09/03/16 10:34:06 ldGkEty9
「はれのひでもあめ」
あきかんを開けたら 嘘ばかりが飛んでって
雲みたいにくっついた
僕がかつて君に おくった嘘も
あの中にあるんだって 思ったら 少しだけ寂しい
大きな雨雲に成長した もわもわは
この町のすみずみまで しめらせてしまったよ
電話でのさよならは 捨てたくなるほどに
寂しい 悲しい
君がいつも僕に 笑っていた嘘も
顔が見えないと 全然 寂しくて
投げてしまった嘘の雲は ずっと
この僕の真ん中で 雨を落とし続けて
正直な夕陽がてらしていた 君の背中をかくす
あきかんを閉じても 嘘だけは消えないよ
君の陰が消えても 嘘は消えないよ
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己の心情を吐露する詩はクサくなる気がする
自分がクサいからか、