マグマの地平線
与えられた理由を忘れ超えて行く
しかし すべての釣り合いは変わらずに

85:名前はいらない
09/04/26 22:09:59 TqyfmU/f
忘れてました。名前は「未来」です

86:名前はいらない
09/04/26 22:11:16 as9PkUEm
黒で塗りつぶして明かりが一つ、影が二つ
一方の影が大きくなる
あぁ、呪うべきは生まれ
生かすべきものから奪うものへと望む
だけど血は許さない
白から黒へ、光から闇へ
あぁ傲慢だと憤り黒は真紅に変わった
影は一つになった




87:名前はいらない
09/04/26 22:13:45 RytPyKHy
「孤独さん」

ああ 聞こえますか
俺はパンチングマシンで100とか出すし
孤独の群集は
もう聞こえないよ
今宵も伽に でも群衆はたえまなく
涙を叫び続ける機械
筋金入りのゴリマッチョがドアを叩く
消えろ!イレギュラー!!
忘れる時が来るならば
燃え盛るソウルフルな鼓動
回る回る
神などいないと言うならば
それはそれでいいのだろう
ローリングでかわすんだ!
今こそ SAY FUCK☆
もうだめだ・・・・
心を入れ替えて、真面目にやろう。

88:名前はいらない
09/04/26 22:16:14 TqyfmU/f
すいません
もうひとつ行きます



「SUTTA MONDA」
もう許されないの?
なんで? 許された罪だから?
オレンジの中で彼は去った・・・
クーソーしてから寝てください
聞こえますか
私の抜け殻何処へやら
Catch the heart
僕の壊れたメロリンパ
エリエールからスコテイッシュに羽ばたこうよ
ああ、悲しきかな
木漏れ日の上に降り注ぐ絶望の雨は、全てを溶かし
どうして世界は 猫は言う
気が付いたら牢の中
それが何故こんなことになったのだろう
くそみそな
人の夢と書いて儚いと読む
バックステッポ


89:名前はいらない
09/04/26 22:18:33 4+mr0+n2
>>87 >>88
テンプレートを読んでもらえるといいのですが
これからは連投避けてもらえませんか?

90:名前はいらない
09/04/26 22:20:06 RytPyKHy
>>89
申し訳ない

91:名前はいらない
09/04/26 22:20:59 TqyfmU/f
>>89
申し訳ない

92:名前はいらない
09/04/26 22:22:51 jTnQGD7O
>>87
大変才能を感じます。
一つの詞の中に色々な感情や思いが詰まっているような。
評価A

93:名前はいらない
09/04/26 22:24:42 6yCbrgA8
1人一行で詩を連ねてポエム板の奴らに評価してもらおうぜwww
スレリンク(news4vip板)

94:名前はいらない
09/04/26 22:27:15 esJHCUsD
>>87
一見支離滅裂に見えますが、英語を挟む事によってカバーされ、大変良く仕上がっています
特にメロリンパのくだりが私のハートを掴んで離しません
しかし、やはり後半のぐだぐだ感が否めませんね
これからもう少し練習すればもっと人の心を掴める詩人になれるでしょう。 評価B

95:ごみ ◆notePDkbPQ
09/04/26 22:30:13 mbNY1Lh+
>>88 連投の人を評価するのは、これで最後にします。
さっきVIPの連投の人を評価してしまったのはまずかったでしょうか。
何でアイツダケ!ってなりますからね。

「オレンジの中で彼は去った・・・」
「僕の壊れたメロリンパ」
「エリエールからスコテイッシュに羽ばたこうよ」
が特にわからない。比喩は、何々のような何々でありますから、
これでは、言葉を脈絡ナシに置き換えて暗号になっています。
意味不明なときは最後のほうから読みます。
「人の夢と書いて儚いと読む」がテーマなのでしょう。
この書き方では伝わりにくいです。 D-

96:名前はいらない
09/04/26 22:41:02 eB/cp8p9
えーと、
スレ住人の方々、どうもお騒がせしてすみませんでした。

また機会が会ったらよろしくネ!

97:名前はいらない
09/04/26 22:47:54 xQ59c+RC
「俺は勇者だ」

まず敵の城に忍び込む
おっ!あそこに干してあるのはレアアイテム
むはぁむはぁ
このパンツ女の子の匂いがする
むはぁむはぁ
やっぱパンツは動物プリントに限る
装着したらモンスター出現
国家の犬 Lv.86
こんな雑魚余裕・・・うっ・・・強いなこいつ
うわぁぁぁぁ!ヤバいヤバいヤバい
ドピュ!ドピュ!ドピュ!
そんなこんなで塀の中

98:名前はいらない
09/04/26 22:54:05 GyZGCFtL
>>97 どうして欲しい訳?

99:ハヤト
09/04/26 22:54:45 /wgGjYFr
>>8
広げた風呂敷きの大きさの割には中身ゼロ。
これを読ませて何を与えたかったの?そして、それはこれぐらいで伝わるとでも思ったの?
主題に対して作者の力量不足なのは「鳥肌は~」というオチを見ても明らか。
もっともっともっと煮詰めろ。適当にそれらしくなぞるだけで人の心動かせると思うなよ。
評価E

>>13
誰やねん君って。
最初から最後まで思い出に浸りっぱなしでつけいる隙もないやんけ。
涙がこぼれたぐらい、美化するものでもないんでもないわボケ。
「僕の中にまだ君がいる」のに「君の姿を移すなんて出来そうにない」のはなんでやねん。
何もかも中途半端。打ち切りされたみたいな詩やね。
評価E

>>15
心っていったら駄目だろ…。そのお陰で全体に安っぽいぞ。
というか「枯れない花」自体つまらない。じゃあ花は何で咲くんだよ?
花が咲きました、枯れてしまいましたが種は残りました、種を貰ってください、の方が普通じゃね。植物的に考えて。
あえて種にしなかった理由があるとすれば、枯れない花とは、
「私」の望みであって「誰か」の望みではない、ということ。
それに「私の人生です」なんて渡されても、重たいだけ。俺なら受け取らないな。
評価D

>>19
だからどうしたんだと。
そんな青臭い話を聞かされても返事の仕様がないぞ。
君が書きたかったことと、読み手につたえたかったこととは一致しているのか?
まだまだ練りこむべきではないか?
評価E

>>22
へ~。
評価E

>>38
長い。長い日記だし、それはお父さんに直接言ってあげたほうがいい。
出来れば3分の1ぐらいに圧縮してください。
まぁ仕事ってのはそういうもんです。お父さんを大事にしてあげないさい。
評価E

はい、もう限界。

100:名前はいらない
09/04/26 22:56:09 v6euPMVb
『僕はここにいる』

生ゴミの日に
捨てられた僕の遺体は
なんの不自然さもなく
収集車に放り込まれた
 
おいおい
ミキサーに
かけられてるみたいで
痛くてたまんないよ
おいおい
腐乱した食べカスが
体にくっついて
臭くてたまんないよ
天に昇るまでは僕の体だ
そんなむちゃくちゃに
しないでくれよ
 
確かにゴミみたいな
生き方をしたが
僕はゴミじゃありません
棺桶はどうしましたか?
まさか火葬場ですか?
からっぽのまま
板だけ焼きましたか?
 
僕はここにいる
クリーンセンターの中
色んなゴミのカケラと共に
微塵となって
綺麗な空を見ています

101:名前はいらない
09/04/26 23:01:01 GyZGCFtL
>>100 何かの悪意?

102:名前はいらない
09/04/26 23:03:46 TG8PHJNb



横へ成長する



としをとって、すっかり大人になった。
背がのびることは、もうないだろう。
もう成長はとまっただろう。
でも、それでは少し、さびしくないか?
ぼくもまだ、育ちざかりでいたいのさ。

だったら、おれは、よこにのびるぜ
ステーキ、ハムを、くいつづけるぜ
そしてからだをふくらますのさ。
どんどん、よこにのびるのさ。

おまえ、ナイフをかしてくれ。
脂肪がつきすぎて、うごけなくなった。
俺の腹をきりさいて、黄色い肉をかきだしてくれ。
おれは縦より横のほうが長くなってしまった。
成長しすぎてしまった。

おまえは血まみれの俺の前で何をおもう?
道路に横たわって、黄色い肉がそこらじゅうにちらばり
赤い血が居心地悪そうにほんの少し流れただけで
俺のからだは終わった。
お前は、殺人罪に問われるだろうけど
どうだろう、俺は成長していただろうか。

103:名前はいらない
09/04/26 23:17:25 L9A6vq58
焼き芋

肉じゃがおいしい
ハァハァ肉じゃが
ラブリー肉じゃがヒューヒュー肉じゃが
ハイパー肉じゃがレッツ肉じゃが
おいしい肉じゃが愉快な肉じゃが
肉じゃがならやっぱり
あの日あの公園の炊き出しが一番
肉じゃがミーベイベー肉じゃがミーベイベー
肉じゃがフォーリンラバァー

104:名前はいらない
09/04/27 03:27:32 ZXfsIanE
 
『決断』
 
 
一週間で
ちょうど雨が降り
春の訪れは
大地に還った
 
綺麗な色を失い
散り逝く姿こそ
悲しげであるけれど
心に宿った感情
「来年もまた
同じように愛する人と
この場所にいたい
この花眺めたい」
今 確信的に胸を染める
寸分違わぬ色にする
 
 
開花からちょうど
一週間で雨が降る
短い間 されど
強烈な印象を残し散る
 
キミはこの七日間
何を見ていたの?
知らないだろうけど
キミが花咲かした姿を見て
数多くの決断が
後押しされている
 
私もまた
その一人
 
愛する人と
共に生きていく事を決めた
 
今 確信的に胸を染める
散り去り 枯れ果てても
寸分違わぬ色をくれる
 
 
.

105: ◆uBMOCQkEHY
09/04/27 04:51:02 khG7jen7
ビデオの中の虫螻を
ビデオごとぶっ壊して
つまらなくて目を閉じた

音。音が聞こえる。
車が走る音
テレビには砂嵐
カーテンが揺れる音
誰かがあくびする音
流れる血の音
雨が落ちる一寸前
土が身を固くする音

虚しくなった
歩きたくなった
あいまいな意志を持った

写真でみた廃墟には
誰もいなかったんだ
人で溢れるここは
多分まだ廃墟じゃない
面白くなって目を閉じた

音。音が聞こえる。
新しいビルの音
古いビルの音

うるさくて耳を塞いだ
音が消えた
誰もいない
全てのビルは
つまり終わりかけていて
朽ちかけている

雨が落ちた
体の4階が痛み出した
彼は6階が痛いと言った
だから誰も居なかったんだ

106:名前はいらない
09/04/27 07:52:04 o+r8vPSi
>>99
厳しい評価でしたが、もの書きに向きか不向きかで悩んでいたので、これで書くことを諦められます。
有り難うございました。

107:名前はいらない
09/04/27 08:40:05 ZXfsIanE
>>106 なぜ諦める?そこから努力すればいいじゃないか。俺は良いセンスあると思ったよ。鳥肌は~の所、俺は好きだぞ。

108:雑草 ◆je5cNlouiI
09/04/27 09:44:12 8wHIgImt
>>99
評価どうもありがとうございます。青臭い、その通りです。書きたいことはまだまだあるはずです。僕の心の中に
問題があるようです。言葉に振り回されないよう気を付けるようにしたいです。プロに近付きたい。



109:雑草 ◆je5cNlouiI
09/04/27 10:04:37 8wHIgImt
  都

住めば都と人は言う。
住む場所が自分のものではなかったら…?

放浪に放浪を重ねる深夜。
俺は浮浪者だが、なんだあいつこんな時間にふらふら歩いて目も開いてないんじゃないか、
汚い格好、俺並みだな笑ってやれ、はっはっは。
とそんなことを思い浮かべたのか乞食に笑われた俺は痛く心が傷ついた。

駅で電車を待っていたら、兄ちゃん、仕事回してやろうか?と浮浪者のオッサン。
なぜか嬉しかった心の半面。そのままやりすごした。

そうして若さを失って、誰がそんなことを気にしようか。
上京物語の一バージョン。


110:名前はいらない
09/04/27 16:43:54 gXZK3E5a
 模造紙

変化のない日常の、
中央線が今日も走る。
硬い鉄線路の上を、
曇天の下を進み、
操られているように、
振り出しに帰ってくる。
抜け出せない空の下、
人混みにまぎれむ、
弱っている固い目で、
音もなく通り過ぎる。
紙切れの端に描かれた、
人の形の線と点。
余剰分は切り捨てられ、
不足分は補われ、
歪な怒りの音が、
不自然に積み上がる。
ビルが並ぶ整然の、
作り出した空間の、
とんでもない大きさに、
ノミの心臓が潰れる。
今日もすっかり日が暮れて、
残酷なオレンジに浸る。
その光に照らされて、
ちっぽけな背が光り、
目が赤く濁っている、
目が赤く濁っている。
玄関を開けましょう、
靴を脱いであがりましょう、
風呂に入って洗い流し、
飯を食って栄養を取り、
糞をし布団に入って、
目を閉じたら夢を見る。
暗闇に目を開けたら、
白と黒しかない世界。
そびえ立つ高層ビル、
脆くて今にも崩れそう。
夢の中しかない世界で、
不安を感じた俺に、
安定だけを求める、
凝り固まった現実の、
恐怖が侵食をする、
明け方のパラレルワールド
頭が作り出す世界
模造紙で形作られた、
ビルディングが崩れ落ちた。

111:名前はいらない
09/04/27 22:15:05 bWmVX1z5
もうやだ

112:名前はいらない
09/04/27 23:52:37 Nz/BUEJH
ごめんなさい そんでありがとう。
僕は嘘ばっかりついてたよ
君を笑わせていたのはただ君の笑顔見たさだけなんだよ

でも君の笑顔には何度も救われていたのはほんとだよ
その笑顔にくすぐられて僕が笑っていたのもほんと

たまに本当と嘘がどっちが本当でどっちが嘘かもわかんなることがあるけど
君の笑顔を見るとどっちでもよくなっちゃう

ごめんなさい そんでありがとう。
君がつく嘘も本当は嘘ってわかってたんだ
僕は嘘なのか確かめもしなかった
君の笑顔を見れなくなると思うと悲しくなってしまったんだ。
僕に嘘をつくより笑顔を見れなくなる方が何倍も悲しいってこと。

君にとっての僕の存在は道に落ちてる小石程度で
たまに蹴って遊ぶようなもんだ
それでもいい 僕の存在を認めてくれるのなら
僕にその笑顔を見せてくれるのなら

ごめんなさい そんでありがとう。
僕は嘘ばっかついてたよ
君を笑わせていたのは ただ君の笑顔見たさだけなんだ

いつかごめんなさいを言わなくなってありがとうだけ言えるようになったらいいな



113:名前はいらない
09/04/27 23:55:57 /A4CL8C/
何かに首をつかまれた

黒い紐が、黒い闇に

僕を引きずり込んでいる


ただつるつるした床の上を

スキーみたいに平行にすべってく僕は

まるで

言おうとしたが

たとえようのない

真っ黒な犬


ずっとすべってると静止しているのか

動いているのか

僕はヒトか

目があるのかまばたきするのか


暗闇に埋もれていて もうわからない

ただ唾液を飲み込む音だけはっきりとしていて

はっきりとしすぎている

114:名前はいらない
09/04/28 00:26:39 FWhK3F+A
「リアル」

コンクリート
僕を取り囲み さらに狭い狭い空間へと
手を広げれば冷たい灰色
それは光でも闇でもない

どっちつかずの心が揺れる
その先 なんとかしがみ付いた島
切り取られた世界 灰色の孤島

見えているけど触れられない人々の群れに
憧れ欺かれ いつの間にか自分がその一部になって
増えていく同士たちと
小さい小さい点に近づいていく

コンクリート
硬くとも脆い
コンクリート
いつか壊れてしまうだろうよ
白い空が遠ざかってゆく
終焉が近づいてきて
色のない街は 黒く染められた
誰も知らずに 誰かの手により

115:名前はいらない
09/04/28 01:29:47 LkmJ4h4P
言葉を安易に使いすぎ
意味は?
意図は?
意思は?
満足げに言葉を並べ、
聞かせてやろうという悪意しか感じない
君の詩は僕の記憶に残らない

君の詩で僕は感動しない
君の詩は僕に届かない
待ってるのに

116:とーめいにんげん
09/04/28 01:45:59 kkYguZpl
自分のことを棚にあげて評価.

>>109
無理して書いてる感じが出ていると思いました.
外に出て陽光を感じているなーって詩の方が私は好きです.
とまぁ,それはおいておきまして・・・

最後の連がこれタイトルなんじゃないでしょーか.
あと>なぜか を突き詰めないと読者が置いてけぼりです.
情景が伝わりにくく,ちょっと思いつきで投稿してみたレベルでしょうか?

評価D-

>>110
この物語と同じようなアニメーションを見た記憶があります.
一切声もなくただ群れるサラリーマンは冒険をするんですが,
帰った後は何事もなかったように, 
>暗闇に目を開けたら、
>白と黒しかない世界。
みたいに.
とまぁ,それはおいておきまして

>怒りの音 が浮いてる感じです.ノミの心臓は潰れたら,なくなるけれど
怒りは積み上がるのでどこか向かう先があると思うのです.それがどこかなーって思いました.

最後3行より前の8行目からいきなり不安な>俺 が出てきて, せっかくの世界が台無しだと
感じました.前半は読ませてくれる詩だと思います.

評価C-

>>112
マルチだから別に評価しなくていーよね?

>>113
否定すべきところが特にないが,読むごとに騙される気がする.好みじゃない.
タイトルきぼん.

>たとえようのない 不安に襲われている人には響く言葉ではなかろうか.そう,今の私のような(笑)
ありがちな綺麗な単語をもっともらしく綺麗にまとめましたねーという感.

評価C+

>>114
ごちゃごちゃしすぎな感. コンクリートから光と闇が出てきてびっくりしたよ.
もうちょい違う言葉を選んでみてもいいんでないかな?

灰色の,どっちつかずというのはありきたりだけれど,
最後の連は割と好みです. 硬さとともに脆さを併せ持つ必然性があればもっとグッド

評価D+


>>115
ふむふむ.
感動する詩を待っていると.

そんなもんくるかボケーと言いたい所ですが,
こういうツンデレ的考えは好きです.

評価?D

117:名前はいらない
09/04/28 03:57:06 amIBhb6C
>>116
評価してください><

118:名前はいらない
09/04/28 04:57:44 Ezo/Ide6
お願いします



『玉響』



繋いでいられる間は
ほんの僅か

繋がる君と私の掌
玉響の時を愛する様に引いて歩く
何時か君はこの掌を離し
一人で歩いて行くのでしょう


そして
再び繋がるその掌
繋いでいられる間は
ほんの僅か

その時、きっと私は最期間近で
君と掌を繋ぐだけで精一杯で
今度は君が私を引くのでしょう
玉響の時を愛する様に


そんな懐かしい愛しさの中で
旅立って行ければ良い



119:円星 ◆NzRitgToB2
09/04/28 09:30:32 Ok5UhMcN
前スレ>>846
理解できませんでした。
自分にしか理解できないように書くと、他の人には、なにがなにやらさっぱり分かりません。
まず、一人称が「あたし」と、「私」と、「わたし」になってます。まるで意図が分かりません。それはつまり、言い方を変えることで何の効果も果たしていないからだと思います。
あとは、「ママ」「パパ」が最後は「ぱぱ」「まま」となっているのも不明です。
「モーリス」と「ギブソン」というのも誰なのか……
決定的に状況説明ができてません。この詩には背景がありません。パパ、ママ、せんせい、おにいちゃん、モーリス、ギブソンの
役割もありません。この人たちは何のためにここに立たされているのですか?まるでそこにただ置かれてるだけのようにみえます。
「おにいちゃん」も8行目には「兄」になっているし……
そう、この人たちは「私」がやったことに対して、反応するだけの役割しか持ってない。まるで人間を物みたいに扱っているようです。
と、すると、三人称がぱぱやままである必要はなくなるわけですよ。褒めるか怒るかするだけでいいなら、人なら誰でもいい、ってことになっちゃいますよ。

あ、もしかすると、赤ちゃんから大人に成長する軌跡を描いているのかな?と思いました。
最初は赤ちゃんだから一人称も無し、楽器も簡単に鳴らせるタンバリン。
少し成長して、一人称が「あたし」になって、楽器もちょっとグレードアップしてピアノ。
もっと成長して、「私」になり、トランペット。
さらに成長して、タクトを振って指揮者になったか、指揮者を夢みる人なのか、そうとると、ママが怒っているのは音楽家には反対よ、と言ってるようにみえます。
成長の軌跡を描いているとしたら、最初はせんせいがほめてくれるのも、おにいちゃんが後に兄に変わってるのも、うなずけます。

120:円星 ◆NzRitgToB2
09/04/28 09:33:07 Ok5UhMcN
>119の続き。
で、結局ギター弾きになったわけですね。で、音楽で成功しなくてブーイングをくらっている。
それでもギター弾きを続けた。モーリスとギブソンというのは、バンドのメンバーと捉えるのが一番自然ですね。モーリスが曲作り担当で、ギブソンがボーカル。あるいはモーリスもボーカルで、ギブソンにチェンジしたとも考えられます。
で、成功はなく、全員の顰蹙を買った。
そうなると、最後の行がよく分かりません。この考えに無理に当てはめて考えると、
最後は歌手としての才能に目覚め、成功した、ということでしょうか?うーん分かりません。
うーん、もしかして、優れた楽器は自分の歌声だった、ということをいいたいのでしょうか?うーん。

この解釈が正しくても、正しくなくても、やっぱり決定的に欠けているものがあると思います。
背景ですね。やっぱり。あと、説明。結果ばかりを淡々と述べられても、他の人には分からないのですよ。
評価E
結果だけみせられた読者はなにをすればいいのでしょうか?独自で推理するしかないですよ。
推理・構想したものを読者に提供するのが、詩なのだと思います。・他の人には気付かないようなことを、他の人にも分かるかたちにするのが詩人の役目だと思います。(受け売りの知識です)
ちょっと、申し上げにくいのですが、この詩は、その構想がなされていないと思うのですが……。

121:名前はいらない
09/04/28 11:57:10 3w5aXaGd
>>114 タイトルはキッズリターンのほうがいいんじゃないか?

122:名前はいらない
09/04/28 12:06:15 VtZRlCLr
>>119 120 俺は作者じゃないけど、モーリスとギブソンはギターの品名ですよ。多分その意味で書いてあると思います。

123:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/04/28 13:34:21 lHWuwLu6
>>122
オレも作者じゃないけど
モーリスとギブソンはギターの品名ではなくブランド名ですよ。
てか今時詩を書くような奴に何でこんな説明せにゃならんのだムカつく!!


124:名前はいらない
09/04/28 14:16:02 9uoHZMpl
>>59だが評価されもしない俺って・・・(´;ω;)

125:名前はいらない
09/04/28 14:16:33 VtZRlCLr
>>123 やっぱり作者じゃないけど、ブランドというよりは会社名ですね。てか、確かに何でこんな書き込みをしてるんだ~

126:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/04/28 14:44:55 lHWuwLu6
>>59
なぜ半角カナが随所に盛り込まれているのかを考えてみた。
1、労働者=ロボットというイメージから
↑いやこりゃ違うなだってロボットなんてどこにも出て来ねーもん。
2、働く蟻の言葉をイメージさせるため
↑これも違うなだって蟻は半角カナ使わねーもんフェロモンで会話すんだもん。
3、不気味な雰囲気を出すため(異化効果の狙い)
↑いやこれも違うなだって不気味な雰囲気は確かに出てるけど内容からすっとそんなモノ出す必要ねーもん。
4、なんとなく半角カナを使ってみた
↑これだ!
半角カナをなんとなく使うことによってありきたりで驚きのない文章が
なんとなく詩のような物体になっているような錯覚効果を読者に与えます。
異化効果も何もない証拠に極めて読みやすく、
しかも同様の思いをもつ人になら誰にでも思いつき、誰にでも書けます。
タイトルがないのも作者さえこの文章からいいタイトルをイメージすることができなかったからでしょう。
お家へお帰り。
仕事の合間に他人を愉しませる文章さえ書けないならしこしこ他人の開発したコンピューターゲームでもしてなさい。D!


127:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/04/28 14:54:28 lHWuwLu6
>>125
う…。モーリス=山野楽器だと勝手に思ってた。
検索したらモーリス楽器株式会社だってさー。完敗だ!!!


128:名前はいらない
09/04/28 21:02:23 XmzVR1+F
「愛しい人」

眠くなった真夜中に思い出すのは誰?
名前もわからなくなる程に愛しかった時は通り過ぎて、この気持ち誰に打ち明けようか

守る程大切なものはありますか?
今記憶にあるものですか?

虚しさと心地よさが同居するこの瞬間が生きてきた証なら
今もまた
そして明日もそのまた明日も
キミを大切にするのだろう

キミの名を忘れぬように、と


この命が眠る時に思い出すのは誰?
その時にその名がそこにあるのなら、愛し合った時は残り、この気持ち誰に打ち明けようか

守ってきたのは誰の為か
記憶に残すのは誰の為なのか

虚しさと心地よさが、キミを大切にし、キミに愛されてきた証なら
原点はただの始まりか
いや、原点はキミなのだ

それがキミの名を忘れぬ最良の方法なのだと

そう、眠くなればキミの名を口にするのだ
嗚呼、愛しい人よ
きっと、僕に取ってそれが僕の最後の言葉

キミを想う僕の為のキミへの言葉

129:名前はいらない
09/04/28 21:03:05 XmzVR1+F
名無しですが宜しくお願いしますm(_ _)m


「愛しい人」

眠くなった真夜中に思い出すのは誰?
名前もわからなくなる程に愛しかった時は通り過ぎて、この気持ち誰に打ち明けようか

守る程大切なものはありますか?
今記憶にあるものですか?

虚しさと心地よさが同居するこの瞬間が生きてきた証なら
今もまた
そして明日もそのまた明日も
キミを大切にするのだろう

キミの名を忘れぬように、と


この命が眠る時に思い出すのは誰?
その時にその名がそこにあるのなら、愛し合った時は残り、この気持ち誰に打ち明けようか

守ってきたのは誰の為か
記憶に残すのは誰の為なのか

虚しさと心地よさが、キミを大切にし、キミに愛されてきた証なら
原点はただの始まりか
いや、原点はキミなのだ

それがキミの名を忘れぬ最良の方法なのだと

そう、眠くなればキミの名を口にするのだ
嗚呼、愛しい人よ
きっと、僕に取ってそれが僕の最後の言葉

キミを想う僕の為のキミへの言葉

130:名前はいらない
09/04/28 21:04:08 XmzVR1+F
う、ダブった…すまんです;

131:名前はいらない
09/04/28 22:04:25 FWhK3F+A
「もしも」の先の架空の国で

どんな夢を描けばいいだろう

待ちわびる 通り過ぎる

定められた運命として

すべては規則的に

消えて 生まれる

「もしも」の国はここにはない


つないだ手 一つ途切れたならば

すべてが消えてしまうだろう

もしもあの時
もしもあの場所

「もしも」は崩す 均衡さえも

それでも夢見る

何かがおかしい脳内空間

いつもどこでも架空の場所へ

いつもどこでもいらっしゃいませ

132:名前はいらない
09/04/28 22:06:43 FWhK3F+A
↑題名わすれてました


「ユウトピア」

133:名前はいらない
09/04/29 02:58:04 U7GtzYTg
「古い腕時計」
腕時計を眺めながら
物思いにふける
椅子の手すりを
指でなぞりながら
耳障りな秒針の音を聞く

悲しみのずっと先には
ただの真っ白な壁の様な
景色が広がっているだけ
触れられない孤独な空白が
潜んでいるだけだったさ。

雨にぬれた子犬のように
純粋だったのは昔の話で
涙はたくさん虹を作ったけど
涙が枯れ果てたそのときに
空を見るのはもうやめたよ。

腕に巻いていた古い腕時計
アスファルトに叩きつけたら
時間がどこかへ消え去って
嘘も真実も現実も空想も
みんな同じだと思った。

腕に巻いていた古い腕時計
アスファルトに叩きつけたら
触れられない孤独な空白が
潜んでいるだけだったさ。


134:名前はいらない
09/04/29 06:41:23 djc1dOwH
「歪み」

同じカードを何回もひいてしまうのは
それが避けられない運命だからだろうか
だとすれば僕に勝ち目はない
チェックメイトはまだか


枯れてこそ愛でられるように
失くすことで意味を持つなら
君との未来を望む僕は間違っているんだろうね
だけど綺麗な花に心を奪われて
無理に手折ろうとしてしまった

柔らかな棘が少しずつ深く刺さっていく
癖になる様な甘い痛みだ
きっと君も同じ
誰かの棘を心地よく思っているんだろう?
それなら敢えて抜こうとは思わないさ
ねえ 君の棘で死ねたら綺麗な花が咲くと思わないか


135:名前はいらない
09/04/29 11:57:54 ttvJPoae
>>134
ギザな詩だ・・・何なのこれ E


136:円星 ◆NzRitgToB2
09/04/29 18:33:37 Zt7GFanF
>>122、125
>>123、127

そうでございましたか。
ろくに調べもせずに評価してしまったことをなげきます。

わざわざ教えていただきどうも。^^;

お二人の意見を取り入れて再評価すると、
演奏をしてる人たちは姉妹と考えました。

そうすると、これはすごいですね…
一家で音楽会をする暖かい光景がうかんできました。…
うーん、でもやっぱり説明不足だと思います。
「モーリスが朗読した」
「ギブソンが絶叫し続けた」
僕には人のなまえとしか思えなかったです。
作者さんには、「モーリスとギブソンはギターの品名です」と、かっこして書いてもらえてたら、有りがたかったです。

この詩でいちばん伝えたいことが、音楽会をする暖かい光景だとすると、
ギターの品名が出てくるのは、あんまり意味が無いと思うのですが…
あの書き方だと、「私」がトランペットの人とタクトの人とギターの人が、同一人物かどうかも分からないですし、
全部別人と考えると、五姉妹と考えますが…、タンバリンの人と最後の行のわたしを同一人物ととらえて、ピアノ、トランペット、タクトを
一人ずつ居るとして、ギターの人は同じ人ととらえて、五姉妹。
もし、そうだとしたら、長女は~をひいた、とか、次女は~とかって書くべきだと思います。
五姉妹で演奏をしている詩だと思うと、素晴らしいと思うのですが、それ以外だったらお手上げです。なぜ一人称が「あたし」と「私」と
「わたし」になっているのか分かりません。最後の行も、どういう意図があるのか分かりません。
五姉妹で演奏をしている詩だとすると、せっかくの素晴らしい光景も、説明不足だと伝わらないのです。

(結果だけをみせるのは絵の役目です。詩と絵はちがうんです。詩の場合は過程もないといけません。起承転結です。)

モーリスがギブソンに変わるのも、(結果だけ書かれているので)ギターを、モーリスからギブソンに持ち替えたと、勝手に推理するしかないですし……。
この方は起承転結ができてないと思います。
起があって、承と転をぬかして、いきなり結があるかんじです。
作者さんはまずは起承転結の勉強をしてください。

137:名前はいらない
09/04/29 20:59:59 KKHnxoy3
『初恋』



「相槌ばっか打ってないで何か言ったらどうだい?」
目の前の帽子屋はそう言った
僕が帽子屋のかぶってる帽子が欲しいだなんて言えるはずないだろう


僕は帽子屋のかぶってる帽子と同じものを探す旅に出た
そうしたらどうにもこうにも見つからなくて苦しくなった
雨ばっか降ってびしょびしょにもなった
歩いたこともないような道すら歩いた
そうしてやっと見つけた帽子


けれど馬鹿な僕は現実を忘れていた
来た道を戻ることしか僕には出来ない


「相槌ばっか打ってないで何か言ったらどうだい?」
目の前の帽子屋はいつもの調子で言った
僕が帽子屋のかぶってる帽子が欲しかっただなんて言えるはずないだろう
言えるはずないだろう
言えるわけないだろう
言えたなら


帽子屋の手が僕の頭を撫でる
寒かった体があたたかくなってく


きっとこれからも僕は相槌ばっか打つのだろう


いつの日か僕の言葉が帽子屋に届くように
いつの日か僕も帽子屋と同じ人間に成れるように

138:名前はいらない
09/04/29 21:27:25 6MVbmknU
「勿忘草」
包み込んで
私を包み込んで

やわらかく
時々苦しくさせて
思いはずっと続くけど
そんな貴方は続かないから

大きくなんて なくていい
ただ一つ 中に
長くなんて なくていい
その刹那 中に


想うね
想うから



139:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/04/29 21:36:14 ZdDdh84n
>>136
ちなみにだけど
モーリスはアコースティックギターの有名ブランド(てかアコギの代名詞のひとつ)、
ギブソンはエレクトリックギターの有名ブランド(てかry)、ね。
だからその女は成長する過程でフォークギターで朗読をするような静かな音楽から
エレクトリックギターで絶叫するような激しく反体制的なロックに変わって行った
ってことなんだろうね。
で、最後に子供の頃の「わたし」の情景が挿入されて締め、と。
その作品私的にはC。
情感のないことばの羅列が却って爆発しそうなまでに押し殺された感情を表現してる。


140:名前はいらない
09/04/29 23:51:50 aOV0HDXP
評価お願いします

 「流動」

花から始まり
芽で終わる

ここはどこかと
尋ねてみれば
盲の一人が外を向く
白薔薇むしり 外を向く


花から始まり
芽で終わる

今はいつかと
尋ねてみれば
眼光炯炯 鳥が飛ぶ
私の頭上を過ぎて行く


花から始まり
芽で終わる

私は誰かと
振り向けば
そこは暗闇何も無い
黒 黒 黒 黒
黒 黒 黒 黒
黒 黒 黒 黒
黒ばかり


花は既に散っていた

141:Dの嘱託 ◆pkHvZT49GM
09/04/30 07:06:11 jMidiiEI
「末期」

信じた 感じた 誰もみんな投じた
参観日 閑散と 僕と母の二人だけ
淋しくは ないのと 帰り道で問われて
悲しくは あるけどと 言葉選びこぼした
公園は 燦々と 濃い陽射しに睨まれ
母さんは 待っててと 僕を独り置き去る
振り向かない 振り向かない 許すなんてもんじゃない
母さんは 見捨てたけど 母さんも 見捨てられた
静かに 熱を帯び 溶けていく柔い風
残された 僕たちは なにももたず ただ いる

142:雑草 ◆je5cNlouiI
09/04/30 07:21:11 pOMNn6la
>>140
「花から始まり
 芽で終わる」
この発想がどこから来るか考えると、まず、リズムが非常にいいこと。そして、盛りが最初にあって散って始まりの予感を感じさせて終わる、という隠喩で
あるという意味であると考えられること。この二つのハードルを越えたとき、それはまさに詩の王道であるように思えます。そして、そこから残りの連を
発想していったのだと考えられます。そのため、全体の意味の統一性というか、物語的な感じは全く受けない。しかし、リズムが非常にいいことは
同じで、意味は雰囲気を作っている程度と思われる。だから、山になるはずの黒のところも、それほどの感動は受けない。したがって、この詩の良い点は
リズムと上記の2行であり、悪い点は意味のつながりの悪さ、印象に残らないところであると感じた。詩は難しいものだと思った。C

143:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/04/30 10:50:11 VJ6dxNtW
>>137
その帽子がほしいんだと思い込んでいたんだけど
実はその帽子を被っているひとが好きだったんだ
ってことか?ふーん構想的にはおもしろいと思う。
でもマンガかなんかにしてくれ。
文章がおもしろくもなんともなくて苦痛だ。
行間が読めるからまだましだけど、詩じたいには味わいはない。
印象=説明ばっかりの文章でありながら説明不足。E!

>>138
ロマンチックにエロチックで素敵だ。
タイトル勿忘草はありきたりだなーと読む前には思ったけど
作品中には出て来ないので許せる。
てかそのことがタイトルのよくある詩的な言葉に生き生きとしたポエジーを与えてる。見事!
ただこの板では特に読めない厨房が多いと思うから
振り仮名くらいふっとかないと「こつわすれぐさ?」とか誤読されてしまうので勿体ない。
あと「長くななんて なくていい」は物の長さではなく時間の長さだと思うけど、
そうすると「そんな貴方は長く続かないから」と想いが矛盾してしまう感じがして
感情移入できなかった。
他には何も言うことないです。C!

>>141
色々と考えさせてくれる詩。そういう意味でタイトルもバッチリだ。
「僕」と「母」しか出て来ない世界なのに狭さがない。
むしろ普遍的な永遠に向かって遥かに開かれている。
だからこそ一行目の「誰もみんな」に説得力が出る。
この一行目、あきらかに浮いている。
しかし必要なんだな。詩世界をみんなのものとするために。
とはいえいきなり入って行きにくいし、誤読好きなひとには「おかしい」と躓き放題の導入ではある。
最後の「僕たち」も同様。
まぁでもこれで完成されてるし、無粋な説明を加えたら詩が壊れるし、
ここは読者がついて行くしかないのか。
リズムがやたらとマーチングバンドのドラムっぽく揃ってるのは何故だろう。
わからんし、あまり好みではない。
総論としたら参観日の帰り道に突然訪れる母とのエイケツという事件を通して
我々の普遍的実存的な孤独を身近にある情景に託して描いた秀作
とかカッコイイことを言ってみたくなったりしちゃう感じ。B+!


144:名前はいらない
09/04/30 12:13:05 HvoZEopr
「幸せ林檎」

林檎食べた
甘くはなくて
酸っぱくて
腐ってた
お腹が減って
我慢できずに
我慢して
食べて吐いた
食べて吐いた
我慢せずに
我慢して
我慢せずに
喜んで
お酒みたいだ
喜んで
満腹なって
笑顔になった


林檎食べた
腐ってなくて
酸っぱくなくて
甘かった
我慢して
我慢して
笑顔を返して
我慢した
林檎は腐って
喜んだ

145:名前はいらない
09/04/30 13:21:28 tdrl7CHq
頼むから最初の方の未評価の分を評価してくれ~。
あたしい作品できたのに投稿出来ん。

146:名前はいらない
09/04/30 14:16:19 pslevovZ
「絡繰る」

さぁさぁさぁ!
公開処刑の始まりだ!
極悪非道の限りを尽くし
悪業三昧非人の如く
人の命も笑って奪った
そんな男もとうとうお終い!

罪への報いは永遠の苦を
六つの地獄へ旅立ち逝く
鬼気爛々と光る瞳で
男の最期を眺める野次馬達
殺せと叫び
非人と罵り
死んでしまえと高笑う

あの時窓に映った自分の瞳と
全くおんなじ狂気の色

それを眺めニヤリと笑い
男の首は宙を舞った


147:名前はいらない
09/04/30 16:05:46 GutcGbsa
生きること 僕のこと
明日のこと 憂うこと
死にたいと 思うこと

悲しくも 悲しくも

生きること 卑下すれど
はるかぜの 吹ける毎
いとしいと 狂うこと

全てみな 悲しくも

悲しくも 生きていること

148:名前はいらない
09/04/30 16:52:53 Vz5SOP/M
>>145
同意

適当な順番で評価しないでくれ

149:名前はいらない
09/04/30 17:05:09 tdrl7CHq
>>148
それ以前にこの板自体が過疎りすぎ、
不況で詩どころじゃないのか?

150:名前はいらない
09/04/30 20:41:05 umQqTG7S
(´・ω・`)恥ずかしながら、自分のことを棚に上げて、評価させていただきます。


>>9 「真夜中の病」
書き出しが「ぶっとん」でていいです。最初の2~3行のテンション、いいなぁ。
が、「病」にある人が、こんなに理路整然と状況説明できるでしょうか。
描く「内容」を病的にするだけでなく、「描き方そのもの」ももっと病的にできる気がします。
オチもちょっと弱い印象。いろいろ推敲できそうです。 D

>>14
断片的な描写で、読み手が想像できる余地を残そうという意気込みは感じます。
が、「幸せ」「夢」「影」の内容がよくわかりません。
「幸」と「せ」を並べて書いても、読者が「幸せ」をイメージできるわけではありません。
もっと「あなたの幸せ」を詩の中に描いてみてはどうでしょうか。
読み手は共感はできなくても、何らかの「幸せ」をイメージできるはずです。 D-

>>19 「乱暴さ」
「過去の(若かりし?)自分への後悔」という、読み手の共感を誘いそうなテーマです。
が、ことばが抽象的すぎて、いまいち伝わりにくいです。
あなたの「失ったもの」は、「チャンス」「人」「時間」という
短いことばで片付けられるものなんでしょうか。
きつい言い方をすれば、まだ「誰でも書ける」描写にとどまっていると思います。
もっと「あなた自身の思い出・考え・価値観」を詩の中に出していいと思います。
あと個人的に、「横暴な言葉で人を傷つけたりしたこともない」
なんて言い切っちゃうと、それも「乱暴な見方」じゃないかな、と思うのですが。  D-

>>32
うわー、きもちわるい。
こういうオノマトペの使い方ができるのが羨ましいです。
ぼくには、視覚以外の情報を意図的に排除してるように見えるのですが
(「べた」も、ぼくの感覚では視覚情報)
もっと触覚や、嗅覚を入れたら……蛇足かな? C

151:名前はいらない
09/04/30 20:42:16 umQqTG7S
>>36 「二面」
あえて言いさしで終わるのがいいですね。
昔のゲームセンターの描写も、通いつめていた作者の視点がよくわかります。
が、通うのをやめちゃったから仕方がないのでしょうが、
現在のゲームセンターの様子がちょっと弱い気がします。
もっと「敵」をよく観察してみてください。
あと「不衛生な汚い」など、同義反復がちょいちょい見られます。
このあたりは推敲の余地ありかも。 C-


いやー、感想(笑)なりアドバイス(笑)なりを言おうとすると、
自分で書くとき以上に練習になりますねw
また気力があるときにお邪魔したいと思います。

152:名前はいらない
09/04/30 20:44:46 umQqTG7S
未評価

>>40 >>42 >>43 >>44 >>46
>>47 >>48 >>56 >>57 >>63

>>78 >>84 >>86 >>97 >>100
>>102 >>103 >>104 >>105 >>112

>>118 >>128 >>131 >>133 >>144
>>146 >>147

153:名前はいらない
09/04/30 20:45:28 umQqTG7S
>>84>>112は連投、マルチの噂がありますが、一応入れてあります。
判断は他の評価人さんに委ねます。
あと>>129は重複なので外してあります。

154: ◆fUUVcfVsJM
09/04/30 20:50:48 tdrl7CHq
>>151
評価ありがとうございます。
少し前半が冗長だったかなというのが反省点です。
これでもかなり削りましたが。




155:ハヤト
09/04/30 21:26:11 wn5hsPgu
>>40
声に出した時のリズムが悪く読みにくい。それが一番の印象。
仕事をさぼる、と描写しているのに「選択の余地はある」というのは辻褄が合わない。
街灯に「私」の心情を投影したいのか、或いは街灯に同情したいだけなのか。
どっちであっても読み手に与える印象は低いだろうと思う。
街灯を殺しておいても良かったかもしれないな。
評価D-

>>48
気持ち悪いんじゃカス。
なんでミサイルが着地するんじゃボケ。
着弾言う言葉ぐらいぐらい浮かんでこやんのか。
その女ごと氏ね。木っ端微塵に吹き飛んでしまえ。
評価E

>>63
生ゴミ。
評価E

>>97
ゴミ。
評価E

156:名前はいらない
09/04/30 23:18:37 6Nk1Suxr
>>155 ありがとう 「選択の余地」じゃなくて
「弁解の余地」なんだぜ

>>126から>>136 までのみなさん

モーリスうんたらの詩を書いた者でございます
あの詩は(前スレが落ちたからあれなんだけど)
音楽の道を選んだ少女の成長を時系列で追ったものなんでございます。

キーボードが壊れた
必死でsを連打しよる
あsssssss


157:ハヤト
09/04/30 23:22:13 wn5hsPgu
おお、すまんこ。
ホントはもうちょっと評価しようかと思ったんだけど馬力が足らず。
皆、アトはガンバれ。

158:名前はいらない
09/04/30 23:24:15 rrllDKz8
蹴った爪先は数瞬後にも大空を目指している
飛べば何も怖くないよ
たっぷりの勇気を使って いっしょに微笑もうよ

159:名前はいらない
09/04/30 23:27:39 271k56G2
「ビィ」

おもいきり叩きつける叫び声に
僕は一瞬身を震わせる
時が来た

前へと踏み出す 左足 右足
交互に追いかけあう 重なれない心のよう
雨が降る サラサラと
僕は濡れる 雨にまみれる
音もなく水に溶け込んでゆく

走る光 落ちる稲妻
向こう側の黒い人影
僕を囲む 見覚えのないいくつもの顔
僕は今日 生まれ変わる 死を経て

大地に突き刺された十字架に 自由を奪われて
徐々に消える記憶の残り火
最後 そう 最後にひとつだけ
生まれ変われるとしても僕は僕でありたい

160:Pちゃん
09/04/30 23:44:41 xARdYhvq
辛口評価お願いします。

願い
初めは会話やメールできるだけで十分だった
他愛もない話で盛り上がる日々
ただ一緒に話せるだけで嬉しく
一緒に遊びに行くのが当たり前になると
貴女と遊びに行くことが何よりも楽しみになっていた

知らず知らずのうちに想いを寄せ募らせ
他愛も無い会話
遊びに出かけた時間
一つ一つの時間が掛け替えのないものに変わっていく

だけど
俺に人を好きになる資格はない
ただ貴女を想うだけ
一方通行の想い…
ただそれだけ良かった
それだけで良かったのに…

季節は巡り、お互いの道を歩き出し頃
ただ想っているだけで良かった感情はいつしか
想われたいと願うようになっていた
それは願ってはいけない
望んではいけない
心が否定ができなくなってしまった
こんな俺でも貴女を好きになって良いんですか?
こんな俺でも貴女に好きになって欲しいと願って良いんですか?
こんな俺でも貴女の隣に居たいと願って良いんですか?
こんな俺でも願って良いんですか?
幸せを願って良いんですか?



161:名前はいらない
09/04/30 23:47:08 271k56G2
15~18歳くらいの男性に向けて書いたつもりです。
内容としては「自然に消滅した恋」あるいは「実は何もなかった恋」とった感じで書きました。
アコースティックギターとハーモニカのイメージで詠んでみて下さい、というかお願いします。


『パラレル -parallel-』

(A)あぁ かつての恋人よ
芽の出ぬ種を見守った青春時代よ
今僕はここにいる
はるか過去へと呼びかけよう
たとえ届かないとしても

(B)戻れないときへの後悔が
瞳から溢れて出してくる
汗も涙も あの日の雨がやさしく落としていく

(S)あぁ 今も忘れぬ恋人よ
つながりを求めた 行方知らずの旅よ
青い空を見上げる
この広い大地のどこかで
誰かもまた、見つめている

(B)日常に隠された幸せ
確かに触れ合う手と手
その喜びさえも感じることができぬままに

(C)駆けてゆく 長い道のり
かきわける ひまわりの花
僕はそこに 君の影を見た

(A)恋人よ かつて寄り添った親しき人よ
永久に交わらぬ平行線のように
たとえ結ばれることはなくとも
いつでも僕は君の横にいる

そしていつか
光の帯を身にまとった君をみたい
七色の光射す窓の下で

162:名前はいらない
09/04/30 23:47:55 271k56G2
すいません、作詞スレと誤爆しました
気になさらないでください

163: ◆fUUVcfVsJM
09/05/01 00:55:16 fPMlpsaZ
「美少年と快楽主義者」 

かれの手よりも おおきなオレの手で
エスコートするように そのかたく骨ばった 
小さな手をとって
かよわく息づく 白い茎である項(うなじ)に 
優しい クチビルを這わせるオレ―
美少年の 青くさい髪の香り
色気にとぼしい ツヤのある白い肌
天然の薔薇(そうび)の頬と くちびる
無垢な 茶水晶の瞳
ああ オレは女の享楽的な性(さが)を
これまでに 十分すぎるほど味わってきた。
アイラインを曳いた 禍禍しい好意の誘いの目も 
紅のルージュを塗った 毒毒しい 唇も
湯上がりの湿った 髪の毛の臭いリンスの香りや
女の打算的な哲学
そして、オレのナメクジの舌を這わせることも―
ああ オレは彼を さらに美しいものへと変身させよう。
漆黒のゴシックロリータ風のドレスに
大きな赤い薔薇の髪飾り
それらを調達して
あの華奢な純白のからだを飾り立て
親の遺産から受け継いだ
この時代おくれの貴族的な部屋のなかで
かれのウィスパーボイスを永遠に聴こう。


164:名前はいらない
09/05/01 01:34:23 iS6Bf2Je

「琢磨」

あなたを愛し
あなたを傷つけ
あなたに愛され
あなたに傷つけられて

やがてあなたとわたしは
大きくなり
誰よりも
優しくなれた



165:Dの嘱託 ◆pkHvZT49GM
09/05/01 02:47:33 J/TfPyoW
>>143
高い評価ありがとう。
この詩は七五調のリズムを外したくてつくった。
だからその点では失敗してるんだろうなあ。

>>57 D
雪というものはたいてい踏み固められていて、その上に淡い新雪が積もっていく。
雪のほころびやすさを表面上あらわしているようにみえて、
その実、自分を「か細くて」と悲哀を簡単に誘おうという気概が見える。
たいていの人は雪の下には固い層があることをしっているから
それぐらいのことは推測できると思うよ。

>>160 D-(おもしろくもなんともないが詩ではある)
たとえるならタンポポのような詩。
もし花も緑もない場所で見れば、美しく見えるかもしれない。
けれどここには多種多様な花がある。
そのなかでタンポポに目を向けようという人は少ないね。
安直でヒネリが皆無。言葉ひとつとっても他人が噛むだけ噛んだ後に捨てたスルメみたい。
最後の疑問群にはなんの意味があるだろう?
その疑問に答えられるのは「貴女」だけなんじゃないのか?
味気ない。

>>146 D
短い。人の狂気を存分には表しきれていないと思う。
「男」は窓に映った自分を見て、なにを感じたのか。
興奮? それとも悔恨? 満足?
野次を飛ばす奴らが常軌を逸していることよりも
俺はそこのほうがずっと気になる。

166:ペド
09/05/01 03:12:39 +EZ09VH5
自分も評価付けていいでしょうか?
というか評価つけてほしい方いますか?

167: ◆fUUVcfVsJM
09/05/01 03:40:17 fPMlpsaZ
>>166
すいません。>>36-37再評価お願いできますか?

>>151さんどうも前半の>>36しか読んでらっしゃらないような気が・・・。

>あえて言いさしで終わるのがいいですね。
という言葉を察するに・・・。

168:名前はいらない
09/05/01 03:54:08 sjJ00qm9
めんどくさい



169:Pちゃん
09/05/01 09:00:51 hp9dWy1T
>>165

>>160です。評価ありがとうございました。

170:名前はいらない
09/05/01 10:06:06 QIJvwzMG
>>142
評価有難うございます!
言葉に意味はこめたんですが中々それを
引き出せませんでした。
自分でも繋がりが悪いと思って長くしようと思ったんですけど
挫折してしまいました;

171:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/01 10:15:10 eDxBi+rX
>>42
なんだこりゃ。F!

>>43
だからこんな所に匿名でそんな無駄な歌詞みたいなもん書いてないでさっさと言えばいいだろ。D!

>>44
メランコリーとかいう誰だかの絵があったけど、アレ関係かな。
町だの街だの青だの赤だのその他
読者任せの無責任なことばが並べられている時点でセンスはゼロ。
それでも絵がしっかり浮かんで来るのは
誰でも思い描いてみたことが一度以上はあるような絵だからだ。
お爺さんがよく描かれていないので「あなたのせいだ」と言われてもしらける。
もっとオレもそこに寄せてくれ。
小説を途中のページから抜粋した部分だけ読まされた感じだ。
この部分における「僕」のお爺さんに対する感情は次のうちどれか答えなさい。
国語のテスト問題かっ!D!

>>46
読みたくないぐらいぎこちない。
最低限の修業は自分で積んでから来てほしい。
表現しようという気持ちだけは感じられた。E!

>>47
2行目「嫌」は日本語として間違い。「いや」あるいは「否」で「いや」と読ますか。
ニーチェの永劫回帰っすか?(飽)と思ったけど嫌になるほど意識的に戻ってきてるわけじゃないので違うか。
んじゃあれだ。脳がボケかます入眠幻覚ってやつだ。何だっけ。
そうそうデジャ・ヴだ(飽)。と思ったところで作中にズバリその語が出されてしまって大幅に萎え。
最初から最後まで同じことしか言ってないし。
読者はそれを擬似体験するわけでもなく
何か錯乱して運命か何かから「  」(飽)を受け取ろうとしてるひとの喋りを聞かされてるだけだし。
「している」なのか「してる」なのかはっきりしてほしいあるいは推敲していない証なのかと思っちゃうし。
どこを見ても阿刀田高の水増し作品のさらに出来損ないのボツ作品にしか見えません。D-!

172:名前はいらない
09/05/01 10:49:27 Dm8M4td5
「孔子の唄」

紺色の空見上げ報われぬ
非人格な人の群れ
季節を秒針刻みで変え
感染された個人の意味は
二度と流れぬ川をも
砂漠に変え 消えた...

退いた白色虫は
散弾銃に飛び散り
青空の夢見ながらピアノ線になった

何より孤独に
神より無力に
黒旗が風になびく方へ
人は歩いてゆく ゆく

孔子の唄に塞ぎし耳は誘え誘え
孔子の唄にほじくり眼誘えイザナエ

173:名前はいらない
09/05/01 10:56:33 D3dD8qK/
『稚拙』

枝毛探しに
祝日を費やすような
時間の無駄遣いを
誰かは贅沢というだろう
 
一秒をも惜しんで
睡眠をとる
忙しい生活には無縁
 
先週抜いた毛もそのまま
ゴミ袋の中のような部屋
水槽で泳ぐ熱帯魚と
まるで同じ暮らし
与えられたモノは
与えられたまま
介入してくれないと
生きてはいけない
 
這い出すには あまりに
太陽が眩し過ぎる
現状を打破しようと
もがいてはいる表現を
幾重にも分かれている
枝毛で示すのは
やはり稚拙だろうか
 
また夕方だ

174:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/05/01 11:00:29 eDxBi+rX
>>56
笑った!
すんげーキモい最後だな。でも面白いキモさだから許せるどころか心地いい。
狩野英孝もこのぐらい面白ければ許せるのに。
「帰りの電車」なのに「どこに連れていくのか」ってオイ!なツッコミも
キモファンタジィみたいな後半に抱かれて昇華される。
トンネルで乗客が降りたらしいみたいなオカルト風味も効いている。
「孤独へ」というタイトル(だよな?)からこの結末に向かうのも
はぐらかし方がうまいような、タイトル通りなような不思議な味がある。
しかし「僕は席を立ち来た道を戻った」に代表されるような荒さには目をつぶるわけにいかない。
ことばの扱いようといい、技術的にはそこらの中学生レベル。
もっと芸を磨くべし。D+!

>>78
いいなぁ、ペペロン。
ハバネロほど激しくもなく、キムチラーメンほど赤すぎもせず。
いや、でも、アラビアータのほうがいい気もする。
あ、略すとアラビアになるからダメなのか。なるほど。
かわいいマンガみたいな真っ赤な絵が描けました。赤塚富士夫+犬のジュース屋さん÷2みたいな。
かわいさだけであとは何もいらない。しばらくここに留まっていたい。
ペペロンと何時も呟きながら。A!
ごめんやっぱりCにしとく。

>>84
タイトルも主語もないので非常に読み解きづらい。
おまけに暗喩の猛攻だ。いやんなる。
でもことばに従ってイメージして行くと天井がバガーッと取れて自由になった上に調和するという
なんだか人間の範囲を超えた、死のような絵が描けた。
ただしそれは「塗りつぶしていく」以前を無視したらの話。
特別に暗喩のきつい前半がネックだ。
ダメだ。オレ、これ、無理!

>>86
なんかのマンガの挿入ポエムか??
「呪うべきは生まれ」の意味がわからない。
呪うべきものは生まれ?呪うべきはかの生い立ち?
あまりにも全体がベールに覆われているのでよくわかりません!
そのベールを脱げ!D-!


175:名前はいらない
09/05/01 11:50:04 iur+Ngem
ポエム田なんちゃらって人真面目に評価できないの?

176:円星 ◆NzRitgToB2
09/05/01 14:21:20 5hSUkMEI
>>139
おお、なんてやさしい人なんだ。
僕の評価の至らない部分を補足していただき、ありがとうございます。
まさか詩の解釈にギターの知識が必要になるなんて思いもよらなかったです。
これだから人生は面白い、皆さんしょげずに生きていきましょう。

こういうのっていいですね。
評価人同士で、至らない部分をカバーし合えるのは。

>>156
あ、じゃあ最初のほうの解釈で合ってたんですね。
>>119>>120


>>152
まとめおつかれさまです。

177:名前はいらない
09/05/01 17:05:44 8PHjeq5B
照らし出された 横断歩道 越え
後ろから差す赤い光に 染まった布
一人の 黒い僕が生まれた

混沌 漠然の迷路
黒く塗りつぶされた 顔
辿り着く先を知らない 僕等

世の中が吐いた言葉を
徹夜で咀嚼しながら
綺麗な言葉だね と笑いあった

朝 流し込む
苦い筈のコーヒーは いつもより
ずっと甘い

178:ロエン君
09/05/01 17:30:33 M0kkHU90
『会いたい、君に』

会いたい、君に。
僕は今戦場へ向かう。君に会うために。
ちっぽけなプライドと
ちっぽけな勇気をポケットにしまって
いくつもの季節が通りすぎた
僕は何度でも生まれ変われる
君が側にいてくれるなら、何度でも
いくつもの優しさを忘れることなく
いくつもの愛しさを忘れることなく
僕は愛している人に愛しているって
なんのひねりもない詩を書いてる。
それが、今の僕。


179:名前はいらない
09/05/01 18:12:17 6D45oZrX
こんな感じで真剣に真摯に音楽やってます。
真剣に歌詞を考えてくれる人、
連絡くれ!
URLリンク(www.youtube.com)

180:名前はいらない
09/05/01 21:15:44 wqEqg3h2
「time will change」

寂しげにたたずむさびれた町
住み慣れ 見慣れ 歩き慣れた
写真をとっても 絵にかいても
残らない この心

一瞬ごとにそれぞれの僕がいて
生まれてすぐに死んでゆく
そして変わり続ける一人の僕がここにいる
見えないけど少しずつ そっと

町の片隅でひとつ 思い出 欲望に消えてゆく
それでも構わないさ 運命ならば
変わり続ける世界で 感じた心を
ただ抱きしめてゆけたなら
もう十分だろう?
今日見た この寂しい町並みも
永久にさよなら


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