09/03/12 01:05:01 o0hbhmcD
「蟻」
錆びた僕は錆びた街を見下ろし
眼下の仲間たちを羨みます
彼らは働く蟻のように 隊列を組んでいます
僕は僕が言うほど僕を上手くこなせずに
僕は僕を誰かに僕と認めて欲しかったんだ
だからこその挫折感なんだ
文字列からの脱落 脱却
自由を噛み締めた 噛み締めた そして
飽きた 慣れた あーあ もう
構ってくれる人も居なくなった
働き蟻はこっちを見てくれない
ねえ 今脚をもいだよ
僕も運んでくれないか
どこへでもいいよ
ひとりは嫌だ 嫌だ
褒めてほしい 褒めてほしい
良くやったねって 偉いなって
僕は僕だって
すかした態度で斜めでカッコいいって
否定してみてから考えて
子供っぽさを嫌って迫害して
ワガママを忘れてないかい