君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.77] at POEM
君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.77] - 暇つぶし2ch810:ヤタロク
08/12/30 07:48:29 5PsPcCbq
「銀色トランシーバー」

ガガピー そちらお元気ですか
ガガピー こちら真夜中なんです
ガガピー そちら幸せですか
ガガピー こちら夜明けはまだです

月の裏側を越えて 会いに行きたいな
小さなトランシーバー 僕らを繋げて


ガガピー そちらお元気ですか
ガガピー こちら大変なんです
ガガピー そちら幸せですか
ガガピー こちら不景気なんです

扉の向こう側へ行った あなたに会いたい
銀色トランシーバー 僕らを繋げて




いつまでもこうしていたいけれど
僕はいかなきゃ 僕はいかなきゃ
煙になった世界の人
僕はいかなきゃ さよならありがとう

ガガピー そちらお元気ですか
ガガピー こちら真夜中なんです
ガガピー そちら幸せですか
ガガピー こちら夜明けはまだです


月の裏側を越えて 会いに行きたいな
小さなトランシーバー 僕らを繋げて
小さな小さなトランシーバー 僕を繋げて


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一発ネタ

811:名前はいらない
08/12/30 08:35:56 5uwU9qct
「死ぬ前」

いつだか読んだ詩、うろ覚えだけど
「小さな男が小さな部屋で小さなことばかり考えて・・・・・・」
そんで「だけど」と続いて何か一個だけ大きなものが
あったという展開。何が大きかったんだろう
今のオレに似てると思ったんだ
オレはもうすぐ死ぬと思ってる。事実そうだからね
「もうすぐ死ぬ男がもうすぐ死ぬものがいるべき部屋で
もうすぐ死ぬことばかり考えて・・・」そして「だけど」と
続けたいけど、どうにも思いつかないんだな

と、病室のベッドの上で語る彼
傍らに座る彼女はそれを聞きながら
カップラーメンができあがるのを待ってもいたのでした

翌日も、時間が止まったように同じポジションで
窓の中にいる2人
いながら、昨日の話を覚えているかと彼
ラーメンがのびちゃったときの話ねと彼女
「思い出は生き続ける」でいいんじゃない?
いやでも、それは当たり前じゃない?
「だけど」なんて言うまでも無く

ところでこの男は本当にもうすぐ死ぬんだよ
なのに毎日通う彼女にこんなとりとめのない
ことばかり、これでいいのかと皆思うよ
昨日のあいつも、窓の外から見ている僕も
2人が何を思っているのか、勝手に叙述することは
できないな。小説みたいに、勝手に描写は
できないよ

812:名前はいらない
08/12/30 08:54:21 ioBEnca4

「発想の衝撃」

ある朝、起きても自分の体が動かないんだ

俺は身体の外にいて

宙を漂っているのかもしれない

フとした瞬間に勝手にギターが奏でるんだ

三弦と四弦の間には広大な世界があって

心臓の音が

黒い血液と伴って

脳に直撃する

俺は思う

こういう時に死が訪れるのかなぁ

時間が逆再生されたように

俺は生まれて死んで

その瞬間だけの子供になる

もう一回ギターが鳴った

今、僕の地球は左回りなんだ


813:名前はいらない
08/12/30 09:09:05 8ntkqDwp
>>798 二人の関係がぎこちない状態です、ということをまわりくどく、わかりにくく
言っているだけ。もっと濃縮して、もっとエピソードをもりこんで。 D

>>796 さぼりすぎ。茶番がなんなのかさっぱり分からない。 D-


814:名前はいらない
08/12/30 09:51:31 pBbZbnph
詩にしようとすると
ああなってしまう
どうあっても
信じるといったら信じる
今は絶対支えてあげたい
遠くからでも
できる限りは
これまで失ったら
すべて意味がなくなる
今までの意味が
まだ先があることを
先があることを
考えようよ

815: ◆U1xwubP52M
08/12/30 10:10:22 fvzVkIal
>>797さん
評価ありがとうございます。
自己満足は、納得してしまいました。精進します!


816:名前はいらない
08/12/30 11:08:11 MCaltisl
時の流れる川の中
船に乗ろうが泳ごうが
流れに身を任せれば
どこかにたどり着く
ぼろぼろ船は
沈んだけど
まだ僕らは浮いている
どうせ流れなきゃならないなら
手を取り合っていこうよ
行く先は分からないけど
何かがある予感
今まで見た景色が語ってる


817:名前はいらない
08/12/30 12:03:09 k5kGl/3K
「勝手にやればいい」

目覚め不良
枕元に置いた必要なタバコを吸いながら
ゆらゆらと面影を辿っている


閉めきったカーテンのおかげでまだ真っ暗
30センチだけ照らすの電気スタンドを付ける
俺にとってはそんなもんだと思ってたんだけど


君と話すことに躊躇いはなかった
君と遊ぶことに嘘はなかった
なんて、自分を煙に巻くようで気分が浮かない


きれいに四角いシャツ
萎れてたはずのジャケット
そんな関係じゃないだろ


残った指紋を拭き取るように
グラスは元の位置に収まっている
ご馳走様な気分だったはずなんだけどね


グシャグシャになったシーツとゴミ箱から滲む残り香が落ち着きを遠ざける
必要なタバコをまた吸い込む
「それはないだろ…」

退屈しのぎは間違いじゃなかった
だけど、面倒にも間違いない
俺が俺に嘘をつきたがってる


勝手にやればいいさ

818:Sunset#
08/12/30 12:45:03 Bv4x8ny1
{

819:Sunset ◆1AmlxOQjnI
08/12/30 13:09:50 Bv4x8ny1
いろいろとみすっちまった・・・

「ライ麦畑で照らされて」

そろそろ起きよう
もう朝だ
8時には約束通り
ライ麦畑に出かけよう

おなかがへったらいつでもいってよ
トーストとコーヒーがあるよ
笑いながらランチを食べよう
ベーコン&エッグズは持ってきてないな

インスピレーションが働かなくても
とりあえず体を動かして
くたくたになってから
僕たちの顔は変わっていく

ライ麦畑はさらに黄金色に

燦然と輝く洛陽よ
そこの子供たちを照らせ
燦然と輝く洛陽よ
木も生えない崖を照らせ
燦然と輝く洛陽よ
拾われない落ち穂まで照らせ
燦然と輝く洛陽よ
しゃがみ続けるキャッチャーまで照らせ

完全に日が落ちてから僕は帰れるんだ
燦然と輝く洛陽よ
しゃがんでいるキャッチャーまで照らせ

820:名前はいらない
08/12/30 14:05:53 twR2i3JJ
798の評価ありがとうございます。
伝えたい事はまさにそれなんですが、
もっと表現を工夫したほうがよいですね。

821:名前はいらない
08/12/30 14:10:52 iHbqjYx8
「甘き死」


(甘き死来たりて、)

消える心が
記憶をみつけた
消える熱が
追憶をみつけた

落、

冷たい恍惚は
ささやかな光を湛えて
青ざめる踝に
口づけを落とす

寂、

細い君の体を
掻き抱いて慟哭
声無き嗚咽の雨が
ざあざあ、ざあざあと
睦言を囁いていく

(それはとても、密やかなこと)

白い手が溺れて
二人で沈んでいく
暖かな夜に抱かれ
ただ、静かに

涙、

(そっと、鼓動をとめた)


-------
評価お願い致します


822:名前はいらない
08/12/30 16:15:42 wt408Nok
unlimited

地の底に落ちたって
そこが限界なのか
地の底の裏側には
煮えたぎってる何かが
何かがきっと蠢いて
そいつを感じて
放さないでくれ
このハンマーが
地面を叩き割る
ひびいった限界の先から迸る
ちからの群れが
突き破ってあふれだした
立ちのぼる炎
立ちのぼる炎
立ちのぼる炎

823:  ◆UnderDv67M
08/12/30 18:48:21 l0EsO0Yw
今490kbだからあと10レス弱くらいでこのスレには書き込めなくなるよ
出来れば評価人様用に残しておいて欲しい気もするけど。ご自由に

君のセンス五段階+αで評価するよ[vol.78]
スレリンク(poem板)l50

824:ヤタロク
08/12/30 18:48:23 5PsPcCbq
「The Little Boy's Comet」

転がったパラダイス 道草押しのけて
土手を下って行く “旅に出かけるのだ”
理由はカンタンだ 自由を求めたのだ
あとは少しだけ 母親がキライで

ワンツースリーのジャンピング
スリップしたならアスファルト
擦りむいた右膝
知らないフリしていたら消えた

大きく息を吸い
世界に飛び込んだ

少年は少し コトバに好かれてて
自分は少年だと 理解が出来ない
「日常の果てに何があるのだろう」
少年は思い 少年は走る

ワンツースリーでビギニング
フィニッシュするまで帰らない
壊れたコンパス
上も下も全部未来指す

世界の中に
答えはあるかい

夢が覚めないなら
出来ないことなんてない



825:名前はいらない
08/12/30 19:36:21 2+0dkCLX
空に浮かんだ黄色目真珠
誰かの指にはまってた

いまは闇夜の黒真珠
周りも闇で見えやしない

それでもうっすら滲むのは
くすんだ銀の円い刃

流れる滴を打ち払い
黒のカーテン切り裂けば

空に浮かんだ透明真珠
誰かの指にはまってる



826:名前はいらない
08/12/30 22:33:23 OjFClV/7
>807様
>800です。思いもしなかったほど素敵な評価をくださりありがとうございました!精進いたします!

827:名前はいらない
08/12/31 00:00:04 2CPwYY0H
「しなの」

こんな感じてこれ以上
あなたの望むものを
うまく表せそうにない
言葉にはならなかったけど
何度かあきらめようとしたけど
ずっとこうして来たのが
あなたとのつながり
あなたへの愛
それがあったことを
本当にあったことを
信じて
今もあることを

あなたの愛情
早く返さなくて
うまく返せなくて
ごめんなさい
いつも最後は
誤るばかり
謝るばかり

かかわってはだめな時
やっぱりあるのかな
また離れてしまうけど
この先あなたが大丈夫なことは
なぜか分かってる
春風が吹く季節には
きっと

つながりのことは
お任せします
お体大事に
お達者で

828:801
08/12/31 00:06:48 Ky9yemQv
>>806
評価ありがとうございました。

再評価お願いします。

829:名前はいらない
08/12/31 00:36:49 Oa6RUWda
[無題]
ふるふるふる~ふぅー
存在しないドラムが存在しないリズムを刻み
ハーモニーはおそらくは青空の向こう側
君のいる時の果て セピアの発散
歌は続き
歌は続き
絶望と希望と永遠と刹那とが畳み込まれ
今ここに私がいることへと収束している

830:名前はいらない
08/12/31 00:40:23 SWurYHZX

「手紙」


気づかぬ間に
降り積もった夢のかけら
縫い合わせてみれば

いつか君に語った道しるべ

苦し紛れにノートに
書いた二つの景色

一つは今、僕の絵の背景に...

届かぬ想いに空は晴れ
あの日零した涙は彩る
今、胸を張り君に言う言葉
僕は変われた...


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