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「the lake in the girl」
夕暮れがなくなって 湖は夜になった
月の影を見つめてる 私だけが人でした
知りたくても だれもこたえない
お母さまも とけてしまって
あなたみたいな さみしい人を
求めていたのかもしれない
お母さまは良い人で お父さまは悪い人
私はどうでもよい人 あなたはどんな人かしら
まっくらやみのまんなかで 湖が生きてます
月の影もとけちゃって 私だけがものでした
つまらなくて なきたくなって
家があった 場所を見て
ためいきついて さみしくなって
悪い人を うらんだの
お母さまは白兎 お父さまはまちばりで
私は空のおほしさま あなたはどんな人かしら
まけてしまった人々はみな
夜や人にとかされていった
私もきっと兎さんなのよ
さみしくなってとけてゆく
湖に 湖に とけてゆく
そして全てがいなくなり 湖だけがありかました
その湖はすこしだけ 私のような人でした