09/05/06 12:42:56 xMUE+dnS
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それはそうだ。何にでも単純な原則とか、単純なオキテってのはあるよね。
合評では、
「どんな一方的な意見でも、的外れな意見でもいいから、
何か意見をお願いします」ってのが原則。
酷評でもなんでもいいから自由に言ってもらえる環境を作るために、
作者の側からはツベコベ反論しないのが、オキテ。
そこまでOKですよ。
でも、それは単純な原則と、単純なオキテなんだよね。
現実は君が考えてるより、ずっと複雑です。
僕もいくつかの合評会に顔出してみたけど、現場では作者だってなんか
述べるもんですよ。酷評された作者が下向いて黙ってるだけってルールで
やってるとこは見た事がないです。
おそらくそんな合評会は実在しないと思う。
君の耳には、きれいごとと原則論しか入ってないんだろうな。
ダークサイドは現場にお出かけしないと見えてこないものなんだけど、
一つ耳に入れといてあげるなら、
たとえば、そちらの共同発起人のいとうさんだって、片岡直子さんの
不当な評価について、文句言ったことがあるよ。
あれはほんとに不当評価だったと僕もあとから思ったけど、
あのときは場に流された。合評は即興批評だから、誰でも間違える
ことはある。
作者がだまってなかったことはあの詩のために良かったんだよね。
というわけで、作者は黙ってなきゃいけないって言うルールが
絶対なわけじゃないです。
それは原則であって、そのルールを逸脱した場外乱闘も、普通の詩的な
コミュニケーションとして、日々営まれてるものなんだよ。
むしろ、それがとても大事なケースもあります。