君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.80]at POEM
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.80] - 暇つぶし2ch259:雑草 ◆je5cNlouiI
09/03/04 22:24:51 1Xee5aYV
>>257
評価ありがとうございました。
意味の流れ、統一性といったことには注意を払ったことがなかったので、とても
勉強になりました。またお願いします。
評価、まとめありがとうございます。

以下を評価お願いします


  夜の静寂

静けさの中に何かが潜んでいる

それは
人であったり
動物であったり
風だったり
星のきらめきの放射であったり
月影の揺らめきであったり
する

静けさの中から何かが生まれる
何かがやってくる
私にとって意味を作り出す何かが

それはまさに朝の到来である


260:Dの嘱託
09/03/04 22:37:19 NIBEjrqO
>>238 D
くどいな。街頭演説のごとくテーマを最前に出しているせいか。
冒頭の「わしわし」と「掴む」は実践的で卑近な印象だが、
そのほかはすべて概念。浅薄なイメージで、熟成されていないような。
あと、草木をテーマにしたの続けるのはいいけど、ネタなさそうに見えるぞ。
息切れしてんじゃないか。

>>243 D+
これは3節で1つの詩か? それとも3片の詩か?
タイトルが1つだから1片の詩だとして、
形式をオリジナルにすると誤解されても文句いえねえぞ。
1節、色を連ねるというのは、抽象的なイメージが強くなる。
例にもれず、ざっくばらんで荒い感触がある。
2節、半端な振り仮名はマイナス。紙ベースの媒体と
ルビを振れない掲示板形式を混同してるだけ。
まあそこまで要求するのは酷だとしても、見づらくうっとうしいだけだ。
「とっくに」はイイと思う。語感は別としても意味としては。
畳語3連続が、またうっとうしさを醸しだしている。
3節、テーマをまとまりよく示せている。仮面舞踏会然とした怪しさもほのか。
全体を通して、改行の意味が見出せない。統一性が見えない。
適当に読めば決して悪くはない。

>>246 D-
空に落とした雨ぇ? 重力狂ってんのか、それとも天地反転したか?
農家にとっては適度な雨は喜ばしいものです。
雨が降らなければ取水制限されます。
独善的な詩で、残るものがまったくありませんでした。

261:あおたん
09/03/04 22:43:03 myI+ugT4
「都会の夕日にさけぶ!」

車のばたばた走るのや
汚れたすきま風やそれにのる鳥のなき声
(いまの風には二度とあわない…)
人の幾重にもなった声や足の音
そのほか雑多の
(ぼくだってもう一員だ)
ゆるくはげしくぶつかる音で、
都会の情緒は構成され

潰されそうにおもう程度の
高層ビルの圧迫や
その窓がうつす、空のくもった青、
緑や赤の
げびた蛍光の看板に
カラスがとまっているのや
そのカラスの眼が
かなしく光って、
きっとなにかを考えていることたち、に
音の空気が加わり
そのひとつひとつが結託して、
都会の感傷は構成され


夕日というのはいいものですが
都会のそれもはずれではなく
昼の都会の感傷は
どかっと赤に、膨張し
正確なビルディングも一斉に
残照の赤をうつし出しています
ずうっとむこうの隅まで赤です
(東の方は、あきらめの青だ)


  (夕日を眺めむずかしい顔をして、)

(都会に生きる人々よ
 あなた方はすれあって
 心の欠落や
 郷愁や
 かなしみ
 こもごも隠して
 凛と前をむいて
 アスファルトの道を
 つかれた体で
 夕日のなか、重いおもいを背負ってあるき
 みえない未来にただ向っていってくれ!)

都会を纏うほの暗い赤は言語に絶する
しかしこんなにきれいでも
もしかして
もしかしたら、
あのビルの一室では
詐欺が大手をふって実行され
その屋上には
一日に三百人自殺するうちのひとりが
決心かため、鉄柵に手をかけているかもしれない。
こうしていたずらに妄想をする、一番重い未来のうえを、
蛍光灯がかなしく光る…。

262:雑草 ◆je5cNlouiI
09/03/04 22:46:43 1Xee5aYV
僕の評価は甘いし、新しい視点と言った点でも劣るところがあるので、勉強されたい方は、
再評価を利用してください。とはいえ、自分に出来る限りのことはやります。

>>246
雨と涙のたとえが、効果的である。空の雲の中に、悲しみや気持ちがたたずんでいるのを、
空を飛んで見て回っているような、自由感を感じられて気持ちがいい。染まる、彩りといった事が
主張されるのかと思えば、また元に戻ってしまったのが、拍子抜け。雨のぬくもりという表現で、
視覚一辺倒だったのが人間味を感じさせて、これもいいと思った。C-

>>247
全体の主張が一貫していて、その上単調なわけではないので、とてもスッキリとした印象を受けて、
いい。願いなどについて、また時間について、気持ちの与える効果が、的確に考察されていく様子は
見ていて気持ちいい。特に直すべき所は、見受けられなかった。C





263:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/03/04 23:04:57 khJzOYVS
>>244 良くなっていますね。そこかしらに、サク太郎先生らしきフレーズもちらほら。
自分の言葉で具体的になっています。「太もも」辺りがベスト表現でしょう。
畢竟以降、実体から乖離していきます。観念的であります。
ここらを、表現の飛躍とみて良し、とするかやや真実味が薄れたと見るかは難しい。
個人的には、も少し実体寄りの方が良い様な気がします。 C



264:雑草 ◆je5cNlouiI
09/03/04 23:07:39 1Xee5aYV
>>248
深海にいることを、何もない日常、決して過ごしやすいわけではなく、変化がない苦しい日常の
たとえとして使っているけど、その設定に二連を費やしていて、自己言及のような感じを受けた。
もっとスムーズに導入して、言いたいことを言うべきだろう。後半も、とってつけたようで、あまり
良くないと思った。D-

>>249
連投というのは、規制されているので、評価が終わるまで待つべし、とはじめの方に書いてある
はずなので、よく読んでおいてください。E

>>250
上に同じ。E

265:あおたん
09/03/04 23:20:36 myI+ugT4
すみません初心者でルールがよく分かっておらず連投をしてしまいました…。
鑑定済み扱いということでよろしくお願いします。
このスレッドを利用している方へ、本当に申し訳ございませんでした。m(_ _)m


>>263
初めての投稿でとても為になるアドバイスいただいて感激でした!それを参考に出来たと自負しています。
しかし自分は癖で事物を抽象的にかいてしまうので、やはり後半にかきたくなってかいてしまいました。
しっかり観察して仔細にかく部分と、自分の癖とを程よく混ぜてバランスを保ってかけたらいいなあと思います!
この度はありがとうございましたっ!

266:かさ
09/03/04 23:40:30 1pAn6wkR
「shout・wind」

一筋の風に乗って聞こえた絶叫
遠く離れたここからは
何もできない

枯れた風が呼び起こす衝動
ゆっくり、目を上げて
砂の上の世界を見渡す
遠く離れた黒い雲が雨を吐いていく
鼓動、止まず

黒い人影は波打つ風を浴びながら
何も言わず無表情

雨が降り始め
やがて人影は
雷の中で笑いながら泣いている

只、一人で
空へ両手を上げて
目を見開き、叫んでいる

267:247
09/03/05 00:08:17 fFQSYjKT
>264
連投申し訳ありませんでした。

評価していただいてありがとうございます。

268:名前はいらない
09/03/05 01:08:23 SniiLc8D
>>217
評価ありがとうございました。204です。
やった!Bゲット!イエー。
小説のような技法(キャラや、ある程度具体的な描写、設定)を用いてるので
ちょっと詩としていいのかな?まあいいやって気分だったのですが
コレを楽しめる人に読んでもらえてよかったです。
あと、わざわざ再投稿してるのに「私」と「あたし」がまだ混ざってましたね・・・
詰めが甘い自分。別にどっちの人称でも良かったのだけど、この内容だと
意図しない深読みをさせてしまう恐れがあったので。でも、ま、結果オーライです。


269:名前はいらない
09/03/05 07:17:22 SCkNKVPg
昔の作品をちょっといじって投稿します

「わからなくなる 無くなる 泣く」

なぜなの
なのは

菜の花が一面に咲いているから
いるから

イルカもいじめに遭っているから
いるから

いる価値ないイルカは他人事
ひとごと

一言で済んでいいの
すんでいいの

住んでいられない地球
ちきゅう

至急
子宮に
行くから
イクから

逝くから

なのさ

270:名前はいらない
09/03/05 08:06:44 qOTlEKz1
>>260>>262
評価ありがとうございます
>>246です
詩を読む人によって受け止め方がこんなにも違うのかと実感しました。
今は打倒Dの嘱託さんですね。
ありがとうございました

271:かさへ
09/03/05 12:28:01 XzTeybJM
そんな光景見たことがないクセに。
何を書いているんだか。

272:かさへ
09/03/05 12:32:10 XzTeybJM
言葉だけで詩は生まれないよ。

273:かさへ
09/03/05 12:34:10 XzTeybJM
又、本物の詩は自分が詩である事すら知らない。

274:名前はいらない
09/03/05 18:29:31 2+Gi9CtK
ふふっ

275:かさへ
09/03/05 18:47:17 XzTeybJM
それに詩を5段階で割り切る場所にいつまでも書き込んでいるのも変だ。
人の評価ってそんなに大事?
そもそも詩の良さって数値化出来るものなんだろうか。

276:雑草 ◆je5cNlouiI
09/03/05 18:47:40 SOX1yE/8
>>253
栗の香と作曲の間の関係がよく分からなかった。作曲家か、お笑い芸人か、の苦悩をつづってある
のだと思ったが、この苦悩が、自分とは離れた世間的成功といった物であるように感じられ、
本質的な芸の事に達していない点が不満に思えた。D

>>254
世の中が輝いて見えて、それで自分はどう思ったのか、何がいつもと違ったのか、などを書いていかないと、
伝わってくる物も十分に伝わってこない。夕刻の美しさに打たれたのかのかとは思ったけど。D

>>255
ちょっとひねった世の中の見方をすると、本当に信じられるのは光や闇や孤独や幸せといった、
抽象的な物の方だ、という主張に思えますが、それなら上手く伝わっていると思う。D+

277:名前はいらない
09/03/05 18:54:21 XzTeybJM
かさは自分に自信が無いから人の評価を求めているんじゃないのか?

278:名前はいらない
09/03/05 18:57:34 aZXe4zxt
260さん。評価ありがとうございました。243です。
まさか、二人もの方に評価していただけるなんて思ってもいなかったので、
うれしいです。改行の件、ふり仮名の件、ごもっともです。
携帯から投稿してしまい、パソコンで見たら大変なことになってしまっていました。
この詩を書こうと思ったきっかけは大まかに言うと
誰もが生まれながらにして相対的価値観のもと生活をしていて
比べるものがないと言葉として整理することがほぼできないことから
自己をみつめると誰かのまねのつぎはぎのようだなって思って
絵の具で塗られた私の顔がたれていく映像が頭の中を流れたことでした。
もっとその衝撃というか向き合って頑張ってみます。
ありがとうございました。

279:名前はいらない
09/03/05 19:00:29 Cyi9/30h

「口内炎」

唇の裏に出来た
白い斑点。
口を歪ませると痛いので
ひたすら無表情を作る。
笑わない怒らない哀しまない。

お前、口の中を不潔にしているからだよ
ご指摘もっとも。
そうなんです。
僕のこの口からは
嘘、ばかり
出てくるんです。
ちょっと、汚れています。


280:名前はいらない
09/03/05 19:00:40 XzTeybJM
カレーを煮ながらそんな事を思った。
(本当の事というのは、言葉などが入り込む事のできない場所で起こるのです。)
うろ覚えだが、ライナー・マリア・リルケ。

281:名前はいらない
09/03/05 19:09:43 XzTeybJM
リルケや、ボードレールがここに詩を書くだろうか。


282:255
09/03/05 20:07:22 Ta852Az9
雑草さん、評価ありがとうございました。

283:名前はいらない
09/03/05 20:40:38 XzTeybJM
目覚めろ。

284:名前はいらない
09/03/05 20:53:13 XzTeybJM
2に詩。
やっている事がネチっこくないだろうか。


285:Dの嘱託
09/03/05 22:34:43 8myEePeI
>>266 D-
無理に英語を使うなよ……
なに、その中黒。んでどういう意味?
「shout the wind」でもなく「shouting wind」でもなく。Engrishだな。
中身は、描写が平坦。よ~く見てみろ。
言葉がすべて中学生で習うようなもんばっか。
そんで黒とか雨とかそのまんまの同語反復。
中二病予備軍って感じ。

>>270
是非はっ倒してくれい。期待してるから。マジで。

>>278
テーマはわかった。
それを種明かしせずに、次は詩で読ませてくれな。

>>279 C
シンプルイズザベスト、を地で行くな。いいと思う。
観点は「口が汚い」という一点だが、蛇足がなくてスッキリしている。
だがバク転だけって感じだから、飛んでバク宙にしたり、
ひねりを加えたり、距離を伸ばしたりしないとけっこう難しい。


286:名前はいらない
09/03/05 22:45:40 8eo4W9F3
陰と陽

”陰”があたしの中から消えていく

ちがう
消えていったんじゃなく、
あたしがこの手で消したんだ

暗い影は我慢できないくらい
あたしの心を憂鬱にした
昔はあんなに愛してたのに
全て許せたのに

”陽”を知って
あたしは変わった

”陽”を守る為に
あたしは鬼になる

”陽”のためだけにあたしは生きる

287:名前はいらない
09/03/05 23:16:04 CV83Oo7Y
64:名無し草:2009/03/05(木) 14:10:08
久々に…

陰と陽 2002年07月29日(月)

”陰”があたしの中から消えていく

ちがう
消えていったんじゃなく、
あたしがこの手で消したんだ

76 名前:名無し草 投稿日:2009/03/05(木) 21:59:51
>>64を投下してみたいけどスレが分からない(´・ω・`)

87 名前:名無し草 投稿日:2009/03/05(木) 22:23:55
これの前スレかも

君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.80]
スレリンク(poem板)

92 名前:名無し草 投稿日:2009/03/05(木) 22:56:11
感想来たらうpしてねんw

93 名前:名無し草 投稿日:2009/03/05(木) 22:58:01
可哀想だな、こんな糞ポエムに感想つけなきゃなんないのってww

94 名前:名無し草 投稿日:2009/03/05(木) 23:00:27
下駄のKUSOポエムの在庫は結構あるからいいよねw

スレリンク(nanmin板)
-------------


すごく迷惑です。
貴方達の下衆な好奇心でスレを汚さないで下さい。




288:名前はいらない
09/03/05 23:17:40 L4q8Xl1g
未来あるもの

『おさかな、たくさんとったね』
『うん。お水、冷たかったね』
『カワムシ大きいのいたね』
『おそとで食べるおにく、おいしかったね』
『でも・・ちょっと疲れたね』


懐かしい夢を見た

「もういいかい」

「まあだだよ」

大人になるのは 

「まあだだよ」
 



アタマの中は「?」でいっぱい。


 

水をたっぷり含んだ生まれたての目が

濁らないように

穢れないように


289:名前はいらない
09/03/05 23:17:54 6TSkcFpv
「体温」

雨が降る 体温は僕の気持ちと大差ない 幼い頃に見た夕日は綺麗だった今はその感動もなく毎日をすごす 君がくれたものは暖かく冷たく嬉しくて苦しい
そしてわかったのは恋は雪と似ていることただ冷たさだけを残して溶けてゆくのだから


駄文ですがよろしくお願いします

290:名前はいらない
09/03/05 23:25:06 CV83Oo7Y
>>288
いい加減にして下さい。
懸命に推敲して文章を投下する方がおられる中で・・・。

291:名前はいらない
09/03/05 23:40:23 zEwSAQNa
鍵盤の町

朝焼けはいつもつくりもの
ブリキの門を叩き
今日も駄菓子屋を花火にしに行こう

棺がたくさん置かれた部屋
城のなか 頂のあたりに君はいる
亡霊のように眠りこけてるなら
目を覚ますため

鍵盤の音でノックをするよ
嫌な朝だろう
空が何色にも染まるのを
また見てね
何かを失ったあとの世界は
美しく物悲しいから

明くる日も
ブリキの門を叩きにゆく
野蛮なことを言う猿顔の番人も
きっと通してくれるだろう

酒屋も花火だ
アルコールに満ちた匂いの市場となって
いささか慌ただしい売り子が見もの
仕方ないね
手が届かぬ話だ

だから
鍵盤の音でノックをするよ
壊れる音さえ
この世界でなら
美しく物悲しく耳になだれ込むよ

僕の気も知らずに
君は棺のなかで踊ってる


292:名前はいらない
09/03/06 01:37:56 rrBbN28e
287のスレッドを覗いてしまった。
すさまじい悪意にあてられて苦しくなった。
言葉は凶器にも変わる。本当だな。
みんなの作品を読み返して、気持ちを鎮めよう…。

293:名前はいらない
09/03/06 01:52:21 beoPgk4z
287と一緒に出て行け。

294:名前はいらない
09/03/06 05:43:58 X90MUQ5F
「自慰」

小6で僕に自慰を教えてから
あいつはイジめられはじめて
中2の時は別のクラスで
不登校になってから引っ越していった

僕は何事もなく大人になって
生暖かい霧の出る夜に
淡い慕情を仄めかされたり
あの頃とあんまり変わらない

これからもどうにでも忘れていられる
青い夢がどれも同じ価値だったとか
誰の動機も否定できないと達観して
ただし一人でいる時にもう二度と
小汚いペニスに微笑むな豚

隅で囲まれ下着を脱いでた
あいつを無視して半年後
文化祭、クラスで芝居の本番前になってから
僕は心臓が破裂しそうだと誰かに笑った
その誰かも笑っていた
それなりに出来の良い創作劇
皆は人間の役柄を演じた

これからも何度も感傷に耽って
思春期特有をこねくりまわす
そんな風にうまくやりすごし
やがて愛すべき人と語らう夜も
ただこの季節が来たら繰り返せよ
不治の性病掻く手も届かず
糞のうえ転げる僕の自慰

295:名前はいらない
09/03/06 06:00:49 HqYfE5Ht
せまい部屋
に一人きり

これ
で満足してしまった

にも影響されない

にも影響しない
満足
は嘘かもしれない

は嘘吐きになりたい

嘘吐き
は何のため?
は他人に影響を与える

は嘘吐き
は満足

296:雑草 ◆je5cNlouiI
09/03/06 08:23:37 N4cRzm19
>>286
強い決意があるのは見ていて気分がいいですが、その決意の内容に対する説得力は、自己の理由
のみがあるため、あまりない。陽に対する説明をもっと入れるべきだ。D

>>288
夢の描写がセンスある。台詞を使った詩は難しいと思うが、見事に物にしている。最後のところの、
濁らないように、穢れないようにというのもいい。C

>>289
温度がたくさん出てきますが、その発想のために、気持ちの移りを合わせて描写するような事に
なっているような印象を受けます。その逆に、気持ちがまずあって、それに合わせた表現を
見つけていく、と言う書き方を考えた方が詩としてはいいものができるはずだと思います。D



297:名前はいらない
09/03/06 16:05:57 ykSQAEi3
「Clocks」

人は皆生まれたときに
生命の時計が動き出す
その時計には電池が1組
電池の続く限り時計は動き続ける

その時計の動きが
ゆっくりな人もいる
早い人もいる
それぞれのペースでそれぞれに動いている

その時計が
狂ってしまう人もいる
壊れてしまう人もいる
でも
それは直してやることが出来る
そうすればまたきちんと動き出す

だけど
中には電池を捨ててしまう人もいる
電池の代わりはどこにも無いから
捨ててはいけないものなのに
たった1つの存在だから
捨ててはいけないものなのに

同じ時計はどこにもない
1つ1つが違ってる
違うリズムでそれぞれに
違う長さでそれぞれに

電池が切れるそのときまでは
時計のリズムを途絶えさせぬように
唯一無二のものなのだから

298:名前はいらない
09/03/06 18:25:15 3GpA+qZW
恋は、
30歳過ぎると上手にできて
40歳では、せせら笑うようになるものだと思ってた。
異性を思う気持ちは、いくつになっても変わることなく
熱く、苦く、激しく、甘い感情だ。
あの人を愛していると
正直に言えたらどんなにいいだろう。



299:雑草 ◆je5cNlouiI
09/03/06 18:27:17 N4cRzm19
感想です。
>>291
朝焼けに対する視点が新鮮で、気持ちを語るのに使っている。ブリキの門というのは、門がたいした
意味も持たない物であるのに自分を遮るという気持ちに使っている。駄菓子屋を花火にする、という
のは、子供のような気持ちの若さを示している。
第2連の、目を覚ますため、で切れているところが、次の行動を読みたくなり、うまいところだ。
ノックは大きくも小さくもなく、鍵盤をたたくようになされる。嫌な朝というところは、細かい観察を示し、
さらに盛り上げる。最後から2連目で、鍵盤の音のノックが、音楽的に聞こえるということを示し、
壊れる音を美しく変化させている。
全体的に、非常に練られた構成と、意外な言葉の組み合わせがあって、飽きさせない。非常な
感動と驚きを持って読みました。これだけの題材を考えられたのとその料理のしかたに、非常な
才能とレベルを感じました。

300:名前はいらない
09/03/06 22:11:52 iMtgb5E0
>>291
あたしもいいなーっと思ったっス

朝焼けはいつもつくりもの
ブリキの門を叩き
今日も駄菓子屋を花火にしに行こう
の、しに行こうをして上げようでも
かわいーっちゅーかゴロ?がいいなーとも思いやした。
段階はCで。


301:名前はいらない
09/03/06 23:36:21 3QNMvjp1
>>296

評価ありがとうごさいますこれから頑張ってC+ぐらいまで行けるようにがんばりまふ
いつかあなたを越えまふ


302:おしっこ ◆OPb3r6Vs1g
09/03/06 23:42:52 EuhnqNvf
>>259
・・・であったり
・・・であったり
という反復表現がくどく感じます。
それに、夜の静寂の中に潜んでいるのだから、それを列挙したら台無しですね。
それと指し示さずに書くべきでしょう。
それから、何かが生まれ、やってくるのだから、私が意味を作り出すような表現もいただけません。
ここは例えば、

>私の中で溢れ出すものを導く

>それはまさに発端の朝焼けである

とかにしたらいかがでしょう?
全体として発想のシンプルさと前向きな構えに好感が持てます。
C+

突然偉そうにごめんちゃい(> <;)


303:野菜生活 ◆jWU.FEbXOc
09/03/07 01:13:42 CYdqFQYr
靡く黒髪


青い空を上手に見ることができずに
ただベランダでニルバーナを聞いた
通勤、通学の方々は皆黒い服で
この素晴らしい朝には似合わない顔で

俺はどんな顔だろう
ライターの鏡面に見えたそれは
青白く混沌としていた
今日は美しい日になりそうで
爽やかな朝の風に黒髪が揺れていたよ

カルピスサワー片手に俺は
どこへ行くのだろう
これから何へ続くのだろう
そんな言葉を並べていても
それさえも疑っていたんだ
いつまでも餓鬼のまま
全てが不思議に思える世界は
俺だけを残して地に足をついていた

俺にだけ羽が生えて
飛び行くカラスさえも追い越して
何も無い透明な世界は
どこか死んでいたような
今日の空はきれいだった


304:名前はいらない
09/03/07 02:15:11 cojdYyko
「不遇」
肥えるほどの白が照り付けて
実る緑果実は黄色に褪せ
さやさや風が


何度と流れただろう
          消えうせそうな青色が
         黒にやられた雲を運んできて

水を搾り取られたからから果実を
水圧でぽたりと 落 と し
               て
                い
             
                く

            
            
       (欲しかったものの行き違い)

                  白は沢山の栄養を

                  黒はたっぷりの水を

  
    ころころ風に転がされる茶色を見て、
        全部が堕ちていく


理論も夢も頭の中に消えた不遇

__
レイアウト崩れていたらごめんなさい

305:雑草 ◆je5cNlouiI
09/03/07 04:13:34 ihUTohwo
>>302
評価ありがとうございます。反復も回数を過ぎるとくどくなってますね。する、とかも少しうっとうしい
感じでしたか。C+もいただいて、とても嬉しいです。あなたの心に何を残せたのか、何か残っていれば
いいのですが。まあ、その前に自分で納得いくまで作り上げないと、手癖で書いているようでは
半人前ですね。

以下を評価お願いします

  日没

日が暮れかかる頃
カラスが巣に帰る頃
空が青から赤に変わる
雲が押し寄せてきて
やわらかな水滴を運ぶ
辺りは音もなく
闇に包まれる

306:Dの嘱託
09/03/07 04:28:05 X4+iR4oC
>>297 D
「世界に一つだけの花」だな。あの歌、嫌いなんだよ。
あれと同様、この詩にも穴を見つけることができる。
「人は生まれたときに~」→生まれる前はいいんだ。中絶推進?
「直してやる」→技術のないヤツも多いんだよな。
んで最終的に直すんじゃなくて壊してしまうヤツ。
「電池の代わりはどこにも無い」→これって根拠ないよね?
勝手に決めちゃってるよね。「電池=代わりのないもの」って。
けど現実じゃいくらでも代えの電池なんてあるんだよね。
つまりここが最大の墓穴だと思う。ゴリ押ししなけりゃつくれなかった、と。
逆にいやあ、この詩ではそれでもなりたつかもしれない。
けど現実はそうはいかない。つまり「電池=いっくらでも代えがきく」、
発展させれば「個人の代えはいくらでもいる」となるんじゃないかな。

>>294 D+
村上春樹に汚染されたという印象。雰囲気はバッチリ。
序盤から「自慰」と「イジ(められ)」と単純な言葉遊びをしてあったり、
中盤に至っても突然の命令形やらで勝手に人の前を歩くような感じだが、
最後の節が趣味を滲ませている。むしろ最後の節だけでいいや。

>>295 D
形式で遊ぶのは大いに結構なんだけれども
こういう詩はもっと諧謔に富むべきだ。
器だけコストかけて、中身は冷凍のうどん。器が泣いている。

307:Dの嘱託
09/03/07 04:28:37 X4+iR4oC
>>303 D
半端に斜に構えてるなあ。
「方々」ってのが皮肉を孕んでるが、それが詩全体から漂う。
疑問も不安も、すべて俯瞰して、その上には大した感情もないような。
俯瞰するのはまったく問題ないが、その上の感情が見えないのが残念。

>>304 E+
こういうものは「レイアウトを崩す」と云います。崩れる、ではありません。
作者が意図的に崩したレイアウトのうち、偶発的に崩れたレイアウトを、
なぜ読者が察しないといけないのでしょう。
謝るぐらいならしなけりゃいいのに。
内容は抽象な色ばかり。詩の半分は色じゃねえか?
役者をカメラにとらえず目に映えてしまうような色ばかりを映したドラマ、
1時間は色を撮影しただけの映画、そんなものは見たくない。
だっておもしろくないもの。彩度が高いだけならケバくなる。
レイアウト崩してるのも、辛くも成功してるといえるのは「落としていく」だけ。
しかも他動詞だから、水滴が落ちるという偶然ではなく、
作者が意図的にその水滴を落とした、というニュアンスが残る。

308:デラシネ ◆HDMUcC9vFA
09/03/07 04:50:40 EJduaqn9
消えうせろ!希望の幻影

僕が青空を認めない限り 
お前をこころから憎むだろう

カラカラに乾いたこころを
太陽がギラギラと照りつける

お前は私に何を望むのか

己の愚かさに跪き
涙の一粒でも見せてみろというのか

そんな事したら
自分の涙でどろどろに腐ってしまうだろうよ

消えうせろ!希望の幻影
消えうせろ!天使面した偽善者どもめ


309:名前はいらない
09/03/07 05:51:57 ifnWIFv3
>>299 >>300 どうも

遊泳記念日

この島の独立記念日に
夜通しキャンプファイアーが灯った
僕らは
まるで白痴だねと言うだけだった

赤子の頃から君は物理学者
弧を描いて水平線にさらわれやしない
けれど
今日は救急車も来ないから

無意識のまま
三日月の形をした崖の上から
2人だけの幕間劇

まるで僕らじゃないか 白痴

その島の開拓歴史に
偉大な名前が刻み込まれた日に
君の呼吸は
静かに蝋燭のように

まるで僕らまるで僕らまるで僕ら

平坦な何のその
君は空中で弧を描いて
水中へ
遊泳記念日

水面にたびたび浮かぶ泡を
僕はずっと見てた
心地よい夜の風に唾を吐いた

310:294
09/03/07 09:20:25 dlffUHgR
>>306
評価ありがとうございます。
「自慰」と「イジめ~」は意識してませんでした。
「今日は車」「そっかー」「あ?」「え?」みたいな現象ですね。
迂闊でした。
村上春樹っぽいなと確かに思いました。
平然とした語りと、突然出てくる感情的な比喩との
対比を狙いたかったのです。
一番言いたいことは最後の節に集約してはいますが
ここだけだったらただの特殊な性癖の詩になっちゃうような・・・。
いじめられてた友人を見捨てたことへの後悔や言い訳を自慰と
喩えているとわかってほしかったので、こういう形にしました。


311:名前はいらない
09/03/07 10:46:48 A8iO0hjm
「トルーマン」

裏切られたー
裏切られたー
裏切られたダンスオントゥルーラブ
ラブじゃなくても
トゥルーが必要
裏切られるには

トゥルー抜きで
裏切られたー
と語る人間はちょっと信用できない
踊らされたー
そう言った方が正しい
でもそれはやっぱり
トゥルーの上
トゥルーは誰かの掌の上

312:名前はいらない
09/03/07 11:34:08 ReAcRYR1
>>306
297です。ありがとうございます。
世界に一つだけの花、ですか。
言われてみれば確かに近いかもしれません。
「人間に代わりはいない」という点を意識しすぎて、
いろいろと矛盾が発生してしまったみたいです。
精進します。

313:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/03/07 13:03:29 uOFGXvaL
未評価>>252

>256 >261 >269 >298 >308
>309 >311

314:あおたん
09/03/07 13:31:43 FkMFnR3N
『月のよう』

心はいかにも月のようです
それはあたかも
神秘のようなもの言いですが、
心を凝らして
いつもじっと見つめると
満ちては欠け
欠けては満ちて
つぎの満月はいつか
心待ちにするのが似ています
そしてまた、
さびしさや
むなしさは
きっと新月にむかう月のようです
そして互いに在る場所は
隅のない
とてつもない暗闇です

いつもは
手を伸ばしてとどかないのも似ています
まったく身近の存在なのに
意識をすると
心はどこまでも深層へ、
暗夜に際だち輝く月は
その距離を強く
つきつけてくる
月の離れるそのさびしさは
唯ただ言語に絶します。

しかし、
単に遠いわけではありません
心が満ちれば
月もそっと
近づきますし
それは一方で
心が欠けている時
いや完全ではない時には
月はさっき言った通りに(そして思えば思うほど)
離れていきます

眠れない夜はふたつの心
あわせて繋いで(そうこころみて)
窓からみえるこの情景
森は黒い塊となり
暗夜に際だち輝く月は
せまい部屋
むなしい白熱灯に照らされた
心に、そっと
寄り添うように
ただ天頂に、あるのです。

(今日は気分がいい、と
 思っていたけど
 やっぱりそうだった
 満月は雲で
 淡くなっている
  だけどこんなに伸びやかに 
   つめたい余光のなか
    ぼくの心が感じている)

315:あおたん
09/03/07 13:32:59 FkMFnR3N
すみません>>261は連投の時のやつなんで評価なしです。

316:雑草 ◆je5cNlouiI
09/03/07 14:46:04 ihUTohwo
>>305が評価覧漏れなので、どうぞよろしくお願いします。

317:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/03/07 15:17:13 uOFGXvaL
未評価>>313

>256 >269 >298 >305 >308
>309 >311 >314

318:名前はいらない
09/03/07 20:14:09 WMFHeQdu
「友だちの手」


君が触れた指は
友だちのもの

みっともない
温もりだった

辛いほど
親しくて
醜いけれど
いたわりたかった

忘れたい
忘れてくれ

忘れるだろう
忘れられる



319:雑草 ◆je5cNlouiI
09/03/08 18:30:52 mm9pkjcV
>>256
いつの間にか誰も、自分に近かったり風景だったり自分に語りかけていた存在が消えてしまった。
と言うようなことを感じました。『千と千尋の神隠し』の出だしの場面なんかを思い浮かべました。
気のせいか、と言う語を出すことで、だんだん確信してくる様子が描けているのでしょう。ファンタジー
の様にとらえられるかもしれないけど、子供の頃の不安さ、それが大人になってふと頭をよぎることも
あるでしょう。C

>>269
逝く、に至るまでの言葉遊びですが、詩の終わりがしっかりしているためか、楽しんで経過する
事ができました。D+

>>298
40歳になっても、情熱を抱えた恋に苦しむ様子は、とても想像できないのですが、実際に40歳
過ぎであるとすれば、見習いたいような、気もします。D

320:雑草 ◆je5cNlouiI
09/03/08 18:48:43 mm9pkjcV
>>308
勇ましい態度の裏にある心持ちは、この言葉通りの戦いに勝利を収められるのか、と言った思いや、
実は依存して膝を屈してしまいそうになる気持ちがあるのだと思いました。希望という物に対して
批判をすることで、本当に見つけたい物が別にあるのだ、という強い思いが伝わって、心に残りました。
D-

感想です
>>309
夜の情景が浮かび、二人は独立記念日を祝いたいのか現実感がわかないのか。圧倒的な
現実感、強いイメージを喚起された。二人の行動が、いちいち気になり、感情移入してしまう。
唾を吐くという行為も汚くなく、映画の一シーンのようにキマっています。



321:雑草 ◆je5cNlouiI
09/03/08 18:51:54 mm9pkjcV
失礼しました。>>308の評価はC-ですので、訂正します。

322:名前はいらない
09/03/08 21:17:05 iWDPFIkK
「crying in the display of night」

月明かり 灰色ディスプレイ
繋がれば 幸せなのに
僕らは 拙い言葉で
溢れ出る 気持ちを縛る

明日も 顔合わせるの
辛いな 棒が足りないな
僕らは 自分のために
画面を 凹ませている

電話したいなあ 君は起きているかな
口で言いたいな 迷惑じゃあないかな
夜はお静かに 夜はお静かに
……返事くださいな

月明かり 鈍色ミッドナイ
疲れたな 寝なくちゃ駄目だな
僕らは 足りない言葉で
とめどない 気持ちを括る

電話したいなあ 君は起きているかな
口で言いたいな 迷惑じゃあないかな
夜はお静かに 夜はお静かに
……明日は会いたくない

こんな夜だから 素直になるんだ
霧が深いから 痛くもならないよ
君のためになら 素直になるんだ
夜が覚めるまで 痛くも痒くも…

嗚呼

電話したいなあ 電話したいなあ ああ
電話したいなあ 電話したいなあ ああ
夜はお静かに 夜はお静かに
……明日なんて来ないかもしれない
……明日なんて来ないかもしれない

嗚呼

323:名前はいらない
09/03/08 21:43:57 nYiCH7w3
「当たり前の事」

貴方はここ最近
幸せを感じたのはいつですか?
裕福すぎて
思い出せないかもしれない
今ここに存在している事、
今日も人間として目覚めた事、
息をしている事、
ただそれだけの事が
奇跡だと気づく。
身の回りにあるもの
常に気をつけてないと
それらがあまりに近すぎて
見失ってしまいそう。
それを忘れないでいよう。

324:名前はいらない
09/03/08 23:03:09 EP7/go84
ポイしないでください!

325:榎草太郎 ◆l2g71HROcg
09/03/09 00:02:23 BrI5O2mG
>>322
ずっと「もんどりうって」いる。
歌詞ならば1番と2番を同じカラーにせず何らかの展開をもたせるというのがセオリーだが、
この作品は終始同じトーンであり、唯一一番最後のみ飛躍を見せるがトーンは同一なのである。
読者は作者の泣き言に延々と付き合わされるのみであり、
「棒」等意味がわからない部分が出て来るたびイラッとし、
安っぽいバンドがつけそうなセンスのないタイトルにも苦笑させられる。
正直この詩にあるのと同じ感慨をもつ人間でもこのグダグダさには付き合いきれない。
つまりそこにセンスがある。
普通に展開を伴う構成をとらないのは表現したい内容が切実に「展開しない」からなのだし、
意味のわからない部分があるのも簡単に伝え伝わるわけもない「閉じた個人」を表現したととることもできるし、
また作品中にあるように「言い切れない心を短く括った結果の意味不明な言葉足らず」であるともいえる。
普通のパターンに追従して小綺麗にまとまるよりは内容から溢れ出すパワーを貫くほうがよっぽど光る。
タイトルに関しては単にセンスがなさすぎるとしか言いようがないけど。
しかし繋がるだけで嬉しいというのに言葉で括ってしまう→電話したい、という流れは全くわからない。
電話ならば沈黙よりももっと繋がるとでもいうのだろうか。
ということは実際に会えばもっと?んなこたーないだろう。
そこに説得力を加える背景がもしあるのならそれを見せてほしかった。
光るものは一応あるが、粗すぎる。
C-

326:榎草太郎 ◆l2g71HROcg
09/03/09 00:11:57 BrI5O2mG
>>323
これは下書きだ。ここから詩を作ってほしい。
にしても中学生以上であれば誰もが思ったことがあるような内容であり、
こんなことをテーマに詩を作っても感動するような作品になるとは思えない。
こんなテーマを今更(しかもそのまんま)持って来た時点でセンスはゼロである。
もしこのテーマで感動させられる作品が書けるのであれば物凄いセンスがあるといえるだろうが、
前述した通りこれは作品以前の下書きである。
テーマを見つけたら物語でも描く感覚で肉をつけてみよう。
D-

327:名前はいらない
09/03/09 00:40:35 VW1uBjeU
「アイスクリーム」


お母さんに帰ってほしいから 
部屋のかぎをかけた
買い物袋の中には、ぼくの好きな
マリファナをたくさん入れて帰ってきた
ということは分かっている。

「次郎ちゃん、あなたの好きな
マリファナよ。
お母さん、池袋で買ってきたの。
どう・・・?部屋から出てこない・・・?」

きませんよ。おかあさん。

お母さん、ぼくは医者になりたい。
そしてあなたを治療したい。
完治したら、一緒に吸いましょう。


dousitemo damedesuyo

暗号しかこの世にはないのか?
お前らの言ってることは理解できない
なんで理解できない言葉でお前らは
しゃべったり書いたりするんだ?
なんで、理解できる言葉をかけるのは
俺だけなんだ?

お母さん、どうもあなたの体内で覚えた言葉が
何の役にもたたないようなんですけど、
どうしてなんですか?どうしたらいいでしょう。

「次郎ちゃん、お母さん、買い物にいくから。
ほしいものはない?」

お母さん、わたしはね、言語を理解しようとする
勇気が欲しいんだ。
どこで買えますかね。ダイエーとかで
売ってますかね。


ダイエー 薬売り場
エスカレーターで5階

「すみません、勇気下さい」
「えっ?」

買い物は終了した。
帰りにアイスクリームを買った。


しばらく日光にも当たってないからなあ
アイスクリームと一緒に溶けそうだよ

328:名前はいらない
09/03/09 00:44:07 23pc2hc1
自分自身に裏切られて
立ち上がる力も無く
泥のような雨に 打たれ
毒のような霧に もがき
もう 乾いた笑い声しかでないよ

ごめんなさい
ごめんなさい

見守ってくれるはずの人は
愛想を尽かして 離れていく
泥のような雨に 打たれ
毒のような霧に もがき
もう 擦れた笑い声もでないよ

ごめんなさい
ごめんなさい

自分さえも守ってくれない
ぼくには 誰一人仲間がいない
みんなはみんなのために
ぼくは今日見る夢のために
もう ぼくはひとりぼっちなんだよ

もう みんなと同じ生き方は できないよ

ごめんなさい
ごめんなさい


329:潜水服
09/03/09 01:51:31 Ef61OX+h
『自由の成れ』

ただ歩く
当てもなく用もなく
コンビニへ行って
タワレコに行って
服屋さんに行って
さして何も欲っさずに
そして何にも心奪われずに
ただ人ゴミを縫うようにコツコツと
ビルの屋上の赤い観覧車に一人で乗って
空中さえも散歩する
でも何も欲っさずに
そして何にも心奪われずに


330:名前はいらない
09/03/09 02:10:27 xkwV/U1J
「月下」
 
とっ



さん ・ さん・ ・・錆の冠
すくうと するする

陽は 底に


不意に 詠の群れる絵

    .
船首も

オオルで手繰る
工場の






331: ◆77r3yrtC9I
09/03/09 03:49:33 JPwIB1s0
「笑顔の証明」

遊園地
私は見ていた
父親と母親に挟まれた笑顔の子供を見ていた
あまりにも幸せそうな笑顔だったから私も笑顔になった

子供は泣いていた
両親とはぐれてしまって泣いていた
笑顔は泣き顔に変わった
私はどうだったのだろうか


その日
私の両親は殺された

準備はできていた
号泣する準備はできていた
そのはずだった
私は泣かなかった


遊園地
私は見ていた
父親と母親に挟まれた子供の笑顔を見ていた
幸せな笑顔だった
私は泣いた

332:名前はいらない
09/03/09 08:09:25 Dz2pwb4W
太陽系旅行

廃棄物を漁る盲目の君と綺麗な宝石のある井戸の中で踊った日のことはまだ覚えてる。

お互い「信じられるかい?」と呟き合っては瞳を交換していた。荷物の中はガラクタと少し冷たい雨だけだったね。

夜の海が宇宙であればいいと願っては箱舟に乗り込んで幾つも魚に怒鳴られた。やがてオールも溺れてしまったね。だから次は飛行船に乗り継ごう。

大宇宙でさえ秘密を科学者にバラしてた
それでは無限と言われた空で笑う星が
あんまりじゃないか
この惑星でいちばん綺麗な夜を
僕らは知っていたから
その事を誰よりも哀しめていた

枝分かれする旅路の行方を知って2人がいつまでも宇宙を散歩道として手を繋いでようと決めたのは、宇宙が出来てから随分と長い時間が経ってからだった。

宇宙はそれを知っていたから
その事を何よりも哀しめていた。

333:名前はいらない
09/03/09 08:13:50 Dz2pwb4W
ついでに
>>320
感想どうも


334:ゴミ
09/03/09 12:25:15 J6Suzfef
未評価>>313

>305 >309 >311 >314 >318
>322 >327 >328 >329 >330

>331 >332

335:ゴミ
09/03/09 12:41:18 J6Suzfef
>>305 返答と、作品の投稿は別にした方が見やすいです。
この作品は「夕闇」ですね。日没なら、
「日没」 しぶきをあげて 夜に沈む 橙色の日
こんな感じ。
「雲が押し寄せてきて」は良いですね。
空の階調はもっと細かく描いた方がよいかも。
最後の辺りは、とくに、「夕闇」らしさがあると思った次第であります。 D+

336:ゴミ
09/03/09 12:49:09 J6Suzfef
>>309 巧いと思いました。
通して読んでつっかえる所がありません。
ちょっとくずしても、構文が不自然な日本語になっていないためだと思います。
「遊泳記念日」が詩の文脈にきっちり収まっているのも、よく計算されていて
とても形がよいです。
かなり難しいことをやって成功している気がします。 C+


337:榎草太郎 ◆eQ4FSgZXUc
09/03/09 13:52:19 BrI5O2mG
>>327
「帰ってほしい」には結構色んな意味がある。
それを冒頭からぽんと出されるのでいきなり迷ってしまった。
冒頭からこれだからもしやと思ったら案の定全編不親切さとテキトーさに満ち溢れている。
人称がころころ変わるのは意味もおもしろみも感じられずただ不親切でテキトーなだけだし、
勇気が欲しいといいながらいとも簡単に(そんな書き方だ)勇気を買いに行くのはナメているとしか思えない。
最後に唐突にタイトルの物を出してそれに収束させるのはよくある手ではあるがセンスはある。
しかしこの不親切さとあんまりなテキトーさをなんとかしてほしい。


338:榎草太郎 ◆eQ4FSgZXUc
09/03/09 14:09:19 BrI5O2mG
>>327追記
ドラッグで分裂した世界だとでもいうのかもしれないが、
マリファナごときでラリられても困るし、作為は素面である。

>>328
タイトルがない。
ということは①本文自体がタイトルであり鑑賞が作品となるような代物であるか、
あるいは②作品以前のアドリブもしくは落書きであるか、
あるいは③タイトルというものに意義を認めない反骨的な作品であるか。
どうも2番のようだ。
自殺の詩なのだろうか。タイトルが何も示してくれないのでわからない。
「雨」なのに笑い声は渇いている→2コーラス目には擦れて(すれて、と読むのだろうか)しまう
その流れはややおもしろかったが結局は塩水でもないのだから矛盾しているとしかとれない。
共感できればいいのだろうが私にはできなかった。
駅の構内でうずくまっているお爺さんを見つけた時のほうがよっぽどハラハラした。
D-

339:名前はいらない
09/03/09 14:22:48 DD8gUbEY

出ていけ・キチガイ・ネズミ講の創価学会のクソ野郎

出ていけ・キチガイ・ネズミ講の創価学会のクソ野郎

創価学会・公明党の選挙出馬はキチガイ・詐欺師の候補者

創価学会・公明党の選挙出馬はキチガイ・詐欺師の候補者

キチガイが選挙活動・創価学会・公明党

キチガイ候補の・創価学会・公明党

キチガイ・狂信宗教・ネズミ講の集まり



池田大作を狂信するキチガイの集まり


340:ゴミ
09/03/09 15:10:59 J6Suzfef
>>311
2連は、1連3行目の直訳「裏切られた踊り真実の愛の上で」
を分解して述べています。
意味深に見えて、言葉遊びのようです。あまり面白くないです。 D

341:名前はいらない
09/03/09 15:20:13 dgCrRned
理不尽

戦争を起こす当事者は、いつも一番安全なところにいる。
犠牲になるのは力のない人達。
まるで子供のけんかだ。
子供のけんかのほうがマシ。
子供のけんかは命なんかかけない。
ちからで制して変わることなど何もないのに

342:ゴミ
09/03/09 15:27:01 J6Suzfef
>>314 文学的な言い回しが板についている感じです。
変わった表現しても引っかかりを感じない。
文章をまとめる力があるのでしょう。
心と月の比喩は細かく、それでいてくどくない。
文体が第三者の言葉の様にも見えますので、
「ぼく」の言葉でしたら、もう少し入れ込んだ感じに。 C

343:ゴミ
09/03/09 15:40:12 J6Suzfef
>>341 ごもっとも。でも、それはまだ理屈から出ていない。感情を揺さぶられるものがない。
描きたいものに対する感情を込めましょう。D 参考までに↓

「戦争」 北川冬彦
義眼の中にダイヤモンドを入れて貰つたとて、何にならう。苔の生えた肋骨に勲章を懸けたとて、それが何にならう。
腸詰をぶら下げた巨大な頭を粉砕しなければならぬ。腸詰をぶら下げた巨大な頭は粉砕しなければならぬ。
その骨灰を掌の上でタンポポのやうに吹き飛ばすのは、いつの日であらう。

344:ゴミ
09/03/09 15:42:33 J6Suzfef
未評価>>334

>318 >322 >329 >330 >331
>332


345:名前はいらない
09/03/09 15:51:37 OshjIz4e
榎草さんって何者?この人に習ったら詩人になれそう。

346:ゴミ
09/03/09 16:21:41 J6Suzfef
未評価>>334

>318 >329 >330 >331 >332

347:名前はいらない
09/03/09 16:44:41 i5Px3zvf
>>338
詩のタイトルの意義って何だ?
「整理に便利」以外で頼む

348:名前はいらない
09/03/09 17:25:31 UjImaIEv
『おじちゃんの星』

おじちゃん
おじちゃん
仕事しないの?
言ったが最期おじちゃんは
どこかへどこかげ旅立った
遠い宇宙のそのむこう
どこかへどこかへ旅立った
あそこに光る一等星
おじちゃん
おじちゃん
今日も明るくてらしてね

次の日違うおじちゃんに
おじちゃん
おじちゃん
お仕事しないの?
行ったが最期おじちゃんも

349:榎草太郎 ◆eQ4FSgZXUc
09/03/09 17:54:57 BrI5O2mG
>>329
読者の目を意識して書いている。
あるいは読者の意識の流れを操作している。
読者はことばに誘われて歩き出し、「買い物、楽しそう♪」と思ったところで
「さして何も欲っさずに」と、空中に投げ出される。
そしてそのことばは虚飾を廃し、赤い観覧車以外はなんとも味気ないとすらいえることばで綴られている。
普通ならこんな説明用みたいな「閉じたことば」を使えば「もっと具体的に描いてほしい」といわれて当然だ。
が、この詩ではことばを開く必要性をさして感じない。♪ことばはわかりやすく道案内してくれるための道具でよいのだ。
ただ、「当てもなく」とか「欲っする」とかの妙なことばづかいは気になる。
「宛もなくorあてもなく」、「欲する」、でよかったのではないか。
「自由の成れ」というタイトルも、バッチリ内容のAnswerになっているのだが、
「成れ」というとどうにも「成れの果て」に繋がり印象が違ってしまう。
どうしてもこのタイトルをつけるのなら「成れの果て」ということば
をマイナスイメージから切り離して自由にして見せてほしかったと思ってしまう。
またシンプルにまとまっているのはいいのだが、やや過ぎているようにも思う。
オーディオにたとえれば100Wアンプに5㎝同軸スピーカーを繋いだような音なのだ。
定位ははっきりわかるが低音不足で音場感が小さい。箱庭より小さくてプラスチックのミニチュアみたいだ。
また、この詩を金を出して買いたいと誰かが思うとも思えない。
Bをつけようかとも考えたが以上の理由から却下。
わかりやすさ、テーマを閉じたことばを使って具体的に開いた技量、飄々としたムードなどは買いたい。
C+

350:榎草太郎 ◆eQ4FSgZXUc
09/03/09 18:18:08 BrI5O2mG
>>330
ユングの性格タイプ論でいうと私は直観的な人間である。
ゆえに直観の正反対に位置するこういう感覚的な作品は正直苦手である。
このスレは作品のセンス(感覚)を評価するスレなわけだから本当は私など場違いだという気もする。
まぁそれでも無い自分のセンスを最大限に振り絞って頑張ってみるのである。
この作品のように情景を斬新げな感覚で異化するようなやり方は凡百の現代詩人たちによってやりつくされている。
記号を挿し挟む手法、奇をてらった改行、種があるのかも不明な暗喩による宙に浮くようなイメージ、
どれもが既にありふれている。
しかし「錆の冠」という表現にはやられた。
「錆びた冠」なら容易にイメージできるが、「錆の冠」はなかなかイメージできない。
大体錆ほど単独のものとして他(金属)から切り離し難いものが他にそうあるだろうか?いや、ない(反ry)。
よくこんな表現を見つけたものだと感心した。
「詠の群れる絵」にしろ、こんな表現を考えつくのは天才か、バカかだ。
この作者がどちらであるかについては私には勿論判断できないのだが、
なんとなくバカのほうな気がしたので評価は最低にしてみた。



351:あおたん
09/03/09 18:27:41 xjRO8j9/
>>342
C評価ありがとうございます!
たしかに“ぼく”の感覚をもっと入れるべきだと言われて気付きました。
参考にしてみます!

352:榎草太郎 ◆eQ4FSgZXUc
09/03/09 18:48:08 BrI5O2mG
>>347
「整理に便利」というのでは「評価人が楽できるから」という感じがして、
それでは何か違うので訂正させていただく。
評価人が便利だから、ではなく、読者が不必要に迷ってしまうことなく方向性をもって読むために必要なのである。
読者はまずタイトルの印象をもって作品内容を読む、
あるいは読み終えた後でタイトルに戻ってAnswerを得る、
詩作品の内容がQuestion、タイトルはそれに対するAnswerといった感じだ。
タイトルがないと読者が迷う、というわけでは必ずしもないが、
タイトルがないせいでとんでもない勘違いをされてしまうというのは有り得ることだ。
クイズではないのだから答えは必要程度には明示しておくべき。
暗喩を様々なイメージで自由に読んでほしいという向きもあるだろうが、
たとえば

速すぎる

という内容の詩にタイトルがなければ、作者はイメージのとっかかりが少なすぎて途方に暮れるだけである。
しかしこの詩に「蟻」というタイトルがついただけで読者は自由にイメージを広げるための方向性を得ることができる。
(ちなみに勝手乍ら引用させていただいた作品はアンダーバー氏の名作である)

他にもタイトルの意義は
・作品の額縁となる
・詩集の目次作りに便利
・歌詞ならタイトルがなきゃ商品にならない
・作品内容を意味深または意味不明なものに異化できる
等々ある。
もちろん俳句のようにタイトルのない詩もあるし、
タイトルがないことが効果を上げるような詩もありうる。

長々失礼。

353:榎草太郎 ◆eQ4FSgZXUc
09/03/09 18:56:32 BrI5O2mG
なんか偉そーなことを中途ハンパに書いちゃったなf^_^;
タイトルの意義に関して反論異論あれば別スレでツッコミ願います。
(このスレではスレ違いになるので)

354:名前はいらない
09/03/09 19:43:38 OshjIz4e
勉強になります。これからもがんがってください。

355:名前はいらない
09/03/09 20:58:54 CXWTPw5m

『モミアゲ』

忙しないのね、気苦労ばかり
眠たいくせに寝れないくせに
逃げてばかりの人達の中で、あなた一人が防波堤?
何に立ち向かって、何を庇って、何から目を逸らしてるの
ミミズのように這いつくばって、土から土へ、泥から泥へ…
世界が真四角なら、あなたはきっと角で踏張る役で
世界が三角でもあなたはやっぱり先端を望むわね
けど世界は丸いって、あなた、ずっと知らないふり
ふっと気付いたら、庭先に雀がいないって
もうずっと昔からそうなのに

もうずっと昔からそうなのよ
娘が泣かないのも、息子達が笑わないのも
もうずっとそうだったのよ

春が来ても夏になっても種を蒔かなければ・・・
遠い浜辺の綺麗な花火で我慢しなくちゃね
祭り囃子はすぐ消えて
あなたとわたし なにが残るの?  残ったの?
子供達に買ったあの仮面 もう誰もつけない
埃まみれの明るい仮面

今日は遅くまで空を見ていたの
雀がかえってくるような気がして
小さな木蓮の蕾が開きそうだったけど
遠く風が園児達の声を運んできて
それから

それから
泣きたいくせに泣けないくせに
切ないくせに切りたいくせに
空がひっそりと沈んでいったの
いつの間にか ゆっくりと、丸く

356:名前はいらない
09/03/10 00:26:27 WAfovJb5
>>328
評価ありがとうございます。

357:名前はいらない
09/03/10 01:06:38 cclrtgSt
>>340
そうですか。残念です。
評価、ありがとうございました。

358:榎草太郎 ◆eQ4FSgZXUc
09/03/10 08:44:29 F0qxTmoh
>>318
誰かの詩集にありそうですね。
50年前くらいのセンスかな。
視点は一人称なのに友達の手を触るのは二人称なんですね。うーん目的も効果もよくわからない。
友達の手を「君」にさんざん味わわせておいて、最後になんだか忘れさせようとする。
最後の二連は本当わかりません。忘れるのは手のことなのか、手から連想される他のことなのか、
会話しているのは「君」と友達なんだろうけど、意味はわかりません。
たとえば戦争の詩のように、同じ時代背景に自分も立てば「あぁ」とわかるんじゃないか。そんな気がしました。
D+

359:名前はいらない
09/03/10 09:15:54 BXJ9buDL
>>318 何故、「忘れたい 」のか書いてないです。
想像させる事で深みが出る箇所では無いと思います。
ピンぼけデス。 D-

>>329 「さして、そして」「でも、そして」は
格好悪いデス。速度が落ちる感じ。
足早に通り過ぎる感じを作品から受けまして、
良かったです。 C

360:ゴミ
09/03/10 09:20:03 BXJ9buDL
未評価>>346

>331 >332 >348 >355

361:榎草太郎 ◆eQ4FSgZXUc
09/03/10 10:12:59 F0qxTmoh
>>331
うまい。無駄のない構成で書きたいことだけを書ききっている。
これなら金を出して買ってもいいという人はいそうだ。
が、たとえばサラダ記念日とかのようにはヒットはしないだろう。
あまりに説明的な味気ないことばばかりで描かれているからだ。
これでは小説の粗筋と変わりがない。
頭に、心に残るような、そんなワンフレーズが欲しかった。
タイトルもしっくり来ない。これでは固いし、やはり味気ない。内容との繋がりもよくわからない。
この内容ならもっと心に残るようなのがよさそうだと思うのだが。
大幅な推敲が必要だが、それにしてもこれに肉づけをしたら意外とフツーの小説になってしまいそうだ。
時間がなくてもスラスラ読めて深く感動できるところにこの詩のよさはある。
しかしこのままでは骨皮ばかりの物語であり、あなたならではのものがない。
いっそ歌詞にしてみたらどうだろう。

ちなみに良い小説の条件に「言葉が消えて情景が浮かぶようなもの」を挙げる人がいる。
私は必ずしも賛成ではないが、この詩の場合にはそれも合うかなと思う。
ただし「言葉が消える」というのは粗筋のような味気ないことばで書かれるからではない。
すぐれた具体的な描写によって読者はことばの向こう側へ連れ出されるのだ。
C-

362:名前はいらない
09/03/10 11:52:00 WHv4aXc/
「卒業」

空虚が浮かんだら 部屋が沈んだよ
うたかたってなんだろう
はてなが淋しいな

夕焼け空が遠い 僕は今なんだろう
肩書きを失った瞬間から
自分がわからなくなってしまった

窓はいつもどおり 季節を映し
春の訪れを待って くるまる僕を呼ぶ

柔らかな月が 桜の花が 咲く頃に
机から立ち上がれたなら
散歩にでも行こうかな
うたかたがそっとはじけた

363:名前はいらない
09/03/10 12:45:03 NsSdu7Mr
青葉

つと見上げたら桜の木の隣に瑞々しい緑があった。

私はその緑の名前を知らないけれど、春らしいちからづよい青さに、鞄からデジカメを取り出してシャッターを切った。

食べたら苦そうな葉っぱ。
旺盛な食欲みたいに広がる幹。
こんな強い生命力を物言わぬ、言ってるかもしれないけど言葉がわからない植物から感じるとは思わなかった。

桜のことを忘れた。

ずっと上を向いていたせいで疲れた首と、緑がくれた大きな大きな贈り物は、私の中でいつまでも響いて、気分を高揚させる。

春は生きることを思い出させる季節だ。

浮かんできたこの言葉を繰り返す。

歩くことに対するためらいを、私はその時捨てた。

364:傘
09/03/10 13:05:57 heZYhug+
「雨音」

雪に埋まる心が見えないように
顔を背けて声を出さない

変わり始めた天気の行方を見失って
ただ風に吹かれ目を閉じている
何も感じたくはない
雪崩のように感情が落ちる

空が雲に覆われて
降り出した雨に打たれ滴る水の感触に背筋が凍る

このまま凍えてしまおう
いずれ何も感じなくなる
いつか全部消えてゆく

雨雲の隙間から光りが見える
空が見える前に
目を瞑ろう
何も見えないように
雨の音だけが聞こえる


365:名前はいらない
09/03/10 14:18:38 d9sw6P+M
「絶望」
ああ 気が狂いそうです それとも 狂っているのか
時はすでに満ちた 
取り返しのつかない闇夜に 身をゆだねている

君は頭がおかしいと 群衆の哄笑が共鳴している あの日耳をすまして
自分のおかしな足跡の意味を悟り 俯き 私もわらう

世界の全否定 掌と周りとの境目さえ
区別がつかなくなっている
驚いたでしょう 信じてきたものがすべて偽りだったとは 

だましなさい だまされなさい だましてください
私の白も あなたの黒も 
夕立に広げる傘も 澄み切った青空から身を隠すように広げた傘も
滑稽でしょう 本当は同じ景色を見ているだなんて
そして誰も気づかないままに 世界は回る

366:あおたん
09/03/10 14:34:27 P5gkDrqd
『或る生きる人の歌』

そうさ
青春の日々から抜け、或る日曜日の朝に
意気揚々と旅にでる
荷物なんていらないぜ
わりとなんとかなるもんだ、って
のら猫もそうないている
さあ歩き出そうぜ

ほらみてよ
太陽をうけた草たちが
青々と光って
ぼくらを歓迎してる
ずっとむこうまである
つきあたりが無いみたいに
そらは隅まで透明だ
涙なんてしても
どうせ青く澄みきって透明に
このそらへ蒸発してしまうのだし
 ただ道はずっと続くから
  てくてくてくと歩いていこう

いつかどうしようもなく、疲れたらやすもう
ひとつの町くらいに
大きな木の下で
木陰はそっと包んでくれる
おちた陽は
息をのむほど生命力をもって
風にざらざら揺れている
その自然のメロディーは いつかの古い夏のように
わるい気持ちをとばしてくれるみたいにきえる
夜があけ、元気になればいこう
 そのくらい単純なんだ生きるなんて
  だってそうだよ、いまここに在るのがなによりさ

―…遥かなそらを
大きく強い風がながれてく
カントリーロードの ずっとむこうまで
雲まき込んで
どこまでも走っていく とけださないで 水色に透き通って
ぼくらには見えないくらい 透き通って
きえてなくならないくらい大きく
その透明な
広大な純粋の世界に
すっと
成ってさあ、 きえてしまう その日まで―


(だけどねきみ
憧れや懐かしみばかりじゃ、いられないぜ
そのふたつの足だけが、
いつまでも確かなんだから! そら、もう朝だぞ!)

さあ
また歩きだそうぜ
上を向いて
そら眺め
やりきれなさを
ずっと背負ってさ、どこまでも

367:円星 ◆NzRitgToB2
09/03/10 14:58:41 CpPJZsuu
評価に反論するつもりではないですが、僕にも評価させてください。
気を悪くされたら、ひとつの意見として捉えてください。

>>304
僕は良いと思いました。
読んでいて、心地好いです。
言葉から感じる心地好い成分が誰よりも強いです。(それは大きなプラス点です)

僕は「A」だと思いました。
「不遇」というものを見事に言い表していると思います。
「落としていく」などの独特のレイアウトも、直感に働きかける効果をだしています。
この詩は、直感で読んでのみ、人に、心地好い感覚をあたえてくれます。
読み込むほどにその成分が薄れます。ついには消えてしまいました。
何も考えないで読むと、心地好いです。言葉の意味を考えながら(解釈しようとしながら)読むと、
その成分が消えちゃいます。
なので、この詩は直感にうったえかけてくるものをたのしむのが、この詩の味わい方なんだと思います。

最初は、こんなふうにレイアウトに凝る手法は、視覚にうったえてきて、絵をみるようで
詩の表現ではないような気がする、と思ったのですが、この詩は直感で読むための詩ですから、
やっぱりこれでいいんです。

あと、「落としていく」のレイアウトは横書きだからできることと思ったのですが、縦書きでも上手くみせればできますね。
やっぱりこれでいいんです。

う~ん、すごい。!

368:セブン ◆unBGf6ZgAA
09/03/10 18:05:29 ZFe+dKm3
生き馬の目を抜くって言うじゃない?
あれって凄く痛そうだよね。
鷹ノ子はとんびではなく鷹だよ
生まれたとんびは不倫の子さ。
猫の手を借りるのは三味線を作る時
犬の頭をを打つのは金属バット

ひねくれた視線と思考
僕はユラユラと揺れる海月みたいに全ての事象に毒針を伸ばす


369:セブン ◆unBGf6ZgAA
09/03/10 18:07:22 ZFe+dKm3
題名は「中二病」です^^

370:名前はいらない
09/03/10 18:10:15 ZFe+dKm3
鷹→とんび
とんび→鷹

(^ω^;)

371:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/03/10 19:37:45 4ANhnwWY
感想にします。

>>348 不条理で、黒い笑いを
無邪気な口調が、引き立てていてよいですね。

>>362 卒業して、足元がおぼつかないような不安な
落ち着かない気持ちを、心象と情景を交えて表現
できています。


372:ゴミ ◆notePDkbPQ
09/03/10 19:39:15 4ANhnwWY
未評価>>360

>332 >348 >355 >362 >363
>364 >365 >366 >368


373:ハイエイ ◆V0x0OXEVDo
09/03/10 19:52:22 wv7s/cHv
「感受性過多症候群」

心が
高揚している

すでにマックスなのに
無理やりつまみをねじきって

ガーガーという雑音が
ピー、キー、キーン

ニンゲンに聞き取れる音域を
超えてしまった

息が
乱れ

唇が
ぷるぷる震え

くやしくて
せつなくて
うれしくて

カンマ秒単位に
泣いたり笑ったり怒ったり

涙がこぼれ
からから笑い

意味もなく叫びたく
でも
その衝動を抑え込み

心臓が
速く
速く
これでもか
これでもかと
打ち鳴らす

ねぇ

わたしは
わたしはね

いま
壊れている

374:名前はいらない
09/03/10 20:54:50 ST9n9PRk
1割の人間は糞を食い
8割の人間は泥を食い
平気な顔をしている
胃が腐れ堕ちてから
奴らは初めてそれに気付く

残る1割の我らは
目醒めなければならぬ
泥を恥じよ
糞などはもってのほかだ

さて
では何を食うべきか
それはな



375:Dの嘱託
09/03/11 00:35:40 PI15j1mz
>>374 D-
糞食う1割がどんな集団か、泥食う8割がどんな衆人か、
それすら語ることもなく、あまつさえ結論を秘匿する。
隠すということはそれを知らしめるまで、知らないも同じだよ。
しかも知りたくないし、おもしろくもない。

>>373 D
タイトルで充分なんだよね。
識別子、補佐としての役割以上に、タイトルが意味をなしている。
タイトルが詩を補わずに、詩がタイトルを補っている。
必要な言葉は「感受性過多症候群」「壊れている」これだけ。
改行も機械的で、ぶつぶつと途切れるくせに冗長。
ダシや汁がなくて、のびきってすぐに切れるうどん。

>>365 D-
うう~ん。むむん。なんだろ、無味だな。
イカスミかと思って食ってみたら、ただの黒い着色料でした、みたいな。
黒っつっても墨汁だったり家財の燃えカスだったり
乾いた血反吐だったり、いろいろあるのに。
喉を裂かんばかりの叫びも、胸を穿つ哀感もない。淡あい諦め。
狂うと云っている間は余裕があるもの。態度で表すべし。



376:Dの嘱託
09/03/11 00:36:12 PI15j1mz
>>364 D-
柔いなあ。要点が絞れてない感じで、疎ら。
「何も感じたくはない」→感じたくなければ風に吹かれるのも厭う。
「いずれ何も感じなくなる」→明日がんばろう、次にしよう、と同じ。
雨音を主題とするなら、もっと叙景的なほうがいい。もしくは聴覚的に。

>>363 D
どこか最初に浮かぶ期待を、次第に裏切っていく詩。
「こんな強い生命力を~」辺りから尻すぼみ。新鮮味はない。
石田衣良の偽善味あふれる短編集にありそう。

>>362 D+
虚無が消えるのが早いかな。浅い悩みに見える。
一読すると奇を衒った文に見えるが、なるほど辻褄は合ってる。

>>355 D
なんか口喧嘩の言葉みたいだ。推敲してるのか怪しい。
同列反復の繰り返し、言い直し、これが原因だろうな。
「何に立ち向かって、何を庇って、何から目を逸らしてるの」
「もうずっと昔からそうなのに」「もうずっと昔からそうなのよ」
んで「切ないくせに切りたいくせに」に至っては愚かしく感じる。
熟考されたフランス料理に、ケチャップをかけようという輩はいない。
冷凍の分厚いフライドポテトみたいな詩。ケチャップ似合う。食えなかない。

377:潜水服
09/03/11 01:18:52 ZrAfx1om
>>359
ズバリな指摘と評価ありがとぅございました(´ω`)精進します。

378:名前はいらない
09/03/11 02:46:26 UUws1mdq
「ぼくの絵描き歌」

□ ○ ・

□ ○ ・

ぼくの絵を描いてごらん

しかく まる てん

しかく まる てん

この3つを上手につかって

□ ○ ・

□ ○ ・

これが目印なんだ

□ ・ □

□ ・ □

ここに打てということだ

○ □ ・

・ ○ ・

ヘロインでもアシッドでも

・□   ・・□

○  □   ○□・・

へのへのもへじよりカンタンだろう

□ ○ ・

□ ○ ・

ぼくの体はたったこれだけなんだ

379:331 ◆77r3yrtC9I
09/03/11 03:37:42 netU0hun
>>361
評価ありがとうございます。
タイトルについてですが、泣くこと=笑顔が存在したことの証明、と考えて頂けたら分かりやすいと思います。
両親が死んでも「私」は泣きません。つまり「私」と両親の間に笑顔が存在しなかったことを表しています(作者としてはそのつもりでした)
子供の幸せそうな笑顔を見て、「私」は自分には笑顔が、幸せがないことが証明されてしまったと知ります。そしてそのことを嘆き、「泣く」のです。
人は大切な何かを失う時には何かしら反応を示すと思います。その理由は等しく「大切だったから」だと思うのです。
タイトル「笑顔の証明(泣くこと)」はそういった意味でつけました。
分かり辛かったでしょうか?
もしそうだったのなら申し訳ない気持ちです。精進します。

380: ◆77r3yrtC9I
09/03/11 03:50:35 netU0hun
「恐れてしまった悲しみ」

井戸の中から星を見ていた
綺麗だと思った
井戸を上った

星を見た
上った
何度も上って落ちて汚れて傷ついた

星を見てしまった
上って落ちて汚れて傷ついた


震える両手で頭を押さえ込んだ
目をふさいだ
髪の毛の感触を感じた
涙が出てきた
涙は汚れていた

381:名前はいらない
09/03/11 06:23:56 gkHv6sIb
「詩人の怒りと哀しみと苦悩」 1/2

死ね!
と詩人が叫んだ。
「まあまあ、そんなムキにならないで」

死にたい!
と詩人が叫んだ。
「まあまあ、そう悲観しないで」

なら一体どうすればいいんだ!
と詩人が叫んだ。
「まあまあ、気楽にいきましょう気楽に」


あなた方の存在を焼き尽くす激情の原因、
それは全て“言葉”にあるのです。
“言葉”があるから、人間は怒り哀しみ悩み、醜く感情を吐き出すのです。

さあさ、そんなものは捨てておしまいなさい。

詩人は“言葉”を生み出します。
古今東西、彼らはいつだってそうしてきました。
ところが、生み出すだけ生み出して、
ハイそれでお終い
じゃあ、
どんどん溜まる一方だ。
ちゃんと後始末まで、責任持って済ませましょう。
“言葉”を自在に作れるなら、
片付けることも簡単でしょう?
だからほら、捨てておしまいなさい。


よろしければ、
喜怒哀楽、全部まとめて詰め込んで、
わたしが綺麗すっぱり
処分いたしましょう。
“言葉”のゴミが集まって、小さな島が出来るのです。
「夢の島」なんて、
なんとまあ、ロマンティックじゃございませんか。

382:名前はいらない
09/03/11 06:24:37 gkHv6sIb
2/2

詩人は帰って行った。
もう何も叫ばない。
語る前に、体が動く。
現実に向き合って、
折れる事なく進んでいく。
逞しい限りに、
生きて行く。
蝋燭の炎が燃え尽きるまで。


はてさて、
二度と目覚めぬ床についたとき、彼らは何を思うのでしょう?
閉じた瞼の裏では、華やかなりし生涯が
パノラマに広がり煌いて
それはそれは、甘美な光景に違いありません。

そこでわたしはひっそりと、
記憶の庭に埋めてある、あの頭陀袋を取り出すのです。
これからの、あなたの為に。
怒りと哀しみと苦悩。
言葉をゆっくり味わうのは
これからだってまだまだ、
全然、
遅くはないのです。

383:名前はいらない
09/03/11 08:43:30 Oq2nODI1
ポイしないでください!

384:名前はいらない
09/03/11 09:05:29 mxC7wHG8
よっぽど恨んでるんだな。

385:名前はいらない
09/03/11 09:09:57 mxC7wHG8
悪かったよ。

386:円星 ◆NzRitgToB2
09/03/11 09:39:57 /k+qAwuf
「かえせ!」
目をかえせ!
耳をかえせ!
手をかえせ!
足をかえせ!
口をかえせ!

大事なものたくさんとられっちまった

ボクノ魂ハ、コンナコトシタクナイッテイッテルノニ、
コンナコトサセルヤツガイルンダ
コレハナニ?
コレハボク?


僕の肉体は僕の魂で動かしてこそ「僕」なんだ
親の言い成りで動いてたら、
それはもう僕じゃないじゃないか!

「僕」をかえせ!自由をかえせ!

僕の自由はどこへいった……
僕はどこにいるの?
いつになったら本当の「僕」に会えるの?

コレハナニ?
コレハボク?

387:円星 ◆NzRitgToB2
09/03/11 10:20:17 /k+qAwuf
>>368
ことわざに対して、現実をみてきた自分の解釈で難癖をつけているんですね。
それはただの箇条書きです。
自分なりの解釈でことわざの間違いを指摘するのなら、それなりの、
説得力と、意外な盲点を突く、鋭い洞察が欲しいです。
自分の洞察を「毒針」といってますが、毒というほど、毒気はないです。(あっても困ります。)
鋭いこともいってません。

いくつもことわざを箇条書きにしないで、どれかひとつにしぼって深く真実を追求してみてはいかがでしょうか。
評価、D

388:円星 ◆NzRitgToB2
09/03/11 11:05:13 /k+qAwuf
>>366
上手いですね。終始一気に読めます。
青い(いい意味で)若々しい感じがよく出ています。
この詩を読むと、散歩に出かけた清々しい気分をよみがえらせてくれます。
晴れた日の、日光を感じます。
生きてるって単純だけど、こんなに気持ちがいいことなんだ。ということですね。
僕の好きな詩です。

マイナス点は、ちょっと長いかな。。。

評価、C-

改善法は言葉を集約させることです。
いらない語句がちらついてる気がします。

389:ゴミ
09/03/11 12:45:22 CRYk1v7d
未評価>>372

>332 >348 >378 >380 >381-382 
>386

390:さみだれ ◆n.DUTbwJIc
09/03/11 13:52:54 D65r7SO1
「虚構」

カナリヤの檻には鍵をつけられ
水中の鯨は狭くなった海を泳ぎ
俊足のチーターの足は衰えた
それも空を切った神様のせいで
子供達の虫は怒りに怒り
プラスチックの拷問部屋を蹴破った
それはすべて夢
全部が全部夢落ちに終わり
先端を行く人達は現実に畏れた

やがて一人、一人と目を覚まして
決められた箱に容れられいき
また一つの夢を見なければならない

391:あおたん
09/03/11 14:55:11 gt7u1TxH
>>388
お褒めの言葉ありがとうございます!好きと言ってもらえて嬉しいですっ!
無駄のないの言葉群が長いのはいいのでしょうけど、自分の詩の場合は無駄な言葉で長くなっていますよね。
もっとはまり役の言葉を選び、意味を凝縮して、
そして推敲を繰り返して無駄を削ぎ落とす必要があるなと思いました。
アドバイス、どうもありがとうございましたっ。

392:ハイエイ ◆V0x0OXEVDo
09/03/11 14:57:44 4AWtabaQ
>>375
評価ありがとうございます。
添削してみます。

393:ハイエイ ◆V0x0OXEVDo
09/03/11 14:58:20 4AWtabaQ
「ディナー」

空を舞う少年の羽根は
純白で穢れなく
天地がひっくりかえりでもしないかぎり
罠にかかることはあるまいて

ですが
ゆめゆめ
油断なされますな

ひとたび刃にかけられたならば
骨の髄まで食い干され
一しずくの涙も
残りはしない

いつの日かのディナーに
毒蜘蛛は胸ときめかせ
妄想の靄の中
きょうも眠る

夜露に光る糸の中

身をひそめ

394:名前はいらない
09/03/11 15:01:01 qAtb3lpB
>>386
一言では、いわゆる「中二病」的である
具体的には、言葉や表現が薄っぺらくありきたり、使い古されたものである上、
扱っている概念、観念、哲学にも目新しいものはなく、明らかに、詩を使わないで表現することが可能である
そのために詩全体が、書き手の心に既に歴然と有る概念や世界を伝えるために書かれたものというよりは、
詩を書くために概念を、でっちあげるか、どこかから拝借してきたものであるように見えるのである

その他言いたいことが100個有るが、そんなに暇でもないだろうから総括して言う
かりにあなたが自分の心に持っている世界を相当に高次のものとみなしているのであれば、
それは間違いであって、世の中の大人たちは意外と頭が良く、そのような地点は既に通過しているのだと教えておく
一般的な「常識と教養」のうちに、そんなものは既に総括されているからだ
これを実感するのは極めて難しいのだが、まともな量の本を読むとか、詩を含めたさまざまな創作物に触れるなどして、
ある地点まで自分の感性を高めないことには、事実、どのような霊感も評価に値する作品の創造には決して結び付かないのだ

なお本作品は当然評価に値しないのでE評価である
有名詩人の詩集を読み込むなりして、「まずは日本語の勉強を」することを勧める
以上で私が述べた評は、実はこのスレ、板で作品を投稿する者のうち、
「最近の歌の歌詞しか知らずに詩を書こうとする者」「現代詩しか知らずに詩を書こうとする者」
「何も知らずに詩を書こうとする者」「そもそも向上心がない者」
つまりおよそ七割方の連中に当てはまるのだが、彼らがそれを自分のことと知ることはついになく、
まあそれは学生の多い2ちゃんねる故仕方ないとしても、
こんな評もどうせ「長い」と言って読まないから、全く始末に困ることこの上ないのである
以上

395:名前はいらない
09/03/11 15:05:58 Bqq08Q5p
「鴨南蛮」

出てこないから
蕎麦湯啜って
人の会話なんか味わってる

豆腐とはんぺんの値段について
蕎麦で口を挟み
鼻で喋る姿

新聞を無言で読む時の
カーディガンの赤

聴いているのは真後ろの
テレビなんだけど

窓の外
古いマーチも少し気になるし

丸文字の品書きに焼酎の刺繍も
在るべくして在るから
目は兎も角
耳は疎かにしない

あぶらの浮いた蕎麦がくる
湯気に山椒で

目を閉じよう

396:名前はいらない
09/03/11 15:23:51 qAtb3lpB
>>393
全て表現の無駄は、表現上の意味、カタルシスを後にもたらす意図的なものなら良いが、
偶然的に生じたものは失敗であるから、推敲段階で削らねばならないのである

空を舞う少年の羽根は
 ↑妙な感じがするのは「空を舞う」が「少年」にかかるようにも「羽根」にかかるようにも読めるからである
 助詞による文章構成は十全でないが、「舞う」という動詞の選択自体にも問題が有る
 語彙不足
純白で穢れなく
 ↑重複
天地がひっくりかえりでもしないかぎり
 ↑「ひっくりかえり」はここまでの空気から出てきて自然な表現でない
罠にかかることはあるまいて
 ↑「あるまいて」は推量、話し言葉なのでこの状況では誤用
 

ですが
ゆめゆめ
油断なされますな
 ↑最初二行で「純白で」…形容動詞の変化が丁寧表現になっていない
 これに反するので敬語を持ち出すのは奇妙
 話者を変えたとしても不自然すぎる


あとはメンドクセ
日本語勉強しろ→評価はE
全体としてあまりに冗長
日本語作文の初歩的な誤りが多すぎ
真面目に読んではいないが真面目に読む価値は無いと判断した
文句が有るなら「語るスレ」で聞くが再評価申請した方が早いかもしれない

397:名前はいらない
09/03/11 16:04:28 aAL4GaAZ
>>386
汚れっちまった悲しみに

398:名前はいらない
09/03/11 16:16:32 HErO6Bfq
人を食えば良い
彼は言った

私の中の泥はどうすればよいでしょうか
君は聞いてばかりだな
少しは自分で考えたまえ
彼はまた別の集団へと向かった
私は腹を裂いた

泥をすべて掻き出してから
私は自分の体を点検した
今まで泥に満ちていた箇所を指でなぞる
からっぽがあった
ヌルヌルとしたり
カラカラとしたり
どちらかだったが痛みは感じなかった

399:Dの嘱託
09/03/11 18:42:46 PI15j1mz
>>390 D+
ぜんぜん悪くない。だが大してよくもない。
オリジナリティの欠乏。とはいえ礎はしっかりしてる。
けどなあ。1節の「それはすべて夢」まで密度が濃く、叙述しきれてない。
「空を切った」「子供達の虫」など理解に悩む表現も頷けない。
しかも意義としては「夢」であるから、実際には理解する必要もない。
「あ、なんだ別に意味ないんだ」じゃなく「読まなくてよかった」になる。
この構成ならしっかり読ませて且つ裏切ることが重要じゃないかな。
とくに欠点もない。あとは精度を高めるだけだろうな。

>>393 D
おおまかには>>396に同じだ。
2節の敬語が変に浮ついてる。誰に話しかけてるのかがわからん。
改行について。最後の2行、どちらを際立たせたいのかをはっきりとするべし。
おそらくは「身をひそめ」を強調したいんだろうけど、
「夜露に~」が同様の強調をされているから、同列にされて強調自体が薄れる。
あと結構「ディナー」っつう単語に違和感。カタカナだからだろうな。

>>395 C
大阪人は待たされるのを嫌うと云うが、こういう時の楽しみ方はいいな。
なんか余裕あるよ。大人って感じ。本当はこういうヤツにこそ酷評したいんだけどな。
惜しむらくは2節の2、3行。物理景観に頼ると悩むな。とくに2行。
ここは云わんとすることがわからなんだ。まあ俺の読解力の問題かもな。
大正ぐらいの私小説にありそうだ。もう少し重みがあってもいいかも。

>>398 D+
気軽にヤれる体のいい女の詩か?
とくに悪くない。俺の理解が正しければ。
けどこの詩は言語的だな。主張を表す言葉のための詩、っつう風に。
美醜どちらもない感じ。宇宙空間にこの人物がいても差し障りないような。

400:かさ
09/03/11 21:15:43 Fq3HUPax
「吐く」

ドロドロと嗚咽と吐瀉を繰り返します
お腹が苦しいです
心も苦しいです

感情を吐きたいです
気持ちを無くしたいです
吐かせて下さい
この気持ち全部

401:ぎんぺい
09/03/11 22:31:50 aPmVVkoy
「腹黒水晶」


磨き抜かれし円み帯び
照り深く吸い込まれる黒

時として強き光線を浴び
縦に一本、鋭き虹を作る

どの宝石にも
気劣る事も無い

しかし、実像を持たぬ
虚像の刹那さ

パリンと音を立て
放射状に砕け散る

無限の欠片は腐った心に突き刺さり
血は滲み、おろおろと涙を流す

痛みに打ち勝ち、己の眼球に
本物の光、宿りし時

道を照らし、明日が拓く
そう、永久の虹を歩く

402:あおたん
09/03/11 22:34:04 gt7u1TxH
『夏の前進』


―真昼の海は眩しく光り
むこうの山は透きとおる
ひらけた場所に立てば
夏はどこまでも澄んでいて
自分さえ清くなる
汗もどんどんと出てきて
変われるような気が起こる―

夏の鉄の隙間から
健気に
つつましく咲く花よ
その力をどうか下さい
これから前進する為に
その無鉄砲の力が要るのです
ぼくは
代わりにビー玉を
あなたに全てあげます
陽のあたるところに転がせば
反射したり浸透したり
ぼくの幼い思い出が
詰まっていますから

403:名前はいらない
09/03/12 00:09:13 JnNd+W9b
少年の羽根は 無垢である
無垢であるがゆえに
他の何物にも縛られず
いかなる謀略をもってしても
その純白に土をつけることはきっとできまい
きっと

きっとできまい だが少年
お前は片時も
エデンの蛇の吐く甘い言葉に
競馬場の砂のように埃っぽい 静かに沸き立つ感情に
あの老婆が
見せる嘲笑と挑発に
気を許してはならぬぞ
その純白に色を付けうる何もかもに お前はけして気を許してはならぬぞ

ひとたび刃にかけられたならば
骨の髄まで食い干され
一しずくの涙も
そこに残りはしない
残りはしないのだ 気をつけるがいい!
もしも何かが奇跡を呼んで
その場は一旦逃れたとしても
汚れちまったお前の羽根に
もう祝福は無いのだからな

私の話を疑うならば
見るがいい
ほら
夜露が光らせたあの糸を見るがいい
深い森の中にちらり 瞬間光った糸を
その糸の傍らで
紫色の靄に包まれて
眼はぎらぎらと紅色だ
胸を音もなくときめかせ
ひっそりと
今 まさに今この時だって眠ることなく
他の誰でもないお前を待ち構えているあの
あの毒蜘蛛に刮目せよ!

そして
そして私の歴史を見よ
背中を見よ
広い背中に二つ
醜く 瘤のような
私の翼のもぎ取られた跡を

かつて私もお前たちのように
いや
お前たちより高く
自由に
空を飛んだ


404:名前はいらない
09/03/12 01:05:01 o0hbhmcD
「蟻」

錆びた僕は錆びた街を見下ろし
眼下の仲間たちを羨みます
彼らは働く蟻のように 隊列を組んでいます

僕は僕が言うほど僕を上手くこなせずに
僕は僕を誰かに僕と認めて欲しかったんだ

だからこその挫折感なんだ
文字列からの脱落 脱却
自由を噛み締めた 噛み締めた そして
飽きた 慣れた あーあ もう
構ってくれる人も居なくなった
働き蟻はこっちを見てくれない

ねえ 今脚をもいだよ
僕も運んでくれないか
どこへでもいいよ
ひとりは嫌だ 嫌だ
褒めてほしい 褒めてほしい
良くやったねって 偉いなって
僕は僕だって

すかした態度で斜めでカッコいいって
否定してみてから考えて
子供っぽさを嫌って迫害して
ワガママを忘れてないかい



405:名前はいらない
09/03/12 01:21:27 msCGr0/F
「カーテンから見える月」
何もかもを失ったような気がする
全て答えなんて無いのに
やり遂げた後を悔いてみる
確かにできたはずなのに
嬉しさがこみ上げない

昔を思い出してみる
別の自分がそこにいる
虚しさで肩が寒くなる
誰かに抱きしめて欲しくなる

何が欲しい
何が欲しいんだろう
月が眩しい

406:名前はいらない
09/03/12 02:03:02 lfWfUB0f
「目印」


わかりやすい結び目を
全てほどいて
おとぎ話のからくりを
さあ吐き出して

忘れられていくのだろう
それまでの存在だと
思えるのだろう
あなたに小さな目印さえも
私は残せなかった

ままごとは終しまい
部屋の匂いが生々しい
記憶から消えてしまえ

忘れられていくのだろう
それまでの存在だと
笑えるのだろう
私に小さな目印さえも
あなたは残さなかった


407:ワインの余韻 ◆aquaf94Kp.
09/03/12 02:38:56 iJZYj480

どうも、このスレは冬になるとレスが減少する傾向にあるようだ。
冬になると家にいる時間が長くなるもんだからPCに向かう時間も増えると思ったが
実はそうでもないんだな。表現意欲も冬になるとしぼむものらしい。

さて、ごく少数の人は僕の存在を知っているかもしれないが、
主においらはこのスレの評価人やってました。
100近くの作品を評価したが苦情は1件に留まり、おいらのそつのない仕事を
恨むばかりだ。
心を揺さぶる力の不足を知り、評価は半永久的にやめることにした。

以下、おいらはただの詩人に戻るが、一つだけ。
おいらに私情を持つ人が評価しないことを祈ります。
私情は客観的な眼を発揮する時に、砂塵のようになって邪魔してくるからね。

408:ワインの余韻 ◆aquaf94Kp.
09/03/12 02:44:45 iJZYj480

 『パーティー』

 ―嗚呼

 ―最期の 桜達が さも華やかに 散り消えて・・・

 
 宴も終わりだ

 虚飾のスポットライトも

 夢見るハープの音も

 秩序に響く 歓声も
 
 聖なる静寂の 涙も

 ―嗚呼

 パーティーは 華麗に隠す

 生々しい 体臭も

 べたついた 卑劣さも

 宴の終わった 薄暗い部屋の

 卑しい残飯と 醜い余臭

 皺枯れた桜の惨めさも

 夢が 恋が 幻想が

 長く 美しく忘れさせ 飾ってくれる

409:名前はいらない
09/03/12 05:28:06 JnNd+W9b
>>404
中二臭い
バンプオブチキン好き?
比喩、表現が(それを君が自分で一から作り上げたと思っていたとしても)型通りでつまらない
「脚をもいだよ」のくだりに僅かに独創性を見た
しかし劇的に生かすことはできていない
そこまでの流れも悪すぎる

全体としては詩以前
しかし評価するポイントが有ったのでE+とする

410:名前はいらない
09/03/12 05:28:25 1jWLI9xS
「無味」

誇示する事なく
名乗る身持たず
有りもしない
景色を親子を
繋ぐ哀楽は
甘えや渇きや水蒸気でもいいし

気取る勇気でも必要なら
忘れたがるなら
知らずいるより幾分は
まとも

無心が人を育みなどしないように
それもまた
冬の景色から抜け出さない

振るのは小雪であって
詩のひとかけら
そのキラキラだけで

動き出せ

411:名前はいらない
09/03/12 08:32:58 Ku8xTXef
「希望の希望」

とても苦くて
とても辛くて

はたから見た私は絶望的なのでしょう

しかし私には何でもできるのです

箸を持つことも

自転車を漕ぐことも

悪口を言うことも

音楽を聴くことも

空の青さを知ることも

私はこんな私にまだ可能性を感じているのです


















と、思えたらいいな

ふへへぇ~笑

412:名前はいらない
09/03/12 09:27:54 4xoLw36y
>>407
不安なら違う名前にすればいいじゃん

413:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/03/12 11:14:33 S3zlX4A1
>>408
一言でいうとつまらない。
もっというと途中で読む気失せる。
もっともっというとパーティーは下心であふれてる。
っていうかパーティーによるだろ!!!
フォーマルなのだってファミリーのだって友達どうしのだって宴会だって合コンだってパーティーだ!
とにかくオレにはお前がその鼻唄で何をキザったらしくみんなに伝えてあげようこのボクがみたいに考えてるかわからなかったしわかりたくもないしこういう奴には死んでほしいとすら思う。
お前のコテなんか知らん。粘着もされないようなつまらんコテなんだろ?捨てろ!E!

>>411
情けねーことを自覚してるだけまだマシとかいいたくない。キモい。
世界にひとつだけの花なんて本当に在ったらすごい貴重物になる。お前はただのそのへんのタンポポのうちのひとつだ。
風に乗せてタネ飛ばせるよコンクリートの地面の上にだけどとか
黄色い花咲くんだよとか葉っぱあるんだよとか根が張れるんだよ凄いでしょとか
タンポポコーヒーになれるよとかいって自慢しとけそれで一生過ごすつもりである日ダンプにひかれて潰れろ。
才能ない努力する気もない他人を楽しませたり感動させたりする気もないならそれがお似合いだバカ。D!

414:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/03/12 11:16:35 S3zlX4A1
>>411
あ。あとねー、
ニガくてカラいのがなんで絶望に見えるんだかさぱーりわからんかったよ。

415:ポエム田ポエ子 ◆k7FbTvUf9k
09/03/12 11:47:40 S3zlX4A1
>>410
うっわー…また独り言呟くヤツ出ちゃったよー………。
ほっとこうかなとも思ったけど不覚にも読んじまったからね。批評させていただきます。
>有りもしない
でいっぺん切れてるんだよね?有りもしない机の上のバースデーケーキとか幻覚の話にもって行きたいわけじゃないよね?それともそうなの?
わかりにくいんだよこの独り言坊ちゃまが!!
>それもまた
それって何だよ!探したけど見つかりませんでしたよ!ていうか代名詞嫌い!!!
>振るのは小雪であって
降るじゃないの?てことは小雪って雪のことじゃなくて芸能人のあの小雪?小雪を振るの?お前が?おこがましいわ!!!
>動き出せ
ここだけちょっといい。
ていうかそれって今まで動いてなかったってことだよね。
まぁ独り言ずっと鏡に向かって呟いてただけだもんね。
世界に向かって動き出せとか呟く前にまずあなたが鏡の前から動き出しましょう。
あーキモかった。E!

416:名前はいらない
09/03/12 11:49:40 Ku8xTXef
>>414
そうやって僕の詩を批判することによって、君のストレスが軽減されるんだったら

それはそれでぇ僕は嬉しいよ~

さらにこのレスを批判してあなたのストレスが
またまた軽減されるなら、それもまた嬉しい笑

417:名前はいらない
09/03/12 12:18:56 kSQHg/i6
いや、正直>>413はかなり的を射てると思うけど。
口が悪すぎるがw
とくに
>才能ない努力する気もない他人を楽しませたり感動させたりする気もない
ってとこ。
精進する気があるなら真摯に受け止めるべきでは?

418:雑草 ◆je5cNlouiI
09/03/12 12:25:10 x0VKWm/p
>>335
>>305の評価ありがとうございました。タイトルの付け方も重要なんですね。もっと人の心を動かせる
ような詩を書いていきたいと思います。自分で楽しむことも忘れないようにしたいです。

419:名前はいらない
09/03/12 12:27:03 Ku8xTXef
綺麗事を皮肉る詩なんですけどねぇ…

420:ゴミ
09/03/12 12:44:47 W88ogzGN
未評価>>389

>332 >348 >378 >380 >381-382 
>400 >401 >402 >403 >405

>406

421:名前はいらない
09/03/12 13:32:37 JnNd+W9b
>>411
内容以前にそもそも詩の表現がわかってない
強調とかスピード感とか全く考えずに書いてるでしょう
そんなものは詩じゃねーよ
劇的表現を駆使しないことにはうまくいっても箇条書き

俺のセンスでリライトしたらこうなった
なんか谷川俊太郎が降りてきた

『われは王様』

食事をしたかったら
箸を持つことができる
われは王様
背中が痒かったら
掻くことができる
われは王様

やろうと思えばいつだって
人の頭をハンマーでなぐりぬくことができる
全部をぶち壊しにすることができる
怒れるということ
それが王様

楽しいことがあった時にも
泣くことができる
辛いことがあった時にも
笑うことができる
まずい飯をうまそうに食べることができる
なんでもないことに感動することができる
やろうと思ったらいつだって
人のために死ぬことができる
生きているということ
自由ということ
それが王様
われは王様



まあ皮肉るにしてもこのくらいやってからぶっ壊してくれないと

422:名前はいらない
09/03/12 13:48:06 DvxAN2Vu
緑の葉っぱは黄緑に見える
電線はやけに短く見える
毎日が長く感じる
空を見上げてしまう

わかりましたか?
あなたは春がわかりましたか?

わからないほうがよろしいでしょう
春はいつか過ぎ去り
きっと春を恋い焦がれるでしょうから

423:雑草 ◆je5cNlouiI
09/03/12 13:58:45 x0VKWm/p
>>422
はじめの4行はどんな感覚の変わったとらえ方につながるのか、どんな時を示してくれるのか、
とおもったら、春だからであるという。これでは読者を試しているクイズ番組のようだ。せめて
春に関する語をはじめの方に持ってきて、自分の感覚を素直に述べている方がいい。そして、
変な教訓めいた話に持って行くよりも、春独特の感覚に対する考察や、そこから敷衍される
世界の記述などにつなげていくなど、したほうがおもしろいと思います。D-


424:ワインの余韻 ◆aquaf94Kp.
09/03/12 14:10:23 iJZYj480
>>413
御意。
これからも、評価活動続けるとええよ。
>>417
まあね。

まあ、この詩は比較的好き嫌いが出るな。Dじゃないだけましだ。
そういうことで>>408の再評価を依頼する。

425:ワインの余韻 ◆aquaf94Kp.
09/03/12 14:16:52 iJZYj480
>>413
ちなみに、詩をけなすのは良いが、人格をけなすのはルール違反だから
やめてくんろWWWWW0(^-^)0
おまいのこと訴えたくなっちゃうんだぜ??WWWWWWWWWWWW
WWWWWWWやべWWWWおいら捨て台詞カッコ悪WWWWWWWWWW
じゃーなW

426:Dの嘱託
09/03/12 14:42:48 xnYybl6Y
>>405 D-
これもタイトルを補うための詩だな。
感情ばかりを並べ立てているのに、いくらも叙情的でない。
いわば「僕はふられました。さびしいです。誰か癒して」みたいな
湧き上がる感情を具さに書き記している。
だがその”感情”が陳腐であり、書き記すという能にも長けていないから
また人も生き物も景観も世界も省いてしまっているから陳腐だけが残る。

>>403 D-
長えよ。メル欄もうざい。
競馬場という語があったのでそれに乗じるが、
まるで馬に負けた染みだらけの老人が買った若人に
過去の己の栄光を交えて心中でぐちぐち呟いてるように聞こえる。
信憑性も訴求力もない。従ってただの独り言。

あと最近ダッシュがひとつのヤツ多いから敢えて今云っておくけど
ダッシュは二つが好ましい。なぜか。漢数字の1と見間違うことがないから。
漢数字の1とダッシュ1つを見間違えられてもいい、
それでも反逆したいんだ! っつうならご自由に、です。

>>402 D-
「ぼく」というのはどうやら純真らしい。
その思い出とやらが「花」にとってすら有価だと信じきっている。
己にもそんな日々があったかなどと回顧するには充分である。
そしてこの詩には無鉄砲の力はないが、無根拠の幼さがある。

427:Dの嘱託
09/03/12 14:44:39 xnYybl6Y
>>400
本心を語ると、あんまり御前様の詩は読みたくない。
作者本人のための詩ではあっても、読者のための詩では決してないから。
詩という形式の吐露は、ただの吐瀉でいいというものではない。
その吐瀉物を以てして、それを見た者が吐瀉した者の感情を類推し、
己を回顧したり、浮世を憂えたり、幸福を噛み締めたりする。
この詩は作者が自分の心情を語る上では至上のものだが、
それは「吐露」自体に意味があるのであって、
その吐瀉物を他人が見ることには一切の価値がない。
むしろその吐瀉物を見ること、その後に御前様になにがしかの目線を配ること、
それ自体に御前様に価値があるというだけに過ぎない。E-

>>421
自分で自分の詩をすでに価値あるものと勝手に見込んでいるので
俺が、評価するような詩でもないですね。
お暇なら>>1でもお読み下さいませ。
他者の詩を揶揄して己の詩とするか、それでも他者の詩とするか、
その辺りの判断はそちら様に譲らせていただきます。


428:Dの嘱託
09/03/12 14:57:52 xnYybl6Y
>>408 D
迂遠だ。しっかりとテーマを記述しているのに、迂遠だ。
同列が多い。名詞が羅列してあるのは硬質だ。
そして「嗚呼」という感嘆は使い所が大事だと知るべし。
ああ、ああ煩いのは「私嘆いてます」と云いたがるヤツばかりだ。
桜でなければ、欧風の情緒も感じられたが、
和洋どちらともつかない印象が強い。

429:ワインの余韻 ◆aquaf94Kp.
09/03/12 15:18:46 eGWjMY60
>>428
㌧。自分の詩の弱点が見えたぞい。DはEより痛いぞいw。

430:潜水服
09/03/12 15:33:00 Kii2Kn+C
『飽和するユーレイ』

増えてる透明化
違いのないそのメイクアップ
不快なんだその目が
ユーレイみたいなんだ

面白みに欠けた同一色
不満なんだ極彩色
嫌いなんだその手が
ユーレイみたいなんだ

自分の世界を無くして徘徊するユーレイみたいなんだ

431:ワインの余韻 ◆aquaf94Kp.
09/03/12 15:39:11 eGWjMY60
よし。ここらでれすを返していこう。

>>412
それはできんわwww。今まで慣れ親しんだコテだからなwww。
だってよー、インで韻を踏んでるんですぜwwwwww
評価人時代は流石に自分の詩をこのコテで投稿すると
「こいつの詩はあの評価人の詩かよ…」みたいな私情が入ってしまうから
「シュールなる絵画」とかいう捨てコテで作品を投下し、B+~E-まで
満遍なく評価をもらってきた。
でも今はわざわざ違うコテで投稿する理由がないんんだぞい(^^)。

よって、これよりわらわは多大なる作品群を投稿することを開始しますぞい!!!!!!(≧▽≦)
始まりを告げる黄金の鐘は遥かなる大地に響き、
祝祭の紅い炎は暗欝たる夜空まで轟き焼き焦がし、
母なる泉は、遍く喜びに満ち、陽の光に導かれるように溢れ満たされるだろう!!!!!!!
やっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい(≧ω≦)♪♪♪♪



432:ワインの余韻 ◆aquaf94Kp.
09/03/12 15:55:46 eGWjMY60

 『即興作品-春のような絵画-』

 始原の大いなる鐘が春の到来を予感し
 瓦礫のように崩れ消えゆく冬
 バイオリンの調べがうららかなそよ風にのって
 響く春の音 洗われる大いなる視界
 
 楽園の紅き葡萄畑
 流れゆくそれらは
 樽からこぼれおちるように
 恍惚とした液体となり 濁流のまま白いポプラを運びゆく

 この退屈な 油絵のような春の絵画
 ノスタルジーに始まりを託す この生暖かさに





見て…!

この紅色が 池のような

葡萄畑…

葡萄達が やがて 樽から 流れ…

それは よどみない 流れとなって……ほら。

白くふんわりした ポプラを 美しく…


連れていくんだ……


そう、この永遠の 春の 中で

みつばちが いつまでも 遊ぶように


一緒に……



ああ…

いつまでも…


433:ワインの余韻 ◆aquaf94Kp.
09/03/12 15:57:57 eGWjMY60
>>432
ごめん、下書きが混じったwwwwE-
こっちが本物。>>432は既に自分で評価付けたから連投扱いにしないでくんろww


 
 『即興作品-春のような絵画-』

 始原の大いなる鐘が春の到来を予感し
 瓦礫のように崩れ消えゆく冬
 バイオリンの調べがうららかなそよ風にのって
 響く春の音 洗われる大いなる視界
 
 楽園の紅き葡萄畑
 流れゆくそれらは
 樽からこぼれおちるように
 恍惚とした液体となり 濁流のまま白いポプラを運びゆく

 この退屈な 油絵のような春の絵画
 ノスタルジーに始まりを託す この生暖かさに




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